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終の棲家 ataste of life https://fugaku2.blog.fc2.com/

団塊親父の終の棲家。 課題は2階にとったリスニングルーム

気力・体力的にも最後のチャンスと、ヘーベルハウスによる家の建て替え記録日誌として出発しました。現在は「JR全線完乗」を終え、鉄道旅行や写真等の新しい趣味を加えて、日々の出来事を書き綴るブログと化しています。 since 2006.9.4

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2006/09/19

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  • RAYは永久不滅

    ろそろ頃合いかなとwin10をwin11にアップデートしてみた。特にトラブルも無くスムースに終わった。画面におおきな差がないので楽チンと思ったが、操作するスイッチの場所がごっそり入れ替わっている。やれやれ。アイコンが出ているRAYをクリックしてみたら、あっさりと動いた。紛れもないPC98のサウンドだ。CPUに余裕があるのかノイズの無いスッキリとした力強い音だった。まだまだいけるぞ。...

  • 北川景子のメイク

    ファーストラヴという日本映画をテレビで観た.。北川景子が出ていたからだ。大河ドラマ「どうする家康」でのお市の方と淀君役は壮絶な美女だった。映画はサスペンスフルで面白かったが、北川景子は「普通」の女優だった。するとあれはメイクの効果か。偶々同じ映画を録ってみていたカミさんも同じ意見だった。...

  • 今年の確定申告

    今年もシーズンが近くなってきた。国税庁の確定申告コーナーはデザインがこれまでと違っているので、戸惑う。入力事項は同じなので、こんな所に金をかけなくともいいのに。マイナンバーの入力を間違うと注意される。氏名と住所を先に入力しているからリストでチェックするのか。という事は、こちらからの入力は読み取られている。下手に下書きを造っていると、後で調査が入ったりして・・・・。因みに、推奨環境はWINDOWS10と11だ...

  • 又もや倒れる

    先月末に病院のエスカレーターで倒れて頭を5針縫う怪我をした。今日はお寺さんの月参りで、終わってからいつのようにシビレを直しつつ玄関へ向かおうしたら、隣室との境で倒れて壁にしこたま頭をぶつけた。こぶだけで血は出ていない。家の中でも時々倒れるが起立性低血圧が原因のようで、立ち上がった時に急に血圧が低下して周りが見えなくなって平衡感覚を失う。血圧が姿勢によって変化する。座って計ると平均で100位、寝ると140...

  • 今年の正月に思う事

    元日に能登半島地震 二日に羽田空港で飛行機の衝突事故と、お正月番組は吹っ飛んでしまった。こちとらの正月といえば、腎臓病の食事制限で、お雑煮一杯焼き鯛の身40gという「おせち」の味気無いものだった。そういえば、年賀状のやり取りも減り、正月の平常日化が更に進んでいるように感じる。...

  • 病院のエスカレータ倒れる倒れる

    左目が黄斑浮腫で、注射からレーザーに変わったのだがその日は経過監査で何も無かった、ところが帰りに下りのエスカレーターの最後のステップで、視界に輪郭が無くなり方向感覚がなくなって気がつくとステップで頭を打って倒れていた。「丁度」病院内だったので手早く車いすが来て処置ベットまで運ばれた。頭に手をやると血がべっとりと付いてくる。瘤だけではない。「やばいな」と思ったら5針縫うという。外へ血が出ているから大...

  • 風呂の湯は外気が低い程熱く感じる

    ここ数日寒い日が続くので浴室暖房をいれたら、湯が熱くて入れない程に感じた。湯船の方は温度を変えていないのだが。寒い日のほうが浴室と湯船の温度差が大きくて、熱く感じると思われるのだが。人間は浴室プラス湯の温度で感じているのだろうか?...

  • 血圧が200になった

    11時頃お寺さんが来て、御経をあげてもらった。終わって正座から立とうとするがなかなか立てない。シビレがきたのかと思ったが、そうでもない。頭の中がクラクラして立てない。起立性低血圧か?椅子に座って暫く休むと立って歩けるようになった。自室のベッドに寝て血圧をはかると205になっていた。起立して計ったら135だった。起立性低血圧ならもっと下がるはずだ。20分程して計ったら、寝て150、起立姿勢で75まで下がった。立とう...

  • 桜の紅葉

    毎春桜を撮りに行く遊歩道へ桜の紅葉を撮りに行ったのだが既に落ち葉になってしまっていた。桜は咲く期間も短いが紅葉の期間も短かった。...

  • 教師に一杯食わされた話

    あいつが高校の頃だからもう20年以上前の話になる。3者面談に家内の代わりに行った。いきなり「お父さん、社会科の勉強は大切ですね」ときた。こちらも一般的な話として肯定した。そしたらあいつに向かって「ほらお父さんもそう言ってはるやろ。頑張らないかん」と言った。その帰りあいつの機嫌が悪く一緒に帰らないと言い出した。その時理由が分からなかってとまどったが、後になって気がついた。私の時、国立大学入試で社会は理...

  • 舞踏会の手帳

    湖畔に建つ豪華な城館にすむクリスティーヌは未亡人で子供も居ない。空虚な日々を送っていたが、20年前の舞踏会の芳名帳を見つけて、一人一人に会いに行く事を思いつく。最初の男は既に亡くなっていたが。妻の記憶は16年前、子供が亡くなった日で止まっていた。3番目の男は健在だったが、山岳パトロール隊員で彼女より山を優先した。その後も自分の女中と結婚する町長、堕胎医、調子の良い理髪屋等、彼女の幻滅は増すばかりだった...

  • 断捨離事始め~映画の友、スクリーン

    慢性腎臓病で寿命は見えてきた。読まない本、聴かないCD、見ないVTR、BDを棄てようと思いたった。手始めに本から始めた。1000冊以上処分したがまだまだ出てくる。遂にこんなものまで。今は亡き映画雑誌の「映画の友」と「スクリーン」を合本製本したものだ。3本立ての映画館を梯子して観歩いていた、懐かしい青春時代の遺物だ。バラバラとめくるとアラん・ドロン、カリーヌ・ドヌーブ、ジュリアーノ・ジェンマ等のグラビアが次々...

  • レン・デイトン作 世界最長のスパイ小説

    レン・デイトンのトリブル三部昨、全9巻 11冊を再読した。1)べルリン・ゲーム2)メキシコ・マッチ(上)(下)3)ロンドン・マッチ(上)(下)4)スパイ・フック5)スパイ・ライン6)スパイ・シンカー7)信義8)希望9)慈愛光文社文庫から1985年~1999年にかけて翻訳が出版された世界最長のスパイ小説。ドイツが東西に分断され、ベルリンの壁が存在する冷戦下がバックグラウンドになっている。1)べルリン・ゲームでは「ブラームス4」と呼ばれる潜...

  • 今年のサルスベリ

    7月半ばも過ぎたというのに、蝉は鳴いても、サルスベリの花が咲かない。神社の夏祭りの山車も通り過ぎていった。百日紅と書くから7月~9月いっぱい咲くはずだ。もっとも夏風邪にやられて何日も部屋から出ていない。木を見ているのではなく、家人の話だが。写真も割愛します。...

  • 新作 3泊4日 「ローカル路線バス乗り継ぎの旅W」

    久しぶりに3泊4日の本家ローカル路線バス乗り継ぎの旅が返ってくる。ただし出演は赤江珠緒、三船美佳、高城れにの女性3人。WはWOMANの意味だろう。「魔の3日目」なんて台詞がまた聞けるか。7/22放送予定だが、土曜スペシャル枠なので大阪、京都、兵庫地方では観られない。リアルタイム配信で観るしか無い。...

  • フレイルになってしまう

    自作真空管アンプを壊して、回復の見通しがたたない。ハラワタを広げたままにしてある。それをきっかけにして段々とリスニングルームに入りにくくなり、CDやLPを聴かなくなって来た。時間をもてあまして、しょうことなしにテレビを観るが、当然おもしろいプログラムは少ない。本を読もうしても、活字の上を眼が走らない。数ページで投げ出してしまう。苦痛だがベットに寝転んでいるだけという時間が増えてきた。「5000枚のCD、LPを...

  • マイナカード~自撮り写真では顔認証不可?

    漸くマイナカードを手にしたと思ったら、ネットで「自撮りで左右反転した写真を送ったが、問題ないか」という問いがあった。即座に「顔認識に通らないと」の答えが出ていた。自分もスマホで自撮りの写真を添付している。普通のカメラでちゃんと撮るべきだったか。印刷した画像と取得したばかりのマイナカードを持参して、1000円出して再発行して貰わねばならないのかと焦った。自撮り映像では髪は右で分けているのが、撮影すると左...

  • 赤い霊柩車

    CS放送のチャンネルNECOとBSフジで「赤い霊柩車」を再放送している。山村美紗の原作で1992年から2023年まで32年間に39作造られた、息の長い2時間スペシャルドラマシリーズだった。主演は葬儀会社社長役で片平なぎさ、その番頭役に大村昆、恋人に神田正輝、狩矢警部に若林豪、それに山村美紗と西村京太郎原作ものに付きもの山村紅葉が毎回出演している。タイトルバックに赤い霊柩車が走り、ドラマの途中に葬式があって、今は見かけ...

  • 透析まで

    先週の同窓会に透析を理由に欠席したのが一人いた。5年前には出席していたので、それ以降透析になったのだろう。今の状態でも生活に相当規制がかかっている。成分の判っていない食べ物では食事の管理が出来ないので外食はできない。(同窓会での会食は、一食ぐらいならと医者の許可を貰った。.後で計算タンパクかタンパクが少しオーバーしカロリーが不足していた。)外食が出来ないので、旅には出られない。家での食事も何時も決った...

  • うめきた線初乗線

    昨日、京都で大学の工学部合成化学科の同窓会があった。連絡の付かない者、都合の付かない者数名を除いて20名が集まった。出席率は相当高い。特急「はるか」に天王寺から乗った。これで終点京都まで乗り換えずに行ける。西九条でホームの無い外側の線路へ入る。野田を過ぎるとだんだん環状線の線路から下がってくる。福島では高架を降りて道路と平面交差になる。ここまでは以前のルートと同じ。踏切を過ぎると更に路面は下がり地下...

  • 腎臓病で寿司1人前を食べたら

    久しぶりに寿司が食べたくなった。いつもは市場の中の寿司屋でテイクアウトするのだが、今回は「銀の皿」の宅配にした。ネタも斜里も市場の中の寿司屋の物より大きい。何時ものようにネタとシャリを別々に計量して一個毎に栄養成分を計算した。寿司だけでタンパク質が32g、エネルギーは530カロリーだった。寿司はダイエット食だった。タンパク質はこれだけで一日量に近い。朝、夕はデンプンを混入して小麦の利用を減らした特殊麺を...

  • タクシー料金値上げ

    先月31に値上げされたが、マスコミは5.5割(5000円以上5割引)が無くなったことを中心に報道していた。それ以外の事は先日、整体に行ったときに知った。初乗りを超えた料金がこれまての80円刻みから100円刻みになった。更に100円で行ける距離も260mに減っている。いつもならば3000円でいける所がメーターが34000円になっていた。降りようとすると+200円追加。これまで100円の「go」配車料金も200円に値上げ。結局3000円→3600円で実質...

  • ベートーヴェン 弦楽四重奏曲全集(2)東京カルテット

    2005~2008年デジタル録音東京カルテット2度目のベートーヴェン弦楽四重奏曲全集。作品18の6曲は初出時には通常CDだったのでパス。第7番(ラズモフスキー第1番)から第16番は大フーガを含めてSACDだった。サラウンドで聴くと非常に美しい音色と、同じ演奏会場のホールに居るような音場の心地よさに酔い痴れた。バリリの項で書いたが、全集物は音がよいものから入った方が良さそうだ。大フーガの扱いは、この録音では第13番の6楽章に...

  • 保険会社が販売する恐ろしい外貨建て保険〜

    生命保険に入ろうとしたら、慢性腎臓病では入れなかった。代わりに勧められたのが「外貨建養老保険」。米ドルか豪ドル建てで「予定利率」が3.5%程になり、毎年配当が出るという。国債か社債か、あるいは混在したファンドなのか.中身についての説明は無い。ブラックボックスだ。オッソロシイ。中身が全く判らないファンドを買うのか。もちろん元金の保証はないし、為替レートによる変動もモロに受ける。保険」っていうけど、証券会...

  • ベートーヴェン 弦楽四重奏曲全集(1)バリリ弦楽四重奏団

    バリリ弦楽四重奏団はウィーンフィルのコンマスであったワルター・バリリによって組織されたが、1959年、バリリの腕の故障で解散した。その後のウィーンフィルのコンマスはウィーリー・ボスコフスキーが継いだ。SCRIBENDUMから出されたこの22枚セットには、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全16曲の他に、モーツァルトの弦楽四重奏曲第1番~14番と第20番~22番、シューベルトの弦楽5重奏曲「ます」、ブラームスのピアノ四重奏曲全3曲...

  • 同期会の出席者

    先日、高校の同期会があった。卒業後56年も経つと、紅顔の美少年も好々爺となり、名札がないと誰が誰やらサッパリわからない。3年次には11クラス合ったから総勢550名の同期生が居るのだか、案内総数331、回答者205、出席者45と同期生の10%も出てきていない。60歳の還暦時は相当盛会で、今回もコロナで5年ぶり、かつ後期高齢者入りと節目なのでもと盛会になるのかと思っていた。東京でも別途開かれており、先に3月に開かれたが、そ...

  • 3人家族~栗原小巻

    今、BS松竹東急で木下恵介アワーとして「3人家族」を放送している。50年前、下宿の茶の間で、そこの小学生の女の子とチャンネル争奪戦をしながら観たドラマだ。栗原小巻も竹脇無我も20代でほぼリアル年齢で演じている。今更ながら栗原小巻は絶品の美人だった。吉永小百合と同年齢で「サユリスト」派と「コマキスト」派に分かれて云々という記事は少し噴飯ものだが、お茶の間でのに人気は絶大なものだった。吉永小百合は映画出演を...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲(19)〜第5番「皇帝」全集

    ゲルバー/ライトナー指揮/ニューフィルハーモニア1967年ステレオ録音50枚セットの1枚EMIはベートーヴェンのピアノ協奏曲をまだ20代のゲルバーとギレリスに分けてセットした。キラキラと輝く音でスケールの大きな、この演奏なら、全部をゲルバーで演ってほしかった。ギレリス/マズア指揮/ソ連国立交響楽団1976年ステレオライブ録音鉄腕ギレリスを別の意味で表現したかのような酷い録音だ。オケもピアノも強奏で金属音がする。耳鳴り...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲 (18)〜第5番〜バックハウス、バッカウアー、ギーゼキング、アラウ

    きバッカウアー/スクロヴァチェフスキ指揮/ロンドン交響楽団1963年ステレオ録音バッカウアーはギリシア人女性ピアニスト。マーキュリーの35mmフィルムを磁気テープとして使ったシリーズ女性とは思え無いスケールの大きい豪怪な演奏。最近、50代前半の脂の乗り切った時期の、この35ミリシリーズ7枚が纒めてリマスタリングされている。ギーゼキング/ガリエラ指揮/フィルハーモニーア1955年ステレオ録音アコーギクの少ない演奏にギー...

  • マイナカード交付記~やっぱり苦行の長い待ち時間

    健康保険証を担保に取られてしまったので、やむを得ずマイナカードを申請した。スマホから申し込んだのが先々月の3/19。申請が通って区役所へ「お知らせ葉書」を送られたのが4/24。その葉書が自宅に届いたのが5/11。申請してから受け取り可能になるまで約2ヵ月。マイナポイントは終わったので、カードの交付ピークは終わったと思っていたが、あれは申し込みが期間内であれば良かった。受け取り「受付」までの待ち時間が60分。こん...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲 (17)〜第5番〜ラローチャ、ツィンマーマン、バックハウス、

    ラローチャ/メータ指揮/ロサンジェルスフィル1978年ステレオ録音2楽章は優しく、両端楽章は豪快に弾く。ピアノはオケに埋没すること無く常に煌びやかに鳴っている。さすがにスペインものを超えて「ピアノの女王」として80歳まで君臨しただけのことはある。ツィンマーマン/バーンスタイン指揮/ウィーンフィル1989年デジタルライブ録音ツィンマーマンのベートーヴェンピアノ協奏曲全集は、バーンスタインの死により第1,2番はツィンマ...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲 (16)〜第5番〜フィッシャー、グルダ、クライヴァーン、ミケランジェリ

    [LP&CD]フィッシャー/フルトヴェングラー指揮/フィルハーモニア管弦楽団[LP][CD]1951年モノラル録音シュナーベル、フィッシャーからケンプ、バックハウスと続く独奥ピアノの主流にあるフィッシャーとフルシヴェングラーのどちらがイニシアチブを取って演奏するのか、興味津々たるものがあるが、このレコードを買ったときはそんな事は頭になく唯々「フルトヴェングラーの皇帝」を聴きたかった。今でも耳が追うのは管弦楽が優先する...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲 (15)〜第5番〜セル、ルプー、グールド、ミケランジェリ、ホロヴィッツ、ルービンシュタイン

    [LP]セル/小沢指揮/ボストン交響楽団1981年デジタル録音第4番に続いて、セル/小沢のベートーヴェンピアノ協奏曲「皇帝」だ。ここでのセルは何時もより振幅が大きく、ヴィルトオーゾ的に弾いている。或は皇帝というこの曲がそうさせるのか。ここで狐に摘まれらるような事が起こった。サテンM21でかけたら豪快だけど、やたらスクラッチノイズが入る。特に出だしではレコードが反って旨くトレース出来ない。この盤そんなに傷んてい...

  • ソフトンのModel8 300Bは安物買いの銭失いだった

    以前からチャンネルデバイダーを使ったマルチチャンネルシステムは音が籠り気味で生き生きとしていなくて、ダイヤトーンP610の良さが出ていないと感じていた。440Hzという丁度真ん中あたりでミッドハイとミッドローに分けて、それぞれP610-DAとP610-MAを4本パラで使っていた。これをどちらか一方を全域で鳴らし、これにツィーターとウーファーをパラで鳴らし、P610はチャンデバを通さないで聴くシステムを考えていた。これまでの...

  • まだまだ災厄は続く

    漸くアームが修理らから変えてきて、SAECのフォノケーブルを付けたが、何故か左チャンネルが出ない。アーム側とDIN端子アンプ側の導通はちゃっんと有るのに。いろいろ試してる時に、一度だけ音が出て、ウレシヤと思ったが一晩経つとまたダメ。その時に聴いたSAECのフォノケーブルの音は、独特の華やかさと讃岐うどんのような腰の強さを持っていた。原因は何か。NASA御謹製の接点復活剤もたっぷり塗って於いたのに。線を交換したア...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲 (14)~第4番~全集

    これで第4番が漸く終わり、次は第5番「皇帝」だが、ここから先はLPを聴くトーンアームの修理が終わらないと進めない。(画像は既出の記事のものと同じなので省略しています。)LP&CD グルダ/シュタイン指揮/ウィーンフィル1971年ステレオ録音量感豊かで、柔らかい布の上で硝子珠をコロコロと転がすような音という印象は変わらないものの、ここへ来て乾いた高音が気になり始めた。ブスヴァンの300Bはこれまでよりモニター的な傾向が...

  • 百万円をこえるトーンアーム!!!~SAEC高過ぎないか

    SAECのアームの修理が終わったら、フォノケーブルを変えないといけない。SAECのケーブル~フォノケーブル電線音頭(2)ベルドリームのケーブル~フォノケーブル電線音頭(3)SAECのフォノケーブルの価格をサイトで調べたら、SCX5000のシリーズは1.3mで63800円(税込)になっている。同じ線材を使ったラインケーブルになるとケーブルの長さによるが10万を超えている。電源ケーブルが4~5万、スピーカーケーブルは丁度良い2.5sqがなくて3.4...

  • 敷石の黒ずみはクエン酸で取る

    玄関アプローチの敷石が15年の間にすっかり黒ずんでしまった。ブラシで擦るだけでは落ちない。サンポール(希塩酸)では石灰石が痛みそうだし、食酢(酢酸)では弱そうだ。その中間のクエン酸を使ってみた。溶液にしてしまえば、傾斜で流れていってしまうので、散水して湿らせる後にクエン酸の粉末を振りかけていった。暫く時間をおいてブラシで擦ると見事に黒ずみが取れ、元の色合いが戻ってきた。擦るのはナイロンたわしより、本物の...

  • 曙光とプスヴァンのメッシュプレート比較

    CCIの300B(曙光のOEM)のメッシュプレートは、高音が柔らかい音でお気に入りだったが、2本しかない。プッシュプルアンプに刺すのにブスヴァンの300Bを購入したのは、曙光の300Bと同じメッシュプレート品があったからだ。確かにSOVTEKのような耳障りな高音ではない。素直で生真面目な音で、最後のダイヤトーンSPユニット、P610MAx4システムを十分に鳴らし切っているが、柔らかさでは曙光のが魅力的だ。ホヤの形や構造はそっくりなの...

  • マイナ保険証では何も変らない〜高額医療費

    マイナカード普及の為に健康保険証が人質に取られた。ポイントなぞどうでも良いが、健康保険証がないと、しょうがないからマイナカードを取って、マイナ保険証にするしかない。ネットでもマスコミでもそのメリットをいろいろ言うが、みんな目くそ鼻くそのたぐいで、なくても良いメリットばかりだ。申請しなくとも、毎年健康保険証が送られてくるのは良い制度だった。これまで歯医者くらいしか縁がなかったが、慢性腎臓病、黄斑浮腫...

  • まだまだ災厄は重なる

    2台目が開腹中。スーパートゥイーター用の全段差動6550pp症状は片チャンネルが無音。前段のMT球はヒーターか入っていない。冷えたまま。出力球はプレート電流が流れていない。ヒーターだけ光っているが手で触っても熱くない。いつから、どうして自然の故障でこんな状態になるのか。サッパリ判らない。原因の仮説が無いと修理に入れない。CDを聴く分にはTANNOYと50CA10ppが有るから問題ないとはいえ、腹を広げたアンプが2台もあると...

  • 最近はカメラを「複写機」としてしか使っていない

    ネタ切れで、書きかけになっていたネタを・・・・。その1断捨離していて昔やった宙玉レンズのアダブターを見つけた。宙玉レンズとは水滴写真の水滴をアクリル板とその真ん中につけた透明ボールが担う。レンズの焦点距離にこの板を置くと水滴写真と同様の効果が得られる。こんな写真が撮れる。水滴写真へ別アプローチで その2 宙玉レンズ試作「デジカメwatch」に宙玉レンズが載ったが、この「アダプター」は100mmマクロつに合わせて...

  • プスヴァンの300B メッシュプレート~10年ぶりの新入り真空管

    予定していたPX25プッシュプルが不可能になったので、PSVANEの300Bを買った。メッシュでない普通のプレートもあるが、曙光のメッシュプレートが、思いがけず柔らかくいい音で気に入っていた。曙光も今は亡き「CR」も2本しかなくて、今や4本あるのはSOVTEKだけ。SOVTEKは高域が耳にきつくて、4チャンネルマルチアンプのシステムでは中低域に使っていた。しかし8045Gのプッシュプルの豊かな低域は中高域より中低域に向いている。高域...

  • 今年はクレジットカードで固定資産税払い

    新年度になり桜の季節になると待っていたかのように税金の請求がやってくる。このチラシに従ってスマホとクレジットカードで固定資産税を払いを試みた。ところがこのQRコードから入ると納付書のeL-QRコードを読み取るサイトへ行くが、スマホでカメラ呼び出しを拒否された。市のサイトから入るとコンビニと同じハーコードを読み取るサイトへ入る。ここからは読み取った税金やシステム利用料(1万円ごとに84円)を確認してクレカの情報...

  • 災厄は重なるもの

    災厄は続けて起るものらしい。SOVTEKの300Bプッシュプルアンプの高域が堅いので、PX25に変えようと思った。4ピンでも300B等のUXとPX25のUFではピンアサインが異なる。ピンの配列も異なる。にも関わらずPX25をUXに無理に差し込んでしまった。結果、貴重なPX25がお釈迦になってしまった。ドイツの爆撃を生き延びたのに。アンプのほうも。方チャンネルにだけハムが出るというトラブルで開腹中。この「New Big-One」が直らないと路頭に...

  • RCA50から6C33につけ替えてみた

    不死鳥が蘇ったので、NEW BIG ONEの方をRCA50から、久しぶりに球を取り替えてみた。函館に着陸、投降したミグ25に搭載されて、電子機能を受け持っていたのがこの球だったという昔話。いまでもウクライナ戦争に駆り出されているのかも。ハンドレッドワッター程ではないがプレート損失60Wに6.3V-3.5Aのヒーターが2本付くという重量級。これを動かすバッテリーがどんなに大きいのか想像も付かない。左側だけ赤いのはヒーターを半分し...

  • 「不死鳥」が10年ぶりに蘇った

    最後にメンテしたのは2012年の記事 100W級送信管ユニバーサル・アンプ「不死鳥」復活だった。その後「あいつ」の平滑筋肉腫が判って、真空管アンプなぞ頭から飛んでいった。以来灯を点してやろうかと思った事はあったが、なんせ800Vの電圧を発生している。一方で使用頻度の低いものは断捨離している。石アンプも先日金属回収に出した。それでも石アンプ同様、一度くらい音が出るか試してやらねば成仏できまい。コンセントの電圧を...

  • 災厄の日 日に4度のWINDOWS10システム崩壊

    週末金曜日は災厄の1日だった。いきなりwindows10が立ち上がらなくなった。この1度目はC:ドライブのクローンSSDがあったので、SSD交換で直ぐにリカバーできるはずだった。ところがこれもしばらくするとダウン。後もう一枚21H2のクローンSSDがある。これを元にクローンを作って起動するも又々ダウン。リカバリーディスクから立ち上げて修復を試みるも全滅。いよいよ最後と、これまで「元」にしていたSSDを投入するが、これは最初か...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲 (13)〜第4番〜バッカウアー、ツォン、ルイサダ、グルダ、ギーゼキング、アラウ、

    バッカウアー/ドラティ指揮/ロンドン交響楽団1963年ステレオ録音マーキュリーの35mmフィルムを磁気テープとして使ったシリーズ女性とは思え無いスケールの大きい豪怪な演奏フー・ツォン/スヴォポダ指揮/シンフォニア・ヴァルソヴィア録音年不明デジタル録音今にも止まるのではないかと思うような遅いテンポで精緻に弾き込む。3楽章もやや遅いテンポだが、相対的には速く聞こえ、後半の盛り上がりが大きくなる。ルイサダ/ミッコ・フ...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲 (12) 第4番 バックハウス、ハンセン、スカルピーニ

    [CD]まずバックハウスの独奏で4種バックハウス/シュミット=イッセルシュテット指揮/ウィーンフィル1958年ステレオ録音鍵盤の獅子王の称号に相応しい、キレのある力強さとスピード感のある演奏。3楽章のカデンツァは他で聴いた事が無いので、バックハウス自作のものだろう。録音もこの年代のものにしては優秀。バックハウス/カンテルリ指揮/ニューヨークフィル1956年モノラルライブ録音この年の11月に飛行機事故で亡くなったカンテ...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲 (11)~第4番 ゼルキン、ルプー、ケンプ、ギーゼキング、

    [LP]ゼルキン/小澤指揮/ボストン交響楽団1981年デジタル録音CD発売前年のデジタル録音のLP。ヤヤコシイが、結果的にはテラークのシリーズはLPとして最高の音質になった。ゼルキンのピアノは派手さは無いが主張すべき処は主張するが、オケを引っ張るような事はしない。オケもまた然りで理想的な「協奏」になっている。ゼルキン/トスカニーニ指揮/NBC交響楽団_1944年モノラル録音 8Hスタジオでのモノラルライブ録音小沢との録音の約...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲 (10)~室内楽編曲 ホルトマン、白神

    第3番の次は4番なのだが、ちょっと箸休めに室内楽編曲ものを。ピアニストは何方も女性である。ピアノ協奏曲第3番、第4番 ピアノ5重奏版ホルトマン/コンチェルティーノミュンヘン2001年デジタル録音ベートーヴェン自身の編曲と考えられている。弦楽四重奏というのはオケを煮詰めた最小限の編成で、弦4丁と現代ピアノというのは音量差が有りすぎるが、マイクとの距離やミキシングでこんな対等のバランスで聴けるのだろう。これまで...

  • リバーサルオーケストラ 最終回

    今夜、第10回で終わりか。クラシック音楽をベースにしたドラマは難しい。のだめカンタービレも、連続テレビドラマとしては11回で終わりだった。その後スペシャルが繋いだのは、原作の漫画が続いてたからかな。リバーサルは、青春ドラマだったノダメより、実生活がある世代だから地味になってしまっている。もっと弾けたストーリーでもよかったのに。スペシャルが継げば、そしてスペシャルが繰り返されて「北の国から」のようになれ...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲 (9)~第3番~全集 グルダ、ゲルバー、ギレリス、カッチェン、内田、ケンプ、ポリーニ、タン、スホーンデルヴルト

    やっと体調が戻ってきた。先月の残りの全集ボックス版から再開する。(画像は既出の記事のものと同じなので省略しています。)LP&CD グルダ/シュタイン指揮/ウィーンフィル1970年ステレオ録音実は第3番は他のピアノ協奏曲に比べてあまり好きではない。1、2番がピアノ主役だったのに対して、管弦楽をより充実させてピアノもその中へ組み入れる試みがなされている。とはいえ4,5番程の完成度ではない。フォーマットだけ大きくなったが...

  • 塩分が摂取量より排出量の方が多い!

    今年初めから尿中塩分量を24時間蓄尿で毎日計っている。測定はタニタのSO304で、溶液の電気伝導度から食塩相当分(H+イオン)を計る。カリウム、マグネシウム、カルシウム等も入ってくるが、成分としてナトリウムは他のイオンより一桁以上多い。多少多めに出るとは思っていたが、最低6.6g/dayから最高12.9g/dayまであった。平均で10gこの間摂取量は推奨値の6g以下をキープしていた。6g→12gって2倍ではないか。マテバラが全く合わない...

  • Google Chrome、Mapが起動しない 画像ファイルが開けない

    デスクトップの画像が突然エラーが出て開けなくなったと思ったら、タスクバーからGoogle ChromeとMapが起動しなくなっていた。途中経過は省いて結果だけ書くと、画像ファイルは、システム設定で開くソフトの選択を自動に変えたら、暫くして画像編集ソフトから開けるようになっていた。Google Chromeの件はマイクロソフトが悪さしていたようだ。タスクバー内の、アイコンからのリンクが、windows updateで変えられていたのが原因の...

  • スカパーチューナー無料交換キャンペーン

    配信にも入ってない古いTVドラマや、麻雀最強戦等も見られるので加入し続けている。今は「孤独のグルメ」の全編を録っている。新しいチューナーは配信が見られるようになったのがウリのようだ。また現在USBHDDに入ってる番組はICカードなしでも見たりアンテナ線が繋がっていればLANダビングもできるという。ならユックリと移行すればいい。しかしUIは画面上の変化はあるものの、基本的には改良されていない。例えば番組表の左端に...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲 (8)〜第3番〜アファナシエフ、ハスキル、リヒテル、フォルデス、アルゲリッチ、ミケランジェリ

    アファナシエフ/スダーン指揮/モーツァルテウム管弦楽団2001年デジタルライブ録音アファナシエフというと、「鬼才」が付いて極遅いテンポを取るというイメージがある。この録音も40分と遅いテンポだが不自然ではない。ピアノは柔らかいタッチの清々しさと力強いスケール感を併せ持っている。ライブ録音にもかかわらず、ピアノもオケも透明感のある美しい音だ。協奏曲が極端に少ないアファナシエフの貴重な録音。ハスキル/スヴォボ...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲 (7)~第3番~ルプー、バックハウス、ルービンシュタイン、グルダ

    [LP]ルプー/メータ指揮/イスラエルフィル1979年ステレオ録音冒頭からオケによる短いが力強い題1主題。いよいよベートーヴェンらしくなってきた。これからこの4小節の主題が手を変え品を変え繰り返し出てくる。そのしシツコサに段々とベートーヴェンを敬遠するようになった。なのでベートーヴェンを途中で切り上げてマーラーにから本格的に開始した。しかし、この演奏を聴いて「ヤッパリ良いぞ」という感触が出て来た。メータの分...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲 (6)第2番〜全集編~グルダ、ギレリス、カッチェン、内田光子、ケンプ、ポリー、スホーンデルヴルトタン、

    全集ボックスの画像は既出の記事のものと同じなので省略しています。LP&CD グルダ/シュタイン指揮/ウィーンフィル1971年ステレオ録音ピアノ協奏曲第1番同様、同一録音のLP盤ピアノ協奏曲全集とCD盤オケの編成は変わっておらず、第1番とスケール感は同じ。一音一音丁寧に弾くグルダの優しいピアノが心地良い。CDになると高域が少しハッキリするが基本的には同じ音色だ。アナログ録音が優秀だったようだ。ギレリス/ヴァンデルノート...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲 (5)~第2番~ルプー、バッハウス、アルゲリッチ

    [ピアノ協奏曲第2番][LP]ルプー/メータ指揮/イスラエルフィル1979年ステレオ録音作曲順では第2番が第1番より先に作曲されている。演奏時間は27分と第1番より規模が小さい。曲想もハイドンやモーツァルトの影響を多分に受けている。2楽章のオケは弦のみとなる。終末ではカデンツァではないが、長いピアノの独奏がある。ルプーは幻想曲風に弾いている。3楽章はベートーヴェンらしいコーダもなくアッサリ終る。バッハウス/クラウス指...

  • 「マドモアゼル傑作集」~残酷な夏

    断捨離しようと階段の脇にも本を積み挙げている。その中に「マドモアゼル傑作集」の背表紙が見えた。昭和45年初版本/定価300円まだ恒常的に雑誌や小説を読んでいた頃に買った。娯楽の為に本を読むという習慣が無くなった。片目の視力が大幅に落ちてからは、眼の疲労から活字に向かわない。どれだけ「読める」のかと試しに、「残酷な夏(マドロン・シャピロ作)」という一編を読んでみた。オートバイに乗って、クラクションを鳴らしな...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲(4)〜

    [ピアノ協奏曲第1番]アルゲリッチ/シノーポリ指揮/フィルハーモニア1985年デジタル録音1楽章音の抜け、音場の広さと定位で1985年録音盤が優れている。2楽章ピアノの音が澄んでいる。オケとピアノが音を模索して対話しながら、幻想的に進んでいく。3楽章は曲想が大きくなる。オケとピアノがよりダイナミックな演奏に変化し、ベートーヴェンらしさを深める。アルゲリッチ/ワルベルク/コンセルトヘボウ1992年デジタルライブ録音音場の...

  • ハイドン協奏曲

    急にハイドンの協奏曲を聴きたくなった。CDラックのハイドンの場所には弦楽四重奏曲と交響曲しかない。ピアノ協奏曲やヴァイオリン協奏曲はベートーヴェンとの併録だった。最も有名なピアノ協奏曲第11番が3枚あった。アルゲリッチ弾き振り/ロンドンシンフォニエッタ1980年デジタル録音軽々と良く指が周る。響きが澄んでいて、瑞瑞しい演奏だ。今のアルゲリッチとイメージが大分違う。フー・ツォン弾き振り/ポーランド室内管弦楽団...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲(3)全集〜

    [ピアノ協奏曲第1番/全集]ギレリス/ヴァンデルノート指揮/パリ音楽院オーケストラ1957年頃モノラル録音50枚セットの1枚オケの音は粗いし、ギレリスも太いタッチで剛腕ぶりを見せるが音に輝きがない。ギレリス/マズア指揮/ソ連国立交響楽団1967年ステレオライブ録音オケのチャイコフスキーを弾いているような熱演に、ギレリスも煽られたようにスケールの大きな演奏で向かっていく。2楽章に入ってもその構図は変らない。ギレリスのピ...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲(2)〜グルダ、ルプー、ギーゼキング

    [LP]グルダ/シュタイン指揮/ウィーンフィル1970年ステレオ録音このコンビによる協奏曲全集の内。グルダの新鮮なピアノ、シュタイン/ウィーンフィルによる柔らかくどっしりとしたバック、それに演奏の良さを曇りのないクッキリとした音で再現する録音も良い3拍子揃ったベスト盤だった。今聴いてもデジタル録音かと思うくらい音の解像度が良く、フレッシュだ。同録音のCD全集にはグルダによるピアノソナタ全集が加わる。LPと同じ傾向...

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲(1)〜珍品・下手物

    [LP]ピアノ協奏曲第6番(1楽章のみ)マーチン・ガリング/ビュンテ指揮/ベルリン交響楽団ステレオ録音 録音日時不明ヴァイオリン協奏曲のピアノ編曲版をピアノ協奏曲第6番と呼ぶ事もあるが、これは第5番の後で作曲を開始されたが未完に終わったピアノ協奏曲だ。1楽章の再現部で終わっていて、そのまま放棄されている。完成された部分を聴いてもベートーヴェンなら、まだまだ推敲して完成度の高い作品を目指だろうと思われる。補筆完...

  • ベートーヴェンヴァイオリン協奏曲聴き比べ(2)〜オイストラフ、ズスケ、キョンファ、ムター、コパチンスカヤ、ベネット、コリンズ

    オイストラフ/クリュイタンス指揮/フランス国立放送管弦楽団1959年ステレオ録音50枚組のベートーヴェン全集の内の1枚。クリュイタンスの指揮は楽器音の分離が明快で、オケの透明感ある音と共にレベルの高さを感じる。このオケをバックにオイストラフは柔らかく澄んだ音でゆったりと弾く。ヴァイオリンの胴が鳴っているのを感じられる。演奏時間は45分とゆったりしている。ハイフェッツはトスカニーニ、ミュンシュ共に40年.55ともに...

  • ベートーヴェンヴァイオリン協奏曲聴き比べ(1)〜ハイフェッツ、メニューイン、スターン、シュナイダーハーン、レーン

    [LP]ハイフェッツ/トスカニーニ指揮/NBC交響楽団1940年モノラル録音この年代の録音にしては独奏ヴァイオリンが驚くほど綺麗に録れている。延びきった後スウ-と消えていくような高音、力強く美しい中低音。ハイフェッツがヴァイオリン一挺で、トスカニーニとNBC交響楽団とデッドな8Hスタジオをものともせずに五分と五分で渡り合ってる、スリリングな演奏だ。普通42分の曲なのでLP1枚にカッティングするが、38分になってもこの曲一...

  • チャイコフスキーピアノ協奏曲聴き比べ(3)〜スルタノフ寄り道、ベルマン、マガロフ、シフラ、カツァリス、チェカルスキー、バレンボイム

    スルタノフ/ショスタコビッチ指揮/ロンドン交響楽団1989年デジタルライブ録音1989年クライバーン国際コンクールで優勝したあと、テルデックへ録音した内の1枚。速いテンポだが、チャイコフスキーの叙情性への没入感も深い。スルタノフのチャイコフスキーはこれ1枚きりだが、折角見つけた彼のCDを元へ戻す前に、寄り道して聴いておこうと思う。1985年手の故障で棄権したチャイコフスキーコンクールに1998年に再挑戦し撃沈した際のラ...

  • 赤貝に久しぶりお目に掛かった

    赤貝やとり貝は職人が握ってる店でないと中々食べられないネタのようだ。銀の匙や回転すしのメニューには載っていない。すし政が閉店して以来お目に掛かっていない。夕食に寿司を食おうとたんぱく質の枠を開けて待っていたところ、何時もとネタが変わって赤貝が入っていた。栄養を計算したら、中トロ一貫だけカミさんに手伝ってもらったら40g/日の枠内に収まった。久しぶりの「珍味」だ。...

  • チャイコフスキーピアノ協奏曲聴き比べ(2)〜ギレリス、プレトニョフ、リヒテル

    チャイコフスキーのピアノ協奏曲は3曲ある。全曲を録音しているギレリス盤とプレトニョフ盤を聴く。プレトニョフ/フェドセーエフ指揮/フィルハーモア1990年デジタル録音ギレリス/マゼール指揮/ニューフィルハーモニア1972年アナログ録音第1番ロシア・ナショナル管弦楽団を率いるプレトニョフのピアノは柔らかく、軽いが量感があってホール全体に染み渡っていくようで居心地が良い。(ロシア・ナショナルィルハーモニー管弦楽団とい...

  • チャイコフスキー·ピアノ協奏曲聴き比べ(1)〜ルービンシュタイン、ホロヴィッツ、アルゲリッチ、クライバーン

    LP ルービンシュタイン/ラインスドルフ指揮/ボストン交響楽団1963年アナログ録音ルービンシュタインの弾くチャイコフスキーからはロシアの匂いが全くしない。哀愁も激情もない楽天的な、米国人になったチャイコフスキー。堂々としていて気難しそうな所のないルービンシュタインが良い。両面に1曲だけのゆったりカッティングで、特にダイナミックレンジを上げたカッティングはしていないが、音がよく延びる。LPと意識せずに聴ける。...

  • 忘れていたパーカー45万年筆の書き味

    小物入れを整理していたらパーカーの万年筆2本にボールペン1本が出て来た。何十年も使わずに忘れていた。ボールペンの方はカートリッジがあれば問題なく使えるだろうが万年筆はインクが固まっている可能性が高い。ダメ元でヨドバシで両方のカートリッジをポチッとした。万年筆のカートリッジは2本とも完全に空になっていた。透明になっている。色素は何処へいった?新しいのに差し替えると、矢張りインクが出て来なかった。しかし...

  • トーンアームのラテラルバランサーの話

    LPでは定位が左寄りになる。ヴァイオリンは演奏者が楽器を左右に振ると、それだけで定位が変化してしまう。気にしない事にしていたが、これからは協奏曲も交響曲も一緒にする。なのでトーンアームのサエクWE407/23のインサイドフォースキャンセラーとラテラルバランサーを再調整した。取説を読み直したら、何方とも正しい位置からズレていた。インサイドフォースキャンセラーは0.5g分不足ラテラルバランサーは緑のマークに合わせて...

  • 大起水産駒川店閉店

    昨年12月31日に閉店していた。東部市場の回転寿司店で、新鮮なネタの矢味を覚えて通ったが閉店。近くの商店街にテイクアウト店が出来たので利用していたが大晦日で閉店していた。大名寿司さん頑張って。...

  • チャイコフスキー·ヴァイオリン協奏曲聴き比べ〜オークレール、オイストラフ、ハイフェッツ、ムター、五島みどり

    オークレール/ワグナー指揮/インスブルック交響楽団LPCD1964年アナログ録音交響曲の方は自身の指揮で初演が出来たが協奏曲は演奏不可能とまで言われて、中々初演に漕ぎつけられなかった。これは同性愛者だという話が広まっていた為ではないのか。弟子で恋人のコーテクに演奏できたのだから、演奏不可能という程の難曲のはずがない。しかし、そのコーテクと1月間スイスで楽しんでいた中で完成した曲を、誰も演奏したがらなかったの...

  • U-TRAIN京急新1000系の集電不良再び

    昨年末、各車の走りをチェックしていた。京急車の車内灯にチラツキがないのに,マスコンをしょっちゅう動かしていないと停車してしまう。モーターやDCCチップを疑ってみたが、モーターが焼ける程運転してないし、通電していない線路の上に置いておいた半導体が故障するとは考えられない。やはり願望もこめて集電だろう。何時も「ケイキュウ、ケイキュウ」と叫んで、レールを敷いてある部屋へ飛び込んでくる孫のことを思うと解決し...

  • チャイコフスキー交響曲聴き比べ(11)〜第6番〜ヴァント、フルトヴェングラー、

    「第6番+ピアノ版」ヴァント/北ドイツ放送交響楽団1991年デジタルライブ録音ヴァントとチャイコフスキーって何かと会わない気がするが、力強い演奏が聴ける。1楽章展開部ではブラスよりもブルックナーのような分厚い弦が曲を支える。叙情性や哀感は乏しく爆演でもない、純音楽的な悲愴だ。フルトヴェングラー/ベルリン・フィル1938年モノラル録音4-6番セット1950年代の第4番、第5番からすると録音的には不利だが、その割には音が良...

  • チャイコフスキー交響曲聴き比べ(10)〜第6番〜ノリントン、オイストラフ、ジュリーニ、バーンスタイン、カラヤン、ベーム、スヴェトラーノフ、ゲルギエフ

    「第6番 悲愴」ノリントン/シュトッツガルト放送交響楽団2004年デジタル録音古楽器ではないがピリオド奏法の悲愴。少し乾いた音がするのはビブラートで音を繋いで行かないからか。編成も弦のプルトを減らして少し編成を小さくしているようだ。此れ迄聞こえてこなかった内声部の音が聞こえてくる。また3楽章の行進曲部はティンパニ1丁で間に合うようで大太鼓が使われていない。ノリントンが古楽器オーケストラでやっていた事を少し...

  • 今年の正月料理〜慢性腎臓病の食事療法

    正月のご馳走は、たったこれだけ。勿論、お神酒は無い。昨年の雑煮との違いはすまし雑煮から関西風の白味噌雑煮に変わったこと。キチンとした計算値ではないが、ネットに例として上がっていた数値を使った。肉や魚は無く味噌のたんぱくだけだから大きな差はないだろう。大根と人参のあえ物やこんにゃくはエネルギーやたんばくが少ないとしてカウントしていない。越後の丸餅は低たんぱく米の餅。現在、体重の増減がないポイントとし...

  • チャイコフスキー交響曲聴き比べ(9)〜第6番〜:マルケヴィッチ、アーベントロート、朝比奈、ゴロワノフ、ロジェアストヴェンスキー、チェリビダッケ、プレトニョフ

    「第6番 悲愴」マルケヴィッチ/ロンドン交響楽団1962年録音オーボエの弱音で提示部が終わり展開部へ入ると、いきなりティンパニを始めオケの斉奏がフォルテッシモでガツンと入る。この場面転換がこれほど鋭い演奏は聴いたことがない。それまでごくありきたりの演奏かと思っていたのが突然「鬼才」が現われる。その後はマルケヴィッチの鋭い演奏に引っ張られ最後まで聴いてしまう。マルケヴィッチ/ベルリンフィル1953年モノラル録...

  • チャイコフスキー交響曲聴き比べ(8)〜第6番〜ロストロポービッチ、ロジェストヴェンスキー、メンゲルベルク、トスカニーニ

    「第6番 悲愴 LP」ロストロポービッチ/ロンドンフィル4-6番シリーズ1976年録音チェロの演奏と同じ、朗々とオケを鳴らしている。流れの良い聴いていて心地よい音で、暗さはあまり感じない。悲愴というタイトルはチャイコフスキーの意思で付けられた。そのPathetiqueだが、ベートーヴェンのピアノソナタ第23番は同じタイトルで熱情と訳されている。一方第8番のソナタは同じ単語が悲愴になる。1楽章の展開部以後の盛り上がりや3楽章...

  • チャイコフスキー交響曲聴き比べ(7)〜第5番〜カラヤン

    「第5番」カラヤン/ウィーンフィル1984年デジタル録音4-6番シリーズ何もかもがハイレベルで程よいカラヤンのチャイコフスキー。チャイコフスキー本人が聴いても満足するだろう。明るく華やかな音で「ロシア感」は薄い。カラヤン/ベルリン・フィル1971年録音4-6番セット後のウィーンフィルとの録音と同様の演奏だが、より激しく力強い。ティンパニをこんなに強打させるカラヤンは他にない。シノーポリ/フィルハーモニア1992年デジタ...

  • ドライアイから失明!

    先月、配信か放送か〜U-NEXTで見る大河ドラマ「平清盛」を全編見た後で右目の痛みが引かなくなった。病院でドライアイにヒアルロン酸を処方してもらった。ところが、痛みが引くどころか益々強くなり、視力が低下して形や色は見えるものの文字が全く読めなくなった。左目は黄斑浮腫で、視野の中心部が変形し、暗くなって見えない。家の中は歩けるがPCやスマホは使えない。これは事実上の失明ではないか。再診では、角膜に多数の傷が...

  • チャイコフスキー交響曲聴き比べ(6)〜第5番〜ストコフスキー、ベーム、バルビローリ、スヴェトラーノフ。ゲルギエフ

    「第5番」ストコフスキー〜その1/フィラデルフィア管弦楽団1934年モノラル録音ストコフ節全開の凄まじい音が叩きつけられる。しかしこの年代の録音にしては奇麗に入っているし、針音もしない。アセテーㇳ原盤が残っていたのか?ストコフスキー40代の力強い演奏が聴ける。ストコフスキー〜その2/デトロイト交響楽団1952年アナログライブ録音「ステレオの実験的な録音」とあり、ライブでもある。1楽章の終わりで拍手が入ったり、3楽...

  • https://fugaku2.blog.fc2.com/blog-entry-3277.html

    視力劣化のため暫く休載します。...

  • 畳表の張替えは引っ越し以上に大仕事

    家具移動の少ない中央の4枚は5年前に変えたが、両端の4枚は15年変えていない。ケバ立つような箇所はないが大分変色してきた。今は色の変わらない畳表がある。畳屋さんも高齢のため、今年一杯で店を畳むという最後のチャンスと思い切った。畳の上のものは総て出すが、家具等は室内の移動で済ます。5年前にしなかった原因はこれ。いったん外したら絶対に元に戻せない。その上今なら情報分電盤に入れるが、光ケーブルがこの部屋に入っ...

  • チャイコフスキー交響曲聴き比べ(5)〜第5番〜ヴァント、バーンスタイン、ムラヴィンスキー、メンゲルベルク、モントゥー、インバル

    「第5番」ヴァント/北ドイツ放送管弦楽団1994年デジタルライブ録音あのヴァントのチャイコフスキー、さぞかし剛直なと思っていたが、意外と柔軟だった。勿論、憂いとか激情といった要素は無い。過剰な表情付けやテンポの揺れもない。カッチリとした構成の上に泰然自若と流れてくるヴァントのチャイコフスキーだった。バーンスタイン/ニューヨークフィル1988年デジタル録音出だしからダイナミックで起伏の激しいバーンスタインのチ...

  • チャイコフスキー交響曲聴き比べ(4)〜第4番〜スヴェトラーノフ、ゲルギエフ、パイタ、オールソップ、バーンスタイン、ロジェストヴェンスキー、セル、小沢

    「第4番」スヴェトラーノフ/ソビエト国立交響楽団1990年デジタルライブ録音(サントリーホール)4-6番シリーズの内ブラスとティンパニが吠える何時ものスヴェトラーノフ、確かに凄まじいエネルギーだが、此れ迄のように煩さを感じない。弦を含めてソフト、クリアーに捉えられている。ポニーキャニオンが録音していた。ポニーといえばフジサンケイグループのポップスの老舗というイメージだが、クラシックに乗り出していた時期もあっ...

  • チェリビダッケのエグモント

    チェリビダッケって何時からこんなスタイルになったのだろう。最初から?チェリビダッケを知ったのは、大学祭(半世紀も前)の催しでベルリンフィルの映画をやっていた。その中で戦後まもなくチェリビダッケがベルリンフィルの立て直しを依頼された。廃墟と化したベルリンの瓦礫の山の中でベルリンフィルを振る若きチェリビダッケの姿は脳裏に焼き付けられた。確かあのサントラ盤があってその曲、エグモントだったと思う、名演奏だっ...

  • チャイコフスキー交響曲聴き比べ(3)〜第4番〜ベーム、マルケヴィッチ、ムラヴィンスキー、バルビローリ、チェリビダッケ、カラヤン

    「第4番」ベーム/ロンドン交響楽団1977年録音4〜6番のセットの内ベームとチャイコフスキーというミスマッチに興味が湧いて買った。1楽章でブラスは良く鳴るは、強弱の起伏は大きく、アッチェルランドがかかるは、黙って聴けばとてもベームとは思いつかない。しかし2楽章からはテンポの遅いのが馬脚を露す。4楽章冒頭で強烈な勢いよくで出て来る第1主題もオケの音量が上がるだけて、相変わらず楽譜通りの緩目のテンポが続く。ここで...

  • チャイコフスキー交響曲聴き比べ(2)〜第4番〜ロストロポービッチ、ロジェストヴェンスキー、ストコフスキー、マゼール、メンゲルベルク、フルトヴェングラー

    「第4番 LP」ロストロポービッチ/ロンドンフィル1977年録音 4〜6番シリーズの内1877年にチェイコフスキーは28才の音楽院の女生徒と結婚した。『ところが全然卑俗な女で、チャイコフスキーの芸術に対する理解などは少しも無い。』(堀内敬三氏「名曲解説全集」)『突如として音楽学校の生徒と結婚して、その卑俗な女の情熱に不幸な悩みを感じていた時に作曲した』((村田武雄氏「チャイコフスキー交響曲全集解説」)この記述は怪しい...

  • チャイコフスキー交響曲聴き比べ(1)〜第1ー3番〜ロストロポービッチ、カラヤン、ロジェストヴェンスキー、

    「シェラザード追加」シェラザードで入っていなかったロストロポービッチのLPを発見。追加した。ロストロポービッチ/パリ管弦楽団1974年録音ロストロポービッチのチェロはどんな重いパッセージでも軽々と鳴る。指揮でもそれをオケに要求しているかのようで、速いクレシェンド、アッチェレランドでパリ管をドライブする。コンマスのソロで聴かせるシェラザードのテーマは割とアッサリ弾かれて、シュヴァルベの情緒纏綿という程でも...

  • 配信か放送か〜U-NEXTで見る大河ドラマ「平清盛」

    10年前に「平清盛」という大河ドラマが放送された。「鎌倉殿の13人」の一世代前、頼朝の父義朝と清盛それに後白河法皇を中心に展開する。清盛というダーティなイメージで本編は見なかったが、後で総集編を見ると面白そうだった。再放送を待ったが、視聴率が惡かったのか一向に出てこない。U-NEXTが11月末までの予定で配信している。31日間無料と言うので使ってみた。テレビをLANを繋いだが、登録・ログインが出来ない。ここ数年の...

  • ムソルグスキー~展覧会の絵聴き比べ(4)~音楽三昧、

    「展覧会の絵」音楽三昧1989年デジタル録音30年前、FM放送でこの曲を聴いて、直に日本橋のレコード店ワルツ堂へ走った。リコーダーやビオラダガンバの古楽器でオーケストラを弾く、何と奇抜な事をと思ったが聴いてみると真面目に室内楽に編曲している。元はピアノ曲なのだから室内楽で演奏出来ても不思議ではない。誰もやった事がない。しかも古楽器というのがユニークで面白い。響きの少ない古楽器でキエフの大門は流石に苦しいが...

  • この木なんの木

    散歩に出ずとも窓越しに見事に紅葉した大木が見える。オーディオルーム兼シアタールームなので、普段この窓はシャッターを下ろしたままになっている。とは言え、15年もこの紅葉に気がつかなかったとは。...

  • ムソルグスキー~展覧会の絵聴き比べ(3)~トスカニーニ、ライナー、アンセルメ、ケーゲル、マルケヴィチ、スベトラーノフ、フェドセーエフ、デュトワ

    「展覧会の絵」トスカニーニ/NBC交響楽団1953年モノラル録音8Hスタジオのタイト感がない。カーネギーホール録音とあってもタイト感のある録音も有ったのに。ステレオ前夜で各楽器にマイクを配置しているかのだろうか、「出番」の楽器が指揮者の横で鳴らしているかのようにクリアに聞こえる。音はともかくトスカニーニのエネルギーが凝縮された演奏は今でも類を見ない。一年後に亡くなる人のものとは思えない。アメリカではラジオか...

  • ムソグルスキー~展覧会の絵聴き比べ(2)~ホロヴィッツ、カッチェン、カペル、チェルカスキー、プレトニョフ、アファナシエフ、

    「展覧会の絵」ホロヴィッツ1948年私家盤ライブ録音カーネギーホールでの公演を録音私家盤とあるが劇場が録ったのだろう。気にならない程度のアセテート盤の針音がするだけで、綺麗な音で録れている。締まった、力強いホロヴィッツのタッチがよく捉えられている。後年、ヴィルトオーゾ的な曲を弾かなくなってモノラル録音しか残っていないのは残念だ。1951年ライブ録音ニューヨークでの公演の録音とある。海賊版か?中低域が膨らん...

  • ムソルグスキー~展覧会の絵聴き比べ(1)~山下、リヒテル、ストコフスキー、カラヤン、シノーポリ、サラステ、チェリビダッケ

    「展覧会の絵LP」ストコフスキー/ニューフィルハーモニア録音年代不詳(オケが同じ事からCDと同じ1965年と考えられる)通常使われるラヴェルの編曲出でなくストコフスキー自身が編曲している。左右の弦のやり取りやブラスの空中戦など、演奏効果を狙った編曲になっている。最終曲「キエフの大門」は「ナニコレ珍百景」で使われている。カラヤン/ベルリンフィル1965年アナログ録音アナログ録音からデジタルでリマスタリングし、再びア...

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