失念か弥生濃い夜や感熱紙回文は行くその六千七百五十二
妻知らば高い買い方薔薇始末回文は行くその六千二十五
枇杷色の薔薇なくなれば呪い詫び回文は行くその六千二十四
予選なし夏負け待つな指南せよ回文は行くその六千二十三
狭いハケ神輿畏み気配増せ回文は行くその六千二十二
川の字に並ぶつぶらな虹の輪か回文は行くその六千二十一
核倉庫春果て貼るは校則か回文は行くその六千二十
包み込むツツジ恥じつつ婿見つつ回文は行くその六千十九
桜蕊無役を悔やむべし落差回文は行くその六千十八
可決もし独活架も稼動下野か回文は行くその六千十七
十勝来て荼毘さワサビ田敵地かと回文は行くその六千十六
化学もか気分せんぶき寡黙画家回文は行くその六千十五
草に血と花見ず皆は土地に柵回文は行くその六千十四
花烏賊や波路に地味な夜会名は回文は行くその六千十三
桜烏賊ぬめる緩めぬ快楽さ回文は行くその六千十二
桜には咲くが美学さ葉に落差回文は行くその六千十一
末が楽値だの物種鞍替えす回文は行くその六千十
甲烏賊と来たらしらたきとか言う子回文は行くその六千九
手に文庫説き伏せ蕗と昆布煮て回文は行くその六千八
遠のきて菜ばな華々敵の音回文は行くその六千七
庫リトルハグハグ春採り昆布回文は行くその六千六
仲買いは夏間些末な胚芽かな回文は行くその六千五
最悪な四月貢がし泣く愛さ回文は行くその六千四
泣かんかい菜飯せしめないかんかな回文は行くその六千三
逝かせる身真烏賊と垣間見る世界回文は行くその六千二
古代以後坂田に高砂飯蛸回文は行くその六千一
春爛けし遠浅青と時化たるは回文は行くその六千
隙あらば見透かす霞薔薇空巣回文は行くその五千九百九十九
意気がらば虚し嗜む薔薇が忌諱回文は行くその五千九百九十八
バラ肉よ御忌の虚偽よく煮らば回文は行くその五千九百九十七
目合いへ薔薇の祈らば平和熊回文は行くその五千九百九十六
「ブログリーダー」を活用して、gororinさんをフォローしませんか?
失念か弥生濃い夜や感熱紙回文は行くその六千七百五十二
徳掘るはくどい解読春北斗回文は行くその六千七百五十一
白髪増し四月待つが死嶌芥子回文は行くその六千七百五十
組む棚は陸積み作り花手向く回文は行くその六千七百四十九
旗幟纏う夜桜句座よ疎ましき回文は行くその六千七百四十八
高輪と浮く声黒雨永遠な方回文は行くその六千七百四十七
気まずいか鯛釣りツイた海図巻き回文は行くその六千七百四十六
午睡偶詠はとは言えウグイス語回文は行くその六千七百四十五
開国は自論遍路寺吐く恋か回文は行くその六千七百四十四
社朽ち花蕊支那は馳駆ロシヤ回文は行くその六千七百四十三
観桜よ写真連写し酔う恩か回文は行くその六千七百四十二
鎮まるはとある散る跡春貧し回文は行くその六千七百四十一
はんなりと夜目の木の芽よ鶏南は回文は行くその六千七百四十
仲間キス暖雨が生んだすき間かな回文は行くその六千七百三十九
盛りよるはスマホ阿呆増す春よりも回文は行くその六千七百三十八
常滑だ四月嫁がし駄目なこと回文は行くその六千七百三十七
春愁慈愛濃い味入れ売るは回文は行くその六千七百三十六
出しかねたテッサ明後日種かしだ回文は行くその六千七百三十五
彼岸潮痴れ合い荒れしオジンが日回文は行くその六千七百三十四
何ですか皆葉の花見カスでんな回文は行くその六千七百三十三
押し乗るは優しさ示唆や春の潮回文は行くその六千三百八十五
恋蹴るはシケたネタ消し春稽古回文は行くその六千三百八十四
御影供と志願連歌師得意笑み回文は行くその六千三百八十二
確たるは血の意図命春闌くか回文は行くその六千三百八十二
過去の絵は荷造り屑に蝿の子か回文は行くその六千三百八十一
燕よ意外大概余禄閥回文は行くその六千三百八十
荷風忌だ家々遺影抱きウフか回文は行くその六千三百七十九
壬生祭よ弟子姉足でヨイサ踏み回文は行くその六千三百七十八
戸締まりは男の子凧の尾播磨路と回文は行くその六千三百七十七
鷽みたい寂し軋みさ痛みそう回文は行くその六千三百七十六
都下の子は知らず珍し箱の蝌蚪回文は行くその六千三百七十五
御影供と志願連歌師得意笑み回文は行くその六千三百七十四
四国郷雉追う叔父貴動く腰回文は行くその六千三百七十三
逃げ水は遥か光るは弾み気に回文は行くその六千三百七十二
柱解明せよ晴明から死は回文は行くその六千三百七十一
春菜煮て呑めし夜締めの手になるは回文は行くその六千三百七十
目の言わく世故避け寄こせ慈姑の芽回文は行くその六千三百六十九
市が兼ねた観察傘下種案山子回文は行くその六千三百六十八
穀雨かな通学が鬱中浮く子回文は行くその六千三百六十七
挿絵並み折る端春女郎花さ回文は行くその六千三百六十六