ハイドン「交響曲”朝”、”昼”、”夜”」クレー指揮プラハ室内管

Symphonien - Le Matin * Le Midi * Le Soir-LPJoseph Haydn / Prague Chamber Orchestra, Bernhard KleeDeutsche Grammophon1975Tベルンハルト・クレー指揮者ドイツ・テューリンゲン州シュライツ生まれ。イエナとライプツィヒで育ち、J.S.バッハがライプツィヒのカントルと

モーツァルト「宗教音楽集”エクスルターデ・ユビラーテ”」S：マティス、クレー指揮ドレスデン国立管

LP盤 エディット・マティス/ベルンハルト・クレー/Dresden Staatskapelle Mozart 宗教音楽集「エクスルターデ・ユビラーテ」ノーブランド品エディット・マティスは、1938年、スイスのルツェルン生まれののソプラノ歌手。1960年代から国際的に有名になり、ザルツブルク音楽祭

シューマン「交響曲第1番、第2番」ティチアーティ指揮スコットランド室内管

Schumann: The SymphoniesLinn Records2014-09-011983年、ロンドン生まれの指揮者、ティチアーティが首席指揮者を務めるスコットランド室内管と録音したシューマンの交響曲全集。使っている楽器はモダン楽器だと思うけど、古楽器奏法を取り入れて激しく劇的な演奏を繰り広げ

モーツァルト「フィガロの結婚」マリナー指揮アカデミー室内管

Mozart:Marriage of FigaroAmfPolygram Records1990-10-251985年に録音されたマリナー＆アカデミー室内管によるフィガロの結婚。当代一流の歌手を揃えてた豪華な録音。序曲はけっこう速く勢いがある。これから始まる物語に期待が高まるような演奏だ。フィガロを歌うのはホセ

ヘンデル「フルート・ソナタ」Fl有田正広

ヘンデル：フルートのための作品全集／有田正広（tansverse flute）,有田千代子（cemb）,中野哲也（va）,寺神戸亮（ノーブランド品ヘンデルが書いたと思われるフルートのための曲を網羅した2枚組CD。ヘンデルが活躍していた時代の楽器を使い、アーティキ

バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲) パイヤール室内管弦楽団

バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)パイヤール室内管弦楽団 パイヤール(ジャン=フランソワ)コロムビアミュージックエンタテインメント2009-12-23第1番。冒頭から何ともゴージャス。これそフランスのバッハ。明るく派手な響きでにぎにぎしく踊ってる感じ。躍動感があってい

モーツァルト「 フルート&ハープ協奏曲&クラリネット協奏曲」flランパル、clランスロ、パイヤール指揮パイヤール室内管

モーツァルト : フルート&ハープ協奏曲&クラリネット協奏曲ランパル(ジャン=ピエール)ワーナーミュージック・ジャパン2000-06-21フルートとハープのための協奏曲第1楽章はちょっと速めテンポで颯爽と進んで行く。もっと典雅な雰囲気を想像していたので意外だった。音色は明

ヴォーン・ウィリアムズ「ロンドン交響曲(第2番)」ボールト指揮ロンドン・フィル

ヴォーン・ウィリアムズ:ロンドン交響曲(交響曲第2番)ボールト(エイドリアン)ワーナーミュージック・ジャパン2016-10-19ヴォーン・ウィリアムズの交響曲の中で最も人気の高いのが、このロンドン交響曲だ。もっとも、ヴォーン・ウィリアムズの交響曲はどれも人気が高いとは言

R・シュトラウス「家庭交響曲」プレヴィン指揮ウィーン・フィル

R.シュトラウス:家庭交響曲、家庭交響曲余録プレヴィン(アンドレ),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ユニバーサル ミュージック クラシック2009-09-09ウィーン・フィルと非常に相性が良く、モーツァルトなど多くの録音を残したアンドレ・プレヴィンのリヒャルト・シュトラ

モーツァルト:フィガロの結婚、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、クラウディオ・アバド指揮

Marriage of Figaro (Highlights)Vienna Philharmonic OrchestraDg Imports1996-04-01第1幕ルチオ・ガッロのアルマヴィーア伯爵はスッキリした歌い方で、演技は上手いがあまり灰汁は強くない。ずる賢い悪人という感じではなく、どこかとぼけた味わいがある。言葉ははっきりし

シマノフスキ「ヴァイオリン協奏曲」フイッリペンス

Mythes/Violin -Sacd-Philippens, RosanneChannel Classics2015-02-20オランダのヴァイオリニスト、ロザンネ・フィリッペンスのチャンネル・クラシックから2枚目のCD。1枚目はラヴェル、バルトークのヴァイオリン・ソナタだったが、2枚目は、シマノフスキとストラヴィンスキ

モーツァルト：『フィガロの結婚』全曲 ネゼ＝セガン＆ヨーロッパ室内管、ハンプソン、ヨンチェヴァ、ヴィラゾン、他

Mozart: Le Nozze Di FigaroMozart, W.A.Deutsche Grammophon2016-07-08カラヤンほどではないがネゼ＝セガンも序曲のテンポは速い。オケがヨーロッパ室内管で編成が小さいので響きが厚くならずスッキリした感触で小気味いい。奏法もピリオドを取り入れているようで、弦がバシ

モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 ヘルベルト・フォン・カラヤン

モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」ヘルベルト・フォン・カラヤンユニバーサル ミュージック2018-03-07序曲がメッチャ速いテンポで始まる。勢いの良さ、緊張感の高さは天下一品。凄い迫力で迫ってくる。これから始まるぞ～！覚悟して聴けよ～！って感じでスリリングだが、

モーツァルト: 歌劇《フィガロの結婚》 カール・ベーム

モーツァルト: 歌劇《フィガロの結婚》ハイライツ (SHM-CD)カール・ベームUniversal Music2021-08-04モーツァルト:歌劇 《フィガロの結婚》 K.492 ハイライツディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン:アルマヴィーヴァ伯爵 )グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ:伯

ドヴォルザーク「チェロ協奏曲B191」Vc:ロストロポーヴィチ、カラヤン指揮ベルリン・ フィル

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロストロポーヴィチ(ムスティスラフ)ユニバーサル ミュージック クラシック2012-03-28この協奏曲は、アメリカ時代の終わり、チェコヘの帰国直前の1894年11月から翌1895年2月にかけて作曲された。アメリカ滞在中に立ち寄ったナイアガラの滝を見て

ドビュッシー「交響詩“海”」「夜想曲」「遊戯」他、ブーレーズ指揮クリープランド管

LA MER-NOCTURNES 1-3DEBUSSY, C.DGG1995-01-022016年1月に亡くなったピエール・ブーレーズが録音したドビュッシーの管弦楽曲集。ブーレーズは1966年から1968年にかけてイギリスのニュー・フィルハーモニア管とドビュッシーの管弦楽曲集を録音している。私が聴いたのは1990年

バルトーク「弦楽四重奏曲全集」ヒース四重奏団

Bartok: Complete String Quartetsharmonia mundi2017-06-09イギリスの弦楽四重奏団、ヒース四重奏団によるバルトークの全集。イギリスの団体だけあって、イギリス北部の荒れ地ヒースから名前をつけたのかと思ったが、第1ヴァイオリンがオリヴァー・ヒースだったのでそこから

モーツァルト「ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491」p：アンデルシェフスキ(ピョートル)、シンフォニア・ヴァルソヴィア

モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番&24番アンデルシェフスキ(ピョートル)ワーナーミュージック・ジャパン2014-12-24アンデルシェフスキは1969年ポーランドのワルシャワ生まれ。ワルシャワのショパン・アカデミー（2008年にフライデリク・ショパン音楽大学に改名）、ストラスブ

モーツァルト「歌劇”フィガロの結婚”」の成立について

伝記モーツァルト: その奇跡の生涯ブリギッテ ハーマン偕成社1991-12-01モーツァルトの名作「フィガロの結婚」が完成したのは1786年4月29日。そして初演は5月1日にウィーンのブルク劇場で行われた。元々はボーマルシェが1778年に書いた戯曲だった。「セビリアの理髪師」の続

C.P.E.バッハ:フルート協奏曲Fl:エッカルト・ハウプト、ヘンヒェン指揮C.P.E.バッハ室内管

C.P.E.バッハ:フルート協ハウプト(エックアルト)日本コロムビア1994-12-21カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ (Carl Philipp Emanuel Bach， 1714～1788)は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが先妻マリア・バルバラともうけた次男だ。ハイドンより20歳年上なので、大バ

J.S.バッハ「トリオ・ソナタ」Orgロレンツォ・ギエルミ

Johann Sebastian Bach - OrganTrio SonatasPassacaille2012-09-17イタリア、ミラノにある聖シンプリチアーノ教会のオルガンの正規奏者を務めるロレンツォ・ギエルミ(Lorenzo Ghielmi)によるバッハのトリオ・ソナタ集。ギエルミは、1959年、ミラノ生まれのオルガニスト、チェ

モーツァルト「ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調K.466」P:リシエツキ、ツァハリス指揮バイエルン放送響

Piano Concertos K466 & 46Mozart, W.a.Deutsche Grammophon2012-04-12第20番第1楽章 オケの序奏に痛切な雰囲気があっていい感じ。弦楽器は鋭い音で悲壮感があるし管楽器の音色にも寂しさがある。テンポは心持ち速め。決して粘らずスッキリとしながらも哀愁を感じさせながら

モーツァルト「ピアノ協奏曲第19番」Pシフ、ヴェーグ指揮ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ

Piano Concerti 19 & 27Camerata Salzburg MozartePolygram Records1990-10-25アンドラーシュ・シフがDeccaの看板ピアニストとして活躍していた頃録音した、モーツァルトのピアノ協奏曲。バックをシャンドル・ヴェーグ指揮ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラー・アカデ

吉松隆「カムイチカプ交響曲」「鳥と虹への抒情詩」藤岡幸夫指揮BBCフィルハーモニック

Kamui-Chikap Symphony / Ode to Birds & RainbirdBBC Philharmonic OrchestraChandos2000-10-24吉松隆の名前を知ったのは、最初レコードの批評欄でだった。カラヤンが指揮したシベリウスの交響曲を褒めていたので覚えていたのだ。それからプレアデス舞曲集や風色ベクトル等

モーツァルト「ピアノ協奏曲第20番」P:ミケランジェリ

モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番・第25番アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリユニバーサル ミュージック2018-01-24ミケランジェリのモーツァルト第1楽章序奏の後にミケランジェリのピアノが入ってくると世界が一変する。音楽がミケランジェリの世界に染まるのだ。ル

モーツァルト「ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488」fp：ブラウティハム

モーツァルト : ピアノ協奏曲 第19番 第23番 (Mozart : Piano Concertos Nos 19 in F major & 23 in A major / Ronald Brautigam , Die Kolner Akademie , Michael Alexander Willens) [SACD Hybrid] [輸入盤]ロナルド・ブラウティハムBIS2013-02-28モーツァルトのピアノ協奏

パッヘルベル「音楽の楽しみ」「4月の嵐」他、リ・インコーニティ

Pachelbel: Un Orage D'avrilPachelbel, J.Harmonia Mundi Fr.2016-02-19リ・インコーニティによるパッヘルベルの室内楽とアリア曲集。リ・インコーニティは、2006年に、バロック・ヴァイオリンの名手アマンディーヌ・ベイエがバーゼル・スコラ・カントルムで一緒だったチェ

モーツァルト「ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488」P：ポリーニ、ベーム指揮ウィーン・フィル

モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番・第19番(生産限定盤)(UHQCD)マウリツィオ・ポリーニUniversal Music2021-12-15第1楽章ベーム＆ウィーン・フィルの序章がとても美しい。音がキレイという安直な表現をしてしまいたくなるほどキレイ。端正なたたずまいで気品があって透明感が

ブラームス「ピアノ協奏曲第2番」Pアシュケナージ、ハイティンク指揮ウィーン・フィル

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番アシュケナージ(ウラジミール)ポリドール1993-04-24アシュケナージによるブラームスのピアノ協奏曲第2番。バックを務めるのはハイティンク指揮のウィーン・フィル。同じ時期に第1番も録音されており、この時指揮はハイティンクだったが、オーケ

モーツァルト「12のホルン二重奏曲K.487」クリストフ・エス、ティモ・シュタイニンガー

Mozart: Twelve Duets For Two Horns K487 (K496A)GHS records2022-05-16モーツァルトの「12のホルン二重奏曲K.487」は1，3，6曲の自筆譜が残っている。それにはホルンと指定されておらず、ただデュエットとのみ記載されているので、昔から何の楽器のための曲なのか議論とな

モーツァルト「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第41番(33番) 変ホ長調 K.481」ビン・ファン、イン・ツェン

第1楽章は、少し速めのテンポで始まる。YouTubeにある音源は多分CDと同じと思うが、録音がデッドで残響が少ない。そのためあまり空間的な広がりがなく雰囲気に乏しい。広がりのあるホールのステージではなく、練習場かスタジオの様なところで聴いているような気がする。第2楽

ショパン「24の前奏曲」Pクヴェタッゼ

Ghosts -Sacd-Gvetadze, NinoChallenge Classics2017-09-29ニーノ・クヴェタッゼは、1981年、ソビエト連邦・グルジア共和国(現在のジョージア)の首都トビリシ生まれのピアニスト。トビリシ国立音楽院で学んだ後、ハーグ音楽院とアムステルダム・コンセルヴァトワールでも学ん

モーツァルト「劇場支配人K.486」アーノンクール指揮コンセルトヘボウ管

サリエリ:まずは音楽、おつぎが言葉, モーツァルト:劇場支配人アーノンクール(ニコラウス)ワーナーミュージック・ジャパン2017-03-08モーツァルトのジングピュール「劇場支配人」は1786年1月に書かれた。当時モーツァルトは昨年秋から取り掛かっていたフィガロの結婚にかかり

ロッシーニ「弦楽のためのソナタ」

String SonatasRossini / Manara / SiragusaBrilliant Classics2021-11-19ジョアッキーノ・ロッシーニ（1792-1868）は、19世紀前半のイタリアで最も重要な作曲家である。現役の音楽家（父はホルン奏者、母はオペラ歌手）のもとに生まれ、喜歌劇とシリアスなオペラの両方で、

モーツァルト「ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482」Fp：ベザイデンホウト

モーツァルト: ピアノ協奏曲第17番ト長調K453、第22番変ホ長調K482 他 (Mozart : Piano Concertos K453 & K482 / Kristian Bezuidenhout, Freiburger Barockorchester) [輸入盤]クリスティアン・ベザイデンホウトharmonia mundi France2012-11-10第1楽章オーケストラの序奏が

モーツァルト「ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482」P:バケッティ

モーツァルトのピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482は1785年12月16日に完成した。ウィーンの音楽芸術家協会の未亡人と遺児のためのコンサートが12月23日にブルク劇場で開かれ、ここで初演された。父レオポルトがモーツァルトからもらった手紙にその時の様子が書かれてあったのだ

ヘンデル「フルート・ソナタ」Flニコレ、Vc藤原真理、Chemジャコテ

ヘンデル:6つのフルート・ソナタニコレ(オーレル),ジャコテ(クリスティアーヌ),藤原真理日本コロムビア2007-12-19往年の名フルーティスト、オーレル・ニコレのヘンデル曲集。ニコレは、1926年、スイスのヌーシャテル生まれ。アンドレ・ジョネ、マルセル・モイーズに師事し、

モーツァルト「ピアノ四重奏曲第1番」カプソン

Mozart: ピアノ四重奏曲第1番ト短調 K. 478 - 第2楽章: AndanteDeutsche Grammophon (DG)2023-11-10モーツァルトのピアノ四重奏曲第1番は、1785年10月16日にウィーンで書かれた。当時ピアノ四重奏曲というジャンルの楽曲は殆どなかった。ピアノ、ヴァイオリン、チェロのピア

黛敏郎「涅槃交響曲」岩城宏之指揮東京都交響楽団

黛敏郎:涅槃交響曲東京混声合唱団日本コロムビア2010-08-18黛敏郎が1958年に作曲した涅槃交響曲は、戦後日本を代表する交響曲だ。この曲で、黛は第7回尾高賞を受賞している。題名からしてもう大作の風格を持っている。「涅槃繋交響曲」!「親父、涅槃で待つ」と言ってビルから

モーツァルト「四重奏「せめて言っておくれ、どんな過ちをしたのか」 三重唱「いとしのマンディーナ」

Mozart - Concert AriasBrilliant Classics2008-11-12モーツァルトのK.479 四重唱「せめて言っておくれ、どんな過ちをしたのか」 とK.480 三重唱「いとしのマンディーナ」 は1785年11月に書かれた。ジョヴァンニ・ベルターティが台本を書きフランチェスコ・ビアンキが作曲

モーツァルト「歌曲"満足”K.473」Ms：マリアンネ・ベアーテ・キーラント

Whispering MozartMarianne Beate KiellandLAWO2016-11-181785年5月7日にヴァイセの詩につけられた歌曲3曲のうちの1曲。「魔法使い」は若い女の子が恋に戸惑う様子を、「偽りの世」は騙し騙される世間の恋愛模様を皮肉って歌っていたが、「満足」は割と穏やかな内容になって

モーツァルト「歌曲"偽りの世”」T：シュライヤー、P:ウェルバ

LIEDERPETER SCHREIER/ ERIK WERBBELVEDERE2016-11-181785年5月に書かれたクリスティアン・フェリックス・ヴァイセの歌詞につけられた歌曲3曲のうちの1曲。歌詞が皮肉っぽくて面白い。真面目な男を振って金持ちのアホと結婚したセリメーヌ。派手な披露宴を開いたがすぐに後悔

モーツァルト「歌曲集」S:スージー・ルブラン、P:ネゼ＝セガン

Lieder for Soprano Voice & PianoNezet-SeguinAtma Classique2006-05-301785年には歌曲が5曲ほど書かれている。モーツァルトに歌曲の作品が少ないのは、それが求められていなかった、つまり金にならないからじゃないかと思う。書かれた歌曲はおそらくサロンか何かの個人的な

モーツァルト「カンタータ〝フリーメーソンの喜び”K.471」

Mozart: Masonic Works – Cantatas & Funeral MusicBIS2018-03-02モーツァルトが書いたフリーメーソンのためのカンタータ。モーツァルトは1784年12月にフリーメーソンに加入しており熱心なメンバーだった。1785年にハイドンと、ウィーンを訪れた父レオポルトもモーツァルト

モーツァルト カンタータ 「悔悟するダヴィデ」 K.469 マリナー指揮シュトゥットガルト放送響

モーツァルト:悔悟するダヴィデ、レ・プティ・リアン南ドイツ放送合唱団ユニバーサル ミュージック2016-03-16モーツァルトの「悔悟するダヴィデ Davidde penitente」K.469は、1785年3月に書かれたカンタータ。といっても、ハ短調ミサ曲K.427の改作で、新たに書かれたのは第6

モーツァルト「ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467」P＆指揮：ポリーニ、ウィーン・フィル

モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番&第21番ポリーニ(マウリツィオ)ユニバーサル ミュージック クラシック2006-09-06ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調K.467は1875年3月9日に完成した。第20番を書いてから1ヵ月でのスピード完成。もっとも同時に書かれていただろうけど。初演は翌日の3

ドビュッシー「前奏曲集第1巻」pアラウ

ドビュッシー:前奏曲集第1巻、他クラウディオ・アラウUniversal Music2021-05-26なぜかドビュッシーの前奏曲集のCDは第1巻を2種類持っている。第2巻は持ってないのに・・・。一つはミケランジェリの名盤。もう一つはクラウディオ・アラウが1979年にフィリップスに入れたCD。

モーツァルト「ピアノ協奏曲 第20番」P：グルダ、アバド指揮ウィーン・フィル

モーツァルト: ピアノ協奏曲 第20番 ・第21番 (SHM-CD)フリードリヒ・グルダUniversal Music2021-07-071. ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466第1楽章とても遅めのテンポで出発。ロマン派の様なニ短調のドロドロした世界が広がっているが、グルダのピアノは機械のようにクッキ

モーツァルト：ピアノ協奏曲第20＆27番 / アンヌ・ケフェレック

モーツァルト：ピアノ協奏曲第20＆27番 / アンヌ・ケフェレ (Mozart : Piano Concertos nos. 20&27 / Anne Queffélec, Lio Kuokman, Orchestre de chambre de Paris) [CD] [Import] [日本語帯・解説付]パリ室内管弦楽団（株）キングインターナショナル2024-02-10モーツァル

ディーリアス「ブリックの定期市」「夏の庭で」「楽園への道」「北国のスケッチ」マッケラス指揮ウェールズ国立オペラ管

Brigg Fair, Etc.MackerrasPolygram Records1990-10-11ディーリアスは、1862年、イギリス、ヨークシャーのブラッドフォードに生まれる。裕福なドイツ系商人の家庭の4番目の子供だった。世代的にはドビュッシーと同い年生まれ、マーラーより2つ年下になる。ニューヨーク生まれ

モーツァルト「弦楽四重奏曲 第19番 ハ長調 「不協和音」 K.465」エベーヌ四重奏

モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番、第19番、ディヴェルティメントK138エベーヌ弦楽四重奏団ワーナーミュージック・ジャパン2015-10-21モーツァルトのハイドン・セットの最後を飾る「弦楽四重奏曲 第19番 ハ長調 「不協和音」 K.465」は1785年1月14日に完成した。第1楽章冒頭

モーツァルト「弦楽四重奏曲 第18番 イ長調 K.464」カザルス四重奏団

Mozart String Quartets..Cuarteto CasalsHarmonia Mundi2021-09-03モーツァルトの弦楽四重奏曲第18番K.464（ハイドン・セット5番）は1785年1月10日に完成した。その前の年の12月にモーツァルトはフリーメイソンに入信しており、この入信とその直後に完成したこの曲との関係

モーツァルト「演奏会用アリア K.418,K.419,K.420」S：エルフリーデ・ヘーバルト

Mozart: The Concert AriasDecca1997-11-11K.418 アリア 「あなたに明かしたい、おお神よ」、K.419 アリア 「いいえ、あなたにはできません」、K.420 アリア「願わくは問いたもうな」の3曲は、1784年6月に書かれた。K.418とK.419はアロイジア（ランゲ夫人）、そうあのモー

モーツァルト「ピアノ協奏曲 第19番 ヘ長調"第2載冠式"K.459」P：エレーヌ・グリモー

モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番&第23番、他グリモー(エレーヌ)ユニバーサル ミュージック2016-05-11ピアノ協奏曲第19番K459は1784年12月11日に完成した。当時モーツァルトはウィーンで自活するため予約演奏会を頻繁に開いており、そこで演奏するためのピアノ協奏曲が沢山必

モーツァルト「グルックの主題によるピアノのための10の変奏曲K.455」P:ダニエル・ラヴァル

Mozart: 10 Variations on "Unser dummer Pöbel meint" by Gluck, K. 455 - Var. 1UME - Global Clearing House2023-08-24モーツァルトの「グルックの主題によるピアノのための10の変奏曲K.455」は、自作の目録には1784年8月25日の日付で書かれているが、1年以上前に皇帝ヨ

モーツァルト「ピアノ・ソナタ第10番K.330、第11番K.331」P:シー・シャン・ウォン

Mozart: Piano Sonatas K. 283, K. 330, K. 331Sigma Records2020-06-12モーツァルトのピアノ・ソナタ第10番K.330、第11番K.331、第12番K332は1778～9年のマンハイム、パリへの母との就職旅行中に書かれたと長年考えられていたが、筆跡及び紙質の研究から1783年ウィーンで自

モーツァルト「ピアノ協奏曲 第18番 変ロ長調 K.456」fp:スホーンデルヴィルト、クリストフォリ・アンサンブル

モーツァルト : ピアノ協奏曲 第18番、第19番 (Mozart : Piano Concertos KV 456 & KV 459 / Arthur Schoonderwoerd , Cristofori) [輸入盤]クリストフォリ・アンサンブルAccent2013-04-30モーツァルトのピアノ協奏曲第18番K.456は1784年9月30日に完成した。この曲は盲目の女

ジョット「アルビノーニのアダージョ」カラヤン指揮ベルリン・フィル

アルビノーニのアダージョ/パッヘルベルのカノン 他(SHM-CD)ヘルベルト・フォン・カラヤンUniversal Music2016-09-07カラヤンが録音したジョットのアダージョ。昔はアルビノーニのアダージョと呼ばれていた。カラヤンがこれを録音した当時は、まだアルビノーニが作曲したイタ

モーツァルト「 ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調 K.457」P:シモーナ・グラヴァン

Mozart Fantaisie K.475Simona Glavan2015-08-14モーツアルトのピアノ・ソナタ第14番K.457は、1784年10月14日に完成した。ウィーンの楽譜出版社アリタリア社から出版され、「フォルテピアノのための幻想曲とソナタ。 テレーゼ・トラットナー夫人のために作曲」と記載されてい

J.S.バッハ「無伴奏チェロ組曲」Vc：マイスキー

バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲マイスキー(ミッシャ)ユニバーサル ミュージック2016-06-151999年に録音された、マイスキー2度目のバッハ、無伴奏チェロ組曲。第1番の冒頭のテンポがとても速い。クーラントも結構速いが緩急の変化も大きく、早口でしゃべっているような印象。サ

コレッリ「ヴァイオリン・ソナタ（フルート版）」ベネデーク・チャローグ

Corelli: 6 Violin Sonatas, Op. 5 (Arr. for Flute)Hungaroton2014-07-15コレッリの有名なヴァイオリン・ソナタ作品5の6曲をフラウト・トラベルソで吹いたCD。ヴァイオリンで聴くのと違って感触が柔らかで典雅。メロディは当然同じだがまったく違った曲に聴こえる。ベネデク

モーツアルト「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第40番 変ロ長調 K.454」Vn:ハンソン、、fp:オーサー

Sonatas for Violin & PianoMozart / Hanson / ArthurResonus Classics2021-06-04モーツアルトの「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第40番 変ロ長調 K.454」は、女流ヴァイオリニスト、レジーナ・ストリナサッキに捧げられた。彼女は当時もっとも有名なヴァイオリニスト

モーツァルトピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K.453」P：ル・サージュ、ルルー指揮イェヴェレ響

CDAlphaモーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453&他E.l.サージュ(p)&F.ルルー&イェヴレ交響楽団 2021.9ノーブランド品モーツァルトフランス音楽のスペシャリストとしてはもちろん、ドイツ音楽の解釈でも定評があり、シューマンやブラームスの体系的録音で高く評価されて

モーツァルト「弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調 「狩」 K.458」アウリン四重奏団

String Quartets 465 & 458Mozart / Auryn QuartetTacet Records2020-04-03モーツァルトの弦楽四重奏曲第17番。1784年11月9日に完成されている。ハイドン・セットの4曲目であり、より充実した書法に到達した後半3曲の最初の曲となる。「狩」というニックネームは、第1楽章冒

モーツァルト「オペラ・ブッファ”カイロの鵞鳥”K.422」デイビス指揮ロンドン響

Mozart: L'oca del Cairo, K.422 / Act 1 - "Buon pro', Signori"Decca Music Group Ltd.2014-05-091783年7月から10月にかけて制作されたオペラ・ブッファだが、制作途中で放棄された。モーツァルトがこの時期にイタリア語のオペラを書こうを思ったのは、オーストリア皇帝ヨ

モーツァルト「ピアノと管楽器のための五重奏曲K.452」Markus Becker & Ma'alot

Mozart, Piano & WindsMarkus Becker & Ma'alotAvi2021-11-05ピアノと管楽器のための五重奏曲K.452は、1784年3月にウィーンで書かれた。4月1日にブルク劇場で行ったコンサートで新作のピアノ協奏曲と一緒に披露され、好評を博した。ピアノ演奏はもちろんモーツァルト自身。モ

モーツァルト「騙された花嫁」デイビス指揮ロンドン響

Mozart: Lo sposo deluso, K.430 - OvertureDecca Music Group Ltd.2015-07-02オペラ・ブッファ「騙された花婿」 K.430 (424a)または 「唯一人の愛人のために起こった3人の女の争い」Lo sposo deluso ossia La rivalita di tre donne per un solo amante1783年に書き始めら

モーツァルト、J.S.バッハ「アダージョとフーガ」トリオ・ディ・クラローネ

Mozart: Adagio in F Major, K. 410Deutsche Grammophon GmbH, Berlin2023-10-31トリオ・ディ・クラローネTrio di Claroneによるモーツァルトとバッハ曲集。モーツァルトはモーツァルト自身がバッハの曲を編曲したK.404a、K.617a、K.410が入っている。バッハはフランス組曲を

モーツァルト「交響曲 第36番 ハ長調 「リンツ」 K.425」ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ

BRUGGEN CONDUCTS MOZARTFRANZ BRUGGENDECCA2016-03-251783年の10月終わりから11月初めにかけて作曲された交響曲。この時モーツァルトは、コンスタンツェを連れてザルツブルクに帰郷し、新妻のお披露目を行った後、ウィーンに帰る途中にリンツに立ち寄った。リンツでは大きな

モーツァルト「弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調 K.428 (421b)」モザイク四重奏団

モーツァルト;ハイドン弦楽四重奏曲集第2巻 (Mozart: Les quatuors dedie a Haydn, K. 458 & K. 428)Naive2001-08-14ピリオド楽器で演奏する弦楽四重奏団、モザイク四重奏団によるモーツァルトの弦楽四重奏曲第16番K.428。1783年の夏ごろ書かれたとされている。ハイドン・セ

モーツァルト「5つのディヴェルティメント K3.439b (Anh.229)」

Mozart: Five DivertimentosNaxos2000-08-15モーツァルトがウィーンで過ごした晩年の10年間は、クラリネットの発展と人気の高まりの時期と重なる。特にモーツァルトはシュタートラー兄弟の演奏からインスピレーションを受け、クラリネット協奏曲を生み出した。2本のクラリネ

ボワモルティエ「2本のフルートのためのソナタ」マルティニャーゴ、ヴェンティミリア

Sonatas for 2 FlutesBoismortier, J.B. DeBrilliant Classics2020-10-02ボワモルティエの記念すべき作品1は2本のフルートのためのソナタ全6曲。ここではリコーダーで演奏されている。よく動き忙しいフレーズが延々と続いて行く。おしゃべりな二人が会話を楽しんでいるよう

プッチーニ「トゥーランドット」カラヤン指揮ウィーン・フィル(抜粋)

プッチーニ:トゥーランドット ハイライツウィーン国立歌劇場合唱団ユニバーサル ミュージック クラシック2011-04-061981年にカラヤンが録音した全曲盤のハイライト。昔はオペラのハイライト盤など邪道だ と思っていた。オペラ全曲で作品なのであって、いい所だけを取り出して

モーツァルト「ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449」Pシフ、ヴェーグ指揮ザルツブルク・カメラータ・アカデミカ

Piano ConcertosDecca Import1995-09-06モーツァルトのピアノ協奏曲第14番は1784年の2月に書かれた。ザルツブルクを捨て、ウィーンで自活するためには、予約演奏会を頻繁に開いて収入を得なければならない。ピアノ教師としての収入はあったものの、オペラを書く機会は訪れず

モーツァルト「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲K.423,K.424」マヤ・マガブ、ジュディス・バスブリッジ

W A Mozart: Duo in G, K. 423: I. AllegroCRD Records2010-11-19モーツァルトにはヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲が2曲あり、いずれも1783年の夏にザルツブルクで書かれている。この2曲の成立には逸話がある。ザルツブルク時代の同僚、ミヒャエル・ハイドンがコロレ

モーツァルト「弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 K.421 (417b)」スミソニアン四重奏団

Mozart - String Quartets K 387 & K 421Warner Classics2005-11-28モーツァルトの弦楽四重奏曲第15番。ハイドン・セットの2曲目であり、1783年6月頃に書かれた。第14番（ハイドン・セット第1番）が書かれてから半年後の作品である。ハイドン・セットの中で唯一の単調であり

モーツァルト「弦楽四重奏曲第14番”春”」クイケン四重奏団

モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番&17番クイケン四重奏団日本コロムビア2004-03-24モーツァルトが1782年末から1785年にかけて作曲した弦楽四重奏曲6曲は、1781年に「ロシア四重奏曲集」で弦楽四重奏曲の様式を確立したと言われるハイドンに献呈されたことから「ハイドン・セッ

チマローザ「レクイエム」トレヴァー指揮カペラ・イストロポリターナ

Cimarosa: RequiemCimarosa, D.Naxos2010-07-27オペラ・ブッファの第一人者と評価されているチマローザだが、オペラを除けばこのレクイエムが代表作だろう。録音がけっこうあるのも頷ける。1787年、38歳の時に作曲された。ローマで次々にオペラを発表して成功を収めていた時

ベートーヴェン「交響曲第3番“英雄”」カラヤン指揮ベルリン・フィル

カラヤンの遺産 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(ベルリン・フィル創立100周年記念コンサート) [Blu-ray]ヘルベルト・フォン・カラヤンSMJ(SME)(D)2019-07-10ベルリン・フィル創立100周年記念コンサートのライブ映像。セッション録音と違い、ストレートな解釈で劇的緊張

C.P.E. バッハ「チェンバロ協奏曲集」Aシュタイアー、フライブルク・バロック管

C.P.E. バッハ:チェンバロ協奏曲集 (C.P.E. Bach: Sei Concerti / Andreas Staier) [2CD] [輸入盤・日本語解説書付]アンドレアス・シュタイアーHarmonia Mundi France2011-07-04C.P.E. バッハには50曲以上の鍵盤協奏曲があるそうだが、最も有名なのはWq.43の6曲の協奏曲だろ

ベルリオーズ「幻想交響曲」ミュンシュ指揮パリ管

ベルリオーズ:幻想交響曲(クラシック・マスターズ)シャルル・ミュンシュワーナーミュージック・ジャパン2014-06-18名盤の誉れ高いミュンシュとパリ管による幻想交響曲。パリ管弦楽団は、1967年、それまでパリ音楽院管弦楽団と呼ばれて活動していたオーケストラを改組して編成

モーツァルト「大ミサ曲K.427」カラヤン指揮ベルリン・フィル

モーツァルト:大ミサ曲 ハ短調ラクスン(ベンジャミン)Universal Music2023-09-06モーツァルトがウィーンに移住してから書いた唯一のミサ曲だが、未完に終わってしまった。書かれたのは1782年秋から翌年の春にかけて。1782年8月に父の許しを得ないままコンスタンツェと結婚し

カンプレ「レクイエム」Ensemble3 vocal et instrumental

Campra: Messe De Requiem/Do PrCampra, a. / Gendrot, Sarah / Ehlers, RolfCarus2016-06-10アンドレ・カンプレは1660年、フランスのエクス＝アン＝プロヴァンス生まれの作曲家、指揮者、聖職者。大バッハより25歳年上で、フランスで言うならリュリとラモーの中間の世代に当

モーツアルト「バッハの平均律クラヴィール曲集第2巻より5つのフーガ」クレンケ四重奏団

Clarinet Quintet & Horn QuinteMozart / Klenke Quartett / KatteAccentus2021-05-07モーツァルトの「5つのフーガK.405」はウィーンに移住した次の年1782年に書かれたと考えられている。この頃モーツァルトはウィーン宮廷図書館長のスヴィーテン男爵と知り合った。男爵邸で

モーツァルト「ホルン五重奏曲」オンドジェイ・ヴラベツ、パヴェル・ボジコフチェク四重奏団

Beethoven, Mozart, Seabourne & Holloway: Horn QuintetsSheva Contemporary Ondrej Vrabec & Pavel Borkovec Quartet2022-01-07モーツァルトのホルン五重奏曲は、1782年の冬に作曲された。モーツアルトが5年後に協奏曲を書いたロイドゲープのために書かれた五重奏曲で、彼

モーツァルト「ホルン協奏曲」アベル・ペレイラ、リスボン・メトロポリタン管弦楽団＆ミゲル・グラサ・モウラ

Mozart: Horn ConcertosAP Records2015-12-01モーツァルトのホルン協奏曲4曲は、すべて友人のロイドケープのために書かれた。書かれた順番に番号が振られていたが、近年では第2番、第4番、第3番、第1番の順に書かれたとされている。第2番が書かれたのは1783年。自筆譜には「

モーツァルト「後宮からの誘拐」ベーム指揮ドレスデン国立歌劇場管

Vol. 2-Musikstadt Dresdenモーツァルトのオペラ「後宮からの誘拐k.384」は、モーツァルトがウィーンに移住した直後、1781年夏にオーストリア皇帝ヨーゼフ2世から依頼があって作成されたオペラ。9月にロシア大公の歓迎式典で演奏するためのものだった。これからウィーンで自

ブリテン「春の交響曲」プレヴィン指揮ロンドン響

Spring Symphony Op 44 / 4 Sea InterludesLondon Symphony OrchestraAngel Records1993-04-0120世紀イギリスの作曲家、ベンジャミン・ブリテンの交響曲。最初イギリスの作曲家で名前がブリテンなんて、出来過ぎじゃないかと思ったが、英語の表記はBrittenで国の名前はKingdo

モーツァルト「8つのピアノ変奏曲 ヘ長調 K.352 (374c)」ロベルト・プロッセダ

Complete Piano VariationsProssedaUniversal Import2023-03-17モーツァルトの「8つのピアノ変奏曲 ヘ長調 K.352 (374c)」は、1781年6月 ウィーンで書かれた。この時期は音楽史上に残る大事件があった時で、モーツァルトが雇い主であるザルツブルクのコロレド大司教と決別

グルック「7つのトリオ・ソナタ」アウラ・ムジカーレ

Gluck: Trio Sonatas (Complete)Hungaroton2014-07-15オペラ作曲家だったグルックの数少ない器楽曲。7つのトリオ・ソナタ。 グルックはモーツァルトより42歳年上なので、モーツァルトの様な一聴して魅了される様な所はないが、バロックとロココ趣味の間にあるような魅力があ

ワーグナー「タンホイザー」シノーポリ指揮フィルハーモニア管

TannhauserPhilharmonia OrchestraDeutsche Grammophon1989-09-27シノーポリがフィルハーモニア管の首席指揮者を務めていた時代(1984年～1994年)の1988年に録音したタンホイザー。シノーポリはバイロイトでもタンホイザーを振っており、この時の映像がビデオになっている。ジ

J.S.バッハ「前奏曲とフーガ、ハ長調BWV547」Org:ヴァルヒャ、ファギウス

Bach: The Organ Works Helmut Walchaバルヒャ(ヘルムート)Archiv Produktion2000-04-03バッハのオルガン曲「前奏曲とフーガ、ハ長調BWV547」は、1712年以降、ヴァイマールの宮廷オルガニスト時代に作曲されたとされている。演奏しているのは盲目のオルガニスト、ヘルムート

ビゼー「オペラ“真珠採り”」フセイン指揮フランス放送フィル

ビゼー 歌劇《真珠採り》 フェニーチェ歌劇場2004年 [DVD]フェニーチェ歌劇場合唱団TDKコア2007-05-23ビゼーの珍しいオペラ「真珠採り」をNHKBSのプレミアム・シアターで見た。私は若い時ビゼーが大好きで、「カルメン」「アルルの女」「美しいパースの娘」「交響曲第1番」な

ワーグナー「歌劇“さまよえるオランダ人”（ハイライト）」ショルティ指揮シカゴ響

ワーグナー:さまよえるオランダ人 全曲ジョーンズ(イソラ)ユニバーサル ミュージック クラシック2002-08-28

モーツァルト「ヴァイオリン・ソナタ第35番K.379、第36番K.380」ルノー・カプソン、アームストロング

Mozart: Sonatas for Piano & ViolinRenaud Capuon Kit ArmstrongDeutsche Grammophon2023-07-28モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ第35番K.379と第36番K.380が書かれたのは、1781年、1月にモーツァルトが「イドメネオ」上演のためミュンヘンに行き、そのままコロレド大司教

アイヴズ「ニューイングランドの3つの場所」ドホナーニ指揮クリーブランド響

Ives/Ruggles/Seeger: Orchestral WorksDecca1998-01-13アメリカの作曲家チャールズ・アイヴズ(1874～1954)を聴くのは、何と今回が初めてだ(と思う)。良く知っている名前だが、何故か今まで聴いたという記憶がない。アイヴズについて知っているのは、生前「職業作曲家になっ

モーツァルト「オーボエ四重奏曲」オグリンチュク (Ob / 指揮)

モーツァルト : オーボエ作品集 (W. A. Mozart : Oboe Concerto Quartet Sonata / Alexei Ogrintchouk) [SACD Hybrid] [輸入盤]アレクセイ・オグリンチュクBIS2013-05-10モーツァルトのオーボエ四重奏曲K.370は、1781年、モーツァルトがイドメネオの上演のためにミュンヘ

エルガー「チェロ協奏曲」 vc：デュ・プレ、バルビローリ指揮ロンドン響

エルガー&ディーリアス:チェロ協奏曲≪クラシック・マスターズ≫JACQUELINE DU PREワーナーミュージック・ジャパン2014-07-16ジャクリーヌ・デュ・プレは、1945年生まれのチェリスト。10歳の時には国際的なコンクールに入賞し活躍を始める。正式デビューは1961年で、このとき

モーツァルト「イドメネオ」ザルツブルク音楽祭2006

モーツァルト:歌劇「イドメネオ」K366 全曲クリスティアン・エルスナーDACAPO2011-04-20モーツァルトのオペラ「イドメネオ」は、1780年10月に作曲に取り掛かり、翌1781年1月29日、新築のミュンヘン宮廷歌劇場で、カンナビヒの指揮により初演された。元々バイエルン選帝侯カ

マーラー「交響曲第1番“巨人”」バーンスタイン指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管

SYMPHONIE NR 1MAHLER,G.DGG1989-12-291960年代に、ニューヨーク・フィルと世界で始めてマーラーの交響曲全集を完成させたバーンスタインが、満を持して録音した2度目の全集から。2度目の全集は1985年5月にアムステルダム・コンセルトヘボウ管と第9番によって始まつたが、当