こんにちは。“ころは”店主のミキです。 はてなブログでいつもご覧いただきありがとうございます! 先日より、ブログを引っ越しし、今後はnoteから様々な情報をお届け致します。 新しいブログでもフォロー頂けますと幸いです。 新しいブログは以下からご覧ください。 今後も、 うつわと道具や ころは をよろしくお願い致します! note.com 作家のうつわと道具を取り扱っています。
ほっこりと温かみのある秋の食卓のうつわ~川名萌子・hapun pottery ふたり展~
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 8月26日(金)から当店で開催される展示会についてご紹介致します。 【川名萌子・hapun pottery ふたり展】 参加作家:川名萌子[陶芸]/hapun pottery[陶芸] 色土を貼り合わせたり、細かい文様の象嵌の制作をされている【川名萌子】さん。 色化粧とフリーハンドで描かれた線で楽しいうつわを制作されている【hapun pottery】さん。 細やかな技術と感性から生まれるほっこりと温かみのあるうつわ作品の数々です。 秋の食卓にぴったりなお二人の作品をぜひご高覧下さいませ。 【川名萌子・hapun pottery ふたり展】 参加作家:川名…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 日差しの強い中歩いていると、喉はカラカラ。 こうも蒸し暑いと、心もイライラ。 氷を浮かべた冷たい水でも飲んで、すっきり気分になりたいものですね。 冷たい水と言えば、ふと思い浮かぶのがガラスのコップ。 見た目が涼しげなガラスのうつわは夏にぴったり。 今回は、夏に疲れた心を癒してくれる、「ゆらぎ」が魅力の吹きガラスを紹介します。 ひとつひとつ、表情豊かな吹きガラス ガラス製品は様々ありますが、実は全てが同じ方法で作られているわけではありません。 吹きガラスとは、ガラス製品を手作りする際の技法の一つです。 吹き竿とよばれる金属管の端にガラス生地を巻き付け、反対…
清涼感と安らぎを感じる磁器とガラスのうつわ~川西知沙・栗原志歩 ふたり展~
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 7月22日(金)から当店で開催される展示会についてご紹介致します。 【川西知沙・栗原志歩 ふたり展】 参加作家:川西知沙[陶芸]/栗原志歩[ガラス] 水と色のゆらぎをまとった磁器制作をされている【川西知沙】さんと、 水と光をテーマに吹きガラス制作をされている【栗原志歩】さんのふたり展です。 お二人とも「水」をテーマされており、透き通った柔らかい雰囲気のうつわ作品をご覧いただけます。 日々の暮らしに涼やかさと安らぎのエッセンスを与えてくれる展示会です。 ぜひご高覧下さいませ。 ※22日(金)・23日(土)のご入場はご予約制となっておりますのでご注意ください…
目に涼やか、手に取ってひんやり。夏の食卓にさわらかさをもたらすうつわたち
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 ムシムシじめじめの梅雨が終わると、 待ち受けているのは、考えただけでもぐったりしちゃうような暑い真夏。 クーラーの下でじっとして居られれば良いけれど、 そうも言ってられないのが日常というもの。 ごはんだってしっかり食べなきゃ、バテてしまって、 この季節を元気に乗り越えられませんよね。 それではせめて、 気持ちくらいはさわやかに食事に向き合いたいものです。 というわけで、今回は 目に涼やか、手に取ってひんやり、 清涼感や清潔感が伝わる、夏の食卓にぴったりのうつわを紹介します。 冷たい麺にうれしい竹製品 夏に食べたいものの一つに「ざるそば」がありますね。 そ…
緊張感と佇まいのある器 ~児玉修治 陶展‐雨音をききながら‐~
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 6月24日(金)から当店で開催される展示会についてご紹介致します。 【児玉修治 陶展‐雨音をききながら‐】 児玉修治さんに当店で展示して頂くのは3度目。 児玉さんの展示会ではいつも雨音がきこえていました。 (雨男児玉さん)「ころはさんで展示するときはいつも雨なので…」の一言でサブタイトルが決まりました。 今回もここちよい雨音をききながら… 児玉修治さんの「緊張感と佇まいのある器」の世界をお楽しみください。 ※24日(金)・25日(土)のご入場はご予約制となっておりますのでご注意ください。 【児玉修治 陶展‐雨音をききながら‐】 会期:2022/6/24(…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 6月3日(金)から当店で開催される展示会についてご紹介致します。 【祥公窯とマノメ工房のうつわ展】 参加作家:祥公窯[陶芸]/マノメ工房[陶芸] 日々の生活に彩りを添えてくれるうつわ達。 今日はどんなうつわに盛り付けようかなとわくわくする楽しみ。 そんな日々の小さな幸せが、かけがえのないものだと感じます。 兵庫県丹波篠山の地で活動されている【祥公窯】と 茨城県笠間の地で活動されている【マノメ工房】の 日々の生活を彩るうつわの数々をご紹介します。 ぜひご高覧下さいませ。 【祥公窯とマノメ工房のうつわ展】 参加作家:祥公窯[陶芸]/マノメ工房[陶芸] 会期:…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 5月13日(金)から当店で開催される展示会についてご紹介致します。 【情景を詠むうつわ展】 参加作家:片瀬有美子[陶芸]/陶器あ⇔ん[陶芸] 長野県安曇野と兵庫県淡路島の地でそれぞれの作陶をされている 二組の陶芸家の展示会を開催します。 磁器土を使い、鋳込み成形と「モカウェア」という技法により作陶される 【片瀬有美子】さん。 淡路島の土をブレンドし、ろくろや型打ち成形により作陶される 【陶器あ⇔ん】さん. 素材も成形方法も全く異なるお二組。 それぞれの地で生まれる、それぞれの情景を思い浮かべながらご高覧くださいませ。 【情景を詠むうつわ展】 参加作家:片…
蕎麦の側(そば)だけじゃもったいない!あなたのお側に万能うつわの蕎麦猪口いかが?
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 日に日に暑くなるこの頃。そろそろ冷たいお蕎麦が恋しい季節となりました。 蕎麦つゆに、きりっと冷えた麺をさっとくぐらせすすり上げると、汗も吹き飛び気分もすっきり。 「夏だなぁ~」だなんて、実感しますよね。 その蕎麦つゆに欠かせないのが蕎麦猪口。 “夏限定の蕎麦専用容器”といった印象がありますが、実は使い勝手抜群の“全季節OKの万能うつわ”なのです。 今回は、蕎麦猪口の「お蕎麦以外でも大活躍!」を紹介したいと思います。 まずは、お茶やおやつはいかがでしょう コーヒーや紅茶でほっと一息。 蕎麦猪口はちょうど手のひらに馴染むサイズ。 両手で包み込むと、じんわりと…
【ご購入いただく前に】手づくりのうつわの特徴・ご理解いただきたいこと
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 作家のうつわって、それぞれ個性があり面白いものが多いですよね。 それは、機械生産では作ることができない手づくりのうつわならではの魅力なんです。 また、作家のうつわは一つ一つ手作業で制作していることと、 作品としての表現の幅を広げる為に、敢えてサイズや色味など個体差を出しているものもあります。 山で採った土を使ったり、流れやすい釉薬を使用したりと作品の表現にこだわりがあるからこそ、不安定な部分もあります。 当店では、そういった不安定な部分も作家のうつわならではの良さと判断し、多くの皆様に作家のうつわの良さをお伝えしたいと思っております。 その為、皆様へご購…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 4月15日(金)から当店で開催される展示会についてご紹介致します。 【春の粉引 荒賀文成展】 ミルクのようなやさしい粉引の白。 ロクロから生み出される美しい曲線。 様々なお料理を受け止めてくれるおおらかさ。 春のお料理を彩ってくれる荒賀文成さんの粉引のうつわをご紹介します。 ぜひ、皆様のご来店をお待ちしております。 【春の粉引 荒賀文成展】 会期:2022/4/15(金)~4/24(日) 会場:うつわと道具や ころは(〒655-0034 兵庫県神戸市垂水区仲田1-1-6 2階) 開催時間:11:00 ~ 18:00(※ 水曜日と木曜日は定休日です。) …
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 早速ですが、写真のうつわは当店で扱っております、 ふくべ窯さんの「精炻器(せいせっき)」という名のやきものです。 来店され、こちらのうつわを手に取ったお客様が、 目を細めてゆっくりと眺め、 絵の部分を指でそっと優しく撫で、 「懐かしい感じがする」 「レトロな感じ」 と、口々につぶやかれているのを、何度か耳にしたことがあります。 やわらかな色合いが愛らしく、 優しい懐かしさを覚えるこの精炻器。 実は、過去にやきものの表舞台から姿を消した過去があるのです。 では、どのようによみがえり、再び脚光を浴びることになったのでしょうか。 今回はこの精炻器の歴史とその魅…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 3月25日(金)から当店で開催される展示会についてご紹介致します。 【ご褒美のうつわ展】 参加作家:塚本友太(陶芸)/小宮崇(ガラス) いつも頑張っている自分へ、 頑張ってくれている周りの人たちへ。 ご褒美の時間を楽しむ為のうつわをご紹介します。 シャープなフォルム、銀彩やモノトーンのうつわを制作されている塚本友太さん。 吹きガラスで滑らかで柔らかい雰囲気のうつわを制作されている小宮崇さん。 ちょっといつもと違うご褒美の時間を楽しむうつわをご覧いただけます。 ぜひ、皆様のご来店をお待ちしております。 【ご褒美のうつわ展】 参加作家:塚本友太(陶芸)/小…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 「たわし」 と言われて、すぐに思い浮かぶのは “茶色でイガイガ楕円形”の、見慣れた“あれ” じゃないでしょうか。 とは言え、 「あんまり使ったことがないな」 と同時に思った方も、多いのではないでしょうか。 見慣れているのに、いま一つ日常に馴染んでいないたわし。 たわしの素材は幾つかありますが、 今回は、 “棕櫚(しゅろ)製たわしの「これ、使ってみたい!」なポイント”を 沢山お伝えできれば、と思っています。 そもそも棕櫚(しゅろ)って、なあに? ヤシ科シュロ属の常緑樹の総称で、日本の暖地で広く見られる植物です。 木の幹に巻き付いている皮の繊維が、たわしを始…
やさしさと力強さを感じるうつわの展示会~平厚志・福井一伯 ふたり展~
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 2月11日(金・祝)から当店で開催される展示会についてご紹介致します。 【平厚志・福井一伯 ふたり展】 白い肌からふんわりと文様が浮かび出る 浮花(うか)の技法でうつわを制作されている平厚志さん。 しのぎ模様の粉引きや灰釉のうつわを制作されている福井一伯さん。 やさしさの中に芯の強さを感じるお二人のうつわをぜひご覧ください。 ぜひ、皆様のご来店をお待ちしております。 【平厚志・福井一伯 ふたり展】 会期:2022/2/11(金)~2/20(日) 会場:うつわと道具や ころは(〒655-0034 兵庫県神戸市垂水区仲田1-1-6 2階) 開催時間:11:…
魅力がいっぱい!豊かな表情の「石もの」(磁器、半磁器)のうつわ
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回は 【魅力がいっぱい!豊かな表情の「石もの」のうつわ】 をテーマにお届けします。 皆さんは、日常に使う食器として「石もの(磁器・半磁器)」に対して どんなイメージをお持ちでしょうか。 陶器と比較すると、イメージしやすいかもしれません。 例えば、 陶器と比べて、つるりとしたガラス質の透明感、 揃いの器の均一感、美しい絵付け、シンプルなフォルム その反面、 陶器と比べて、温かみが感じられない、 独特の唯一無二感に欠ける、絵柄が目立ちすぎる、個性が感じられない いかがでしょうか。 「あ~、そんな感じ」ってイメージではありませんでしたか? 実は、そんなイメー…
食卓を楽しく彩るうつわの展示会~イロイロウツワの手しごと展~
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 1月21日(金)から当店で開催されるテーマ展についてご紹介致します。 【イロイロウツワの手しごと展】 作家のアイデアやイメージがイロイロなうつわを生み出します。 色、形、模様など食卓を彩ってくれる楽しいうつわ。 今回は作風も異なるお二人の楽しいうつわをご紹介します。 お二人のこだわりを感じる丁寧な手しごとを感じてみてください。 お花や植物などの自然をイメージした半磁器などのうつわを作られている辻さゆりさん。 スリップウェアの技法による用の美を兼ね備えた陶器のうつわを作られている山口和声さん。 楽しい食卓で心を癒してください。 ぜひ、皆様のご来店をお待ち…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 2021年も残すところあと僅かですね。 年末のお掃除ですっきりと新しい気持ちで新年を迎えたいですね。 さて、2021年の年始でもご好評を頂いた「うつわ初め市」を来年も開催します! 新年にうつわを買い替えて気持ちをリフレッシュしませんか? 縁起物のうつわや年始に揃えたい道具などが入荷しています! そして、うれしいお年玉プレゼント企画を今回も開催します! 【2022年1月2日(日)11:00~1月10日(月・祝)】の期間中にオンラインストアにてお買い物して頂いた方を対象に抽選で2名様に素敵なプレゼントを進呈します! さらに会員様にはもれなくお買い物ポイントが…
【うつわの基礎知識】知っておきたい木のうつわの取り扱いと仕上げについて
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 木の器や道具って「すぐ染みになりそう」、「何だか扱いが難しそう」と感じられたことはありませんか。 今回は、それらがより身近で便利なものに感じていただけるようなブログをお届けしたいと思います。 木の魅力と言えば、素朴な風合いや優しい手触り、でしょうか。 寒い日に、熱いスープを木のスプーンで口に運ぶとき、またお味噌汁のお椀を口元に寄せるときにはしみじみとした幸福感に包まれますね。 木には断熱と保温の効果があるためお料理が冷めにくいのに、手には熱くない。その上軽いので、食器に向いている特性があります。 汁椀が姿を変えることなく長い歴史の中で愛され続けている理由…
心温まるお茶時間を楽しむうつわの展示会~お茶じたくのうつわ展~
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 12月10日(金)から当店で開催されるテーマ展についてご紹介致します。 【お茶じたくのうつわ展】 普段なかなか会えない家族や友人とのかけがえのないひととき。 そんな大切な時間は美味しいお茶と菓子でもてなしたくなります。 特別なうつわでお茶じたくを始めませんか? 心温まるうつわを作られているお二人の作家さんにご参加頂きます。 磁器土を使い、柔らかい雰囲気の中国茶器などのうつわを作られている藤村佳澄さん。 陶土を使い、アンティークのような雰囲気のうつわを作られている村上直子さん。 楽しいお茶の時間を楽しむうつわの数々をご紹介します。 ぜひ、皆様のご…
こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。 今回のブログは、新しく取り扱いさせて頂く金工作家の【浅野扶】さんのご紹介です。 愛知県で制作されている浅野扶さん。 美しさと実用性を兼ね備えた真鍮のカトラリーを制作されています。 浅野さんはカトラリーだけでなくアイアンと木を組み合わせた家具や小物、金属パーツの制作もされています。 当店ではカトラリーを取り扱いさせて頂いております。 真鍮の経年変化を楽しむカトラリー 真鍮は使い込むごとに金属が酸化し、経年変化を楽しむことができる素材です。 大切に扱うことで、自分だけの味わいを出していくことができるカトラリーです。 変色が気になる場合は酢を布…
こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。 今回のブログは、新しく取り扱いさせて頂く陶芸作家の【大森由貴奈】さんのご紹介です。 岐阜県で制作されている大森由貴奈さん。 柔らかいフォルムでやさしい色合いの陶のうつわを作られています。 丸みのあるやさしいフォルムと淡い色味に癒されます。 光の加減で少し結晶のように反射するマットな質感が特徴です。 作り手ご本人の大森さんの柔らかい雰囲気から見てとれるようなおおらかな作品の数々です。 やわらかなフォルムと色味 やさしい色味は「溶白」「淡黄」「澄青」「灰桃」の4種類があります。 土と釉薬の組み合わせを変え、淡い色味を表現されています。 また、…
こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。 今回のブログは、新しく取り扱いさせて頂く木工作家の【松本克也】さんのご紹介です。 静岡県で制作されている松本克也さん。 クラシカルなデザインで味わいを感じる木のうつわを作られています。 素材選びから始まり加工、乾燥、そしてまた加工 時間をかけ作ることで木の持つ歪みをとり、割れにくいうつわに仕上げています。 豊かな表情の木地、うつわを味わってください。 木の表情を楽しむ それぞれの木の持つ表情を生かして作られたうつわ。 木の色のままのものと、「鉄媒染」によって木に色を付けたもの2種類があります。 「鉄媒染」とは酢に鉄分を溶かした液を木に塗り…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 様々にあるやきものの中で温かみのある白い器に「粉引」と呼ばれているものがあります。 白い粉を引いたように見えることから「粉引(こひき・こびき)」や 「粉吹(こふき)」、また白化粧土を施していることから「白化粧」とも言われます。 朝鮮半島で焼かれた白い陶器が粉引の由来であり、当時は高価であった白磁の美しい白に憧れ、 赤や黒の土で形作られた器(素地)に白い土(化粧土)を施したことがこの技法の始まりとなり、日本にも伝来しました。 粉引には、素地と化粧土の乾燥時や焼成時の収縮率が違う等の理由から間に隙間ができ、 剥がれ落ちや、隙間に水やよごれが入りシミになりやす…
こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。 今回のブログは、新しく取り扱いさせて頂く陶芸作家の【鈴木美佳子】さんのご紹介です。 福島県で制作されている鈴木美佳子さん。 石もの(半磁器)と土もの(陶器)のうつわを作られています。 どちらのうつわも「毎日使う」ことをイメージして制作されています。 今回は石もののうつわのご紹介です。 繊細な線画が特徴の石もののうつわ 藍色の線画が特徴のうつわは、一つ一つ線を彫り、そこに呉須(ごす)と呼ばれる顔料を刷り込ませて表現されています。 また、マンガン釉が施されていてアンティークな雰囲気があり、味わいを感じる作品です。 シンプルなデザインでありなが…
こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。 今回のブログは、陶芸作家の【伊藤豊】さんのご紹介です。 岐阜県で制作されている伊藤豊さん。 土の味わいと鎬が特徴のうつわを制作されています。 日々の食卓に大活躍してくれるうつわです。 丁寧な手仕事を感じるうつわ 伊藤さんが彫る鎬は、均一に整っていながらも、温かみを感じる線です。 ロクロで成型された形もどこか柔らかさを感じます。 丁寧な手仕事は作家さんの思いを感じることができ、食卓をほっこりと包み込んでくれます。 しのぎカップ・もえぎ しのぎカップ・粉引 しのぎスープカップ しのぎマグカップ・もえぎ しのぎマグカップ・粉引 ナナメしのぎボー…
こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。 今回のブログは、陶芸作家の【秋山祐子】さんのご紹介です。 京都府で制作されている秋山祐子さん。 縁起物のひょうたんや輪花のお皿などを制作されています。 伝統的な形とモダンな質感が合わさったうつわです。 食卓のアクセントになるうつわ 形や色がそれぞれ違う小皿は食卓のアクセントになり、彩りを添えてくれる心強い存在です。 釉薬の質感もマットなものや艶のあるものなど様々です。 一品料理を少しずつ盛り付けてみるのも楽しいですね。 ひょうたん小皿・black ひょうたん小皿・yellow 細輪花皿・white 輪花小皿・yellow 豆小鉢・blue…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 新しく取り扱いをさせて頂く作家さんのご紹介です。 【宇田康介さん】 宇田さんは、滋賀県の陶磁器の産地・信楽の作家さんです 鎬のうつわや耐熱陶器のうつわなど、温かみがあり日常で使いやすいうつわを作られています。 作品のご紹介をさせて頂きます。 温かみのある粉引きと飴釉のうつわ 宇田さんは主に粉引きと飴釉のうつわを作られています。 繊細な鎬のうつわや輪花皿など、使いやすくお料理を引き立ててくれるうつわです。 色々な形の小皿 スープカップ 輪花皿5~8寸サイズ(飴釉) 輪花皿5~8寸サイズ(粉引) しのぎポット(飴釉) 面取りマグ(粉引) 輪花小鉢(飴釉) 他…
こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。 今回のブログは、木工作家の【工房えらむ】さんのご紹介です。 兵庫県小野市で制作されている工房えらむの田中陽三さん。 ノミや小刀などで木を刳(く)り、彫って鉢などをつくる刳物(くりもの)という技法で作られています。 ひとつひとつ丁寧に彫って作られた木のうつわは、温かみがあり作家さんの制作に対する思いが伝わります。 温かみを感じる刳りもののうつわ 刳りもののうつわは、彫り跡のデコボコが持った時に手に馴染み、永く愛着を持ってお使い頂くことができます。 また、それぞれ「拭き漆」もしくは「ウレタンオイル」で仕上げられ、永く使っていただけるように作ら…
こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。 今回のブログは、陶芸作家の【萩原由希子】さんのご紹介です。 兵庫県姫路市で制作されている萩原さん。 「掻き落とし」という技法を使って作られています。 お花や植物、動物などのカラフルな絵柄が特徴です。 絵本の世界のようなうつわ 掻き落とし(かきおとし)とは、素地の表面に化粧土を施した後に化粧土の部分を削り、異なる色を出して模様にする技法です。 手間と時間がかかる技法ですが、その分、作家さんの手仕事を味わえます。 ひとつひとつ個性があって、大量生産にはない味が感じられると思います。 また、カップや一輪挿しは周りをぐるりと異なる絵柄が続いていま…
こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。 今回のブログでは、新しくお取り扱いをさせて頂く陶芸作家の【人見和樹】さんのご紹介です。 岡山県で制作されている人見さん。 白い磁器土に鉄粉を加えることで窯の中で変化するやきものならではの表情を表現したうつわです。 乳白色の色味と滑らかな質感が様々なお料理を受け入れてくれます。 奥行きを感じる白のうつわ 磁器土の素地に鉄粉を混ぜ、さらに釉薬にも鉄粉を加えることで透明の釉薬の中に深みや奥行きを感じさせる人見さんのうつわ。 立体的なフォルムと平面的な表面の釉薬の中に人見さんの想いを感じることができます。 また、どっしりと厚めの素地に厚めに掛けら…
素材と向き合う3人の作家の展示会~土と木と真鍮の手しごと展~
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 9月24日(金)から当店で開催される展示会についてご紹介致します。 【土と木と真鍮の手しごと展】 今回は3人の作家に参加して頂きます。 柔らかいフォルムでやさしい色合いの陶のうつわを制作されている大森由貴奈さん。 クラシカルなデザインで味わいを感じる木のうつわを制作されている松本克也さん。 美しさと実用性を兼ね備えた真鍮のカトラリーを制作されている浅野扶さん。 それぞれの素材と日々向き合う作家の手しごとにふれてみてください。 【土と木と真鍮の手しごと展】 参加作家:大森由貴奈[陶芸] / 松本克也[木工] / 浅野扶[金工] 会期:2021/9/24(金…
こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。 今回のブログでは、新しくお取り扱いをさせて頂く陶芸作家の【降幡未来】さんのご紹介です。 長野県で制作されている降幡さん。 やさしい質感と様々な釉薬の色合いが特徴的な作品づくりをされています。 『送りゆく日常に少しの変化を』 そんな事を考えながら陶磁器を使った器やアクセサリーを制作しています。 常に惹かれ続ける色、 そして形への感覚を大切に 自作の釉薬による 重なり合い 混じり合い 溶け合う その時々の表情を追い求めていきたいと思います。 (降幡未来さんHPより引用) 色の重なり合い 混じり合う 溶け合う 表情 自作の釉薬のカラーバリエーシ…
こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。 今回のブログでは、陶芸作家の【児玉修治】さんのご紹介です。 兵庫県加古川市で制作されている児玉さん。 「緊張感と佇まいのある器」をテーマに、質感とフォルムを追求した作陶をされています。 洗練されたフォルムとあたたかみを感じる質感 一見、スタイリッシュでシンプルなデザインのうつわ。 しかし、手に持つと手づくりの温かみを感じます。 使う人のことを考え、丁寧に作られた作品は素晴らしい限りです。 主に3つのシリーズの色合い、質感のうつわを制作されています。 キャンバスのような白の「カンヴァス」。 自然な風合いが特徴の「リネン」。 光に反射すると表…
こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。 今回のブログでは、陶芸作家の【大隅新】さんのご紹介です。 岐阜県八百津町で制作されている大隅さん。 粉引きや瑠璃釉の土味のあるうつわを作られています。 土の質感を感じられるうつわづくり 大隅さんは「蹴ろくろ」という足で蹴って回転させる轆轤で作陶されています。 一定の速度で回る電動ろくろに対して、蹴ろくろは作り手のタイミングに合わせて微妙な速度調整ができます。 特に不均一な自然のままの土は、蹴ろくろを使うことで土の特性を生かした形づくりができます。 歪みのある形なども、作為的なものでなく、自然の流れに身を任せてできる形だからこそ味わいを感じ…
こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。 今回のブログでは、陶芸作家の【小黒ちはる】さんのご紹介です。 岐阜県八百津町で制作されている小黒さん。 手びねりによる柔らかい形と遊び心のある絵付けや色釉のうつわを作られています。 一つ一つ丁寧に時間をかけて生まれる形 「手びねり」は陶芸の基本の製法ですが、一つ仕上げる時間はロクロで成形するよりも随分と手間がかかります。 茶陶などですと、手びねりで作られているものは多くありますが、日常づかいのうつわを手びねりで制作し続けている陶芸家は数少ないかと思います。 小黒さんは一つ一つ指で形を確かめながら丁寧にうつわを作り続けられています。 成形し…
こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。 今回のブログでは、新しくお取り扱いをさせて頂く陶芸作家の【ふくべ窯】さんをご紹介です。 岐阜県土岐市にて、ご夫婦て゛作陶されているふくべ窯さん。 化粧土による立体的でとても綿密な絵付が特徴的な精炻器(せいせっき)という焼き物を作られています。 どこか懐かしくて、温かな精炻器(せいせっき)の魅力。 精炻器は、昭和初期に岐阜県美濃地方で生まれたやきもの。化粧土を使った立体的な絵付けが特徴的なうつわです。 その美しい精緻(せいち)な絵付けが海外に評価され、主に貿易用として作られていました。しかし、機械化・大量生産の時代になり、職人の技術と手間を…
心澄むガラスと磁器のうつわの展示会~藤本咲・前田麻美 ふたり展~
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 7月23日(金)から当店で開催される展示会についてご紹介致します。 【藤本咲・前田麻美 ふたり展】 “キルンワーク”という技法で、水彩画のように柔らかな色彩のガラスの作品を制作されている藤本咲さん。 “イッチン”や“型”などの技法で、繊細で華やかな磁器の作品を制作されている前田麻美さん。 心澄むお二人の作品をぜひご高覧くださいませ。 繊細で女性らしい感性が表現されたうつわを、ぜひ手に取ってご覧いただけますと幸いです。 【藤本咲・前田麻美 ふたり展】 会期:2021/7/23(金)~8/1(日) 会場:うつわと道具や ころは(〒655-0034 兵庫県神戸…
こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。 今回のブログは、現在お取り扱いをさせて頂いている【村上直子(器のしごと)】さんのご紹介です。 「器のしごと」は、陶芸作家の村上直子さんと、白井隆仁さんが手掛ける器とアクセサリーのアトリエ&ギャラリーです。 村上直子さんが、陶器のうつわとカトラリーを制作。白井隆仁さんが、陶器のアクセサリーやオブジェを制作されています。 村上直子さんの、土の温かみを感じる、風合いと愛らしい形が魅力のうつわ。 村上直子さんは、移り変わっていく表情を楽しみながら、長く使い続けたいと思う和食器を制作をされています。 シンプルでいて、土の温かみを感じる作品の数々。ネ…
こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。 今回のブログは、現在お取り扱いをさせて頂いている【翠窯(Suiyou)】さんのご紹介をさせて頂きます。 翠窯さんは、愛知県瀬戸の窯元です。穴山大輔と穴山文香さんご夫婦がはじめた窯元になります。 陶磁器を作る過程で学んだ「古き良き物」のエッセンスを器に込めて、現代の食卓で活かされる器を提供されています。 料理を引き立ててくれるうつわ。 ロクロを得意とされる翠窯さんは照準を食卓に合わせ、ご自身の技量を活かすべき器を制作されています。 良い土を良い窯で焚いたら美味しい焼物が出来る。でも、今ある資源でも十分に良いものが出…
こんにちは。“うつわと道具や ころは”店主のミキです。 今回のブログでは、新しくお取り扱いをさせて頂くガラス作家の【ヤマノネ硝子】さんをご紹介をさせて頂きます。 埼玉県熊谷市を拠点として活動をされているヤマノネ硝子さん。暮らしの器を中心に、吹きガラスで作品を制作されています。 吹きガラスならではの独特の揺らぎと、繊細な風合い。 ヤマノネ硝子さんは、伝統的なガラスの成形技法である“吹きガラス”で制作をされています。 吹きガラスは1300度に熱した坩堝(るつぼ)の中でガラスの生地を溶かし、竿で坩堝からガラスを巻き取り、息を吹き込みながら成形します。 吹きガラスの中でも型を使用しない宙吹きガラスは、…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 現在、お取り扱いをさせて頂いている陶芸作家【市野耕さん】のご紹介です。 ご実家が丹波焼の窯元である陶芸作家の市野耕さん。繊細な葉紋のしのぎが特徴的。トルコブルーやマンガン釉の作品が素敵です。 繊細な葉紋のしのぎが特徴的なうつわ。 一つ一つ丁寧に彫られた繊細な葉紋のしのぎやトルコブルー、マンガン釉、灰釉の様々な色合いが特徴的です。 食卓に彩りを演出してくれる素敵なうつわです。 陶芸作家【市野耕】さんについて。 ご実家が丹波焼の窯元である陶芸作家の市野耕さん。 繊細な葉紋のしのぎが特徴的。トルコブルーやマンガン…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 新しくお取り扱いをさせて頂く陶芸作家【山本雅則さん】のご紹介です。 滋賀県信楽で活動をされている陶芸作家さん。幸山窯を屋号に作陶をされています。 ずっしりと力強さを感じるうつわ。躍動感のあるデザインがとても印象的です。一つ一つ丁寧に彫られた繊細なしのぎ模様が特徴的な作品です。 繊細な“鎬(しのぎ)”模様が印象的な作風。 ナナメに“鎬(しのぎ)”模様が繊細に施されているのがとても印象的。 山本雅則さんの代名詞である技法です。 土の感触を感じられるマットな表面に、丁寧な手仕事で一つ一つ繊細に彫られています。 ナチュラルで自然な色合いながらも、ずっしりと力強さ…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 現在、お取り扱いをさせて頂いている陶芸作家【藤内紗恵子さん】のご紹介です。 ガラスのような涼しげな釉薬と表面の貫入の表情が印象的です。 涼しげな色合いと貫入模様が美しい磁器のうつわ。 藤内紗恵子さんは、岐阜県で活動をされている陶芸作家さんです。 磁器土をベースとし、ガラス質の釉薬に現れる細かな貫入の表情が特徴的です。 焼成によって現れた貫入や釉薬の垂れ具合、色合いがとても魅力的な作品となっています。 陶芸作家【藤内紗恵子】さんについて。 岐阜県で活動をされている陶芸作家さんです。ガラスのような涼しげな釉薬と表面の貫入の表情が印象的て…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 コロナ禍の外出自粛によって「おうち時間」が増えていますよね。おうち時間が長くなった今だからこそ、料理に時間を使う方も増えているのでは!? 今までなかなか出来なかったことにチャレンジする良い機会かもしれません。 子供たちと一緒に料理をしてみたり…。時短料理を作ってみたり…。手間がかかる料理に挑戦してみたり…。 料理にこだわり始めると、使う台所道具にもこだわりたくなり始めませんか?毎日見て触れるものだから、見た目にも機能性にも優れた台所道具をそろえたい所ですよね。 当店で新たに、“こだわりの台所道具”を集めました。 2021年5月21日(金)21:00~5月…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 当店でお取り扱いをさせて頂いている、【公長斎小菅】さんの竹細工です。 昔から私たちの暮らしを支えてきた竹の台所道具。大切に扱うほどに味わいが増し、一生使えるのも魅力的な道具です。 竹細工の魅力、公長斎小菅の製品へのこだわりについてご紹介いたします。 丈夫で環境にやさしい竹細工 竹製品は、古くから日本人の暮らしに広く親しまれ、 密接なかかわりをもってきたこともあり、癒しや和みを感じさせてくれるものです。 主に材料に使われる孟宗竹(もうそうちく)は 日本の竹類の中では最も大きく、その肉厚を生かして匙や箸などの製品や建築用の材料に用いられています。 11月…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 当店でお取り扱いをさせて頂いている、【高田耕造商店】さんの棕櫚(しゅろ)の道具です。 棕櫚は、天然素材でとても長持ちします。また、洗剤なしでもキレイに洗える棕櫚のたわしはとても、エコロジーな道具なんです。 棕櫚製品の魅力、高田耕造商店の製品へのこだわりについてご紹介いたします。 天然素材で長持ちするエコな台所道具「棕櫚のたわし」 一般的に使われているパームヤシ繊維のたわしと比べて、棕櫚のたわしは非常にやわらかいのが特徴です。 繊維がしなやかでやさしく、傷つきやすいガラスやテフロン加工のものも洗剤なしできれいに洗えます。また、強度としなやかな弾力性を併せ持…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 現在、お取り扱いをさせて頂いている陶芸作家【石井桃子さん】のご紹介です。 染付で絵付けをされた作品を製作されています。 石井桃子さんの染付のうつわ。 石井桃子さんは、砥部焼で有名な愛媛県のご出身です。 砥部焼の焼き物は、呉須を使った勢いのある筆さばきで描かれた、伝統的な文様で有名です。※呉須:深く渋い青色。“染付(そめつけ)”に使われる顔料。 石井さん作品も、勢いのある筆さばきで染付で絵付けされていて、伝統的な技法を継承されていることが分かります。 ですが、石井さんのうつわは、一目見ただけで彼女の作品と分かる独特な雰囲気があります。少し黄みがかった素地に…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 当店に新しい台所道具が加わることとなりました。 創業130年以上愛されて続けてきた、京金網の老舗【鳥井金網工芸】さんの金網細工です。 鳥井金網工芸さんの京金網は、すべて手作りの世界に一つしかない伝統工芸品。 京金網の魅力、鳥井金網工芸さんのこだわりについてご紹介いたします。 金網工芸の老舗が誇る、京金網の逸品。 鳥井金網工芸さんは、明治22年に誕生して以来、創業130年以上愛されて続けてきた京金網の老舗です。 銅線を使って、一つ一つ手で編み上げた“茶こし”や“湯豆腐すくい”などが代表的です。 丁寧に手作りされた金網細工は、とても丈夫で繰り返し使えるんです…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 新しく取り扱いさせて頂く作家さんのご紹介です。 【斉藤幸代さん】 兵庫県の淡路島で活動をされている陶芸作家さんです。 「型打ち」により作り出される豆皿を中心に製作されています。 懐かしさを感じる骨董品のような風合いのうつわ。 斉藤さんの作品は、植物や自然をモチーフにした繊細な模様が特徴的です。 「型打ち」という技法によって成型されたうつわに、様々な釉薬が用いられています。 植物や自然をモチーフにされている通り、彩色豊かな形がとても素敵です。 どこかノスタルジックな雰囲気な、骨董品のような風合いがあります。 型打ち:生乾きの素地を型にかぶせて変形させ、輪花…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 当店で取り扱わせて頂いている作家さんのご紹介です。 【くるり窯さん】 静岡県浜松市で粉引きの器を中心に活動をされている陶芸作家さんです。 赤土に化粧泥を掛けた粉引きの器を中心に制作されています。 シンプルで美しい鎬のうつわ。 前述の通り、くるり窯さんは赤土に化粧泥を掛けた粉引きの器を中心に制作されています。 手仕事の温もりを感じる素朴な雰囲気でありながらも、シックでモダンな印象も与える「しのぎ」のうつわ。 シンプルでありながら、食卓に優雅なアクセントを添えてくれます。 掲載している商品写真はくるり窯さんの作品のごく一部です。 商品の…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 日本の伝統的な生活用品である、【あひろ屋】さんの“手ぬぐい”を取り扱いさせて頂くことになりました。 あひろ屋さんの注染の手ぬぐいは、上品でいて小粋な雰囲気がとても素敵です。 可愛いモチーフと伝統色の組み合わせが魅力的で、見ていて楽しい気持ちにさせてくれます。 あひろ屋さんの遊び心溢れる手ぬぐいをご覧ください。 日本の伝統的な綿織物の“手ぬぐい(手拭い)”とは。 古くから日本人の生活に寄り添ってきた道具である手ぬぐい。 奈良時代・平安時代から原形が存在したとされています。 江戸時代に入ってから庶民に普及し、手や体を拭くタオルのような役割を果たしていました。…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 当店に新しい台所道具が加わることとなりました。 プロも大絶賛している【大矢製作所さん】の純銅おろし金。 大根おろしが劇的においしくなるという、話題のおろし金です。 この度お取り扱いさせて頂く商品は、小さいおろし金や箱型のおろし金といった用途によって様々の品々。 それでは、大矢製作所さんのおろし金の魅力をご紹介いたします。 プロの料理人が絶賛しているおろし金 焼き魚の付け合わせや薬味など、さまざまな料理で活躍する「大根おろし」。 大根をすりおろすのに必要な台所道具が、おろし器になりますよね。 おろし器は100円ショップやホームセンターでも簡単に手に入ります…
アンティークな雰囲気と手づくりの温かみを感じる展示会~藤村佳澄・山本直毅 ふたり展~
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 3月5日(金)から当店で開催される展示会についてご紹介致します。 【藤村佳澄・山本直毅 ふたり展】 やさしい質感の磁器のうつわを制作されている藤村佳澄さん。 アンティークのような質感の陶器のうつわを制作されている山本直毅さん。 心癒されるお二人の作品を展示販売します。 作風や使う土も全く違うお二人ですが、どちらのうつわも手に取るとほっこりとした気分になります。 ぜひ、皆様も展示会にご参加頂き、作品を手に取って見て貰えれば幸いです。 【藤村佳澄・山本直毅 ふたり展】 会期:2021/3/5(金)~3/14(日) ※5日(金)、6日(土)は【事前予約制】です…
新規取扱い作家さんのご紹介ー祥公窯【音喜多美歩さん】【紬器】-tumugi-
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 新しく取り扱いをさせて頂く作家さんのご紹介です。 祥公窯【音喜多美歩さん】【紬器】-tumugi- 祥公窯さんは、兵庫県丹波篠山の立杭の窯元さんです。 祥公窯の【音喜多美歩さん】は独自のうつわを製作されています。 さらにご主人の杉原伸一さんと共同で製作されているブランド【紬器】-tumugi-。 どちらも食卓を華やかに演出してくれる素敵なうつわです。 音喜多美歩さんのうつわ まずは、音喜多美歩さんのうつわをご紹介します。 「盛り付けただけで、ちょっと特別感の出るようなデザインを心掛けています。 経年劣化したようなアンティークな雰囲気になるよう制作しており…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 2020年も残すところあと僅か… 今年は皆様色々と大変な年だったと思いますが、来年は安心して平穏に過ごせるよう願います。 さて、そんな思いも込めまして当店では 2021年1月2日(土)11:00~1月11日(月・祝)の期間、 【2021お年玉プレゼント企画】うつわ初め市 を開催したいと思います! 気持ちよく新年を迎えるために年末は大掃除で断捨離をされる方も多いかと思います。 新年にうつわを買い替えて気持ちをリフレッシュしませんか? 縁起物のうつわで2021年に願掛けを 2021年は疫病に負けず良い年になってほしい! そんな思いで縁起物のうつわをご用意しま…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 新しく取り扱いをさせて頂く作家さんのご紹介です。 【辻さゆりさん】 京都で活動されている女性陶芸家さんです。 フォルム、色合い、質感がやさしい印象のうつわを作られています。 自然をモチーフにしたフォルム、色合いのうつわ 辻さんは、自然からインスピレーションを受け様々なうつわを制作されています。 お花のお皿や葉っぱの鉢、鳥の箸置きなどの形に加え、様々な釉薬の色合いも自然をイメージさせるものばかりです。 今回入荷したうつわは6種類の釉薬が使われています。 「かすみ釉」「春かすみ釉」「ルリサビ釉」「森釉」「結晶釉」「瓜釉」の6種類。 この釉薬のネーミングも自然…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 新しく取り扱いをさせて頂く作家さんのご紹介です。 【石川理恵さん】 愛知県瀬戸市で活動されている女性陶芸家さんです。 磁器の染付のうつわを作られています。 愛らしい動物の絵付けのうつわ 磁器の素地に”染付”という青い顔料を用いた絵付けをされています。 伝統的な染付の技術を生かし、愛らしい表情の動物の絵付けをされています。 また、艶やかな質感と少し青みがかった白が存在感を際立たせています。 今回入荷したうつわは、鳥、うさぎ、羊、鹿の4種類です。 同じ動物でも少しずつ表情が違っていて、動物の個性を感じる所が愛らしいですね。 〇鹿 〇羊 〇鳥 〇うさぎ アイテ…
丁寧な手仕事が心に響く、形や質感にこだわった展示会 ~児玉修治・田中陽三 ふたり展~
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 9月25日(金)から当店で開催される展示会についてご紹介致します。 【児玉修治・田中陽三 ふたり展】 お料理のキャンバスのような児玉修治さんの陶の作品。 気持ちを和やかにさせてくれる刳り(クリ) ものによる田中陽三さんの木の作品。 お二方の作品は、とても丁寧な手仕事で作られています。 手に取ってみていると心に響いてくる素晴らしい作品ばかりです。 ぜひ、皆様も展示会にご参加頂き、作品を手に取って見て貰えれば幸いです。 【児玉修治・田中陽三 ふたり展】 会期:2020年9月25日(金) ~ 10月4日(日) 会場:うつわと道具や ころは(〒655-0034 …
様々な作家のカレー皿が一堂に並びます! ~ころはのカレーにまつわる作家もの展~
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回は、7月3日(金)~開催の展示会についてご紹介します。 当店ころはの5周年記念企画イベントとして 「ころはのカレーにまつわる作家もの展」を開催します! 当店は「カレーとうつわ」の店として2015年7月にオープンしました。 1階で作家のうつわでカレーを食べて頂き、そのカレー皿や同じ作家のうつわを2階で購入できます。 今回は、新たに作家9名にカレー皿やカレーにまつわるものを作って頂き、展示販売します。 参加して頂く作家さんは、 市野吉記さん[陶磁]、伊藤豊さん[陶磁]、鴻義成さん[陶磁]、福井一伯さん[陶磁]、翠窯さん[陶磁]、三木あゆみ[陶磁]、山本直…
土と向き合い一つ一つ丁寧に作られたうつわ ~大隅新・小黒ちはる ふたり展~
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回は、6月12日(金)~開催の展示会についてご紹介します。 岐阜県在住の、大隅新さんと小黒ちはるさんのふたり展です。 土と向き合い一つ一つ丁寧に作られたお二人の作品とプロフィールをご紹介します。 今回、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の為、作家さんの工房訪問が叶いませんでしたが、お二人が工房の様子や風景の写真を送って下さいましたので、こちらも一緒にご紹介したいと思います。 とても自然豊かな岐阜県八百津町。 田畑を耕し、その生活からインスピレーションを受けながら作陶されています。 今回、大隅さんはこの田んぼや田んぼに棲む生き物をモチーフにした作品も作…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 当店で取り扱わせて頂いている作家さんのご紹介です。 【icura(イクラ)さん】 木工作家である筒井則行さんが主宰するicura(イクラ)工房さん。 木のお皿、カッティングボード、カトラリーなど、食卓まわりのものを中心に制作されています。 食卓にあるだけで、温かな雰囲気をもたらしてくれる木の道具たち。 素材の特性を活かした作品作りを心掛けているicuraさんの作品。 手彫りならではの表情と、優しい手触りのカッティングボードやカトラリーです。 やさしい風合い、美しい木目が私たちの毎日の食卓を彩ってくれます。 木で作られた道具は、長く丁寧に使い続けることでツ…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回も、取り扱わせて頂いている作家さんのご紹介です。 【村上直子さん】 滋賀県にある信楽焼の産地でその土地の土を使い、うつわを作られています。 土の温かみを感じる、風合いと愛らしい形が魅力の作品をご紹介致します。 土の温かみを感じる、風合いと愛らしい形が魅力のうつわ。 長く使い続けたいと思うもの。 移り変わっていく表情を楽しみながら日々、器の制作をされている村上直子さん。 シンプルでいて、土の温かみを感じる作品の数々。 ネーミングの楽しさと、風合いと愛らしい形が本当に魅力的です。 村上直子さんのアンティークな雰囲気の温かみのあるうつわ 村上直子さんのうつ…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回も、取り扱わせて頂いている作家さんのご紹介です。 【市野吉記(コウホ窯)さん】 兵庫県にある丹波焼の地で作陶されている陶芸作家さんです。 安南手(あんなんで)という、ベトナムから伝わる焼き物の技法で作られた作品をご紹介致します。 “安南手”“いろ安南”の、繊細な絵付けと滲んだ色合いのうつわ。 ベトナムの技法「安南手」を日本の骨董風に表現されている市野吉記さん。 日常の生活に溶け込むさりげないうつわを作られています。 安南手、いろ安南の繊細な絵付けと滲んだ色合いのうつわ。 安南手(あんなんで)とは、ベトナムから伝わる焼き物の技法のことです。 呉須(ごす…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回も、取り扱わせて頂いている作家さんのご紹介です。 【市野雅利(ココチ舎)さん】 兵庫県にある丹波焼の地で作陶されている陶芸作家さんです。 土の素材感が存分に生かされた、手仕事の温もりが伝わる作品をご紹介致します。 土の素材感が存分に生かされた、手仕事の温もりが伝わるうつわ。 「日々の暮らしに心地よさを届けたい」との思いを込めて作られている市野雅利さん。 ココチ舎(ここちや)という店名にも、その強い思いが込められているのが分かります。 土の素材感が存分に生かされた、手仕事の温もりが伝わるうつわ。 インディゴ フリーカップ インディゴ 四角皿 エッグベー…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 うつわを作る上で、形をどの様に成形しているかご存知ですか? ほどんどの方は、轆轤(ロクロ)を想像されるのではないでしょうか? やっぱり、陶芸で思い浮かぶのが電動ロクロですよね。 今回は、ロクロについての説明や、それ以外の作り方などをご紹介致します。 どうやって、うつわを成形するのか? 皆さんがパッと思い浮かべる手づくりの方法は、轆轤(ロクロ)ではないでしょうか? 陶芸の醍醐味の一つに成形があります。 ロクロは、丸い形の器を作るための方法です。 電動ロクロを回しながら、ロクロの上に置いた手を引き上げていくことで、お碗状にしています。 ロクロの回転力を生かし…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回も、取り扱わせて頂いている作家さんのご紹介です。 実店舗では、うつわ屋とカレー屋で取り扱わせて頂いている。 【山口和声さん】 三重県伊勢市で作陶されている陶芸作家さんです。 山口和声さんの、民藝に影響をうけた、普段使いの日用雑器をご紹介致します。 山口和声さんの、民藝の精神を基に作陶された日用雑器たち。 やさしさと、温かみあるスリップウェアのうつわを作られている山口和声さん。 民藝の精神をもとに、 「よいしごと すこやかに あたたかく」(※ 山口和声さんのHP参照。) という理念を持って作品を作られています。 山口和声さんの、民藝の精神を基に作陶され…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回も、取り扱わせて頂いている作家さんのご紹介です。 3月に当店で開催した「花の装い展」にもご参加して下さった。 【RiRiNさん】 岐阜県高山市で制作されている陶芸作家さんです。 RiRiNさんの、土器のような雰囲気のプリミティブな作品についてご紹介致します。 RiRiNさんの、土器のような雰囲気のプリミティブな作品たち。 RiRiNさんは、表面のテクスチャや質感を大事にし、一つ一つ丁寧に土と向き合っていらっしゃいます。 プリミティブで力強い美しさが魅力的な作品です。 土器のような雰囲気のプリミティブな作品たち。 花器a|RiRiN 花器b|RiRiN…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回も、取り扱わせて頂いている作家さんのご紹介です。 3月に当店で開催した「花の装い展」にもご参加して下さった。 【萩原由希子さん】 兵庫県姫路市で活動をされている陶芸作家さんです。 萩原さんの、ぬくもりのあり手仕事を感じる作品についてご紹介致します。 萩原由希子さんの、ぬくもりがあり手仕事を感じる作品。 お花のモチーフにした「掻き落とし」の技法で作られたシリーズ。 お花や植物、動物などの絵柄のマグカップです。 萩原由希子さんの、ぬくもりがあり手仕事を感じる作品。 マグカップa。 マグカップb。 マグカップc。 マグカップd。 手づくりでしか出ない、温か…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回も、取り扱わせて頂いている作家さんのご紹介です。 3月に当店で開催した「花の装い展」にもご参加して下さった。 【藤村佳澄さん】 岐阜県多治見市で活動をされている陶芸作家さんです。 1階のカレー屋のうつわや、当店が開催した展示会へのご参加など、お世話になっている藤村さん。 当ブログでは、新たに納品して下さった商品も含め、作られている作品についてご紹介致します。 藤村佳澄さんの、女性らしく可愛らしい作品。 お菓子のカヌレに見立てた茶器のシリーズ。 藤村佳澄さんの、女性らしく可愛らしい作品。 カヌレ茶器・茶壺(白)。 白磁の茶壺です。中国茶用や一人分の急須…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 新型コロナウイルスが猛威を振るう中、当店も実店舗を臨時休業とさせて頂きました。 「巣ごもり中」の当店ではありますが、オンラインストアは稼働中です。 そんな中、作家さんのうつわが続々と入荷しておりますのでご紹介します! 【児玉修治さん】 児玉修治さんは、兵庫県加古川市にて活動をしている陶芸作家さんです。 1階カレー屋のうつわでもお世話になっている児玉さん。 今回は全て新作のうつわをお持ち下さいました。 当ブログでは、児玉修治さんの新作のうつわについてご紹介致します。 児玉修治さんの、シンプルでいて温かみのある作品。 今回ご紹介させて頂く作品は、新しいシリー…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 先月の展示会では沢山のご来店を頂き誠にありがとうございました! 会期終了後間もないですが、次回の展示会のご紹介です。 3月6日(金)~3月15日(日)の期間中、「花の装い展」を開催します。 「花」をテーマに4名の作家さんにご参加頂きます。 陶芸家の 萩原由希子さん、藤村佳澄さん、RiRiNさん。 フローリストの 上原倫子さん。 花器や花の形のうつわや、花の絵柄のうつわ、花のアクセサリー、 ドライフラワーのリースやスワッグなど… 花の装いを整えて春の訪れを迎えませんか? 萩原由希子さん [陶磁] 萩原さんは兵庫県姫路市で制作されています。 萩原さんが作られ…
繊細なつくりでおおらかな雰囲気のうつわ ~市野耕・石井桃子 ふたり展~
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回は、2月14日(金)~開催の展示会についてご紹介します。 愛媛県在住の、市野耕さんと石井桃子さんのふたり展です。 繊細でおおらかな雰囲気のお二人の作品とプロフィールをご紹介します。 ↓こちらの写真は工房を訪問した時のお二人。 市野耕さん 市野耕さんは、日本の代表的な6つの窯「日本六古窯」のうちの一つである、丹波焼の窯元のお生まれです。 お父様の市野雅利さん(ココチ舎さん)のうつわも当店で取り扱いさせて頂いております。 陶芸に囲まれた環境で生まれ育たれ、子供のころから自然と感性が磨かれていったのではないでしょうか。 お若いですが、どことなく落ち着いた雰…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 寒い季節にピッタリな美味しい飲み物って、やはりお茶ですよね。 私も、食事時やホッコリとしたい時にいつも飲んでいます。 淹れたてのお茶を飲むのに欠かせない道具が急須です。 ところで、急須と土瓶の違いって分かりますか? 今回も、ちょっと勉強になる雑学的な豆知識をご紹介したいと思います。 急須と土瓶の違いとは? 同じ注ぐために使う道具ですが、名前の違う急須と土瓶。 取っ手が本体と同じ材質のものが急須。 蔓(つる)など別の取っ手が付いているものが土瓶です。 単純に、見た目の違いが名前の違いだったんですね。 お湯をさして、お茶を淹れて出す道具が急須。 それに対し、…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 茶碗や飯椀など、使う事が非常に多いコチラのうつわたち。 茶碗なのに、ご飯を盛り付けてるのは何故??? 疑問に感じたことはありませんか? 今回のコラムでは、茶碗や飯椀についての雑学的な豆知識をご紹介したいと思います。 茶碗には、色々な用途と種類があります 茶碗には、「ご飯茶碗(飯椀)」「湯飲み茶わん」「抹茶茶碗」の3種類あります。 本来、茶碗は文字通り、お茶を飲むためのうつわでした。 中国から日本に茶と茶碗が伝えられたのは、平安時代の初めとされています。 茶碗という言葉は、「陶磁器」を意味する言葉として使われていました。 時代が変化すると共に使われ方も変わ…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 先日11月29日(金)~12月8日(日)の期間は「三木あゆみ 陶展」を開催しておりました。 (オンライン展示は12月15日(日)まで開催しています) ご来場頂きました皆様、心よりお礼申し上げます。 長くお付き合い頂いている方も、初めましての方もゆっくりとお話ができ、とても有意義な展示会でした。 今回は、その展示会の様子をご紹介したいと思います。 「三木あゆみ 陶展」の様子 今回は、黒土シリーズ、どうぶつシリーズ、白緑釉シリーズの3つの種類を出品しました。 それぞれの印象は違いますが、どことなく丸みを帯びたほっこりとした形が特徴です。 ロクロで作ったもの、…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 先日、来年に開催する展示会の打ち合わせで愛媛県砥部町を訪問しました。 四国一のやきものの産地として有名な、砥部焼の町ですね。 せっかく砥部に訪れたという事で、砥部焼の歴史にまつわる場所を回ったりと とても有意義な時間を過ごさせて頂きました。 展示会をして下さる作家さんの紹介や、訪問した場所の紹介は後日させて頂くとして。 今回のコラムでは、砥部焼(とべやき)についてご紹介致します。 “砥部焼(とべやき)”ってどんな焼き物? 皆さんは、砥部焼ってどんなイメージを持たれていますか? 私は、“全体的にぽってりとしたフォルムに、呉須を使った絵付けがされている磁器の…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 現在、11/29~開催予定の「三木あゆみ 陶展」に向けて制作に励んでおります! そこで私陶芸家ミキのしごとを少しご紹介したいと思います。 以前もコラムでご説明した「釉薬」についてです。 korohacurry.hatenablog.com コラムでは、様々な釉薬の種類のご紹介でしたが、 今回はさらに専門的な「釉薬調合」について簡単にご紹介したいと思います。 すでに調合した状態で販売されている釉薬もありますが、多くの作家はより良い釉薬を求めて、原料を組み合わせてオリジナルの釉薬を調合しています。 少し不安定で微妙な温度の変化や窯の種類によって、一つ一つ違っ…
【うつわの基礎知識】簡単補修~金継まで。うつわの修理はどうやるの?
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 前回のコラムでは、「茶渋」や「黄ばみ」といった汚れの対処法についてご紹介致しました。 今回は、ダメージが大きい場合の対処法についてです。 キズが付いたり、割れてしまったりと。 自分で直せる方法から、プロにお願いするケースはどんな修理か?など。 ちょっと難しそうな、“うつわの修理について”をご紹介したいと思います。 ダメージの違いで修理方法が異なります。 もちろんですが、うつわのダメージの大小で、その修理方法は異なってきます。 キズが付いたり、欠けてしまったりした場合の修理は簡単です。 ですが、割れてしまった場合はどうでしょう。 日本には、「金継ぎ」という…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 11月9日(土)、10日(日)に大阪府堺市で開催されていた 「第11回 堺クラフトフェア 灯しびとの集い」に行ってきました。 今回の工芸さんぽは、こちらの関西で代表するクラフトフェア「灯しびとの集い」についてご紹介したいと思います。 クラフトブース、飲食ブースなど約115ブース 灯しびとの集いは、JR阪和線 百舌鳥(もず)駅から徒歩約10分の所にある、大仙公園内で行われています。 青空の下、陶磁、ガラス、木工、金属、染織などさまざまなジャンルのクラフト作家が全国から一堂に会し、作品を展示販売しています。 また、こだわりの飲食店やバンドによる生演奏もあり、…
作家さんのうつわの「4つの魅力」についてのコラムでもピックアップしていた 「魅力その④:手入れをすれば長きに渡って使うことができます。」 について、詳しいお手入れ方法をご紹介したいと思います。 korohacurry.hatenablog.com うつわは、より丁寧に扱っていれば、長きに渡って生活を共にすることができます。 毎日使ううつわもあるでしょう。 使い続けることで愛着も湧いてきますが、年月の経過と共に汚れも目立ってきます。 今回は、そんな汚れに対するお手入れ方法について、ケースバイケースでご紹介致します。 うつわのお手入れをしよう! うつわは、丁寧に扱っているつもりでも、長年使っている…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 やわらかな雰囲気の波模様のカップ【NAMICUP|村上直子】 今回は、村上直子さんの柔らかくやさしい雰囲気の波模様のカップをご紹介します。 信楽の赤土に白化粧をした粉引きのうつわは、表面に鉄分の斑点が表れ、あたたかみと味わいを感じます。 小ぶりのカップは来客用のお湯呑みとしても、一品料理を盛る小鉢としてもお使い頂けます。 波のようなやわらかな形と線にあたたかみを感じます ↑画像をクリックすると商品ページに移動します サイズ:Φ約70×H約57mm 2,860円(税260円) ころはオンラインストアにて、村上直子さんの作品の詳細を確認できます。 様々な場面…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 陶器を手に入れたら最初にやっておきたいお手入れである「目止め」。 土ものである陶器は、目に見える貫入以外にも、気泡など、たくさんの穴があいています。 この箇所から汚れや水分が入れば、シミやカビになることもあります。 これらを防ぐために必要なお手入れが「目止め」と呼ばれています。 以前のコラムでも、米のとぎ汁で煮る方法があるとご説明しました。 ですが、「無洗米を使っているので、米のとぎ汁が無い」というお声もチラホラ。 米のとぎ汁が無い方は、“米ぬか”を使って目止めをする方法もあります。 今回のコラムでは、米ぬかを使う方法についてご紹介致します。 “米ぬか”…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回は、11月に開催予定の展示会についてご紹介します。 私、ミキの初個展となります。 三木あゆみ 陶展 「三木あゆみ 陶展」 会期:2019年11月29日(金)-12月8日(日)※水・木は定休日 11:00-18:00 フォルムは丸みを帯び、手や口に触れる部分はやさしく。 心のどこかでそう思いながら制作しています。 三木あゆみ初の個展です。どうぞご高覧下さいませ。 期間中は、オンライン展示も同時開催しますので、遠方でお越し頂けない方もぜひオンラインストアでご覧頂けると幸いです。 三木あゆみプロフィールのご紹介 三木あゆみ Ayumi Miki 兵庫県神戸…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 前回のコラムでは、作家さんのうつわの「4つの魅力」についてご紹介致しました。 作家のうつわを持つことで、生活が楽しくなるということを理解して頂けたかと思います。 korohacurry.hatenablog.com 今回は、3つ目の魅力についてご紹介した“自分だけのうつわを育てる”について深掘りしてみたいと思います。 いわゆる“経年変化”。 どの様な変化が起こるのか?について例も入れてご紹介致します。 “経年変化”を楽しもう! 陶器の中には、使っていくうちに色合いが変化してくる器があります。 これは、“経年変化”と呼ばれている現象です。 年月が経つうちに…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回は、実店舗「うつわと道具や ころは」の店内の様子をご紹介します。 動画をぜひご覧くださいね。 うつわと道具や ころは 店内動画 全国各地の作家のうつわや道具を販売しています 当店では、常設で作家のうつわを販売しています。 うつわ以外にもカトラリーや台所用品などの道具も取り扱っています。 また、不定期ですが作家さんからの入荷があると、少しずつ展示も変えています。 オンラインストアで販売しているのに、店頭に出ていないという場合もあるのでその時はお気軽にお声がけ下さい。 その逆で、店頭のみで販売しているものも多くあるので、実店舗では様々なうつわをご覧頂ける…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 NHKの連続テレビ小説「スカーレット」で陶芸が特集されていることが影響しているのでしょうか? お店にご来店下さるお客様も多くなり、陶芸に関する興味をお持ちの方が増えた気がします。 今回は、陶芸に興味を持って下さった方のために、“うつわの魅力”についてご紹介致します。 “作家もの”のうつわの魅力とは? “一点モノ”というイメージが強かったうつわも、昨今は手に取りやすい価格帯のモノも多くなってきました。 気に入った作家のうつわを買い足される方も増え、“普段使い”のうつわとして定着されてきているのだと感じます。 料理においてうつわは脇役ですが、主役が映えるため…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回のテーマは、クラフトフェアについて。 芸術の秋のこの季節では、各地で様々なクラフトフェアが開催されています。 この機会に、クラフトフェアがどんなイベントなのか? 作家さんがどういう意気込みで参加しているのか? などについて理解して頂ければと思います。 クラフトフェアってどういうイベント? まずは、クラフトフェアがどの様なイベントなのか?について。 はてなキーワードでは、 木工・陶磁・染織・金工・ガラスなどの手づくりのつくり手が集まるイベント。長野県松本市で行われる「クラフトフェアまつもと」や千葉県で行われる「工房からの風」などの野外イベントや、百貨店…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 落ち着いた琥珀色と繊細な花模様の飯碗【灰琥珀釉花七宝飯碗|前田麻美】 今回は、前田麻美さんの落ち着いた琥珀色と繊細な花模様の飯碗をご紹介します。 前回、ご紹介したそば猪口と同じ「イッチン描き」という技法で描かれています。 korohacurry.hatenablog.com こちらは、琥珀色(落ち着いたピンク色)の釉薬が掛けられています。 上品な色合いなので大人の女性に人気の飯碗です。 イッチン描きが繊細です 一つ一つ、スポイトで描かれたお花模様は繊細で大人の可愛さを感じます。 ↑画像をクリックすると商品ページに移動します サイズ:Φ130×H48mm …
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今週の月曜日から、いよいよ開始されたNHKの連続テレビ小説「スカーレット」。 見ている方はご存知の通り、信楽の女性陶芸作家のお話です。 タイトルの「スカーレット」って、緋色(ひいろ)のことだそうですね。 緋色は、伝統的に炎の色とされ、黄色味のある鮮やかな赤。 緋=火に通じ、陶芸作品に表れる理想の色のひとつである。 主人公の生業(なりわい)である陶芸では、窯をたく炎が勝負。 熱く燃えるような、情熱的な人生につながる。 出典:NHK連続テレビ小説「スカーレット」番組紹介 と、ホームページでも紹介されていました。 当店としても、お世話になっている滋賀の陶芸作家…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 瑞々しい雰囲気の湯呑み【ゆのみストライプ|藤内紗恵子】 今回は、藤内紗恵子さんの瑞々しいブルーストライプの湯呑みをご紹介します。 磁器土で作られたうつわに、ストライプ状に線が彫られ、爽やかなブルーの顔料が塗られています。 表面はガラス質の釉薬が掛けられ、焼成によって下に流れ釉だまりができています。 うつわの上から流れ落ちる様子が瑞々しく美しい湯呑みです。 外側も内側も見どころがあります ↑画像をクリックすると商品ページに移動します サイズ:Φ約88×H約55mm 3,500円(税318円) ころはオンラインストアにて、藤内紗恵子さんの作品の詳細を確認でき…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 今回は、当店でも取扱いのある、公長斎小菅(こうちょうさいこすが)さんの竹製のスライサーのご紹介をします。 日本では、竹製品の道具や工芸品を見る機会も多いと思います。 それだけ、陶器や木工品とともに、古くから日本人の暮らしに広く親しまれている製品が「竹」なんですね。 竹は4~5年で成長し、農薬を使わないことからも環境に優しい製品です。 木の代替素材としても利用されるなど、次世代の素材として注目されているんですよ! また、欧米では近年、日本の竹工芸に注目が集まっているそうです。 竹工芸をアート作品として集めている欧米のコレクターが増えていたり。 日本人として…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 ほっこりとするどうぶつの絵柄の一輪挿し【どうぶつ一輪挿し・うま|三木あゆみ】 今回は、三木あゆみ(店主ミキ)さんのどうぶつの絵柄が描かれた一輪挿しをご紹介します。 ほんのりと現れているどうぶつは鉄絵といって鉄(ベンガラ)の粉を水で溶いたもので描かれています。 型紙を使ったステンシルの技法で描き、釉薬はマットな白釉をかけることでふんわりとした雰囲気になっています。 どうぶつはうま、とり、ぞうの3種類の動物が一周ぐるりと描かれています。 どうぶつがぐるりと一周描かれています ●うま ↑画像をクリックすると商品ページに移動します サイズ:Φ65×H約75㎜ 4…
こんにちは。ころは店主のミキです。 先日、お店に来て下さったお客さんと話しをしていた時に、瀬戸物(せともの)ってワードが出てきました。 (店主)コチラの商品は瀬戸物になりますので…。 (お客様)瀬戸物って、陶器のことなんですか?それとも磁器のこと? (店主)いえっ。瀬戸物は陶磁器全般をさす言葉なんですよ。 (お客様)そうなんだ!なんか、呼び方が色々あるのでややこしいですよね~~。 というやり取りがありました 笑。 確かに、呼び方一つ取っても色々あるので、分からない方もいるかもしれません。 当コラムは、焼き物(やきもの)について知識が無い方に、専門的なことを知ってもらおう!ってコンセプトで書いて…
こんにちは。ころは店主のミキです。 今回は、わたくしミキの作家活動のはなしです。 来月10月に作家として「静岡手創り市2019秋」に出展することになりましたので そのことについてご紹介したいと思います。 ※イベント出展の為、店舗は 10月11日(金)~13日(日)臨時休業となります。 ご注意ください! ARTS&CRAFT静岡手創り市2019秋 「ARTS&CRAFT静岡 手創り市」は静岡県静岡市にある 静岡縣護国神社 で年に2回開催されています。 春と秋の開催となり、今回は秋の開催に出展することになりました。 ↓詳しくは下のリンクをご覧ください。 <第19 回 ARTS&CRAFT静岡手創り…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 爽やかなブルーストライプのマグカップ【インディゴ マグカップ 大|ココチ舎】 今回は、ココチ舎さんの爽やかなブルーストライプのマグカップをご紹介します。 下地の白とブルーの線彫りが爽やかな印象です。 線はフリーハンドで描かれていて手作りの味わいを感じます。 使い始めの煮沸が不要で、電子レンジの使用も可能なので日常使いがしやすいカップです。 ブルーの線彫りが特徴です ↑画像をクリックすると商品ページに移動します サイズ:W約110×D約90×H約75mm 3,780円(税280円) ころはオンラインストアにて、ココチ舎さんの作品の詳細を確認できます。 丹波…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 前回に続き、全国各地で開催されるイベントについてご紹介致します。 木工・陶磁・染織・金工・ガラスなどの手づくりのつくり手が集まるクラフトフェアについて。 個性あふれる全国の作家さんの作品が見れる、貴重なイベントが盛りだくさんです! 開催日をチェックして、週末に出掛けるイベントの参考にしてくださいね。 全国各地のクラフトフェアスケジュール この秋に、全国で開催される主要クラフトフェアを、開催順にご紹介致します。 【9月開催】 〇 あおぞらクラフトいち Autumn in 水戸開催日:2019年9月14日(土)・15日(日)開催地:茨城県水戸市 水戸芸術館広…
こんにちは。ころは店主のミキです。 今回は、わたくしミキの作家活動のご紹介を致します! わたくしミキは何気に、陶芸の作家活動もしております。 店に来て下さった方に、話の流れで告白すると 「えっ!そうなの!?」とびっくりされます。 (びっくりさせるつもりはないので、言ったり言わなかったり…小心者(._.)) でも、うつわ屋になってから個人の活動をこっそりするのも、なんだかそれもなぁと思っていたりしていたので、最近は少し「やってます!」感を出していこうかなと思っています。。 ご興味あればどうぞご覧ください。 陶芸家・三木あゆみ 私は、兵庫県神戸市で制作をしています。 主に、うつわを制作していますが…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 土の温かみを感じるスープカップ【ゴス線 手付切立スープカップ|古谷浩一】 今回は、古谷浩一さんの土の温かみを感じるスープカップをご紹介します。 信楽の土に白化粧を掛け、ブルーの線がアクセントに描かれています。 手づくりでしか表現できない温かみがうつわに現れています。 表面は少し凸凹としていて、土の表情が伝わります。 そこに、フリーハンドで描かれたブルーの線が爽やかな印象を演出しています。 スープカップとしてだけでなく、小鉢としてもお使い頂ける形になっています。 手づくりの温かみを感じます 口縁や取っ手の滑らかさ、表面の色合いに手づくりの温かみを感じます。…
こんにちは。“ころは”店主のミキです。 まだまだ暑い日が続きますが、9月に入って暦の上では秋になりましたね。 芸術の秋に行楽の秋、各地で様々なイベントが催されてきます。 陶器市や陶器祭りも、これからがハイシーズン。 全国各地の有名な焼き物の産地では、“やきもの”好きの方にオススメのイベントが開催されます! 今年はどの陶器祭りに参加しようか…と悩んでいる方のために。 この秋に開催される予定の陶器祭りをピックアップしました! よかったら参考にして下さいね。 全国各地の陶器市・陶器まつりスケジュール この秋に、全国で開催される陶器市のスケジュールを、開催順にご紹介致します。 〇 第88回 せともの祭…
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