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2006/01/22

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  • 「せきれいの曲」

    相当にびっくりさせられた。昭和の初め、山村聰の作曲家が轟夕起子と結婚してものすごくモダンなホテルで新婚生活を始めたと思ったらすぐ他に女がいることがわかるのだが、女の姿は見せず山村と足先だけの芝居で見せた後、気づいた轟になじられると山村が開き直るというか居直るというか芸術家的なエゴイズムというか、それらを超越してあまりに堂々とした押し出しで押し切ってしまうのにびっくり。ホテルの朝食が「カリオストロの城」ばりに卵立てにおそらく半熟の卵を立てていたり、公園の建物がすごくモダンだったりする。コンサートの客席が奥まで全部埋まってたり、繰り返すけれどこれ昭和26年の作ですよ。昭和初期の芸術家のあり方ってこういうものだったのかとあまり時間が経っていなかった分、ありえたともとちょっと思う。轟が山村と別れた後、有馬稲子を産...「せきれいの曲」

  • 「新幹線大爆破」(Netflix版)

    意外だったのはオリジナルの75年版の事件と因果関係があることで、まっさらのリブートというわけではない。オリジナルには爆破シーンはイメージ・シーンしかないが、ここではこってりたっぷりVFXを駆使した派手な爆破やものすごいスピード感のある新幹線の疾走シーンは見もの。新幹線がどういうルートで走るかどう作戦を練るかを綿密に描いているのは樋口真嗣監督としては「シン・ゴジラ」、またそれ以前の怪獣映画平成ガメラ三部作に連なるところだろう。犯人は「椿三十郎」ではないが、とんでもないところにいる。思ったのはオリジナルの犯人役の高倉健はのちのように国民的スターになるちょっと前で、もともとヤクザ役でスターになったわけだが、考えてみるとヤクザというのは犯罪者なわけで、今の認識では当然のことだが、当時の認識だと同情すべき犯罪者とい...「新幹線大爆破」(Netflix版)

  • 2025年4月に読んだ本

    4月の読書メーター読んだ本の数:11読んだページ数:3263ナイス数:0映画監督ドン・シーゲル:ノワールを遠く離れて読了日:04月30日著者:吉田広明格闘技が紅白に勝った日2003年大晦日興行戦争の記録読了日:04月27日著者:細田昌志地球へ…[カラーイラスト完全版デジタルエディション]3巻読了日:04月22日著者:竹宮惠子地球へ…[カラーイラスト完全版デジタルエディション]2巻読了日:04月21日著者:竹宮惠子地球へ…[カラーイラスト完全版デジタルエディション]1巻読了日:04月21日著者:竹宮惠子ぼくは翻訳についてこう考えています-柴田元幸の意見100-読了日:04月15日著者:柴田元幸日本経済の死角――収奪的システムを解き明かす(ちくま新書1840)読了日:04月09日著者:河野龍太郎イルカと否定神...2025年4月に読んだ本

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