供養について考える
供養について考える(昨日の法事の後の法話に付け足して)供養とは何でしょうか。この言葉は中国で訳された言葉で、もとのインドの言葉はプージャーと言いまして、神仏への捧げ物としてのお祀り、お供えやお勤め、礼拝などを意味します。仏教のお寺でも朝のお勤めのことをプージャーと言っていました。インドのお祭りで有名なドゥルガー・プージャーとかカーリー・プージャーというようにお祭り全体を表す言葉として使用される場合もあります。ですから日本でも施餓鬼供養とか、盂蘭盆供養というように使われます。そしてこのプージャーという言葉にはもう一つ大事な意味があり、尊崇する尊敬するという意味があります。ありがたい存在だからお供えをする、礼拝するということになります。インドではヒンドゥー教のお寺などでは大きな音で毎朝お勤めを村中に聞かせると...供養について考える
2024/04/29 12:33