意見を伝えることの大切さ

あなたは、人に意見が言えているだろうか。ここで言いたいのは、意見は必ず言わなければいけないといった強制ではない。ただ、周りの状況をみて大人になったつもりで意見を言わないのは、ただの「つもり」でしかない。言いたいことを言わずに、その気持ちを体内に溜め込むことはさらなる負担をあなたの心に要求する。あなたの心は、その場の状況を守るためのものではないよ。あなた自身を守り、十分に発揮するためのものなんだ。自分に正直に。心を楽に。

ギブアンドテイクではなく、ギブアンドギブ

ギブアンドテイクの考え方は、私がギブしたらその分をテイクで返して欲しいという考え方です。このスタンスはあまりいい結果を生みません。どうして私はこれだけ与えたのに、あなたは返してくれないのか？どうして私は沢山与えたのに、あなたはこれだけしか返してくれないのか？行為としては、自分から与え、相手にも与えてもらうというとてもよい関係ですが、そこに対する態度がよくないです。これを、ギブアンドギブに変えてみましょう。まず私が与える。相手のテイクを貰う気はなく、また与える。すると相手も与えてくれるときがあります。それに自分が与えているゆえに、相手に気兼ねなく頼れるようになります。与え、与えてもらう関係であり…

自分の心に素直であること

自分の心に素直であろう。何か気にかかることがあったとき、素直に聞くのも自分の心、気持ちからくる行動であるし、まぁこれは聞かなくてもいいか、と思うのも自分に素直な行動だ。その気持ちと行動を、受け止めればいい。自分の意思でした行動として、理解しよう。人のせい、周りのせいではなく、あなたはやりたいようにやったのだ。素直に、心を楽に。

人と違っていい

あなたが自分に正直な気持ちを出して、私も自分に正直な気持ちを出したら、二人の気持ちは一致するだろうか？それぞれ違う二人だから、一致しない？一致しないのは嫌だから、自分の気持ちは脇にどかして相手に合わせる？それは無理が生じてしまうよ。自分の気持ちに嘘をついて、相手に合わせてはいけない。それは、相手にも嘘をついていることになるよ。二人は違ってもいい。二人の気持ちが違うことをまず認識しよう。そして、なぜ、その気持ちになったのかという背景をお互い知り合おう。お互いの背景を知る中で、同意できたなら同じ気持ちになれたね。もし同意できなくても、誰も悪くないよ。二人は違う背景を持っていたと、認識するだけ。これ…

弱い自分も受け止める

反省することは大事。自分がどういう思いで、その行動をとったのか。自分でしっかり受け止めることは大事なことです。私が望んだことではなかった。そう言いたくなるときもあるでしょう。誰々にこうされたから、仕方なくやったんです。本当にそれ、仕方なかったですか？本当に嫌だったら、どうにかする方法があったのでは？あなたの行ったことは、全てあなたが望んだことなのです。きっかけは色々でも、行動はあなたの意志通りのことなのです。だから、そんな行動をとった自分を認め、受け止めてあげてください。そこから、変われる。心が楽になれますよ。頑張りましょうね。

エレベーターで挨拶しそびれても

あなたの知り合いがエレベーターに乗ってきた。ちょうどあなたと一緒に乗り込んだから、乗ってきたことには気がついていなかった。エレベーターは幾人かの人で満たされ、動き出す。あなたは挨拶しようか迷うだろうか。その迷いゆえに、気まづい思いを感じるのだろうか。挨拶をしないことで、悪いことをしている気になるだろうか？そのまま受け止めてください。挨拶をすることに迷う自分を、受け止めてください。自然に、受け止めてください。私は、迷っていてだから、今は、挨拶をしない。と。挨拶は今度、正面で目が合った時にすれば大丈夫です。楽に生きよう。

電車で向かいの席が空いたら

ここは立っている人がいないくらい空いている電車。あなたは、座席に座っている。あなたの座っている両隣にも人が座っていて、座席を皆で埋めている。ある駅に電車が止まった。向かいの座席からは4人ほど人が降りて少し広いスペースができた。このとき、あなたは席を向かいに移動しますか？もしかしたら、移動しないのではないですか？それはなぜだろう。移動するために立ち上がるのが面倒？立ち上がって注目を浴びるのが嫌だ？向かいの席に移動してみよう。広い空間で、余裕を感じて、心を休めてみよう。楽に、生きよう。