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  • 2006年の歌舞伎

    2006年も終わろうとしています。今年の歌舞伎、とても充実していました。歌舞伎だけではありません。文楽もお能、舞踊も今年一年すばらしいものに出会えました。 そこで歌舞伎ベスト10=十大古典芸能、といきましょう。まず、2月歌舞伎座、玉三郎&菊之助の「二人道

  • 今日は討ち入りの日

    朝からどんよりした雲、でも雪になるような気配はないですね。不心得な変質者に荒らされはじめて、このブログを凍結して1ヶ月になります。その間、いろいろ相談にのっていただいた方々に、この場を借りましてお礼を申し上げます。折しも討ち入りの日、図面を

  • 花形歌舞伎11月夜の部

    色づきはじめた銀座の並木新橋演舞場松緑の光秀、菊之助の船弁慶、海老蔵の忠信の競演。若いというのは素晴らしい。あんな美しい艶なる忠信なんて、考えられない!よーく動いてました、海老蔵は。器用にお役を勤めているのではない!一生懸命、

  • ソン・スンホンが戻ってくる!

    2年ぶりに除隊してくる、スンホンssiに熱い眼差しを向けているのは、いったいどのくらいいるのでしょう。ファンの間で、カウントダウンもあと3日、と、かなりエキサイトしてきた。Japan Official Fan Clubのなかに、コミュニティスペースという、ファンどうしの交

  • 11月顔見世大歌舞伎昼の部

    通し狂言「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」通し狂言で観たのははじめてです。通しだと、正岡、鶴千代の物語は、全体のクライマックスではあるが、作品のなかの一エピソード的だったことがはっきりしてくる。当世のビッグニュース、伊達騒動を題材にしたわけで

  • 11月顔見世大歌舞伎夜の部

    歌舞伎座の初日、いつもこうなんでしょうか、陰のお声があまりにもよく透るので、驚きました。今日は2階席だからか!!芝翫さんそんなに詰まってしまったように思えないのに、先へ先へと急き立てるように見えた。きっと終了時間を気にして、誘導しているのね。よ

  • 秋日和の散策

    だーあれもいない桜並木の散策コースを旧い友人ととりとめもないおしゃべりをしながら、歩きました。街中の桜の木は枯れ葉をまだ枝につけているというのに、葉がすっかり落ち切っていました。幹は、ふつうは黒っぽく湿っぽい肌をして

  • 空蝉物語ー空蝉の巻

    さて、空蝉の巻では、いよいよヒロイン空蝉のクライマックスとなります。それなのに、ヒロインは”拒絶する女”の系列として、位置づけられてきます。もちろん源氏には、拒絶されることなんて考えられないことなのです。理解することができないのですね。空蝉ひと

  • 空蝉物語ー謎解き 帚木の巻2

    謎解きその2藤壷ー空蝉ラインはどこがどうつながるのか?桐壷につながる帚木の巻で語られています。この巻には、2カ所、源氏が藤壷のことを想起する場面がでてきます。1回目は、雨夜の品定め談義の最後の一文です。 君は、人ひとり(藤壷)の御有様を心のうちに

  • 空蝉物語ー謎解き 帚木の巻1

    紅葉した帚木遠くから見るとあるように見え、近く寄って見ると形が見えないという伝説の木。実は「とんぶり」帚木の巻 源氏17歳 空蝉20歳 藤壷22歳謎解きその1 なぜ、空蝉は、源氏の恋の最初の女君なのか。華やかな源氏の恋の遍歴のなか

  • 三響会特別公演ー伝説と伝承

    念願の三響会公演、余韻さめやらぬ思いです。期待していた通り、いえそれ以上のすばらしい舞台でした。一言でいえば、太鼓、鳴り物、歌舞伎、能のコラボレーションの妙、いえ、それが舞台で融合して何か新しいものを作り出したとでもいうのでしょうか。これまでの

  • 美しい夏キリシマ、2003年

    黒木和雄監督、戦争レクイエムのひとつ。あの年の夏、宮崎県のとある小さな町、監督の故郷えびの市の実家が舞台。町あげての撮影。霧島連峰をのぞんだ、野山が美しい、練兵隊の軍事教練を遠景に、それでも懐かしい風景がひろがる…そして、細部にわたる当時の復元

  • 芸術祭10月歌舞伎夜の部

    何といっても、仁左衛門の勘平はすばらしい!蓑のかさを纏っての出、あんなに品よく見せられるって、そうだれでもできることではない。海老蔵の定九郎も板についてきた!仲蔵!と声かかりましたよ。なんか気持ちわかる、歌舞伎の斧定九郎の造形、それも含めて、

  • 中の品の物語ー帚木

    源氏物語第一部は、2筋の流れがあるといわれています。桐壷から始まり、若紫につながる本流。17帖もう一つは、帚木を巻頭とする、空蝉、夕顔とつづく「中の品」の別伝。16帖とくに、帚木の冒頭と、夕顔の最後の草子地(そうしじ)がつながる書き方をしているので、

  • 紫ゆかりの物語ー若菜上

    「源氏物語」54帖を大きく3部に分ける考えが有力のようです。第1部は桐壺から33帖まで第2部は若菜から幻まで第3部はいわゆる宇治十帖若菜は、物語の大きな転換をなす巻。源氏が准太上天皇に上り詰め、栄華の絶頂に達したそこから、物語は栄華にしのびよる陰の部

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