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  • 花火の季節

    今年もあちらこちらの自治体で花火大会が開催される季節となった。感化されたテツ氏はコンビニで花火セットを買い、街の灯に背を向けて一人こっそり遊んでみようかなどと考えるのだが、タバコを吸わないテツ氏はライターもマッチも所有しておらず、たった一度の火遊びのた

  • 『自分とか、ないから。』

    しんめいP 著ぶっ飛んでいるのに、なぜか論理的。生きづらさがマシになる(かもしれない)それが、東洋哲学。「自分が本当にやりたいことってなんだろう?」「そもそも、本当の自分ってなんだろう?」そんな全・自分迷子に贈る、衝撃の哲学本がここに誕生。すべての答え

  • 『2』

    野崎まど 著 日本一の超劇団『パンドラ』の入団試験を乗り越えた青年・数多一人。しかし、夢見たその劇団は、ある一人の女性によって《壊滅》した。 彼女は言った。「映画に出ませんか?」と。 言われるがまま数多は、彼女と二人きりでの創作をスタートする。 彼女が

  • 46℃

    人が外に出てはいけない気温である。にも関わらずテツ氏はラーメン屋へ行き、熱々のチャーシュー麺を食することで体温を更に上げ、体内に侵入した悪性のウイルスと煩悩を同時に滅却する体内浄化作戦を実施した。その結果、今のテツ氏はインドの山奥で修行した僧と同レベル

  • 深夜の港

    いくら暑いからと言って、車ごと海に飛び込んではならぬ。

  • 鹿

    直前に車に撥ねられたらしく、足を引きずっていた。可哀想だが手を貸すわけにはいかぬ。優秀な整形外科医の電話番号を伝えておいた。朝になったら電話してみればいい。

  • 猛暑

    あまりの猛暑に耐えかねたテツ氏は、愉快な仲間たちと共に被害者の会を結成し、告訴も辞さない覚悟である。虚空に向かって暑い暑いとシュプレヒコールを上げていると、暑いと言うから暑いのだと詭弁で噛み付く輩が沸いて出てくるので、そいつらを害獣認定した上で一人一人

  • 『シャーロック・ホームズの凱旋』

    森見登美彦 著「天から与えられた才能はどこへ消えた?」舞台はヴィクトリア朝京都。洛中洛外に名を轟かせた名探偵ホームズが......まさかの大スランプ!?-----この手記は脱出不可能の迷宮と化した舞台裏からの報告書である。 ... (Google Booksより)

  • 大きな魚

    テツ氏は和歌山県南部にある某水産会社に来ていた。作業開始時間まで目の前の海を眺めながら魑魅魍魎も恥らうポエムなんぞを考え、メモ用紙を大量に浪費していたところ、沖に何かが浮かんでいることに気がついた。あれは魚ではないだろうか?写真では分かりにくいがとても

  • 暑いな

    深夜、テツ氏はよちよちと歩道を歩く蝉の幼虫を発見した。彼はまだ若く、世間の恐ろしさなど微塵も理解していない様が容易に見て取れた。このままでは人間の臭い足に踏み潰され絶命してしまうと考えたテツ氏は、そっと彼の背を摘み近くの木の幹に避難させてやった。森へお

  • 『レーエンデ国物語 喝采か沈黙か』

    多崎礼 著ルミニエル座の俳優アーロウには双子の兄がいた。天才として名高い兄・リーアンに、特権階級の演出家から戯曲執筆依頼が届く。選んだ題材は、隠されたレーエンデの英雄。彼の真実を知るため、二人は旅に出る。果てまで延びる鉄道、焼きはらわれた森林、差別に慣

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