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日本酒ブログ(由紀の酒) https://www.sakeblog.info/

飲んだ日本酒の感想に写真も添えて。

批評するのではなく、日本酒を堪能するブログ。1分で読むことが出き、簡潔にそのお酒の魅力を伝える。

明@由紀の酒
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一宮市
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一宮市
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2005/05/25

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  • 勝駒(かちこま)「純米吟醸」R3BY

    富山県の有限会社清都酒造場さんが醸す、勝駒(かちこま)「純米吟醸」R3BYを飲んだ感想。最初の僅かな時間だけ見せるキュートな甘み!、これはデンマークカクタスの花だ!。この容姿、蕾の美しさも素晴らしいが、見事な花姿。ZEISSレンズが細い線を見事に描写する。

  • 勝駒(かちこま)「大吟醸」R3BY

    富山県の有限会社清都酒造場さんが醸す、勝駒(かちこま)「大吟醸」R3BYを飲んだ感想。この見事な技!。これは居合斬りだ!。鞘に収まっている状態からの、逆袈裟斬りからの袈裟斬り。一太刀目の逆袈裟ですでに自分が斬られていることに気づいていないかのよう。それほどまでにスパッと…、旨いっす。

  • 楯野川(たてのかわ)「純米大吟醸」清流R3BY

    山形県の楯の川酒造株式会社さんが醸す、楯野川(たてのかわ)「純米大吟醸」清流R3BYを飲んだ感想。この滑り!、これはコウメ太夫のムーンウォークだ。意外なほどの浮遊感。想定外の仕事ぶりに、そうだった!、こう言うやつだった。これだけいろいろな酒を飲んできた中でも、その存在を脳裏に焼き付かせる。

  • 楯野川(たてのかわ)「純米大吟醸」光明(こうみょう)山田錦1%精米

    山形県の楯の川酒造株式会社さんが醸す、楯野川(たてのかわ)「純米大吟醸」光明(こうみょう)山田錦1%精米を飲んだ感想。これは!生牡蠣のコストパフォーマンスだ。価格の割に味わえる時間が少ないと言う意味で、つるっと入って来て最高の充足感で堪能させてくれるが、須臾(しゅゆ)にして可憐。

  • 楽の世(らくのよ)「純米」山廃無濾過瓶火入れR2BY

    愛知県の丸井合名会社さんが醸す、楽の世(らくのよ)「純米」山廃無濾過瓶火入れR2BYを飲んだ感想。やっぱり温度で、その面白さに拍車を掛けます。冷温も意外に面白く、スパイシーさを少し抑えた楽しみ方ができます。もっとも面白いのは50度ほどの熱燗で、塊のような旨味とほぼ同時に酸から来るのか?不思議な爽やかさがビシバシと伝わってきます。

  • ほしいずみ「純米吟醸」夢吟香無濾過生原酒酵母違い飲み比べ

    同一の仕込みで、これだけの酵母違いが揃ったのは記憶がありません。自分だけで飲み比べるのではなく、由紀の酒メンバー(吟醸番さん、HOROYOIさん)にもご協力いただき、酵母違い飲み比べをいたしました。

  • 津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十六才の春

    岐阜県の御代桜醸造株式会社さんが醸す、津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十六才の春を飲んだ感想。ここまで綺麗に甘さを堪能できることの幸せ。そして大吟醸らしい切れ。もうずっと、これでいいじゃん♪。などと思うほど。

  • 結ゆい(むすびゆい)「特別純米」きたしずく生酒

    北海道の三千櫻酒造株式会社さんで浦里美智子杜氏により醸された、結ゆい(むすびゆい)「特別純米」きたしずく生酒の感想。ファーストインプレッションからのさらなる勝手なイメージで、三千櫻が勝ってくるのかと思いきや!、どんどん結ゆいが膨らんできます。そう!これこれ♪。これを待っていたんです!。香って甘いのに引く。

  • 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2021BY

    福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2021BYを飲んだ感想。程よい甘味を限られた範囲の中で堪能させてくれた後は、見事なまでに消えていく。この消え方は今期の石田屋や二左衛門をも上回るように感じます。秀逸なのは常温付近の温度帯で、甘味の表現は上がっても、捌けのイメージを大きく変えることなく、美しく整える。

  • 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2021BY

    福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2021BYを飲んだ感想。

  • 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2020BY

    福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2020BYを飲んだ感想。もともとほとんどないネガティブ要素がさらに皆無と言っても過言ではなく、しかもこの後切れ!、瞬時になくなります。ややもすると、お酒と言うイメージすらなかったかの様。

  • 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2021BY

    福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2021BYを飲んだ感想。湧き上がってくるような、非常にほのかな甘み。中盤はなく、いきなりクライマックスかのように引いていく様は、酒はこうあるべきを体現しています。

  • 由紀の酒20周年記念プチオフ

    2023年1月8日(日)。名古屋の立葵さんにて開催された「由紀の酒20周年記念プチオフ」の様子。

  • 由紀の酒 Best of the year 2022

    由紀の酒-日本酒談義-管理人が勝手に選ぶ、由紀の酒 Best of the year。2022年に自宅で飲んだお酒の中でもっとも心に残ったお酒を紹介いたします。居酒屋さんや試飲会などで飲んだお酒は含まれません。尚、非売品のお酒や殿堂入りしているお酒はノミネート(予審)には入れておりますが金賞(決審)からははずれます。

  • ほしいずみ「大吟醸」出品酒

    愛知県の丸一酒造株式会社さんが醸す、ほしいずみ「大吟醸」出品酒を飲んだ感想。この美しい発色、これはダークカラカスだ。ピントの合った部分はキリリと鋭く、しかし全体像は何ともスムースに溶けるようなボケのグラデーション。実際は本当に繊細なので、マクロ領域まで踏み込んでこその、溶ける澄んだ甘味となだらかさ。

  • ほしいずみ「純米」

    愛知県の丸一酒造株式会社さんが醸す、ほしいずみ「純米」の感想。最初に見せるシャープな輪郭。しかし見るべきは水鏡に写った方のスイレンと気が付く。ベタ凪だからこその虚実の中に見せる美しい旨味♪。

  • 南部美人(なんぶびじん)創業120周年記念祝賀会

    9月28日(水)、南部美人株式会社、創業120周年記念祝賀会が開催されました。自分も光栄なことに久慈さんから招待状が届きましたので、何とか(何とでも?)都合をつけて参加してきました。

  • ほしいずみ「純米吟醸」無濾過生原酒

    愛知県の丸一酒造株式会社さんが醸す、ほしいずみ「純米吟醸」無濾過生原酒を飲んだ感想。この元気をくれる色合い!、これはオーニソガラムだ。背景でキラキラと光りながら乱れ飛ぶ円形の玉は、甘味と酸味。メインの花でクッキリと見せる旨味の雌しべを、六つのナイト(雄しべ)がしっかり守る。

  • 二兎(にと)「純米大吟醸」愛山四十八無濾過生原酒

    愛知県の丸石醸造株式会社さんが醸す、二兎(にと)「純米大吟醸」愛山四十八無濾過生原酒を飲んだ感想。この貫禄、時を経ている意外感。これは新年の紫陽花だ。隣に咲いている美しい山茶花すら添え物にしてしまう存在感。何故?6月に開花した紫陽花が半年後にこの状態を保っているのかが不思議だが、咲いた時より増している深み。

  • 磯自慢(いそじまん)「大吟醸」28 Nobilmente(ノビルメンテ)2019

    静岡県の磯自慢酒造株式会社さんが醸す、磯自慢(いそじまん)「大吟醸」28 Nobilmente(ノビルメンテ)2019を飲んだ感想。これは洋蘭のカシフレークだ。キラキラ光る点光源が美しく丸い玉となり、花弁も気持ち良く溶けるように主題の彩りに誘ってくれます。

  • 醴泉(れいせん)「純米大吟醸」玉(ぎょく)

    岐阜県の玉泉堂酒造株式会社さんが醸す、醴泉(れいせん)「純米大吟醸」玉(ぎょく)を飲んだ感想。おそらくは計算された、ただ綺麗なだけではない複雑ともいえる甘味。これはカシフレークだ。何処か儚げにも見えるが、洋蘭らしく花持ちは良く高貴な花姿。慎重に観察すると見えてくるテクスチャーが、独特の世界観を感じさせてくれます。

  • 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2020BY

    福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2020BYを飲んだ感想。このポコポコ、プルプル。これはCarl Zeiss Makro-Planarで捉えた近接撮影のムスカリだ。小さくキュートな花姿でも、端正で精細な描写。見てください!、この可愛らしさ。しかし品も兼ね備えている所が流石の黒龍しずく。

  • 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2020BY

    福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2020BYを飲んだ感想。ポワンとした丸い光、この格調高い優雅な様は玉ボケのムスカリだ。香りの葡萄とも繋がる、ムスカリの英名グレープヒアシンス。その色も相まって美しさと気品を兼ね備える。

  • 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2019BY

    福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2019BYを飲んだ感想。この艶!、これはダリアマキシだ。つるつるしていそうに見えるが、質感が損なわれているわけではなく、訴えかけてくるような描写。花弁のカーブもその配列のラインも美しい。中心部分の何とも高貴なエレガントさ。

  • 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2020BY(ビンテージ)

    福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2020BYを飲んだ感想。シャープで鋭い中に見つける甘味。これはチロリアンデージーだ。気持ち良い赤の花弁の中心部分は、秘めた甘味を小出しにしてくるよう。

  • 由紀の酒 Best of the year 2021

    由紀の酒-日本酒談義-管理人が勝手に選ぶ、由紀の酒 Best of the year。2021年に自宅で飲んだお酒の中でもっとも心に残ったお酒を紹介いたします。居酒屋さんや試飲会などで飲んだお酒は含まれません。尚、非売品のお酒や殿堂入りしているお酒はノミネート(予審)には入れておりますが金賞(決審)からははずれます。

  • 醴泉(れいせん)「大吟醸」蘭奢待R2BY

    岐阜県の玉泉堂酒造株式会社さんが醸す、醴泉(れいせん)「大吟醸」蘭奢待R2BYを飲んだ感想。

  • 米鶴(よねつる)「純米大吟醸」雪女神磨き35

    山形県の米鶴酒造株式会社さんが醸す、米鶴(よねつる)「純米大吟醸」雪女神磨き35を飲んだ感想。この透明感、空気感、世界観。これはCarl Zeiss Apo-Sonnarで捉えた「ニオイザクラ」だ。白背景から浮かび上がる神聖なイメージの花弁。ふわりとしていそうでシャープで明快な描写。広がる独特の世界。

  • 多賀(たが)「普通酒」古酒大老

    滋賀県の多賀株式会社さんが醸す、多賀(たが)「普通酒」古酒大老を飲んだ感想。思い浮かんだオレンジ色。これはシーマニアだ。五角形に開いた花弁から、密が滴り落ちるかのようで、いかにも旨そう♪。開放で捉えた背後でボケるフィボナッチは、まさに旨味の黄金比。

  • 一滴千山(いってきせんざん)「大吟醸」袋吊り生原酒全国新酒鑑評会出品酒

    岐阜県の武内合資会社さんが醸す、一滴千山(いってきせんざん)「大吟醸」袋吊り生原酒全国新酒鑑評会出品酒を飲んだ感想。思い浮かんだ白い花。これはコスモス・センセーションホワイトだ。美しい白のグラデーション。適度に絞り込まれているので距離の合った部分はテクスチャーも感じますが、主題の手前と奥はなだらかでツルっとしている。画面内に明確な意図の見えるピントの合った部分。

  • 恵那山(えなさん)「純米大吟醸」cheers美山錦無濾過生原酒

    岐阜県のはざま酒造株式会社さんが醸す、恵那山(えなさん)「純米大吟醸」cheers美山錦無濾過生原酒を飲んだ感想。この爽やかな酸、これはミモザだ。近接撮影だからこその被写界深度の浅さで見える、輪切りしたようなシャープな平面。暗く落ちた背景とのコントラスト!。

  • 夜明け前(よあけまえ)「純米吟醸」生一本R2BY

    長野県の株式会社小野酒蔵店さんが醸す、夜明け前(よあけまえ)「純米吟醸」生一本R2BYを飲んだ感想。この香って甘くて切れる!まさに全てを盛り込んだ様は、漆黒に浮かび上がるキバナコスモスだ。見せたい所は目移りしそうなくらい申し分なく明瞭に見せ、気持ち良いくらいに黒く締める。

  • 勲碧(くんぺき)「純米吟醸」夢吟香無濾過生原酒R2BY

    愛知県の勲碧酒造株式会社さんが醸す、勲碧(くんぺき)「純米吟醸」夢吟香無濾過生原酒R2BYを飲んだ感想。このマクロ的に寄った時の粒粒のテクスチャー!。これはDen.響のマクロだ。膨らんだ蕾が可愛らしいが、驚くほど持ちが良く、3週間後でも蕾のまま。いかにも熟成耐性のありそうな勲碧ならではの空気感。いや時空のほうか。

  • 勲碧(くんぺき)「大吟醸」全国新酒鑑評会出品酒H30BY

    愛知県の勲碧酒造株式会社さんが醸す、勲碧(くんぺき)「大吟醸」全国新酒鑑評会出品酒H30BYを飲んだ感想。この粒々のテクスチャー!、これは蘭の一種「Den.響」だ。万年筆のペン先を思わせる、このオレンジの飛び出し。粒粒のテクスチャーの甘味は、すぐに美しく溶け抜けていきます。

  • 松の寿(まつのことぶき)「大吟醸」九郎治14年熟成古酒

    栃木県の株式会社松井酒造店さんが醸す、松の寿(まつのことぶき)「大吟醸」九郎治14年熟成古酒を飲んだ感想。この気品、美しいライン。これは咲き始めたころの曼殊沙華だ。自然界のものながらそのシベ(甘味)は、この世のものとは思えないほど見事な曲線を描く。そして先端で輝く可愛らしい余韻の花粉。

  • 青煌(せいこう)「純米吟醸」山田錦生原酒

    山梨県の武の井酒造株式会社さんが醸す、青煌(せいこう)「純米吟醸」山田錦生原酒を飲んだ感想。これは透かし鬼灯だ。心地よいオレンジ色のプチ甘味を、白い網目の酸が爽やかに小気味好く覆う。そしてエレガントなリフレクション!。

  • 梵(ぼん)「純米大吟醸」五百万石無濾過

    福井県の合資会社加藤吉平商店さんが醸す、梵(ぼん)「純米大吟醸」五百万石無濾過を飲んだ感想。この清々しいあっさり感。これは睡蓮のファビオラだ。丸味を帯びた、ふんわりした花弁。水彩画を思わせるようななだらかなグラデーションは、ひっかかることのない梵らしさ。チャームポイントはチラ見せする黄色いシベ。

  • 流輝(るか)「純米大吟醸」Morpho(モルフォ)R2BY

    群馬県の松屋酒造株式会社さんが醸す、流輝(るか)「純米大吟醸」Morpho(モルフォ)R2BYを飲んだ感想。この柔らかい描写。これはヤシコンZEISSで捉えた芙蓉だ。先日の流輝の山田錦のようなメリハリのある赤の描写ではなく、優しいピンク。濃いところも赤ではなくあくまでピンクで、その蕾はふわふわの毛糸を思わせる凝縮したような触感のソフトな甘み。花弁に付いた水滴のみずみずしさ♪。

  • 流輝(るか)「純米吟醸」山田錦無ろ過生

    群馬県の松屋酒造株式会社さんが醸す、流輝(るか)「純米吟醸」山田錦無ろ過生を飲んだ感想。この気持ち良い陰影と余韻のボケ。これは木漏れ日のサンタンカだ。周辺のシャドゥ部分でもノイズが乗ることはなく美しくボケ、スポットの当たる甘味の主題は瑞々しくキラリと光る。

  • 夜明け前(よあけまえ)「特別本醸造」辰の吟生酒R2BY

    長野県の株式会社小野酒蔵店さんが醸す、夜明け前(よあけまえ)「特別本醸造」辰の吟生酒R2BYを飲んだ感想。美しい色味ながら決して濃くはない。これはランタナのフローティングフラワーだ。ペールトーンの全体像の中でもアウトフォーカス部分はさらに現像で明瞭度を下げ、柔らかく表現。

  • 恵那山(えなさん)「純米大吟醸」cheers山田錦おりがらみ生

    岐阜県のはざま酒造株式会社さんが醸す、恵那山(えなさん)「純米大吟醸」山田錦おりがらみ生を飲んだ感想。これはルドベキアだ。美しいオレンジがかったイエロー。背景は適度に霞み、味をだす。全面はいかにも元気をもらえそうな、見事に広がる花弁。心地よい花脈の入ったテクスチャー。

  • 結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」おりがらみ生原酒

    茨城県の結城酒造株式会社さんが醸す、結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」おりがらみ生原酒を飲んだ感想。想定していれば、気持ちを確かにこの心地よすぎる甘味を迎えることができる。じわりとにじり寄ってくる強めの甘味の割に気持ち良く引いていくので、後半の記憶がないのも頷ける。このビタミンカラー、これはキンセンカだ。おりがらみらしく気持ち良くボケるが、開放で捉えたピント面はきっちりエッジを見せる。

  • 蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空 生原酒

    愛知県の関谷醸造株式会社さんが醸す、蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空 生原酒を飲んだ感想。この瑞々しい美しさ。これはCarl Zeiss Apo Sonnarで捉えた「雨上がりの紫陽花」だ。アポクロマート設計独特の紫の色調は気品あふれ、美しい水滴は心地よくハイライトが入りプルプルしています。

  • 英君(えいくん)「純米」EIKUN holic

    静岡県の英君酒造株式会社さんが醸す、英君(えいくん)「純米」EIKUN holicを飲んだ感想。これはフクシア・ローキーだ!。これまでの概念を覆すにふさわしい色のグラデーション。貴婦人のイヤリングと言われている花だが、あの青紫に入る赤い筋は、飲んだものを「マジか!」と言わすに十分。素晴らしい。

  • 2021年版、一升瓶価格4,000円までの良い酒9選

    20年以上飲んだ日本酒の情報を発信し続ける筆者が、一年以内に購入して自宅で飲んだ中から、一升瓶価格4,000円までの良い酒を厳選して紹介いたします。

  • 松の寿(まつのことぶき)「純米吟醸」HADEなMATSUKOTO

    栃木県の株式会社松井酒造店さんが醸す、松の寿(まつのことぶき)「純米吟醸」HADEなMATSUKOTOを飲んだ感想。この霞む背景に映える花!。これはZEISSアポゾナーで捉えた逆光のフクシアだ。ふわりとしつつも、艶やかなその容姿は隠し切れない。まさに貴婦人のイヤリング。

  • わかむすめ「純米吟醸」秘色(ひそく)無濾過生原酒

    山口県の新谷酒造株式会社さんが醸す、わかむすめ「純米吟醸」秘色(ひそく)無濾過生原酒を飲んだ感想。この甘みと酸味のバランス。これは未央柳(ビヨウヤナギ)だ!。高精細なシベ。心地よく当たった光で浮き上がる花弁と蕾。酸はダークな背景で全体を引き締める。

  • 松の寿(まつのことぶき)「純米吟醸」夢ささら無濾過生原酒

    栃木県の株式会社松井酒造店さんが醸す、松の寿(まつのことぶき)「純米吟醸」夢ささら無濾過生原酒を飲んだ感想。このメリハリカラー!、これはネモフィラにしゃがんで寄り添うチューリップだ!。本来背の高いチューリップだが、ネモフィラに目線を合わせるようにしゃがんでいることで、両方にピントが合う。惜しげもなく蕊(しべ)をチラ見せしつつ、気持ち良い花弁の色にネモフィラが花を添える。

  • 鯨波(くじらなみ)「純米」無濾過生R2BY

    岐阜県の恵那醸造株式会社さんが醸す、鯨波(くじらなみ)「純米」無濾過生R2BYを飲んだ感想。この背景から浮き出たような四方に広がる旨味。これは俯瞰(ふかん)撮影した曼殊沙華だ。非常に気持ちの良い、意図が明確な描写。背景の酸は気持ちよくボケているが、同様に四方に広がっているのがわかる。このバランス!

  • 鯨波(くじらなみ)「大吟醸」山田錦40 全国新酒鑑評会出品酒 R2BY

    岐阜県の恵那醸造株式会社さんが醸す、鯨波(くじらなみ)「大吟醸」出品酒連合会長賞受賞酒山田錦40を飲んだ感想。この縦に入った筋のテクスチャーと艶、これはマクロで見たチューリップの花弁だ。花脈でなかなかの表情を演出しつつも、ちゃんと光沢感もある。

  • 津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十五才の春

    岐阜県の御代桜醸造株式会社さんが醸す、津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十五才の春を飲んだ感想。この抜けの良さ!。間違いない!ジャンルは違えど、ZEISSアポゾナーの描写に似ている。空気をも写すと言われるZEISSだが、特にApo-sonnarの素晴らしいフォーカスは見せたいところの描写が明確で淀みない。そして全体像は優しく、飲んだものを落ち着かせる。

  • 一酔乃夢(いっすいのゆめ)「本醸造」生原酒

    岐阜県の武内合資会社さんが醸す、一酔乃夢(いっすいのゆめ)「本醸造」生原酒を飲んだ感想。のほのぼのとした眺め、これは木漏れ日を浴びたネモフィラだ。明確な主題、そこはシャープだが、全体像は気持ちの良いボカシでほわんと心が和む。しかし飲むたびに主題のピキっとくるピント。

  • 田酒(でんしゅ)「純米大吟醸」斗壜取R1BY

    青森県の株式会社西田酒造店さんが醸す、田酒(でんしゅ)「純米大吟醸」斗壜取R1BYを飲んだ感想。この、ぼーっとしていられるひと時。今期マクロプラナーで撮影した陽光(ようこう)と言う品種の桜だ。美しい桜を眺めているわけだが、何も意識はしていないかのような日常。しかし意外なほど脳は活性しており、見えてくる繊細な描写。通常の桜であれば、思っていたより白く写るが、そこは田酒のとびっきり!。大輪で艶やかな色合いも備えている。

  • W(ダブリュー)「純米大吟醸」秋田酒こまち50無濾過生原酒R2BY

    岐阜県の有限会社渡辺酒造店さんが醸す、W(ダブリュー)「純米大吟醸」秋田酒こまち50無濾過生原酒R2BYを飲んだ感想。この彩りと親近感!。これはコスモスだ。薄紅色の背景に確かな存在感として見せてくれる濃いピンクのコスモス。ひらひらと風で揺れる様は身近に感じながらも、触ると壊れそうなほどの繊細な質感。

  • W(ダブリュー)「純米大吟醸」先祖返りひだみのり50無濾過生原酒R2BY

    岐阜県の有限会社渡辺酒造店さんが醸す、W(ダブリュー)「純米大吟醸」先祖返りひだみのり50無濾過生原酒R2BYを飲んだ感想。この優しく入る筋、これはコスモス・センセーションホワイトだ。逆光で捉えた優しい白の表現。大吟醸らしく色数は絞り込まれており、繊細な描写。この空間や空気感。

  • W(ダブリュー)「純米大吟醸」愛山50無濾過生原酒R2BY

    岐阜県の有限会社渡辺酒造店さんが醸す、W(ダブリュー)「純米大吟醸」愛山50無濾過生原酒R2BYを飲んだ感想。爽やかな強めの甘味、艶。これは、キバナコスモスだ。色数は多くはないが高精細で鮮やか。メリハリのある黄色のグラデーションに乗る雨滴は瑞々しく艶っぽい。何とも爽やか!

  • 手取川(てどりがわ)「純米大吟醸」出品酒2018No.4顧問

    石川県の株式会社吉田酒造店さんが醸す、手取川(てどりがわ)「純米大吟醸」出品酒2018No.4顧問を飲んだ感想。この彩(いろどり)!、これは最近ではもっとも唸る描写を見せてくれたZEISS Makro-Planarで写し出した「枝垂れ梅」だ!。絶句するほどの薄紅色、シャープに描写する「花脈」、水墨画を思わせる「枝ぶり」。

  • 手取川(てどりがわ)「純米大吟醸」出品酒2018No.1七代目

    石川県の株式会社吉田酒造店さんが醸す、手取川(てどりがわ)「純米大吟醸」出品酒2018No.1七代目を飲んだ感想。

  • 屋守(おくのかみ)「純米吟醸」無調整生R2BY

    東京都東村山市の豊島屋酒造株式会社さんが醸す、屋守(おくのかみ)「純米吟醸」無調整生R2BYを飲んだ感想。この流れるようなキラキラ!、これはキンモクセイだ。美しいオレンジの花弁。しかし全体はグリーンの葉が見事に流れ、奥行きのわかりやすい気持ち良い構図になっている。

  • 天美(てんび)「純米吟醸」生原酒

    山口県の長州酒造株式会社さんが醸す、天美(てんび)「純米吟醸」生原酒を飲んだ感想。このメリハリのある甘味と酸味。これはサイネリアだ。単純な青紫ではなく、よく見ると美しいグラデーション。いかにも触り心地の良さそうなテクスチャー。つぶつぶに見えるのはガス感♪。

  • 南部美人(なんぶびじん)「大吟醸」R2BY

    岩手県の株式会社南部美人さんが醸す、南部美人(なんぶびじん)「大吟醸」R2BYを飲んだ感想。この落ち着きと、見せる範囲の究極をついたような表現。これは!、ローキーのプリムラ・ポリアンサだ。絶妙に限られた範囲にしかフォーカスされていないが、色の境目、蕾、右奥の花弁の先端と、不等辺三角形で見事に全体を構成している。最後の余韻で見せる、蕾がまた美しい。

  • 南部美人(なんぶびじん)「特別純米」R2BY

    岩手県の株式会社南部美人さんが醸す、南部美人(なんぶびじん)「特別純米」R2BYを飲んだ感想。この威風堂々とした佇まい。これは!、プリムラ・ポリアンサだ。美しく広がる花弁は綺麗な赤のコントラストを見せ、下部にはバランス良く次の出番を待つ蕾。

  • 常山(じょうざん)「純米大吟醸」吉祥黒松

    福井県の常山酒造合資会社さんが醸す、常山(じょうざん)「純米大吟醸」吉祥黒松を飲んだ感想。このセンターに入るライン、艶(あで)やかなテクスチャー、これは鹿の子百合だ。花脈のセンターにぴちっと入る筋も、中心部分の軽快なステップで鹿の子に現れる斑点模様も艶やか。

  • 雁木(がんぎ)「純米大吟醸」鶺鴒(せきれい)2020

    山口県の八百新酒造株式会社さんが醸す、雁木(がんぎ)「純米大吟醸」鶺鴒(せきれい)2020を飲んだ感想。ほんのりとしながらも確実に見せるテクスチャー、これはシクラメンだ。光を確実に捉えた描写は、花弁の先で濃いピンクから白へと移り変わる。心地よい質感。

  • 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2020

    福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2020を飲んだ感想。美しい中に存在するテクスチャー。これはプリムラ・ジュリアンだ。プリムラの中でも薔薇咲きで、陰影が作り出すグラデーションも美しい。探ると、見えてくるZEISSマクロプラナーならではの質感。

  • 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2020

    福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2020を飲んだ感想。やっぱり鋭い!。甘味は例年通りのようにも思うが、僅かに切れているのか?。秀逸な引き際。このとても美しい艶!、これはカラーだ。派手な色ではない分、残像すら残さない。しかしその美しさに思わず二度見。

  • 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2020

    福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2020を飲んだ感想。この高貴な青紫の色は、ジュリアンだ。澄んだ空気感までをも写し取るのは、ZEISSのマクロプラナーの仕事。本当に見せたい部分はシャープな描写。後は美しくボケる。

  • 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2020

    福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2020を飲んだ感想。何という美しさ。何年か連続で一定量を飲むことで、はじめてわかったような気がする石田屋のもつ宇宙。この信じられないほどの艶、これはヒメリュウキンカだ。本当にこの世に存在する花なの?と疑いたくなるほどの光沢のある質感。

  • 由紀の酒 Best of the year 2020

    由紀の酒-日本酒談義-管理人が勝手に選ぶ、由紀の酒 Best of the year。2020年に自宅で飲んだお酒の中でもっとも心に残ったお酒を紹介いたします。居酒屋さんや試飲会などで飲んだお酒は含まれません。尚、非売品のお酒や殿堂入りしているお酒はノミネート(予審)には入れておりますが金賞(決審)からははずれます。

  • 田中六五(たなかろくじゅうご)「純米」糸島産山田錦

    福岡県の有限会社白糸酒造さんが醸す、田中六五(たなかろくじゅうご)「純米」糸島産山田錦を飲んだ感想。この透明感。被写体とセンサーの間には、ダブルガウス型の4群6枚のみで補正レンズすら必要ない。まるで湿度まで写すといわれるCarl Zeiss Makro-planarで捉えた雨中の薔薇だ。この艶、澄んだ空気感。ちゃんと主張する世界観。

  • 澤屋まつもと(さわやまつもと)「純米大吟醸」守破離山田錦2019BY

    京都府の松本酒造株式会社さんが醸す、澤屋まつもと(さわやまつもと)「純米大吟醸」守破離山田錦2019BYを飲んだ感想。この透過された美しい発色。これはZEISSのApo Sonnarで捉えたガクアジサイだ。妖艶でありつつ高貴なイメージまである紫の色合い。独特の世界観。

  • 七本鎗(しちほんやり)「純米」山廃琥刻2016BY

    滋賀県の冨田酒造有限会社さんが醸す、七本鎗(しちほんやり)「純米」山廃琥刻2016BYを飲んだ感想。この愛らしくぎゅっと握られた赤ちゃんの手のような感覚。これはダリア・プリティーウーマンだ。主題となっている蕾は、まさに赤ちゃんの手。そして寄り添う母の手のように開いた花弁の先は、ハートマークのようにくるりとカーブを描く。

  • 白老(はくろう)「純米大吟醸」あいち夢吟香2019BY

    愛知県の澤田酒造株式会社さんが醸す、白老(はくろう)「純米大吟醸」あいち夢吟香2019BYを飲んだ感想。これは、逆光で照らし出されたパンパスグラスだ!。キリキリと描写された穂、ヤシコンzeissの僅か六枚の絞り羽根だからこそ出る、キラリと光り伸びる六本の光芒。絶妙な色合いのグラデーション。

  • 白老(はくろう)「純米」若水槽場直汲生原酒2019BY

    愛知県の澤田酒造株式会社さんが醸す、白老(はくろう)「純米」若水槽場直汲生原酒2019BYを飲んだ感想。このシャープなエッジ!、これは花弁が開ききる前のガザニアだ。心地よい陰影の描写は、花弁のテクスチャーも表現する。適度なメリハリ。

  • 白老(はくろう)「大吟醸」全国出品入賞酒2019BY

    愛知県の澤田酒造株式会社さんが醸す、白老(はくろう)「大吟醸」全国新酒鑑評会出品入賞酒2019BYを飲んだ感想。静寂の中に一瞬見せる美しい描写。これはダリア・チェリードロップだ!。ピント面は開放の薄すぎるものではなく、ここからここまでと言う範囲を、まるで飲み手の心をわかっているかのように描写する。色も飽和することなく、限界の赤を描写する。

  • 白老(はくろう)「純米」若水冷やおろし2019BY

    愛知県の澤田酒造株式会社さんが醸す、白老(はくろう)「純米」若水冷やおろし2019BYを飲んだ感想。これは白老ストーリーならぬ「ラブストーリー(ダリア)」だ。洗練された色合い、滑らかな色のグラデーション。派手過ぎることなく、安心して眺めていることができます。

  • 廣戸川(ひろとがわ)「純米吟醸」山田錦R1BY

    福島県の松崎酒造株式会社さんが醸す、廣戸川(ひろとがわ)「純米吟醸」山田錦R1BYを飲んだ感想。語り継がれるレベルのバランス。これは、美しい薄紅のコスモスだ。全体のトーンは明るく、そこに存在感のあるコスモスが揺れる。繊細な描写でテクスチャーもあり、落ち着く自然な全体像。

  • 田酒(でんしゅ)「特別純米」R1BY

    青森県の株式会社西田酒造店さんが醸す、田酒(でんしゅ)「特別純米」R1BYを飲んだ感想。この職人気質の惚れ惚れするような旨味。これは、Carl Zeissレンズそのものだ。前玉の大きさは高級感、後玉からは想像できないほどの筒に見え、金属鏡筒と相まって美しく重厚感も忘れない。

  • 龍力(たつりき)「特別純米」テロワール社(やしろ)

    兵庫県の株式会社本田商店さんが醸す、龍力(たつりき)「特別純米」テロワール社(やしろ)を飲んだ感想。ふわりとしたソフトな色味、見せるところは見せるテクスチャー。これは、ハイキーに仕上げたベゴニアだ。三種の飲み比べでは、最も心地よく優しい。明るい階調の中でも存在感を見出す花弁の質感。愛らしい微笑みを連想する表現。

  • 龍力(たつりき)「特別純米」テロワール東条(とうじょう)

    兵庫県の株式会社本田商店さんが醸す、龍力(たつりき)「特別純米」テロワール東条(とうじょう)を飲んだ感想。この妖艶な色味、程よいテクスチャー。これは、マクロ撮影したベゴニアだ。三種の飲み比べでは、最もエレガントな色味。トーンはいい意味で中庸で、ピントの合ったところは細部まで美しく描写している。明快な表現。

  • 龍力(たつりき)「特別純米」テロワール吉川(よかわ)

    兵庫県の株式会社本田商店さんが醸す、龍力(たつりき)「特別純米」テロワール吉川(よかわ)を飲んだ感想。この美しい凹凸感、絶妙な表情、テクスチャー。これは、ローキーで撮影したベゴニアだ。花弁はキラキラ輝き、粒感が心地よい。

  • 龍力(たつりき)「純米大吟醸」米のささやき秋津生2019

    兵庫県の株式会社本田商店さんが醸す、龍力(たつりき)「純米大吟醸」秋津生2019を飲んだ感想。この美しいオレンジ色の描写、背景に溶けるような余韻。これはZeiss Makro-Planarで捉えたノカンゾウだ。繊細なシベの描写、手前の花弁も見事なテクスチャーをみせる。

  • 流輝(るか)「純米大吟醸」モルフォ

    群馬県の松屋酒造株式会社さんが醸す、流輝(るか)「純米大吟醸」モルフォを飲んだ感想。これは!背景のボケまで美しいZeiss Planarで捉えた朝顔だ。色数が多くはない分明快で、全体像はノイズがなく落ち着きがある。僅かに乗る朝露は爽やかで、美しいブルーから赤みへのグラデーションは、まるで見る角度で違って見えるかの様。

  • 一念不動(いちねんふどう)「大吟醸」金賞受賞酒H21BY

    愛知県の関谷醸造株式会社さんが醸す、一念不動(いちねんふどう)「大吟醸」金賞受賞酒H21BYを飲んだ感想。この神秘的で滑らかな曲線、これは曼殊沙華だ!。しべの中盤で艶、収束間際で窄(すぼ)まったと見せ、ラストはぽっと黄色く明るい花粉で切れ上がります。

  • 貴(たか)「純米大吟醸」東条山田錦2018

    山口県の株式会社永山本家酒造場さんが醸す、貴(たか)「純米大吟醸」東条山田錦2018を飲んだ感想。これはzeissのアポゾナーと言うレンズで捉えたガーベラだ。ハイキーな中に浮かび上がる花弁は艶(あで)やか。そしてこれからの可能性すら感じる蕾。この蕾が主題のように、全体の構成をまとめています。

  • 貴(たか)「純米大吟醸」雫搾り出品本斗瓶2019

    山口県の株式会社永山本家酒造場さんが醸す、貴(たか)「純米大吟醸」雫搾り出品本斗瓶2019を飲んだ感想。この気品!。これは自身今期最高の写りだったと自負できるzeissのマクロプラナーと言うレンズで捉えたガーベラだ。穏やかな赤のグラデーション、そして美しい花弁の質感。

  • 二兎(にと)「純米吟醸」雄町五十五自社酵母M1

    愛知県の丸石醸造株式会社さんが醸す、二兎(にと)「純米吟醸」雄町五十五自社酵母M1を飲んだ感想。このしっとりと落ち着いた旨味!、これは最近では最も美しく感じた夕焼けだ。オレンジ色の美しいグラデーションだけでなく、望遠で気持ち良く圧縮された描写の電信柱。

  • 松の寿(まつのことぶき)「純米吟醸」山田錦H28BY

    栃木県の株式会社松井酒造店さんが醸す、松の寿(まつのことぶき)「純米吟醸」山田錦H28BYを飲んだ感想。これは最近のお気に入りレンズ、Carl ZeissのApo Sonnarで撮影したガラスの林檎だ。ガラス越しに見るパステルなランタナの花ももちろん美しいが、その被写体とレンズの間の空気までクリアで美しい。まさにYuki no Sake。

  • 花陽浴(はなあび)「純米吟醸」八反錦 生にごり酒

    埼玉県の南陽醸造株式会社さんが醸す、花陽浴(はなあび)「純米吟醸」八反錦 生にごり酒を飲んだ感想。ラベルのイメージほどではないが、カラフルな描写。これはフローティングガーベラだ!。水に浮かべられたことで増幅される爽やかさ、色とりどりの小さめのガーベラが南国の木陰を連想させます。

  • 蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空 2020

    愛知県の関谷醸造株式会社さんが醸す、蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空 2020を飲んだ感想。この滑らかなバランスと艶、これはミルククラウンだ。美しいだけでなく、きらりと光る光芒。流石zeiss!、プラナーの御親類だけあってプルプルしています。

  • 蓬莱泉(ほうらいせん)「純米吟醸」和、熟成生酒、微炭酸

    愛知県の関谷醸造株式会社さんが醸す、蓬莱泉(ほうらいせん)「純米吟醸」和、熟成生酒、微炭酸を飲んだ感想。これは、水槽の中で涼し気に泳ぐ金魚だ。エアレーションの泡は爽快かつ、綺麗な甘みは艶やかな魚体。炭酸が増すことで得られる透明感。

  • 新政(あらまさ)「生酛純米」生成 2019 Ecru(エクリュ)別誂中取り

    秋田県の新政酒造株式会社さんが醸す、新政(あらまさ)「生酛純米」生成(エクリュ)別誂中取りを飲んだ感想。広がる世界観。これは!、見上げた藤棚だ。素朴な水墨画を思わせるような枝ぶりに、オーラさえ感じる高貴な紫の藤の花。計算された新政ワールドは小京都。

  • 而今(じこん)「純米吟醸」雄町火入れ2019BY

    三重県の木屋正酒造合資会社さんが醸す、而今(じこん)「純米吟醸」雄町火入れ2019BYを飲んだ感想。この艶♪。これは睡蓮のしずくだ。中心部分の黄色の色艶は正に雄町のそれで、花のシベとは思えないほどの美しさ。八重に咲きながらもヨレがなく端正で、透明感がある。葉は丸い柔らかな色合いのブラウンリーフ。

  • 醴泉(れいせん)「純米吟醸」酒無垢R1BY

    岐阜県の玉泉堂酒造株式会社さんが醸す、醴泉(れいせん)「純米吟醸」酒無垢R1BYを飲んだ感想。このあっさり甘味と、意識させない酸味のバランス。これは、アガパンサスだ!。中心から八方に広がりを見せるが、開ききる直前もまた美しい。

  • 常山(じょうざん)「純米大吟醸」超辛

    福井県の常山酒造合資会社さんが醸す、常山(じょうざん)「純米大吟醸」超辛を飲んだ感想。前に出てくるお酒ではないので、派手な子たちと合コンしてはいけません。奥ゆかしい佇まい。もう一度注意深く含む。もうこの時点で釘付けです。あの目力ですっかりやられてます。これは、クレマチスだ!。何という表情、口中にはすでになくとも、脳裏に焼き付く描写。

  • 青煌(せいこう)「純米吟醸」雄町生原酒

    山梨県の武の井酒造株式会社さんが醸す、青煌(せいこう)「純米吟醸」雄町生原酒を飲んだ感想。甘味優勢で酸と絶妙な鈍角で交わる。瑞々しく軽快な雰囲気、この気品、これは雨中のシェイラだ。オリエンタルユリなだけに妖艶さも兼ね備え、雨滴は瑞々しく細部にまで気遣った描写を見せる。

  • 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」さかほまれ×荒木飛呂彦

    福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」さかほまれ×荒木飛呂彦を飲んだ感想。初夏の心地よい日差しと風。これは!、ハイビスカス・サニーウィンドだ。気持ち良い黄色い花弁の描写。可愛らしい左の蕾。蕊(しべ)と蕾が指し示す「空間」。

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