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2018/12/06

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  • 紅葉と東海自然歩道

    僕は比較的外出好きな方で、彼氏は家で過ごすことが好きなタイプだ。それでも僕が「○○へ行こう」と言うと付き合ってくれることが多くて感謝している。 先週は隣の市の美術館までドライブをした。自宅から高速に乗って50分くらい。よく晴れていたし、高台の上にある美術館で見晴らしも含めて楽しめた。 その日の企画は『インドの宮廷絵画展』。ヒンドゥー教の神様を描いた展示が多くあった。一通り館内を見回ったあとに外の公園を歩くと紅葉真っ盛り。 紅葉つながりでもう少し書きます。この時期自然の中を歩くと本当に気持ちがいいので、一人でもちょくちょく繰り出してます。 最近はGoogleマップで近場の山や自然スポットを探して…

  • 結婚の話④

    前回の続きです。今回で最後になります。 結婚をすることで社会的な面が満たされるかと思っていたけど、僕の場合そうはならなかったです。 初めの内はまだ良くて、両親も喜んでくれたし、周りの友人たちも祝福してくれて結婚も悪くないなと感じていました。ただ、お祝いムードがひと段落すると「二人の夫婦生活はどうなの?」と聞かれるようになり、お互いを見つめ合うような関係ではない僕らは「仲良くやってます」くらいのことしか答えられませんでした。 その質問を受けるとき、僕の頭に浮かぶのは彼氏の顔でした。聞いてくる人たちが想定しているのは「恋愛対象のパートナー」との生活で、僕にとってその相手はその場におらず両親ですら顔…

  • ふたつよいことさてないものよ

    「ふたつよいことさてないものよ」という言葉がある。 あるゲイブロガーの友人におすすめしてもらった本の中に書いてあった言葉だ。 良いことばかりは続かないし、逆に悪いこともそうそう連続して起こるわけではない、という意味。 数ヶ月前にカミングアウトをしたという記事を書いた。 両親や仲の良い友人に伝えたところまでは良かったんだけど、少しネジが緩んでしまって、ふだんから深く関わっていない人(友人の知人で数回会った程度)にも彼氏がいると伝えてしまった。それも電話で。 ふとしたきっかけで恋愛事情を聞かれたので、バカ正直に答えた形だ。 相手の男性は僕が過去に結婚していたことも知っているだけに、どういうことなの…

  • 近況報告/両親へのカミングアウト

    近況報告も兼ねて、またぼちぼち書いていきます。 しばらく雨続きでしたが、僕の住んでいる中部地方の町は今日はいい天気でした。19時20分。外はまだ少し明るくて、湿気もやや引いて風が涼しいです。 近況報告として、まずは仕事を含めた日々の活動のことについて書いてみます。自分は個人事業主ということもあって、仕事/プライベートであまりはっきりと時間が分かれていません。 週末に物理的に仕事から離れることはありますが、彼氏や友人と話しているときや散歩しているときにも頭の片隅には割と仕事のことがあったりします。うわ仕事人間かよ、と思われるかもしれませんが否定はしません。 「頭の片隅」と書いて思い出しました。昔…

  • 結婚の話③

    前回の続きです。 結婚の話② - 30代ゲイが生き方について考えてみる 僕は結婚相手の女性に人として確かに惹かれていた時期がありました。 異性として、という表現を使うべきか迷いましたが、「人として」と言った方がしっくりきます。それは友人に抱く感情以上のもので、そのことに気づいてしまってからは「結婚しても彼氏との関係は変わらない」という前提が揺らぎ始めました。 それで、すぐに彼氏に話しました。バカなのか?って思いますが、そういう気持ちを持ちながら黙っていられるような器用さは自分にはなく、そのまま打ち明けてしまいました。彼氏はとても困った顔をして(当たり前です)、「そうなってくると話は違ってくる」…

  • 変化への慣れ

    久しぶりにブログを書きます。 この数ヶ月で世の中にも自分の周りにも多くの変化がありました。何から書いていいか迷いますが、例によって思いつくままに書いてみようと思います。 ◆変化への慣れ コロナの影響で何事も予定通りに進まなくなりました。今はどこも同じですよね。自身の仕事もオンラインに切り替えることにし、公私ともに約束事のキャンセルや変更が多くありました。3月〜4月上旬がピークで、緊急事態宣言と休業要請・補償の指針が打ち出されてからはようやく少し落ち着いてきました。 GW期間に入ったことも大きいですが、ここにきて周りの空気感も変わってきたように思います。変化を受け入れるというか、先のことはどうな…

  • 結婚の話②

    前回の続きです。 彼女の発言が本当だとすれば、これ以上ないくらいの相手かもしれない。そう思いました。僕は過去にブログで以下のように書いています。 僕は昔から家庭や子どもを育てることに対してあこがれがあって、特に20代後半の頃にその気持ちが一段と強くなりました。ただ、それこそ誰かを犠牲にしてでも家庭をつくろう、とは考えていなかった(元からそんな風に考えて家庭をつくる人はいないとは思いますが)ので、何とか全員が納得した上で実現する方法はないか、と夢のようなことを考えていました。養子、代理母、友情結婚。数年後には男同士でも子どもができるらしい、というニュースを見つけて友人に話をしたこともありました。…

  • 結婚の話①

    前回の記事で触れたある人に向き合えるよう、まずは自分の経験を話します。 過去に女性と結婚していた話について書きます。一度ブログに書こうと決めたもののどう書いていこうか迷ってましたが、やはり当時の自分の心境について正直に書くことにします。*個人の特定につながる情報は伏せます。 はじめに、僕の性自認はゲイです。何でゲイなのに女性と結婚したのか。それは「この人となら家庭を築くことができるかもしれない」と本気で思ってしまったからです。 そこにはいわゆる「世間体」的な利害関係も確かにあったと思います。今のご時世、色んな生き方が認められてきて独身への風当たりはそう感じないけど、結婚することで社会的な面を補…

  • 打ち明け話

    2月の中頃から仕事が繁忙期に入っていましたが、昨日でひと段落しました。コロナのこともあって普段のペースに戻るにはもう少しかかりそうです。 間が空きすぎてブログの文体もどんなだったか忘れてしまった^_^; 前回の記事の投稿日が1月31日だった。「自分らしい働き方」について書いた日だ。実はその記事を書くきっかけになった人とのメールは途絶えてしまった。ひょっとして、という心当たりはある。 その人はメールの中で僕にある打ち明け話をしてくれた。僕が興味を持って質問したこともあって、誠実に包み隠さず応えてくれたのだと思う。 ただ、その話に対して僕はまっすぐに向き合うことができなかった。もう少し正確に書くと…

  • 自分らしい働き方

    ブログを読んでくれた方とメールをしていて「自分らしい働き方」の話になった。 結論から言うと、今の自分はらしさ半分くらいで働いているかもしれない、と思っている。 業種的には自分を出してなんぼの世界にいるんだけど、働き方について数日間頭の隅で考えていて気がついたことがある。 僕はこのブログ以外の場所でもネット上に名前と姿を公開している。社会の中で生きている自分はそっちの方だ。ただ、一方でこうやってゲイとして発信する時間も大切で、どちらの自分も切っては切り離せないものになっている。 これが率直に言って効率が悪いというか、不自由さがある。 ブログで何度か引用している「きのう何食べた」の1巻で、主人公の…

  • あけましておめでとうございます/実家から

    正月で実家に帰ってきている。彼氏は帰省しない人なので、ひとりアパートに残してしまうことを申し訳なく思いつつ、でも家族の前に顔を出しておきたくて盆正月には帰ることにしている。 両親や兄弟、弟夫婦も皆元気そうだった。つい当たり前のように感じてしまうけど、今年も無事年を越せたことに感謝した。 ◆ 実家で約半年ぶりに二つ年上の兄と話した。兄はひとり暮らしを経て今実家から勤務先に通っている。学生時代に柔道をやっていたこともあり体つきががっしりしていて、弟の僕とは違って落ち着いた性格だ。 中学に上がる前まではわりと仲の良い兄弟だったと思う。ゲームで対戦することはしょっちゅうだったし、プラモやミニ四駆をやっ…

  • シゲせんせーの講演会に行ってきた

    12月2日(月)にあったシゲせんせーこと鈴木茂義さんの講演会に行ってきました。 「シゲはシゲだから」その一言がうれしかった~教員でゲイのぼくだから伝えられること~ 【新潟市、名古屋市に伺います】12/1(日)10時から新潟市12/2(月)13時から名古屋市イベントや講演会で伺います。お近くの方、ご都合のあうかたはぜひ! pic.twitter.com/mjTTzcHWwn — シゲせんせー (@teacher_2_2) 2019年11月28日 ◆きっかけ ゲイであることをオープンにしている人に会ってみたいと前々から思っていて、ネットで調べたら偶然出てきた。シゲせんせーのYoutube動画を以前…

  • 生活③「豚汁作った」

    タイトルにナンバー振ってシリーズっぽく書いてますが、しばらく雑多な話が続きます。今日は食生活について。 ◆豚汁作った 寒くなってきたので昨日は豚汁を作りました。彼氏がみそ汁苦手なんですが豚汁なら食べれるということで。おいしいよね豚汁。 これまでそんなに作ってなかったけど定番にしてもよさそう。うまいし野菜がたくさん取れる。冬は鍋に頼りがちですがこれからは豚汁にも頼っていきます。 ただ、豚汁って主菜が迷うところです。汁物なのでまずメインありきと思いきや、豚汁は「今日は豚汁にしよう」的なメニューの起点になる存在感がある(?)というか。で、他に何を食うか迷う。 結局スーパーでカツオのたたきとサーモンの…

  • 書き始めて1年

    ネットに文章を書き始めてから1年ほど経ちました。 以前はnoteで書いてました。(今も気まぐれにスマホで撮った写真をアップしてます。) 30代ゲイ、名古屋で彼氏と二人暮らしをしています。結婚・離婚歴あり。(この辺りの話をブログで書いてる途中です。) ◆書く目的は変わる 書き始めたときの目的は、 1)普段周りには言えないことを書いてストレスを発散すること 2)クローズドな世界から少しずつ抜け出すこと *2はちょっと格好つけた。1が9割 でした。 以前とある先輩ゲイブロガーとメールをしていて、「文章を書いていると、誰に向けて書いてるとか、文章を書く目標とかコロコロと変わってくると思います。」と言わ…

  • 俺を大事にする生活②「歩く」

    ちょっと煮詰まってるな〜、と感じたら外へ歩きに行きます。歩きながら腕を回してみたり背筋を伸ばしてみたり、自分が気持ちいいと感じる姿勢でひたすら歩く。たいていの場合段々と頭が冴えてくる。そろそろ帰りたいなと思ったところで帰る。 帰路につくタイミングは日によってまちまちで、2000歩程度でもういいや何かスッキリしたし、となることもあれば、8000歩以上歩いてやっと気が済む日もある。 某マンガの「俺は俺のために俺を大事にするぞ!」というセリフに触発されて、前回から生活について書いてます。 ztp.hateblo.jp生活について書く上で「歩くこと」は欠かせない。以下は前回も書いた文章だけど、「習慣的…

  • 生活の話①

    二十歳くらいの頃、日頃の不摂生がたたって心身ともにボロボロになったことがある。 当時は「なんで俺が?」と思っていた。だけど、今考えれば当たり前のことだった。その頃自分はかなり「いい加減」に生きていた。自分を大事にしていなかった、と言い換えてもいい。 ゲイカップルの漫画(たぶん説明不要)「きのう何食べた?」の13巻、主人公のシロさんが言った台詞で、 俺は俺のために俺を大事にするぞ! というのがある。 昔の同級生の葬儀に出席した後、家族に囲まれて亡くなった旧友と自分を比べて「いてよかったと思う孫も、残して心残りの妻子もいないけど」という前置きに続く台詞だ。 きのう何食べた?(13) (モーニング …

  • 迷い

    ものすごく今更なんだけど、過去のことを含め自分の身の回りの話をどこまで書こうか迷っている。 特に結婚の話は相手がいることだし、家族も関わることなのでブログに書くことを難しく感じている。僕は家族にゲイであることをカミングアウトしていない。もしカミングアウトをしたら「じゃあ結婚は何だったの?」と聞かれることが目に見えている。 ちなみに元結婚相手の女性は、「今後両親や誰かにカミングアウトをすることになって、結婚のことについて話す機会があるかもしれないけど、大丈夫だろうか」という話をした時に「もちろん大丈夫」と言ってくれた。そもそも、そういう前提があって始まったことだから、と。 ただ、誰かに話をするこ…

  • 大学時代

    ◆初めての彼氏 友人のジローに誘われてはじめてゲイナイトに行ったのが大学2年の頃だった。名古屋の新栄駅近くでジローとその友人に合流し、同い年の3人で会場へと向かった。 以前高校時代の記事でも書いたが、僕は「ゲイの世界=暗くて怖いところ」だと思い込んでいた。自分のことは完全に棚に上げて、なんだか得体の知れないヤバい人たちの集まりだと。その中に自分のタイプの人なんていないだろう、と考えていた。 駅から5分ほど歩いた雑居ビルの地下に会場はあった。心臓がバクバクと鳴っていたのを今でも覚えている。階段を下りるごとに重低音が大きくなり、視界が暗く包まれる。受付の女装の人にお金を支払うと、手の甲に印のスタン…

  • 参院選と生産性

    参院選。数日前から比例はれいわ新選組の山本太郎にしよう、と決めていました。ネットの記事で興味を持ち、そこから政見放送を見たのがきっかけ。 生産性という言葉が人の命を選別するような、そんな空気が蔓延する時代。そんな空気は確実に、人々を生きづらくさせている。だからこそ、そんな言葉を吹き飛ばしたい。 生きているだけで、あなたには価値がある。そう感じれる社会を作りたい。 自分の一票が日本の未来を決める!とかは思わず、たったの一票だからこそ、いつも自分の好きに投じます。 自民党に入れたこともあるし、無意味だと思いつつ白票を投じたこともあるし、2009年はしっかり世論に乗って民主党に入れたクチです。「選挙…

  • きのこソースの和風ハンバーグ

    我が家では家事の分担は特にしていなくて気づいた方がやります。 昨日は彼氏は仕事、僕は暇だったので夕方から一人ドライブ。帰り際に「今日晩飯どうする?」と電話したときの反応が疲れ気味で、外食も自炊もしんどい感じだなと察する。ここから帰って自炊かめんどいな、という脳内の迷いを却下し、そういえば冷凍庫にひき肉があったぞと思い出す。最近作ってなかったしハンバーグでいこう。どうせなら彼氏の好物のきのこを使ってみよう。そう思いつくとやる気が出てきました。 で、それらしいレシピを検索。 cookpad.com 高速のインターを下り、近所のスーパーできのこ類を買い足して自宅に着いたのが夜20時過ぎ。彼氏は案の定…

  • 「大学時代」のまえがき

    ブログで過去のことを少しずつ書いています。 昔を振り返ってみよう、と考えて自然と時系列になりました。中学時代、高校時代。次は順当にいけば大学時代、ということになりそうです。 ただ、僕が過去の話を経て書きたかったことは「結婚の経緯」で、その文脈に沿うならば、男性か女性か、という気持ちの揺れがほとんどなかった大学時代はもう少しシンプルにまとめてしまってもいいのかな、と思いました。 ・初めて彼氏ができた ・気の合う友人と出会った の2点です。さすがに箇条書きで終わらせるのはどうかと思うので(笑)あとでもう少し書きます。 少し話題が逸れますが、実は大学生の頃にもブログをやっていました。その時に当時のこ…

  • ゆるいつながり

    自分の中で段々ブログを書くハードルが上がっている気がする。 ということで今日は何でもいいから書く。書いているうちに筆が乗ってくるかもしれないし、特に乗ってこなくてもいいや、と。 元々自分の気持ちを書くために始めたブログだし、たまたま誰かに届いて面白いことが起こったらラッキー、くらいの感覚だ。 新生活 引っ越しの片付けがやっと落ち着いた。移動して数週間ダンボールと粗大ゴミに囲まれて生活している時には「しばらく仕事も忙しいし、多少荒れてても気にならないよ」と思っていたけど、断捨離を終えてスッキリした部屋で過ごしてみるとやはりとても気持ちが落ち着く。 ただ、新調したベッドがまだ届いておらず、シングル…

  • 5月2日、山登り

    先日山登りに行ってきました。行き先は入道ヶ岳、三重県鈴鹿市にある標高906mの山です。 昼12時にスタート地点である椿大神社(おおかみやしろ)に到着。この先に登山口があります。 登山口。 まずはひたすら階段を登る。なかなかの傾斜。 10分ほどかけて階段を登りきる。ここからは山道を行く。 4合目のあたりで怪しげな建物を発見【ここから妄想モード】 中へ。 親切な案内メッセージが少し不気味に見える。そして肝心の情報が見えない...(他の看板から頂上までは1.3kmと判明) どう見てもただの避難小屋ですが、ここで何らかの空想に浸れる方とは友達になれそうな気がします。笑 気を取り直して進むと、木立の隙間…

  • 高校時代④

    この話の続きです 【結】 高校卒業と同時期にとあるゲイ向けの出会い掲示板(名前は伏せるけど略してCB)に投稿した。勢いに任せて「同級生に告白してフラれました」と誰も聞いてないことを書き込んでいた。今思い出すとかなり恥ずかしい。 さすがに顔写真を載せるのは抵抗があったので後ろ姿にした。といっても後頭部とえりあしだけ。それでも雰囲気はなんとなく伝わるものだ。 あとはお決まりの18*176*65的な年齢・身長・体重の情報を添えた。ちなみに今書いたこの数値は適当で特に意味はない。 当時は掲示板全盛期で、投稿から1時間もしないうちにいくつかメールが届いた。 その中に気になる送り主が2人いた。 2人とも同…

  • ここ1ヶ月の振り返り

    前回の更新から1ヶ月経っていて驚きました。この期間にあったことや考えたことを振り返ってみます。 引っ越しました 一年ほど別々に暮らしていた彼氏との同居を再開しました。 新たに1LDKの部屋を借りて二人して引っ越し。先日無事終わったところです。 これをきっかけに処分したいモノがたくさん出てきて、まだ当分片付け&断捨離の日々が続きそうです。GWにはケリをつけたい。 仕事 ⇄ 発散 時期柄仕事が忙しく、加えて色々と手を出してしまい容量オーバーになっていました。 スキマ時間に散歩、スーパー銭湯、友人との飲み、コンビニで好きなだけ散財などして乗り切る。 そろそろ田舎へ帰りたい、という気持ちが年々増してい…

  • 飛騨の町へ

    週末に足を伸ばして岐阜県の飛騨市まで行ってきた。 先日、飛騨市長の新聞記事がネットで話題になっていたのを見て、どんな所なのかと興味を持ったのがきっかけだ。 都竹飛騨市長の「障がい児の親として」、岐阜新聞2月11日付 pic.twitter.com/lKWrXoxjhW — Yukihiro Masuda (@Masuda_Slovakia) February 12, 2018 (中略) こうした分野*に取り組むのは、誤解を恐れずに言えば、自分の子どものためである。公職にある自分が支援を充実させれば、多くの方々が救われる。それは次男が私をしてなさしめたことであり、この子が世の中のお役に立てたこと…

  • 勇気ときっかけをくれた人

    毎日更新を楽しみにしていたブログが昨日で一区切りを迎えられました。私信のようになりますが、ここに書きます。 mituteru66.hatenablog.com 神原さん、長い間毎日の更新お疲れさまでした。神原さんの文章に日々パワーをもらっていました。勇気、自分と向き合うこと、ときに肩の力を抜くこと。その背中にたくさんのものを見てきたと感じています。 去年の11月、noteでまだ手探りの状態で発信していたとき、恐れずにもっと自分のことを書いてみよう、と考えるきっかけをくれたのも神原さんでした。 一つの区切りに対し何人かの方がブログで言及されているのを読みました。僕もこの場でお礼を言いたいと思いま…

  • 高校時代③ ≡ 告白の返事

    前回の続きです 【転】 僕はやはり女の子相手ではダメなのかもしれない。 そう認めてしまいたい思いと、まだ「普通」の自分を諦めきれない気持ちが頭の中をグルグルと回っていた。 でもどれだけ考えても答えは一つだった。僕が一緒にいたいのは彼女ではなく潤くんだ。その気持ちは本物に違いない。そう気付いてしまった時点で、それ以上彼女と一緒にいることは難しかった。 ▪ 彼女と別れて以来体調を崩すことが多くなった。今振り返ると、先に書いた葛藤が起点となって自身をぞんざいに扱い始めたのが原因だと思う。生活のリズムが乱れ、3年生になってからはそこに輪をかけるように受験のプレッシャーがのしかかった。 その頃、学校帰り…

  • 高校時代② ≡ 理性と本能

    前回の続きです。 高校の時に同級生を好きになって告白した、という話です。今回はちょっと生々しい表現も含むかもしれないので苦手な人はすみません、と先に謝っておきます。 【承】 潤くんの家に泊まりに行った時には既に彼のことが気になっていた。向こうからしたら男に好かれるなんて思ってもいなかっただろうけど、ぶっちゃけて言って性の対象として見ていた。 性の対象、って言うと途端に生々しくて笑えるけど、要は高校生男子が女子を見てヤリたいとか言ってるのと同じことだ。修学旅行の夜とかにエロい話で盛り上がる感じ。 本能のままに彼に触れたくなったがなんとか我慢して、後で家に帰って「不自然な行動してなかったかな」、「…

  • 高校時代

    僕が自分の性的指向についてはっきり自覚したのは高校3年生の頃だった。 始めての彼女の話で書いた葛藤や混乱はその後も続いたが、ついに自身がゲイであることを認めざるを得ない出来事が起こった。 起こったというよりは自分がしでかしたと言った方が正確だ。勿体ぶっても仕方ないので結論を言う。同級生の男子を好きになり告白した。 今日から数回に渡って高校時代のことを書こうと思う。できれば起承転結で4話程度にまとめたい。 【起】入学・出会い 彼を好きになったきっかけを必死に思い出そうとしているが、どうもそういった明確な瞬間があった訳ではなさそうだ。少しずつ惹かれていった、ということにしておく。 彼とは入学以来3…

  • 嬉しい誤算

    11日間も更新が空いてしまいました。この書き出しが定番化するのは避けたいです。笑 いきなりですが、このブログは特定の誰かに語りかけるつもりで書いています。 noteで書いていた頃は、自分と同じように生き方を模索する誰か一人に向けて。はてなブログに移行してからは、いつも読まさせてもらっているゲイブロググループの人たちに向けて。あとはメールやコメントでやり取りがあった人たちのことを頭に浮かべながら書いています。 つまり今のところ、基本的にゲイの人向けです。 一般の方の反応 前回書いた記事は普段より多くの人に届いたようで、一般(単にゲイではない、というだけではなく、世間により近いという意味合い)の方…

  • ブログの効用

    前の記事で書いた通り、今回は他の方のブログの感想を書きます。 「丁寧に暮らす。」さん 初めて読んだのは正月のインド旅行記でした。 teineinikurasu.hatenablog.jp 「丁寧に暮らす。」というタイトルがとても良いなあ、と。生活とか暮らしってキーワードは、自身30代を超えてから頻繁に頭に浮かぶようになりました。 今年も相方さんと楽しい正月を迎えることができました。時間を重ねるごとに大切になっていく。そういう人に巡り会えたことをありがたく思います。 少し前に、ネットでゲイの生き方を検索したものの納得する答えが見つからなかった、という記事を書きましたが、一つの答えを見せていただい…

  • ネタの整理

    10日間も更新が空いてしまいました。 ここで一旦ブログのネタ出しをしてみようと思います。「いいから過去話の続きでも書いとけ」という自分の心の声も聞こえますが、前回の記事を読んでいただくと分かる通り、ブログタイトルにも迷っている始末です。もう少し模索したいというか、誰かに聞いてほしいんですよね。 彼氏にブログバレ 元々秘密にするつもりはなかったものの、あえて言う必要もないと思い黙っていたブログの存在が彼氏にバレました。 きっかけは、先日ブログをきっかけに知り合ったある方とゲームの対戦をしていて「誰とやってるの?」と尋ねられたこと。誰かと約束してネット対戦をすることが稀なので、そりゃ聞かれるよね、…

  • このブログのタイトルについて

    30代ゲイが生き方について考えてみる、ってブログ名としてどうなんだろう? これは「とりあえずブログを始める>しっくりくるタイトルを考える」という優先度になってしまった結果です。つまり仮の名前で、自分的にしっくりきている訳ではないんですよね。 「30代 ゲイ 生き方」で検索すると 同じように生き方に悩んでいる人がいるかもしれない、と思って「30代 ゲイ 生き方」で検索したことがあります。(元々どこかに答えがあるとは思っていませんでしたが、その期待が全くなかったといえば噓になります。) やはり同様のことを考える人はいるようで、ヤフー知恵袋での質問などが上の方に出てきました。ただ、いくつかのページを…

  • Jason Mraz ≡ 違和感のないカミングアウト

    明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 2018年のやり残し - Jason Mrazのシェア まずは2018年にやり残していたことが一つあったので、その話を。以前の記事でJason Mrazのプレイリストをシェアする(できれば)、と言ったままできてませんでした。 たぶん誰も待っていないと思いますが、リンク貼れたので以下にシェアしておきます。 冒頭の方でJason Mrazが悪気なく進行を乱してしまい、MCに軽くイラつかれてる様子が聞き取れるのですが(笑)、そのちょっとしたピリつきを音楽と優しい語りでじんわりと包み込んでいく感じが好きです。とてもライブ感がある。 以前の記…

  • イブの昼下がり

    今年も家で過ごすクリスマス(イブ)です。 どこにも出かけずにゆっくり過ごし、夕方にケーキを買って、少しだけ豪華な晩飯を作って祝うのが恒例。 午後3時。2Kの僕のアパートに彼氏が昨日から泊まりに来ていて、昼飯を食べたら眠くなったと言ってベッドで寝息を立てている。 自分は散歩から帰ってきたところで、ベッド脇のソファでNetflixを見ながらブログを書いている。イギリスが舞台のちょっと古めのクリスマス映画。 寝ている彼氏の頭の先にはベランダがある。朝に干した洗濯物が風に揺られている。12月らしからぬ、雲ひとつない青空がまぶしい。 マンションやアパートがひしめき合うエリアで、普段は近くの小学校から聞こ…

  • 初めての彼女⑤ ≡ Nくんの話と「フレーム」について

    前回の続きです。 タイトルに掲げておきながら、実はNくんとの間には大したエピソードはありません。それでも書こうと思った理由は前回触れた通り。 「初めての彼女であるSさんの話を書くうちに当時の精神的混乱が戻ってきてしまったので、気になっていた男子の話を書くことで現在の自分に近づきたい」ということです。 もちろん「現在の自分」にもそれなりに悩みや迷いはありますが、少なくとも性的指向に関しては大分クリアになっています。 Nくんの話 Nくんは中3のときに僕が気になっていた相手だ。 今思えば彼はSさんに似た部分があった。それはしっかりと自分を持っていて周りの雰囲気に呑まれない、ということ。 どこか陰湿な…

  • 初めての彼女④ ≡ Sさんとの別れ

    前回の続きです ゲイブログで長々と「初めての彼女」について書いている自分に軽く違和感を覚えている。 この話は自身の過去を振り返るのに大切な出来事だと思う。だけど、実は書いていると当時の感覚が蘇ってきて少し辛い。辛さの正体は失恋の苦しみや悲しみではなくて「混乱」という二文字だ。 思春期から長いこと「自分は男性が好きかもしれない。でも女性も好きになれる気がする」と悩んでいた。 今でこそ性的指向の迷いはなくなったが、書くことで過去の体験に身を寄せると不思議なことに当時の混乱が戻ってくる。(この後にSさんの話の続きを書いているが、かなり錯綜しているので流し読みを推奨します。) ここまで書き進めて思った…

  • 更新頻度について ≡ 自分の旅

    黙々と文章を書き進める合間に少しだけ。 ブログを始めてから約1週間、ポツポツと過去の恋愛話を書いていたら嬉しくもいくつか反応をもらった。 ・コメントを頂いたり・読者登録頂いたり・ブログで言及頂いたり といった具合だ。ありがとうございます。 しばらくは何の反応がなくても書き続けよう、と思っていたけど、やはり読んでくれた人がいると分かるのは励みになる。 noteの時から書いているけど、誰か一人にでも届けばいいという気持ちは依然として変わらない。 結果として多くの人に読まれるようなことがあれば(まあこんな個人的な内容のブログでまずないけど)それもまた嬉しいが、少なくとも今はブログを通じて得た一つ一つ…

  • 初めての彼女③

    前回の続きです イジメの一件以来、活発な雰囲気の同級生(いわゆるスクールカーストの上位層)とは男女問わずあまり口を聞けなくなってしまった。 (活発な雰囲気 ≒ カースト上位、という記号的処理は今振り返るとかなり残念だが、当時は大なり小なりそう捉えていた。) からかい気質のあった男子とは少しずつ和解し自分も慣れていったのでまだマシだったが、その周辺の女子は苦手なままだった。話しかけられるだけで赤くなってしまい、質問されても何も答えられない自分がいた。 僕の無口な性格は相変わらずのまま、小学校からメンバーが持ち上がりの公立中学に上がった。 ▪ 僕が告白したSさんの話に戻るが、Sさんはそういったカー…

  • 初めての彼女②

    前回の続きです 少しだけ話が逸れるが、僕は小学校の時に父の仕事の都合で2回転校をしている。そして、その転校を機に大人しく引っ込み思案な性格になってしまった。 今でもよく覚えているが、小3の初め頃、2回目の転校先でみんなの前に立って自己紹介をする時、勇気を振り絞って(何回やっても自己紹介は緊張する)言った「よろしくお願いします!」の「ま」の部分が裏返ってしまって、クラスのお調子者にその場で大声でマネをされた。それを見たみんながクスクスと笑っていてとても居心地が悪かった。 からかいを跳ね返すことも大らかに受け止めることもできず、自分はただ萎縮し黙ってしまった。それから軽いイジメのようなものが始まっ…

  • 初めての彼女 〓 「好きだと思う」は「好き」ではない

    結婚に至った経緯を書く、とnoteで言っておきながら3週間も過ぎてしまった。何度かPCに向かったものの、下書きで筆が止まり書けなかった。 なるべく正確に語るためにはもう少し過去に遡る必要があるように思い、自分の恋愛遍歴を振り返ってみることにした。 まずは「初めての彼女」のことを書くことにする。 僕の恋愛対象は男性だ。女性と付き合ったこともあるが、どれも「好きな気がする」、「好きだと思う」という域を超えなかった。 今ならハッキリ分かるが「好きだと思う」は「好き」ではない。単に自分が普通だと思い込みたかっただけだ。将来は結婚もするし、子供も生まれて一端の大人になる。そういう願望を諦めきれなかった結…

  • note → はてなブログに引っ越し

    はじめまして。悠と言います。 タイトル通りnoteからはてブに引っ越してきました。というわけで、簡単に自己紹介します。 名前:悠 年齢:30代前半 エリア:中部・東海地方在住 備考:男です。同性のパートナーいます これまでnoteで書いていた記事は以下から。 自分なりに書きたいことが書けた(かつ、スキを頂いたりしてあまり一人よがりにならなかった)と感じている記事は以下の3つ。 ・安らぎと冒険 主に彼氏のことを書いた文章 ・Lifework 仕事や今後やりたいことの方向性について模索した文章 ・告白ときっかけ 過去に結婚していたことを打ち明けた文章 noteのアカウントもしばらくは残しておきます…

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