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  • 北海道的感性といわれれば

    2月6日の北海道新聞、円城塔さんのエッセーは「北海道的感性は不謹慎?」というテーマだった。死にまつわるエピソードを淡々と語るのだが、それが不謹慎だと言われることがあるという。小説の賞の選考でも、不謹慎だと落とされる作品を書く人は何割かが北海道だったりする、と。確かに。人が死んだ、馬が死んだって話は結構ストレートにするな、と思う。もちろん身内だけであって、ネットでは丁寧に書くが。むしろ面倒なので書かない。北海道にだってそうではない人はたくさんいる。「とはいえ人は死ぬではないか、と思う。」という円城さん。まさにそうだ。馬は死ぬのだ。悲しみの上にある日常を生きる者としての感性を、北海道的感性、と言ってくれるのなら、私は少し安心する。「試される大地」と似たものがあると思う。単に死生観の問題かもしれない。北海道的感性といわれれば

  • 十勝馬市場でした

    2月26日は十勝の馬市場。今年度から7月が減り、10月と翌2月の年2回となった。10時からスタートして12:16に終了。頭数も多くはないが、欠場が少なく、脚が悪い馬は全く売れなかった。購買結果を見るとそんなこともないようだけど、途中「釧路の方が10万くらい高かったかな」と言っている方がいた。私も聞いた話を交えての感覚としては十勝より釧路が盛況なのかな、という印象。これまで市場が行われていた「ホクレン十勝地区家畜市場」は馬は今日で終了。来年度からは少し南側にある新市場で行われる。現在は馬の周りを囲むようにセリが行われているが、これからはみんなで画面を見て競る形になるとのこと。現在置いてある画面の4倍の大きさの画面を3つ並べ、競られている馬は動画で前後ろ上下、映していくそう。そのため下見をじっくり行う、怪我な...十勝馬市場でした

  • スピードスター賞と表彰式

    連休は道南に行ってきた。実は、ヤマカツエース(ば)の生産者と馬主、母馬に会ってきたこともあり、スピードスター賞には帰らなくては、と。結構早く着いたな。サクラヒメ強いなぁ、軽量戦で差してかっこいい。道南についてはばんブロで。この日、24日は知らないうちに田上調教師の1500勝表彰式が行われていたそうだ。達成は馬コロナの時期だったので、表彰式については後日発表します、というようなことが書かれていたと思う。ホームページの発表を見返すと、1500勝のページに「辞退する」と出ていたのね。トップのお知らせに上がってこないので知らなかった…。これでは取材もできないし、表彰をやると思っているから誰も報じない。残念だな…最近表彰式を辞退することが増えているのはなんでなんだろう。以前は全国各地で災害があり、辞退した人が増え、...スピードスター賞と表彰式

  • チャンピオンカップ メムロボブサップの1億円が見えてきた

    2025年2月16日第46回チャンピオンカップ優勝はメムロボブサップ✨おめでとうございます!心路騎手が引っ張ったけど、そこで負けるボブサップと武臣騎手ではないのよね…ばんえい記念の本命馬として舞台が整いました。キングフェスタの脚もうれしかった。これで障害が確実ならなぁ!来年かな。メムロボブサップは1億円が見えてきた。これまでの1億円馬は、キンタロー、フクイチ、マルゼンバージ、ヒカルテンリュウ、タカラフジ、アサギリ、スーパーペガサス。これってサラブレッドでいう三冠馬みたいに「ファンが覚えておく馬名」の一つだと思うのですがたまに確認しないと忘れてしまう…ペガサスは2006年のばんえい記念で4連覇し1億円馬に。メムロボブサップは現在、9135万7500円。級別表で見る7372万5000円は今年度の通算収得賞金(...チャンピオンカップメムロボブサップの1億円が見えてきた

  • 黒ユリ賞(BG2) ホクセイヒラリ

    2月9日第50回黒ユリ賞(BG2)ホクセイヒラリすごい接戦だった。渡来騎手は障害力を信じ先行。ゴール前の接戦は、2.5%の割には重い馬場だったということもあるが、引っ張って後続馬を潰しにかかったのが効いたのかなと。サクラヒメからはじまりハリアー、ヒラリと渡来騎手の先行する競馬のうまさにはうなる…もう先行のペースをつかんでいるように思う。先行し障害を一度で越えたのはホクセイヒラリとパワフルクィーン、2頭のフジダイビクトリー産駒。父から受け継いだ先行力と障害力はこれからも強みになるだろう。母ヒラリも白菊賞を勝つなど活躍しながら黒ユリ賞には出ることなく引退。娘がやってくれました!渡来騎手はピュアリーナナセで黒ユリ賞を制しており、父カネサブラックの同じ生産者での勝利となる。口取り写真は裏のつなぎ場で、表彰は事務棟...黒ユリ賞(BG2)ホクセイヒラリ

  • 第5回 翔雲賞

    2025年2月2日11R勝毎杯第5回翔雲賞スターイチバンの勝利でした!先行し、よく粘った。出走馬中最高馬体重。能検の一番時計馬が3歳になり、復活の勝利。今後の成長が楽しみ。3強となるか、さらに増えていくか。気性がいい(ばんえいでは荒いくらいを「いい」という)ところがあるが、表彰ではじっとしていた。たくさん撮影した笑スターイチバンは新馬戦から連勝し、馬主や育成した人たちがスタンドで喜んでいたシーンを何度も見た。2歳で焦ることはないということなのだろう、休養して成長を促した。オーナーはほかにも期待の2歳がいいる。スタージャガーは今回は残念だったけれど、同様にみんなで喜んでいる姿を見てきた。同じオーナーのライバルとなりそう。キョウエイエースもよく見えたんだけどなぁ。ココロノニダイメ、アルイテイコウの善戦はうれし...第5回翔雲賞

  • 大雪雑感

    2月4日、帯広は大雪に見舞われた。それまで全く降らず、ここまで降らないのはおかしい、畑が心配だ、いつ帳尻を合わせてくるんだ、と思っていたが合わせすぎだ!!(なぜか降雪量は帳尻を合わせてくる、というのが北海道人の常識みたいなもん)ライフラインは素晴らしいことに保たれていたので、個人的にはテレワークをする分には問題なかった。翌日、家畜改良センター十勝牧場の馬追いに行ってみたがさすがに中止。結局今年の見学は終了となった。消毒、駐車場所が間に合わないし、馬の世話もあるのにそこまでする必要はない。帰りに帯広競馬場に寄ってみたら、場外発売用に駐車場とスタンドまでの除雪が進んでいてさすが、と思った。その時点でコースは除雪が入っていなくて、水曜休業とはいえ…とドキドキしていたのだけど、土曜日の開催、よく間に合ったよ…。北...大雪雑感

  • 砂山のトラクター

    2023~24年の冬に書いたまま、アップし忘れていた内容。コロナ禍は、しばらく厩舎地区に入れなかった。2023年度からようやく厩舎地区の取材や撮影が可能になった。(とはいえ、今も取材対象を報告して、横に広報担当者がついて、という自由とはいえない取材。今後のためにもなんとかしたい…)そしてようやく、冬の風物詩である調教風景を撮影できるようになった。なんと、4年ぶり。そんなに経っていたか。少し前から撮影をしていたカメラマンの山岸伸さんが「風景が変わってしまった」と言っていた。大きなビルがいくつか建つなど、周りを見ていて想像はついていたのだけど、想像以上に変わっていた。馬たちがズリ引きをして向かう直線のその奥には、新しく建てられた農協連ビルがそびえている。なぜか窓はないので、厩務員によっては無機質な印象を持つ人...砂山のトラクター

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ばん馬のいる風景-BANEI Photo Gallery -
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