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短説ブログ(散文藝術とポエジーに、猫と散歩と草花と) http://tansetsu.cocolog-nifty.com/words/

〈短説の会〉公式サイトならびに文藝サイト「西向の山」編集長がお届けするブログ版『短説』 - 短説は表題と作者名を含め四百字詰原稿用紙二枚で書く定型の散文藝術です。

ほかに文学や音楽など藝術全般、猫、散歩、草花、スポーツ、日々のつぶやきなど……。by 西を向く人

WEB版『短説』編集長
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2005/11/07

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  • 5月11日(土)風信子ハウス見学&小川ゼミOB会開催!

    「小川ゼミ通信」Vol.49小川和佑ゼミナールOB、OGの皆様 ようやくソメイヨシノも開花しましたね。春の嵐が吹き荒れたり、急に暑くなったり、花冷えの雨の日が続いたりと、天候不順の日々ですが、その後お変わりありませんか。 さて、一月の末に提案した通り、小川先生のメインテーマであった立原道造が設計した風信子荘〈ヒヤシンスハウス〉を再現した小屋を見学しながら、先生歿後10年の集いの計画を練るために集...

  • 「小川ゼミ通信」Vol.48(LINE友だち追加依頼)

    小川和佑ゼミナールOB、OGの皆様 昨夜、三年ぶりにメールしました。今年は先生歿後十年ですから、とにかく集まりましょう。 その前段階として、先生が得意とした立原道造の〈ヒヤシンスハウス〉を見に行きがてら、OB会の企画を練りましょうという話です。 どこからそういう話が出て来たかというと、実は2021年10月に小川ゼミのLINEグループができて、その中でのやり取りからです。少しずつ人数が増え、現在...

  • 「小川ゼミ通信」Vol.47(今年は集まりましょう!)

    小川和佑ゼミナールOB、OGの皆様 寒中お見舞い申し上げます。 令和六年は元日から能登半島の地震で大変な幕開けとなりましたが、みなさん如何お過ごしでしょうか。私は家族ともども変わらず元気です。 さて、本年は、われらが恩師・小川和佑先生が永眠されて十年の年になります。コロナも5類に移行しましたので、今年こそはOB会で集まりたいと思います。 と思っていたところへ、一昨日の夜、五十嵐正人さんから小川...

  • 短説「令和六年が明けて(その二)」

    令和六年が明けて(その二) 西山 正義・ 令和六年は元日の能登半島大地震ではじまり、二日に羽田で旅客機が衝突炎上、三日に北九州の飲食店街で大火災、海外に目を向ければもう筆舌に尽くしがたい。四日には三島由紀夫やジョン・レノンも撮った篠山紀信さんがお亡くなりになった。八十三歳。ジョンとは同い年だったのね。 二日は、久しぶりに皇居の一般参賀に参列するつもりであった。和田倉門の...

  • 短説「令和六年が明けて」

    令和六年が明けて 西山 正義・ 西暦でいえば二〇二四年。二十一世紀も十二支が三巡目に入ったわけだ。と、その元日、能登半島で大きな地震が起こった。ビルや家屋の倒壊に火災、そして東日本大震災の記憶がまだ消えない大津波が襲った。 二日には、羽田空港の滑走路で、その大地震の救援物資を運ぼうとしていた海上保安庁の航空機と札幌からの日本航空機が衝突し、炎上した。海保機は跡形...

  • 短説「二十一世紀以後の初詣」

    二十一世紀以後の初詣 西山 正義・ 令和五年も師走に入った。あれだけ暑く長かった夏から短いあまり秋らしくない秋を経て、一気に寒くなるのかと思えば異例の温かさだったり、近年は天候不順が常態化している。忘年会もまだなのに、なぜかクリスマス気分を通り越して、年の瀬のような気分になっている。それでふと、二十一世紀以降、初詣はどこに行ったかを調べたく...

  • 短説「九月二〇日は僕の創作記念日」

    九月二〇日は僕の創作記念日   (2012.9.20/2023.11.17/25) 西山 正義・ 今日、九月二〇日という日は僕にとって、一一月二五日と一二月八日とともに、最も大切にしている記念日の一つだった。 手紙を書いた。もちろん便箋に万年筆で。僕が「永遠の少女」と呼んでいる今月六日に九二歳になられた詩人に。山梨は市之蔵村の『村のアルバム』の堀内幸枝さんであ...

  • 短説「トンノクソ」芦原修二

    トンノクソ 芦原 修二 「手エ出してみイ」 いわれるまま左手を出した。その手首の内側に知次は息を吹きかけ「トンノクソ」と言いながら指で字を書いた。結果はわかっていたが伸夫はだまっている。そして、ニケ月ばかり前に出会った女のことを思い出していた。三田の家で母屋を新築することになり、親戚や近所の人々が大勢手伝いに集まった。「どうだや。餅ひろいに三田サいってみっか」 ...

  • 芦原修二さんの傑作短説を

    12年ぶりに、短説の会同人の作品をアップします。われらが短説の会代表の芦原修二先生の作品です。 すでに公式サイトにやはり12年前の6月にアップ済みですが、今更ながら作品データに誤りがあるのを発見し、訂正しました。そうした作業をしていたら、この作品だけこのブログにアップしていないことも分かりました。 いろいろと抜けていた感じなのですが、この作品には芦原修二さんの珍しい「自作自解のこころみ」がなされ...

  • 短説「老母を定期健診に」

    老母を定期健診に (2023.2.7/10.31) 西山 正義・ 昨年十二月で八十三歳になった母を病院に連れて行った。七年前に雪で転んで大腿骨を骨折したアフターケアの定期健診で、三か月に一回薬をもらいに行くほか、年に一回、骨密度のレントゲン検査をしている。腰椎や大腿骨の骨密度は同年齢の標準より少しいいぐらいなのだが、昨年より落ちている。 骨よ...

  • 短説「掲示板(その後)」

    掲示板(その後) (2023.7.20/10.15) 西山 正義・ 私たち夫婦のホームページ「西向の山」で利用している〈83レンタルBBS〉という無料の掲示板がいつの間にか消滅していた。今年の四月には稼働していたと思うのだが、知らぬ間に閉鎖されていて、わがサイトの掲示板もアクセス不能になっていた。 よって、サイトのコンテンツから外した。昨年十一...

  • ホームページから掲示板が消滅

    久しぶりにホームページを更新しました。昨年11月12日以来。本サイトで利用している〈83レンタルBBS〉という無料の掲示板がいつの間にか消滅していました。今年の四月には稼働していたと思うのですが、知らぬ間に閉鎖されて、「西向の山」の「談話室(掲示板)」もアクセス不能になっていました。 よって、ホームページのコンテンツから外しました。ついでにリンク集も更新。この20年間で、私が好きだったサイトが...

  • 短説「六十歳の誕生日に」

    六十歳の誕生日に 西山 正義・ 六十になった。令和五年皇紀二六八三年、西暦では二〇二三年、四月八日土曜日午前六時四十分。その朝を迎えた。きのうとは打って変わって朝から快晴である。久しぶりにノートに万年筆で書いている。 数えでいえば六十一歳で、生まれた年の干支「癸卯」に戻ったのだ。すなわち還暦である。泣いても笑っても、もはや老年で、この先どうもならないだろう。あと...

  • 短説「車検の話から」

    車検の話から (2023.1.19/2.16) 西山 正義・ 二〇一九年一月(は平成三一年)に、一一年落ちで本体三四万円で購入した中古車を、初登録から一五年の車検に出した。タイヤの側面に罅割れができていて、まだスリップサインは出ていないのだが、高速でバーストの危険があるため、やむなく交換することにした。もちろん四本とも。痛い出費である。 走行距...

  • 大寒桜

    夜の、武蔵野の森公園のオオカンザクラ(後付けNOTE) 河津桜と同じく、カンヒザクラとオオシマザクラの交配で生まれたと推定されていますが、花の色は、ソメイヨシノに較べれば濃いピンク色ですが、河津桜よりは淡いです。 河津桜の発祥はもちろん静岡県の河津町ですが、大寒桜は埼玉県の安行で、かつては安行桜と呼ばれていたそうです。「大」というのは寒桜より花が大輪だから。 ...

  • 乙女椿

    乙女椿が満開です。何もしていないのに、毎年花を咲かせます。朝陽はよく当たりますが、適度な日蔭にあるのが良いようです。花言葉は「控えめな美」「控えめな愛」だそうです。...

  • 河津桜

    東京都内の某小学校の校樹となっている「河津桜」です。静岡県賀茂郡河津町の本家より少し遅い開花でしょうかね。ソメイヨシノに較べて早咲きで、かつ長く花が楽しめます。...

  • 五年ぶりの旅行(計画中)

    僕はもう二十年以上毎週日曜はお日様の下、土のグラウンドの上で、ソフトボールを追い駆けて汗を流しているのだが、必ずしもアウトドア派というわけではなく、本質的にはインドア(というより書斎)派である。アクティブに出掛けるタイプではなく、家に居ろといわれたら、これ幸いとずっと家に引き籠っていられる。しかもその家は、四歳から五十五年住んでいる家で、地元や自宅にすっかり根が生えてしまった感がある。 出不精で...

  • 市役所、買い物、スーパー銭湯

    きのうは息子の二十八歳の誕生日だった。京都に住んでいるため、LINEでごく簡単なやり取りをしたのみ。 きょうは、昼すぎから女房と市役所に行き、女房のマイナンバーカードを受け取り、ついでにあちこちで買い物し、最後に日帰り温泉に入ってきた。買い物先は、しまむら、ダイソー、サンドラックという超庶民的なところばかり。それと、イトーヨーカドーに寄って、ペットボトルをリサイクル回収してきた。 日帰り温泉も、...

  • 調布市役所の河津桜

    ...

  • 母を定期検診に

    昨年十二月で八十三歳になった母を病院に連れて行った。七年前に雪で転んで大腿骨を骨折したアフターケアの定期検診で、三か月に一回薬をもらいに行くほか年に一回、二月はじめに骨密度のレントゲン検査をしている。 腰椎や大腿骨の骨密度は同年齢の標準より少しいいぐらいなのだが、昨年より落ちている。一昨年より昨年はアップしていたので、この一年で逆戻りしてしまったかたちだ。 骨より筋力の衰えが甚だしい。散歩もあま...

  • 短説「息子の嫁から(そして靖國神社と浅草寺へ)」

    息子の嫁から(そして靖國神社と浅草寺へ) 西山 正義 息子のお嫁さんからまたまた素晴らしい物が届いた。元日うちの車を使用した際、私のETCカードで支払った高速代として京都のお土産を送ってきてくれたのだ。そんなのはいいのに。そのつもりで年末に洗車しガソリンを満タンにしカードも刺しておいたのだから。でもその気遣いが嬉しいじゃないの。 小倉山荘のおかきの詰合せ。正月にも...

  • やっぱり猫はネズミがお好き

    先日、わが家の猫がネズミを捕ってきた。家にいたのではない(たぶん)。外から咥えてきたのである。生きたまま。鋭い牙で咥えても、器用に殺さずに。家に入ってきて、低姿勢で低く唸っているので、どうしたと覗き込んだらネズミを咥えていたのである。こんな冬に。 夏には、セミはもちろんトノサマバッタやカマキリを捕まえてきては、食べるわけではなく、なぶりものにしていた。揚羽蝶の幼虫(あの大きな青いイモムシ)もよく...

  • 15年目の車検

    2019年1月末(は平成31年)に、11年落ちで本体34万円で買った中古車を、初登録から15年の車検に出した。タイヤの側面に罅割れができていて、まだスリップサインは出ていないのだが、高速でバーストの危険があるため、やむなく交換することにした。四本まとめて。予定外の出費である。しかし、タイヤがなければ車は走れない。二年前にも換え時と言われていて、だましだましきたので仕方ない。 走行距離は出ていない...

  • 靖國神社と浅草寺へ

    元日と二日に、目の前まで行って参拝をあきらめた靖國神社にようやく詣でることができました。ちょうど正午に着いたのですが、外苑参拝者駐車場にもすんなり入れました。まずは拝殿にお参りし、国の安からんことをお祈り。そして遊就館へ。「令和5年 奉納新春刀剣展」を鑑賞してきました。 お昼は、遊就館の茶寮「結」の海軍カレーにするか迷いましたが、外苑休憩所の「靖國八千代食堂」で海老かき揚げそば(女房は同うどん...

  • 息子のお嫁さんからの気遣い

    一月三日の記事(短説)に書いた息子の伴侶、すなわち私たち夫婦のお気に入りのお嫁さんから、またまた素晴らしいものが届いた。元日、うちの車を借りた際、私のETCカードで支払った高速代を清算せずに京都に帰ってしまったと、京都のお土産を送ってきてくれたのだ。 そんなのはいいのに。もともと息子夫婦に使わせるために、年末に洗車しガソリンを満タンにし、ETCカードも刺しっ放しにしておいたのだから。でもその...

  • 短説「富士塚とスンドゥブと壁当て」(西山正義)

    富士塚とスンドゥブと壁当て 西山 正義 千駄ヶ谷の鳩森八幡神社の周辺はむかしから仕事でも馴染みの所だが、よくよく参拝したことはなかった。問題は駐車場だが、最寄りの有料パーキングが空いていた。 境内に入ればまず目に付くのだが、そうだった、富士塚で有名なのを思い出した。寛政元年(一七八九)の築造といわれ、都内に現存するものでは最も古く、都指定の有形民俗文化財になって...

  • 短説「穴と鳩の森の八幡さま詣」(西山正義)

    穴と鳩の森の八幡さま詣 西山 正義・ 令和五年の元日は、ちょうど一年前に結婚した息子夫婦が京都から年始に来て、合わせて娘も呼び、五人でお雑煮とお節を囲んだ。最後には別棟に同居している私の母と妹も呼んで、コロナゆえ短時間であるが歓談した。 五時には家を出、京都に帰る息子夫婦を車で東京駅へ送った。新幹線乗り場まで見送ったのは六時をまわっていた。八重洲の地下に駐車するの...

  • 令和五年の三が日

    令和五年の元日は、ちょうど一年前に結婚した息子夫婦が京都から年始に来て、合わせて娘も呼び、五人でお雑煮とお節を囲んだ。最後には別棟に同居している私の母と妹も呼んで、コロナゆえ短時間であるが歓談した。 五時には家を出、京都に帰る息子夫婦を車で東京駅へ送った。新幹線乗り場まで見送ったのは六時をまわっていた。八重洲の地下に駐車するのは初めてであった。駅はにぎわっていたが、店はほとんどやっていない。残っ...

  • 短説「息子夫婦と娘に(僕の遺言)」(西山正義)

    息子夫婦と娘に(僕の遺言) 西山 正義・ 令和五年の元日、昨年結婚した息子夫婦が京都から年始に来た。息子は年末から帰省していて、お嫁さんとは大晦日に横浜で落ち合い、汽笛ボォーの除夜から元旦にかけては横浜で過ごし、昼すぎにわが家へ到着した。 それに合わせて、息子の姉にあたる娘も着ていた。娘はすぐ近くに住んでいる。こちらも既婚だが、旦那はいろいろ訳ありで年始には来ない...

  • 短説「令和四年=僕のシニア元年」(西山正義)

    令和四年=僕のシニア元年 西山 正義・ 令和四年の冬至である。今年は二十二日木曜日。夜八時になって、あわてて柚子を買いに行った。今、風呂の湯を落している。そのあいだにこれを書いている。浴槽を洗ってきた。新しい湯を沸かしている。 女房殿は銀座に歌舞伎を観に行っている。市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露公演である。 キーボードの横で柚子が香っている。高知県産の...

  • 短説「令和四年、あるいはシニア」(草稿つづき)

    ――そして、上皇陛下八十九歳のお誕生日を経て、土曜日のクリスマスイブである。氏神様に行ってきた。樹齢四百年を超えているという御神木の藤が有名な神社なのだが、境内の片隅に柚子の木があり、やはり実がいっぱい落ちていた。六つほど分けてもらった。この柚子を風呂に入れるべきであった。 新型コロナウイルスの感染拡大も三年目に入った西暦二〇二二年は、世界的に見れば、ロシアによるウクライナへの軍事侵略の一年だっ...

  • 短説「令和四年の冬至」(未完草稿)

    令和四年の冬至である。今年は二十二日木曜日。夜八時になって、あわてて柚子を買いに行った。今、風呂の湯を落している。そのあいだにこれを書いている。浴槽を洗ってきた。新しい湯を沸かしている。 女房殿は銀座に歌舞伎を観に行っている。市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露公演である。 キーボードの横で柚子が香っている。高知県産の食用で、一玉税抜き一五八円也。風呂に入れるには勿体ない。氏神様の神社に...

  • 多磨霊園に合掌

    もちろん今日はあの日です。...

  • 短説「娘が三十、そして三十一に」西山正義

    娘が三十、そして三十一に 西山 正義・ きょうは令和三年十一月十二日、娘の誕生日である。ついに三十歳になった。自分の子供が三十になるなんて、かつて想像できたであろうか。 平日の金曜日であるが、仕事明けの日なので十時半に起き、娘の郵便貯金口座に祝い金を預け入れるため出かけた。たまたま母も出てきたので、母を少し長めの散歩に連れ出すために、銀行と郵便局に寄ってから、駅前の...

  • 善光寺の迷子郵便供養塔

    善光寺に行くなら、某郵便局の局長をしている中学からの親友にここもお参りしてと言われていたのがこれ。善光寺の広い境内の一番奥まったところにあります。これは右の碑面の由来書きを横着せずに写しましょう。 ------------------------------ 縁 起 わが国における郵便物の数は年間一一〇億通を超え米国英国についで世界第三位である このなかに受取人に配達することも差出...

  • 善光寺の文学碑〔2〕

    (前回からのつづき) とはいえ、このようにホームページで公開するのに、画像をそのままアップしてしまえば説明不要(テキストに落とさなくてもよい)というわけで、以下四つの句碑の解説は省略します。(碑の位置は、西から東へ) しかし逆に言うと、案内板だけ読んで満足してしまう懸念があります。なにゆえ石碑なのか。立派な案内板があれば、本体がなくてもいいことになりはしないか……。◆種田山頭火句碑◆小林一茶...

  • 善光寺の文学碑〔1〕

    ◆良寛詩碑 仁王門の西側の脇にあります。古いものではありません。黒御影石の碑面にはこう刻まれています。 再游善光寺 曾従先師游此地 回首悠悠二十年 門前流水屋後嶺 風光猶似昔日妍 良寛【案内板】 この漢詩は良寛さまが四十二歳のころ帰郷の途時二回目の善光寺参詣の折におつくりになられたものです 再び善光寺に遊ぶ 曾って先師に従って此の地に游ぶ 首を回らせば悠々二十年...

  • 四年前の春、初めての善光寺参り

    ◆“牛に引かれて善光寺” もうとっくに終わってしまいましたが、今年は七年に一度の善光寺御開帳の年で、4月3日から6月29日まで、善光寺の絶対秘仏である御本尊の御身代わりとして「前立本尊」の御開帳が行われていました。コロナ禍、無事に御開帳できたようです。 もう四年前になります。初めて善光寺に詣でました。 平成30年(2018)4月9日信濃追分から軽井沢、10日別所温泉を経て、11日(水)午後2時すぎ...

  • 日原鍾乳洞ともえぎの湯

    あまりにも暑いので、東京奥多摩の秘境、日原鍾乳洞に行ってきました。 行ったのは今日ではありません。二日前の木曜日です。今日は土曜ですので、この連日の暑さ、考えることはみな一緒で、たいへんな混雑になっているでしょうね。今日で八日連続の猛暑日になり、2015年の最長記録に並んだそうで……。 4/1~11/30は朝8時から営業。たぶん3組目ぐらいの入場。 公式サイトで割引券が印刷できるので持参し...

  • 20年が経っていました!

    おとといホームページを久しぶりに更新しました。きょうもちょこっと修正。それでふと気づいたのですが、今年は西暦で言えば2022年、私がホームページを立ち上げたのは2002年の4月で、私たち「西向」夫婦のサイトということで4月10日の結婚記念日が開設日ということになっています。それから満20年が経ったのですが、何の記念のイベントもせず、それどころか更新すらせずに二か月も過ぎていたのでした。 そし...

  • 久しぶりにホームページを更新

    久しぶりに更新します。七か月ぶりです。 きのう、ソフトボールの夏季大会、今年チームを移籍して初参戦の某市三部で、春はチーム事情で優勝は目指しませんでしたが、夏は優勝を目指しました。しかし2回戦で敗退。1回戦はサヨナラ勝ち、2回戦はサヨナラ負けになりました。 きょうは日月連休で、これまた久しぶりにホームページを更新しました。平成30年の信州紀行の軽井沢・信濃追分から先の報告。第二弾まで制作して、...

  • 娘が三十に

    (「短説」のための草稿) きょうは令和三年十一月十二日、娘の誕生日。三十歳になった。自分の子供が三十になるなんて、かつて想像できたであろうか。 平日の金曜日であるが、明け番なので十時半に起き、娘の郵便貯金口座に祝い金を預け入れるため出かけた。たまたま母も出てきたので、母を少し長めの散歩に連れ出すために、銀行と郵便局に寄ってから、駅前のファミリーレストランでランチをした。母からすれば、息子が五十八に...

  • 小川和佑先生八回忌のご命日

    本日はわれらが恩師小川和佑先生のご命日です。あれから満七年。はや八回忌になります。あの日一緒にお見舞いに行った娘も今度の誕生日で三十歳になります。生後十ヶ月で連れて行った山中湖でのゼミ合宿は1992年の今頃でした。著著目録の編集が滞っています。早急に再開させます。先生、ゼミのみんなを見守りください。(仕事中の車中より)...

  • チャーリー・ワッツさんが……

    チャーリー・ワッツさんがお亡くなりになった!とうとうそういう日々がやって来るのだ。これから続々と。60年もの長きに渡ってザ・ローリング・ストーンズの屋台骨を支えた最高のロック・ドラマーに衷心から哀悼の意を表します。ご冥福をお祈り申し上げます。合掌...

  • ソフトボール日本女子金メダル・13年越しの2連覇万歳!

    きのうは東京五輪・ソフトボール日本女子の優勝に大興奮でした。一夜明けたきょうも、まだ興奮冷めやらずという感じです。 きょうは休みをとっていました。というのは、きのうの決勝戦のチケットが取れていたからです。そうです、本来なら横浜スタジアムで歓喜の瞬間に生で立ち会えたはずだったのです。なかなか取れないといわれた五輪チケットの抽選に当たって、お金を振り込んだのは2年前です。 決勝は、アメリカでの放映時...

  • 温泉薬師瑠璃殿の芭蕉句碑と花柳章太郎供養碑

    ◆北向観音の芭蕉句碑 北原白秋「春風の駒」歌碑の左となりに、芭蕉句碑があります。 松尾芭蕉は日本のあちこちを旅し、その句碑は全国至る所にありますが、この句碑に刻まれた句をこちらで詠んだということではないようです。(参照:同じ信州の「旧軽井沢の芭蕉句碑」/「追分宿浅間神社の芭蕉句碑」) この碑は、安永3年(1774)に建立されたもので、揮毫は門人四千人といわれる加舎白雄(かや・しらお/元文3年17...

  • 北向観音の温泉薬師瑠璃殿と北原白秋歌碑

    信州上田の別所温泉紀行(平成30年4月11日)のつづきです。 北向観音の本堂から愛染カツラの木を背に少し西側へ行くと、けっこう切り立った崖を背に温泉薬師を祀った瑠璃殿があります。『天台宗別格本山 北向観音・常楽寺』の公式サイトによると、「寛保二年(1741)湯川の氾濫によって薬師堂は流され、寛保四年から湯本講中で再建を計画したようです。そして今の建物は文化六年(1809)に湯本講中の積立金によ...

  • 今戸神社のリアル招き猫さま

    もう二週間がたってしまいました。5月25日の妻の誕生日に、浅草の今戸神社に参詣してきました。 今戸神社は江東区の隅田川西岸、台東リバーサイドスポーツセンタの向かい側に鎮座します。今戸焼発祥の地、招き猫発祥の地、沖田総司終焉の地として知られています。まあ、招き猫発祥の地、沖田総司終焉の地に関してはそのほかにも諸説ありますが。 最近は何かというとパワースポットということが言われますが、こちらは「...

  • 杉並の大宮八幡宮

    今戸神社の前に、これはその三日前の5月22日(土)、保護猫を見に永福町に行ったので、帰りに大宮八幡宮を参拝しました。この日は妻に加えて、娘も一緒でした。平成18年(2006)の元旦に初詣に来て以来です。 通り雨が降った後で、濃い緑の中、たいへん清々しかったです。荘厳な、いい空気を吸い込むことができました。 ...

  • 浅草寺の五重塔とスカイツリー

    東京に緊急事態宣言が出ていて、不要不急の外出自粛が要請されているわけですが、一週間前の5月25日(火)は妻の誕生日で平日に仕事が休みになったので、ドライブに行ってきました。(こんなところで言うべきことではないのかもしれませんが……) 4月10日の結婚記念日は、まん延防止なんちゃらでしたが、日帰り温泉は営業していました。三鷹の山本有三記念館を見学し、よみうりランドの丘の湯に入りに行ったのでした。こ...

  • 短説「四十八年目の憂国忌に」西山正義

    四十八年目の憂国忌に (――空白を埋めるための後付け短説) 西山 正義・ 平成三十年十一月二十五日、日曜日の朝である。本日はもちろん、一般には「三島事件」より正確には「盾の会事件」と呼ばれる、いやもっと正しくは「盾の会義挙」と言うべき、盾の会隊長・三島由紀夫と同学生長・森田必勝両烈士の殉節日である。 あれから四十八年。といっても当時は小学一年生で、リアルタイム...

  • 短説「結婚三十年に」西山正義

    結婚三十年に (――空白を埋めるための後付け短説) 西山 正義・ 平成三十年四月十日、西山正義と向山葉子が結婚式を挙げて満三十年になった。媒酌人は明治大学の恩師で文芸評論家の小川和佑先生・節子さんご夫妻。私は大学を卒業したばかり。桜満開の神田明神でのこと。 入籍したのは二日前の四月八日で、満開の桜に時ならぬ春の雪が降った日であった。私の二十五歳の誕生日。「昭...

  • 短説「母が雪で転倒、骨折」西山正義

    母が雪で転倒、骨折・ 西山 正義・ たまたま家にいたのである。玄関のドアが強めにノックされた。何事かと、出ると、見知らぬ女性が息を切らせながら、「……倒れています」と言って、道路の方を指さした。ただならぬ気配に、そのままサンダルを突っかけて女性のあとを追った。 家の前の道を東へ、一つ目の十字路を右に曲がって程なく、母が尻もちをついて倒れていた。氷の上に。前日は東...

  • 短説「葡萄の季節に堀内幸枝さんから」西山正義

    葡萄の季節に堀内幸枝さんから (――空白を埋めるための後付け短説) 西山 正義・ 詩人の堀内幸枝さんから手紙が来た。 氏からの連絡は、いつも突然でびっくりさせられる。ちょうど、私の師で、堀内作品を高く評価した一人である文芸評論家の小川和佑先生が亡くなって、この九月二〇日で満一年を迎えるところであったから。 そのことともあながち関係がないわけではないのだが、直接に...

  • 短説「草原の輝き……」西山正義

    草原の輝き…… (――空白を埋めるための後付け短説) 西山 正義・ タイトルを忘れたが、BSテレビで西村京太郎の十津川警部シリーズの再放送を観た。TBS系の十津川警部=渡瀬恒彦、亀さん=伊東四朗ではなく、テレビ朝日系の十津川=高橋英樹、亀さん=愛川欽也の方だ。 もちろんトラベル物なのだが、どこが舞台だったかも忘れてしまった。ともかく、犯人は十津川警部の大学ボー...

  • 短説「精神の鈍化」西山正義

    精神の鈍化 (――空白を埋めるための後付け短説) 西山 正義・ ハンス・カロッサや堀辰雄の『幼年時代』をあげるまでもなく、多くの作家がその幼年から少年時代の思い出を書き残している。若年のころの記憶(実際の体験というよりは脳裡に刻み込まれた原風景)は、その人生に決定的な影響を与えるから、ものを書く人間なら誰しも書き留めておきたくなるのだろう。 ただしそれは、実際...

  • 短説「ビートルズとソフトボール」西山正義

    ビートルズとソフトボール (――空白を埋めるための後付け短説) 西山 正義 ビートルズの全公式アルバムのデジタルリマスター版のボックスセットが全世界同時発売された。そのカウントダウンはテレビでも報道されるほどだったが、僕は当然予約注文し、今か今かと待っていたのだ。すると発売日前日に届いた。前日に届いていいのかと思ったが、そうでなければ、2009年9月9日午前0...

  • 短説「平成二十一年の初詣」西山正義

    平成二十一年の初詣 (――空白を埋めるための後付け短説) 西山 正義 わが家では初詣に毎年異なるところにお参りに行っているのだが、今年は高校生の娘のリクエストで原宿に近いところということになった。そうなると真っ先に思い浮かぶのはもちろん明治神宮であるが、明治神宮に元旦に行くものではない。原宿といえばもう一ヶ所、わが家的には著名だが、一般的には穴場の東郷神社...

  • 短説「本を売る Ⅱ」西山正義

    本を売る Ⅱ (――空白を埋めるための後付け短説) 西山 正義・ 娘が「文学フリマ」に行ってきた。親とは関係なく。平成二十六年五月五日、朝から出かけていた娘が、帰宅して初めて知ったのだった。ただし出店したのではなく、詩を書いているという大学時代の友人と見物しに。 もう十八回目になるというこの「文学フリマ」が、かつて水南森さんと私と妻でやっ...

  • 短説「“最後”の花見会」西山正義

    “最後”の花見会 (――空白を埋めるための後付け短説) 西山 正義・ 文芸評論家で近代文学研究者の小川和佑先生を囲んでのお花見会は、平成二十五年四月六日に行われた。先生は「桜の文学」のいわば伝道者としても知られていた。 この年は開花が早く、ソメイヨシノはすでに散っていた。そんなわけで場所を変えるべきかと直前になってすったもんだしたり、当...

  • 短説「花が散っていたって……」西山正義

    花が散っていたって…… (――空白を埋めるための後付け短説) 西山 正義・「花が散っていたっていいじゃないか。君たちに会えれば」 と、小川和佑先生はおっしゃった。受話器越しの声は優しく温かだった。宇都宮のお宅の茶の間が瞼のうちに浮かぶ。 先生のゼミOB会で花見を計画していたのだ。ゼミの行事としては、平成二十二年八月の「先生八十歳祝賀・日光合宿」以来二年半ぶりだが、...

  • 短説「頸が……」西山正義

    頸が…… (――空白を埋めるための後付け短説) 西山 正義・ 平成も四半世紀目の二十五年になり、私もとうとう四月で五十歳。仕事と、それ以外には仕事に備えて体調を整えるのに精一杯で、日々はあっと言う間に流れるのであった。 眼の疲れから来るのか、単なる加齢からなのか、やはり職業病なのか、人が言うところの五十肩と思われる症状に悩まされることになってしまった。利き腕の...

  • 三鷹市山本有三記念館

    本日は「西向」夫婦の結婚記念日で、ホームページ「短説と小説-西向の山」の開設日でもあるのですが、二日前の八日は私の誕生日で、妻と一緒に三鷹の山本有三記念館に行ってきました。 もとは作家・山本有三が昭和11年から21年まで家族とともに暮らした家で、玉川上水のほとり、武蔵野市の井の頭公園側の万助橋と三鷹市のむらさき橋のあいだにあります。 文芸評論家・小川和佑先生の明大ゼミのOB会で、井の頭公園で...

  • 小川和佑先生の桜のラジオと花まつり

    文芸評論家で明大ほかの元講師である小川和佑先生の最後のラジオ収録(おそらく肉声としても最後の録音)「泰平の世を桜花に願う」の再放送には、ゼミのOB,OGのみなさんから大きな反響をいただきました。 ここ数日はその返信に大忙しでした。感銘、感動、感激、そして、あらたに募る哀惜の想い。僕らには胸に詰まってくるものがありました。 4月5日(月)25時5分(6日午前1時5分)から、NHKラジオの「ラジオ深...

  • Re: ◇小川和佑先生トークのラジオ再放送!

    「小川ゼミ通信」Vol.46 みなさん、昨夜の放送お聞きになりましたでしょうか。深夜なので聞き逃した方も多いと思います。NHKのインターネット・ラジオ「らじる らじる」では聞き逃しサービスで4月13日(火)午前1時まで視聴することができます。 https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=0324_01 番組の最後に、「小川...

  • 北向観音堂の夫婦杉

    前々回の記事で書いた上田電鉄別所線ですが、二日前の日曜日(3/28)、令和元年10月の台風被害で「赤い鉄橋」として親しまれた千曲川橋梁が崩落して不通になっていた区間が復旧し、無事に全線開通したというニュースが流れました。よかった、よかった。動画でも見ました。「赤い鉄橋」はなるほど美しいですね。 前回、北向観音堂の『愛染かつら』の木を調べて以来、その戦前の松竹映画の主題歌「旅の夜風」が頭の中を離...

  • 信州・別所温泉の北向観音堂と『愛染かつら』の木

    温泉の多い信州でも最古の湯といわれる別所温泉。と、きのうはさらりと流しましたが、その由来は、景行天皇の時代、ヤマトタケルの命(倭建命/日本武尊)の東征の折りに発見されたとの伝承によります。ということは、この時の旅ではそこまで足を延ばせませんでしたが、軽井沢の旧碓氷峠の「吾妻はや」からの続きというわけですね。 別所温泉観光協会発行の「街歩きガイドマップ」には、〈信州の鎌倉〉〈太陽と大地の聖地温泉〉...

  • 上田電鉄7255型と別所温泉(平成30年4月10日)

    きょうからソフトボールの春季大会が始まる予定でしたが、荒天の予報できのうの夕方に中止(順延)が決定。予報通り朝から雨が降っています。しかし、まだ「荒天」というほどではありません。春の嵐になって激しい雨が降るという予報でした。どうせならすっきり諦めがつくぐらいの天候になってほしいものです。 試合がなくなり、コロナで旅行にも行けませんので、過去の旅のアルバムをアップします。 平成30年(2018)...

  • ◇小川和佑先生トークのラジオ再放送!

    ◇小川和佑先生のNHKラジオでのお話し、「泰平の世を桜花に願う」が再放送されます!「小川ゼミ通信」Vol.45小川和佑ゼミナールOB、OGの皆様へ みなさん、お元気ですか。春ですよ。 コロナに翻弄される人の世においても、やはり桜は咲きますね。 3月11日(東日本大震災から満10年の日)に広島で、翌日には福岡で、14日には東京で桜(ソメイヨシノ)の開花が発表されました。各地で観測史上最も早い開花...

  • 猫の絵本とユリイカ増刊号

    ぶらっと入った本屋で、思いがけなく、買って読んでみたくなる本に出合えることは、無上の幸福である。それはその時の気分にもよるだろうけど、その時の直感的な出会い=選択には間違えがない。 すこし前に、表紙の絵に惹かれて絵本を買った。2019年4月初版で、その年の各種絵本大賞を総なめにした本で平積みになっていたのだ。子供はとっくに成人しているので、児童書を買うのは久しぶりである。『なまえのないねこ』(...

  • 令和二度目の天長節

    朝、日の丸の旗を出した。風がやや強い。皇居に向かって、遥拝する。見事に晴れた。 令和二度目の天長節。昨年に続いて今年も、いまだ新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、皇居参賀は執り行わないことになった。 天皇陛下、六十一歳のお誕生日、おめでとうございます。天皇陛下が同世代というのにまだ慣れない。とにかくコロナの終息と、国の安寧、世界の平和を祈念するばかりだ。...

  • ひかりのお墓に花が

    ひかりのお墓のところに、植えたつもりもないのに水仙が生えてきて、花が咲きました。...

  • ジョン・レノン生誕80年の日に

    本日は言わずと知れたジョン・レノンの誕生日で、今年は生誕80年ということになる。というより、間もなく没後40年になる。40歳の誕生日を過ぎて二ヶ月後に凶弾に倒れたわけで、つまり今年はジョンが亡くなってから、生きていた時間と同じだけの時間が経過したということだ。 僕は17歳だった。あのショックは今も忘れられない。衝撃度という点では、僕の今までの人生で最大の事件であったといっていい。しかし、それから...

  • 小川和佑先生の『近代日本の宗教と文学者』から

    文芸評論家で近代文学研究家の小川和佑先生の七回忌のご命日も過ぎました。奥様から法要が無事済んだというご連絡をいただきました。 その九月二十日前後、先に制作した小川和佑ゼミナールOB会誌『小川のせせらぎ』第2号に掲載した「小川和佑先生著書目録」第二回に続くべく第三回用の原稿を、いくつかすでに同ブログにアップ開始しました。 それで、『近代日本の宗教と文学者』を読み返したのですが、これは元はNHKラジ...

  • 小川和佑先生七回忌のご命日に

    本日は、明大文学部のわが恩師で、文芸評論家・小川和佑先生の七回忌のご命日です。と同時に、個人的に「創作記念日」と称している日です。 今年はコロナでお墓参りにも行けませんので、きょうの命日に向けて、前の記事の通り、小川和佑ゼミナールOB会誌として『小川のせせらぎ』と題する冊子の第2号を編集・制作し、OB,OGなどに配付しました。 すかさずさまざまな反響があり、メールや手紙、ハガキ、ブログのコメント...

  • 小川和佑先生七回忌のご命日を控えて

    本日昼頃、私が編集した小川和佑ゼミナールOB会誌『小川のせせらぎ』の第2号が、亡き先生の奥様である小川節子様に無地届けられました。 OB、OGのみなさんへは、一日早い9月11日金曜日に「ゆうメール」で発送しました。速達扱いではありませんが、早いところでは翌日の12日に届いたようです。 先生の七回忌の一週間前に間に合いました。昨日あたりも九州地方は大雨だそうで、心配であります。 先生の七回忌の法要...

  • 谷保天満宮に参拝

    八月の末に、国立の谷保天満宮に参拝してきました。高齢の母をドライブで連れ出し、気晴らしを兼ねて、散歩させるためです。 南武鉄道(現在のJR南武線)の谷保駅を「やほ」と読ませるようにしたため、地名としての「谷保」も今ではにごらないで発音されがちですが、本来は「やぼ」とにごるそうです。それでこちらも「やぼ天満宮」と読むのが正式で、略すと「やぼ天」になるのですが、東日本では最古の天満宮で、関東三大天神...

  • 短説の会へのレクイエム(4)

    この稿を3回書いたところで、未完のまま令和元年は暮れた。そして明けた令和2年は、2月の末頃から新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行一色になった。緊急事態宣言から外出自粛になり、五月の大型連休はすっ飛び、長い梅雨に入った。やっと梅雨が明けたと思ったら、急激な猛暑・酷暑に見舞われ、そして間髪を入れずに台風の季節に突入した。 平成の時代を一言で総括すれば「災害の時代」だったと言われている。それは令...

  • わが家の老猫二匹(ともに19歳)が同じ日の朝と夕方に永眠しました

    令和2年8月13日(木)の午後5時16分、わが家に平成13年(2001)10月から住んでいるキジトラの雌猫の“ひかり”ちゃんが、静かに息を引き取りました。 人間でいえば92歳ぐらいで、病気一つしたことがありませんでした。老衰です。天寿を全うしたといえるでしょう。 そのことを、10日以上経って、ようやく昨夜からウェブページに写真とともに書く気になり、朝の5時までかかってページを作成し、「わが家...

  • モブログ・テスト送信

    従来の方法ではモブログが使えななくなったと思うのだが、まったく出来なくなったわけではなく、別の方法で出来るようだ。ということで、テスト送信する。...

  • さきおとといの雑草

    「雑草」という名の草はないと、たしか昭和天皇もおっしゃっていられましたが、でもまあやはり、ある意味心惹かれる「雑草」の、てんこ盛りです。こちらも花壇を占拠した雑草を撮ろうとしたのだが、なぜか地面を撮っていた、構図としてはちょっとシュールな図。...

  • 猫と笹

    二日前の“ひかり”ちゃんです。(きのうの記事、最下段の写真の続き)...

  • 糖尿病宣告とわが家の老描

    ついに糖尿病と宣告されてしまった。猫の話ではない、私自身がである。以前より(およそ十年前ぐらいから)、血糖値が高いと指摘され、糖尿病予備軍と言われてきたが、あくまでも「予備軍」であった。血糖値は高めだが、ヘモグロビンA1cの値はなんとか6点台を保っていた。 8年前2012年6月春の健康診断では、5.8であった。2013年5月は6.0、2014年6月は5.9、2015年5月は6.1、2016年5月...

  • やっとなのに、雨の日曜日

    やっとできることになったソフトボールの大会が、初日から前で中止。予報通りでしたね。夜中の三時ころから降り出し、文句なし、完璧な雨。これではどうしようもない。気を持たせる天候よりは、はっきりしていた方がよいが。 晴耕雨読といきましょう。 わが家の老猫は、しょぼしょぼと、しかしけなげに生きております。画像はまた今度に。きょうは花を。...

  • お茶の水小学校と幼稚園(建替中)

    6/20(土)久しぶりに駿河台の錦華公園に行ったら、錦華幼稚園(今はお茶の水幼稚園)も、夏目漱石も一時通ったことがある錦華小学校(現・お茶の水小学校)も跡形も無くなくなっていてびっくりしました。 とうとう廃校になってしまったのかと、今調べてみたら、建て替えだそうです。令和5年春の落成予定。やはりここには小学校や幼稚園があってほしいものです。ほっとしました。〇友〇動産ビルみたいなオフィスビルやタワ...

  • 『特別定額給付金のお知らせ』

    やっと来ました。東京都調布市在住です。同じ敷地に住む、母と妹のところでは、世帯主の記載に間違えがありました。「対象となる方」には、《基準日(令和2年4月27日)において、調布市の住民基本台帳に記録されている方》となっていますが、では、そもそもそちらが間違えているわけで、どうなってるの?父が死んで、相続の時に、世帯主を妹にしているのに、その手続きは、もう三年前に終えている。ちなみに...

  • 『信濃追分文学散歩』完成

    コロナで休業も今日で最後。外出自粛、最高に楽しかったのに……。憂鬱です。 きのうは、おとといの夜に「信濃追分文学散歩」を完成させたので、だらだらしてしまいました。完全に運動不足です。昼間もうたた寝をし、夜の9時前には寝てしまいました。そうなるとさすがに夜中に目が覚め、いったん起きようかと思いましたが、もう一度寝て、やっと寝付いたかと思ったら、今度は猫に起こされました。 最近は無言で枕元に坐って、...

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短説ブログ(散文藝術とポエジーに、猫と散歩と草花と)
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