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穴にハマったアリスたち https://blog.goo.ne.jp/ruby_gillis/

ぴちぴちピッチ、プリキュア、マイメロ、しゅごキャラ!、きらりんレボリューション。アニメの株式や日常話

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2005/11/12

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  • (第10話)わんだふるぷりきゅあ!「ユキの中の思い出」感想

    ■(第10話)わんだふるぷりきゅあ!「ユキの中の思い出」感想犬飼さんのクラスメイトの猫屋敷さんの思い出話。我々は何故、プリキュアでも何でもない子の過去回想を長々見せられているのか分かりませんが、大変に素晴らしく、猫屋敷株の暴騰が止まりません。(1)授業を聞かない猫屋敷さん転入早々、授業中に内職に励むとは恐れを知りません。こむぎさんが介入したことで大怪我をしましたが、仮に介入されなかったら、もっと気まずい空気になってた気がする。教師から「集中するように」と一言指導され、周囲は冷ややかな目で転入生を見る…。いじられる余地もなく、ただただ距離を置かれる辛さ。(2)一人で語りだす猫屋敷さん泥に汚れたこむぎを見て、猫屋敷さんは思い出した。そういえばユキに最初に会ったとき…。そして語りだした。滔々と。朗々と。「犬が喋...(第10話)わんだふるぷりきゅあ!「ユキの中の思い出」感想

  • (第9話)わんだふるぷりきゅあ!「こむぎ、中学生だワン!」感想

    ■(第9話)わんだふるぷりきゅあ!「こむぎ、中学生だワン!」感想こむぎさんが中学生になられた。ニコダイヤの奇跡によって。そして猫屋敷さんの転入生ボーナスが一瞬で消えた。しかもこむぎさんはクラスで早速話題の中心になり、犬飼さんにもべったり。ただでさえ人付き合いが苦手なのに、いきなりハードモードすぎる。さて、中学に通うのなら、当然お勉強もしないといけない。犬の身にはシビアすぎます。犬じゃなかったとしても、義務教育6年+1年をすっとばして、いきなり中2からはきつい。きついけれど、犬飼さんと一緒に通いたいのならやるしかない。メエメエは繰り返し、プリキュアの責務を語っている。ライオンガルガルの際に、「いろはと一緒にいるために」と恐怖にも立ち向かった。今回はお勉強。繰り返し繰り返し、「責務」が出てくる。改めて思えば、...(第9話)わんだふるぷりきゅあ!「こむぎ、中学生だワン!」感想

  • (第8話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆのドキドキ新学期」感想

    ■(第8話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆのドキドキ新学期」感想猫屋敷さん、遂に表舞台へ。新学期を迎えて登校し、ドキドキの転入生です。盛大にやらかしあそばされましたが、この学校の生徒にはむしろ好印象。猫と暮らしていて良かった。猫で世界は成り立っている。しかも幸いにして、馴染みのある犬飼さんと同じクラスです。小躍りしたものの犬飼さんは学校中に友人がいる様子。私は、特別ではない。転入したてなんですから当たり前だし、猫屋敷さんには犬飼さんに拘る理由はない。リアルでいえば犬飼さんとはここでばっさり疎遠になって、蟹江さん達と親友になっても何らおかしくない。のだけど、猫屋敷さん的には思うところもあるようで。犬飼さんと一足飛びに特別な関係になるのは簡単です。プリキュアになればいい。こむぎはプリキュアになったことで犬飼さん...(第8話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆのドキドキ新学期」感想

  • (第7話)わんだふるぷりきゅあ!「ふたりのフレンドリベラーレ!」感想

    ■(第7話)わんだふるぷりきゅあ!「ふたりのフレンドリベラーレ!」感想こむぎさんが家出しました。史上初(?)家出して野宿したプリキュア。「F」とかユニとか野宿してましたけど、喧嘩して飛び出してその辺の公園でとなると、彼女が犬じゃなかったらこの展開はできなかった。はず。家出のきっかけはフレンドリータクトを使えなかったこと。役に立たず嫌われたこと。だけど犬飼さんが直接そういったわけではない。だから兎山くんは対話を勧めた。言葉は自分の思いだけでなく、相手の思いも聞ける。…のだけど、細かなトリックがある。こむぎさんは「役に立たなかったから嫌われた」と思い、「犬飼さんはそう言ったのか?」と兎山くんから尋ねられた。が、後の仲直りシーンでは役に立つ云々は話題に出ていません。若干似たことをやったハトプリ喧嘩回と違い、そこ...(第7話)わんだふるぷりきゅあ!「ふたりのフレンドリベラーレ!」感想

  • (第6話)わんだふるぷりきゅあ!「こむぎ、いろはとケンカする」感想

    猫屋敷さんが黙々と何かを作成なさり始めた。多分お返しのプレゼント。一歩一歩に1話を費やしながらも、着実に前進していらっしゃる。犬飼さんにたどり着くのが、一体いつのことになるかは分かりませんが。■(第6話)わんだふるぷりきゅあ!「こむぎ、いろはとケンカする」感想こむぎさんが拗ねました。支給された玩具が不良品だったので。呼びかけても振り回してもうんともすんとも言わない。バンダイ様も酷なことをなさる。現状では動作不良の原因は皆目不明。ピンチにすら反応せず、それどころから消滅した時の絶望顔といったらもう。こむぎさん本人にそれほど悪い点が見られないだけに、どうにもこうにも厳しいです。例えば「世界を救う」的使命感は欠落している。が、プリキュアがそこを重視するとはちょっと思いづらい。地球のため皆のため。それもいいけど忘...(第6話)わんだふるぷりきゅあ!「こむぎ、いろはとケンカする」感想

  • (第5話)わんだふるぷりきゅあ!「つながるキズナ フレンドリータクト!」感想

    犬組に玩具が追加されました。着々と体制が整っていく。一方、猫屋敷さんは未だ屋敷内で悶々としていました。もういっそ猫吸いしてるだけで1年過ごさないかしら。■(第5話)わんだふるぷりきゅあ!「つながるキズナフレンドリータクト!」感想今年の主人公は飼い犬。そう決まった時、おそらく最初に問題になったのは「首輪してリードしていいのか」だったと思います。絵面として明らかにまずい。子供が真似したら致命的で、尊厳の他に、下手したら首が締まって死亡事故が起きます。かといってリードなしでうろうろされても困る。素人発想的には、もうこの1点の都合で「ペットを主人公にするのは止めよう」と判断してもおかしくないくらいの大問題。ですので今回の話はとても綺麗だったと思う。リードは束縛や主従関係ではなく、信頼の証。犬はリード。人は手を繋ぐ...(第5話)わんだふるぷりきゅあ!「つながるキズナフレンドリータクト!」感想

  • 「episode23:星羅の覚醒」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年3月号)感想

    ■「episode23:星羅の覚醒」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年3月号)感想なかよし2024年3月号[雑誌]るちあ&るきあさんの両名は、あっさりと捕縛されてしまいました。波音&リナさんが助けようとするもローランに通用せず。歌えない面々はそもそも戦力外。そこに更には星羅さんまで現れました。これ、詰んでるのでは。ところが唐突に沙羅さんと思しき幻影が現れ、星羅が暴走。るきあさんを救い出しました。ローランの叫びが物悲しい。「星羅!?なにをしている!?」本当に何をなさってるんだ、星羅さん…。星羅さんの突然の行動に、るきあさんも応えた。よくは分からないけど、真珠が共鳴している!そしてセルフ海苔で変身なされた。るきあさんも何をなさってるんだ…。一緒に唄おうと手を差し伸べるるきあさんに、...「episode23:星羅の覚醒」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年3月号)感想

  • (第4話)わんだふるぷりきゅあ!「猫屋敷の猫とまゆ」感想

    ■(第4話)わんだふるぷりきゅあ!「猫屋敷の猫とまゆ」感想猫屋敷さん家のお店がオープン。最初の客として駆け込んできた犬飼さんと、正式にコンタクトをとられた。ここから物語が始まる…のが王道ではありますが、猫屋敷さんが筋金入りの性格をなさっているので、どう転がっていくのか分かりません。ついに登場した「怖くない、怖くない!」も、案の定というか自分自身を励ますための言葉でした。公式サイトの詐欺っぷりが素晴らしい。まだ4話しか放送されていない中で予想すると、今作は「話を聞かない」がキーワードになりそうな気配がします。メエメエの嘆き、メイクに集中する猫屋敷さん等々、かなり繰り返し登場してる。これまでのプリキュアさんも「話を聞かない」ことには定評があります。奴らは会話を無視して殴ってくる…としばしば恐れ慄かれた。例えば...(第4話)わんだふるぷりきゅあ!「猫屋敷の猫とまゆ」感想

  • (第3話)わんだふるぷりきゅあ!「言っちゃダメェ~!」感想

    ■(第3話)わんだふるぷりきゅあ!「言っちゃダメェ~!」感想タイトル通り「言っちゃダメ」なので犬飼さんも頑張ったものの、兎山くんに無事にバレました。そして参謀として加わってもらった。ここまで3話。物凄く着実にメンバーや舞台背景が揃っていっています。怪しい挙動をしてばかりの猫屋敷さん以外は…。【商品を売ろう】発売前にちょっと話題になった「いろはは人間同様の食事をするのか」。早速今回、明かされました。イヌの時はイヌに準ずる。ヒトの時はヒトに準ずる。妥当な帰着だった。個人的には「今更そこを気にしてもしょうがない」派なので、委縮せずにガツガツ食ってもらってよいと思ってるのですが、わざわざ地雷を踏みぬく必要もないので、今回の展開は良かったかなと。イヌ形態でグミを食べようとしたら止める。ヒト形態なら食える。その横で、...(第3話)わんだふるぷりきゅあ!「言っちゃダメェ~!」感想

  • (第2話)わんだふるぷりきゅあ!「みんな友達、キュアフレンディ!」感想

    ■(第2話)わんだふるぷりきゅあ!「みんな友達、キュアフレンディ!」感想こうして見ると涼やかなお姉さんだけど、中身はあんな感じで公式サイトのリリアンさんと同一人物とはどうしても思えない。名前の「まゆ」からして、変身すると羽化なさる感じなんだろうか。未変身状態では疎遠なまま、変身後の格好つけた姿で仲良くなって、バレたらどうしようと悩むのとかも楽しいかも。(「わんだふるぷりきゅあ!」第2話より)こむぎさんの飼い主の犬飼さんも変身なされた。登校する犬飼さんに置いて行かれるのが寂しかったこむぎさんに対し、犬飼さんは身体能力的に犬についていけないことを寂しく思っていた。それぞれの立場で、相手には分らぬ寂しさを誰もが抱えている。その差を埋めるためのプリキュアへの変身。果たせぬ理想、なりたい自分への変身。とても綺麗で自...(第2話)わんだふるぷりきゅあ!「みんな友達、キュアフレンディ!」感想

  • (第1話)わんだふるぷりきゅあ!「はじまりは「わんだふる!」」感想

    ■(第1話)わんだふるぷりきゅあ!「はじまりは「わんだふる!」」感想新しい年が始まりました。今年も新要素が盛りだくさんで、その一つ、猫組のお姉さま方に興味津々でした。同方向のクール系お姉さまコンビは今までにありそうでなく、ある種ふたごっぽい雰囲気がとても魅惑的。応援しよう。…と思っていたのですが。(「わんだふるぷりきゅあ!」第1話より)マカロン的お姉さまかと思ったら、ヒメルダよりのスパイシー的お姉さまだった。推せる。公式サイトのキャラ紹介によれば、決め台詞は「こわくない、こわくない」のようです。てっきり、ガルガルした子に対して「ふふ。こわくないのよ」みたいな妖しくも包容力のあるそんなイメージを持っていたのですけれど。この分だと「ひぃっ!?だ、大丈夫。怖くない怖くない。頑張ろう…」と自分に言い聞かせてる的な...(第1話)わんだふるぷりきゅあ!「はじまりは「わんだふる!」」感想

  • 「episode22:紋章のひみつ」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年2月号)感想

    ■「episode22:紋章のひみつ」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年2月号)感想八景島やら何やらと派手なイベントに現を抜かしていて、1カ月遅れの更新です。なかよし2024年2月号[2023年12月28日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]価格:660円(2024/2/3時点)楽天で購入星羅さんは夢を見ていました。純真無垢だった、幼き頃のあの夢を。星羅:「もうっ!どうしてみんな信じてくれないの!?」「ローランは強いし協力してくれるっていってるんだよ!?」お姉さま方:「もう星羅ったらお子ちゃまね~」「そんなことばを真にうけてんのか?」「星羅はピュアだから…」こうして星羅さんはグレました。全てお姉さま方のせいです。あのふざけ切った対応を思い出し、星羅さんも怒りを新たに…かとも思い...「episode22:紋章のひみつ」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年2月号)感想

  • (第50話・最終回)ひろがるスカイ!プリキュア「無限にひろがる!わたしたちの世界!」感想

    ■(第50話・最終回)ひろがるスカイ!プリキュア「無限にひろがる!わたしたちの世界!」感想かつて自分が救われたあのシチュエーションで、小さな子供を救う。当時おそらくは自分を責めて、「ヒーローになる」の一種の呪縛となったと思われますが、それを昇華した素敵なラストでした。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第50話より)ここ最近は1週間考えてから感想記事にしていましたが、今回は勢いで書くのが正解な気がするので、そのまま書いてみる。【ヒーローは間違える】ソラさんは語った。「ヒーローは正しいことを考えながら進んでいく」。ここでいう「ヒーロー」は「プリキュア」に置き換えられるし、そこから「プリキュアコンテンツは正しさを考えながら進んでいく」と読み替えても、それほど変ではないと思う。特にこの1年で顕著だった様々な試行錯誤...(第50話・最終回)ひろがるスカイ!プリキュア「無限にひろがる!わたしたちの世界!」感想

  • (第49話)ひろがるスカイ!プリキュア「キュアスカイと最強の力」感想

    ■(第49話)ひろがるスカイ!プリキュア「キュアスカイと最強の力」感想ダークスカイかっこいい!可愛い!!もうずっとこれでいいんじゃないかな。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第49話より)なんかもうダークスカイで全てが満足してしまい、ここで考えるのをやめたほうが幸せになれる気もするのですが、一応続けてみる。例によって、何をどうしたいのか不可解な回でした。【1】ソラさん曰く、「間違えることもある。だから友達を信じればよい」。言葉そのものには大きな異論はありませんが、状況に全くあっていない。・カイゼリンは「間違った」のか甚だ疑問。彼女は記憶をいじられています。「騙された」としかいえない。・カイゼリン視点では「スカイランドと仲良くするという間違いをした。だからスキアヘッドを信じてここまで来た」。ソラさんの言葉通り...(第49話)ひろがるスカイ!プリキュア「キュアスカイと最強の力」感想

  • (第48話)ひろがるスカイ!プリキュア「守れヒーロー!みんなの街!」感想

    ■(第48話)ひろがるスカイ!プリキュア「守れヒーロー!みんなの街!」感想残り2話。皆で力を合わせて戦って、カイゼリンさんも抑え込んで浄化し、ようやく会話ができるように。ソラさんも嬉しそう。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第48話より)とはいえ、画面のこちら側にいる視聴者的には大きな謎が二つ残ってる。(1)ソラの言葉の真意が分からないソラさんは「やっとお話ができる」とおっしゃっている。何をお話して、それが何がどう解決するおつもりなんだろう?カイゼリン視点では、エルレインが裏切って父親を殺したのは事実です。お互いに持っている情報は全て出していますから、会話をしても疑いは晴れません。ご丁寧なことに一番星さんは成仏なさっているので、エルレインに問いただすこともできない。せめて悩みを吐き出せば楽になる…といった類...(第48話)ひろがるスカイ!プリキュア「守れヒーロー!みんなの街!」感想

  • (第47話)ひろがるスカイ!プリキュア「さよなら一番星!プリンセスのめざめ!」感想

    ■(第47話)ひろがるスカイ!プリキュア「さよなら一番星!プリンセスのめざめ!」感想「あなたがきちんと話してくれさえすれば」「こんな終わり方にはならなかったかもしれないのに!」ソラさんの叫び。多分、ひろプリで最も説得力のある一文だったと思う。だからさっさと事情を明らかにしてくれと、あれほど…。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第47話より)と思ったのだけど、よくよく考えて見ると逆なのかもしれない。仮に第1話で「我々はアンダーグ!300年前に裏切られ、父を殺された恨みを今こそ晴らしてくれる!!」と宣言して襲ってきたとして、ソラさん達の対応が何か変わったかといえば、ほぼ同じだったはずです。「プリキュアがカイザーを討った」は伝説とも大きな齟齬はなく、「じゃあエルちゃんを差し出します」とも当然ならない。つまり「話し...(第47話)ひろがるスカイ!プリキュア「さよなら一番星!プリンセスのめざめ!」感想

  • (第46話)ひろがるスカイ!プリキュア「ヒーローたちのクリスマス」感想

    ■(第46話)ひろがるスカイ!プリキュア「ヒーローたちのクリスマス」感想ソラさんが生き生きとしていらっしゃる。明言はされていないものの、ソラさんにとってソラシド市での生活は「居候」なので、色々と気苦労もあるんじゃなかろうか。スカイランドや青の護衛隊の中で表情豊かに動いてるのを見ると、妙に嬉しい。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第46話より)これぞプリキュアと言わんばかりの綺麗な回だった。前回の危機を受けて城に退避し、その不安を和らげるために現実の季節イベント・クリスマスを取り入れる。望まれていたスカイランドの様子や、青の護衛隊の皆様も自然に描かれました。日常や交流を描きつつ、物語が前に進んでくれた。クリスマス商戦…には遅いのかもしれませんが、販促の嵐も心地よい。私たちは!玩具を売る!更には前回と違ってごく...(第46話)ひろがるスカイ!プリキュア「ヒーローたちのクリスマス」感想

  • 「episode21:運命の嵐」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年1月号)感想

    ■「episode21:運命の嵐」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年1月号)感想なかよし2024年1月号[2023年12月1日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]自分の素性に悩む黒砂君。意を決して謎のマーマン・ローランの城に赴き、事の真相を知りました。一方その頃るきあさん。同級生の白浜君から真相を聞かされました。黒砂君、何のためにリスクを負ったんだろう…。13年前、ローランはどこぞの浜辺で出会った娘さんと懇ろな仲になったものの、人間どもの反対で引き離され、しかも娘さんのも駆け落ちの場に来てくれなかったそうです。やさぐれて嵐を起こしたら、黒砂君が乗った船も巻き込まれて海に転落。たまたま通りかかった、るきあさんが助けて出会ったそうな。つまりは前作の沙羅さんの立場だったようです。その...「episode21:運命の嵐」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年1月号)感想

  • (第12話・最終回)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「キボウノチカラ」感想

    ■(第12話・最終回)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「キボウノチカラ」感想最後の飲み会のシーン。日向さんは留学に旅立ったので、プリ5+美翔さんで飲んでいらっしゃる。「他チームに、一人だけ別チームの子が混ざる」こと自体がレアなのに、ましてやそれがあの美翔さんです。彼女の成長を感じるというか、何気に「オトナプリキュア」最大の衝撃かもしれない。更なる続編が作られた場合、七瀬さん的立場でプリ5チームに帯同する美翔さんが見られる…のかもしれない(見たい)。(「オトナプリキュア」第12話より)ベルが突き付けた破綻の未来は、回避する確実な回答はない。「プリキュア」では「未来は変えられない(正確に言うなら、過去に起きた不幸をなかったことにはできない)」ので、おそらく未来の事象そのものは変えられず、この街は滅ぶと...(第12話・最終回)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「キボウノチカラ」感想

  • (第45話)ひろがるスカイ!プリキュア「アンダーグ帝国の優しい少女 」感想

    ■(第45話)ひろがるスカイ!プリキュア「アンダーグ帝国の優しい少女」感想過去編で久々に強いソラさんを見たような気がする。彼女はプリキュアにならない方が、キャラクター的に活きるような気すらする。序盤には「プリキュアを捨てるのでは」との可能性も考えたけど、キャラ的にはそうなってもおかしくない気がいまだにしてる。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第45話より)300年前のカイゼリンさんはとても心優しい姫君で、お父様のカイザーを説得し、和平に導いてくれました。途中で裏切りや瀕死の重傷を負ったりもしましたが、どうにかこうにか和平は結ばれて、アンダーグとスカイランドの戦いは終結。平和の時代が始まりました。ひろプリ、完。となったはずなのに、300年後のカイゼリン様は何故か猛り狂い、単騎でスカイランドに侵攻してきました。...(第45話)ひろがるスカイ!プリキュア「アンダーグ帝国の優しい少女」感想

  • (第11話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ミライノオワリ」感想

    ■(第11話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ミライノオワリ」感想美翔さんの格好いい戦闘シーン!なのだけど、よく見たら避けてるだけなあたりが大変に可愛らしい。あと2枚目は物凄く珍しい表情な気がするけど、物凄く美翔さんな気がして好き。(「オトナプリキュア」第11話より)愚かな人間のせいでこの街は滅びてしまう。だから愚かな人間をシャドウに変えて撲滅しよう。そう考えたベルのもたらしたものは、今すぐの破滅でした。良い人もいれば悪い人もいる。それ以前に、同じ人間の中にだって良い面も悪い面もある。悪いところだけ抜き出して排除しようとしたら、破綻するのは当然のこと。…というか「謎の怪物が現れて失神者が続出」なんて起きたら、自然災害を待つまでもなく人が流出して滅びると思う。夢原さん達はベルの問いかけに解決策は答...(第11話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ミライノオワリ」感想

  • (第44話)ひろがるスカイ!プリキュア「大きなプリンセスと伝説のプリキュア」感想

    ■(第44話)ひろがるスカイ!プリキュア「大きなプリンセスと伝説のプリキュア」感想ノリノリの変身ポーズに向けられる奇異の視線。意味もなく力の入ったワチャクチャは大変に良い。ただこの変身不能がいかなる理由によるものかで、事態の意味がだいぶ変わってくる。現状では深読みしてもしょうがなさそうなので、次回を待とう。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第44話より)突然に現れたカイゼリン様により、一行は唐突に窮地に陥りました。そして謎パワーで時が止まった挙句、300年前の過去を体験することに。過去を追体験するのがソラとましろだけ、なのは「F」と同じ(エルちゃんの違いはありますが)。体験内容が「過去のプリキュアのエピソード」なのも同じ。例年、映画は本編のテーマを大きく反映しているので、映画で描写されたことが本編にも出てく...(第44話)ひろがるスカイ!プリキュア「大きなプリンセスと伝説のプリキュア」感想

  • (第10話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「サイゴノヤクソク」感想

    ■(第10話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「サイゴノヤクソク」感想意外にレアな「夜間に街中に外出している」シーン。ないわけではないけど、本編では中学生なので夜間外出はあんまりなく、あったとしても主にはキャンプや星空観察。街中でとなるとGoGoのOP等々、かなり限られる気がする。特にSSの、しかも自然に美を見出した元滅びの戦士が、人工の明かりの中で車を見下ろすのはとても印象的。良い物を見た。(「オトナプリキュア」第10話より)夢原さんが繰り返し倒れた。タイムフラワーの影響…なのかはよく分からない。ナッツの調べによるとタイムフラワーは国や生物の滅亡を予知するかの如くに現れ、時針が進んで枯れるその時に滅びが訪れるらしい。その説明通りなら、タイムフラワーは予知して同期しているだけで、タイムフラワーその...(第10話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「サイゴノヤクソク」感想

  • (第43話)ひろがるスカイ!プリキュア「 プリズムシャイン!心を照らして!」感想

    ■(第43話)ひろがるスカイ!プリキュア「プリズムシャイン!心を照らして!」感想ソラさんがバッタモンダーと和解なされた。プリキュアさんは懲罰者ではなく、反省した相手は赦すのでそれ自体は不思議ではない。(逆にこちらの価値観に歩み寄らないものは、『罪』の軽重に拠らず爆殺なさる)ただバッタモンダーは歴代でもかなり凶悪なことをし、それに対する怒りの描写も強烈だっただけに、若干笑顔に怖いものを感じる。バッタモンダーフィルターの演出もそれに拍車をかける。ソラさんは本心がよく分からない…。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第43話より)無力。無能。落ちこぼれ。バッタモンダーはそのように評価され、彼自身もそう卑下していた。ですが視聴者の持つ印象はかなり違う。青の護衛隊をも利用してスカイランドを窮地に追い込み、国防の要たるシ...(第43話)ひろがるスカイ!プリキュア「プリズムシャイン!心を照らして!」感想

  • (第9話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「フタリノキズナ」感想

    ■(第9話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「フタリノキズナ」感想美翔さんが変身なされた。そしてレアな背面アングルからの「聖なる泉を汚すものよ!」を炸裂なされた。(「オトナプリキュア」第9話より)この指差しポーズ、意外との下向きに指してるんですね。普段(12年前)は巨大な相手と戦うことが多かったので、その時の癖で上を見上げてからいやいやもっと下だ、となって下げすぎたとかかしら。あと多分「泉は今回、関係ない」と途中で気づいて、でも引っ込みがつかなくて慌てたんだと思う。ベルも混乱したはず。「泉…?何の話だ…?」。微妙に格好がつかない再変身でしたが、お得意の踵落としもばっちり決めてくれました。スタッフ様、分かっていらっしゃる。鳥キュアといえば、踵落とし。変身前にやらかした「うつ伏せに倒れる」も美翔さんの...(第9話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「フタリノキズナ」感想

  • 「episode20:渚のクリスマス」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年12月号)感想

    ■「episode20:渚のクリスマス」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年12月号)感想なかよし2023年12月号[2023年11月2日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]感想が遅れてしまったので簡潔に。というか、何をどう書けばよいんだ今回の話。何かの不安に突き動かされるかのように、黒砂くんはそれはそれは凄まじい勢いで、るきあさんに急接近。るきあさんの自宅かつ親の目の前で、いちゃいちゃいちゃいちゃそれはもう凄まじい勢いです。彼氏彼女どころか夫婦でも無理な所業。さすがは深海の王・パンタラッサの血筋(?)そんな強靭な彼に惹かれて、ローラン様もご出陣。とりあえず唇を奪ってみました。何故にそんなことを。そういえばローランもマーマンなので、性別未決定だったりするんだろうか(既に説明があっ...「episode20:渚のクリスマス」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年12月号)感想

  • (第42話)ひろがるスカイ!プリキュア「迷いをこえて 未熟なヒーロー!」感想

    ■(第42話)ひろがるスカイ!プリキュア「迷いをこえて未熟なヒーロー!」感想「ひろがるスカイ」の主役で、「スカイ」の名を持つプリキュアなのに、ソラさんは空を飛べない。これまでにも大事な場面では「地上から空を見上げる」構図が度々でてきました。ウィング初変身回、スカイランドでの巨大爆弾ランボーグ戦、シュプリームとの決戦等々。今回も同様に、地上からスキアヘッドを見上げる。ただ今回は自分で昇って同じ目線で対峙できた。割とあっさりと描かれていたけど、大きな一歩だったと思う。思えば、ぬいぐるみ館での脱出等、「戦う」以外が先に立つときは届いているのかも。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第42話より)ソラさんは悟った。そういえば敵のことをよく知らない。つくづく今更な気はしますが、とにかく気づいたのは良いこと。そこで「知ら...(第42話)ひろがるスカイ!プリキュア「迷いをこえて未熟なヒーロー!」感想

  • (第8話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ワタシノマチ」感想

    ■(第8話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ワタシノマチ」感想花壇の手入れをしている描写が多いこまちさん。緑でキュア『ミント』ではあるものの、特にはお花属性はなかったと思う。そういうのは夏木さんが専門で。この辺も、こまちさんの状況を物語ってる気がする。(「オトナプリキュア」第8話より)トラウマ回として名高い「こまちちゃん人形」や、ダークミントとの戦闘で描かれたように、こまちさんは「割に合わない損な役回り」に悩んでいらっしゃった。おそらくは姉の影響。家業を継ぐのかどうかはっきりしないまま、自由奔放に生きる姉のおかげで、こまちさんとしては「姉の予備」かのような想いがあったと推察されます。戦闘においても防御担当。自身の攻撃手段は乏しいのに、身を挺して敵の攻撃の前に立たねばならない。これらは必要なことで...(第8話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ワタシノマチ」感想

  • (第41話)ひろがるスカイ!プリキュア「ましろと紋田の秋物語 」感想

    ■(第41話)ひろがるスカイ!プリキュア「ましろと紋田の秋物語」感想ソラさんがコミカルに動くのは見てて楽しい。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第41話より)主人公なのに、脇キャラの立場でわちゃくちゃやってる方が生き生きしている気がする。あととても表情豊かなのに、バッタモンダーが出てくる回だと表面だけが動いていて内面が分からない不思議さがある。バッタモンダーフィルターの影響だろうけど、もしかしたら彼のは見立ては正しくて、ソラさんは何かがやっぱり欠落してるのかもしれない。そのバッタモンダーは、現在はバイトで日々を食いつないでいるようで。アンダーグ帝国でも落ちこぼれだったようです。何で落ちこぼれが重要任務(?)の最前線に抜擢されたのかは謎。落ちこぼれだったとなると、以前の彼が嘯いていた「弱いのは悲しい」「脇役」...(第41話)ひろがるスカイ!プリキュア「ましろと紋田の秋物語」感想

  • (第7話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ウレイノカジツ」感想

    ■(第7話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ウレイノカジツ」感想各所に自然に織り込まれた、かつてのレモネ回のオマージュが心地よかった。公園、台詞、その他もろもろ。若返った瞬間、以前の声音に戻るのも好き。ラストのこのシーンも、どこかで見た覚えがある。本放送当時、公式のキャラ紹介で「辛くても営業スマイルができる」と記載されてて、「スマイル」には色々と曰く付きの娘さんなれど、だからこそスマイルが印象に残ってる。(「オトナプリキュア」第7話より)春日野さんはプリ5の時代から女優志望。だけど事務所はなぜかアイドル売りを選択。色々と思うところを抱えたまま、鳴かず飛ばずの売れない新人アイドル様をしていらっしゃった。「友達がいない」に代表されるように、彼女は良くも悪くもストイックで、一人でのめり込む傾向がある。...(第7話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ウレイノカジツ」感想

  • (第7話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ウレイノカジツ」感想

    ■(第7話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ウレイノカジツ」感想各所に自然に織り込まれた、かつてのレモネ回のオマージュが心地よかった。公園、台詞、その他もろもろ。若返った瞬間、以前の声音に戻るのも好き。ラストのこのシーンも、どこかで見た覚えがある。本放送当時、公式のキャラ紹介で「辛くても営業スマイルができる」と記載されてて、「スマイル」には色々と曰く付きの娘さんなれど、だからこそスマイルが印象に残ってる。(「オトナプリキュア」第7話より)春日野さんはプリ5の時代から女優志望。だけど事務所はなぜかアイドル売りを選択。色々と思うところを抱えたまま、鳴かず飛ばずの売れない新人アイドル様をしていらっしゃった。「友達がいない」に代表されるように、彼女は良くも悪くもストイックで、一人でのめり込む傾向がある。...(第7話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ウレイノカジツ」感想

  • (第40話)ひろがるスカイ!プリキュア「なかよち♡ エルちゃんけっこんしき☆」感想

    ■(第40話)ひろがるスカイ!プリキュア「なかよち♡エルちゃんけっこんしき☆」感想率直に感想を述べるなら、今作の男子プリキュアの問題点が如実に表れた回だと思った。前提として今回の「結婚」は恋愛の情ではなく、「一緒にいたい」という寂しさから出てきたものです。だから「みんな仲良し、みんな一緒」というラストになる。…のですけれど、ツバサくんが男子なせいでまるで男女の恋愛かのように誤認しかねず、「1歳児相手に…?」と無意味に株を下げてしまっている。いっそ本気で恋愛ネタをしたかったのであればまだしも、これでは丸損です。ツバサ君は「男子であることが活かされていない」「男子であることのデメリットは存在している」ので、かなり辛い立ち位置になってしまってる。「男子であることが活かされていない」については「男女の違いはない、...(第40話)ひろがるスカイ!プリキュア「なかよち♡エルちゃんけっこんしき☆」感想

  • (第6話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ホノオノユラギ」感想

    ■(第6話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ホノオノユラギ」感想SSの始まりの地。DXで黒白先輩が戦った場所。Fではシュプリームとプリキュアの再会の舞台。そんな由緒ある場所に、かれんさんと夏木さんも。なお「大空の樹を切る」という不穏なワードも飛び出しましたが、個人的にはあんまり衝撃はなかった。「たとえ滅びたとしても、全ての物に命は宿る」のSSの思想的には、切り倒してもどこかで芽吹きそうですし、あの町の人々が「はい、切られました」となるとも思えず。会社的にはも、地域住民の信仰の対象になっている大木を切って呪い的な噂が立つよりも、パワースポットとしてアピールした方が売りは良さそうなので。(「オトナプリキュア」第6話より)念願かなってデザイン部に配属されたものの、ここ最近はコンペでの成績が振るわず。営...(第6話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ホノオノユラギ」感想

  • (第39話)ひろがるスカイ!プリキュア「大魔女ヨヨとハロウィンパーティー!」感想

    ■(第39話)ひろがるスカイ!プリキュア「大魔女ヨヨとハロウィンパーティー!」感想ソラさんが子供向けイベントを楽しんでいらっしゃる。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第39話より)いつもと違う自分になりきって、いつもなら制限されること(お菓子要求)をしながら楽しく遊ぶ。ハロウィンのこのギミックは、「女の子だって暴れたい」のプリキュアのなりきり遊びをするのに通じるものがあります。そしてそんな子供のキラキラした楽しみを守るのがプリキュア。キュアパンプキンが「キュア」を名乗り、それっぽい変身シーンを披露しようとも、考える余地すらなく「プリキュアではない」と断じられるのも当然です。「プリキュアとは何か」の最上位概念は、おそらくはこの「子供の憧れであると同時に、子供の憧れを守るもの」なんだろうと思います。これを分解し...(第39話)ひろがるスカイ!プリキュア「大魔女ヨヨとハロウィンパーティー!」感想

  • (第5話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ノゾミノノゾミ」感想

    ■(第5話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ノゾミノノゾミ」感想隔離されてボスと配下(?)に囲まれてる状況なのに、全く不安が沸かないの強い。かつて何度も見た。私たちの夢は、こんなことでは折れない。(「オトナプリキュア」第5話より)夢原さんといえば「あなたに会いに行く」がキーフレーズのお方。フローラ様との約束然り。OPでも歌われ、DXシリーズやニンテンドーDSのゲームでも重要な位置を占めている。そんな夢原さんのところに、ココが会いに来た。今回の戦いはパルミエは無関係。視聴者的にはちょっと混乱しますが、今までと違いココナツは巻き込まれた側です。かつて夢原さんが無関係のココナツを救うために飛び込んだように、今度はココが来てくれた。ナッツの「この豆大福を守りたい」も、いかにも言いそうでよくある台詞回しに...(第5話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ノゾミノノゾミ」感想

  • (第5話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ノゾミノノゾミ」感想

    ■(第5話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ノゾミノノゾミ」感想隔離されてボスと配下(?)に囲まれてる状況なのに、全く不安が沸かないの強い。かつて何度も見た。私たちの夢は、こんなことでは折れない。(「オトナプリキュア」第5話より)夢原さんといえば「あなたに会いに行く」がキーフレーズのお方。フローラ様との約束然り。OPでも歌われ、DXシリーズやニンテンドーDSのゲームでも重要な位置を占めている。そんな夢原さんのところに、ココが会いに来た。今回の戦いはパルミエは無関係。視聴者的にはちょっと混乱しますが、今までと違いココナツは巻き込まれた側です。かつて夢原さんが無関係のココナツを救うために飛び込んだように、今度はココが来てくれた。ナッツの「この豆大福を守りたい」も、いかにも言いそうでよくある台詞回しに...(第5話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ノゾミノノゾミ」感想

  • (第4話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「マヨイノツバサ」感想

    ■(第4話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「マヨイノツバサ」感想美翔さんがブラウン管に帰ってきた!そして壮絶に美翔さんだった!微妙に猫背なところとか、盛大に転ぶところとか、とてもとても美翔さんです。(「オトナプリキュア」第4話より)このシーンも、微妙にお口あんぐりしてるところが微笑ましい。と、小ネタを拾った上で本題。【あの時見た未来】往年のSSファンの議論の的「美翔舞は絵の道に進むのか?」。美翔さんは個人回やキャラクターソングで、絵を否定的に描写している面があります。「一人で絵を描いていればそれで良いと思っていた」とか「どんなに上手い絵を描いても、息づいている命にはかなわない」等々。特技をネガティブに扱う、かなり奇異な描かれ方をしている。なので私的には、「美翔さんは絵と関係はあるが、画家のような...(第4話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「マヨイノツバサ」感想

  • ぼくプリと男子プリキュアとプリキュアらしさ

    今週末の「Dancing☆Starプリキュア」(ぼくプリ)に備えて、今の内に私の現時点の考えをまとめておきます。【プリキュアらしさ】私は下記の3点が「プリキュア」を構成する大事な要素だと思ってる。今のところ「オールスターズF」「オトナプリキュア」とも整合しており、それなりには確からしいはず。(1)玩具(詳細)コレクターマニア的な観点ではなく、「子供時代の象徴」「メーカーからの信任」などなどを反映してる点で重要だと思う。(2)世代交代(詳細)「F」の言葉でいえば「繋ぐ」。プリキュアは登場人物を総入れ替えしながらシリーズを継続していくのが特徴で、番組内でも次世代や周囲に「繋ぐ」のを重視している。(3)変身願望(詳細)仮面ライダー等と違い、素の自分が成長したかのような姿をとり、ままならない現実を打破するきっかけ...ぼくプリと男子プリキュアとプリキュアらしさ

  • (第38話)ひろがるスカイ!プリキュア「大空を救え!浮き島のひみつ」感想

    ■(第38話)ひろがるスカイ!プリキュア「大空を救え!浮き島のひみつ」感想未知の危機に対し、咄嗟に変身ではなく構えを取ったのは長年の鍛錬の賜物か。変身後もこの構えを多用してたりするんだろうか。今更ながらに意識して見てみよう。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第38話より)終始不可解すぎて、さすがに私が何かを勘違いしていると思いたいので、とりあえず書き連ねてみる。●少年の夢その1ツバサくんの夢は「空を飛ぶこと」。原点は、自分を助けるために飛んだ父親の姿。そこから「子を守ることが夢の根底だ」となり、エルちゃんのナイトを自称するようになった。彼の夢の主眼は「子を守る」なので、プリキュアに変身して飛んだことは妥協ではないし、自力飛行に拘らなくてもおかしくはない。さて今回、飛べない竜族が出てきますが、殊更にツバサくん...(第38話)ひろがるスカイ!プリキュア「大空を救え!浮き島のひみつ」感想

  • (第3話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ココロノキオク」感想

    ■(第3話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ココロノキオク」感想(「オトナプリキュア」第3話より)美翔さんがブラウン管に帰ってきた!もう何度書いたかもわかりませんが、今こそ明らかに疑いようもなく帰ってきてくれました。SS最終回の「またどこかで会おうね」から20年近く。こんな形で続編を見られるとは夢にも思わず。現時点では美翔さん達の詳細な近況は分からず。変身可能かも不明。夢原さんらと違い、SS組はフラチョピが不可欠なので「当然、変身はできない」が彼女たちの認識のはず。「気が付けばアイテムが消えていて、いつの間にか変身できなくなっていた」的な感傷はなさそうです。逆に言えば、フラチョピがいさえすれば「当然、変身できる」と思っていてもおかしくない。夢原さんが何故、若返って中学生姿で変身したのかは不明です...(第3話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ココロノキオク」感想

  • (第37話)ひろがるスカイ!プリキュア「ふたりは仲良し♡思い出の木!」感想

    ■(第37話)ひろがるスカイ!プリキュア「ふたりは仲良し♡思い出の木!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第37話より)ちょっとミラクルリープも想起した、あげはさんとましろさんの幼少時のお話。あげはさんにとっては、帽子を取るのに失敗したのに、成果とは無関係に優しく認めて貰えた思い出。ましろさんにとっては、我が身を危険に晒してまで助けようとしてくれた人との思い出。2人とも記憶からは忘れてしまっていたけれど、現在の2人の根幹を象徴するかのようなエピソードです。さて一緒に行動していたソラさん。彼女は幼少時の子供らしい思い出が希薄です。今回は2人がメインだったからか、ソラさんの心情は特には描かれず。先日のバッタモンダーの脳内図のような、いまいち内面の見えない不思議な生き物のよう。ソラさんは特には嫉妬だとか後悔だ...(第37話)ひろがるスカイ!プリキュア「ふたりは仲良し♡思い出の木!」感想

  • (第2話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ケツイノスガタ」感想

    ■(第2話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ケツイノスガタ」感想(「オトナプリキュア」第2話より)キュアドリームが顕現なされた。夢見るものには希望を、それを邪魔するものには絶望を携えて。長年「最も出会いプリキュア」と「最も出会いたくないプリキュア」としてドリームを挙げてきたのだけど、それが間違いではなかったと改めて確信しました。この夢原さんは強い。子供時代は何でもできると思っていた。だけど大人になったら様々などうにもならない問題に溢れていた。カワリーノさんが見せた悪夢。「鏡の国」でダークキュアたちが語ったこと。夢を叶えて何になるのか。久々に集まった一同はみな悩んでいた。傍目には成功しているように見える。が、各自が劣等感を覚えている。例えばこまちさんの悩みは、ダークミントやこまちちゃん人形から指摘...(第2話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ケツイノスガタ」感想

  • (第36話)ひろがるスカイ!プリキュア「あげは、最強の保育士失格!?」感想

    ■(第36話)ひろがるスカイ!プリキュア「あげは、最強の保育士失格!?」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第36話より)美翔さんがお若い…。オトナプリキュアの余波で「過去の話」と認識されていくのだろうか。●あげはさん初の成人プリキュアの触れ込みでの登場した、あげはさん。今回は園児の引っ越しネタで、奇しくも同じく成人のオトナプリキュアの引っ越しネタと被ってしまった。大前提として、引っ越しは悪いことではない。オトナプリキュアのるみちゃんも前向きに捉えていますし、そちらで描写されたような金銭問題や離婚などの言及すらありません。保育園の事情もある。一般に、学区選びや小学校入学後の転校は不利との判断から、保育園の内にマイホームを購入し引っ越す方は多いです。転勤に伴い単身赴任か帯同かの選択や、2人目の出産での働き方...(第36話)ひろがるスカイ!プリキュア「あげは、最強の保育士失格!?」感想

  • (第1話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ミライノカタチ」感想

    ■(第1話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ミライノカタチ」感想謎の配信者・ダークナイトライト。もしやこれが暗躍する今回の敵か…?と思いきや。(「オトナプリキュア」第1話より)即座のオチがついた。霧生さん達、お元気そうで何よりです。舞台はあの激闘の本編から何年後か。我らの夢原さんは小学校教師になっていらっしゃった。まずいきなり驚愕。何となく中学校(何ならサンクルミエール)で教師をやってるイメージがあったので。いつの間にかキュアモは失われ、今や変身もできない。そのことを意識もしていない。大人になったからなのか。それとも別の理由があるのか。だけど今はそれは重大事ではない。彼女たちは目の前の今を生きている。夢原さんの目下の悩みは、教え子のるみちゃん。ダンスを頑張っていらっしゃたけど、ご家庭の経済状況が...(第1話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ミライノカタチ」感想

  • (第35話)ひろがるスカイ!プリキュア「助っ人ソラ!エースとヒーロー」感想

    ■(第35話)ひろがるスカイ!プリキュア「助っ人ソラ!エースとヒーロー」感想映画宣伝EDに風月キュアさん登場。風月なのにスパイラルハートらしきものを撃ってるのは、「花鳥で戦ってスパイラルハートを撃ち、間髪入れずに風月にチェンジして追撃している」熱いシーンだからだと勝手に思い込んでる。そんな無茶をしなきゃいけないくらい、今回の敵は強かった。あと多分、そこまでやっても倒しきれてない。本当に強かった。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第35話より)時期的にソラさん個人回の総決算回、かしら。自分一人で重責を背負い、身を壊しても期待を全うしようとする野球部エース様は、シャララ隊長やソラさんのバッドルート。その彼女を、自身の体験を踏まえてソラさんが支えた。綺麗に着地したとは思うのですが、これをやるならもっとあちこちに顔...(第35話)ひろがるスカイ!プリキュア「助っ人ソラ!エースとヒーロー」感想

  • (第34話)ひろがるスカイ!プリキュア「もんもん!ましろと帰ってきたアイツ」感想

    ■(第34話)ひろがるスカイ!プリキュア「もんもん!ましろと帰ってきたアイツ」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第34話より)先日退場なされたバッタモンダーさんの再登場回。安否が確認されました。彼は歴代敵幹部の中でもずば抜けて卑劣・卑小・卑屈で実に嫌な奴なのですが、それ故に「ひろプリ」では最も印象的なお方だと思ってます。正直、プリキュアサイドより魅力的にすら見える。そんなこんなを証明するかの如く、今回のお話はとても面白い上に、よくまとまってた。バッタモンダーの思考ではネガティブに思えることが、ましろさんにとってはポジティブに響いた。彼の思考(もしくはアンダーグの思考)の特徴を説明しつつ、ましろさんの成長を描写し、もちろんネタとしても面白い。全くのギャグを通じて、カバトンの生存や現在の生活状況も示されまし...(第34話)ひろがるスカイ!プリキュア「もんもん!ましろと帰ってきたアイツ」感想

  • (第33話)ひろがるスカイ!プリキュア「究極のちから!マジェスティクルニクルン」感想

    ■(第33話)ひろがるスカイ!プリキュア「究極のちから!マジェスティクルニクルン」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第33話より)美翔さんがブラウン管に帰ってきた!(本年度n回目)映画「プリキュアオールスターズF」にて。どうにもならない絶望的な戦況下で、美翔さん達が思い出していたのは、モエルンバ&キントレスキーとの地獄のようなバトルでした。あの時も、再生が関わり、プリキュア外の生き物との共闘でしたから、Fのそれと似通ってる部分はある(ダークフォールの思想は、Fの敵とは真逆ですが)。絶望の走馬灯でよぎったのがあのシーンだったのは、何かとても納得できて嬉しかったです。※以下、「オールスターズF」の深刻なネタバレを含みます。【ひろプリ】秋映画は例年、その年のシリーズを象徴した内容になっています。また、ひろプリ...(第33話)ひろがるスカイ!プリキュア「究極のちから!マジェスティクルニクルン」感想

  • 「創造と破壊」への抗い:映画「プリキュアオールスターズF」感想

    ■「創造と破壊」への抗い:映画「プリキュアオールスターズF」感想(公式パンフレット(豪華版)より)まだ1回しか観賞しておらず、私の思い違いも多々あるかと思いますが「初めて見た時の感想」は大事だと思いますので、一旦吐き出してみる。【創造と破壊】率直に言って、今回の映画は鷲尾さんが繰り返しインタビューで言及し、(一部の)ファンの間で物議を醸した事柄に真っ向から切り込んでいたように見えます。その第一は「創造と破壊」。豪華版パンフレットにも掲載されているように、鷲尾さんは(主には男子プリキュア絡みの文脈で)「創造と破壊こそがプリキュアの魂だ」と述べられています。●「“<プリキュア>“創造と破壊”の歴史から生まれた男子プリキュア舞台鷲尾Pが語る誕生の裏側」【引用】『「ヒンズー教のシヴァ神の破壊は、創造を生み出すため...「創造と破壊」への抗い:映画「プリキュアオールスターズF」感想

  • 映画「プリキュアオールスターズF」感想

    ■映画「プリキュアオールスターズF」感想(公式パンフレットより)20周年記念作。最初に、あえて一言で無粋にまとめてしまうのなら。『強大な外敵に対し、プリキュア20シリーズを一気見させて、こちらの価値観に共感させる』という映画。まとめると冗談に聞こえてもしまうかもしれないけれど、これが「破壊と創造」へのプリキュアさんの解なんだろうと思うし、とても納得できる。外世界から飛来した謎の敵・シュプリーム。圧倒的な力の前に、プリキュア全チームは敗北。世界は破壊され、創造という名のグロテスクな遊び場とされた。だけど消されたはずの「プリキュア」は、なぜか存在した。世界がどれほど変わろうと、汚されようと、「プリキュア」はいる。戦ってくれる。だって「プリキュア」なんだから。壊れて歪んだ世界でも、仲間と引きはがされても「プリキ...映画「プリキュアオールスターズF」感想

  • (第32話)ひろがるスカイ!プリキュア「大変身!キュアマジェスティ!!」感想

    ■(第32話)ひろがるスカイ!プリキュア「大変身!キュアマジェスティ!!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第32話より)マジェスティさんが降臨なされました。そしてエルちゃんが「それは私だ」と自白した。【疑うことと信じること】突然の発言に驚きはしたものの、一同は素直に信じました。赤ちゃんの戯言だと一蹴せず、信じてあげるのは大事。なのだけど。現実として、勢いで嘘をついてしまったとか、何かを勘違いしているケースもある。あまりに無条件に信じてしまうと、引っ込みがつかなくなってかえって傷つけてしまいます。これでツッコミ待ちの冗談だった日には目も当てられません。黄瀬さんの引っ越し嘘の悲劇を思い出そう。そしておそらくは、あげはさんはちゃんとそこまで考えていたっぽい。「エルちゃんには自分だけのペンがある」のくだりは、...(第32話)ひろがるスカイ!プリキュア「大変身!キュアマジェスティ!!」感想

  • (第31話)ひろがるスカイ!プリキュア「新たな脅威!エルちゃんを取り戻せ!」感想

    ■(第31話)ひろがるスカイ!プリキュア「新たな脅威!エルちゃんを取り戻せ!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第31話より)開始早々から矢継ぎ早に繰り出される奇妙な行動。さすがにこれは演出意図あってのことと思いたい。●赤ちゃん(1歳児)の前に鉛筆を置いて目をはなす落書きなら遥かにマシで、目や喉を突いて死ぬ恐れすらある重大ミスです。目の前で鉛筆を使うことすら怖い(真似したり横から不意に飛びかかってきたりするので)のに、ましてやその場を離れるとは。●イヤイヤ期のあやし方あげはさんの語りかけは、1歳児には通用しません(する子もいるでしょうけど)。「他人が悲しむ」を理解するのは困難。時間も経っているので、そもそも何を怒られているのかすら分かってない可能性が高い。●写真館に着いてから衣装を選ぶ現地で決めようとす...(第31話)ひろがるスカイ!プリキュア「新たな脅威!エルちゃんを取り戻せ!」感想

  • 「episode19:贈りもの」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年10月号)感想

    ■「episode19:贈りもの」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年10月号)感想なかよし2023年10月号[2023年9月1日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]るきあさん宅で食事会が開かれました。黒砂くんもお呼ばれしました。ご両親もお呼ばれしました。外堀が埋められていく。るきあさんは当然ながら大混乱に陥ります。が、読者的にも大混乱です。るちあさん達はナム派ではなかったのか。それどころか、ナムを運転手にしてお邪魔虫は退散してくれる有様です。何があったのこの子ら…。ところでマメプリたちは自動車免許を持っていないようです。それ以前に戸籍もないので当然といえば当然ですが(学校はどうやって…?)。波音さんはまだしも、リナさんは自分で運転しそうなイメージもあったのですけど、考えてもみれ...「episode19:贈りもの」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年10月号)感想

  • (第30話)ひろがるスカイ!プリキュア「ひろがる海!ビーチパラダイス! 」感想

    ■(第30話)ひろがるスカイ!プリキュア「ひろがる海!ビーチパラダイス!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第30話より)ソラシド世界の7割は海。驚愕の事実にソラさんは思った。海戦に備えて泳ぎを鍛えよう。ソラさんのこういう尖った考え方、好き。だけどその心持では泳ぎは身につかなかった。目的を見据えて身構えてやるよりも、楽しんで経験を積み重ねた方が身につくこともある。序盤から描かれてきた、ひろプリさんの基本方針。「7割が海だから海戦」の発想のズレも絶妙です。私らの感覚では、海が多いとはいえ陸上での戦いが基本です。「7割」といっても平均的に点在してはおらず、居住空間が戦闘の場になるのは必然だからです。これは逆も言えて、私らは「スカイランドは空ばかり」と聞くと「空中戦がありそう」と思ってしまう。多分ソラさんが聞...(第30話)ひろがるスカイ!プリキュア「ひろがる海!ビーチパラダイス!」感想

  • (第29話)ひろがるスカイ!プリキュア「ソラと、忘れられたぬいぐるみ」感想

    ■(第29話)ひろがるスカイ!プリキュア「ソラと、忘れられたぬいぐるみ」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第29話より)あまりに異質で不可解なお話でした。突然沸いてきた動くぬいぐるみの怪異。これまでとは全く違う、何かを助ける話。ミノトンらしからぬ戦い方で、しかも戦略として意味も必然性もない。ここまで異質だと、意図してのものとしか思えません。館ランボーグの体内での出来事は、素直に見るなら「オールスターズメモリーズ」のミデンとの戦いのオマージュに見えます。「際限なく追いかけてくる巨大な敵」「不思議な空間で手を差し伸べる」「捨てられた大事な品」などなど。但し、決定的に異なることがある。・思い出を持たなかったミデンに対し、ぬいぐるみは思い出を持っている・思い出を土台にしたエールに対し、スカイは思い出を持たない立...(第29話)ひろがるスカイ!プリキュア「ソラと、忘れられたぬいぐるみ」感想

  • (第28話)ひろがるスカイ!プリキュア「あげはのアゲアゲファッションショー」感想

    ■(第28話)ひろがるスカイ!プリキュア「あげはのアゲアゲファッションショー」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第28話より)辛い時や雌伏の時があるからこそ、今、楽しく笑う。楽しく笑えるように、実力を高めて辛いことも乗り越える。一見すると能天気に楽しくやってるだけに見えても、ほんの僅かなかけ違いで、赤ちゃんが舞台上で泣いてショーが中断する恐れもあった。楽しい場を作れているのは、そこに至るまでの積み重ねがあったから。現実の仕事ももちろん同じくで、にこやかなスタッフさんは物凄い努力をなさってる。ちょうど盆期間なので、特にそう思う。災害級の暑さの中、本当にありがたいし、私も別の分野で同じように何かを支えたいと思う。【余談1】ところで唐突に出てきたお姉さんですが、エルちゃんのことをどう認識していたんだろう?ショ...(第28話)ひろがるスカイ!プリキュア「あげはのアゲアゲファッションショー」感想

  • (第27話)ひろがるスカイ!プリキュア「ミラーパッドでワクワクレッスン!?」感想

    ■(第27話)ひろがるスカイ!プリキュア「ミラーパッドでワクワクレッスン!?」感想前回に引き続き、今回も必然性のない筋トレを拝めた。プリキュアさんは是非無意味に体を鍛えていて欲しい。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第27話より)と思っていたら、トレーニング回だった。そして色々と不可解だった。少し前のソラさんだったなら、今回の状況には歓喜していたように思う。だって、色んな方法でトレーニングできるんですよ!それが何と花火を優先していらっしゃいます。何という柔らかなソラ。人間としては幅と余裕が出てきて「良いこと」だとは思いますが、ソラさんにはもう少し尖っていていただきたいのも本音。「こっちに引っ越します」ぐらいの勢いで、トレーニングモードに入り浸っていて欲しい。さて何より不可解なのは、エルちゃんが単独行動してい...(第27話)ひろがるスカイ!プリキュア「ミラーパッドでワクワクレッスン!?」感想

  • 「episode18:さだめられた恋」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年9月号)感想

    ■「episode18:さだめられた恋」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年9月号)感想なかよし2023年9月号[2023年8月3日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]BBSとの戦闘以来、忘れ去られて放置されていたナムさんですが、生き延びていらっしゃったようです。そして「勝負は勝負だから」と報酬のデートを求めてやってきた。るきあさんは全力で拒否。あろうことか「黒砂くんと先約があるから」と嘘をおつきになった。婚約者からのお誘いに対しそれはいかがなものか。しかも黒砂くんとの賭けに勝ったので、ナムは今ここに来ています。本当に黒砂くんと約束があったとしても、賭けを理由に詰め寄られてしまうだけでは。しかしながら黒砂くんは、それ以前の問題としてご自身の謎の力に苦悩していました。何か知らない内...「episode18:さだめられた恋」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年9月号)感想

  • (第26話)ひろがるスカイ!プリキュア「テイクオフ!飛行機でつながる想い」感想

    ■(第26話)ひろがるスカイ!プリキュア「テイクオフ!飛行機でつながる想い」感想本筋と全く関係なく筋トレしてるプリキュアさんの図が好き。北条さんの電話しながらダンベル上げ下げとか。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第26話より)ピーチ航空回。特には描写されていなかったけど、親視点として感じたこと。●ましろ父母「時間ができたから」とおっしゃっていましたが、真相は「同居人が増えて気になったので、無理にでも時間を作った」な気がする。特に男子がいますし。赤ちゃんまでいるとなると、万が一の最悪のケースまで想定してもおかしくはない。●翔子さん父連れてきてくれたソラさん達に、「翔子の母はパイロットで…」を語りだした下り。家庭の事情を話すのは不自然なんですが、リアルで考えると「ネグレクトや誘拐ではない」を説明したい心理が働...(第26話)ひろがるスカイ!プリキュア「テイクオフ!飛行機でつながる想い」感想

  • (第25話)ひろがるスカイ!プリキュア「ワクワク!プリンセス、動物園に行く!」感想

    ■(第25話)ひろがるスカイ!プリキュア「ワクワク!プリンセス、動物園に行く!」感想美翔さんがブラウン管に帰ってきた!大変に鳥々しく、お変わりないようで何よりです。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第25話より)動物園。奇々怪々な生物群に、スカイランド育ちの2人は驚愕。一方でスカイランドの動物の様子を聞き、ソラシド市の2人は絶句。触れられていませんが、植生とか天気の考え方も大きく違いそう。エルちゃんが「運命の子」と判明。育て方が悩ましいです。だけどよくよく考えてみれば、運命の子かと関係なく、親は育て方を悩むもの。そのエルちゃんですが、ソラさん達の影響を受けて行動に反映されてきました。親世代の価値観や行動は、子世代に自然と受け継がれていく。悪し様に言うなら、一種の呪縛。おそらくはエルちゃんの中では「シマウマ」...(第25話)ひろがるスカイ!プリキュア「ワクワク!プリンセス、動物園に行く!」感想

  • (第24話)ひろがるスカイ!プリキュア「輝く一番星☆エルちゃんの秘密」感想

    ■(第24話)ひろがるスカイ!プリキュア「輝く一番星☆エルちゃんの秘密」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第24話より)シャララ隊長、生還。薬も完成し、国王夫妻も復活。万々歳でスカイランドに凱旋なされた。今度こそ、ひろプリ完。第1クールラストを彷彿とさせます。だけど同じようでいて、あの時とは随分と変わっていました。青の護衛隊からお迎えされたソラさんは、図らずも自分がプリキュアとして外部に属していることを示唆してしまった。ベリィベリーさんもそれに気づいたか、若干寂しそう。エルちゃんは大きく成長し、国王夫妻の知らない単語も口にする。「おうち」の概念も変わってしまった。親としてはかなり寂しいですが、成長した現実は認めるしかない。前回が「仕事で追い詰められたときは、実家に戻って原点を思い出そう」だったとするなら...(第24話)ひろがるスカイ!プリキュア「輝く一番星☆エルちゃんの秘密」感想

  • (第23話)ひろがるスカイ!プリキュア「砕けた夢と、よみがえる力 」感想

    ■(第23話)ひろがるスカイ!プリキュア「砕けた夢と、よみがえる力」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第23話より)「「ひろプリ」は最初期の視聴者が新社会人になっていることを背景にしている」説で見ると、今回の話はより納得できるように思えます。心が折れたソラさんは、実家にお戻りになられました。逃げたようでいて、最善手の一つ。出先で挫けた時には、まず戻る。新社会人の最初の数年で、この選択をできるかはリアルに命に関わります。同僚や友人を頼るのも間違いではない。ただ、とにもかくにも自分の原点に避難し、生活等々の問題を取り除いて休養に専念するのは大事です。現実としては、実家に戻ることが救いにならないケースも、少なからずありはしますけれど。彼女の直面した問題は、大小はあれ20代前半で多くの人が気付く問題です。「敵が...(第23話)ひろがるスカイ!プリキュア「砕けた夢と、よみがえる力」感想

  • 「episode17:ふたつの想い」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年8月号)感想

    ■「episode17:ふたつの想い」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年8月号)感想なかよし2023年8月号[2023年7月3日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]黒砂くんが何やらパンタラッサの力に目覚めました。BBS撤退。波音さん達も撤退。皆さま危機管理能力が高い。だけど、るきあさんは愛しの黒砂くんを放置できず。まごまごしていると、黒砂くんが急に錯乱し始めました。「人魚大好き」と「人魚憎い」の感情が暴発したようです。『人魚の文化史』(著:ヴォーン・スクリブナー)によれば、人魚という存在は相反する矛盾のハイブリッド性が魅力だそうな。人とサカナ。知性と無知。純真と蠱惑。愛憎が混じったこの感情は、人魚に向けるものとしてはクラシカルでトラディショナルです。そしてそんな小難しい話はどう...「episode17:ふたつの想い」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年8月号)感想

  • (第22話)ひろがるスカイ!プリキュア「バッタモンダー最後の秘策! 」感想

    ■(第22話)ひろがるスカイ!プリキュア「バッタモンダー最後の秘策!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第22話より)偶然なのか何なのか、新アイキャッチでも本編でも「プリキュアごっこ」遊びをされています。無邪気にプリキュアに憧れた幼かったあの日。月日は流れプリキュアになった今、現実の壁を知る…。ソラさんが憧れたシャララ隊長は、瀕死の重傷を負ったところをランボーグにされていました。浄化すれば元には戻せる。だけど重症なので、そのまま力尽きてしまう。詰んだ。…わけではない。あげはさんが即時提案したように、浄化した後にすぐに回復を試みればよい。バッタモンダーを捕縛し、凄惨なる拷問の末に打開策を導く道もあるかもしれない。いっそこのままランボーグとして第二の生を歩んでもらう…のはダメかもしれませんが、まぁ他にも何か...(第22話)ひろがるスカイ!プリキュア「バッタモンダー最後の秘策!」感想

  • (第21話)ひろがるスカイ!プリキュア「ひろがれ!知識の翼 」感想

    ■(第21話)ひろがるスカイ!プリキュア「ひろがれ!知識の翼」感想ブロッサムさんがブラウン管に帰ってきた!(「ひろがるスカイ!プリキュア」第21話より)初変身時から問題になっていた「プリキュアになったから飛べました」で解決するのか?が再燃。先日は「赤ちゃんを助けるためなんだから、自力飛行に拘ったりはしない」「彼が憧れたのは「空を飛ぶ親」ではなく「子を助ける親」だ」で納得感はあったのですが、そうはいっても一息ついたら、今まで学んできたことは何だったのかの思いは沸きます。この問題はソラさんも抱えていて、あんなに特訓したのに結局は生身ではカバトンに勝てず、変身して解決しています。戦闘訓練を積んだわけではないプリズムさんにすら生身では勝てないかもしれない。じゃあ無駄だったのか?幸か不幸か、ソラさんの場合は分かりや...(第21話)ひろがるスカイ!プリキュア「ひろがれ!知識の翼」感想

  • (第20話)ひろがるスカイ!プリキュア「ましろの夢 最初の一歩」感想

    ■(第20話)ひろがるスカイ!プリキュア「ましろの夢最初の一歩」感想ひろプリにも人魚さんが登場しました。この調子でローラのゲスト出演や、ソラさんの人魚化とかにも期待したい。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第20話より)昔々のある日のこと、ましろさんは今日もいつもの如く過ごされていた。エルちゃんから絵本を読めとせがまれ。ソラさんのジョギングを見送り(同じ土俵でついていくのは止めたらしい)。お気に入りの店で、なぜか店員さんにヘルプを求められ。そこで見かけた絵本コンクールに応募することになり。問答無用で画材を調達され。もがいていたら、砂場で遊ぶエルちゃんがお友達とトラブったので、優しく介入しようとしたら拒絶され。こうして羅列すると、確かに彼女は流され続けているように見える。実際にはそうではなく、周囲もそのように...(第20話)ひろがるスカイ!プリキュア「ましろの夢最初の一歩」感想

  • 「子供向け」と「ぼくプリ」論議について

    「Dancing☆Starプリキュア」(ぼくプリ)が未就学児の観劇禁止だったことを受けて「子供向け」のワードをあちこちで見かけたので、自分なりの解釈をまとめてみます。【子供向けとは何か(1)】この言葉はかなり曖昧で、そのせいで擁護・批判のどちらも話がかみ合っていないように見えます。私の考えとしては、この言葉の背景は主に2つある。まずストレートに「子供を大切にしよう」という「大人」としては当然の思想です。子供席がなくても、自然と子供を前に誘導して譲っている光景は、プリキュアイベントでは頻繁に見かけます。この感覚が(そうでない人もいますが)共有されているので、子供を優先しないことに大きな違和感を持ってしまう。「仮面ライダー」等よりこの感覚が強く表れるのは、「プリキュア」の対象年齢が短いことが理由の一つかと思い...「子供向け」と「ぼくプリ」論議について

  • 「ぼくプリ」から思うプリキュアのキャッチコピー:「男の子だって守られたい」

    以前に「プリキュアの原点は、私としてはこの3点だ」として、「玩具を売ろう」/「世代交代」/「変身願望」を挙げてみました。次は有名なキャッチコピー『女の子だって暴れたい』を考えてみる。(2023年開催の全プリキュア展から引用)このコピーが素晴らしいのは「女の子は大人しい」「男の子は手がかかる」という、特に育児経験者なら一度は聞いたことがある偏見を射抜いたところだと思います。「女性だって暴れたい」ではない。「子供だって暴れたい」でもない。「女の子だって暴れたい」です。現在では「暴れたい」は社会進出などにも拡張されていますが、大元はもっとシンプルな「女の子だって動き回りたいんだ」という活発な行動欲求でしょう。これが「変身願望(なりきり遊び)」や「玩具」と結びついて爆発的にヒットし、「世代交代」で続いていった。で...「ぼくプリ」から思うプリキュアのキャッチコピー:「男の子だって守られたい」

  • (第19話)ひろがるスカイ!プリキュア「 あげはとツバサ、カラフルにアゲてこ!」感想

    ■(第19話)ひろがるスカイ!プリキュア「あげはとツバサ、カラフルにアゲてこ!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第19話より)ラストシーン(画像)の軽やかさがとても印象的。前回も感じましたが、ソラさんが随分と柔らかくなってるのが良いです。「みんなでやっている」だけでなく、ソラさんは本当に楽しそう。あげはさんも気楽にあくびをしてるし、ツバサくんは何か苦戦してますけどそれも良し。ほんの少し前まで、ここにはましろさんしかいなかったことを思うと、変化が胸に染みます。居候しているあげはさんが、家事諸々を頑張っちゃうのは自然な流れ。ソラさんもそうだったように。だけどそこは流石の「大人」。無理が発覚した時の切り替えが違う。疲労で寝落ちした。それを見つかった。そこで無理に頑張るのでも卑下するのでもなく、素直に「じゃあ...(第19話)ひろがるスカイ!プリキュア「あげはとツバサ、カラフルにアゲてこ!」感想

  • 「ぼくプリ」から思うプリキュアの原点その3:変身願望

    「Dancing☆Starプリキュア(ぼくプリ)」から整理した「私は何をもって『プリキュア』と認識しているのか」の第3弾。「プリキュア」の特徴として、「玩具を売る」「世代交代」を挙げてきました。ではこれらに該当する「仮面ライダー」さんや「戦隊ヒーロー」さんとは何が違うのか。特徴的なところの一つは「変身がパワードスーツではない」点だと思います。例えば仮面ライダーファイズの中身が、乾巧でなくてもそれほど問題にはならない。普通にある。ですが、キュアドリームの中身が夢原のぞみでなかったら大問題です。仮面ライダーのオールスターズで過去ライダーが出てきても、中身が誰なのかはボカされています。キュアドリームはキュアドリームだ。夢原のぞみ以外が変身しているとは、誰も思わない。変身後の姿は変身前の人物と不可分であり、ライダ...「ぼくプリ」から思うプリキュアの原点その3:変身願望

  • (第18話)ひろがるスカイ!プリキュア「アゲアゲ!最強の保育士キュアバタフライ!!」感想

    ■(第18話)ひろがるスカイ!プリキュア「アゲアゲ!最強の保育士キュアバタフライ!!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第18話より)ここに至るまでは長かったけど、至ってしまえば早かった。それもそのはず「プリキュア」なんて、なろうと思えばなれるものだ。劇中人物のあげはさんの視点でいえば、ましろさん達の変身を見ています。設定でいえば彼女もスカイランドの血を引いていますから、「特別」に見えなくもないですが、あげはさんはそういう思考はしないはず。必要ならばなる。なってみせる。我々の視点で見ても、今やプリキュアは選ばれし伝説の存在がなるものではありません。あげはさんが変身することに異論なんてない。変身するべくして、変身した。10周年の頃に問題になった「私たちはプリキュアになれるのか」も、今はもう「なって当然」「...(第18話)ひろがるスカイ!プリキュア「アゲアゲ!最強の保育士キュアバタフライ!!」感想

  • 「ぼくプリ」から思うプリキュアの原点その2:世代交代

    「Dancing☆Starプリキュア(ぼくプリ)」から整理した「私は何をもって『プリキュア』と認識しているのか」の第2弾。※第1弾「玩具を売ろう」はこちら前回は「玩具を売るのが至上命題な点が、他の番組と異なる」と書きました。ですが大先輩にあたる「セーラームーン」を初め、他にも玩具を売る番組は数多あります。では「プリキュア」は何が違うのかといえば、ひとつには「世代交代」です。(特徴の話であって、優劣の話ではないです。他の番組を貶すつもりはなく、優位性を主張する意図もありません)「プリキュア」最大の転機の一つは、美墨なぎさ・雪城ほのかを降板し、新たに「SplashStar」を始めたことだと思います。当時の評価としては散々で売り上げは激減、嘘か本当かシリーズ終了の噂まで出たほどです。実際、その次の「プリキュア5...「ぼくプリ」から思うプリキュアの原点その2:世代交代

  • 「SP番外編:モテるってどういうこと!?」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年7月号)感想

    ■「SP番外編:モテるってどういうこと!?」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年7月号)感想なかよし2023年7月号[2023年6月2日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]6月13日に第3巻発売!ということで今月は短編。るきあさんがモテすぎる問題。言われてみれば確かに、るきあさんはやたらにモテます。出てくる男どもが悉く吸い寄せられていく。では、るちあさんはといえば、言われてみれば確かにおモテになっていなかった。というより沙羅が強すぎた。世界が滅びかけるほどに。道を歩けばナンパされてた気がするし、ミスコンでも奮闘(原作では優勝)されていましたが、るちあさん的にはノーカウントなんでしょう。リヒトさんも眼中になかったらしい。モテの水準が高すぎる。そもそも、るちあさんは海斗くんしか眼中に...「SP番外編:モテるってどういうこと!?」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年7月号)感想

  • 「えみるの決断/さようならルールー」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

    原点に立ち返ってみる。(「HUGっと!プリキュア」49話より)私がハグプリの考察を始めたきっかけは「えみるは研究室に行けないはずだ。なのに実際には行っている。何故だ」がきっかけでした。あの世界の正確な成り立ちは分かりません。未来は不変・歴史の改変可能・パラレルワールドのいずれなのか不明。ですが、劇中人物である愛崎えみるの視点では、パラレルワールドは真っ先に除外される。ルールーが「未来で待つ」と言っているからです。「別の空の下で待つ」などではない。もしも未来が不変ならば、自ら積極的に研究室には行きません。後述の問題があるので、怖くてできない。もしかしたら研究室に行くことが正史なのかもしれませんが、未来が不変なら自由意志と関係なくいずれは行くんですから、自分から飛び込む必要がない。歴史が改変可能なら、研究室に...「えみるの決断/さようならルールー」:HUGっと!プリキュア愛崎えみる研究室問題考察

  • (第17話)ひろがるスカイ!プリキュア「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー 」感想

    ■(第17話)ひろがるスカイ!プリキュア「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第17話より)バッタモンダーは語る。体育祭とは、強者が弱者に力を見せつける残酷なイベントだと。驚いたことに、劇中で明確に否定はされず。それどころか、ましろさんはそれを強く実感してしまう。驚異の運動能力を誇るソラさんがリレーの走者に選ばれました。そしてましろさんを走者に指名した。曰く、バトンパスが重要だから。ましろさんとなら全力以上を出し切れます!期待されたことに奮起して、ましろさんも猛特訓に励みます。彼女のこれまでの人生でなかったほどに打ち込み、初めて体育祭もノリノリで迎えた。しかしながら残念なことに転倒。多分、スカイランド育ちのコーチお2人は「リレーにはカーブがある」ことを知らなかったん...(第17話)ひろがるスカイ!プリキュア「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」感想

  • (第16話)ひろがるスカイ!プリキュア「えるたろう一座のおに退治」感想

    ■(第16話)ひろがるスカイ!プリキュア「えるたろう一座のおに退治」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第16話より)多大な犠牲を払いながらも、ソラシド市へと戻ってきた一同。不幸中の幸いか、王様・王妃様の呪いを解く方法はすぐに判明しました。ランボーグを浄化した時のキラキラパワーを集めればよいらしい。ソラ:「分かりました。ではバッタモンダーを生け捕りにし、ランボーグを量産させましょう」そして始まる目を覆わんばかりの凄惨な拷問。縛り上げたバッタモンダーを青の護衛隊やプリキュアで取り囲み、呼び出させたランボーグを蹂躙、許しをこう彼に更に召喚しろと迫り続ける…。とはなりませんでしたが、そうなってもおかしくない不可解な状況。今までにも奇跡のしずくとかスターカラーペンとか、「敵の持ってる何かを奪う」ための戦いはありま...(第16話)ひろがるスカイ!プリキュア「えるたろう一座のおに退治」感想

  • 「死後の世界」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

    「時間停止」と「死」は極めて近い。また「タイムトラベル」は、量子力学や宇宙の成り立ちに関わってきます。そういったわけで、ハグプリ考察をやっている過程で浮かんだ、死後の世界の仮説を再掲します。(「HUGっと!プリキュア」24話より)[1]死んだら無になるので転生する(沼男仮説)[Wikipediaより引用]ある男がハイキングに出かける。道中、この男は不運にも沼のそばで、突然雷に打たれて死んでしまう。その時、もうひとつ別の雷が、すぐそばの沼へと落ちた。なんという偶然か、この落雷は沼の汚泥と化学反応を引き起こし、死んだ男と全く同一、同質形状の生成物を生み出してしまう。この落雷によって生まれた新しい存在のことを、スワンプマン(沼男)と言う。スワンプマンは原子レベルで、死ぬ直前の男と全く同一の構造を呈しており、見か...「死後の世界」:HUGっと!プリキュア愛崎えみる研究室問題考察

  • (第15話)ひろがるスカイ!プリキュア「超巨大ランボーグ大爆発!?守れスカイランド!」感想

    ■(第15話)ひろがるスカイ!プリキュア「超巨大ランボーグ大爆発!?守れスカイランド!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第15話より)ひろプリ特有さが出た非常に面白い回でした。【ヒーローかプリキュアか】ランボーグが襲来することおよそ10回。その全てを青の護衛団は撃破しました。プリキュアが、ではない。青の護衛団が撃破した。スカイさんが参加はしていますが、扱いは隊長の剣やベリィベリーの手袋と同じ。ただのパワードスーツです。彼女が主力というわけでもなく、護衛団が主体です。おぉプリキュアさんが珍しく、国防兵器として普通に運用されている…。いつもは大体、国が滅びてるものな。しかしながら後日。倒しただけでは実はダメで、浄化する必要があったと判明。浄化できるのはプリキュアだけ。今の今まで「ヒーロー」は「プリキュア」...(第15話)ひろがるスカイ!プリキュア「超巨大ランボーグ大爆発!?守れスカイランド!」感想

  • (第14話)ひろがるスカイ!プリキュア「スカイランドへ!憧れのあの人との再会」感想

    ■(第14話)ひろがるスカイ!プリキュア「スカイランドへ!憧れのあの人との再会」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第14話より)前回から特に波乱もなく、無事にエルちゃんを送り届けることができました。そしてソラさんは、恩賞として王国の誇る「青の護衛団」に入団が決まりました。驚愕。いや本当に、この展開は予想してなかった。てっきりソラさんの言う「ヒーロー」とは市政のお助けマンだと思ってました。まさか王国の騎士団的なのに憧れていたとは。いや、憧れの人がそうなんだから、そこを目指すのが当たり前ではあるのだけど。しかも今回のエルちゃんの一件でできたコネと実績を躊躇なく使っています。そもそも城下町に来たのも、どうにか護衛団に入りたかったからだそうで。ではこれまでのエルちゃんの救護は、この展開を見越しての打算もあったの...(第14話)ひろがるスカイ!プリキュア「スカイランドへ!憧れのあの人との再会」感想

  • 「ぼくプリ」から思うプリキュアの原点:玩具を売ろう

    「ぼくプリ」等々の絡みで、「プリキュアとは何か」を自分なりに整理してみたところ、私としては「玩具がある」がかなり大きな要素を占めていたと気づきました。「玩具が大事」というと幼稚な原理主義者のようにも聞こえそうですが、一度フラットに見つめなおしてみたい。【ご覧のスポンサーの提供で】常に言われる「プリキュアは子供向け」。では「子供向け」とは何なのかといえば、一つには「玩具を扱っている」ことでしょう。なりきり遊びが原点です。プリキュアに憧れる。プリキュアになりたい。だから玩具を買って貰い、一時の空想と共に楽しく遊ぶ。だから「子供向け」と言われる。(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第1話より)この前提があるからこそ、各種バンクでは燦然と玩具が煌めきます。販促のために「仕方なく」登場しているとも言えますが、繰り返さ...「ぼくプリ」から思うプリキュアの原点:玩具を売ろう

  • 「ぼくプリ」から思うプリキュアの原点:玩具を売ろう

    「ぼくプリ」等々の絡みで、「プリキュアとは何か」を整理してみたところ、私としては「玩具がある」がかなり大きな要素を占めていたと気づきました。「玩具が大事」というと幼稚な原理主義者のようにも聞こえそうですが、一度フラットに見つめなおしてみたい。【ご覧のスポンサーの提供で】常に言われる「プリキュアは子供向け」。では「子供向け」とは何なのかといえば、一つには「玩具を扱っている」ことでしょう。なりきり遊びが原点です。プリキュアに憧れる。プリキュアになりたい。だから玩具を買って貰い、一時の空想と共に楽しく遊ぶ。だから「子供向け」と言われる。(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第1話より)この前提があるからこそ、各種バンクでは燦然と玩具が煌めきます。販促のために「仕方なく」登場しているとも言えますが、繰り返されることで...「ぼくプリ」から思うプリキュアの原点:玩具を売ろう

  • (第13話)ひろがるスカイ!プリキュア「届けて!はじめてのおくりもの」感想

    ■(第13話)ひろがるスカイ!プリキュア「届けて!はじめてのおくりもの」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第13話より)カバトンを退けて一安心していたら、スカイランドへのゲートも完成しました。これで帰れる。ひろプリ完。実際のところ、物語が終わっています。アンダーグ帝国とやらは詳細不明。ソラさんたちは帝国を滅ぼしたいのではないので、「まぁ困った人たちも居るよね」でしかありません。歴代シリーズと違い、スカイランドは滅びていませんから、王国に戻ればエルちゃんの護衛は多数います。これまた歴代シリーズと違い、エルちゃんは不思議生物ではなく、ご両親も普通に健在なんですから、引き渡さない方が変。敵の目的は「人類の生み出す不幸」とかではないので、エルちゃんを安全な王城に戻せばソラシド市は無関係。こちらの目的も「ハーティ...(第13話)ひろがるスカイ!プリキュア「届けて!はじめてのおくりもの」感想

  • 「たからもの」(ドキドキ!プリキュア ):プリキュアソング感想

    ●たからものドキプリ映画の挿入歌。歌いだしの「あなたのいない未来はつらい」には、ドキプリのテーマが一文に集約されてます。幸せの王子は町の人たちを救うためにツバメを犠牲にした。家族を優先して、王女様はトランプ王国の国民を切り捨てた。映画で描かれた「結婚」も、誰か一人を選んで他を捨てる行為。幼少のマナさんはお祖母ちゃんの元に走り、結果的に大好きなマシュマロが死んだ。ラストバトルにおいても、マナさんは他の面々を犠牲にしながら先に進んだ。このお歌が「切り捨てた側(王子)」「切り捨てられた側(ツバメ)」のどちらから歌ったものかは分からない。マナ・六花・ありすの3人で歌っていますから、おそらくは両方の意味を持たせてると思う。どちらの側から見ても切なすぎる。[引用]『「あなたのいない未来はつらい」さみしくて目を閉じれば...「たからもの」(ドキドキ!プリキュア):プリキュアソング感想

  • (第12話)ひろがるスカイ!プリキュア「ツエェェェ!キュアスカイ対カバトン!!」感想

    ■(第12話)ひろがるスカイ!プリキュア「ツエェェェ!キュアスカイ対カバトン!!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第12話より)ソラさんが夢にまで見たであろうシチュエーション「子供を守り、仲間に応援されながら、特訓の成果を発揮して悪を一人で倒す」が遂に実現…!おそらくは彼女が第1話でやりたかったのは、こういう展開だろうと思う。そして今回この戦いができたのは、「特訓」「一人で倒す」のこだわりを捨て、幅が広がったから。ヒーロー以外のことをしていたから、ヒーローとして戦えるようになる不思議。以前の彼女なら、約束を違えて不意打ちしてきたカバトンや、それから守るために戦ったプリズムさんらを見て、「私が油断したせいで危険に晒した」とネガティブになりそう。しかしながら今の彼女は違う。己のやるべきことをやり、任せると...(第12話)ひろがるスカイ!プリキュア「ツエェェェ!キュアスカイ対カバトン!!」感想

  • 「2018年の謎(ジョージの最優先は野乃はなではない説)」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

    「なぜジョージは2018年で時間を止めようとしたのか」という基本に立ち返ってみる。※ハグプリの物語が2018年である保証はないのですが、ここでは2018年だとして進めます。(「HUGっと!プリキュア」8話より)【疑問】トゥモローを追いかけてクライアスがやってきて、2018年で戦いが始まった…のには幾つか奇妙な謎があります。●疑問1「なぜ2043年で時間を止めなかったのか」トゥモローが過去に逃げたのなら、放置してそのまま2043年で時間を止めればよいです。当初こそミライクリスタル反転方式による時間停止を試みていましたが、他の方法でも彼らは時間停止が可能です。世界の真相がどうであれ、ジョージ達は「未来は変わらない」と確信しているので、トゥモローが過去で何をしようが現在の彼らには影響なし。わざわざ追いかける必要...「2018年の謎(ジョージの最優先は野乃はなではない説)」:HUGっと!プリキュア愛崎えみる研究室問題考察

  • (第11話)ひろがるスカイ!プリキュア「気まずい二人!?ツバサとあげは」感想

    ■(第11話)ひろがるスカイ!プリキュア「気まずい二人!?ツバサとあげは」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第11話より)ツバサくん、大人のお姉さんに弄ばれる。成人女性かつ自動車免許保有という、ある意味スカイランド人より異世界の住人のあげはさんに連れられて、一行は山へ。何で唐突に山なのか?は特には説明はありませんでしたが、免許取りたてのあげはさんがドライブをしたかったんでしょう。初心者マークが眩しく光る。こういうところ、絶妙に初々しさがあってときめきます。少年から見れば大人のお姉さんでも、客観的に見るとそうでもない。ケチをつけるつもりは一切なく、意図した演出でもないとは思うのですけど、「山にドライブ」のミスチョイスぶりも良いです。おそらくは1歳未満のエルちゃんを連れていくには、かなり不適当。自分の子なら...(第11話)ひろがるスカイ!プリキュア「気まずい二人!?ツバサとあげは」感想

  • 「こころをこめて」(ドキドキ!プリキュア ):プリキュアソング感想

    プリキュア楽曲総選挙(2023年4月7日~5月7日)の「泣けちゃう曲」に投票してるので、応援を兼ねて。●こころをこめてキュアソードことまこぴーのシングル曲。ドキプリ40話挿入歌。レジーナ様が強襲、捉えられて大ピンチ…という状況下。相手はプリキュア三種の神器・ミラクルドラゴングレイブとかいう、いかにもな強武器を構えるレジーナ。プリキュア総がかりでも五分以上に渡り合う強者です。それに対するまこぴー。彼女の取った選択は変身解除。身にまとうはお子様から公募したドレス。歌うのはプリキュア黎明期から支えてくれている佳那子お姉さん。謎生物から渡される初期玩具のヘッドセット。単純な武力とはまるで異なる、だけど明らかに「強い」布陣。はっきり言ってこの状況で、まこぴーが歌いながら接近してくるのは恐怖しかない。ミラクルドラゴン...「こころをこめて」(ドキドキ!プリキュア):プリキュアソング感想

  • (第10話)ひろがるスカイ!プリキュア「むむむ!思い出の料理ってどんな味!?」感想

    ■(第10話)ひろがるスカイ!プリキュア「むむむ!思い出の料理ってどんな味!?」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第10話より)3人目の正式加入でOPやアイキャッチも更新。スカイさんはこういうポーズさせると魅力増し増しだと思う。その3人目ことツバサくんのプリキュア歓迎会をすることになり、彼の思い出の料理・ヤーキターイを作ることに。作り方はすぐに判明、材料も判明。但しスカイランド産の小麦もどきや小豆もどきがいるらしい。ではそれらを探しに行こう!となるかと思いきや、似たもので代用しよう!の方向に。とりあえず鯛焼きに似ているのでその製法で作ってみる。当然、何かが違う。次に様々な材料で作ってみて、味を試行錯誤。結局ヤーキターイそのものはできなかったけど、ツバサくんが欲していたのはヤーキターイそのものではなく、そ...(第10話)ひろがるスカイ!プリキュア「むむむ!思い出の料理ってどんな味!?」感想

  • ■「episode16:海底からの声」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年5月号)感想

    ■「episode16:海底からの声」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年5月号)感想なかよし2023年5月号[2023年4月3日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]復活のBBSによる猛攻をるきあさん達が受けているその頃。海の奥深くのどこかで星羅はローラン相手にお目目をキラキラさせて爽やかに笑っていらっしゃいました。表情がころころ変わる星羅が実に可愛くてよいのですけれど、オレンジ人魚のチョロさは何なんだ。星羅がローランにくっついているのは、彼が平和を約束してくれたからという単純なものでした。他のマメプリのお姉さんたちがあまりにもどうしようもなさすぎて、こんなどこの馬の骨とも知れぬサカナにひっかかってしまった。彼はパンタラッサでもなく、普通のマーマンだったようです。「マーマンとして...■「episode16:海底からの声」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年5月号)感想

  • (第9話)ひろがるスカイ!プリキュア「勇気の翼、飛べキュアウィング!!」感想

    ■(第9話)ひろがるスカイ!プリキュア「勇気の翼、飛べキュアウィング!!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第9話より)前回の感想で「自力飛行に拘って頑張ってきたのに、プリキュアに変身したから飛べました、で満足できるのか?」と疑問を書きましたが、そこはやっぱり安心のプリキュアさん。ちゃんとケアされてた。ツバサくんはエルちゃんを助けるために頑張った。残念ながら非力で、格好よくカバトンを倒すことはできなかったけれど、その身を犠牲にして奮闘なされた。だけれど、赤ちゃんにはそういうの分かりません。ナイトの犠牲を許さない。ツバサくんの犠牲を看過できず、結果的に彼の奮闘をも無駄にしてしまう。傍目にはイライラする行動ですが、赤ちゃんにはそういうの分からないんです。犠牲を受け入れろというのも、ある意味で大人扱いというか...(第9話)ひろがるスカイ!プリキュア「勇気の翼、飛べキュアウィング!!」感想

  • 「夢みる女の子」(Yes!プリキュア5):プリキュアソング感想

    ●夢みる女の子春日野うららさんのイメージソング。テーマ的な物を気にして見始めたのが「5」の頃からだったこともあり、当時からこの曲は好きでした。「5」は「夢を叶えることに意味があるのか」のお話で、特に春日野さんは顕著に出てたと思う。「夢は叶わない」ではなく「叶えても意味がない」。カワリーノさんに見せられた悪夢も、闇レモネの煽りもその方向。それに対するレモネの回答は「夢が呼んでいるからもう行く(お前らに説明している暇はない)」というとても格好良いものでしたが、彼女を支えていたのは「みんなが応援してくれるから」。【引用】『一人でも目指してく夢があった。途中で息切れしても階段昇って』『心が折れそうな夜越えた時何かが動き出して人は変わるの』『ふと最近気が付いたことがあるのみんな気持ちが背中押してくれてる』【引用終】...「夢みる女の子」(Yes!プリキュア5):プリキュアソング感想

  • (第8話)ひろがるスカイ!プリキュア「 飛べない鳥と、ふしぎな少年」感想

    ■(第8話)ひろがるスカイ!プリキュア「飛べない鳥と、ふしぎな少年」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第8話より)画面の端々に映りこんでいた謎の鳥ことツバサくんが正体を現しました。スカイランド原産の飛べない鳥だそうで。彼の種族は飛べない代わりに人の姿と技能を得た。だけど彼の夢は飛ぶこと。夢見ることは悪いことではない。しかしながら劇中でも明言されたように「適材適所」はあります。アクシデントでこちらの世界に迷い込んだ彼は、航空力学の勉強をせっせと行い、飛ぶ夢に邁進されています。てっきり「飛行機を作る」のかと思いきや、あくまで自力飛行に拘っていらっしゃる。効率の面でいえば、明らかに悪手です。彼の強みは「人型になれること」「技能に秀でていること」なのだから、飛行機を作った方が良い。自分一人でなく、他の人々の「空...(第8話)ひろがるスカイ!プリキュア「飛べない鳥と、ふしぎな少年」感想

  • 「if世界での再会/ルールー分裂問題」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

    うちのブログでは歴史改変については、下記の解釈でいます。『世界は一つだけで、ルールーは改変後の未来から来ている。「歴史が変わること」が最初から織り込み済みなので、結果として全く同じことを繰り返している』(「HUGっと!プリキュア」22話より)図に書くならこのようなイメージ。複数の世界を想定せずともハグプリは説明可能なので、シンプルにこれで済みます。ただ「世界が複数ある」説の方が人気があるのも事実なので、その前提での解釈も試みてみる。もしも続編が出た時に、パラレルワールドが全面に出される可能性はかなりありますから、それにも備えたい。まず前提を整理します。(1)歴史改変のトリガーは「タイムトラベルをしたことそのもの」であると断定する理由はない。ここに拘るのは、タイムトラベルそのものが原因だとすると、描写内容と...「if世界での再会/ルールー分裂問題」:HUGっと!プリキュア愛崎えみる研究室問題考察

  • (第7話)ひろがるスカイ!プリキュア「ドキドキ!転校生はヒーローガール!! 」感想

    ■(第7話)ひろがるスカイ!プリキュア「ドキドキ!転校生はヒーローガール!!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第7話より)ハレワタールさんがご転入なされた。スカイランドのことは秘密にしたい。しかしながら彼女は正直な子。だから目立たないようにして、質問攻めを回避しよう。対策になってない気がしてなりませんでしたが、ソラさんの本心としては悪目立ちして孤立したくなかったとのこと。故国での学園生活が偲ばれる。とはいえ何せ正直な子なので、規格外の運動能力を皮切りに、結局はヒーロー志望のことまで大公開されました。そしてそれを温かく迎え入れられた。似た話はハグプリの野乃さんでもあった。野乃さんは転校前の学校で上手くいかなかった。転校先では己を偽ることなく、生活できた。違いは何だったのか…といえば、直接的なところだと薬...(第7話)ひろがるスカイ!プリキュア「ドキドキ!転校生はヒーローガール!!」感想

  • 「続編なんか怖くない」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

    オトナプリキュア&続編シリーズが発表されました。今まで「どうせ真相は明らかにはならない」と好き放題に考察もどきをしてきたのに、何かが描かれてしまう可能性が出てきてしまいました。散々力説してきた「未来は変わっていない」「ルールーは平行世界に帰ったのではない」等が覆ってしまうかもしれない。喜ぶべきなんですが、もしそうなったときに心置きなく楽しめるように、今から予習しておく。※2023年3月15日現在、ハグプリ続編は全く示唆すらされていません。(「HUGっと!プリキュア」40話より)【(1)2018年以後、2030年以前の物語】ハグプリ続編として思いつくものとしては、まずはシンプルに「野乃はなとジョージの結婚」とかを巡る物語でしょう。例えば2028年。最終回から10年後の未来が舞台。野乃さん達は24歳頃。薬師寺...「続編なんか怖くない」:HUGっと!プリキュア愛崎えみる研究室問題考察

  • (第6話)ひろがるスカイ!プリキュア「伝えて!ソラの本当の気持ち」感想

    ■(第6話)ひろがるスカイ!プリキュア「伝えて!ソラの本当の気持ち」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第6話より)かなり奇妙で違和感のある回でした。プリキュアさんは序盤で違和感を覚えたところはテーマに関わっているので、ちょっと怪しんでみる。ましろさんと距離を置こうとしていたソラさんですが、今やすっかり、ましろん中毒患者と化してしまいました。彼女が学校に行っている間が落ち着かない。完全に依存症です。過剰な優しさは、人格に悪影響がある。「ふたりはプリキュア」リスペクトということで、ここまでかなり「ふたり」が強調されてきました。が、そうなると「ひとりではダメなのか」「ふたりの弊害」がカウンターとして沸き上がってきます。まず「ひとりではダメなのか」。ハグプリでも「思い出があるから踏ん張れる」に対し、「思い出がな...(第6話)ひろがるスカイ!プリキュア「伝えて!ソラの本当の気持ち」感想

  • 「時間の牢獄」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

    「時間が止まる」という現象が何なのか分かりません。(「HUGっと!プリキュア」40話より)未来へのタイムトラベルは、現実世界でも普通に可能。過去へのタイムトラベルも、理論上は否定はされていない。だから一応はイメージはできる。では時間停止はといえば、「時間停止=全ての物体が静止している状態」であるなら、不確定性原理とかその辺が理由で起きえません。時間は止まらない。というか、そもそも時間は流れていないとも言える。フィクションなんだから原理は無視するとしても、物語に関わる疑問がいくつか沸きます。【素朴な出発点】仮に2043年冬に世界全体の時間が止まるとして、43年夏のキュアトゥモローが、2018年に助けを求めてやってきた。ストーリーとして違和感はない。仮に時間停止が2030年だったらどうだろうか。2043年のキ...「時間の牢獄」:HUGっと!プリキュア愛崎えみる研究室問題考察

  • (第5話)ひろがるスカイ!プリキュア「手と手をつないで!私たちの新しい技! 」感想

    ■(第5話)ひろがるスカイ!プリキュア「手と手をつないで!私たちの新しい技!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第5話より)プリキュアが二人に増えました。カバトンは恐怖で職務放棄し、ソラさんはましろさんを巻き込んだ恐怖に慄く。敵味方共に余裕がない。ソラさんを「初代を見ていた初期視聴者(現20代半ば)」に例えてみると、彼女のヒーロー像は「専業主婦と子供を養って戦う大黒柱」に近しいです。かつての流行語「24時間戦えますか」のノリ。家庭を離れて、職場で一人戦う。心身を壊し、家族とも疎遠になっていくけれど、ヒーローとは孤独を恐れないものなのだ。しかしながら今は現代。その戦い方ではやっていけません。夫が一人で24時間働くよりも、妻も12時間働いて、夫の仕事は12時間に減らす。減ったのだからその分を家庭に回せて、夫...(第5話)ひろがるスカイ!プリキュア「手と手をつないで!私たちの新しい技!」感想

  • 「episode15:美しき2人のライバル」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年4月号)感想

    ■「episode15:美しき2人のライバル」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年4月号)感想なかよし2023年4月号[2023年3月3日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]るきあさんが黒砂くんと絶賛イチャイチャやってたところ、新たな敵がやってきました。ミミです。シスターミミ。復活させてもらい、生活費を稼ぐためにローランの元に再就職したそうです。深海魚は大変だ。ちゃんと期待される職務内容もわきまえているようで、意外に律儀な性格をなさってた。そういえばガイト様の時も、「仕事なので演技してます」的空気はあったな。ミミがいるならシェシェもと思いきや、お姉様はベンチプレスで忙しく、就職すらしていないらしい。「ラマン」という露骨な役職名が嫌だったんですかね。シェシェ抜きとなると、アニメ27...「episode15:美しき2人のライバル」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年4月号)感想

  • (第4話)ひろがるスカイ!プリキュア「わたしもヒーローガール!キュアプリズム登場!! 」感想

    ■(第4話)ひろがるスカイ!プリキュア「わたしもヒーローガール!キュアプリズム登場!!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第4話より)ましろさんが変身なされました。大変に見目麗しい。光属性らしくキラキラ輝いていらっしゃいます。何か物凄く正統派というか清純派というか優秀なプリキュアさんだ…。さてそれ自体は良いことなのですけれど。ましろさんが参戦されたことで、ソラさんの立ち位置が難しくなりました。ソラ・ハレワタールさんは幼少の頃からヒーローに憧れて、毎日鍛錬に明け暮れていた。異世界にやってきた今日この頃も、ジョギングやら文字やらの訓練をかかさない。そんな彼女がプリキュアになるのは分かる。まさしくヒーローだ。しかしながら、取り立てて取り柄のない凡人(本人自称)たるましろさんも、プリキュアに変身して戦えた。これ...(第4話)ひろがるスカイ!プリキュア「わたしもヒーローガール!キュアプリズム登場!!」感想

  • 「はぐたんは若返っていない説/ハグプリ未解決問題」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

    エルちゃんとの相違を整理する意味も込めて、はぐたんの疑問をまとめてみる。(「HUGっと!プリキュア」40話より)はぐたんとハリーには不可解な謎が残されています。まずそれらを列挙し、仮説「はぐたんは本当に赤ちゃんで、トゥモローが若返ったのではない」を考えてみる。謎①「ハリーの奇妙な言動」ハリーの言動には不思議な点が多々あります。特に第1話。後々の説明(主に40話)とも合わせると、あの時のハリーは「クライアスの追手からトゥモローと一緒に逃走。タイムトラベル後にトゥモローが赤ちゃんになった」と受け取るのが自然な理解です。しかしその割には動揺が見られません。40話の回想では「何やこれは!?」「(赤ちゃんのトゥモローを見て)なんでやねーん!!」と驚いてはいます。が、その後の野乃邸では、(この事態を説明できる人物はい...「はぐたんは若返っていない説/ハグプリ未解決問題」:HUGっと!プリキュア愛崎えみる研究室問題考察

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