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  • 本を勧めるとき

    読書が好きだというとオススメの本を聞かれることがよくある。私もよく聞く。 必ず返答に一瞬詰まるし、私が聞いた人も一瞬困っている。そして聞き返す。 「どんな本が読みたいですか?」 返ってきたジャンルによって推せる本が異なる上に、なにも聞かずにもしその人の地雷になる話を勧めてしまって本そのものを嫌いになられてしまったら、と思うと迂闊には題名を挙げられないものである。 個人的には「重くても平気か」と聞いてYesなら高野和明、恋愛が読みたいなら江國香織、ファンタジーなら森見登美彦、スカッとしたければコメディ寄りの奥田英朗辺りを勧めることが多い。 読書というのは贅沢な趣味だとつくづく思う。時間が無ければ…

  • フラメンコ発表会

    前日のリハーサルの時から“本番はあっという間”だと先生方に言われていた。 そして、終わってみて確かにその通りだと感じる。 朝早くから集まり、備品の準備をしたり着替えやメイクをしたりしているとあっという間に場当たりの時間になった。全演目の出演者が入れ代わり立ち代わり舞台に立ちフォーメーションごとの立ち位置を確認する。先生は全体の調整をしながら自分の出番も確認している。それも終われば後は裏方の方々の微調整の時間となり、私のようなただの出演者の端くれはまた楽屋に戻って崩れたメイクを直し、簡単に昼食をとった。 そんなことをしている間にあっという間に本番の時間がくる。500人収容のホールはほぼ満席となっ…

  • スポーツ用品について

    フラメンコを始めるにあたり、買ったのは 練習用のTシャツ×2 練習用のファルダ(スカート) スカートの下に履くジャージ(ファルダを振り回す振り付けが多いので念のため) フラメンコの靴 それらを入れるためのバッグ だった。 Tシャツとジャージはユニクロ、ファルダはアマゾン、バッグは安くて丈夫ならなんでも良いとショッピングモールの特設会場で変な柄のトートバッグを購入した。 唯一靴だけは先生の紹介のままメイドインスペインのものを買ったので7,000円くらいしたが、他は合わせて靴と同じか、やや高いくらいだ。 今は発表会用の衣装代やら小物代やらで頭を抱えているが、フラメンコは始めるだけならさほどお金が掛…

  • フラメンコ 2019.6.8

    発表会が近い。 流石に振りそのものはもう覚えられたが、“上手く”“綺麗に”踊れているかと言われると、全くそんなことはない。残りの時間でなんとか人に見せても恥ずかしくない状態に持っていくのが個人的な目標である。 体の動かし方がわかったら指先にまで気を遣う。 動きが美しく出来るようになったら表情にも変化を付ける。 ダンスというのは運動ではあるが、運動を通じた表現なのだと改めて実感している。 ステージ上で考えなくとも美しく振舞えるようになったらさぞかし気持ちがいいだろうと思うが、実際にはまだまだ頭で考えてからでないと動けない。多少振りを覚えたからと言って指に意識を持っていくと、すぐに足が左右逆になっ…

  • 私以外の人には些細なこと

    「20年応援していたあるアイドルのファンを辞めた」今までの人生で最大に迷った決断だった。 「最優先でお金と時間を掛けて応援しようと思えるなにか」には、人生でもそうそう出会えないからだ。 20年応援した。その間ずっと、日々に張り合いをもたらしてくれた。思春期以前から追いかけていたから、私の思想の基盤みたいなものは大袈裟ではなくあの人たちの言葉と行動が作ってくれた。 何に対しても、愛していれば必ず不満を持つものだと思う。もし今好きな何かに対して全く不満が無いと言う人がいるなら、それはきっと見ないふりをしているだけだ。そういう人を間違っている、と指差すつもりはない。ずっと見ていたいものに対して不満を…

  • 計画を立てる

    忙しいと趣味に使う気力が無くなっていけない。 元々外に出ると消耗するタイプなので平日がバタバタしていると休日は家にこもりがちになってしまう。 やりたいことはあるはずなのに何もしていないな、という気分にまで回復できたら、やりたいことについて計画を立てることにしている。そんなに緻密なものではなく、この時期にこれをやりたい、と列挙するだけだ。多少以上日常が落ち着いていることが前提だが、計画を立てると実行する気力が湧いてくる。 6月はフラメンコの発表会があるので、 「なるべく毎日自主練をしたい」 終わったら 「髪をバッサリ切りたい」 「葉山女子旅きっぷで一人旅に出たい」 「家の中の古くなった諸々を買い…

  • 春物を買いに

    服や靴を、1人で買いに行く買い物が好きだ。 友人と行くのも良いが、最近はそういうとき、大抵何も買わずに帰る。 自分だけかもしれないが他人の意見で買ったものは自分で決めて買ったものより使わなくなるのが早い気がする。 ところで、最近物欲が無い。 無いのだが、季節が変わって古くなった服や靴を整理すると、新しく買い足さないことには日常が回らなくなる。 「これが欲しい」を思って行く買い物が、たぶん1番楽しいだろう。 「これを買わねばならない」と思って店を眺めて回ると、商品の気に入らない部分ばかりが目に付いて、疲れ切った挙句に何も買わずに帰らざるを得なくなってしまうことがよくある。 自分に言い聞かせる意味…

  • 皇居ラン 3回目 2019.3.29

    1月、自分が初めて参加した時もそうだったが、今回もかなりたくさんの方がサークル初参加だった。 3回走ってもとにかくすぐ息が切れる。そんなに辛いわけでもすぐ疲れるわけでもないのに息が苦しい。それでも今回は走る道々に桜が咲いていて勝手にお花見気分に浸ることが出来た。気温は低めだったが、途中日比谷公園(?)でもたくさんの人々がお花見を楽しんでいたし、外で運動をするにはいい季節になってきたと思う。気温だけでなく、景色がいいとモチベーションが変わる。少しずつ景色を覚えてきた今、花が咲いて一味違う印象になった皇居周りは新鮮で、より楽しく走ることが出来た。自然の力はすごいと改めて思う。生命の営みの中で、勝手…

  • 書くこと

    読むことと同じくらい書くことも好きだ。 自分のすべきこと、進みたい場所がわからなくなったとき、思うままに心情を書き出してみると解決することも多い。強く思うが、人に言うほどでもないことをとりあえずノートに書いてみるとすっきりできる、書くということは思考の視覚化だと思っている。 だから、逆に言えば自分の中にあるものしか出てこない。知らない言葉は使えないし、思ってもいないことを書けば必ずどこかに違和感が出る。 絵と違い、文章の上手い下手は自分では認識しにくく、自分の文章は上手だと考えている人間が多い、と、この間どこかで見た。 書きたいことを書きたいままに文章にするのは、実はとても難しいと思う。 上に…

  • 音楽を探す

    音楽が無いと日々を乗り切ることが出来ない。意識低い系OLなので特に月曜の朝などはそのとき一番好きな音楽を聴きながらでないと家から出ることもままならない有様だ。 しかし、どんなにいい曲で気に入っていたとしても、そんな風に聴き続けていると遅かれ早かれ食傷気味になる瞬間がやってくる。なので、定期的に新曲を探す。10~20代の頃はテレビを付ければ毎日音楽番組をやっていて、なんとなく耳にした曲から世界が広がることもあったが、今は自ら探しに行かねば出会えない時代になってしまった。正直面倒に思う部分もあるが、止めてしまったらそこまでというか、感性が死に向かう一方な気がしてしまうので上手いこと面白く新しい音楽…

  • 沖縄で食べたものの話

    旅にもいろいろな楽しみ方があると思うが、個人的には知らない場所に行ったらその土地のものが食べたい。そう、わざわざ別記事にするくらいには。 *沖縄そば・ジューシー・もずく 昨今、どこででも食べられる気もするが、単純に好物である。 出汁の味とコシの強めの太めの麺、豚肉。滋養が体に染み渡るようで、疲れているときに食べると格別だ。 *紅芋のモンブラン *ゆし豆腐 魚介とトマトの具だくさんの鍋をいただいた。ゆし豆腐は固めの豆腐で、味がよく染みてとても美味しい。 他にも、ポーク卵サンドや居酒屋で食べたアグー豚や石垣牛など美味しいものがたくさんあった。水のきれいな場所の食べ物は素材から美味しいと思う。 にほ…

  • 皇居ラン 2回目

    旅の準備、旅、片付けが怒涛のように過ぎていった上に2月は短いので行けるか心配していたのだが、なんとか月1回のペースで皇居ランに参加することが出来ている。今回も金曜日でそもそものランナーの数がとても多い。サークル初参加の方も5人いた。 今回もポケットの無い服で行ってしまったので、スマホも時計も無くて記録が取れていない。ランアプリを入れて持って走る方がモチベーションが上がる気がするので次回までにちゃんと準備しようと思う。 今回も、周りの方々と話をしながら、止まらず、歩かずに一周することができた。自分の体力の無さから言って、これは本当に快挙なのだ。 例えば一人でも、とか、他のサークルに入っても、走る…

  • 沖縄 2泊3日

    定期的に遠くへ行きたくなる。 多かれ少なかれ、皆そうだと思う。 自分の場合、恐らく人より高い頻度で住む場所を変えたくなり、3回に1回くらい実行に移しているのでお金が貯まらないのだが、今回はとりあえず行って帰ってきた。 暖かいところは良い。出発前日に雪が降ったこともあって「亜熱帯の冬」には随分救われた心持ちだった。 *ガンガラーの谷 予約制ツアーに申し込まないと入ることが出来ない。 入口から神秘的で、ツアーが始まる前から興奮してしまった。 聖地と言われる鍾乳洞や大主ガジュマルという聖なるガジュマルを解説を聞きながら見る、90分ほどのツアーだ。 ガジュマルは今生えているところから根を上へ伸ばし、「…

  • 江國香織について

    10代の頃から読み続け、今でも変わらず面白いと思える作家は少ない。 江國香織を初めて読んだのは確か、高校2年の頃だった。あの時の私は1年間で100冊の本を読むと決めていて、しかも1冊読んだ作家の別の作品はなるべく100冊の中に入れないようにしていた。100人の著作を読む、と言い換えてもよいのだろう。 初めて読んだ時から、この人の物語の印象はあまり変わらない。どの作品にも独立した世界観があり、なのに必ずこの人が描いた作品だとどれを読んでもわかる文体が1本筋を通している。 個人的に、この人の一番の魅力はその文体だと思っている。「やわらかく冴える」とか「思い出はおはじきのように丸く可憐」とか、一見つ…

  • 読書について

    字を読みながら生きてきた。 趣味というよりもう中毒なので、大体の場面において字が目の前にないと落ち着かない。一人で食事するとき、風呂、トイレ、電車に乗っているとき。本が無くてもスマホを見てしまうし、スマホの充電が無くなればメニューや車内広告やシャンプーの成分を読んでしまう。誰に言われるまでもなく行儀が悪い。読まないのは歩いているときと寝ているときくらいだ。 ここ最近はミステリー小説を読んでいるが、面白ければなんでもいい。加えてなんとか面白い部分を見つけようとする性分なので、大抵の字は面白く読める。エッセイも新書も、興味深いものはたくさんある。 だから、読書をしたらブログ記事を書きたいと毎回思う…

  • 阿・吽 おかざき真里/小学館

    川崎大師に参ったらこの漫画について書こうと決めていた。最澄と空海(後の弘法大師)の物語だ。今、個人的に一番新刊を楽しみにしている作品でもある。 出家する前から優等生で、しかし出家する前も後も、苦しみの中に居続ける最澄と悟りの境地を求める余り体を蔑ろにしてしまう野生児のような空海。各々が仏の教えに対する「才能」(と呼んでいいのかわからないが)がありすぎて、二人がそれぞれに思うことを完全に理解できるのがお互いしかいない。 最澄は既にたくさんの弟子を抱えているし、空海は「人たらし」とまで呼ばれ、友人に多く恵まれている。 それでも、周りの他の人間は、彼らの思想を完全には理解できない。 主人公二人は要所…

  • 厄払い/川崎大師

    期せずして2週連続で神仏に詣でてしまった。 こんな書き方だと失礼な気がするが、心情としてこれ以外の言いようがない。 どうも最近ツイていないことが重なっていた。詳しく書くとまた落ち込んでしまうので止めておくが、どうにも理不尽な災難が降りかかってくることが続いていた。 そういえば今年から厄年だったな、と思い出したのが昨日の昼あたりだ。 厄年の厄払いは節分までに行うのが望ましいとされている、と聞いた。昨日2/2はフラメンコの後歯医者の予約を入れていたので行く暇がなく、2/3は節分である。そして払うならば早いところ払ってしまいたい。ならばもう行くしかない。 川崎大師駅から川崎大師に行くまでの道は非常に…

  • 初詣・日枝神社

    例年なら帰省中に地元の神社に行く機会があるのでそこで初詣が出来るのだが、今年はどうもタイミングが無く今日やっと行くことが出来た。今年はなんとなく、いつもより忙しい。 そもそも寺社仏閣は好きだが、日枝神社は特に好きだ。定期的に詣でてしまう。なにが好きなのかと考えると大事な部分は上手く言葉に出来ないのだが、あの場の空気が肌に合う気がする。都心のビジネス街の中に急に現れるのも東京という街を表しているような気がして好ましいし、おかげで休日に参拝すると周辺がとても空いているのも良い。この記事も溜池山王のスタバで書いている。なにより、日枝神社に参ると元気になる。パワースポットとはよく言ったものだ。 1月と…

  • 走る・皇居ランサークルに参加

    もっと体力をつけたい、そのためには週に1回1時間のフラメンコだけでは足りないだろうと考え、皇居ランのサークルに参加申し込みをしたのが年末年始のことだ。イベント開催日と自分の予定がなかなか合わず、昨日やっと参加することができた。 ずっと前に1回だけ個人で皇居の周りを走ってみたことがある。というか、走ったつもりだった。昨日走った道とはところどころ違うルートを通った気がするので、あの時は意図せずショートカットしてしまった部分があったのではないかと思う。 そして、その時ですら全部は走り切れず途中で歩いてしまった。初心者歓迎のサークルを選んだとはいえ、途中で止まったり遅れたりして初対面の人たちに迷惑を掛…

  • フラメンコ・3 リズム感

    年明けしばらくは、どうも仕事が忙しい。 身体的というより精神的に疲れてしまって、今週はほとんど自宅で練習ができないままだった。 昨日の練習は2種類のステップを繰り返しながら段々とテンポを上げていく、というのが中心だった。 最近先生は、1人1人を前に出して他の生徒に見せる、ということをしたがる。今回も1人ずつ順番で前に出て”リーダー”的ポジションをやることになった。 ”リーダー”は自分のテンポでステップを始め、段々と速くしていく。 他の皆さんはそれを追い越さず、遅れず、”リーダー”のテンポに合わせて同じようにステップを踏む。 自分を含め初心者ばかりのクラスなので、途中でリーダーのステップが崩壊し…

  • 空いているカフェにいる

    空いているカフェを見つけるのが、どういうわけか得意だ。 大学の頃、最寄り駅のイトーヨーカドーの2階の奥に発見したカフェが本当にいつでも空いていて、連れていく友達皆に「こんなところにカフェが?!」と驚かれていた頃から変わらない。 都会で暮らしていて不満なのは、どこでも込んでいることだ。ただ、楽しいことはまず人が集まる見込みがあるところで催されることを考えると、それは間違いなく都会の長所でもある。ここでは、私の地元のように、駅前のミスドや本屋が人が来ないという理由で潰れたりしない。 そんな都会でカフェが空いているということは、空いているなりの理由がある。今日入ったカフェも空いてはいたのだが、入り口…

  • フラメンコ・2 良い表現とは何か

    一昨日、やっと今年初めてのフラメンコのレッスンに行った。 以前の記事にちらっと書いた「自分なりに踊ってみる」ことの発表の場でもあったのだが、驚いたことに先生に非常に褒めていただいた。 尤も、褒められたのは考えていった部分というより、最後に「ああ、そういえば“シメ”ないといけないのか」とその場で何となく考え、最後のリズムに合わせて足を2回鳴らした部分だった。一緒に発表した2人と合わせて、“シメ”たのは私だけだった。 表現をするとき、上手く“シメ”られるかどうかは言われてみればとても重要だと思う。作者が死んでしまった、などの特殊な事情が無い限り、完結していない物語が商業ベースで世に出ることはほぼな…

  • ヒルトン東京 マーブルラウンジ デザート&ディナービュッフェ

    食べるのが趣味の友人がいる。 私も、生きている間になるべく美味しいものを食べたいと考えているタイプだ。 先週水曜の昼休みに突然彼女からの誘いがあり、その夜に表題のビュッフェに行ってきた。 我々と同じく食べるのが好きな方には特にデザートビュッフェが有名だろうか。 この時期は毎年苺がテーマの大人気のビュッフェで今年ももう3月終わりまで予約が埋まっているらしい、と友人が言っていた(間違っていたらすみません)。 今回は「平日限定 直前割」という友人が見つけてくれたクーポンを利用したので¥6,102のところ¥4,000で食べることが出来た。デザートビュッフェのメニューのうち15種類がこのビュッフェにも置…

  • が~まるちょば サイレントコメディ JAPAN TOUR 2018 1/12@TBS赤坂ACTシアター

    やっと見に行けた。 「パントマイムがすごいモヒカンの日本人2人組がいる」と聞いてから、気付いたら15年くらい経ってしまっていた。 そんなに時間が経っているにも関わらず、昨日見たが~まるちょばはその情報の時のビジュアルのままだった。 舞台・ライブなど生でプロのパフォーマンスを見るのが好きだ。 後日発売される映像で細かいところを見るのも好きだけれど、演者の気迫と観客の空気の中にいて、その時にしか見られないものを見るというのはつまりその時にしか感じ取ることが出来ないものを感じるということで、それはその日、客席か舞台の上にいなければどうしても体験できないものだと思う。 だから、映像と比べて割高でも、そ…

  • 走る

    正確には、今、走ることを趣味と言うのは申し訳ない。なぜなら走ることを目的に外に出たのは今日が初めてだからだ。 しかし、歩く以外の運動習慣が無いまま30を超え、体力の衰えをひしひしと感じる中で、三谷幸喜が「集中力は体力」と言っていたのを今、我が身で体感しているため、「表現」が目的のフラメンコに加え、「体力づくり」はそれはそれでやらなければならないのでは、とずっと考えてはいた。そして、年末、勢いで都会のランニングサークルに申し込んだ。 しかし、いきなり走るのに慣れている人に混じって大丈夫だろうか、と行動したそばから不安になり、私は考えた。 幸いにも、今は正月休みだ。帰省先の実家には数年前からランニ…

  • フラメンコ・1 思い立ったので

    フラメンコを習い始めて10ヶ月程経った。 そろそろアラサーも無理がある年齢となった私が、休みの日には持っているDVDを見るか、ゲームするか、漫画を読むか、ちょっと元気があれば駅前のカフェでコーヒーでも飲むのがせいぜいだった私が、なぜそんなアクティブなことをしようと思ったのか。 理由は色々あるのだが、1番はつまり、上記のような休日とは全く違うことがしたくなったからだ。 土曜の午前、金を払っている以上行かないわけにはいくまいとちゃんとアラームを掛けて起床し、化粧をし、着替えと靴とファルダを持って練習に出掛ける。ついでにゴミも捨てられる。これだけで随分規則正しい休日が送れるようになった。 社会人にな…

  • ランウェイで笑って 猪ノ谷言葉/講談社

    人生に迷ったり、精神的に参ったりしている時期は、つい漫画を買い込んでしまう。 小説を読むのにはある種の気力がいるけれど、漫画は本を開く元気さえあれば流し読みでもある程度内容を追えるところが、いい逃避になるのだと思う。 ちょっと前まで人生で何度目かの闇の中にいたとき、本屋で目について大人買いしたシリーズのひとつがこれ。 才能のぶつかり合い、友人でもあり恋の相手でもあり、夢へのライバルでもある、みたいな一言では言い表せない関係を描いた作品が好きで、「ランウェイで笑って」はファッションをテーマにそういうものを描き出す作品だと思っている。 超個人的な偏見として、漫画が好きな人は作中に「推し」を見つける…

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