今年の26作品目 これは妻が土かべ文庫で購入した(支払いは私だが)古本が例によって?「面白かったよ」と回ってきました(笑) 垣谷さんの作品は『老後の資金がありません』、『夫の墓には入りません』など面白い作品を何冊か読んでいるので心配せずに読み始めました(^^; 4つの短編からなる連作。 いずれも不思議な聴診器を拾った医師・早坂ルミ子が末期がん患者が診ると患者の胸の内が見えて、患者が過去の出来事について「あの時こうしていれば・・・」「このままでは死ねない」と後悔していることに対して夢の中でそのターニング・ポイントまで遡って疑似体験?シミュレーション?することで後悔が消え、穏やかに旅立っていく。と…