長くなるかもです…日本の介護食の進化に、非常に驚かされています。私がかつて日本の病院で勤務していた頃、介護食はまだ発展途上の段階でした。栄養士さんや歯科医師、歯科衛生士など、多職種の方々が協力しながら、食材を刻んだり、ペースト状にしたり、とろみをつけたり…毎日、手作業で患者さんの「食べやすさ」を追求していた時代でした。当時は、食品メーカーが介護食開発に乗り出し始めたばかりで、サンプル品が病院に山のように送られてきては、現場の私たちが試食してフィードバックをする…そんな風景が日常でした。あれから、何十年。いまの日本の介護食、特に「高カロリーゼリー」の進化には目を見張るものがあります。見た目は小さなゼリー。それなのに、栄養価はとても高く、まさに“命をつなぐゼリー”です。元気な人なら3口で食べてしまうくらいのサ...日本の介護食ゼリーって本当にすごい…!