旗幟纏う夜桜句座よ疎ましき回文は行くその六千七百四十八
草の息纏いお暇奇異の策回文は行くその六千百十六
品薄や詫びぬ犬枇杷安うなし回文は行くその六千百十五
抱き飽きてつい退けドイツ的秋だ回文は行くその六千百十四
麦の粉かハイ先生は過去の義務回文は行くその六千百十三
何億や浜茄子生は焼く女回文は行くその六千百十二
酒酔えは幕開け悪魔蠅避けさ回文は行くその六千百十一
ビキニ着て恋かと懐古的ニキビ回文は行くその六千百十
苛立つな飯器抱きしめ夏だ雷回文は行くその六千百九
虹の果て選ぶ油絵手は野路に回文は行くその六千百八
くだ巻くな西日寂しに泣く間抱く回文は行くその六千百七
手花火よ走り寄りしは呼び名果て回文は行くその六千百六
濃い染みさ盛夏赤い背寂しい子回文は行くその六千百五
話す気な揉み瓜海も鳴き砂は回文は行くその六千百四
歓迎す真夏満つ生水源か回文は行くその六千百三
夏旅と気軽悪ガキ飛び立つな回文は行くその六千百二
時効越し蚊帳目秘めやか至高故事回文は行くその六千百一
夜駅もし没なら夏星も消えよ回文は行くその六千百
和裁手に大暑強いた石和にて回文は行くその六千九十九
貉も遠のき滝の音も馴染む回文は行くその六千九十八
いなしては背空き脇汗果てしない回文は行くその六千九十七
身のツケと腹当てあらは吐血の身回文は行くその六千九十六
黴と罠いやはや速い縄跳びか回文は行くその六千九十五
身のツケと腹当てあらは吐血の身回文は行くその六千九十四
寝てバツな官吏不倫か夏バテね回文は行くその六千九十三
辛辣な患者茶人か夏乱視回文は行くその六千九十二
鉄菱に血の溢す命西日中回文は行くその六千九十一
罪の嘘遺憾ハンカイソウの蜜回文は行くその六千九十
哀しみさいかずち遣い寂し仲回文は行くその六千八十九
禁止解けアユ釣り梅雨明けと心機回文は行くその六千八十八
ツナマヨにシミ黒く見し煮よ真夏回文は行くその六千八十七
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高輪と浮く声黒雨永遠な方回文は行くその六千七百四十七
気まずいか鯛釣りツイた海図巻き回文は行くその六千七百四十六
午睡偶詠はとは言えウグイス語回文は行くその六千七百四十五
開国は自論遍路寺吐く恋か回文は行くその六千七百四十四
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良き運か葉桜句座は還暦よ回文は行くその六千三百六十五
白藤に軽く贈るか虹降らし回文は行くその六千三百六十四
カバ注がし朕飽きアンチ四月馬鹿回文は行くその六千三百六十三
漢文は馬刀貝が手間半分か回文は行くその六千三百六十二
芝焼きか安物燃すや火器ヤバし回文は行くその六千三百六十