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いぬがお膠原病内科医の私情漏声 https://dr-yuzumi.hatenablog.com/

しがない新進気鋭のリウマチ膠原病内科医(自分への圧力)のダダ漏れ日常と趣味ひとかけと医学少々。

今の野望はいつかどういった形でも本を書くこと。サムネイルを妻に書いてもらうことにしました。

夕隅 大智
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2018/12/27

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  • 初詣でオーバーキルされた話

    皆様は初詣は行かれただろうか。 人混みがどうにも嫌で先日ようやく初詣に行った。おみくじの結果に左右されまくる私は何となく気が引けるものがあるがそれでも気になって引いてみることにした。 旅行先の鶴岡八幡宮で大凶を引いて落ち込む妻を見ながら爆笑した昨年。妻もそのトラウマを抱えながら参戦。 じゃんけん負ける日ってメンタルなのかやる前から負けるな、って思うよね。でもその日は自信満々に引いた。 結果は妻と一緒に確認。まず先に結果を見た妻は... …吉。 そして僕は… …凶!! しかも内容を読むと、 「女離のことあるべし慎め」 =女性の甘い言葉に心を惑わせていると身を滅ぼすことになる、と。 妻を前にしてな…

  • 捨てられない夫と捨てられる妻

    見慣れたものをある時突然目新しく感じることはあるだろうか。「ジャメヴュ」だ。 初めてのものであっても既視感を覚えるのが、「デジャヴ」で、 その逆がこの「ジャメヴュ」。さすがフランス語で難しい。 意味は逆に「未視感」、見慣れたものであったとしても目新しく感じる現象を表す。 見慣れた自分の持ち物がある日に突然、こんなデザインだっけと新鮮に感じたり、それまでそうでもかったのにお気に入りになったりする。 基本的に年末の大掃除は毎年失敗に終わっている。 こんまりさんの「トキメキ」を感じるか、は本来一つの基準として良いのだろうが、自分は無理そうだ。 この「ジャメヴュ」が起きて(使い方が合っているか分からな…

  • 過半数の人は異性の親に似た人に惹かれるらしい

    だそうがどうだろうか。 少なくとも僕の妻は、私の母親に似ていない。 母親は非常に目立ちたがりで、妻はかすみ草が好きな性格。 (かすみ草は脇役になることが多いようだ) とある調査では配偶者が自分の異性の親に似ていると感じたことのある人の割合は、女性で53.4%、男性で58.7%だそうだ。 先日、ピコンと通知が鳴ったスマホに目をやると、従姉妹のInstagramの投稿である。 何気なく投稿を見ると目を疑った。 従姉妹と写っているのが叔父(従姉妹の父親)にしか見えなかったからである…。 少し今より若い時の叔父を知っているし、アルバムでもっと昔の写真を見て叔父の昔を知っていたから尚更である。 本人には…

  • 膠原病内科としての医者冥利

    「本当に親身になって見てくれてありがとう」 時々患者さんやその家族から言ってもらえる言葉。医者冥利に尽きるとはよく言うものだが、本当にそう思う。 もちろん地域差はあるが、膠原病内科は科の特性から内科全般を見ることも多い。 膠原病があるということで内科としてのかかりつけになることも多い。 大学病院では無論そういったことは多くないかもしれないが、市中病院ではおおよそそのようなところが多い。 「関節リウマチの患者さんはドアノブも回すのが辛いから、 こちらから開けてお迎えしなさい」 膠原病の先代・先輩方から継がれてきた教えだ。 今やスライドドア式の診察式が多く、もはや言葉通りではなくなってはいるが、退…

  • 最近の子どもには反抗期がないらしい

    「最近の子どもには反抗期がないみたいですよー」 入院している40歳前くらいの男の子2人を育てるとてもお綺麗なママ患者さんから聞いた驚きの言葉だった。 もしかすると子どもがいない自分が取り残されているのかもしれないが、 そんなことがあるのか?と些かいささか信じられない。 無論、自分の反抗期がひじょーーーに激しかったからである。 2歳のイヤイヤ期はエゴを育てる時期だと言われるが、 (どうも自立したいがうまくできないことを表現できずになっているようである) 反抗期も自立のために必要なステップなんだと思っていた。 そんなことまで我々は置いて行かれているのか!と妻と恐れ慄いたのである。 (妻もバチバチの…

  • 思わせぶりモテの初期研修医

    年が近いことや研修医とともに入る救急当直もあり、初期研修医の先生や実習で回ってくる学生と関わることが多い。 ローテートしてくれている研修医の先生に対して勝手に教育役を買って出ている。もし好きで選んでいなかったとしても、興味がなかったとしても、少しでも面白いな、と思って貰えるようにちょっとずつフックを置きながらスライドをコソコソ作っていたりする。(これがまた長いのが悪い癖だが…) もちろん、アウトプットで自分自身に定着させることができるし、やってみると説明している中で新たな発見があったりして、自分の時間が割かれても価値はあるかな、と思ってやっている。 今の職場の研修医というかなり狭いフィールドの…

  • 美味しいものを、ちょっとずつ。

    先日妻とランチデートした。 我が家のかなり大きめの車ではブロック塀スレスレの古い住宅街の道を通り抜ける。 こんなところ?というところにひっそり現れる、見た目はこれまた古めの住宅のお店。 言われなければレストランとは思わず通り過ぎてしまっていただろう。 9品の前菜。これが至高。 「美味しいものを少しずつ」というコンセプトの前菜のようだ。 この年齢になってその良さが分かった気がした。 2022年は新年早々、焼肉の食べ放題に行った。 何を隠そう吝嗇家・貧乏性の私は後先考えず、ひたすら胃に文字通り食事を詰め込み、 自宅に帰ってから新年早々「吐き初め」をしたのである(汚くてすみません、笑)。 今年はその…

  • 認知症進行抑制薬「レカネマブ」の話

    高齢化社会の今の医学の壁、悪性腫瘍を乗り越えた先には、認知症の高齢者だらけの社会が待っているかもしれない。 「こんな社会嫌だ、どんな社会?」の大喜利の答えになりそうだが全然笑い事ではない。 どんなに病気の解明が進んで治療が開発されたとしても、脳の寿命というか限界がおよそ120年だとどこかで聞いたことがある。 アルツハイマー型認知症の原因であるアミロイドβを除去して認知症の進行を抑制する「レカネマブ」が承認された。完全承認まではもう暫くかかるようだ。 (お恥ずかしながらソースレベルが素人レベルで恐縮なのだが…) 2021年にアデュカヌマブが先行しているが、データ不十分とレカネマブの2倍にもなる薬…

  • 100万円の出産

    2023年この1月から出産準備金として10万円がクーポン等で給付され、2024年度から出産育児一時金が42→50万円に引き上げられるようだ。 そもそも出産は病気ではないので保険診療ではない。2021年度の出産費用の全国平均は47.3万円。出産育児一時金と差し引いてもどうしても足が出てしまう。東京都内はエステ等がついてtotal 100万越えの所謂「セレブ産院」などもあり激戦区なようだ。 確かに妻が妊娠して出産を見据えたとき、きちんと調べていないわけだが、各病院・産院の出産費用にいてはとても不透明だな、と感じた。 これに対して2024年4月には、各医療機関で出産費用の公表を行う枠組みが作られるそ…

  • 病棟急変。アマゾンに赴いた後輩。

    研修医時代の思い出。 ある日の救急当直。私の研修病院では2年目と1年目の研修医がセットで当直をしていた。病棟急変にも呼ばれることがあり、その日は1年目の先生がまだ対応に慣れていなかったこともあり、2年目の僕と1年目のA先生(仮)とともに対応した。 まあ一通り何とか対応を終えて、 僕「一通りやったこととかカルテに記載お願いね、後で確認するよー」 とカルテの記載をA先生にお願いした。 少ししてカルテを覗いて見ると、 「◯時×分。△にて救急科にコールがあり、我々は□□病棟に赴いた。〜〜〜」 何も間違っていないんだけれども、 まさかの物語調のスタートと、今にもアマゾンに赴いていそうな文章に 当直中のカ…

  • 最初に質問する奴は偉いしLINEの返信が早い。

    最初に質問する奴は偉い馬鹿な質問をする奴は偉い関係ない質問をする奴は偉い 慣用的な言葉だが、日々日々痛感させられる言葉だ。 学会に限らず、講演会から小規模な講義まで自分に言い聞かせている。 言い聞かせてはいるのだが。なかなかできない…。 そして「最初に質問する奴」はLINEの返信も早い。 決して暇なわけではなく、後回しにしない人なんだな、と思う。 こう僕自身が感じたのは、学生時代のブロガーの大先輩だ。 先輩は信じられないくらいの大きさ・量の仕事を任されていたし、いの一番で質問して人前で話す姿もそれは堂々としたものであった。 そんな僕は質問できたとしても、典型的に慣用句の2, 3番目の人で、様子…

  • ブログ界隈への帰還 〜医大生→医者カテゴリへ〜

    とても愚直で愛らしい。紛れもなく、早朝の新幹線内でキーボードを押しているこの自分だ。(え、僕…?!)3日坊主ならぬ1-2日坊主でお馴染みの僕が、よくあるコラムやら自己啓発本を読んで、いつかやろうを今年やろう!アウトプットで圧倒的成長!(?)という気持ちで一念発起でブログを開設しているのだ。 夜な夜な変なテンションで書いた記事や思いつきほど危ないものはない。以前に数年間ブログを更新していたことがあったが、筆が走る夜に書いた記事に限って後から読んでみると、実につまらん…!とまあ自己嫌悪になりながら、いつしか多忙を理由に託けて辞めてしまっていた。 しかし、懲りずに今回もこうして記事を書いている。立派…

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