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平野 浩
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2005/10/19

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  • ●「日銀はYCCをいつまで続けるか」(第6037号)

    現在世界はインフレになっています。インフレになると、新聞 紙上では金利の話が多くなり、話が難しくなります。中央銀行の 出番であり、インフレ抑制に動き出します。ここまでの分析によ ると、インフレの原因は「コロナ禍」とされています。 その一方で日本はインフレなのかデフレなのかわからない表現 が使われます。「デフレでない状況」とか、「デフレから脱却し つつある」という表現です。しかし、日本の中央銀…

  • ●「なぜ、『増税メガネ』と呼ばれるのか」(第6036号)

    ネームが付いたかです。それに岸田首相はこのニックネームをす ごく気にしており、このイメージを払拭するために、唐突に所得 税の減税を打ち出してきたのではないかといわれています。 なぜ「増税メガネ」というニックネームが付いたかについて、 経済評論家の山崎元氏は次の趣旨のことをいっています。 ───────────────────────────── 岸田首相は、人の目を見て話さない。いつも役人の…

  • ●「1987年と酷似/日米の株高/金利高」(第6035号)

    ロシアによるウクライナ侵攻がずるずると長期化する一方で、 イスラム組織ハマスがイスラエルを突如急襲し、大勢の死者が出 ています。イスラエルは直ちに反撃するとともに、ハマスの潜む ガザ地区に対し、10月24日現在、大規模な地上作戦を仕掛け ようとしています。 そのバックにはイランが控えており、最悪の場合、ヒズボラが これに参戦する可能性があります。ヒズボラは、1982年に結 成されたレバノンの…

  • ●「異次元金融緩和の真の狙いとは何か」(第6034号)

    米長期金利の5%台への上昇によって、日本の長期金利も上昇 してきています。これによって、日本の長期金利(10年物国債 金利)も上限に近づいてきています。10月22日付の日本経済 新聞の関連記事を掲載します。 ───────────────────────────── ◎日銀、金利操作の再修正論/米引き締め長期化で 日銀で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YC C)の再修正論が浮上…

  • ●「インフレ/各国のMMTの結果である」(第6033号)

    10月19日、米長期金利(10年物国債金利)が遂に1・5 %に達しました。16年ぶりの高水準です。関連する日本経済新 聞の記事を掲載します。 ───────────────────────────── 【ワシントン=高見浩輔】米連邦準備理事会(FRB)のパウエ ル議長は19日の講演で、利上げがすでに終結したと読む一部の 市場の見方をけん制した。次回の米連邦公開市場委員会(FOM C)では政策金…

  • ●「岸田所得減税/どのようが内容か」(第6032号)

    岸田内閣の「所得税減税」の話を続けることにします。増税の イメージの強い岸田内閣が、所得税の減税をやるとはよほど差し 迫った事情があると考えられます。やはり総選挙を意識している のでしょうか。今日のEJの執筆時点での最新の情報では、次の ような減税が考えられています。 ───────────────────────────── ◎「期限付き」所得税の(定額/定率)減税 …

  • ●「岸田首相はどんな減税を打ち出すか」(第6031号)

    米債券市場で、長期金利の乱高下が続いています。10月の今 日まで、長期金利が、1日に「0・1%」以上変動する日は7割 を超えています。これは、3月の米地銀の破綻が相次いだ以来の 荒い値動きになっています。 ウクライナ戦争に加えて、中東でも戦争が起きる一歩手前にあ り、情勢が読み難くなっています。そこで今日は金曜日でもある ので、国内の問題を取り上げることにします。 日本の政治の世界では不思…

  • ●「3つのシナリオ/原油価格に影響か」(第6030号)

    物価の話に戻そうと思ったのですが、またしても金利の話をし なければならなくなりました。原因は、いうまでもなく10月7 日に発生したイスラエルとイスラム組織ハマスとの激突です。 2023年10月16日付、日本経済新聞は、3面に次の記事 を掲載しています。なお、この原稿は16日に書いているので、 2日間で中東情勢がどう動くかについては予想できていません。 ────────────────────…

  • ●「あのバブルでも物価は動いていない」(第6029号)

    とんでもないことが起きています。ロシアによるウクライナ侵 攻が膠着状態に陥り、イスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃 が起き、国際社会は、2つの大きな戦争を抱えることになってし まったからです。 7月10日からスタートしたEJの今回のテーマは「物価とは 何か」を追及しています。しかも、2023年の日本経済は、長 期デフレではなく高インフレが起きており、いつもとは異なる様 相を見せ、もしかする…

  • ●「なせ、長期金利は突然急落したか」(第6028号)

    連休明けの10月10日のことです。それまで株安・円安が続 いてきた東京市場では、これに急ブレーキがかかり、日経平均株 価は751円高と今年一番の今年最大の上昇になったのです。ち なみに、10月10日の日経平均株価は3万1713円62銭で す。3万円台を安定して維持しています。 ───────────────────────────── 9月20日 〜 ⇒10日 …

  • ●「米雇用統計は重要経済データである」(第6027号)

    「FRBは米国の中央銀行であり、日本の日銀と同じ」という 説明を繰り返していますが、これは必ずしも正しい表現とはいえ ないのです。 米国の中央銀行制度は、FRSと呼ばれますが、FRBはその 中心機関になのです。FRSは、「連邦準備制度」といい、次の 英語の頭文字をとったものです。 ───────────────────────────── ◎FRS連邦準備制度 …

  • ●「高インフレを読み誤ったFRB」(第6026号)

    コロナ禍のとき、米FRBは何をしていたのかについて知って おく必要があります。以下の記述は、次の新刊書を参考にさせて いただいています。著者の河浪武史氏は、日本経済新聞社金融・ 市場ユニット金融部長です。 ───────────────────────────── 河浪武史著 日本銀行/虚像と実像/検証25年緩和 ──日本…

  • ●「景気後退軟着陸に挑む米FRB」(第6025号)

    ジェローム・パウエル米FRB議長の苦闘が続いています。2 020年3月13日のトランプ大統領によるコロナウイルスへの 対応のための国家非常対宣言以来、パウエル議長は大車輪の活躍 を続けています。当初は、世界的なパンデミックに対応するため 金融緩和を実施することであり、2021年3月からは世界イン フレへの対応策です。そして、2022年2月24日にロシアに よるウクライナへの侵攻が起きます。 …

  • ●「なぜ、米長期金利は上昇しているか」(第6024号)

    このところ日経平均株価が下がっています。10月5日の日経 平均株価は3万1075円36銭です。9月14日から10月5 日までの15日間の騰落数は次の通りです。○印は前日より上昇 /●印は前日より下落を表しています。 ───────────────────────────── 14日 〜 5日 ○○●●●●○●○●●●●●○ ───────────…

  • ●「減税経済対策は果たして成功するか」(第6023号)

    岸田内閣の支持率が上がらないでいます。何をしても支持と不 支持が逆転のままですが、それは当然のことです。なぜかという と、岸田首相は日本の防衛力強化のため、当初「増税」を主張し ていたはずですが、それが突然「減税」に変わっています。これ では、国民が戸惑うのは当然のことです。 2022年度の国の一般会計の税収は約71兆円です。物価高 の影響で、消費税収が増えたことに加えて、企業の好業績や賃上…

  • ●「インボイスは『増税』そのものである」(第6022号)

    インボイス──制度開始が日曜日だったせいか、関連記事は次 の1本のみで終わっています。選挙も迫っているので「増税」と いう捉え方をされることを気にしているようです。 ───────────────────────────── ◎インボイス/申請は途上/免税111万事業者が転換へ 佐川急便:取引先数千社に確認 大成建設:下請け対象の講習会 …

  • ●「『インボイス』という名前の増税」(第6021号)

    国民のほとんどが何だかよくわからない内に、10月から「イ ンボイス」が導入されています。メディアも政府に配慮してか、 導入直前でも報道のトーンを控えている感があったので、いまだ に知らない人がたくさんいるはずです。どのような制度か、定義 を掲載しておきます。 ───────────────────────────── インボイス制度とは、一定の項目が記載された適格請求書(イ ンボイス)に基づ…

  • ●「マイナス金利を見送った植田日銀総裁」(第6020号)

    9月19日から22日までは、「日米の中央銀行ウィーク」で あったといえます。前半の2日間は米国のFRBのFOMC、後 半は日銀の日銀政策決定会合です。 FOMCが今回利下げを行わないことは予測していた通りだっ たのですが、FOMC参加者による2024年末の政策金利の見 通しが、次のように引き上げられています。 ───────────────────────────── 中央値で5・1…

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