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  • なんで、こうなったの?

    今週のお題「夏を振り返る」私は今、これを病院のベッドで書いている。5時過ぎに目覚め、少しぼーっとしてから、おめざにポリフェノール72%のチョコレートひとかけと、前の日に自販機で買ってきて冷蔵庫に冷やしておいたジョアを飲む。ん、おいしい。それから、朝食までは、lineをチェックしたり本を読んだりして過ごす。誰にも邪魔されない静かな時間。私の好きな時間だ。病院なのに、随分呑気だねと思われるだろうか? それもそのはず、私は骨折患者。怪我した部位は痛いが、その他の部分は元気、内臓にも問題はなく、口も減らない。 そうはいっても、手術直後は、本当に辛かった。やっとここまで来たという感じ。 夏の終わりのあの…

  • 本屋大賞ノミネート作品を読む! ③

    3回目に取り上げるのは、『さざなみのよる』(木皿泉 河出書房新社)です。 今、ブログを書くにあたり気がつきました。タイトルの『さざなみのよる』、全部ひらがなですね。「さざ波の夜」でも「さざなみの夜」でもなく、「さざなみのよる」。しかも表紙の題字は「さざ なみ の よる」という配置になっています。ひらがな表記でゆるい感じにして、さざ なみ よる と漂っているような感じ。何が漂っているって、「いのち」かなあ? 表紙の絵、よーく見るとこれも不思議。タイトルのある表面が都会の夜の街、裏面が昼の山里。カンバスに描かれた油絵風のタッチで、抽象画っぽい。(誰の画かなと思って奥付を見たら、絵本作家の荒井良二さ…

  • アラフィフの未来、占います。

    アラフィフに未来予想図が描けるか? 未来は若者のもの? いやいや、われらアラフィフの未来も、案外捨てたもんじゃない。 若いときは、未来はどこまでも続いていて、つかみどころがなかったけれど、人生の折り返し点はとっくに過ぎた(たぶん)今となって、かえってやることが見えてきた気がする。「やること」っていうか、「これだけはやりたい」とか、「これならできる」とかいうことが・・・ 仕事運 今からバリバリの正社員になることはできないけれど、ささやかな一歩を踏み出すことはできる。このブログのプロフィールで公言してしまっているが、一応ライター志望。「シュパッ!(点火する音)のライターではないよ~」などと、ダジャ…

  • 本屋大賞ノミネート作品を読む! ②

    今回取り上げる作品は『ひと』(小野寺史宜 祥伝社)です。 高校生の時に事故で父親を亡くし、女手一つで育ててくれた母親を、故郷の鳥取に残し上京してきた主人公、「僕」の日常は、ある日突然変わってしまいます。母親が、原因不明の突然死をしたというのです。きょうだいもなく、身を寄せる親戚もなく、文字通り「天涯孤独」。仕送りもなくなり、大学を辞めて友だちも去りました。安売りのカップラーメンでしのぐ日々の中で、ある日、商店街の総菜屋で、最後の一つの50円のコロッケをおばあさんに譲ったところから、物語が始まります。総菜屋でアルバイトを始め、調理師免許取得を目指して、一歩を踏み出したのです・・・ とまあ、こんな…

  • 本屋大賞ノミネート作品を読む! ①

    2019年本屋大賞ノミネート作品を読む! ①ということで、たぶん②③と続く予定です。よろしくお願いします。 一作目は、『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ 文芸春秋) 主人公は森宮優子17歳。3歳になる少し前に母親が交通事故で亡くなり、父親に育てられるも小学校4年生で別離。父親の再婚相手で今はもう別れている「義母」に引き取られることに。その後も親と呼ぶ人は次から次へと変わり(いずれも血はつながっておらず)、現在は「森宮さん」と二人暮らしです。 父親が3人、母親が2人、苗字は4回変わるという数奇な運命を背負って生きてきたわけですが、全然不幸ではないという優子の言葉に、「ウソでしょ!」とツッコ…

  • 天からの手紙

    今週のお題「雪」 『雪は天からの手紙』とはよく言ったもの。中谷宇吉郎という科学者による本の題名である。こんなにしっくりくる言葉はないと思う。 この本は、厳冬の十勝岳のふもとで、中谷氏が雪の結晶を作り出すプロセスなどをやさしく語る味わい深いエッセイ集だ。岩波少年文庫から出版されているので、10代の子どもたちでも読める・・・はずなのだが、正直に言うと科学オンチの私にはちょっと難しい。頑張って読もうと思わないと、頭に入らない。それでも「雪は天からの手紙」というフレーズは、それこそ天から降りてくる啓示のように、すとんと頭の中に収まった。なぜか。 天からの手紙はロマンチックだ。昨日までの灰色の街を、一夜…

  • バレンタイン義理チョコ事情

    今週のお題「わたしとバレンタインデー」 根が生真面目なのかもしれない。私は義理でチョコを贈るのは失礼なのではないかと、ずっと思っていた。だから、職場で女子グループから男性陣に贈る「組織的義理チョコ」以外は、義理チョコを贈ったことはない。 しかし先日、「義理でも貰うのは嬉しかったなあ・・・」という声を聞いて、「あ、そうか」と思った。 この辺りのこと、実は前回のブログに書いたのでよかったらお読みください。 www.lupinus-satoutubo.com 「義理」の中に相手を大切に思う気持ちがこもっているならば、義理チョコもまんざらではないのだろう。 例えば「組織的義理チョコ」。「いつもお世話に…

  • バレンタインデーの義理と人情

    今週のお題「わたしとバレンタインデー」 バレンタインデーと言えば思い出す光景があります。 中学生の頃だったでしょうか。父が、バレンタインデーにチョコレートをいただいてきました。手のひらにちょこんと乗るような小さな包みで、金色のラッピング。おもちゃのカギもついています。「私のハートを開けられるのはあなただけ」というメッセージカード付き。 「お掃除のおばさん(この言い方、適切ではないのですが、再現させていただきます。すみません。)にもらったんだよー」という父をチラリと見た母は、包みをひっくり返し、ためつすがめつした後に、「フン」と言いました。それから私に、「あなた食べれば?」。 おしゃれな包みに心…

  • 『また、同じ夢を見ていた』を中学生が好む理由(わけ)

    『また、同じ夢を見ていた』(住野よる/著 双葉社) 私は学校司書をしています。学校司書とは学校図書館(図書室・・・と呼ばれることが多いですが)の担当者で、小学校などでは「図書の先生」とか言われたりしている人たち、と言えばイメージいただけるでしょうか。 私の場合は中学校で働いていますが、昨年11月に、朝の全校一斉読書でクラスの友だちに読んでもらうために、生徒が家から(あるいは図書館で借りて)本を持ってくるという試みがありました。終了後、生徒およそ600人が実際に持参した本について冊数を集計してみたところ、ダントツの1位が『君の膵臓をたべたい』(住野よる)でした。そして以下、次のように続きます。 …

  • 折り紙で作るハートのしおり

    バレンタインデーに、折り紙のハートのしおりはいかがですか? 作り方はとてもカンタン。 折り紙は、10㎝×10㎝に切ったものを用意します。いろいろ試してみましたが、この大きさがちょうどいいです。 まず、折すじをつけます。ていねいにしっかりつけると後が楽です。 ①角と角を合わせて半分の三角に折ります。 ②いったん広げて、残りの対角線の折筋もつけます。 ③広げます。このように山折りの筋がついています。 ④白い方が表になるように、辺と辺を合わせて半分に折ります。 ⑤広げて、④でつけた折筋に合わせて、折筋をつけます。 ⑥広げます。このように折筋がついていることを確認してください。 これより、ハート型に折…

  • 東京郊外野鳥の追っかけ 2019.02.02

    バードウォッチングが好きです。休日の午前中は、自宅周辺の川沿いの遊歩道を、デジカメ片手に散歩します。前回、前々回のブログでは、サギさんにカモさんと大きめの鳥さんだったので、今日は小型の野鳥をカメラに収めようと張り切って出かけたのですが・・・ 難しいですね。メジロさん、コゲラさん、シジュウカラさんなど、チラリと見かけたものの空振りでした。動きが速いし、樹の上の方でズームが効かないし、比較的近くにいても逆光だったり。さえずりが聞こえて、そうっと近づいていくと,途端に鳴きやむ鳥さんたち。し~ん・・・ 嘘のような静寂。このくらい用心深くないと、小型の鳥さんは生きていけませんね。さすが。 そういうわけで…

  • 冬の夜は怖いから

    今週のお題「わたしの節分」 クリスマス・イブ、除夜の鐘、節分。これらの共通点は、冬の夜、家の窓を開けた時に頬に当たるキーンと冷えた空気。そしていずれも、何かが起こりそうでミステリアスな雰囲気。子どもの頃、冬の夜が怖かった。 とは言っても、クリスマス・イブは、怖いというよりはわくわく感が先立つもの。絵本などで、小さな男の子が窓辺で、トナカイのそりがやってくるかと夜空を眺めているシーンがよくありますが、私も同じようなことをしました。サンタさんはたぶん本当にはいないとわかっていたけれど、「もしかしたら鈴の音が聞こえたりして・・・。聞こえたらどうしよう?」なんて考えていました。しかも結構大きくなるまで…

  • 東京郊外野鳥の追っかけ 2019.01.27

    子どもの頃、朝早く起きて、近所の神社に出かけるのが日課でした。境内の松の木に来るオナガを見るためです。目の覚めるようなブルーの鳥の姿にわくわくして、鳥の邪魔をしないように、じーっと息を詰めていたものです。 今でも、野鳥観察が好きです。今時分は、休日にデジカメ片手に川沿いを歩いています。この時期にしか会えない冬の渡り鳥がいるからです。 東京の郊外ですが、ありがたいことにまだまだ自然が残っています。散歩でパチリ出来た野鳥の写真を、少しずつ紹介します。今回は1月27日に出会ったカモさんやサギさんたちです。 アオサギ ヒドリガモ オナガガモ カルガモ ダイサギ アオサギ 川沿いのアパートの屋根の上。こ…

  • 原田マハ『暗幕のゲルニカ』はどこまで史実か?

    こんにちは。できたてホヤホヤブログ「本と砂糖壺」へようこそ。このブログ、読書6割&散歩3割&くらし1割のつもりなのですが、今回初めて、メインのつもりの本について書きます。 今回書かせていただくのは、原田マハさんの『暗幕のゲルニカ』です。 この本を読もうと思ったのは、以前池上彰さんが、スペインの近現代史についての番組で取り上げていらっしゃったからです。 話題作でしたので知ってはいたのですが、興味がわかず手にしていませんでした。原田さんの作品、何作か読ませていただいていますが、最近の作品『奇跡の人』を読んだときに、史実のパロディーみたいな内容に違和感を覚えてしまったからです。 読んでいらっしゃらな…

  • 体調管理ができたら世話ないなー

    今週のお題「冬の体調管理」 体調管理ができるようになりたい。それができたら病気は怖くないし、医療費もかからない。病院に行く時間もいらない。心配もない。 けれど、思わぬ時に風邪をひく。「何で今?」ってときに膝が痛い。管理できていない。 そもそも自分は諸々の管理が苦手かもしれない。一番耳の痛いところが「時間の管理」。ちょっとブログを・・・とパソコンを立ち上げて、ちょっとのつもりが夜更かしになってしまう。そう、今だって、ちょっとチェックするつもりが、「今週のお題」が出ていることに気が付いて書き始めてしまった。だからこんな、投げやり風な文章になっている。 認めたくないが、物の管理も苦手かもしれない。仕…

  • プロフィール画像を変えたのに反映されないときは

    こんばんは。生まれたてのホヤホヤブログ「本と砂糖壺」へようこそ。生まれたてのホヤホヤで、まだベイビーなので仕方がないのだけれど、あまりのアクセス少なさにちょっと悲しくなって、どうしたものかとググってみました。 中でも、「プロフィール画像はキャラっぽくして、Twitterと連携しているのなら同じものにするとよい」みたいな一文が目に留まりました。それまではとりあえす時計の画像を使っていたのですが、キャラっぽくて、Twitterとも同じ(全く同じ写真ではありませんが)ものに変えることにしました。すぐできるなと思ったのですが・・・ 意外につまづいたので、その顛末を書きます。 プロフィール画像の変更 ブ…

  • 新宿山の手七福神巡り

    こんにちは 「本と砂糖壺」へようこそ。今日は、西武鉄道がやっている「ウォーキング&ハイキング」の「新宿山の手七福神巡り」に参加してきました。 www.seiburailway.jp この頃自覚したのですが、私、スタンプラリーとかポイントラリーとか、好きみたいです。「ウォーキング&ハイキング」はおすすめコースがたくさんあって、参加するとスタンプを1個もらえます。10個たまると、プレゼントに応募できるんだそうです。壮大なスタンプラリーですね。 そもそも、七福神巡りも、スタンプラリーみたいなもん? 午前10時過ぎ、西武新宿駅より出発。特設テントにて本日のコースマップをもらいました。 巡る七福神と順番…

  • 24時間戦っていた頃

    バブル期の銀行員でした。 担当は、支店の窓口業務。365日、プレッシャーでした。その日の勘定が合うかどうか、社会人になって日の浅い私にとって、それは大問題でした。勘定が会わなかったら、店の行員全員でくまなく原因を追究します。解決するまで、誰一人帰ることはできず、重たい空気が流れます。もし自分の間違いが原因だったらどうしようと、気が気ではありませんでした。 午後3時、ガラガラガラとシャッターが下りると、一斉に勘定合わせの作業が始まります。当時はまだ、電算化は初期の段階でしたから、伝票をすべて手計算で突き合わせをします。一斉にパチパチパチと鳴るのはそろばんをはじく音。高卒の先輩たちは、そろばんも暗…

  • サギさん、お三方 紹介します!

    散歩が好き。冬はデジカメ片手に近所の遊歩道をぶらぶら歩き。目当ては、野鳥。 東京郊外ですが、よーく見ていると、さまざまな野鳥に出会えます。私の散歩コースは、川沿いなので水鳥が多いです。今日の散歩で出会った川の常連、サギさんお三方を紹介します。 アオサギ アパートの屋根の上で、ゆうゆうと川面を眺めるアオサギさん。「川の王者」と、私は勝手に呼んでいます。やや青みがかったグレーに近い白色。大きさ90センチくらい。この辺りの水鳥では一番大きいです。アオサギさん、縄張りがあるのか、だいたい同じ場所にいます。お気に入りなのかな? 水の中にいると違った姿勢で、これと同じ鳥とは思えないのですが、それはまたの機…

  • 2019年の抱負

    今週のお題「2019年の抱負」 抱負というと、「抱」という文字が入っているせいか、夢を抱くような楽しいことを連想してしまします。本音は、「ブログでお小遣いを稼げるようになりたい」とか、ついつぶやいてしまいたくなるけれど、それは「目標」と表現した方がしっくりくる気がします。「○○の資格を取るぞ!」とか「毎日○○をするぞ!」とか、「一発逆転、家を片づけるぞ!」とか高らかに宣言したくなることもたくさんあるけれども、そういった「お勉強系」や「修行系」、「労働系」など難行苦行的なことは、ここでは脇に置いておきたい。ストイックにならないで、夢があって、それでいて実現が難しくはないもの。そんな基準で3つ、考…

  • そのブログ、何のため?

    今週のお題「ブログ初心者に贈る言葉」 ブログに限らず何事も、「何のためか?」という目的を自覚していないと、それは迷走してしまう。自分はブログで何をしたいのかという問いかけは、重要だと思う。 もし、純粋に趣味のためのブログならば、楽しんでやることを大事にしたい。無理はしない。たとえば、睡眠時間を削ってまでして、毎日アップしなければという考えに縛られなくてもいいと思う。別の趣味にもっと時間を使いたくなったら、アップする頻度が少なくなってもいいし、ブログ執筆に興味を失ったらやめればいい。人生で、自分の好きでないことに時間を使うのはもったいない。 もし、ブログでお小遣い稼ぎをしたいならば、多少の無理は…

  • 「本と砂糖壺」へようこそ

    こんばんは。 生まれたてホヤホヤブログ「本と砂糖壺」に来てくださってありがとうございます。「本と砂糖壺って何のブログよ?」と思われる方のために、説明しなければ・・・ 私、一昨年の9月より、週末を利用して旧東海道を歩いていまして、その様子をブログにアップしています。 www.lupinus-shiroyagi.com ただ、ややマニアックな内容かなという気がしてきて、街道ウォークに特化したブログと、その他日常のあれこれブログとを分けることにしました。 あれこれブログがこの「本と砂糖壺」です。書評・散歩(バードウオッチングとか、史跡巡りとか)・その他日々の楽しみを綴ります。どうぞよろしくお願いいた…

  • あけましておめでとうございます。

    2つめのブログを誕生させました。どうぞよろしくお願いいたします。

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本と砂糖壺
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