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  • 姫路・網干神社。

    商売繁盛・漁業安全・家内安全・勝利祈願網干神社(あぼしじんじゃ)姫路市網干区新在家366通称戎さん(えべっさん)網干神社の鳥居。350年以上の歴史を持つお社です。〔御祭神〕‐主祭神‐事代主神(ことしろぬしのみこと)‐配祀神‐住吉大神・大国主神・塩竈大神・宇賀御霊大神山陽電車網干駅から国道250号線を越え、東雲橋を渡った南側に姫路市網干区新在家地区があります。「網干」は「あぼし」と読み、その地名は「ちょうちん祭り」で有名な魚吹八幡神社の放生会に由来します。「放生会」とは捕えた魚や鳥獣などの生き物を解き放って殺生を戒めるという儀式の事で、この放生会が行われる日には地域の氏子の漁師たちは一斉に漁をやめ、網を干して神社に参拝をしたことから「網干」という地名がつけられたといわれています。この辺りは瀬戸内海に面していて温暖...姫路・網干神社。

  • 京都・日向大神宮。

    開運・厄除け・縁結び日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)京都市山科区日ノ岡一切経谷町29通称京のお伊勢さん日向山の西、神明山(日御山とも呼ばれる)の中腹に鎮座する日向大神宮。〔御祭神〕-上ノ本宮(内宮)-天照大御神多紀理毘賣命・市寸島比賣命・多岐都比賣命-下ノ本宮(外宮)-天津彦火瓊々杵尊・天之御中主神ふと一歩足を踏み入れた瞬間に、日常とは違う感覚に襲われる場所があります。まるで先程までの喧騒が嘘であるかの如く穏やかな、しかし厳かな雰囲気に包まれ、なぜか心が静かに凪いでゆく。そんな清涼たる空気と豊かな自然に包まれた神社が、京都の蹴上にひっそりと、しかし凛として鎮座しています。その神社の名は日向大神宮。「京のお伊勢さん」という呼び名でも親しまれ、敬われてきた1,500年以上の歴史を誇る古社です。猿田彦社(左)と拝殿...京都・日向大神宮。

  • 篠山・青山神社。

    篠山藩主・青山家の遺徳を偲ぶ神社青山神社(あおやまじんじゃ)兵庫県篠山市北新町2-3篠山城内、本丸のあった場所に鎮座している青山神社。〔御祭神〕青山忠俊公(あおやまただとしこう)青山忠裕公(あおやまただやすこう)丹波国の中心地として栄え、京都と山陰を行き交う人で賑わいを見せてきた篠山。地理的に京都の北西部にあたり、山陰道の要衝の地であったことから、長い歴史の中で様々な勢力がこの地を重要視してきました。関ヶ原の合戦に勝利して天下人としての地位を固めていった徳川家康公もやはり篠山を重視し、1609(慶長14)年に譜代の松平康重公を常陸国から篠山に移して八上城を守らせ、さらには篠山盆地の中心にある笹山丘陵に新たな城・篠山城を築かせて西国の豊臣系諸大名への抑えとしました。以来260年の長きに渡って篠山城には松井松平家・...篠山・青山神社。

  • 大阪・少彦名神社。

    医薬の神・健康増進の神少彦名神社(すくなびこなじんじゃ)大阪市中央区道修町2-1-8通称神農さん(しんのうさん)ビルの狭間に鎮座する少彦名神社。隣の社務所ビルには「くすりの道修町資料館」があります。〔御祭神〕少彦名命(すくなびこなのみこと)神農(しんのう)少彦名命(すくなびこなのみこと)は「古事記」や「日本書紀」に登場する神様で、我が国の黎明期における国造りに大きな役割を果たした神として描かれています。出雲国の美保岬に佇んでいた大国主命のもとに、海の彼方から「天の羅摩船(あめのかがみのふね)」に乗って現れた少彦名命は、その後大国主命とともに名コンビとして国土の開発に尽力。小人神として知られる少彦名命は、その小柄な体に備えた溢れんばかりの豊富な知識と技術を活かして大国主命の国造りをサポートしていきます。特に力を発...大阪・少彦名神社。

  • 大阪・方違神社(堺市)。

    方災除け方違神社(ほうちがいじんじゃ)大阪府堺市堺区北三国ケ丘町2-2-1通称方違いさん府道12号線沿い、「田出井町西」と「田出井町」交差点の中間地に鎮座する方違神社。〔御祭神〕方違幸大神(かたたがえさちおおかみ)素盞嗚尊(すさのおのみこと)住吉大神(すみよしのおおかみ)神功皇后(じんぐうこうごう)大阪府堺市は、約2万年前の旧石器時代より人が定住していた跡が見つかるなど長い歴史を誇る町で、大和王朝成立後には100を超える古墳が築かれた重要な土地でもありました。また、難波京から上町大地へと南北に伸びる「難波大道」、飛鳥京から東西に伸びる「丹比道(のちの竹内街道)」や、それと平行して難波と飛鳥を結んだ「大津道(のちの長尾街道)」が通る要衝の地でもありました。摂津国・河内国・和泉国のまさに境目に位置する地として発展し...大阪・方違神社(堺市)。

  • 尼崎・初嶋大神宮。

    豊漁・家運隆昌・五穀豊穣初嶋大神宮(はつしまだいじんぐう)兵庫県尼崎市築地2-6-17阪神淡路大震災で大きく傷付いた社域も、現在は綺麗に復興されています。〔御祭神〕天照大御神(あまてらすおおみかみ)事代主命(ことしろぬしのみこと)応神天皇(おうじんてんのう)蛭子命(ひるこのみこと)兵庫県と大阪府の県境を流れる中島川。そのすぐ西隣、国道43号線の南側に築地地区があります。この地域は、平安時代の頃には白砂青松、そして海に点在する砂洲が織り成す絶景が広がる美しい景勝地として知られていました。951(天暦5)年に編纂された「後撰和歌集」に戒仙法師が詠んだ詩「あな恋し行きてや見まし津の国の今もありてふ浦の初島」が収められたのを皮切りに、1439(永享11)年編纂の「新続古今和歌集」に至るまで実に21首の歌が詠まれるなど、...尼崎・初嶋大神宮。

  • 西宮・名次神社。

    水の恵みの神名次神社(なつぎじんじゃ)兵庫県西宮市名次町13閑静な住宅街に鎮座する名次神社。参道も、よく気をつけて探さないと見落としてしまいそうです。〔御祭神〕名次大神1937(昭和12)年に5ヶ月をかけて築かれた夙川公園。正式名称を「夙川河川敷緑地」というこの公園には「ソメイヨシノ」をはじめとする15種類の桜の木が1,700本近く植えられており、これらの桜が競うように咲き乱れる春の季節には、花の甘い香りに誘われるかのように数多くの花見客が所狭しと詰め掛けて大賑わいをみせます。この夙川公園沿いにある阪急電鉄「苦楽園口駅」から東へ5分ほど歩いた閑静な住宅街の中に、緑の木々に包まれた一角があります。一見、小ぶりな自然公園かと見まごうこの杜の中に静かに鎮座しているのが、延喜式神名帳にもその名を連ねる由緒正しき古社・名...西宮・名次神社。

  • 奈良・菅原天満宮。

    学徳成就・文筆向上菅原天満宮(すがわらてんまんぐう)奈良市菅原町518通称菅原神社菅公1100年を記念して新調された玉垣が目にまぶしい。〔御祭神〕天穂日命(あめのほひのみこと)野見宿祢命(のみのすくねのみこと)菅原道真公(すがわらのみちざね)垂仁帝の頃、当麻(現在の奈良県葛城市當麻)の地に当麻蹴速というとても強力の勇士がいました。「天下にワシほど強いものはいない。願わくば、生死を懸けてもよいので強き者と手合わせしてみたいものだ」と当麻蹴速がうそぶいている、ということを聞いた垂仁帝は臣下に「当麻蹴速は天下の勇士だと聞いている。誰かこれに匹敵する剛の者はおらぬのか」と尋ねられます。それを聞いた臣下の一人が「出雲の国に野見宿禰という者がおります。たいそう剛の者と聞き及んでおりますので、これを招いて手合わせさせればいか...奈良・菅原天満宮。

  • 東京・萬松山泉岳寺。

    萬松山泉岳寺(ばんしょうざんせんがくじ)東京都港区高輪2‐11‐1江戸三箇寺閑静な住宅街の中に佇む泉岳寺。昼時には近隣のサラリーマンたちの休憩場所にもなっています。〔宗派〕曹洞宗〔御本尊〕釈迦如来像毎年、年末になると必ず特集番組やドラマが放送されるなど、すっかり日本の年中行事のひとつとなった「赤穂浪士討ち入り事件」。江戸城松の廊下で吉良上野介に対して刃傷に及び切腹を命じられた主君・浅野内匠頭の仇を見事に討った「赤穂四十七士」の物語は、近松門左衛門の手によって1706(宝永3)年に人形浄瑠璃「碁盤太平記」として上演され、さらには1748(寛延元)年に2代目竹田出雲・三好松洛・並木千柳の合作による人形浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」が上演されるとたちまち江戸庶民の心を掴み、以後歌舞伎や浄瑠璃、講談などで数多くの作品が生み出...東京・萬松山泉岳寺。

  • 菅原道真公⑩ 「残る任期と"阿衡の紛議"」。

    ⑩残る任期と「阿衡の紛議」菅原道真公が何度か訪れた明石の駅亭。休天神社には腰掛け石が残されています。菅原道真公は887(仁和3)年の11月に正五位下の叙勲を受け、久々に京の私邸で家族とともに正月を過ごしました。しかし、いつまでも京の暮らしを楽しむわけにはいかず、春には後ろ髪を引かれながらも再び讃岐国への旅路に出ます。明石の駅亭までやってきた菅原道真公は、「題駅楼壁」という詩を詠んでその複雑な胸中を吐露しています。任地へ戻った菅原道真公には、解決すべき問題が山積していました。888(仁和4)年の讃岐国は日照りが続き、5月に入ってもまったく雨の降らない毎日で、農作物への影響も懸念されていました。ただでさえ前年には都に「調」として納めた絹の品質が悪かったとして譴責を受けていただけに、作物の出来には非常に神経を尖らせて...菅原道真公⑩「残る任期と"阿衡の紛議"」。

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神戸の空の下で。  〜近畿の史跡めぐり〜
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