看取る子の忌日達治忌残る富回文は行くその六千七百五十四
鹿踏みし春田浸るはシミ深し回文は行くその五千九百九十五
スリムね祈る母春の居眠りす回文は行くその五千九百九十四
妻知らば春尽く蔓はバラし待つ回文は行くその五千九百九十三
空き腹よスマン本鱒寄らばキス回文は行くその五千九百九十二
相談課継がした四月噛んだ嘘回文は行くその五千九百九十一
財政はどうにも煮独活ハイ正座回文は行くその五千九百九十
魚煮に川蜷花俄かに匂う回文は行くその五千九百八十九
桜湯さシナモンもなし白湯楽さ回文は行くその五千九百八十八
リラの香よ飛んで螺鈿と余暇のらり回文は行くその五千九百八十七
春はいい酔うと座頭よ言い張るは回文は行くその五千九百八十六
馬刀貝よ力士貸し切り酔いが手間回文は行くその五千九百八十五
花の舞い濡れ着契れぬ今の名は回文は行くその五千九百八十四
花の幹空白は浮く君の名は回文は行くその五千九百八十三
彼岸島閉ざす伏す座と麻疹が日回文は行くその五千九百八十二
此処ら藤井風尾瀬甲斐路ふらここ回文は行くその五千九百八十一
枸杞飯に豆腐和風と煮しめ濃く回文は行くその五千九百八十
軽はずみだ毎夜未だ見ず春蚊回文は行くその五千九百七十九
よい田螺無いな居ないな死にたいよ回文は行くその五千九百七十八
縄跳びの技の名野沢野火と罠回文は行くその五千九百七十七
紙漉きよ彼岸縁が日よき住処回文は行くその五千九百七十六
磯菜摘み引く波鳴く日密な添い回文は行くその五千九百七十五
花の幹空白は浮く君の名は回文は行くその五千九百七十四
言いくるめたる恥春溜める食い意回文は行くその五千九百七十三
遅日の香微か利かすか彼の辻地回文は行くその五千九百七十二
草餅さ黙る昼間だ幸模索回文は行くその五千九百七十一
雪解けや怒りも理解火傷消ゆ第三回おまけ百句会
死なす間なきつさ胡葱膾無し回文は行くその五千九百六十九
鉄鍋の取説セリと野辺な伝回文は行くその五千九百六十八
佐保姫と祈る春の井止め火長回文は行くその五千九百六十七
モネの鶯餅口も吸いぐうの音も回文は行くその五千九百六十六
金物やら盗る春虎屋のもなか回文は行くその五千九百六十五
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看取る子の忌日達治忌残る富回文は行くその六千七百五十四
待つは友蕊梳きすべし元は妻回文は行くその六千七百五十三
失念か弥生濃い夜や感熱紙回文は行くその六千七百五十二
徳掘るはくどい解読春北斗回文は行くその六千七百五十一
白髪増し四月待つが死嶌芥子回文は行くその六千七百五十
組む棚は陸積み作り花手向く回文は行くその六千七百四十九
旗幟纏う夜桜句座よ疎ましき回文は行くその六千七百四十八
高輪と浮く声黒雨永遠な方回文は行くその六千七百四十七
気まずいか鯛釣りツイた海図巻き回文は行くその六千七百四十六
午睡偶詠はとは言えウグイス語回文は行くその六千七百四十五
開国は自論遍路寺吐く恋か回文は行くその六千七百四十四
社朽ち花蕊支那は馳駆ロシヤ回文は行くその六千七百四十三
観桜よ写真連写し酔う恩か回文は行くその六千七百四十二
鎮まるはとある散る跡春貧し回文は行くその六千七百四十一
はんなりと夜目の木の芽よ鶏南は回文は行くその六千七百四十
仲間キス暖雨が生んだすき間かな回文は行くその六千七百三十九
盛りよるはスマホ阿呆増す春よりも回文は行くその六千七百三十八
常滑だ四月嫁がし駄目なこと回文は行くその六千七百三十七
春愁慈愛濃い味入れ売るは回文は行くその六千七百三十六
出しかねたテッサ明後日種かしだ回文は行くその六千七百三十五
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恋蹴るはシケたネタ消し春稽古回文は行くその六千三百八十四
御影供と志願連歌師得意笑み回文は行くその六千三百八十二
確たるは血の意図命春闌くか回文は行くその六千三百八十二
過去の絵は荷造り屑に蝿の子か回文は行くその六千三百八十一
燕よ意外大概余禄閥回文は行くその六千三百八十
荷風忌だ家々遺影抱きウフか回文は行くその六千三百七十九
壬生祭よ弟子姉足でヨイサ踏み回文は行くその六千三百七十八
戸締まりは男の子凧の尾播磨路と回文は行くその六千三百七十七
鷽みたい寂し軋みさ痛みそう回文は行くその六千三百七十六
都下の子は知らず珍し箱の蝌蚪回文は行くその六千三百七十五
御影供と志願連歌師得意笑み回文は行くその六千三百七十四
四国郷雉追う叔父貴動く腰回文は行くその六千三百七十三
逃げ水は遥か光るは弾み気に回文は行くその六千三百七十二
柱解明せよ晴明から死は回文は行くその六千三百七十一
春菜煮て呑めし夜締めの手になるは回文は行くその六千三百七十
目の言わく世故避け寄こせ慈姑の芽回文は行くその六千三百六十九
市が兼ねた観察傘下種案山子回文は行くその六千三百六十八
穀雨かな通学が鬱中浮く子回文は行くその六千三百六十七