藤川宿は東海道五十三次7番目の宿場町で今も当時の面影が残っているというので散策してきました。名鉄の藤川駅南口から少し歩くと東海道、小学校の付近が宿場の西端になるようで、ここから西側は松並木が続いています。小学校の斜め向かいには十王堂(閻魔堂)と芭蕉の句碑があり「ここも三河むらさき麦のかきつばた」と刻まれている。十王堂は宝永7年の創建とされ平成29年に復元、芭蕉の句碑は寛政5年に建立されたもの。宿場町の中央付近には脇本陣と本陣跡があり、重厚な門構えが残っている。市場町付近には格子造りの町屋が多く残っており、昔の街道という街並みだ。この地域の中心的な神社と思える津島神社の参道が街道から伸びているが、現在は名鉄と国道に分断されて直接行くことはできない。線路に分断された参道はたまに見かけるが、ここは安全のために完...東海道・藤川宿愛知県岡崎市