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  • 輝線スペクトル バルマー系列式

    水素のスペクトル波長の不思議な規則性に取りつかれた科学者の一人バルマーが出した結論が報告されたのは、1884年だった。 この時、バルマー Johan Jakob Balmerは59歳。彼は、最初スイス、バーゼルの自然科学協

  • アーチボルド・クーパー

    On a New Chemical Theory The end of chemistry is its theory. The guide in chemical research is a theory. It is therefore of the greatest importance to ascertain whether the theories at presen

  • 化学史の見方

    今まで断片的に書いてきたテーマを、系統的に人物で纏めてみた。 真空史 トリチェリー メルセンヌ パスカル ゲーリケ フック ボイル 立体化学史 パスツール ウィスリツェニス ファントホッフ ル

  • 酒石酸工学異性体に至るパスツールの動機

    パスツールの1860年講演「天然有機物の分子デスシンメトリーに関する研究」の中に ”酒石酸の光学異性体発見”の実験をするに至る動機を語っている部分が第一講の4に述べられている。 IV. I must first place b

  • 乳酸の異性体

    ヨハネス・ウィスリツェヌス(Johannes Wislicenus、1835年 - 1902年)は、ドイツの化学者。 日本での知名度は、高いとは言えない化学者である。 乳酸の異性体に関する研究は1873年に報告されたものである。1887

  • 比熱比と単原子気体

    新元素アルゴン気体が、単原子だと決め手になったのは、この比熱比であった。 比熱比 比熱比γ・・・ 定積モル比熱Cpと定圧モル比熱Cvの比を比熱比γという。 気体のモル比熱 J/molK 分子種 気

  • 113元素

    1904年から二年半、ロンドンのラムゼー氏の元に留学した日本人が、小川正孝氏である。 そうして新元素ニッポニウムの存在を世に問うたのが1908年であった。しかしながら、小川は、原子量を約100と計算し、周期表で

  • 未知元素との遭遇 (1)

    18世紀の終盤、大英帝国での出来事である。物理学者レイリー卿(1842~1919)は、11mg の数字の謎が、どうしても納得がいかず、この重量差にこだわっていた。元素の周期性がやっと認知されだした1890年代の時代に、

  • 11mg

    11mg の差 The nitrogen, obtained altogether in four ways from chemical compounds,is material lighter than the above, the difference amounting to about 11mg., or about 1/200 part of the whole.

  • 価電子元素表

    価電子元素表 なぜ化学が面白くないのか。

  • 原子容

    マイヤーが原子容曲線を発表したのは、1870年であった。 現代のデータを元に原子容曲線を描いてみた。水素からモリブデンまで。

  • Pauling's Rules

    結晶構造の構築原理としてポーリングの規則がよく知られている。 地球科学の父といわれるゴールドシュミットと同様の結論を得ている。 Pauling's Rules Rule 1 Around every cation, a coordination polyh

  • 塩素水和物

    塩素の実験での化学史上で記憶にあるのは、1810年、デービーが塩素を取り込んで水との結晶物をつくる塩素包接水和物を発見し、1823年、マイケル・ファラディのこの塩素包接水和物の構成特定実験がよく知られている

  • 原典の原点

    化学史の探索に入ったきっかけを作ってくれたとも言うべき原典の原点 A SUGGESTION LOOKING TO THE EXTENSION INTO SPACE OF THE STRUCTURAL FORMULAS AT PRESENT USED IN CHEMISTRY. AND A NOTE UPON THE RELATI

  • ラングミュア

    アービング・ラングミュア(1881 – 1957) は、ルイスの電子構造理論をさらに掘り下げた論文を1919年に発表した。「THE ARRANGEMENT OF ELECTRONS IN ATOMS AND MOLECULES」がその論文だ。 ラングミュアは、その冒頭

  • ルイス 原子と分子

    ぼつぼつ翻訳します。 1916年発表のギルバート・ルイス氏の「原子と分子」にある仮定 1. In every atom is an essential kernel which remains unaltered in ordinary chemical changes and which possesses

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