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2018/11/21

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  • 2019年 リーディングジョッキーランキング

    2019年の中央競馬開催も終了、各種リーディングが確定しています。 ここではリーディング上位の各騎手について紹介していきましょう。 2019年リーディングジョッキーランキング ご覧の通り、今年は164勝を挙げたクリストフ・ルメール騎手が3年連続でリーディングジョッキーに輝いています。 獲得賞金額に於いても僅差ながら川田騎手を振り切ってトップを確保、勝率では僅かに川田騎手に及びませんでしたが、素晴らしい活躍でJRAナンバー1ジョッキーとして君臨しています。 1位 164勝 クリストフ・ルメール アーモンドアイでドバイターフ、天皇賞(秋)を制覇、グランアレグリアで桜花賞を圧勝し、天皇賞(春)をフィ…

  • 2019年 ホープフルステークス回顧

    2019年の中央競馬開催のラストを飾る1戦、ホープフルステークス。 このレースを制したのは1番人気に推されたコントレイルでした。 では、この1戦を振り返ってみることにしましょう。 ホープフルステークス 総括 2歳馬のレースながらスタートで大きく出遅れる馬はなく、各馬ともまずまずのスタート。その中から坂井騎手が積極的にパンサラッサを押していってハナを主張。 続いてラインベックが1馬身半程離れて追走、ブルーミングスカイもこれに続いて追走。 少し離れた4番手をコントレイルが追走し、ブラックホール、ヴェルトライゼンデ、ガロアクリークがコントレイルをマークするように追走。 この後方、9番手付近をワーケア…

  • 2019年 ホープフルステークス予想

    12月28日、今年の中央競馬を締めくくる最終開催日を飾るメインレースは2歳馬による芝2000mG1、ホープフルステークスです。 長年、中央競馬のラストを飾るビッグレースと言えば有馬記念でしたが、一昨年よりホープフルステークスがG1へと昇格し、今年で3回目となります。 皐月賞と同じ舞台で行われるこのレース、昨年はサートゥルナーリアが断然人気に応えて、ここを制してからぶっつけで皐月賞を制し、先日の有馬記念でも2着と力を示していますが、今年はどうでしょうか。 やはり注目は東京スポーツ杯2歳ステークスで驚異的な走りで後続を遥か彼方に引き離してレコード勝ちを収めたディープインパクト産駒コントレイルでしょ…

  • 2019年 有馬記念回顧

    21日朝、まさかのインフルエンザ発覚…のため、返されてしまい、自宅で有馬記念を見ることに…。 そんなことはさておいて、今年の有馬記念はG1優勝経験馬が11頭と空前の豪華メンバーが勢揃い。しかも、当初は出走の予定がなかったアーモンドアイの参戦が現実のものとなり、近年稀に見る盛り上がりを見せることになりました。 そんなスーパーG1となった有馬記念を制したのはリスグラシューでした。 宝塚記念を圧勝した同馬はこれでグランプリ連覇となり、ラストランで豪快なぶっ千切り勝ちを見せることになりました。 では、そんな有馬記念を振り返ってみましょう。 有馬記念 回顧 このレース、アエロリットの走りについて触れない…

  • 2019年 有馬記念予想

    近年、実力馬の出走レースの多様化やローテーションの変化が進み、昔のように様々な路線の馬達が有馬記念に集結することはそう多くなくなったのですが、この2019年の有馬記念は近年でも有数の豪華メンバーが集うことになりました。 出走を予定しているG1レース勝ちの経験がある馬が過半数の11頭。 これは歴代の有馬記念の中でも最多数となります。 その殆どは2000mを超えるG1の勝ち馬でもあり、過去の有馬記念を見てもそうそう例がないくらいの豪華メンバー。 当然、世界的な注目度も決して低くはありません。 日本国外のレースでの実績についてもアーモンドアイはドバイターフ勝ち馬、リスグラシューはコックスプレートの勝…

  • 2019年 朝日杯フューチュリティステークス回顧

    今年の朝日杯フューチュリティステークス、先頭でゴールを駆け抜けたのは1番人気に推され、ムーア騎手を背にしたサリオスでした。 では、このレースを振り返ってみることにしましょう。 朝日杯フューチュリティステークス総括 スタート前、まだ2歳の各馬でしたが、激しくイレ込むような馬は見当たりませんでしたが、ペールエールがゲート入りを嫌がる素振り。 それでもゲート入りが進み、枠内でガタガタ暴れる馬もなく、スタート。 レッドベルジュールが出遅れる中で、内のビアンフェがダッシュを利かせて一気に先頭に立つや後続を2、3馬身引き離して逃げる展開に。 人気のサリオスは4番手付近での追走で、それをペールエールが追走し…

  • 2019年 朝日杯フューチュリティステークス予想

    かつて朝日杯と言えば、2歳暮れの時点での最強馬決定戦としての意味合いがかなり強かったものですが、90年代後半頃からクラシックを意識する馬達はラジオたんぱ杯2歳ステークスへと向かったり、2歳戦で無理に使わなかったりするように変わり、次第に朝日杯は2歳最強マイラーの決定戦としての意味合いがはっきりとしてきました。 その傾向は2010年代には一層明確なものとなり、新たにホープフルステークスがG1になったことで、朝日杯は2歳最強馬決定戦から2歳最強マイラー決定戦との位置付けが決定的なものになっています。 阪神ジュベナイルフィリーズが桜花賞を見越す上でも重要度を一層上げていったのとは対照的に。 で、今年…

  • 2019年 ターコイズステークス予想

    先月末に起こした腰痛が未だに完治していないため、ブログもなかなか更新出来ず申し訳ありません。 ただ、仕事も復帰していますし、良化はしてきているので明日のターコイズステークスと朝日杯フューチュリティステークスについては予想していきたいと思いますので、お付き合いください。 で、ターコイズステークスですが、今年はフルゲート16頭。古馬重賞戦線で上位争いを繰り広げてきた馬達にクラシック戦線で活躍を見せてきた3歳馬が立ち向かうという状況。 加えてハンデ戦ということもあり、人気はかなり分散しそうな様相となっています。 netkeibaの予想オッズを見てみるとエスポワール、シゲルピンクダイヤ、コントラチェッ…

  • 2019年 阪神ジュベナイルフィリーズ予想

    どうも、ご無沙汰しておりました。 先週より腰痛が酷くなり、まともに動くことが出来なくなって会社にも行けない日々が続いていたのですが、ようやく回復してきて何とか活動を再開出来るようになりました。 まだ、痛みはあるのでこれまでのようにはいかないのですが、まずは今週のメインレース、阪神ジュベナイルフィリーズの予想は取り組んでいこうと思います。 で、このレースですがやはり人気はデビューからの2戦で共に圧倒的なポテンシャルを感じさせていたリアアメリアでしょう。 特に6月のデビュー戦では川田騎手が意図的に出遅れ気味のスタートを切らせて前に馬を見せる展開で馬にレースを覚えさせる形でしたが、直線では有無を言わ…

  • お詫び

    先週から腰痛にやられていたのですが、今週に入って悪化してしまい、立ち続けたり座り続けるのさえキツい状況で、まともな競馬予想が出来ません。いい加減な予想を掲載するのは嫌なので今週のチャンピオンズカップの予想は申し訳ありませんが断念することにしました。痛みに耐えて水曜日には出社したものの仕事にならずに帰り、会社を休まざるを得ない状況で無理をして競馬予想をしたりして会社や妻に迷惑は掛けられないので…。何とか回復させて来週は予想していきたいと思います。

  • お詫び

    先週から腰痛にやられていたのですが、今週に入って悪化してしまい、立ち続けたり座り続けるのさえキツい状況で、まともな競馬予想が出来ません。いい加減な予想を掲載するのは嫌なので今週のチャンピオンズカップの予想は申し訳ありませんが断念することにしました。痛みに耐えて水曜日には出社したものの仕事にならずに帰り、会社を休まざるを得ない状況で無理をして競馬予想をしたりして会社や妻に迷惑は掛けられないので…。何とか回復させて来週は予想していきたいと思います。

  • ミカエル・ミシェル騎手、JRA受験へ

    早くジャパンカップの回顧をアップしたいところなのですが、腰痛が酷くてパソコンを使える状況にないので、今回はスマホから別の話題を。 タイトルにもあるようにミカエル・ミシェル騎手が来日しての騎乗を視野に入れているようです。ミカエル・ミシェルはフランスの女性騎手で、昨年は72勝を挙げ、フランスの女性騎手として最多勝記録を残しています。 彼女は現在24歳。 5年前にプロの騎手免許を取得し、ローカルの競馬場での騎乗が多かったのですが、フランスで2017年に女性騎手の減量制度が出来たことをきっかけに頭角を現し、一時はフランスのリーディングトップに立つ場面もあるなど、注目の若手騎手の1人として話題となってい…

  • 2019年 ジャパンカップ予想

    レース創設39回目にして初の外国馬参戦ゼロという今回のジャパンカップ。 加えて国内の出走馬についてもアーモンドアイ、リスグラシュー、フィエールマン、ブラストワンピース、サートゥルナーリア、キセキらのトップホースの名はここにはなく、この1年以内にG1を制している実績を持つ馬が1頭もいないという近年稀に見る残念な顔触れのジャパンカップとなってしまいました。 この顔触れだったら外国の一流クラスの馬がしっかり仕上げられていれば十分に上位で勝負出来そうなのが何とも皮肉なものですが…。 ただ、近走でG1を制している馬はいないとは言え、過去にG1勝利経験のある馬自体はジャパンカップ制覇経験のあるシュヴァルグ…

  • 2019年 マイルチャンピオンシップ回顧

    好メンバーが集い、注目度の高いレースとなった今年のマイルチャンピオンシップでしたが、安田記念の覇者インディチャンプが1番人気に推されたダノンプレミアムをゴール前で差し切り、春秋マイルG1連覇を達成しました。 レース総括 大きく出遅れた馬はなく、ほぼ揃ったスタート。 マイスタイルが先手を主張し、すんなり先頭に。続いてフィアーノロマーノ、グァンチャーレが追走。人気のダノンプレミアムはそれらに続く4番手での追走となり、インディチャンプも殆ど同じ位置での追走。 その後ろのインにダノンキングリーが控え、アルアインはやや後方寄りの位置。 その後ろにペルシアンナイト、ダイアトニックらが控えて追走する展開に。…

  • コントレイル、衝撃の東スポ杯

    16日に行われた東京スポーツ杯2歳ステークス、僅か8頭立てと一見すると寂しい頭数でしたが、今後の活躍が期待される馬の名も複数見られ、今後を見据える意味でも注目の一戦となりました。 そんな東京スポーツ杯を圧巻の走りで制したのがコントレイルでした。 マイネルデステリョが先手を取って引っ張った流れは前半1000mを58.8で通過。その流れの中で馬群のちょうど真ん中、5番手に控えていたコントレイルとムーア騎手でしたが、直線に向くや1頭明らかに違った脚色で外目から進出。 先行集団を瞬く間に捉えるや並ぶ間もなく抜き去り、後続は離される一方。後方よりアルジャンナが懸命に脚を伸ばしてきましたが、コントレイルと…

  • 2019年 マイルチャンピオンシップ予想

    今年のマイルチャンピオンシップ、出走馬は17頭。 登録時点からフルゲート割れという状況でしたが、その顔触れはかなり豪華なものとなりました。 安田記念でアーモンドアイらを抑えて優勝したインディチャンプ、その安田記念を昨年制したモズアスコット、中距離G1を2勝した実績を持つアルアイン、一昨年のマイルチャンピオンシップ覇者であるペルシアンナイトといったG1馬の名がありますが、それらを抑えて人気になるだろうと目されるのがダノン2騎。 昨春には牡馬クラシック最有力と目され、天皇賞ではアーモンドアイに次ぐ2着になり、現役トップクラスの能力を改めて示したダノンプレミアム。 G1こそ勝てていないもののクラシッ…

  • ジャパンカップの未来は

    1981年に「世界に通用する強い馬作り」をキーワードに創設されたジャパンカップ。 以来、38回の歴史を積み重ね、2019年で39回目を迎えることになるのですが、この39回の歴史の中で今年、遂に国外からの参戦馬が1頭もいなくなるという事態となりました。 80年代中盤以降から90年代後半に掛けては凱旋門賞やキングジョージなど世界的な実績を持つ名馬達の参戦も少なくなかったジャパンカップでしたが、90年代後半以降に日本馬の実力が向上して、当たり前のように国外の実績馬を打ち破ってくることが続いてくるのに伴い、徐々にそうしたビッグネームの来日が少なくなってきました。 2000年代後半以降は毎年の様にJRA…

  • 2019年 エリザベス女王杯回顧

    アーモンドアイ、リスグラシュー、ディアドラと昨年以降目覚ましい活躍を見せた名牝達の名はない中で、次代の主役候補として無敗のオークス馬ラヴズオンリーユーに注目が集まるのは当然、といった状況で行われた今年のエリザベス女王杯。 この一戦を制したのは直線で凄まじいまでの末脚を爆発させた2歳女王ラッキーライラックでした。 レース展開総括 発馬直前にゲート内でバタついていたゴージャスランチが出遅れ。他馬に大きな出遅れはなく、内の好枠を引いていたクロコスミアが難なく前へと進出。外目から人気のラヴズオンリーユーが先手を奪うべく勢いを付けようとするもクロコスミアは譲る素振りを見せない構え。 それに対してラヴズオ…

  • 2019年 福島記念予想

    明日は京都競馬場でエリザベス女王杯が行われる一方で福島では名物のハンデ重賞、福島記念が行われます。 ぶっちゃけ後々のG1レースに結びつくことはあまりないレースなのですが、天皇賞やエリザベス女王杯などを回避、断念した馬達などがここに集結。 ハンデ戦ということもあり、非常に力関係などを見極めるのも難しい一戦ですね。 トップハンデはミッキースワローで58.5キロ。流石にG1戦線で上位で戦ってきた実績を持つ同馬だけにハンデは背負わされましたね。 加えて同舞台で行われた七夕賞を制していますし、重いハンデも頷けるところですね。 ハンデキャッパーにしてみれば59キロを課したいところだったでしょうが、回避もし…

  • 2019年 エリザベス女王杯予想

    かつては牝馬3冠の最後を飾るレースだったエリザベス女王杯ですが、1996年の番組大改編で、古馬に開放されたこのレース。 今ではすっかりその位置付けも定着し、秋の最強牝馬決定戦として知られるところですが、近年では最強クラスの牝馬は天皇賞やジャパンカップへと向かう事が少なくなく、今年もアーモンドアイやリスグラシューの姿はここにありませんでした。 まあ、欧州に於いても同様の傾向が見られており、オペラ賞あたりに最強クラスの牝馬が出走しにくいのと似たような状況でもあり、これは致し方ないのかもしれませんね。 で、今年の顔触れですが、恐らく人気の中心となるだろうと目されているのがここまで4戦全勝。無敗でオー…

  • 2019年 メルボルンカップ予想

    簡易的ではありますが、5日に行われるメルボルンカップについて触れてみましょう。 メルボルンカップとは オーストラリア、フレミントン競馬場のG1レースで芝3200mで行われます。 オーストラリアでは非常に多くのG1レースが行われることでも良く知られているのですが、その数多くあるG1レースの中でも最も大きな注目を集めるレースであると言って良いでしょう。 ただ、こうした稀に見るビッグレースながらハンデ戦で行われており、人気馬が期待通りに強さを見せるケースは決して多いものではないようです。 このレースが行われるヴィクトリア州ではこの日を「メルボルンカップデー」として休日にしており、競馬ファンだけでなく…

  • 2019年 天皇賞(秋)回顧

    G1勝ち馬10頭が出走と言う近年でも稀に見る好メンバーで行われた天皇賞。 今年最大の注目度と言っても過言ではないこの1戦を制したのは断然の1番人気に推されたアーモンドアイでした。 では、この天皇賞について振り返ってみましょう。 天皇賞(秋)回顧 週後半の雨で渋っていた馬場もほぼ回復し、良馬場となった天皇賞。 準メインの3勝クラスでは芝マイルで1:32.0の好タイムが出ており、このレースも早いタイムでの決着が予想されました。 好スタートを決めたのが先手を奪うことが予想されていたアエロリット。 人気のアーモンドアイもまずまずの好スタートで好位を取りにアエロリットを追走。 サートゥルナーリアは外目か…

  • 2019年 天皇賞(秋)予想

    恐らく2019年の日本競馬に於いて最も大きな注目を集めるだろうレース、天皇賞(秋)が行われようとしています。 現時点に於いて日本最強馬としての評価も多い怪物牝馬アーモンドアイ。 3歳世代に於いて最強と噂され、神戸新聞杯で驚異的な走りを見せた サートゥルナーリア。 一部ではノーザンファーム生産のこの両馬の対戦は実現しないのではという憶測まで流れていましたが、天皇賞の舞台で最強の座を決すべく怪物2頭がここに歩みを進めてきました。 共に主戦としているC・ルメール騎手はアーモンドアイへと騎乗。 サートゥルナーリアはC・スミヨン騎手が鞍上を務めることになります。 この2頭に注目が集中していますが、他の出…

  • 2019年 菊花賞予想

    先週末日本列島を襲った台風19号は各地に甚大な被害をもたらし、東へと去っていきました。 競馬界もその影響を受け、直撃を受けた東京競馬場では12日、13日の開催が延期されることになりました。 開催された京都競馬場でも関東、東北程の豪雨ではないものの、かなりの降水があり、馬場の悪化も見られました。 日曜日にはだいぶ回復したものの、秋華賞は稍重までの回復。 勝ちタイムは2分をようやく切ったといったもので普段の京都競馬場と比較するなら2秒近く時計を要しており、秋華賞の上位は欧州色の濃い血統を持つ馬達で占められました。 勿論、それから十分な期間がありましたから馬場は既に回復しているのですが、金曜日の京都…

  • 2019年 秋華賞予想

    台風19号の襲来が近付く日本列島、特に関東、東海地方では激しい風雨が予想されており、12日、13日の東京開催については延期されることが決まり、12日の開催は15日に、13日の開催については翌週21日への代替開催となることがJRAより発表されています。 尚、12日の京都開催については現時点では様子見となっており、今後の状況次第で開催の可否が決まるとのことです。 台風自体は12日の内に東北へと進み、京都は12日の内に天候が回復に向かう見通しとなっており、秋華賞が行われる13日の京都競馬場では大きな問題なく開催が行われる公算が強くなっています。 現時点での予報では台風は京都よりも南東側への上陸が予想…

  • 台風19号襲来!競馬開催は…?

    どうも、ゆ~じ~です。 今年、最強と言われる台風19号が日本へと向かっています。 天気予報ではこの週末に日本に上陸する恐れがあると報道されており、その動向に注目が集まっています。 一方、競馬界ではこの3連休に3日間開催が予定されており、日曜日には京都競馬場で秋華賞が行われる予定となっています。 まず、週末の各地の天候について触れてみましょう。 尚、下記の天気予報は日本気象協会より10月9日20:00に発表されたものです。 11日~14日 各競馬場の天気予報 京都競馬場 金曜の夜間より雨が降り出す予報となっており、12日は午前中に比較的まとまった降水、午後には強風が吹く予報となっています。 ただ…

  • 2019年 凱旋門賞回顧と共に

    最強牝馬エネイブルの前人未踏の凱旋門賞3連覇への挑戦、日本から3頭のG1ホースの参戦もあり、注目度が高いものとなった今年の凱旋門賞。 実際、日本国内での馬券販売額も海外レースとしては史上2位の41億5597万9700円を記録しています。 そんな注目の1戦を制したのは9番人気の地元フランスのヴァルトガイストでした。 直線では好位を追走していたエネイブルが満を持して抜け出しに掛かるも、ゴール前まで衰えを見せない脚色で外からヴァルトガイストが交わし去り、エネイブルの連勝劇に終止符を打ちました。 一方、日本から参戦した3頭はいずれも大きく離されての惨敗となってしまいました。 この日のパリロンシャン競馬…

  • 2019年 凱旋門賞予想

    10月6日、日本時間で23:05にフランス、パリロンシャン競馬場にて凱旋門賞が行われます。 今年は日本からG1優勝経験のある3頭がこの舞台へと挑むことになります。 出走馬は12頭。 前人(馬?)未踏の3連覇を掛けるエネイブルを筆頭に欧州のトップホース達が芝世界最強の座を掛けてこのレースに挑むことになります。 JRAでもネット投票とUMACA投票にて6日朝より馬券を発売、テレビの地上波でも中継が放映される予定となっており、国外のレースとしては最大の注目度となっています。 尚、JRAのオッズは現地の馬券やブックメーカーのオッズとは違って独立したものとなり、国内のレースと同じパリミチュエル方式での馬…

  • 2019年 毎日王冠予想

    近年はG1にぶっつけで挑む馬が多くなったことでいわゆる前哨戦に強力メンバーが顔を揃えることは多くはなくなりましたが、この毎日王冠もいわゆるスーパーG2と言われ、G1に匹敵するような好メンバーが集うことで知られたレースでした。 で、今年の毎日王冠ですが、頭数は10頭と少なめですが、今年の安田記念馬インディチャンプを筆頭に半数の5頭のG1勝ち馬に加え、3歳最強クラスの1頭ダノンキングリーが参戦と、G1に匹敵するかのような強力メンバーとなりました。 netkeiba.comの予想オッズでの1番人気は3歳馬ダノンキングリー。 G1勝ちはありませんが、春のクラシックではサートゥルナーリア、ヴェロックスを…

  • 2019年 スプリンターズS回顧

    ハイレベルな戦いが予想された今年のスプリンターズステークス。 このレースを制したのは2番人気のタワーオブロンドンでした。 当初の予想通り、モズスーパーフレアの高速逃げでレースを引っ張る展開の中、中団後方寄りに位置していたタワーオブロンドンが直線で一完歩毎にその差を縮めて、ゴール前で逃げ粘るモズスーパーフレアをキッチリと差し切って見せましたね。 では、このレースを見ていきましょう。 スプリンターズS 回顧 スタートではハッピーアワーが出遅れて後手を踏んだものの他の馬はまずまずのスタート。 逃げ宣言のモズスーパーフレアは上々のスタートから難なく先頭に立つや、鞍上松若騎手も気合をつけて他馬に並ばせる…

  • 2019年 スプリンターズステークス予想

    29日は中山競馬場でスプリンターズステークスが行われます。 いよいよ秋のG1戦線がここからスタートします。 秋華賞との間に1週、11月1週にはG1レースは空くのですが、この週には凱旋門賞とJBCが行われますから競馬ファンにしてみれば、年末の有馬記念、ホープフルステークスまでロングランG1開催、という感覚になるでしょう。 当初出走を表明していたグランアレグリアの回避はありましたが、現在のスプリント戦線の主だった顔触れは殆どが顔を揃えたレースとなりそうです。 注目を集めるのは共に挑戦者の立場でもある2頭。 3歳夏以降に大きく力をつけ、前哨戦でもあるキーンランドカップも制し、まるで父ロードカナロアを…

  • いざ凱旋門賞!2019

    10月6日にフランス、パリロンシャン競馬場にて凱旋門賞が行われます。 今年はブラストワンピース、フィエールマン、キセキの3頭が日本より遠征、出走を予定しています。 また、欧州で転戦を続けているディアドラも出走の公算もあるとのことです。 ここでは本年の凱旋門賞について触れていこうと思います。 凱旋門賞 正式名称 Prix de l`Arc de Triomphe フランス パリロンシャン競馬場 右回り芝2400m G1 1着賞金 2,857,000ユーロ(日本円で約3億3600万円) 賞金総額 5,000,000ユーロ(日本円で約5億8900万円) 出走条件 3歳以上牡馬、牝馬 負担重量 3歳5…

  • 名馬たてがみ被害事件

    既に各種報道で出ているように名馬達のたてがみが立て続けに切り取られる事件が起こっています。 この事件が最初に報じられたのは9月15日のこと。 北海道日高町にあるヴェルサイユファームにて種牡馬引退後に余生を過ごしていたタイキシャトル(騙25)とローズキングダム(騙12)の2頭のたてがみが何者かによって切り取られていることが発覚。 ヴェルサイユファームではこれを重く見て北海道警察へと被害届を提出。 同牧場は引退後に余生を過ごす元競走馬を一般のファンに予約制という形で公開していたのですが、この件によりその公開を中止するに至っています。 時を同じくして同じく北海道、浦河町にあるうらかわ優駿ビレッジAE…

  • 2019年 神戸新聞杯予想

    22日は阪神競馬場で菊花賞トライアルの神戸新聞杯が行われます。 菊花賞へ向けての最重要ステップとなるこのレースですが、出走頭数は僅か8頭と寂しいものとなりました。 とは言うものの、現時点でこの世代で最強とも目されるサートゥルナーリアに皐月賞でそのサートゥルナーリアに肉薄し、ダービーでは先着したヴェロックスが対決。 この2頭を相手にしなければならないことは比較的早くから見越せていた状況だけにこの2頭に恐れをなして路線変更した馬も少なからずいたものと思われます。 では予想へと行ってみましょう。 神戸新聞杯 予想 ◎ サートゥルナーリア 〇 レッドジェニアル ▲ ヴェロックス 今回から試験的な感じで…

  • 2019年 ローズステークス予想

    今週は土曜、日曜、月曜の3日間開催ですね。 15日には阪神競馬場で秋華賞トライアルのG2ローズステークスが、16日には中山競馬場で菊花賞トライアルのG2セントライト記念が行われます。 ここでは15日のローズステークスについて触れていこうと思います。 秋華賞を見据える上で避けては通れない最重要レースとなるローズステークス。 今年は桜花賞馬ダノンアレグリアは矛先をスプリンターズステークスへと向けることになり、秋華賞は見送る予定に、オークス馬ラブズオンリーユーは脚部不安のためにこちらも秋華賞は回避することが決まっており、秋華賞はクラシックホース不在で行われる見通しとなっています。 出走の可能性のある…

  • 2019年 京成杯オータムハンデ予想

    タイトルを書くときに思わず「京王杯…」と書き込んでしまいました(笑) まあ、古くからの競馬ファンの方にはわかってもらえるんじゃないでしょうか。 で、京成杯オータムハンデですが、台風15号の影響が懸念されたこともあって、馬券の前日発売は見送られていたのですが、台風の襲来が8日夜以降になると見られるため、無事に開催に漕ぎ着けそうな雲行きです。 日中、多少の降水があるかもしれないのですが、まとまった降水はなさそうと見られているため、どうやら京成杯オータムハンデは問題なく行われそうです。 この開催は昔から非常に早い時計が出ることでも良く知られており、土曜日のレースでもかなりの好時計がマークされています…

  • 2019年 セントウルステークス予想

    夏のローカル開催も先週で終わりを迎え、中央へと開催が戻ってきました。 今週のメインはスプリンターズステークスの前哨戦、G2セントウルステークス。 今年は夏のローカル開催のG3戦になかなかの好メンバーが出走したこともあって、13頭と頭数はやや控えめとなりました。 ただ、高松宮記念の覇者ミスターメロディがここから始動し、スプリント戦に矛先を向けてきたタワーオブロンドンと対決することになります。 ただ、過去に圧倒的な強さを誇ったロードカナロアがここで不覚を取ったこともありますし、この両雄で絶対!ではないかもしれませんね。 阪神競馬場は土曜日夜に多少の降水の予報もありますが、それほど雨量は多くならない…

  • 2019年 札幌2歳ステークス予想

    早いもので今年の札幌開催もこの週末で終わりを迎えます。 土曜日のメインは札幌2歳ステークス。 かつては1200mで行われており、後のクラシック戦線に繋がってくることはあまりなかったこのレースですが、1800mへと距離が変更以降はその様相も変わり、ここでの活躍馬が後にクラシック路線で活躍することも少なくなくなりました。 近年では素質馬を早い時期に勝ち上がらせるケースが多くなってきており、このレースに於いても高い資質を持つ馬の出走も珍しくはなくなっています。 昨年、このレースを制したニシノデイジーも東スポ杯をも制し、ホープフルステークスやダービーでも上位で入線する活躍を見せており、その重要度は明ら…

  • 2019年 キーンランドカップ予想

    日曜日、札幌競馬場のメインレースはキーンランドカップ。 ここをステップにスプリンターズステークスへと展望する馬も少なくない注目のレースとなります。 先週の札幌競馬場では台風10号による影響が心配された開催でしたが、実際にはそれほど大きな降水も見られず、芝は稍重でのスタートとなり、メインの札幌記念では概ね回復して良馬場でのレースが行われました。 で、今週ですが金曜日の午前中にまとまった降水があり、この日の降水は25ミリほどと先週と同等以上の雨となりました。 先週は気温も30℃近くまで上がっていたのですが、今週の札幌は秋を感じさせる日々が続いており、明日も時折雨が降る可能性もあります。 JRAより…

  • 2019年 札幌記念回顧

    最近は回顧記事を掲載していませんでしたが、今回は注目馬が多く出走したG2札幌記念ということでレース回顧を行っていきます。 結果から言うとこの夏最大の注目を集めた札幌記念、勝ったのは昨年の有馬記念馬ブラストワンピースでした。 豪華メンバーのこのレースを制したことで凱旋門賞への道が大きく開けた1戦となったと言って良いかと思います。 ゲート入り時にはクロコスミアが幾分嫌がる素振りを見せていましたが、スタートでは大きく出遅れた馬はなく、好スタートを切ったエイシンティンクルが勢いを付けてハナを切っていく序盤。 軽快に逃げるエイシンティンクルから少し離れての2番手集団での追走はクロコスミアと昨年の覇者サン…

  • 2019年 北九州記念予想

    台風10号の影響が懸念されていた各競馬場でしたが、各競馬場とも大きな影響を及ぼすことはありませんでした。 特に芝馬場の回復は早く、土曜日の開催中に全ての競馬場で良馬場に回復。 ダートコースはまだ3場とも回復し切ってはいませんが、各競馬場とも気温が上がる予報も出されており、日曜日には台風の影響をほぼ感じさせない状態となりそうです。 南北のメイン、札幌記念と北九州記念も良馬場で行われる可能性がかなり高くなっています。 ここでは小倉のメイン、北九州記念について予想していきましょう。 現時点(17日22:27)での前売人気ですが、なかなかの混戦模様。 1番人気は現在4連勝中と勢いに乗るミラアイトーンで…

  • 2019年 札幌記念予想

    日曜日は夏競馬最大のレース、札幌記念が行われます。 が、西日本で猛威を振るった台風10号が日本海を北上、札幌記念の舞台となる北海道へ向かって進んでいます。 この台風の影響を鑑みて、土曜日の札幌競馬は夜間の馬券発売を見送られています。 で、現時点での札幌はと言うと、実はこの記事を書いている16日23時の時点に於いては札幌市内はそれほど多量の雨は降っていません。 朝からの降水量は10ミリ強程度といったところです。 雨のピークはこの後と見られていますが、この分ですと数日前から予想されていたような多量の降水にはならなそうな雲行きとなっています。 札幌競馬場はこの週末に台風によるまとまった降水が予想され…

  • 台風10号襲来!

    大きな勢力を持つ台風10号が日本列島へと向かってきています。 各地で大きな被害が出ることが心配されています。 ここは競馬ブログですから、ここでは各競馬場に与える影響について触れていきましょう。 まず現在最も台風に近い小倉競馬場。 既に所により雨は降り出している模様で、風雨のピークは15日になりそうな見込みとなっており、明日の日中には100ミリを超える雨量が予想されています。 雨量に関しては3場でも最も多い予報が出されています。 16日午前中に雨は上がる見込みとなっており、開催当日の17日、18日には晴れて気温も上がる見通しです。 ただ、雨は上がるでしょうが、16日午前中までにかなりの雨量が予想…

  • 2019年 エルムステークス予想

    11日、日曜日の札幌競馬場のメインはG3エルムステークス。 熱帯低気圧へと姿を変えた台風8号が北海道を通過していった9日。 札幌ではまとまった降水もあるかと思われましたが、昨夜からの雨は30ミリ程と少なくはないものの、それほど多くはありませんでした。 9日正午時点では芝が稍重馬場、ダートが不良馬場との発表がなされていますが、雨はほぼ上がっており、ここからは回復に向かうものと見られます。 レース当日は悪くても稍重あたり、恐らくは良馬場まで回復するのではないでしょうか。 現時点で1番人気が予想されているのは既に重賞4勝を挙げているグリム。 昨年のレパードステークス以降、7戦して4勝、馬券圏外になっ…

  • ~白の一族~ ハヤヤッコのレパードS制覇まで

    2019年レパードステークスを制したのは後方から豪快に伸びてきた10番人気のハヤヤッコでした。 この勝利がJRA重賞初の白毛馬の優勝となります。 ハヤヤッコは父がキングカメハメハ、母はマシュマロという血統。 祖母にシラユキヒメ、叔母に関東オークスなどを制したユキチャンを持ちます。 このシラユキヒメの血を持つ馬が徐々にその血を広げつつあります。 近年では某競馬漫画で使われていた「白の一族」というフレーズが使われることもあります。 ここではそんな白毛馬達について触れてみましょう。 白毛とは そもそも馬の「白毛」とは何ぞや、というところから。 良く勘違いされることもあるのですが、いわゆる「アルビノ」…

  • 2019年 レパードステークス予想

    今週の各地のメインレースは「ディープインパクト追悼競走」との冠が付けられ、各競馬場などでは献花台が設けられています。 個人的に願うのはディープインパクトの名を後世に残していく意味も含め、この馬の名をレース名に残すべきではないかと。 シンザン以降、重賞レースに馬の名が付けられたレースはなく、それは史上初めて無敗でクラシック三冠を制したシンボリルドルフですら例外ではありませんでした。 ただ、ディープインパクトに於いては種牡馬としても7年連続でリーディングサイアーにも輝いており、日本の競馬史に於いて最高の実績を残した馬と言っていいのではないかと思います。 ここまでの功績を残すような馬など数十年に1頭…

  • 2019年 小倉記念予想

    ディープインパクトの急死、ディアドラのナッソーステークス制覇など様々な事があった今週ですが、日曜日のメインは新潟でレパードステークス、小倉では小倉記念が行われます。 ここでは小倉記念について予想をしていきます。 こうした夏場のG3戦に関してはあまり秋のG1戦線に直結することはないのですが、今年は現在4連勝、重賞2連勝中のメールドグラースが出走してきます。 恐らく秋の天皇賞は意識しているであろうこの馬の陣営ですが、この馬の立場としては小倉記念を使う以上は負けられないものとなりますね。 当然ながらハンデも背負わされ、57.5キロのトップハンデとなっています。 父ディープインパクトの死で少なからず注…

  • ディアドラ ナッソーステークス制覇!

    8月1日、イギリス、グッドウッド競馬場で行われた牝馬限定G1ナッソーステークスに出走したディアドラが見事な末脚を繰り出し、優勝。 日本調教馬としてはアグネスワールド以来、19年振りのイギリスG1制覇となりました。 ここではこの快挙について触れていきましょう。 ナッソーステークス イギリス グッドウッド競馬場 G1(3歳以上牝馬限定) 芝 約1990m 1着賞金 340,260ポンド(日本円で約4,500万円) 3歳馬 約56.5キロ 4歳以上馬 約60キロ 1840年に創設された歴史のあるレースで、グループ制導入時にG2に格付けされており、1999年からはG1に昇格しています。 イギリス国内で…

  • ディープインパクト 逝去

    既に各種報道がなされているようにディープインパクトが30日朝、亡くなりました。 かねてより首の状態が良くなく、2月から始めた今年の種付けを僅か20頭程で休止し、3月以降は回復へ向けて治療が続けられていたディープインパクト。 先日、キングカメハメハの種牡馬引退が報じられた時にはノーザンファームの吉田代表より来年から種付けを再開出来るように治療を行っていく旨のコメントも出ていました。 28日に首の手術を行い、手術は成功して、容体も落ち着いているとのことだったのですが、29日に立ち上がることが出来なくなり、急遽レントゲンを撮ったところ、頚椎の骨折が判明しました。 状態は良くなく、回復の見込みはないと…

  • いざ、キングジョージ!

    日本時間で27日23:40にイギリス、アスコット競馬場ではキングジョージが行われます。 日本からジャパンカップ覇者のシュヴァルグランが参戦することで日本国内でも馬券販売が行われます。 キングジョージ レース概要 正式名称は、 「キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス」 イギリス アスコット競馬場 右・芝2390m 3歳以上 G1 3歳牡馬 約55.5キロ 3歳牝馬 約54.5キロ 4歳以上牡馬 約60.0キロ 4歳以上牝馬 約59.0キロ 総賞金 1,250,000ポンド(約1億6880万円) 1着賞金 708,875ポンド(約9570万円) イギリスと言えば近代競馬発祥の地として良…

  • 2019年 クイーンステークス予想

    今週から札幌開催が始まります。 その開幕週を飾るのは牝馬限定のG3クイーンステークス。 昔はエリザベス女王杯のトライアルレースとして中山競馬場などで行われていた3歳牝馬限定重賞だったのですが(エリザベス女王杯はかつて3歳牝馬限定戦でした)、古牝馬競走の番組改革に伴い、開催を札幌競馬場へと移し、古馬にも開放されて今に至ります。 かつてはヘヴンリーロマンスがこのレースをステップに札幌記念を制覇、更に天皇賞(秋)を勝つ活躍を見せ、繁殖入り後にはアウォーディー、ラニ、アムールブリエらを出すなど今や日本を代表する名牝の1頭となっています。 また、3歳馬が秋を見据えて早めの始動戦にここを選ぶケースも少なく…

  • 札幌競馬場

    今週より札幌開催が始まります。 ここではその舞台である札幌競馬場について触れていきます。 札幌競馬場の位置 札幌競馬場はその名の通り、北海道札幌市に位置する競馬場となっており、現在開催が行われている競馬場では地方競馬も含めて日本で最北に位置する競馬場となっています。 札幌市と一言で言っても実はかなり広い街なのですが、札幌競馬場は中央区にあり、JR札幌駅及び札幌市営地下鉄さっぽろ駅からJR学園都市線で僅か1駅、JR桑園駅が最寄り駅というかなりの好立地となっています。 JR桑園駅からは徒歩10分程度と若干の距離はあるものの、競馬開催が行われる日にはJR桑園駅からは競馬場行きのシャトルバスが運行され…

  • 2019年 中京記念予想

    夏のマイル重賞として行われるようになったのが2012年。 今ではこの条件も定着した感もある中京記念が日曜日に行われます。 昨年こそ1番人気のグレーターロンドンが勝っているものの、この条件になって以降の7回で1番人気の連対は僅かにこの1回のみ。 ハンデ重賞らしく人気薄の激走も垣間見られるこのレースですが、今年はどうでしょうか。 netkeibaの予想オッズでは1番人気に推されているのは昨年の覇者プリモシーン。 前走のヴィクトリアマイルでもノームコアに迫る2着と実力の一端を示しています。 ハンデは55.5キロと昨年より4.5キロアップし、牝馬のセックスアローワンスを考慮すると事実上のトップハンデと…

  • 2019年 函館記念予想

    かつて函館開催は札幌開催と逆の時期に行われており、函館記念は今の札幌記念に近い位置付けとしてのレースとして行われており、秋のG1を意識する馬が早めに使い出すことも少なくなく、レコード勝ちを収めたサッカーボーイなど大物の参戦も見られたものですが、函館開催の後に札幌開催が行われるようになり、札幌記念がG2に昇格したことで函館記念の位置付けも大きく変わってきており、今ではローカルのハンデG3らしいレースとなりました。 ただ、函館競馬場の芝コースは本州の競馬場と違い、芝はエクイターフを使用していません。 他の8場で使用されているエクイターフはいわゆる「野芝」と言われる日本の芝をベースに品種改良などを重…

  • キングカメハメハ種牡馬引退

    報道されているようにキングカメハメハが種牡馬を引退することが明らかになりました。 キングカメハメハは現在18歳。 父は世界各国で活躍馬を出したキングマンボ(その父ミスタープロスペクター)。 母はマンファス(その父ラストタイクーン)という血統。 現役時は2004年のNHKマイルカップ、日本ダービーを制するなど8戦7勝。 故障のため、早期に引退し、4歳春より種牡馬となっています。 マイルのNHKマイルカップで圧倒的な強さを見せながら日本ダービーでも厳しい流れの中、ハーツクライらを完封し、高いスタミナをも感じさせる並々ならぬポテンシャルを感じさせていたこと、その血統内にミスタープロスペクター以外の主…

  • 2019年 プロキオンステークス予想

    実はフェブラリーステークス以来となるダートマイル以下のJRA古馬重賞だったりするこのプロキオンステークス。 昨年はドバイゴールデンシャヒーンで5着したスパイツタウン産駒の外国産馬マテラスカイが驚異的なレコードタイムをマークしての逃げ切り圧勝劇となりました。 そのマテラスカイ、兵庫ゴールドトロフィー、根岸ステークスと惨敗していたのですが果敢に挑戦したドバイゴールデンシャヒーンでは2着と世界レベルのスピードを再度発揮してきました。 秋にはコパノキッキングと共にBCスプリントへの遠征のプランもあるだけにここで半端なレースはしていられない、そんな立場も相まって現時点では単勝2倍台の人気で1番人気となっ…

  • 2019年 七夕賞予想

    夏の名物重賞七夕賞が行われますね。 「1番人気が勝てない」重賞としても有名でもあり、かつて1番人気馬が26連敗したという強烈な記録を残しています(2005年にダイワレイダースが優勝して連敗劇は止まりました)。 それ以降は1番人気馬は何度も勝っており、謎のジンクスは影を潜めてはいるのですが、ハンデG3らしく下位人気の馬が平気で上位に食い込む荒れっぷりは相変わらずで、昨年は11番人気のメドウラークが激走し、3連単は256万馬券と凄まじい配当を記録しています。 そんな七夕賞、今年は前走新潟大賞典で人気に推されながらも3着に敗れたロシュフォールが1番人気となりそうな雲行きです。実績面もあり、ハンデも5…

  • 2019年 上半期リーディングサイアーランキング

    様々なドラマと共に2019年も上半期が終了。 途中経過となりますが、ここでは現時点でのJRAのリーディングサイアーランキングを見ていきます。 2019年 上半期JRAリーディングサイアーランキング 2位以下にダブルスコアを大きく超える大差でトップを独走しているのはディープインパクト。G1レースでも日本ダービーをロジャーバローズが、天皇賞(春)をフィエールマンが、桜花賞をグランアレグリアが、オークスではラヴズオンリーミーが、大阪杯でアルアインが制するなど相変わらずの素晴らしい活躍振りで質、量共に断然の成績。 今年もリーディングサイアーに輝くことになるのは確実と言えそうです。 2位にはステイゴール…

  • 2019年 ラジオNIKKEI賞予想

    かつて「残念ダービー」などとも言われていたこのレース、今では3歳重賞唯一のハンデ戦となったこともあり、ますます力関係の判断と取捨が難しくなっているように思います。 今回、重賞勝ち馬は1頭、毎日杯を制したランスオブプラーナだけですが、ヒシイグアス、ディキシーナイト、ブレイキングドーンらが参戦しており、レベル的には決して低くはないようです。 ハンデは重賞勝ち実績のあるランスオブプラーナが57キロでトップ。 オープン勝ち、G2での3着があるディキシーナイトが56キロで続いています。 最軽量は牝馬サヴォワールエメの51キロとなっています。 では、ここからは予想に行ってみます。 ラジオNIKKEI賞 予…

  • 2019年 CBC賞予想

    夏のスプリントシリーズとして函館スプリントステークスに続く第2戦として行われるCBC賞。 先日の禁止薬物検出問題で大量に除外馬が出た影響はここにも現れており、タマモブリリアンがこちらへと回ってきています。 ハンデ戦のこのレース、トップハンデは高松宮記念を制しているG1ホース、セイウンコウセイで58キロ。昨年の覇者であるアレスバローズが57.5キロで続いています。 実績で言えば同コースで高松宮記念で2回の連対実績を持つセイウンコウセイが断然の存在にはなりますが、2走前まで大敗続きだったこともあって「人気馬の一角」という評価となりそうですね。 では、予想に行ってみましょう。 CBC賞 予想 ◎ ビ…

  • 騎手 武豊

    上半期はリーディング上位の種牡馬達についてデータを掲載していましたが、下半期は騎手についてのデータを掲載していきます。 初回は長年に渡って日本競馬を牽引してきた第一人者でもある武豊騎手です。 データは2015年より2019年6月23日までとなります。 武豊騎手 1969年3月15日生まれ、現在50歳。 栗東所属 フリー 父は元騎手、元調教師の武邦彦。 弟に現JRA調教師の武幸四郎。 既に前人未踏の通算4000勝を挙げ、JRA歴代最多勝記録を更新中など数々のJRA記録を保持する日本競馬史上最高の実績を誇る名手として知られる。 騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値 武豊 4…

  • ディアドラの挑戦

    先日、イギリスのG1、プリンスオブウェールズステークスに出走、6着となっていたディアドラが、このまま現地の滞在を延長し、8月1日にグッドウッド競馬場で行われる牝馬限定G1、ナッソーステークス(芝1980m)への出走を目指すことが明らかになりました。 ディアドラは中山記念出走後、ドバイターフ、クイーンエリザベス2世カップ、プリンスオブウェールズステークスと国外のレースを走り続けており、このナッソーステークスは転戦4戦目となります。ディアドラを管理しているのは橋田満調教師。 これまでにサイレンススズカやアドマイヤグルーヴ、アドマイヤコジーン、アドマイヤマックスなどを管理しており、栗東でも有数の実績…

  • 2019年 宝塚記念回顧

    一昨年の牡馬クラシック競走の勝ち馬3頭が勢ぞろいするなどなかなかの好メンバーが集った今回の宝塚記念。 このレースを制したのは紅一点のリスグラシューでした。 宝塚記念 レース総括 スタートで大きく出遅れた馬はなく、最内枠のキセキが逃げようとするもなかなか加速が付かずに鞍上の川田騎手が激しく追い続け、他に先手を取ろうとする馬もいなかったため、何とか先頭を確保。 これに続く形でスティッフェリオ、リスグラシュー、アルアインらが追走。 行きっぷりの良くないキセキでしたが、川田騎手が懸命に促して1馬身強のリードを作って1コーナーへ。 一方、楽な手応えでリスグラシューがこれを2番手で追走。 アルアイン、スワ…

  • 2019年 宝塚記念予想

    早いもので2019年上半期のG1レースもこの宝塚記念で終了します。 宝塚記念と言うと他の古馬中長距離G1と比較して手薄な顔触れになることも少なくなく、なかなかG1で勝てなかった馬がここでタイトルを手にするということも少なくないレースとしても良く知られていますが、今年は12頭とそれほど頭数自体は多くないものの、一昨年の牡馬クラシックの覇者が全て揃うなど、G1勝ち馬が6頭出走するというなかなかの好メンバーとなりました。 宝塚記念 レース予想 ◎ キセキ 〇 レイデオロ ▲ スワーヴリチャード キセキ 前走大阪杯では昨秋のように逃げず、エポカドーロに先手を譲っての競馬で、粘り込みを図るも僅かにアルア…

  • 2019年 ユニコーンステークス予想

    ※ 禁止薬物検出による除外が発生したため、ロードグラディオは除外となりました。6月16日、日曜日の東京メインは3歳限定のダートマイル戦、G3のユニコーンステークスが行われます。 このレースで好走した馬が後々に古馬重賞戦線で活躍することも多く、昨年はルヴァンスレーヴが圧勝し、その半年後には南部杯、チャンピオンズカップを制したのは記憶に新しいところでもあります。 今年は1か月前に青竜ステークスで、1、2着した2頭、デュープロセスとデアフルーグの2頭が注目を集めています。 また、全日本2歳優駿を制しているノーヴァレンダやニュージーランドトロフィを制しているワイドファラオも出走とかなりの好メンバーが集…

  • ダート戦線に思う

    今週の東京メインは3歳限定のダートマイル戦のG3、ユニコーンステークス。 例年、このレースで上位に入線した馬の多くが後にダート戦線を代表するような活躍を見せることも少なくないレースとなっています。 レースのレベル的には既にG2にすべきところには十分に達しているように思います。 しかし、中央競馬に於ける3歳限定のダート重賞はこのユニコーンステークスと夏季に行われているレパードステークスの2レースだけとなっています。 また、2歳戦に至っては中央競馬のダート重賞は1つもありません。 そもそも、こうしたダート路線の番組編成は現状の形でいいのでしょうか? 日本の競馬は規範としたのがイギリスを代表する芝競…

  • 〈番外編〉 2019年 ベルモントステークス予想

    アメリカ3歳3冠レース最後の一戦、ベルモントステークスが日本時間で9日朝に行われます。 今年のこのレースには日本からマスターフェンサーが出走を予定しており、JRAでも馬券の発売が行われています。 かつてUAEダービーを制したことでアメリカ3冠レースへと挑んだラニがこのレースにも出走、3着と健闘を見せたのはまだ記憶にも新しいところです。 ベルモントパーク競馬場のダートコースの質は日本のものに近いと評する関係者もおり、実際に出走したのはラニ1頭だけながら、これまでにエピカリスやカジノドライヴが挑もうとしたレースでもあります。 短中距離を主とする北米のダート戦線の中にあって2400mの距離は現地でも…

  • 2019年 エプソムカップ予想

    2か月続いてきた春の東京開催。 芝馬場のあまりの高速振りに様々な意見が飛び交う開催ともなりましたが、それもこの日曜日で一旦終了します。 ここではメインレース、G3エプソムカップの予想を行っていきます。 尚、ソウルスターリングが左前脚の跛行により枠順確定後に出走を取り消しています。 では早速、レースの予想を。 エプソムカップ レース予想 ◎ プロディガルサン 〇 レイエンダ ▲ アップクォーク △ ミッキースワロー ◎ プロディガルサン とにかく勝ち味に遅いこの馬だけに勝ちきれるのかという点に於いては怪しいところなのですが、既に重賞でも幾度も好勝負をし、1600万下降級以降は12戦して10戦が3…

  • 東京競馬場、2019年の高速芝馬場のおさらい

    東京競馬場の芝コースは早いタイムが出やすいことでも良く知られるところですが、今年はひときわその傾向が顕著になっており、日本レコードクラスのタイムがいくつもマークされていました。 非常にスピードが出やすく、なかなか前が容易に止まらない印象を少なからず関係者やファンに印象付けていたと思いますが、実際にデータで検証してみようと思います。 2019年4月20日~6月2日 東京芝コース位置取り別成績 そもそも日本の競馬は前に行けた馬は総じて好成績に繋がる傾向がありますので前に位置した馬が好結果を残しているのはある意味「当たり前」であるということも踏まえて数字を見てもらえたら良いかと思います。 では続いて…

  • 凱旋門賞へ

    先日、人気薄ながらも日本ダービーを見事に制したロジャーバローズの凱旋門賞への参戦が明かされました。日本ダービーを勝ってすぐにオーナーからは秋は菊花賞ではなく、凱旋門賞へ挑みたいという意思が示されており、それに応えた形となったようです。 また、菊花賞、天皇賞(春)を制して、最強ステイヤーとしての立場を確立したフィエールマンもまた、凱旋門賞への参戦に名乗りを挙げました。 一方、アーモンドアイはドバイターフ制覇後に凱旋門賞への参戦プランを取り消し、秋の国内参戦が濃厚となっており、サートゥルナーリアもまた視野に入れていた凱旋門賞への遠征プランを白紙にしており、それらに代わる形となりますが、日本トップク…

  • 2019年 安田記念回顧

    結論から言うと不完全燃焼感の強いレースとなってしまった今年の安田記念、勝ったのはインディチャンプでした。 では、このレースの回顧を行っていきましょう。 レース回顧 スタートでアーモンドアイとダノンプレミアムが出遅れ気味の発馬。 その直後に大外16番枠のロジクライが急激に内に切れ込んできて外目の枠からスタートした各馬の進路を完全にカット。 アーモンドアイ、ダノンプレミアム、ペルシアンナイト、ロードクエストあたりは加速したいタイミングで引かざるを得ずに後方からの競馬に。 外での出来事をよそにレースを先導したのはアエロリット。 それを追う形でグァンチャーレが2番手追走、インディチャンプが3番手での追…

  • 2019年 安田記念予想

    現役日本最強と目されているアーモンドアイの参戦で大きく注目を集めることとなった今年の安田記念。 復活を遂げたダノンプレミアムが順調に駒を進めてきたことで2強ムードとなっていますが、伏兵馬達も昨年の覇者モズアスコット、マイルチャンピオンシップの覇者ステルヴィオ、ペルシアンナイト、NHKマイルカップの覇者ケイアイノーテック、昨年の2着馬でNHKマイルカップを制しているアエロリット、天皇賞で2着のサングレーザー、大幅に力をつけてきたインディチャンプなど非常にレベルの高い馬達が揃っており上半期では最も注目度の高いレースとなりそうです。 レース予想 ◎ アーモンドアイ 〇 サングレーザー ▲ ステルヴィ…

  • 2019年 鳴尾記念予想

    今週より始まる阪神開催の初日のメインレースは伝統の重賞、鳴尾記念が行われます。 今年は9頭と少頭数となりましたが、比較的若い有力馬が多く、今後に繋がってくる可能性も感じさせる顔触れとなっていますね。 では、早速予想に行ってみましょう。 レース予想 ◎ ノーブルマーズ 〇 タニノフランケル ▲ ブラックスピネル △ ギベオン ノーブルマーズ 休み明けとなりますが、天皇賞への出走プランがあったこともあり、今回はしっかりと乗り込まれていて仕上がりは悪くないように感じられます。 また、比較的暖かい時期の方が高いパフォーマンスを見せているように感じられます。 時計勝負となるとどうかという不安はありますが…

  • 種牡馬 ヴィクトワールピサ

    ここまで昨年の種牡馬リーディング14位まで掲載してきましたが、今回はリーディング18位となったヴィクトワールピサを紹介します。 血統 父は皐月賞、日本ダービーのクラシック2冠を制したネオユニヴァース(父サンデーサイレンス)、母はフランスやイギリスの重賞を制し、G1でも善戦していたホワイトウォーターアフェア(父マキアヴェリアン)。 半兄に安田記念を制したアサクサデンエン(父シングスピール)、天皇賞(秋)2着のスウィフトカレント(父サンデーサイレンス)を持つ良血馬。 サンデーサイレンス系ながらも全体に欧州色の濃い血統となっており、凱旋門賞に挑んだのも頷ける血統となっています。 経歴 デビュー戦では…

  • 2019年 東京優駿(日本ダービー)回顧

    戦前より3強の戦いとの評判だった今年のダービー。このレースを制したのは単勝93.1倍の人気薄ロジャーバローズでした。 個人的な話で恐縮ですが、予想記事で3強に◎、〇、▲を打ち、△評価としてロジャーバローズとクラージュゲリエの名を挙げておいて、馬券は外してしまったのが何とも歯痒い思いでした…。 レース総括 チャカついていたサートゥルナーリアが立ち上がるような発馬で出遅れてのスタートに。メイショウテンゲン、レッドジェニアルも出遅れ気味のスタートに。 戦前の予想通りに最内のロジャーバローズが先頭を窺うところを外からリオンリオンが気合をつけて先頭を奪いに行く展開に。 1コーナーまでに気合をつけられたリ…

  • 2019年 葵ステークス予想

    このレースはJRAプレミアムということで馬連の配当が通常よりアップします。 是非、馬連で狙いたいところですね。 尚、1月のシンザン記念より始まった3歳重賞の馬連払戻金5%アップですが、今年は今週で終了となります。 では、早速予想に行ってみましょう。 葵ステークス レース予想 ◎ ドゴール 〇 ジャカランダシティ ▲ ディアンドル △ アズマヘリテージ △ ホープフルサイン △ アスターペガサス ◎ ドゴール 自身は中距離で鋭い斬れを見せたサクラプレジデントですが、種牡馬としては比較的短い距離で活躍する産駒も出しています。ここまで1400~1600に使われてきた同馬ですが、1200でもやれるだけ…

  • 2019年 日本ダービー予想

    5月26日は日本ダービーこと東京優駿が行われます。 日本の競馬界に於いて最高の栄誉とされるこのレース、3年前に生を受けたサラブレッドの頂点を競う一戦となります。 では早速予想から。 日本ダービー レース予想 ◎ ヴェロックス 〇 ダノンキングリー ▲ サートゥルナーリア ◎ ヴェロックス 皐月賞では直線でサートゥルナーリアと激突してバランスを崩しかけながらも持ち応え、サートゥルナーリアを最後まで追い詰める走りを見せました。 種牡馬としてのジャスタウェイの適性がまだ十分に明らかになっていないだけにこの2400mに於いて問題なくこなせるだけの持久力があるかはまだ定かではないのですが、母のセルキスは…

  • 外国人騎手、その実力は

    日本人騎手を圧倒する活躍を見せ続ける外国人騎手達。 騎乗馬が良いから良い成績を残せるんだ、との声も時に聞かれますが、オーナー達やプロである調教師達がその技術を評価しているからこそ良質な騎乗馬が集まる側面もあります。 そんな外国人騎手達の成績から彼らの実力を探ってみましょう。 データは2010年1月から2019年5月19日までとなっています。 短期免許外国人騎手成績 この期間内に50回以上の騎乗をした短期免許外国人騎手は総勢41名。 「意外に多い」と感じた方も少なくないかと思います。 その中での複勝率の上位20名が上記の表となります。 騎乗馬の質でかなり成績は左右されてしまいますが、複勝率が30…

  • 日本ダービーを考える 2019年版

    今年も日本の競馬に於ける最高峰、東京優駿こと日本ダービーが行われようとしています。 ここでは幾つかの観点から、「日本ダービー」というレースを考えていきます。 各種データは過去10年間のものを使用します。 日本ダービー施行条件 2019年5月26日(日) 15:40 東京競馬場 11レース 芝2400m Cコース 3歳牡・牝限定(国際) G1 定量 牡57㎏ 牝55㎏ 1着賞金 2億円 2着8000万円 3着5000万円 4着3000万円 5着2000万円 コースレコード 2:20.6 アーモンドアイ レースレコード 2:23.2 ドゥラメンテ フルゲート18頭 種牡馬別成績 ここでは5回以上の…

  • 2019年 オークス回顧

    桜花賞と並び牝馬G1としては最高の格を誇るオークス。 そんな今年のオークスをレースレコードで制したのはリアルスティールの全妹、ラヴズオンリーユーでした。 これでラヴズオンリーユーは4戦無敗。 また1頭、将来が楽しみになる馬が現れました。 まず、最初にこのレースの200m毎のラップタイムを見てみましょう。 12.5-10.9-11.7-11.9-12.1(1000m通過59.1) 12.2-12.3-12.2-11.7-11.4(2000m通過1:58.9) 11.6-12.3(2:22.8) 凄くざっくり言うとやや早めのペース、と言っていいかと思います。 こういったペースとなったのにはいくつか…

  • 2019年 オークス予想

    19日は東京競馬場でオークスが行われます。 そもそも牝馬のクラシックレースというものは桜花賞とこのオークスの2戦だけとなっており、牝馬にとっては桜花賞と並び、最高の栄誉が得られるレースと言っても過言ではないでしょう。 因みにこのオークス、正式には優駿牝馬という名称となっています。 「オークス」と言うのは1965年より付けられている副称となっています。 まあ、こういった副称が一般的になってしまうことは他でも見られるもので、フランスではオークスはディアヌ賞、ダービーはジョッケクルブ(アメリカ風に言うとジョッキークラブ)賞というのが本来の名称だったりします。 厳密に言えば「オークス」というのは本場イ…

  • 自分の購入馬券でオッズは動くのか?

    こんにちは、ゆ~じ~です。 今回、タイトルにもあるように自ら購入した馬券がオッズにどの程度影響を与えることになるのか、というのを検証してみます。数字が苦手な方はごめんなさい。 恐らく、普段JRAの馬券を購入している方の大半はそんなことを考えて馬券を購入することはないものと思います。 しかし、この世の中には馬券で大きな利益を得ている、いわばプロ馬券師というべき人が存在しています。 恐らくそうした方はその殆ど自らが購入する馬券がオッズに与える影響を考慮しながら馬券を購入しているものと思われます。 JRAの馬券は券種毎に売上総額の一定割合を的中者に配分するというものです。 例えば単勝ならば通常、売上…

  • 2019年 新種牡馬紹介②

    2019年に初年度産駒がデビューを迎える新種牡馬達について引き続き触れていきます。 マジェスティックウォリアー 父 エーピーインディ 母父 シーキングザゴールド 産駒数 90頭 2歳時に米ホープフルステークスで最後方からの追い込みを決めて優勝するもそれ以降は凡走を続け、僅か7戦で引退してアメリカで種牡馬入り。 その初年度産駒からCCAオークスなどG1で4勝を挙げたプリンセスオブシルマーが登場しています。 日本でも輸入された産駒からマイルチャンピオンシップ南部杯を連覇したベストウォーリアが出て、日本へと輸入されることに。 ミスプロ系牝馬にエーピーインディの配合は「ザ・アメリカ」といった印象です。…

  • 2019年 新種牡馬紹介①

    今年も間もなく新たな2歳馬達が中央競馬にてデビューの時を迎えます。 そんな中、初年度産駒をデビューさせる新種牡馬達。 特に新種牡馬というのは翌年の種付け動向に大きな影響を与えてくるため、生産、育成の場に於いても早くから結果を出すことを求められてくることから、比較的早い時期から活躍する馬を出してくることが少なくありません。 POGをやっている方にとっても重要なチェックポイントでもある新種牡馬について触れていくことにします。 キズナ 父 ディープインパクト 母父 ストームキャット 産駒数 182頭 ディープインパクト産駒らしい豪快な差し脚を武器に日本ダービーなど5重賞を制した逸材。フランス遠征では…

  • 2019年 ヴィクトリアマイル回顧

    まずこのレースの勝ちタイムが1:30.5。 問答無用の日本レコードがマークされたこのレース。 非常に早い時計が連発していた今の東京競馬場芝コースの馬場状態とアエロリットの強烈な逃げによって作り出されたラップは凄まじいものとなりました。 1000mの通過タイムは56.1。 これはコーナーのある芝1000mの日本レコードを上回るタイム、続く1200mの通過タイムが1:07.3。 これほどの超高速ラップを刻んで尚、ラップは大きく落ちることなく1400mの通過タイムはこれまた芝1400mの日本レコードを上回る1:18.8という破格のタイム。 この日は条件戦でも古馬G1に匹敵するかのようなタイムが計時さ…

  • 2019年 ヴィクトリアマイル予想

    今のG1レースの中では比較的新しいレースでもあるヴィクトリアマイル。 …とは言え、2006年から既に13回行われ、レースとしての傾向も現れてきています。 斬れを身上とすることの多い牝馬戦だから…というわけでもないのかもしれませんが、全体にやや遅めの流れになることが少なくなく、レースの平均上がりタイムは34.45、勝ち馬の上がりは平均で33.64とある程度の瞬発力は求められるレースともなっていますね。 今年のメンバーを見てみると、かなり人気が分散していて非常に難解な状況となっていますね。 実績的に見るとラッキーライラック、ソウルスターリング、アエロリット、レッツゴードンキとG1馬も十分に顔を揃え…

  • 2019年 京王杯スプリングカップ予想

    明日は京王杯スプリングカップ。 この芝1400mというのは何とも微妙な距離で、この距離で急にパフォーマンスを上げてきたりする馬なんかも良く見られ、マイルG1勝ちのあるような実力馬がいともあっさり敗れたりもしています。 また、スプリンターがスピードに任せて押し切ってしまうことも度々見られ、難しい側面のある距離でもあります。 で、明日のメンバーを見てみると、確たる実績を持つ馬の姿はなし。 上位人気も比較的割れている状況です。 その中で藤澤厩舎はタワーオブロンドン、サトノアレス、スターオブペルシャの3頭出しとなりますね。 また、比較的短い距離ということもあって大型馬が多く集まっており、前走500キロ…

  • 種牡馬 マンハッタンカフェ

    今回はマンハッタンカフェを。 2015年8月に17歳で病気のためにこの世を去ってしまっているこの馬、今年の3歳世代がラストクロップとなります。 父はサンデーサイレンス(その父ヘイロー)、母はロウソサイエティ産駒のサトルチェンジという血統。半兄にオールカマーを制したエアスマップ(父デインヒル)がいます。 早くから父サンデーサイレンスに良く似た馬体で評判になっていたマンハッタンカフェでしたが、デビューはやや遅れて3歳になってから。 そのため、春のクラシックには間に合わず1勝を挙げただけでしたが、夏の札幌で短期休養から復帰。復帰初戦は何と46キロの馬体重増で出てきて快勝、続く1000万下特別でも難な…

  • シュヴァルグラン、キングジョージ出走へ

    2017年のジャパンカップを制するなどの活躍を見せているシュヴァルグランが英国競馬の最高峰のレースの1つとして知られるキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスへの遠征を行うとの発表がなされました。元々、昨年の有馬記念を最後に引退、種牡馬入りという予定だったシュヴァルグランでしたが、これを撤回し、現役続行していました。その現役続行の理由として、2019年に海外へと挑む、というプランが明かされています。3月のドバイシーマクラシックに出走したシュヴァルグランは3頭遠征した日本馬の中では3番手という前評判でしたが、レースではしぶとい伸びを見せてオールドペルシアンの2着と日本馬最先着を果たしてい…

  • 種牡馬 ゴールドアリュール

    今回取り上げるのはゴールドアリュール。 2017年2月に18歳でこの世を去ってしまっており、今年の2歳世代が最後の世代となります。 この馬について簡単に記すなら近年での日本最高のダート種牡馬、という表現となるかと思います。 日本の競馬史に於いて現役時にダートを主戦場にしていた馬でこれだけ種牡馬として活躍を見せた馬というのはいない、という意味では非常に貴重な存在であると思います。 父は日本競馬史上最高の種牡馬として歴史にその名を残すサンデーサイレンス(その父ヘイロー)、母はヌレエフ産駒のニキーヤ。 半弟に根岸ステークスを制しているゴールスキーがいる血統となっています。 サンデーサイレンス産駒とい…

  • ケンタッキーダービー&かしわ記念

    まず、5日朝に行われた北米競馬の最高峰ケンタッキーダービーについて触れていきましょう。アメリカ、チャーチルダウンズ競馬場で行われたケンタッキーダービー。 今年、日本からは指定されたレースでのポイント上位ということでマスターフェンサーがこのレースへと挑むことになりました。世界的にも非常に高い権威を持つこのレース、ドバイのモハメド殿下がナドアルシバ競馬場を建設した際にメインのコースにしたのが、このチャーチルダウンズと同じダートを使用したダート2000mというのが如何にこのレースに憧れを持っていたかが現れるエピソードとなっています。かつてこのレースへの日本馬の遠征はあるものの当然のように勝った馬はな…

  • 2019年 NHKマイルカップ回顧

    「令和」最初のG1となったNHKマイルカップ、この1戦を制したのは2番人気のアドマイヤマーズでした。 その一方で断然人気に推されていた桜花賞馬グランアレグリアは直線でダノンチェイサーの妨害をしたことで5着へと降着となり、鞍上のルメール騎手は16日間の騎乗停止処分となり、オークスやダービーに騎乗出来なくなるなど明暗が分かれる結果となりました。 では、このレースについて振り返ってみましょう。 前日午後に強烈な雹が降るなどしてレースの開催が途中で中止される程の悪天候に見舞われた東京競馬場でしたが、当日の天候は良好で心配されていた馬場の状態は順調に回復、結果的に良馬場で行われました。 スタートでは大き…

  • 2019年 NHKマイルカップ予想

    90年代前半、当時の円高に乗じて数多く輸入された外国産馬。 特にアメリカのトレーニングセールで買われてきた馬達はその性質上、仕上がりが早く、卓越したスピードを持つ馬が多かったことから3歳クラシックシーズンに於いても比較的短い距離では内国産馬を圧倒。 当時の2~3歳の短距離路線の水準を大幅に持ち上げた原動力となっていました。 しかし、当時は外国産馬の出走出来るレースは限られており、3歳クラシックもその例外ではなく、高い能力を持ちながらも目指すべき大レースがない、という状況から日本に於けるセントジェイムズパレスステークスに該当するようなレースの必要性が強く求められ、そうした中でダービートライアルの…

  • 高速馬場と故障

    昔からの競馬ファンは段々と芝馬場のタイムが早くなってきているのを実感されている方も少なくないかと思います。 昨年のジャパンカップではアーモンドアイが芝2400mで2:20.6という桁外れのタイムをマークするなどしており、一体どこまで高速化が進むのかという懸念を持つ方も多数いるかと思います。 かつては芝2000mで2分を切るということが1つのステータスにさえなっていたものですが、今では2歳馬ですら2分を切っても誰も驚かなくなっています。 実際に芝コースのタイムは明らかに早くなっていると言っていいかと思います。 そして、こうした早いタイムやレースでの故障馬が出る度に必ずと言っていい程に出てくるのが…

  • 2019年 天皇賞(春)回顧

    古馬G1ながら出走メンバーの中のG1勝ち馬は昨秋の菊花賞を制したフィエールマンのみ、と言うと貧相なメンバーにも思えなくもないのですが、その菊花賞の上位馬の多くが順調に駒を進めてきていました。 結果的に若く、将来性の高い馬達が集い、レースとしては非常に魅力のあるものだった印象です。 そして終わってみれば、その昨年の菊花賞の上位馬達がその力を示すものとなりました。 唯一のG1馬フィエールマンがグローリーヴェイズとの壮絶な一騎打ちの末にこれをねじ伏せて優勝。 名実共にトップホースの1頭に名を連ね、次代のエースとしての可能性も大きく膨らんできました。 では、レースについて見ていくことにしましょう。 戦…

  • 2019年 新潟大賞典予想

    天皇賞でのフィエールマンとグローリーヴェイズとの壮絶な一騎打ち、クイーンエリザベス2世カップでのウインブライトのレコード制覇と触れていきたいことは色々とありますが、今日のところはまず明日に控えた新潟大賞典について予想していこうと思います。 で、その新潟大賞典ですがローカルのハンデG3らしく人気は大きく分散、一桁人気は現時点で3頭だけとなっています。 飛び抜けた実績を持つ馬はなく、G3戦線あたりで戦い続けている馬と1600万下を勝ち上がってきた馬との勝負、といったところでしょうか。 では、早速予想に行ってみましょう。 レース予想 ◎ エアアンセム 〇 ショウナンバッハ ▲ メートルダール △ ダ…

  • 2019年 天皇賞(春)予想

    そろそろ「平成最後の」…と、いうフレーズに飽きてきてしまっているのは私だけでしょうか? それはさておき平成最後の国内G1となるのが天皇賞というのは何かの因果なんでしょうかね。 28日は伝統の一戦、日本最長のG1でもある天皇賞です。 近年、世界的に競馬のスピード化が進んできており、3000m級の大レースはレベルの低下が進んできているのですが、そんな超長距離カテゴリーに於いて今や世界最高レベルのレースとなっているのが、この天皇賞でもあります。 実際、世界ランキングで120前後のレイティングを持つような馬が出走してくるような超長距離戦と言うものはほぼなくなっており、天皇賞はそうした中で貴重なレースに…

  • 2019年 青葉賞予想

    27日に東京競馬場で行われる青葉賞。 かつてはG3として行われていたこのレースですが、ダービートライアルとしての位置付けが強く、京都新聞杯と比較しても好メンバーが集まること、NHK杯がG1に昇格して、ダービーの前哨戦としての意味合いが薄まったことなどもあって、G2に昇格。 以後、G3時代と比較しても好メンバーが集まることが多く、ダービーの勝ち馬こそ出ていないものの、ここをステップに後々活躍することになった馬もシンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、フェノーメノなど多数出しているレースでもあります。 今年のメンバーを見てみると既に重賞で勝ち負けに持ち込んだ経験のある馬はランフォザローゼスとウーリリの…

  • 2019年 マイラーズカップ回顧

    こんばんは、ゆ~じ~です。 フローラステークスについても回顧していきたいところですが、あいにく時間の都合をつけるのが難しそうなので、今回はダノンプレミアムの参戦で大きな注目を集めることとなったマイラーズカップについてのみ触れていきたいと思います。 前述のダノンプレミアムの参戦だけでなく、連勝で本格化を感じさせていたインディチャンプ、昨年の安田記念を制しているモズアスコット、同じ舞台の京都金杯を制したパクスアメリカーナが参戦と、非常にレベルの高い顔ぶれが揃ったことで半端なレベルの馬達は軒並みこのレースを避けていった結果、10頭立てと少頭数のレースとなりました。 メンバー的にペースを引っ張るだろう…

  • 2019年 マイラーズカップ予想

    高松宮記念から始まり、大阪杯、桜花賞、皐月賞と続いてきた春のG1シリーズですが、今週は一休み。来週からは安田記念まで6週連続のG1となりますが、その合間となる今週のメインは東京競馬場でオークストライアルのフローラステークス、京都競馬場では安田記念の前哨戦となるマイラーズカップが行われます。 ここでは後者、マイラーズカップの予想を行っていきます。 土曜日の福島牝馬ステークスと同様、出走を予定している馬は僅か10頭となりました。 余談ですが、5着馬までに支払われる賞金の他にもいくつかJRAより支払われるお金と言うものがあるのですが、その中に出走奨励金というものがあり、このマイラーズカップでは10着…

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