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160ヶ月 http://yukinarimathunari.livedoor.blog/

婚約者が急逝。彼を喪い突如、独り。誰にも言えない感情を抱え込んだ自分自身の為の避難所ブログ。

まつ
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2018/12/29

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  • 解放されたい

    高校生の時に母を癌で亡くし、二年前に最愛の彼を突然の病で亡くし。 他にも近しい人との死別を経験していて、大切な人との縁が悉く薄い私だが、どうやら一人だけ例外が居るようだ。 父親。父とだけは、離れたくても離れられない縁の深さを感じずにいられない。それ

  • 突然過ぎた死

    あの日、2018年7月10日。朝に鳴った電話は、彼のお母さんからだった。「今、〇〇、手術中なの。緊急手術でね」未だ布団の中の私はよく、理解出来なかった。これまでにも突然入院した事が二度程あったが、何れも緊急手術が必要になるような病気では無かった。

  • 命日。

    一周忌の法要と納骨は、先日済んだ。なので特別何かをする訳でも無かったのだが、命日である今日、私は有休を取った。結構な夜更かしをしてしまった事もあり、普段の休日と何ら変わらない時間を過ごしつつ、出掛ける準備に取り掛かる。夕方着を目安にのんびりと、家

  • あなたの番です

    ☆☆ドラマのネタバレを含んだ内容になります☆☆彼が亡くなって11ヶ月と少し。半年を過ぎる頃までは本当に、ドラマ等の所謂作り話を観る気にはなれなかった。それが不思議なもので、毎日のように彼を想い泣いている現状は変わらないのに、少しずつドラマや

  • たかが元号、されど

    彼が恋人であり親友でもあった私には、このゴールデンウィーク然り、長期連休など粗粗苦行のようなものだ。予定が無いが故に毎朝のんびり寝てはいられるのだが。平成の大晦日だの令和だの、お祭り騒ぎの世間とはかなりの温度差を感じながらも、私は終わりゆく平成と始

  • 更に、解散。

    彼の知らない新元号の響きがどうにも哀しく、改めて時代の終わりを実感していた私に更なるダメージを与えるニュースが飛び込んできた。Janne Da Arc解散。先日のKalafina同様、彼を送り出す曲の一つに選んだのが、ジャンヌ解散に至った脱退したメンバーのソロプロジ

  • 解散

    彼を送り出す曲の中の一つにも選び、先日ゴールデンボンバーのCDを購入した際に実はもう一枚買っていたものの、未だ聴けていないCDのアーティスト。彼と私の想い出を彩る、Kalafinaの解散を昨晩、知った。歴史好きな私達はよく、滋賀や岐阜を訪れた。夕陽が射し込む

  • 168ヶ月

    14年前の今日、付き合おうと彼が言ってくれた。元々友達だったがとあるきっかけで急速に仲良くなり、私は8歳も年下の彼にいつしか恋をしていた。幾ら仲が良くてもこの歳の差だ、恋愛対象としては見てもらえないだろう。そう思っていたのは彼も同じで、まさかの両思い

  • ガガガ⋯

    彼とは、趣味もよく合った。元々、音楽を通じての友人だった為、ドライブ中に聴く音楽も共通で好みの曲がかなり多かった。だから、急逝した彼の葬儀で流してもらった曲も、もし彼本人に問えたならばかなりのシンクロ率に違い無い選曲が出来た。だが、それらの曲は7

  • 一日早めの

    会社で今日、バレンタインの準備を済ませてきた。うちの会社は私を含めて毎年、この準備を結構楽しんでいる。ブライベートでは父と、そして彼のお母さん達に渡すのも毎年恒例なので、今年も変わらず準備中。その作業の中、一日早いけど彼にもチョコレートをあげてみた

  • 日記

    彼が亡くなった日から、アプリを利用して毎日、日記を書いている。今のこの感情や想いを余すこと無く書き残したくて始めた日記だが、特に彼の葬儀を終えるまでのあの数日間は、半年が過ぎた今になって思い起こせば少々、異常だった。日記だけで無く、“彼との時間”

  • 批判では無く

    活動休止。解散。引退。私自身、昔から音楽が好きでいろいろとライブへ足を運んだり、とあるミュージシャンのファンクラブに入っていた事もあるので、こういう際の喪失感や脱力感等、ファン心理はとても良く判る。判った上で、今の私は思ってしまう。平和で羨ま

  • 薬指の怪我

    包丁で餅を切っていたら、指まで切った。みるみる溢れる血と痛みに、絆創膏ではちょっと間に合わないかも、と思いながら流水を掛けつつ傷口を抑え続けた。鏡開きで指まで開く己のポンコツ具合。情けない。指先だからいつまでも血が止まらないのだろう、とは思ったが

  • 連休最終日

    年末年始に限らず、長期連休はあっという間に終わるものだとずっと感じていた。「もう連休半分終わったで。早いな。」決まって彼がそう言っていた事を思い出す。人生初ではなかろうかと思う程、この年末年始の9連休は長く感じた。大晦日から三が日までの4

  • 紙一枚の重み

    彼と婚姻関係では無かった私はこの年末、「お前は年賀状出すのか」と一度ならず二度までも聞いてくる無神経な父親に鏡餅やら雑煮の買い出しに駆り出され、雑煮を作り、年越しそばを共に食し、とても話す気になれず新年を迎える前に早々自室へ引き上げた。そして大晦日から

  • 彼の為、自分の為

    「まつちゃんは、俺が死んだら分骨してもらうん?」亡くなる一ヶ月程前だったか、車の中で急に彼がそんな事を聞いてきた。多分、テレビから流れていた番組の内容が影響しての発言だったと思うが、その辺りはあまり覚えていない。ただ、あの時の私が引っかかった

  • 仕事納め

    仕事納め。毎年、この日が楽しみだった。うちの会社はお昼で終業、彼の会社は定時の後に忘年会。私は連休用のお泊まりの準備をしながら、彼が迎えに来てくれるのを待つのが恒例だった。今年は、今年からは、違う。帰り道に立ち寄ったお店で買ったのは、いつも週

  • 少数派

    自分が独りで在ると云う現実を思い知らされるのは、何も街中へ足を踏み入れた時だけでは無い。自宅で点けているテレビから流れてくるコマーシャル。この威力が中々凄い。食品に洗剤、保険や住宅。大抵のテーマが家族やパートナーで、絵に描いたような幸せのまさしくモデ

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