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わくわく定年退職ライフ https://www.teinen-wakuwaku.com/

定年退職FPが、ライフプラン、資産運用、インデックス投資、定年後の趣味などを考えます。

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2018/04/25

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  • 65歳男は金婚式を迎えられるのか

    金婚式といえば結婚から50年、様々な苦労や軋轢を重ねながらもなんとか離婚もせずにたどり着いたということで結婚のゴールとも言えるイベントです。 金婚式を迎えるためには、前提として夫も妻も生存している、この世の中に生き残っていないといけません。 統計的に「平均的にはこれぐらい生きているだろう」という確率を簡単に計算できる便利なものがあるので、計算してみたら実に面白かったので紹介します。 簡易生命表で生存確率を計算できます。 私のケースをご紹介すると、私と妻が無事に金婚式を迎える、その前提として共にこの世に生き残っている確率は平均的には83%だということです。 83%これを高いと見るか低いと見るかはわかりませんが、私達夫婦と同じ境遇の夫婦100組がいれば、17組は金婚式を迎える前に片方または両方が亡くなるということですから、意外と起こりうる事だなというのが私の感想です。 夫婦ともに元気でいるというのは空気のように感じますが、決して当たり前ではないという数字を前に、改めて妻と過ごす時間を大事にしないといけないなと思った次第です。

  • 話題の映画PLAN75を見てきました

    話題の映画のPLAN75を見てきて、色々考えることがあったので紹介します。 今回の映画は、カンヌ映画祭で特別賞を受けた話題作で、舞台を日本の近未来に設定し、75歳になれば生死を自分で選べる制度がある日本を描いたものです。 少子高齢化が一層進み、高齢者に対する若者の反発が強まる将来の日本が映画の舞台。 満75歳から生死の選択権を与える制度「PLAN75」が国会で可決・施行されたところから話がはじまります。 私のブログは「わくわく定年退職ライフ」を名乗るだけあって、自身64歳ですが今のところ体も元気で充実した生活を送っています。 しかし生物である以上どこかで The End となります。 75歳というのは64歳の私からすればまだ先のことではありますが、果たしてみんな長生きをしたいのかどうか、人それぞれだとは思うんですが考える良い素材だと思いました。 この映画は、高齢者の人生の選択を考えるのに非常に良い素材を提供してくれる映画だと思います、興味のある方はぜひ一度見てみてはどうでしょうか。

  • 定年後のお金の使い方をDIE WITH ZEROに学ぶ

    投資や資産形成のお話で、いかに資産を作るかという投資本はたくさん出ていますが、定年後に「いかにお金をうまく使って人生を充実させるか」といったことはあまり語られていません。 豊かなシニアライフを目指すこのブログでは、定年後のお金の使い方についていろいろ情報を発信しておりましたが、今回ブログの趣旨とぴったり一致する本に出会いました。 本のタイトルは、「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」ゼロで死ね。経済学者も絶賛した最上級に人生に響く生き方、というサブタイトルが付いています。 この本を一言でいうと、お金を溜め込みすぎず、生きているうちに資産を有効活用して幸せな人生を送ろうということです。 各種調査で、高齢者ほどお金を持っているけれど、お金を使わないということがわかっています。 若いときに「老後に備えて」資産を築いても、それを活用して人生を楽しむすべを知らない人が多いということでしょう。 DIE WUTH ZEROでも、人生の残り時間を意識することを強調しています。 高齢になれば、老化の影響でこれまでは、自分で出来ていたことがどんどん失われていきます。 あなたの今後の人生で一番若い、いまをお金も使って充実させることこそ、幸せな人生を送る秘訣です。

  • 投信ブロガーが選ぶFund of the Year

    今年も投信ブロガーが選ぶFund of the Yearの時期となりました。 ファンドオブザイヤーとはざっくりまとめると、プロじゃないけどプロ並みに投資に詳しく、ブログやSNSでそれを発信している猛者たちがえらぶ、最高のファンドの頂上決戦です。 今回私が投票したのは、2559というコードで東京証券取引所に上場されている、MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信です。 主なコストである年率信託報酬は0.0858%(税抜0.078%)という低コストで、これで世界中に分散投資できるお手軽さは驚異的です。 新しいETFではありますが順調に純資産額が増えて100億円は超えてますし、なにより運用している会社も、ファンドオブザイヤー上位の常連である三菱UFJ国際投信ということで安心感があります。 ETFは通常の投資信託と違い、指値で注文ができ、相場の変動が激しい時期にも思わぬ価格で約定するリスクがありません。 マーケットメイク対象銘柄ということで流動性も十分で、国内市場でストレスなく買えます。 私の金融資産の主力は、VTという米国上場のETFでしたが、海外でETFを購入する場合には、日本円を外貨に両替する為替手数料と両替の手間がかかりました。 日本市場に上場されていればその負担がありませんし、取引が日本時間の昼間に行われるため日本人としては取引しやすいと考えられます。

  • インデックスファンドの見分け方【再考】

    つみたてNISA制度の普及などもあり、「市場平均並みのリターンが得られる」インデックスファンドの認知度が上がってきたようです。 現在ではベンチマークに追随するインデックスファンドはたくさん各社から発売されており、国の「つみたてNISA」制度に適格なファンドだけでも多数あります。 そうなってくると自分が投資対象のベンチマークを決めたとしても、どの商品を選べばいいのか困ってしまいます。 一般的な常識としては、ベンチマークが同じで同じような運用成果が見込めるならば、信託報酬に代表されるコストが安ければ安いほどいいというのが基本的な考え方です。 特に最近、投資に詳しいブロガーの間で有名になってるのが隠れコストと言われるもので監査費用や税金など信託報酬以外のものが無視できないほどの金額に上っています。 しかし、それらを含めて比較したとしても、様々な要因でコストに計上されない(できない)タイミングコストや貸株収益などもあり、コスト比較というのは限界があるというのが、先日私が参加した三菱UFJ国際投信のブロガーミーティングでの学びでした。 先日の三菱UFJ国際投信のミーティングの結論では「一定の期間におけるトータルリターンを見るのが重要」だと言われています。 コスト以外にも、運用の巧拙やファンドスキームなど様々な要因でパフォーマンスが変化することから、私もそれには一応は納得ですが、トータルリターンというのは事後にしかわからないし、前期よくても次の期が良いとは限らないものです。 コストに関しては信託報酬を目安に大体の比較で妥協するとして、投資信託の比較では、これ以外にも重要なことがあります。 ・ある程度時間がたって成熟したものを選ぶことです。 ・資産総額があまりにも小さいと繰上償還の危険があるので、資産総額の大きなファンドを選べぶこと。 ・資産運用会社の評判の良いものを選ぶこと。

  • 長期分散投資のちから(年金積立金の運用を見習おう)

    わたしたちの大切な年金制度を安定させるため、巨額の資金運用を行っているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が、2020年度の運用成績を発表しました。 年度の収益率+25.15%という好成績に目が行きますが、それだけではなくGPIFが実践する長期分散投資のちからこそ注目されるべきです。 退職金で資産運用を始めるなど、個人投資家にとって見習うべき点が多いので、GPIFの発表を短くまとめて解説しました。

  • 【意外と簡単】やってわかった、自筆証書遺言の作り方

    定年後、終活はまだ早いけどちょっと気になる遺産相続の話。 最近、法律が改正され自筆証書遺言の作成が簡単になったという話を聞き、自分でも挑戦してみたところ、費用も格安で簡単でした! 自分の死後に、遺族がお金を巡って争う、いわゆる争続が多発しています。 これを防ぐ切り札が遺言で、所定の要件はあるものの強力な争続防止ツールです。 公正証書遺言は、プロの公証人が関与するので信用力が高く確実ですが、費用も高く利用が進んでいませんでした。 自筆証書遺言普及のため、最近法律が改正され、2つの重要な改正がなされました。 (1) 法務局での保管制度 自分で書いた自筆証書遺言 を、自宅ではなく法務局で保管できるようになることで、全国どこでも遺言保管ができ、改ざん・紛失等のリスクを防ぐことができるようになりました。 これまで必要だった家庭裁判所での検認も不要となりました。 (2) 財産目録のパソコン作成が可能に 財産目録についてはパソコン等で作成できるようになりました。? また預貯金は通帳の写し、不動産は登記事項証明書の添付で済ますこともできるようになり、かなり簡略にできるようになりました。 自分で作成してみての感想としては、これまで費用的にもハードルの高かった遺言書作成がこんなに簡単にできるのは驚きでした。

  • ノマド-車中泊で自由気ままな旅行を実現

    ノマドランドという映画は、アカデミー賞の3部門受賞というめちゃめちゃ評価の高い映画で、高齢者の生き方と車中泊を考えさせられるいい映画でした。 日本とアメリカはだいぶ状況が違うのですが、アメリカで車中泊と言うと、ポジティブな意味だけでなく、住宅ローンが払えず家を追い出された人たち、多くは高齢者が仕方なく車で暮らすネガティブな響きがあります。 日本では、近年のアウトドアブームによりキャンピングカーが売れに売れています。 アメリカと違い、ある程度時間にもお金にもゆとりのある人たちが、旅行目的で利用しているようです。 日本では、道の駅、コンビニ、日帰り温泉など車中泊を支えるインフラが充実しているので、それらを使いながら、あちこち自由にのんびり旅をするのが日本的ノマドのスタイルです。 先日から二度ほど、車中泊をメインに長期旅行をしてきました。 車中泊で宿泊費が浮くことはメリットなのですが、それだけではないメリットとして、ホテルに縛られない自由な旅行ができました。 通常の旅行と違い、ホテルを使わないと「予約なし」「満室なし」「チェックイン・チェックアウトの時間制限なし」の自由な旅行ができます。 アメリカと日本で車中泊のスタイルは大きく違いますが、共通しているのはとにかく自由なこと。 定年退職後も体が元気で自由が利く間は、若い頃に憧れたような自由気ままなノマド生活を送ってみるのも、一つの楽しみではないでしょうか。 特に日本の場合は四季の移ろいがあるので、桜前線とともに移動したり、暑い季節だけ高原で長期滞在したりと、楽しみのバリエーションは無限大です。

  • 定年退職者の敵「暇(ひま)」の退治方法

    定年退職しても残念ながら暇で暇で仕方がない、することがなくて時間を持て余してしまう人が結構多く図書館で新聞の取り合いをするなど、あちこちで問題を起こしています。 ヒマを自由と言い換えよう 今日はすることがなくて暇だ 今日は強制されていなければならないことがない、自由だ。 この二つは同じ状態を表していますが、暇ではなく自由と意識することで心の安らぎが全然違います。 我が家では定年退職した妻と共に暇という言葉を禁句にしています。 朝、「今日は暇だすることがない」と思った時でも「今日は自由だ何でもできる」と言い換えることで見える景色が全然違ってきます。 実は貴重な暇な時間 定年退職後に与えられた自由時間というのは潤沢ではなく、限りがあるということです。 もしあなたが60歳65歳だとしても、元気に自由を謳歌できる時間=健康寿命は、せいぜい10年か15年です。 自由時間を有意義に使う コロナ禍の今こそ、これまでと発想を変えて、少人数あるいは一人で人混みのない外へ出ましょう。 アウトドア&ソロ活こそ究極の、コロナ対策&自由時間活用策です。

  • 四国遍路は定年退職者をリセットする旅だった

    四国遍路は、四国にある弘法大師ゆかりの八十八ヶ所の霊場を回る庶民信仰の旅です。 しかし信仰心がなかったとしても、コロナ禍の中における定年退職者の旅行として最適です。 四国遍路は宗教的な要素のあるイベントではありますが、難しく考えず、大人のオリエンテーリングと考えれば定年退職者に最適です。 なぜなら八十八箇所も行くところがあり、交通手段にもよりますが徒歩だと2ヶ月近く、バスなどを利用しても10日はかかるという長い日々を費やして回るというのが四国遍路の醍醐味です。 四国には、歩く巡礼者を地元の人達が丁寧にもてなす「お接待文化」というのもあり、地元の人達と触れ合いながら、これまでのサラリーマン人生を振り返るのに最適です。 定年退職者の心のチェンジの場 サラリーマンを定年退職すると良くも悪くも環境が激変します。 これまでのように部下に指示だけをしていれば物事が進むことはもうありません。 これからは一人で何でもして自立して生きていかねばなりません。 その心のスイッチを切り替えるのに四国遍路は最適です

  • 定年後の資産運用はリスク管理が第一

    投資する際に、絶対忘れてはならないのがリスク管理です。 特に定年後の人は、ここで大きく失敗すると取り返しがききません。 これまでに金融危機の教訓から、標準偏差の2倍程度の下落・上昇は起こりうると考えて準備しておく必要があります。 GPIFの数字を使うと、日本株は23.14%の標準偏差なので、その2倍46.28%を想定しておくべき、ざっくりいうと「日本株で株式投資すると、1年で資産が半額になる可能性がある」ということです。 でも、資産の2割だけを日本株の株式投資に投入しておれば、暴落してその部分が半減しても、資産全体では1割減ったに過ぎないことがわかります。 資産運用をする際に、株式など値動きのあるものに投資する「リスク資産部分」と、定期預金や個人向け国債など、値動きのほとんどない「非リスク資産」を分けて考え、その比率をコントロールすることで簡単にリスク管理できるのです。 一般的には、「100から自分の年齢を引いた比率で株式を持てば良い」ということが言われています。 実は、63歳の私もこれを実践しており、約4割をリスク資産(この場合は世界に分散するインデックスファンド)に投資し、残りは非リスク資産として個人向け国債やネット銀行で価格変動のない形で運用しています。

  • 幸せな老後を実現する資産活用8つの心得

    資産運用の話と言うと、持ってるお金をいかに増やすかという話ばかりが取り上げられますが、定年退職者にとっては自分の資産をいかに活用して自分の老後を幸せにするかというのはとても重要です。 そのために大事な、以下8つの事柄を解説します。 ・幸せ老後にはポリシーが大事 ・歳とともに残りの人生に必要なお金は減る ・歳を取ればお金の価値はどんどん下がる ・セーフティネットを正しく理解すべし ・足るを知れば未来は明るい ・資産取り崩しは必要に応じて ・考慮すべきはインフレへの備え ・自分の終末を見据えた資産運用

  • 個人投資家のための投資信託、ランキングの見方と選び方

    多くの人が購入する投資信託に関しては「買うべき商品」「買ってはいけない商品」がほぼ決着しています。 誰もが購入の際に参考にする、ランキングの見方についてご紹介しています。 (1) ランキングは発信者が大事 売れ筋ランキングはもちろん人気を表してるのですが、販売する証券会社の営業力が大きく影響しています。 営業力の強い対面型証券会社(大和証券など)では、その会社にとって有利で儲かる商品を勧めがち。 ランキングを参照するときは、ネット証券のものがおすすめです。 (2) 投信ブロガーのランキング 自分で投資信託をやっている個人のブログ。 この人達は、基本的に投資信託が売れても収入になるわけではなく、自分の投資手法を紹介し多くの人に見てもらうのがモチベーションです。 そんなブロガーさんが集まって投資信託やETFを評価するイベントが、投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Yearで、毎年ブロガーの投票で評価できる投資信託やETFを選定・表彰しており大変参考になります。 もしあなたが投資初心者なら、この中から投資信託を買うことをためらいなくオススメします。 投資に詳しく、自身も資産運用にのめり込んでいる個人投資家のブロガーが、上記のような投票結果になるのは理由があります。 投資における王道というか、コンセンサスを体現したのが上記のランキングであり、(1)低コスト、(2)分散投資、(3)運用姿勢が重要です。 日本には6000本もの投資信託がありますが、ほとんどは買うに値しない商品です。 投資ブロガーなど、自分のために研究している人たちの意見も参考に間違いのない投資信託を購入されることをお祈りします。

  • 中高年のために今どきスキー事情を紹介

    いま、スキー場がシニアで賑わっています。 多くの中高年がスキー場に戻って来たのは、単に暇と金ができた以上の理由があります。 (1) 混雑しないゲレンデ? (2) 曲がりやすいスキー板 (3) レンタルの充実 (4) 広範なシニア割引 また、かつての大問題は次々消滅しています。 (1) コブ斜面? (2) 階段登行 (3) 派手派手スキーファッション カムバック、スキーをもう1度ということで、今どきのスキー事情を紹介しています。

  • 定年前、しなくていい5つのこと(大江英樹 著)【シニアFPの書評】

    他人に迷惑をかけなければ何をしてもいい、これこそ定年後サラリーマンの特権でしょう。 しかしながら、それを邪魔するあれこれ思い込みがあります。 いわく、「定年後は奥さんを大切に」「夫婦で旅行に行ったり、共通の趣味を」「地域活動や付き合いを大切に」などなど 今回紹介する「定年前、しなくていい5つのこと~定年の常識にダマされるな!」は、定年前のセカンドライフセミナーなどで勧められる常識とらわれず、気持ちよく定年後を過ごすための本です。 著者「大江 英樹」氏は、定年後気になるお金の話について、様々な媒体で情報発信されている人気の経済ジャーナリストです。 もちろんお金に関する知識は素晴らしいいのですが、むしろ注目すべきはご自身が大卒以来38年勤めた会社を定年退職し、その後8年間活動された経験をベースにこの本を書かれていることです。 それがあることで、金融機関の無料セミナーや、定年を経験したことのない経済専門家が書いたのではない、リアルな定年準備本に仕上がっています。 この本の主張は、3年前に定年退職を迎え「わくわく定年退職ライフ」のブログを書いているわたしと境遇が似ているせいか、共感できる部分が多いです。 定年前のセカンドライフセミナーなどで、「~すべき」とあれこれ言われて不安を抱えている人には、おすすめできる一冊だと思います。

  • 定年退職者のインフレへの備えを考える

    世界の株式市場では株高が続いていますが、この先心配なのはインフレ。 年金生活者がインフレに弱いのは古今東西共通で、備えは必要です。 インフレになっても働き盛りであれば、給料もどんどん上がり困窮することはありませんが、収入の限られる定年退職者は特に注意が必要です。 1) 年金生活者はインフレ弱者 2) あなたの余生は長い インフレ対策の定番は、株式、不動産、金などの資産を持っておくのが対策です。 インフレ対策の定番は決まっているとはいえ、定年退職者には向き、不向きがあります。 定年退職者には、インフレ対策として、不動産などではなく、株式など取り崩ししやすい資産を持つことと、低リスク株式投資+外貨保有がおすすめということになります。

  • 今年も投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020に投票しました

    今年も「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」を投票する季節がやってきました。 今回私が投票したのは、MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 (2559)でした。 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信は、私のようなシニア投資家から見て魅力的な特徴を備えたETFです。 1) これ一本で世界に分散投資できる 2) 運用会社に好感が持てる 3) なんと言っても国内上場 4) 換金価額はリアルタイム 5) 収益分配があること 自分の年齢から考えた今後の有望銘柄 いつまでも継続的に運用できる機関投資家とは違い、個人というのは人間ですから歳を取っていきます。 私はもう63歳でいわゆる資産形成期は終わり、これからはその資産を取り崩しながら、人生を楽しむ資産活用ステージです。 取崩し期を迎えた個人投資家にとって、将来のことを考えても非常に有望な金融商品だと思います。 まだまだ資産総額30億円ちょっとと規模は小さいですが、今後長い目で見ていきたいと思います。

  • 令和のテレビ視聴スタイル、全録生活の魅力

    私はテレビを視聴するにあたり、全チャンネル自動で録画して、後から見たい番組だけを見る全録生活をしています。 全録とは、あらかじめ特定の番組を予約してみるのではなく、全チャンネルを自動で録画させておく視聴方法です。 通常のTVのように番組の始める時間に合わせてテレビの前に集合して視聴するのとは別次元の、効率よく良質の動画コンテンツを見るという体験ができます。 テレビのコンテンツというのは圧倒的にクオリティーが高く、放送倫理やなどの審査の仕組みをあり非常に高品質です。 新聞でテレビ番組表などを見て、毎日録画する番組を決めてるような人がいれば、是非この全録機導入をお勧めします。

  • 定年退職後の資産運用は、農耕民族型でGo

    そもそも定年退職後も資産運用は必要なんでしょうか。。私の答えはYesです。 定年後の人生は長く、今後の人生ではインフレに備える必要があり、そのためには最低限の資産運用をする必要があります。 投資手法をざっくり2つに分けると、アクティブ型とパッシブ型に別れますがおすすめはパッシブ型で市場平均の投資成績を期待します。 平均というと、たいしたことがないように思いますがそうではありません。 株式市場の平均というのは長期的にはプラスに推移していること、また投資信託などでアクティブとパッシブの比較が盛んにされていますが 、手数料の高さなどがあってアクティブがパッシブ投資を上回るというのは非常に難しいということが、これまでの実証分析で分かっています。 株式投資の魅力は、長期的には国債などを上回る価格上昇をすることです。 定年退職後のリスクの低い資産運用とは、株式市場が長期的に上昇することを期待して株を持っておこうというものです。 定年後は、時間に余裕はあるとはいえ、モニターにかじりついてドキドキするのは得策ではありません。 退職金はじめこれまでの資産をインフレから守る程度の、守りの投資運用、いわば農耕民族型投資で臨むのがおすすめです。 その際に注意すべきはリスクを取りすぎないことで、広く分散すること、そして定期的にリバランスすることです。

  • 【ウィズコロナ時代】定年後を有意義に過ごすヒント

    人生の終盤は迫りくる老いを意識せざるを得ず、残された時間の中でいかにハッピーを詰め込むかの知恵が問われます。 他人に迷惑をかけるのは論外ですが、定年後こそ自分のやりたいことを自由にできるのですから、他人の目を気にせずわがままに過ごしてもいいのではないでしょうか。 わがままができるとはいえ、定年後の最大の壁、制約要因は健康寿命です。 長寿になった日本人は、定年後も20-30年生きるのは普通ですが、元気に旅行したりできるのはせいぜい10-15年と心得て、無駄な時間を過ごさないことが大切です。 定年した人たちが実感するのは「お金より健康」ということでしょう。 しかもお金というのは、人生の終わりが近づくと価値を失います。 定年退職後に「やることが見つからず時間を持て余す」というのはよく聞く話ですが、これを解消するには、人生やることリストの作成がおすすめです。 夫婦で作成しておけば、どちらかが先立っても「まだやり残したことがある」と、その後の人生の支えになるでしょう。 趣味として一日中チャートを眺めたい人は別として、貴重な定年後の時間を投資ではなく、他の趣味に使いたい人にとっては、世界に幅広く分散投資し、手間を掛けないインデックス投資がおすすめです。 投資の際は、リスクを取りすぎないのがいちばん重要なことです、定年後は退職金など大きなお金をお持ちの方も多いので、くれぐれも大やけどしないように慎重に行きましょう。 コロナ禍の収束を待つのもいいですが、定年退職者には残されている元気な時間は多くはありません。 3密を避ける、手を洗うなど適切なコロナ対策をとりつつ、有意義な時間をすごしていこうではありませんか。

  • 【ウィズコロナの夏】車中泊の場所は標高で決めましょう

    夏に快適に車中泊する方法をご紹介します。 私が実践しているのは、車中泊の場所を「標高」で決めるやり方です。 学校で習った記憶は皆さんにあると思いますが、高度が100m上がると気温が0.6°C下がるのが理論的な話です。 すなわち標高1000m以上の所に行けば、地上より6°C気温が低くなるなるということです。 私の経験上では、20°Cを下回れば 快適に車中泊をすることができます。 国土地理院の地理院地図Webページで、宿泊地候補を検索して、候補地の標高を把握して車中泊の場所を決めましょう。

  • 【書評】定年を病にしない(高田明和)

    今回ご紹介する本は、脳科学や心の病の専門家として多くの患者さんに接してきた経験を持つ、浜松医科大学名誉教授の高田和明さんの本です。 高齢者の関心事といえば、「健康問題」と「年金(老後資金)」と言われていますが、どうやらそれだけではないようです。 本書は、定年退職者に現れる様々な問題を列挙して、それぞれのアドバイスが書かれています。 何も知らずに定年を迎えるのではなく、定年後こんなことが起きている人もいるという現実を考えて早い段階から意識改革をするのが、すこやかな定年後を過ごす秘訣だと感じる一冊です。

  • ウォーキング。万歩計よりスマートウォッチ

    健康づくりを兼ねた趣味としてウォーキングを楽しむ人も多いのではないでしょうか。 ウォーキングといえば万歩計がつきものでしたが、スマートウォッチに替えればずっと快適です。 スマートウォッチとは、スマートフォンの機能の一部を腕時計に詰め込んだもので、最近では 非常に安い値段で、心拍計・活動量計・GPS そのほか様々な機能ががついているものが多く売られています。 ウォーキングの記録を残せたり自分の心拍数を計測したり、さらには睡眠の質を測って可視化することで、自分の健康や運動についての関心が高まりモチベーションが上がります。 心と体の健康のためには新型コロナには気をつけつつ、家にこもらずアウトドアがおすすめです。 アウトドアのお供にスマートウォッチはいかがでしょうか。

  • キャンピングカーで手軽にソーシャルディスタンス

    新型コロナの影響で、ソーシャルディスタンスが求められる今、キャンピングカーは新しい魅力にあふれています。 具体的には、 ・人混みを避けて移動できる ・他人と接することなく自然の中で宿泊できる ・インターネット環境があれば職場に早変わり ・実はZoom飲みにも最適 最も感染者の多いアメリカでも、ワクチンが開発されるまでの間、最も安全な休暇の過ごし方はキャンプということで、ブームになっているようです。

  • 【投資初心者におすすめ】個人向け国債のメリット

    意外に知られていない地味だけど優れた金融商品が「個人向け国債」です。 個人向け国債は、個人だけが購入でき、元本割れしない安心を提供するとても素晴らしい商品です。 個人向け国債のメリットとしては、次のことが言えます。 ・最も安全な資産である ・プロも羨む個人専用向けである ・インフレに強い ・デフレにも強い ・義理で付き合う銀行でも買える おすすめする利用方法としては、 (1) 積極的にリスクを取らない人の運用手段 (2) 株式と組み合わせることでリスクコントロールができる などです。 個人向け国債は、全国にある金融機関を通じて購入することができますが、SBI証券や楽天証券などの大手ネット証券に口座を開き、インターネット経由で購入することがオススメです。

  • 2020年春に退職した人に贈る資産運用のヒント

    今年定年退職をされたみなさん、長い間のサラリーマン生活お疲れさまでした。 退職金で資産運用デビューをする人にとっては、今年は千載一遇のチャンスかもしれません。 株式相場、これまで長らく基本的に株価が右肩で上がりで上がってきましたが、リーマンショックなど様々なイベントがあった時は一時的に大きく音が下がります。 しかしながらこれまでの様々なショックを見ても時間がたてば徐々に戻っていくことは間違いないと思われます。 もし今株式投資始めればその上昇の波に乗れる可能性が高いと思います。 今は株価が割安だからといって大急ぎで投資をする必要はありません、次のような手順で準備してみたらいかがでしょうか。 まずは勉強です。 次に、先輩たちのスタイルを見てみましょう。 日本経済新聞に投信コラムというページがあり、様々な個人投資家たちが紹介されており、実は私も「ゆとりある老後を謳歌」として紹介されています。 これを読めば、個人で投資をされてる方が様々なスタイルがあるということがわかります。 定年後のゆとりある時間を生かしながら、自分に合った投資を始めるのに今年は最高のスタート時期だと思います。

  • 【書評】日本・破綻寸前~自分のお金はこうして守れ!(藤巻健史)

    今日ご紹介する本は、伝説のディーラーと言われ参議院議員として仮想通貨税制や日銀の追求などで名を馳せたものの、落選して再び経済評論家に戻るという、まさに今の金融市場のようなボラティリティの高い人生を歩んでおられる藤巻健史さんの最新の著書日本・破綻寸前~自分のお金はこうして守れ!です。 藤巻さんは、ずっと以前1997年ころから財政破綻の危機を警告してきました。 いうまでもなく日本の財政が借金だらけであることが理由です。 しかしその後も国の財政は好転せず、むしろ政府・日銀の異次元緩和があったことで、禁じ手の財政ファイナンスが行われているとの警告に変わってきています。 そしていまや、膨大な日本の借金を返済する方法はハイパーインフレしかないという結論に達し、各方面に警鐘を鳴らしています。 今回の本で、著者は様々なデータをあげて、日本がいかに異常な状態になってるかということについて詳細に記載しています。 結論は、「財政再建にはハイパーインフレしかない」です。 なぜ財政破綻ではなく、ハイパーインフレかという疑問に対しては、財政破綻とハイパーインフレは同義であるとし、日銀がどんどん紙幣を刷れば財政破綻しないが、結果として円の価値が暴落しハイパーインフレになると解説しています。

  • GPIFを見習い海外資産の比率を増やそう

    わたし達の大切な年金積立金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)資産構成を大きく見直し海外シフトを強めました。 GPIFは四半期ごとに成績を報告しています。 もちろん価格変動のあるものに投資するので、マイナスが出るときもプラスが出るときもありますが、2001年度以降の累積収益額はプラス75兆円です。 GPIFは、国内債、国内株、外国債、外国株の4資産に分散して投資していますが、その構成比率を定めた「基本ポートフォリオ」を5年半ぶりに改定しました。 先日発表された2020年度からの新たな資産構成は、米国債など外国債券の割合を従来より大幅に増やすものです。 従来15%であった外国債券の割合を25%に引き上げ、外国株式を含む海外資産の割合を過去最大の50%としています。

  • 【ふるさと納税】時間をずらして旅館・観光地を応援しよう

    みなさんこんにちは 安井宏@定年退職FPです。 新型コロナウイルス感染拡大のせいで、全国各地の旅館や観光業者がキャンセルで大変なことになっています。 かつてお世話になった、美しい地域や旅館をノーリスクで応援する方法として、ふるさと納税という手法が見直されています。 +++もくじ+++ 1. 打撃を受ける観光地 2. ふるさと納税で応援 3. ノーリスクであの地域を応援できる 4. 復習ですがふるさと納税とは 5. 手軽にできるふるさと納税 まとめ 1. 打撃を受ける観光地 毎日ニュースを見るのが辛くなるほど観光地が観光客団体客のキャンセルで大きな打撃を受けています。 かつて訪問して感動を受けた…

  • 定年後わくわくライフを実現する「ブログのすすめ」

    私は定年退職とともにブログを始めました。 ブログは、多くの人たちに勧めたい趣味の一つです。 どのように始めたらいいのか、始めたらどんないいことがあるのか。 これまでの体験や交流した人たちの経験をまとめてみました。 恐る恐る書いたブログに、コメントが付き質問が来たりします。 この解放感はなんとも言えない快感です。あなたも挑戦してみませんか。

  • 相場の変動に「あせらない」のがインデックス投資

    退職金を元手に初めて株式投資を始めた人が直面するのが毎日の株価に一喜一憂する毎日です。 そんな中でも、落ち着いていられるのは低コストの投資信託などを使って、世界に幅広く分散投資しているインデックス投資家です。 株が下がった時こそなんとか退場せずに資産運用を続けることが重要です。 そうは言っても耐えるためには二つのことが重要で、一つはリスクを取りすぎていないこと、二つ目には資本主義の健全な発展を信じることです。 「稲妻の輝くのは一瞬」という言葉がありますが、低迷した相場が回復するときは急激です。 投資家は低迷のあとに訪れる「稲妻が輝く瞬間」に市場に居合わせなければならないということです。

  • 【新製品レビュー】UCC の新しいコーヒーメーカー、ドリップポッドDP3をお試し

    コーヒー好きの私が利愛用しているのは1杯ずついれるポッド式のコーヒーメーカーです。 このたびUCCから新製品のドリップポッドDP3が発売されたので、早速レビューしてみました。 この製品は豆が入った専用のカプセルをセットするだけで本格的なドリップコーヒーが楽しめます。 新製品の最大の特徴が、豆の抽出方法をスタンダード、アイス、ストロングの三つのモードから選べることです。 つまり同じ豆で3つの味が楽しめるようになっています。 コーヒーはカプセルに一杯分が密閉されており、鮮度が落ちない工夫がなされてます。 コーヒー10種類だけではなく、紅茶2種、お茶2種という全14種類のカプセルが選べます。 もちろん、農園から喫茶店までもっているUCCということで、たまにはスペシャルなカプセルも売り出されるようです。 「鮮度のいいコーヒー豆」プラス「最適なドリップで抽出する仕組み」のコーヒーと考えると、なかなか魅力的なコストパフォーマンスです。 たまに贅沢気分になりたいときに「ブルーマウンテン」、寝る前にもコーヒー飲みたいなら「カフェインレス」といろんな種類を楽しめるのも特色です。

  • インデックス投資の出口戦略、取崩しを考える

    これまでありそうでなかったものが、証券会社による定率の取り崩しサービスです。 楽天証券が始めた新しいサービス、「投信定期売却サービス」を例に、私のような定年退職者が「運用しながら取り崩す」場合の投資戦略を解説します。 取崩し方法は3種類 「定額指定」…毎月売却する金額を指定。指定した額を毎月受け取る。 「定率指定」…指定した投資信託に売却率(口数)を指定。相当する口数を毎月売却して受取る。 「期日指定」…最終受取年月を指定。初回売却月から指定年月まで、指定した投資信託の保有口数を等分し、毎月売却して受取る。

  • 【書評】資産寿命 人生100年時代のお金の「長寿術」(大江英樹 著)

    今回ご紹介する本は、講演会講師として人気の高い経済コラムニストの大江英樹さんの著書『資産寿命 人生100年時代のお金の「長寿術」』です。 年金不安に負けない、資産を"延命"する方法を伝授するという謳い文句ですが、大江さんご自身がすでに定年後生活に入っていることもあり、知識の詰め込みだけでない実践的な内容になっています。 老後2000万円問題や年金財政検証などで、老後資金に不安を持つ人が増える中、タイムリーな本です だれもが高齢期になると不安なのが老後資金です。 自分の寿命が尽きるまでに、お金が底をつき惨めな老後を送るのではないかと不安な人を救う一冊です。

  • VT愛好者の心を揺さぶる新ETF、MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信が出現

    個人投資家に人気の高い投資信託販売会社の三菱UFJ国際投信株式会社が、「グローバル株式に分散投資する上場投資信託(ETF)の手数料を世界最低とする」と意気込んで、MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の東証上場を発表しました。 低迷のつづく国内ETF市場を活性化させ、世界に分散投資するインデックス投資家に新たな選択肢を与える商品の登場です。 これまで私はVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)のファンでしたが、この商品には心を揺さぶられます。 国内ETFは、日本円を外貨に両替する為替手数料と両替の手間が不要になる外、取引が日本時間の昼間に行われるため日本人としては取引しやすいです。 年2回の配当が出ることも含め、定年退職者にとってETFは相性がいいので、VT愛好者のわたしとしてもこの新商品を暖かく見守っていきたいと思います。

  • 定年退職後の住まいと郊外移住を考える

    定年後に、生活水準を落とすことなく家計支出を劇的に改善する方法として、郊外移住を紹介します。 定年後に過剰な節約でみじめな生活はしたくないはず、現役時代とちょっと発想を変えれば豊かな老後生活が待っています。 家計費の中でも、住居費は最大の固定費なので、発想を変えてここを見直せば大きく老後の生活費を下げることができます。 定年後のおすすめは、地方移住より、郊外住まいです。 1時間程度で都心部へ行ける郊外、かつてのニュータウンが狙い目です。 そこにはかつて「いつかは郊外の一戸建て」を夢見たサラリーマンが建てた中古物件が破格の値段で賃貸市場・中古市場に出ています。 郊外移住によって「生活の水準を下げることなく」定年後の生活費を 大きく削減することができます。

  • 年金をもらいながらの働き方、60~64歳だけの3つのお得とは

    「在職老齢年金制度」の見直し議論が、決着をしたようです。 不公平だという批判はありますが、60から64歳の世代の厚生年金受給者はこれまでに比べて有利なお得世代になる可能性が高くなりました。 今回記事の対象で最も得をするのは、特別支給の老齢厚生年金を受給できる人、すなわち、 男性の場合、昭和36年4月1日以前生まれ。 女性の場合、昭和41年4月1日以前生まれ。 で、厚生年金受給資格があり、新制度施行時に65歳未満の人です。 もっともお得になる期間は、特別支給の老齢厚生年金受給開始から65歳までですがそれ以降もお得度が減るだけで、公的年金をもらいながら働く人は税制などメリットは続きます。 給料と年金をもらうメリットは、単に手取り金額が増えるだけではありません。 日本の税制では給料についてはそれの必要経費に当たるような給与所得控除という制度がありますが、公的年金については手厚い公的年金等控除があり高齢者の税金を軽減しています。 それぞれ制度ができた経緯もあり、現在では両方が同時に使えるという形になりとても有利です。

  • 【書評】アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

    今回紹介する本は、わたしが高校生の時にぜひ読みたかった「マネーリテラシー」に関する本です。 ファイナンシャルプランナーとして、周りの人たちと接していて、つくづく感じるのはお金の知識がないと、騙されたりいらぬ苦労をしたりと、生活の質が下がるということです。 日本の学校教育ではほとんどお金に関する教育の機会がありません。 アメリカの高校生が、この本でお金のしくみや社会の仕組みを学んでるとすれば、羨ましい限りです。

  • 【書評】世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち

    投資に関心のある人なら誰でも知っているリーマンショック。 その原因が、サブプライムローンというアメリカの低所得者向けの住宅ローンであることはご存知だと思います。 しかし多くの投資家さんも、低所得者に住宅ローンを貸すことが大手の投資銀行が倒産することになり、世界中の株価が見たこともないほどの下落に見舞われる原因とは誰も分からなかったです。 私も当時新聞などで様々な解説を読んだものの、しばらくそれを忘れていました。 久々にマイケルルイスの本を読んだとき改めて衝撃を受けました。 金融の世界に興味のある方にはぜひ読んでいただきたい一冊をご紹介します。

  • 投信ブロガーの祭典ファンドオブザイヤー、投票の決めてはこれでした

    「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」(以下ファンドオブザイヤーという。)が始まり、わたしも投資に関するブログを書く一人として、一票を投じました。 資産を積み上げるフェーズではなく、投資の出口戦略の時期に入った個人投資家として、重要な要素を、(1)世界に広く分散投資を低コストで実現できること、(2)運用や取崩し確定申告に手間がかからないこと、(3)ファンドの償還など不測の事態が起こらないこと、(4)評価が定まっていること、の4つと考え、今年の選定基準としました。 その結果、今回投票した投信は<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドでした。 さて、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2019」でどのような結果になるのか、今から楽しみです。 わたしも昨年に引き続き参加して楽しんでこようと思っています。

  • キャンピングカーの特権「車中泊」報道について懸念すること

    キャンピングカーは、簡単に車中泊ができることから愛好者が急増中です。 特に子育てを終え、定年後の夫婦にとっては最適のツールです。 そんな中、気になるニュースが流れました。 10月24日にNHKニュースウォッチ9で放送された番組では、道の駅などに困窮した車上生活者が集まっているように描かれていて見ていて困惑してしまいました。 車中泊のイメージ悪化で、これまで地域振興のため、車中泊に寛大であった道の駅管理者などが、ニュースをきっかけに車中泊禁止にしようと考えてもおかしくありません。 わたし自身、道の駅などで仮眠することもありますが、多くのキャンピングカー愛好者はキャンプ場などで自然を楽しんでいます。 また、最近では、日本RV協会が道の駅や駐車場を有する企業と共同して設置するキャンピングカー専用の宿泊スペース「RVパーク」が続々誕生しています。 今回の報道が、このような健全な車中泊ブームに水をささないことを期待したいものです。

  • 今年もファンドオブザイヤーが始まった

    個人投資家の投資環境向上を引っ張るのが、投信ブロガーたちで、その頂上決戦とも言えるのがファンドオブザイヤーです。 正式名称は長い「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」ですが、ブログで情報発信する個人投資家のイベントです。 そのポイントは「一般投資家の目線で」「証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず」「ブログを書いて(情報発信して)いる」 です。 定年後に退職金などを元手に投資デビューされる方も多いと思います。 大儲けを夢見て大損しないように、ファンドオブザイヤーを参考にしてみたらいかがでしょうか。

  • 定年後の賢いライフプランとマネープラン

    『入るを量りて出ずるを制する』という言葉がありますが、定年後の生活こそ計画的に送りたいもので、そのために必要なのがライフプランとマネープランです。 お金に関しては、老後2000万円が必要だとか数字だけが一人歩きしていますが、人生は人それぞれです。 人生における収支を見える化するためには、キャッシュフロー表というのを作るのが重要です。

  • 【定年後の趣味】ドローンに挑戦したけど挫折したはなし

    東尋坊で「ドローンde観光」したことをきっかけでドローンにハマったけど、結局撤退したわたしの経験をご紹介します。 まずは習うより慣れろということでドローンを手に入れることにしましたが、びっくりしたのはドローンの意外な安さ、入門機は1万円以下で入手でき、操縦を楽しめます。 楽しいドローンですが挫折してしまったわけですが、その理由はなんといっても飛ばせる場所がないということです。 市街地に住んでいることもあって、周りを見回しても合法的に飛ばせる場所がありません。 法律や周りの迷惑を無視でガンガン飛ばしている人がいることは知っていますが、定年退職後に新聞に名前が出るようなことはしたくないところです。 ルールを守れば飛ばすのは意外と大変でした。 もう一つの挫折要因は投資です。 1万円以下で始められるドローンですが、次の段階というのは空撮やドローンレースということになります。 そこまで進むとなれば10万円以上の機体を買うことになり負担感が増します。

  • 正しい情報でこれからの年金・医療・介護を考えよう

    私たちが安心して老後を過ごすためには、お金のことや社会保障のことを真剣に考えなければいけません。 今回、自分のこれからの年金・医療・介護を考えるにの役立つ資料を見つけたのでご紹介します。 1. 信頼できるのはマスコミより公文書 2. 全世代型社会保障検討会議の資料をご紹介

  • 定年後の健康診断や医療をFPの視点で考えてみた

    みなさんこんにちは 安井宏@定年退職FPです。 サラリーマン時代は会社から言われるまま健康診断を受けていたのではないでしょうか。 これは会社などの雇用主は、労働安全衛生法で従業員に健康診断を受けさせる義務があるからほぼ自動的にこれを受けていたと思います。 定年後は、全く受けない人あるいはとことん受ける人など様々ですが、健康診断を自費で受けるようになる、あるいは継続的に働いているところで受ける場合にどのようなことを考えたらいいでしょう。 実はわたしは、先日職場の健康診断を受けました。 受診自体は働く人の義務なので仕方がないのですが、様々なオプション検査を自費有料で受けることができるのですが私は一…

  • 年金財政検証から考える定年退職後のサバイバル-インデックス投資がオススメ

    参議院選挙後に先送りされていた年金の財政検証結果が発表されました。 財政検証では様々なシナリオについて検討されていますが、結果をザクッと総括すれば、「ほとんどの場合で所得代替率50%は守れる」ということです。 公的年金は破綻しません! 「定年退職世代」のサバイバル術としては、引き続き公的年金は老後生活の柱になるものの、徐々に給付水準が下がっていくので、一定の資産運用などにより取り崩しできる金融資産をできるだけ長く保有することが必要というのが結論です。

  • 定年退職後の健康保険は何がお得?

    定年後は加入する保険制度を自分で考えて選ぶ必要があります。 選択肢は4つあります。 健康保険の被扶養者として認定されれば家族の扶養が一番お得です。 任意継続と国民健康保険はよく比較して最もお得なものを選びましょう。 お金に関する知識が、定年後の支出に直結するケースですので、自分の置かれた条件をよく見定めて賢く行動する必要があります。

  • 軽量快適、アウトドアチェアの定番Helinox(ヘリノックス) チェアワンを購入レビュー

    アウトドアチェアは形や値段の様々なものが並んでいます。 今回アウトドアチェアの定番ともいわれるヘリノックスのチェアワンを購入したので、その感想をご紹介します。 まず、実測でスタッフバッグ込みで969gと、軽量なうえ収納もコンパクトです。 背面も座面も広々としており、快適で包み込まれるような座り心地です。 また、組み立ては簡単で袋から取り出して、1分以内で完成します。 さらに、シートとポールが完全に分離しているので、洗ったりするのが容易です。 ヘリノックスのチェアワンのキャンプで使うアウトドアチェアの王道で、数々の受賞歴のある定番中の定番です。 はるかに安い類似形状の製品がありますが、軽量や快適な座り心地にこだわるのであれば決して高い買い物ではないと言えます。

  • 現役世代とはこんなに違う!定年後の資産運用方法はこれ

    現役時代の「老後の資産形成のための資産運用」と「幸せな老後をおくるための資産運用」は異なります 定年後の資産運用の最大の敵はインフレと認知症です。 老後の資産運用の場合は、大きな損をしてしまうと取り返す時間がなくなりますのでリスクを抑えながら資産運用をすることが大事です。 さらに、確実に収益を減らす税金に対しても注意が必要でNISAを上手に活用しましょう。

  • 【ブロガー人気】<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを定期検診

    <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドは、日本を除く世界主要先進国の株式に投資することにより、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざす低コスト投資信託です。 なんと言っても低コストが最大の魅力で、現在、運用管理費用(信託報酬)は、税込で年率0.107892%(税抜0.0999%)と業界最低水準にあります。 重要なことは、これまでも何度もコストを引き下げてきていることで、先進国株式インデックスファンドとしては最もコストが安いファンドの一つであり続けていることです。 2013年12月の設定以降、資産の流入が続き、現在の純資産総額は、1,200億円を超えています。 また、インデックスファンドは基本的に規模の経済が成り立つ金融商品なので、純資産残高が増加することで運用経費が低下し、信託報酬の引き下げという形で受益者に還元されるという好循環が働いています。

  • あなたが亡くなった後の配偶者の生活保障、遺族年金を知ってますか

    配偶者が亡くなった後に遺族の生活が困窮しないための保障として遺族年金の制度があります。 遺族年金の制度は「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」の2階建てになっています。亡くなられた方の年金の納付状況などによって、いずれかまたは両方の遺族年金が受給できます。 厚生労働省の遺族年金受給者実態調査によれば、遺族年金の受給者は男性1.6%、女性98.4%と、ほとんどが女性となっており、その平均年齢は78.1歳です。 日本人は生命保険が大好きで、「自分が死んだ後、残された妻のため」と言って高額な生命保険に加入している妻思いの夫が多いようです。 しかし、まずは遺族年金の制度があることを理解してから保険に入るかどうか決めるのがおすすめです。

  • いま話題!在職老齢年金制度の仕組みとは

    老齢厚生年金とは、働きながら厚生年金を受け取ると、給料と厚生年金の額次第で、一部年金をカットされる制度です。働くシニアには嬉しくない制度ですが、厚生年金に入って働き続けることは将来の年金額増加に繋がり、働き損ではありません。また政府ではこの制度廃止を表明しており、自分が該当すればお得に働き続けられます。

  • 人生100年時代の年金戦略(田村正之著)【シニアFPの書評】

    ベストセラーとなった、田村正之さんの著書「人生100年時代の年金戦略」を読みました。読みやすいうえに詳しく全世代向けに書かれている良書で、若いブロガーさんなどからも絶賛されています。 しかし定年退職前後の世代では、気をつけるべき点もあります。年金繰り下げが無条件で有利ではないことなどわたしの感想を紹介しています。

  • 老後2000万円が必要?定年退職者向けに金融庁報告書を解説します

    金融庁金融審議会の報告書が、大炎上しています。 老後は2000万円不足し、資産の取り崩しで対応が必要とのことですが、ある前提の元で事実に基づく単なる計算であって、何が問題かわかりません。 実際、2000万円ないと老後は迎えられないのでしょうか。そんな事はありません。 年金受給世帯のうち、過半数の世帯では、公的年金だけで生活しているのが現実です。 「ねんきん定期便」を見て毎月の収支がわかれば、「平均的に毎月5万円不足」ではなく、「わが家の老後の家計の予測」ができます。 その結果、マイナス幅の大きさによって対策をとればいいだけです。

  • 人生100年時代はホント?定年退職者は騙されない生き方を!

    人生100年時代というのは、LIFE SHIFT(ライフ・シフト)の著者である、リンダ・グラットン氏らが著書の中で提唱した言葉で、その強いインパクトから、幅広い世代に老後の不安を与えています。定年退職世代は、金融機関のセールストークに惑わされることなく、国の統計など信頼できるデータをもとに合理的に生きましょう。将来の生活費を合理的に見通して、大きな不安がないなら、まだ元気なうちにお金を使って定年後生活を充実させるのが賢明です。

  • やってはいけない不動産投資(藤田知也,朝日新書)【シニアFPの書評】

    退職金をもらってアパート経営など、不動産投資に乗り出していこうという人に、ぜひ読んでいただきたい1冊を紹介します。 著者は、スルガ銀行に始まる不動産投資の不正に関する記事を次々と手がけて、不動産投資ブームに冷や水を浴びせて来たのが朝日新聞の藤田記者。 次ぐ次暴かれる業者の手口や、モラルのない従業員の実態を知れば大きく騙されることはないでしょう。

  • 定年後、住民税非課税は黄金の羽根だった

    定年後の住民税非課税は、制度の歪みがもたらす幸運=黄金の羽根です。 夫婦二人で親一人を扶養しているとして、年金額が年間246万円以下なら可能性があります。 国や自治体の福祉などの助成制度は、住民税非課税世帯を対象にするものが多いため、住民税非課税になれば大変多くの優遇策が用意されています。 年金額が非課税ギリギリである場合には、早めに年金を受給して1年あたりの年金額をへらすことで、住民税非課税になれます。 非課税かどうかの判定は、フローの収入が基準になっています。都心の一等地に高価な自宅を持っていても、多額の投資信託などの資産をもっていても住民税非課税になれるのです。

  • 令和の時代、定年退職者の生活はこんなに変わる

    悠々自適というというかつての定年退職者のイメージは大きく変わりました。平成の間に寿命は5年伸び、退職金は1000万円下がりました。これからは自分で考えながら定年退職ライフを作っていかないといけない時代です。 少子高齢化の問題を抱える年金も、自分で受け取り時期や増額方法を考えるようになっています。 一方、個人投資家の環境は信じられないほどよくなっています。かつてであればプライベートバンクに頼まなければならなかったような、全世界に分散した投資がネット証券会社を使って自宅やスマホから簡単にできます。 お金の知識があるかないかが、ワクワクした定年退職ライフを送れるかどうかを大きく左右するのです。

  • 【FPのアドバイス】買ってはいけない金融商品を再確認しよう

    世の中にあふれる金融商品、特に店頭型証券でよく売られている金融商品の多くは買ってはいけない商品です。 テーマ型投資信託、毎月分配型の投資信託、高金利商品、ラップ口座、貯蓄性の外貨建て保険などがいかにダメなのか解説してみました。

  • GWに役立つ!車中泊の旅を快適にする小ワザ6つ

    いま車での仮眠=車中泊をする人が増えています。 車中泊は宿泊費の節約だけでなく、限られた遊び時間を有効に使えるのでメリットが大きいです。 その車中泊を、ちょっとの工夫で快適にするためキャンピングカー歴3年の私が、実際に実行している小ワザをご紹介します。

  • 定年退職してからは所得税より住民税に注目

    住民税は所得税に比べて「累進性」の度合いが小さく、定年後に収入が少なくなった時には所得税より住民税の方が大きく効いてきます。 そして重要なことですが、住民税の金額と医療・介護などの自己負担がが大きく連動しているということです。 定年後のこれからの生活の中では、住民税を意識して住民税が安くなることを考えること、イコール医療介護の負担が安くなることにつながります。

  • 徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと(ちきりん著)【定年退職FPの読書感想文】

    人気ブロガーの「ちきりん」さんが初めて書いた実用本で、リフォーム/リノベーションの本ですが、単なるハウツー本ではなく、ものの考え方について詳しく書かれています。 中でも私が最も肝だと思ったのは、リフォーム/リノベが「お金で買う通常の取引」とは違い「両者で共に創出した価値を分け合う共同プロジェクト型の取引」であるという主張で、私には目からウロコでした。

  • 【キャッシュレス決済】現金利用が罰せられる時代が始まった

    消費税の引き上げに対応し政府が打ち出した、キャッシレス決済でのポイント還元策を契機に、キャッシレス決済への関心が高まっています。 業者間の競争は激化していますが、私たち消費者にとっては恩恵が増えることになるので大歓迎、ちょっと知識のある消費者にとってはバラ色の事態です。クレジットカードやLINE PayなどのQRコード決済、電子マネーなど多様な手段が花盛りです。

  • 投資信託かETF、退職金の運用に向くのはどっち?

    定年退職し退職金で投資デビューをしようとすると、投資信託がまず目に浮かびます。 投資信託によく似た仕組みにETFがあり、低コストで流動性にも優れることから、こちらがおすすめです。

  • 最高裁の方針変更から、利用が低迷する「成年後見制度」の今後を考える

    政府が強く普及を後押ししている成年後見人の制度ですが、実はあまり普及していません。 そんな中、今回最高裁が大きく考え方を転換したのでこれから成年後見人が広く使われるようになるかもしれません。 成年後見制度には法定後見制度と、あらかじめ自分が選ぶ任意後見制度の二つがあります。 最高裁は3月18日、後見人には身近な親族を選任することが望ましいとの考え方を厚生労働省で開催された専門家会議で示しました。 最高裁は日弁連など専門職団体との議論を踏まえ、基本的な考え方として、「本人の利益保護の観点からは,後見人となるにふさわしい親族等の身近な支援者がいる場合は,これらの身近な支援者を後見人に選任することが望ましい」としています。 今回の最高裁の見解は重要な転換点です。 これによって利用が進まない成年後見人制度の普及が一気に進むかもしれません。

  • 【退職金の運用】定年退職したファイナンシャルプランナーが愛してやまないVTの魅力とは

    VTは大変優れた投資商品です。これ一つで米国を含む全世界の株式市場に幅広く投資できます。圧倒的に低コストでボリュームが大きく繰上償還の心配がありません。定年退職者などが投資をするには最適な商品の一つだと思います。定年退職者である私自身がポートフォリオの中心にしているのもこの商品です。

  • 【書評】お金の流れで読む日本と世界の未来、世界的投資家は予見する ジム・ロジャーズ

    投資に興味のある人なら誰でも知っている大富豪ジム・ロジャースへのインタビューをもとに発行された「お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する (PHP新書)」を紹介します。 彼は大の日本好きとして知られていますが、借金が膨大で少子化が進んでいることから、その将来には悲観的です。

  • 「医療費控除」の確定申告で税金を取り戻そう

    年を取ってくると病院に行く機会が増え、医療費がかさみます。 確定申告をすることで、一部とはいえ医療費控除でお金が返ってきます。簡単な手続きなので、医療費の領収書を保存している方は申告をしてみましょう。 風邪薬や胃腸薬との市販薬を購入した場合、購入額が年間1万2000円を超える場合その超える金額を所得から差し引くことができるセルフメディケーション税制という制度もあります。 なお、このセルフメディケーション税制の特例を利用すると、従来型の医療費控除は受けられないので、比較してどちらかお得なほうを選びましょう。

  • Nikonの防水デジタルカメラ COOLPIX W300【レビュー】

    みなさんこんにちは、安井宏です。 スキューバダイビングやスキーなどアウトドアが大好きなわたしが、防水カメラとして定評のあるNikon デジタルカメラ COOLPIX W300を買って使ってみました。 このカメラはコンパクトながら、ハウジングなしで水深30mまでの防水性能が保証されているうえに、耐衝撃性能が向上した本格的なアウトドアカメラというのが謳い文句です。 結論から言えば、アウトドア好きなわたしの観点では、買ってよかったです。 難しいことを考えず、とにかくバシャバシャ撮れるタフなヤツです。 +++もくじ+++ 定評あるアウトドアカメラの後継機 利用の準備 ビーチで使ってみての感想 意外と便…

  • 投資初心者に「つみっぷ」をオススメする5つの理由

    金融庁が各地で開催している「つみたてNISA Meetup」愛称「つみっぷ」は、無料で受けられる実践的な投資教育です。今回自分が参加して講師の素晴らしさや金融庁の姿勢なと得るものが大きく、多くの投資初心者にオススメしたいと強く感じました。

  • GPIF損失の報道から考える、個人投資家のファクトフルな振る舞い方

    年金の積立金を運用するGPIFが大きな損を出したとして大騒ぎをしている人たちがいます。 今回の騒ぎを反面教師に、賢い投資家になるにはどうすればいいか考えましたが、その答えは人間の本能を理解し、事実(FACT)に基づいたファクトフルな行動ができるように、普段から心がけることです。

  • 大和投信「人生100年時代シミュレーション」で定年後の資金計画を試算してみたら超簡単だった

    定年後は、稼げるお金が限られているため、退職金などを大切に運用しながら取り崩すのが重要です。そんな時シミュレーションを簡単にできるツールがインターネット上にあります。金融機関のファイナンシャルプランナーに相談する前に、自分で簡単にできることをしてみましょう。

  • 人生の最後に向けて考える定年後の資産運用方法

    定年後、いつかは迎える人生の最後は、なかなか思うようになりません。その不確実性がシニア世代の資産運用を難しくしていますが、少しの準備で大きく状況を改善できます。金融資産を取り崩しながら運用する、金融資産をシンプルにするなど少しだけ準備を始めませんか。

  • 「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」表彰式&懇親会に参加し定年退職者の視点で想ったこと

    投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018初めて参加しました。 今回の1位はeMAXIS Slim 先進国株式。 MSCI KOKUSAI インデックス(円換算ベース)と連動する投資成果をめざして運用を行うインデックスファンドで、先進国の株式に非常に低コストで投資できることが評価されたようです。 昨年一位の楽天VTが、一気に9位まで落ちたのはとても印象的でした。 昨年は、人気のVTを投資信託にしたという、コロンブスの卵的な発想で画期的商品として投票を集めましたが、信託報酬以外のコストが大きかったことが判明し、一気に失速した形です。 恐らくは投資信託開始直後の特殊要因と思いますが、改めて投信ブロガーの人たちのコスト意識の強さを認識した会でした。

  • 2019年1月リバランス後のポートフォリオを公開--値が下がるほど、株はおいしい

    インデックス投資では、定期的なリバランスが必要です。昨年来の株安で絶好の買い場となっている2019年1月にリバランスしたのでポートフォリオを公開します。今回実感したのは値が下がるほど株は美味しいということでした。

  • 【シニアのスキー】「私をスキーに連れてって」世代がスキー場に戻ってきた

    定年退職世代の人たちには、以前はスキーをした人が多いと思います。 いま、スキー場は大きく変わりどんどんシニアが戻っています。 休日でも混雑しないゲレンデや、操作しやすくなったスキー板など環境変化が大きいです。 スキー場もシニア割引などで集客を競っています。 定年退職してすぐに家に引きこもるのは早すぎます。 体力のあるうちにアウトドアに出てアクティブライフをおくりませんか。

  • 【シニアもキャッシュレス】 LINE をやってるならまずは LINE Payから

    政府が消費増税対策として「キャッシュレス決済で最大5%還元」ということを決めたので、キャッシュレス決済が一気に普及しそうです。 LINEを使っているシニアは多く、キャッシュレスの入口として、まずはLINE利用者になじみの深いLINE Payでキャッシュレス生活の第一歩を始めてみたらいかがでしょうか。 始め方や使い方、メリット・デメリットについて詳しく説明します。

  • インデックス投資の肝、平均への回帰を信じてリスク資産のリバランスを

    インデックス投資では、時間の経過とともに相場が変動し、当初決定した資産配分が変わっていきます。 そこで、定期的にその資産配分の比率を計画どおりに修正する必要がありますが、その資産の再配分をリバランスといいます。 年末年始、時間のあるときに改めて投資を見直し、リスク資産の比率を一定に保つリバランスをしましょう。 インデックス投資は市場の平均を取ろうということです。 そして市場の平均は、偉大な「平均回帰性」の力によって、長期をならすと必ず成長し価格も上がってきたということです。 一時的な暴落もありますが、時間が経てば平均に回帰するという、「平均回帰の力」を信じ、資本主義の成長を信じて投資を継続していくのが重要です。

  • 定年退職者がやって良かったこと10選

    定年退職したわたしがやってよかったこと。第3位はQRコード決済などキャッシュレス生活を始めたこと、第2位はブログを開始したこと、そして第1位はインデックス投資のおかげで相場の下落でも心安らかに過ごせたことでした。 そのほか海外一人旅、キャンピングカー、ロードバイクなど充実したワクワクするような一年を過ごせました。

  • レジ前でまごつく残念な老人にならないためのキャッシュレス決済入門

    コンビニのレジなどで、前に並ぶ高齢者がお金を出すのが遅く、会計に時間がかかっていると思わずイラッとしてしまいます。 レジ前の渋滞をなくし、またご本人も得をする方法、それがキャッシュレス決済です。 現金派の老人が困るのは、これからはキャッシュカードで現金を下ろすのもひと苦労だとということです。 いまは年金でもなんでも銀行振込なので、近くの銀行でキャッシュカードを使って現金をおろしていると思います。 最近は高齢者もガラケーからスマホに移ってきているようでsu. スマホがあれば、無料でアプリをダウンロードし、簡単な登録を済ますだけでQRコード決済が使えます。

  • 老後不安、解消のキーワードは「足るを知る」だった

    「幸せの国」と言われてるヒマラヤに抱かれた小国ブータンを旅行して「足るを知る」ということで、幸せ感を得ている事がわかりました。 日本の高齢者世界一恵まれています。 老後を不安視する根本には、他人との比較があります。 定年退職して終わった人になったあなたにとっては、むしろ足るを知るが一番幸せな老後を送るためのキーワードです。

  • 下戸で宴会が苦手な人がアルコールハラスメントにあわないために、アルコール感受性遺伝子分析キット【体験レビュー】

    アルコール感受性遺伝子分析キットを実際に体験した感想をまとめてみました。 年末年始はお酒を飲む機会が増えてきます。 私も宴会は大好きなんですが、お酒は全く受け付けないです。 自分の体質をみんなに知らせるための一つの方法が遺伝子検査です。 検査と言っても病院に行く必要はなく、Amazonなどで簡単に手に入る検査キットで簡単に自分の体質が遺伝子レベルで科学的にわかります。 お酒を飲めないのは残念な体質ではありますが 、屋外バーベキューで運転手を買って出るなどお酒を飲めないメリットもあるので、積極的に自分の体質をアピールして、年末年始の宴会を乗り切ってほしいものです。

  • キャンピングカーに3年乗ったユーザーが本音でレビュー。キャンピングカーのメリット・デメリット

    憧れのキャンピングカーですが、華やかなキャンピングカーショーだけでは実際のメリット・デメリットは分かりません。 本当のリアルな姿を、3年間使ったわたしの車を例にもとにご紹介します。

  • 【定年退職まで3年】退職前にしておくことは「お金の勉強」です

    定年退職が近づいてきたあなたにとって、退職までにしておくことは「会社の仕事の集大成」ではなく、第2の人生を有意義に過ごすための「お金の勉強です」。 なぜ3年前なのか、何をどうすればいいのかをお話します

  • 「日銀崩壊」藤巻健史さん 著:持つべきはドルと仮想通貨【書評】

    膨大な借金を背負ったわが国の財政破綻を警告する本ですが、日銀の異次元緩和がハイパーインフレに向かうとして、Xデーに備え自己資産を守ることを主張しています。過去に財政破綻した国では、一番被害にあうのが公務員と年金生活者です。この本は、そんな心配をする公務員・定年退職世代に大いなる気づきを与えてくれます。

  • 故人のネット口座の探し方、パスワードが分からなくてもお金は取り戻せます。

    インターネット全盛時代になって、通帳やはんこが消えつつあります。 今回は、そんな場合でも口座を探し、パスワードが分からなくてもお金を取り戻す方法をご紹介します。 方法としては、パソコンやスマホの情報を調べる方法、遺品から手がかりを探す方法、確定申告の情報から探す方法などがあります。

  • 退職金で投資デビュー。ファイナンシャルプランナーが教える初心者向けお金講座(総集編)

    定年退職者が無防備に投資デビューして退職金などの資産を大きく減らす残念な例が多いです。 お金の専門家=ファイナンシャルプランナーとしての知識を生かした、定年退職するサラリーマンのための「お金の10回講座」を書きましたが、まず結論を知りたい人のためにまとめました。 私自身も今年3月に定年退職を迎えましたが、まわりの定年退職者を見ると投資デビューの前に少しだけお金の知識があれば苦労しなくてすむのにと切実に思います

  • 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018に投票したよ

    「 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」の投票結果は、わたしが投資商品を選ぶ際によく利用しています。バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)に今回投票しました。VTは日本も含めた全世界に分散投資されており、これ1本で日本も含め全世界に投資できます。コストである経費率も、0.1%と普通では考えられないほどの低コストです。

  • 定年後60代からのキャッシュレス入門、時代遅れの現金は大きな損

    消費税が上がる時に、キャッシュレス決済なら消費税分2%をポイントで還元するようです。 直前になって準備をしても間に合わないので早い段階から準備しましょう。 することは「クレジットカードを持つこと」と「QRコード決済に慣れる」ことの2つだけです。 まずはクレジットカードをもつ ?キャッシュレスといえば、まずはクレジットカードです。 現金派の人は、ついつい使いすぎるとかお金の管理ができないと言いますが、いつ何に使ったか明細がわかり、不正利用されても補償のあるクレジットカードは、キャッシュレス時代の王道です。? クレジットカードは、いま最も使える場所の多いキャッシュレスなんです。 クレジットカードは高額商品を買うときに使うというイメージがありますが古い常識です クレジットカードを使うと先方が損をするイメージがありますが、実際には現金を扱うコストというのは結構大きく、その手間がなくなり精算もスピーディなので先方も実は大歓迎です クレジットカードのお得 クレジットカードの利用ではカードの種類にもよりますが、おおむね1%前後のポイントがつき、実質的に割引になります。 1回の買い物では大したことはありませんが年間を通じれば、大きなお得になります。 毎日の買い物だけでなく、電気・ガス・水道など銀行引き落としで支払っているものも、クレジットカード払いに変更すれば知らない間にポイントが貯まります。 QRコード決済にも慣れよう クレジットカードを持ったら、次に挑戦すべきはQR コード決済です。 今のところ多くの規格があり、どこが優勢になるかはよくわかっていませんが、普段お使いのサービスの延長のものから使い始めたらいかがでしょうか。 LINE Pay 例えば奥様やお子様とのコミュニケーションに LINE を使ってるとすれば LINE Payを試してみましょう。 楽天ペイ もしあなたが楽天証券を使っている、あるいは楽天市場をよく使うという楽天ファンなら楽天ペイがおすすめです。

  • ファイナンシャルプランナーが教える定年退職者向けお金の10回講座(10)

    ここまでこの「お金の10回講座」を読んでいただいたみなさんには、お金の知識でお伝えすべきことはもう十分お伝えしました。 しかしながら、資産運用は死ぬまで続く長い長い物語です。 インフレ、円高・円安、不景気など、今後もあなたの周りの環境は変化していきます。 これからの人生でお金の失敗をしないためには、常に知識をアップデートしていく事が重要です。 ・本 お金の勉強の王道は、本を読んで先人たちの知恵に学ぶことです。 良質の本を読むことで十分な知識を得ることができます。 重要なのは、「株で資産を10倍」などという、タイトルだけで煽るような本を掴まないことです。私が推薦できる本を紹介します。 ・講演会やスクールも重要な学びの機会です。 多額の費用のかかるスクールは、まず無料体験などで概要を掴んでから、入学の可否を決めましょう。 ・ブロガーから学ぶ ネットの世界には、あなたに物を売って儲けようという人ばかりではなく、自分の情報発信を読んで欲しい人が沢山いて、プロと言われる人を凌駕する知識と発信力を持っています。 ・まとめ お金の世界は知らないで損をすること、知っていて得をすることが多すぎます、残念ながらそれが現実です。 投資について言えば、激しく価格の上下する個別株投資や、FXと違い定年後のリスクを抑えた投資は退屈なものです。 しかし、定年後であればこそ最新のお金の知識を学び続けることで、しなくてもいい失敗を回避することができたりお得な生活が実現したりします。

  • ファイナンシャルプランナーが教える定年退職者向けお金の10回講座(9)

    会社と違って個人には終着点があります。 統計などでは、60歳男性の平均余命23.72年などと出てきますが、本当にあなたが亡くなるのがいつかはわかりません。 しかし、人間である以上、いつか来るその日に向けてお金のことを考えるのも、大切なことです。 定年後の資産運用環境は未整備 現在の日本では、数年前に比べると、個人投資家の投資環境は確実に良くなっていると言えるでしょう。 しかし、定年後の資産運用については、金融庁が取り組みを始めたとか、財務省が老後の備えに対する税制を検討するなどの動きはありますが、まだまだこれからというのが実態です。 定年後は年金プラス資産取崩しが普通 次世代に資産を残すにしろ残さないにしろ、定年退職後の生活を支える柱は公的年金ですが、これを補うため退職金を始めとする金融資産を少しずつ取崩しながら生活することになります。 取り崩し額については、調査や論文によって差がありますが、平均的には数万円で、本来取り崩し可能な額より保守的であることが知られています。 ただ定年退職後の30年前後の長い時間を考えると、インフレに負けないためにも資産を単に取り崩すのではなく、運用しながら取り崩す必要があります。 取り崩しの定率VS定額は永遠のテーマ 高齢者の資産取り崩し方法については、議論があります。? 運用しながらお金を取り崩すやりかたとして、毎月一定額を引き出す定額法と、額ではなく金融資産の一定部分の比率を決めて取り崩す定率法です。 多くの専門家は資産の運用効率の面から定率法を勧めていますが、わたしはむしろ家計の管理が簡単な定額法がオススメです。 SBI証券の投資信託定期売却サービスがすごい 一定資産に膨らんだ投資信託を、運用を継続しながら年金代わりに毎月一定額を売却して現金で受取るサービスは、ありそうでないものです。 現時点で唯一利用できるのが、SBI証券の投信定期売却サービスです。 成年後見制度 高齢になれば認知能力が落ち、資産運用どころではなくなるのは心配の種です。 対応策として最近、政府も普及に力を入れてきているのが成年後見制度です。 これは、認知機能が落ちてきた際に、自分のお金周りの判断を助けてくれる制度で、法定制度と任意制度があります。 死ぬ時お金は無価値? 若い人に比べて、定年退職世代では自分の終末(死亡)や、それに至る介護などを意識する人が多いかもしれません。 わたしは医者や看護師など医療関係者

  • 2014年に始めたNISAで50万の投資が評価額60万、ロールオーバーすべきか

    NISAの非課税期間終了時の選択肢について質問をいただきました。 2014年1月から始まったNISAは、今年度末にはじめて「最長5年」の期限を迎えます。 5年間の非課税期間満了後の資産の取扱い選択肢は、 ・NISAロールオーバー ・課税口座(特定口座か一般口座)へ移管 ・非課税期間が終了するまでに売却 資産の含み益の状況により判断は分かれますが、評価額が 超えている場合には、ロールオーバーのメリットは大きいでしょう。

  • ちきりんさんに憧れて「全録生活」、東芝レグザDBR-M4008で始めました

    社会派ブロガーのちきりん(@InsideCHIKIRIN)さんは私の憧れで、いつもブログを読んでいます。 とても文章がうまく、ブロガーとしては、いつかこんな文章をかければいいなと思ってます。 さて、ちきりんさんは生産性や効率性に非常に拘っておられますが、ブログの中で非常に感心したのが、ちきりんさんがSNS だけではなくテレビからたくさん情報を得ていることです。 なんでも全録機を使って非常に合理的にテレビを見られているということです。 記事を見て、全録機はなかなか魅力的だと思ったんですが、値段も高く手が出せないでいました。 このたび大画面のテレビに買い代えて、わが家のテレビ環境も良くなったのですが、合わせて全録機能のあるブルーレイレコーダーを導入し、ついにわが家にも全録時代がやってきました。 購入から2ヶ月経過しましたが、結論から言うと、もう手放せないくらいに便利だし、テレビというものの価値を再発見しました。 全録機とは 全録機というのは、テレビを録画するレコーダーの1カテゴリーなのですが、予約などをしなくても複数のチャンネルをほぼ24時間ずっと勝手に録画し続ける機械です。 これによって、テレビを見る時間がないとか、予約録画を忘れたとかのストレスがなくなります。 ハードディスクがいっぱいになれば過去の録画番組から消えていくので、あらゆるものをずっと録画するわけではありませんが、ハードディスクの容量が大きいと過去1-2週間ぐらいのテレビが一時的に録画されたような状態になります。 録画できる時間については、搭載されるハードディスクの容量と録画するときの品質に左右されますが、1週間程度録画できれば週末にまとめて見直すことも出来、十分かと思います。 検索機能が便利で、番組の字幕情報を任意のキーワードで検索して、そのキーワードが登場するシーンへの頭出しをすることができるなど、便利な機能が搭載されています。 過去のテレビ番組表から録画をされている番組を選んでみるというのは、最初は不思議な感覚でしたが非常に合理的で便利です。 東芝レグザDBR-M4008を選定した理由 全録機については東芝とパナソニックが出しています。 パナソニックは「全自動」として全録レコーダーを製品化しており、2018年4月に発売された最新モデルは「DMR-UBX7050」を筆頭に3モデルあります。 東芝は、「タイムシフトマシン」の名称で製品化しており、20

  • ファイナンシャルプランナーが教える定年退職者向けお金の10回講座(8)

    ここまでこの「お金の10回講座」を読んでいただいたみなさんは、初心者を脱して賢い資産運用者になっています。 しかし、思わぬ伏兵が「税金」隠れているのを忘れてはいけません。 脱税は犯罪です、大過なくサラリーマン生活を終え定年退職したあなたが選ぶ道は、賢く節税することです。 NISAに代表される優遇制度を上手に使うことで、税金と正しく向き合うことができます。 若者と定年退職世代の違い 最近は金融庁の頑張りもあって、個人投資家向けの優遇策が充実しつつあります。 特に、iDeCo(個人型確定拠出年金)と「つみたてNISA」が優遇策の双璧で、若ければiDeCoとつみたてNISAが鉄板と言っていいでしょう。 しかし、iDeCoは60歳未満の方が加入対象なので、60歳以降は加入できませんし、まもなく60歳を迎える方にもメリットは少なく加入の手間を掛けるほどのことはありません。 一方、高齢期になると税負担が医療費などとも連動する場面があり、定年退職世代としての税金との付き合いを考える必要があります。 NISA活用法 一般NISAは、非課税投資枠が毎年120万円で、非課税期間は最長5年間です。 一番最初にできた制度で、対象とする金融商品は幅広いです。 定年退職世代は、運用期間も限られていること、退職時が一番金融資産が多いことを考えれば、一般NISAを主に利用することになるでしょう。 退職金など定年後の資産運用では、まず最初にNISA口座で各年満額の120万円まで投資するのが税制上は有利です。 有利な税制を最大限利用するため、NISA口座に入れるのは、資産構成の上でもっとも期待リターンの高いものにしましょう。 ふるさと納税の活用 資産運用から外れますが、税金といえば、忘れてはいけないのはふるさと納税です。 自治体に寄附をした場合には、確定申告を行うことで、自己負担額の2,000円を除いた全額が所得税及び住民税から控除されます。 寄付をすると寄付先の自治体から、肉、コメ、フルーツといった地元産品の返礼品が送られてくるので大変お得です。 医療費控除を上手に利用 定年退職前後になると、誰しも一つや2つ健康診断で引っかかる項目があります。 60代以降は家計に占める医療費の比率がどんどん増えていきます。 医療費が10万円を超えてきたら、必ず確定申告で医療費控除を使いましょう。 ポイントは、自分の医療費だけでなく奥様など世帯全員の医療費を合算し

  • ファイナンシャルプランナーが教える定年退職者向けお金の10回講座(7)

    第7回では、リスクを減らしての投資である分散投資、それも世界への分散投資の考え方をご紹介します。 日本円を使って暮らす日本人でも、経済は世界中でつながっているので、国内だけに投資するのでは十分な分散投資は実現しません。 リスクを減らす王道は分散投資 いよいよ金融商品を買うことになりますが、若い人の積立投資と異なり、定年退職者が投資をするのは、一括投資といって一気に買い付けをすることになります。 資産運用においてリスクを減らす王道は分散投資です。 分散投資には、「資産クラスの分散」や「地域の分散」などのほか、投資する時間(時期)をずらす「時間分散」という考え方があります。 定年退職者が退職金で一括投資する際には時間の分散という、リスク低減手法が通じないので一層慎重な姿勢が求められます。 オーソドックスな世界分散投資 分散投資をするに当たり、投資する対象が存在する地域も日本には限られません。 投資対象資産の価格は、投資の対象となっているものが存在している国や地域の経済状況、為替変動などによって、様々な値動きをすることになります。 そこで、こうした投資対象地域の性質による「値動きの違い」を利用して、異なる状況にある地域の資産、通貨を組み合わせてリスクを減らしながら投資を行うのが「地域の分散」の手法です。 難しい理屈は省略しますが、全世界の株価総額に比例したポートフォリオが一番効率が良く、定年後の資産運用として最適です 世界の株式シェアを見ると、ざっくり言って8割が日本以外の先進国、1割が新興国、1割が日本となります。 今後、どこの国が高成長を見せるかは誰にも「事前には」分からないから、世界全体に投資しておいた方が安心といえます。 世界分散投資のための主なベンチマーク 投資信託は、ベンチマークというその投資信託が運用の目安としている指数を目標に運用されます。 金融商品を買う際に必ず投資信託の中身を確認してください。 日本円の資産に過剰に偏ることは、日本の財政状況からも大変危険なことです。 ハズレのない「つみたてNISA適格商品」 投資信託は日本に6,000本以上ありますが、大半は個人投資家は避けたほうがいい商品です。 個別に判別はできませんので、金融庁が公表している「つみたてNISA適格商品」を参考に商品選びをしましょう。 このリストは、ダメ商品の代表である毎月分配型を排し、低コストで分散投資できる商品を厳選しています。

  • 【無料体験】50代のための定年後設計スクールを体験してみました

    日本最大のお金のスクールであるファイナンシャルアカデミーの、特に定年退職世代に特化している50代のための定年後設計スクール体験レッスンを受講しました。 結論を先に言えば、お金にまつわる定年後の全体像を俯瞰できるとてもいい機会でした。 無料体験レッスンの申込み方法 無料体験レッスンの申し込みは、ホームページから日時・会場を選び、名前とメールアドレスを入れるだけです。 年齢、住所、電話番号、資産状況などといった個人情報を入れる必要はありません。 すぐに知りたい人や遠方ならweb体験 残念な点ですが、無料体験レッスンの会場は東京のみで、わたしの住んでいる関西にはその機会がありません。 そんな人のために、1,080円(税込)と有料ですが、Webで体験ができるようになっています。 体験レッスンの説明内容 さてその体験のは中身ですが、まず最初はファイナンシャルアカデミーの紹介から始まります。 ファイナンシャルアカデミーは独立系として日本最大のファイナル ファイナンシャル教育機関で、2002年に設立された後のべ45万人が受講されたということです。 昨今設立されたわけではなく16年も続いているというのは、一定の支持がありビジネスとして成り立っている証拠だと思いました。 まとめ 年金、仕事、保険、住まい、医療費、相続、介護といった定年後の不安のほとんどはお金の不安と直結しています。 寿命が伸びたことで定年後の時間が長くなりました、国は財政難でこれ以上の福祉充実は望めそうもありません。 お金の知識に関しては、「知っているだけで得をすること」「知らないだけで損をすること」が多すぎます。 ファイナンシャルアカデミーの受け売りですが、何もしなければ今年も将来不安は消えません、というキャッチフレーズは本当だと思います。 あとはどう学ぶかです。 本を読んで自分で勉強する、私のブログを読む、などなど学び方は様々なので自分でよく考えましょう、考えるだけで止まらず実行することが大切です。

  • ファイナンシャルプランナーが教える定年退職者向けお金の10回講座(6)

    ネット証券会社で金融商品を購入する手順をご紹介します。 口座を開いたらまずは入金 ネット証券会社に口座を開いたら、最初にすることは金融商品を購入するための資金を入金することです。。 入金方法としては、銀行や ATM 等から振り込みをする、あるいは提携しているインターネットバンキングからの振り込みを行います。 投資信託の選び方 入金が終われば商品選びですが、ほとんどの方が購入するであろう投資信託を例にします。 ネット証券会社の投資信託のページでは、これから自分に合った投資信託を探すための様々な検索方法が用意されています。 投資信託の注文方法 注文方法は簡単です。 「通常注文」「積立注文」等の文言がありますので、自分の目的に合わせて選びましょう。一般NISAで買う場合は通常注文をクリックしましょう。 入金した金額が反映されている買付可能金額が出ているはずですから、その範囲内で買い付け金額をしましょう 投信購入時の注意点 投資信託と言ってもその運用対象は様々です。 購入をする際には、目論見書や運用報告書などの書類にひと通り目を通しましょう。 なかなか難しい言葉が並んでいますが、少なくとも自分が購入する投資信託が何に投資しているか知らずに購入するのは危険なことです。 購入すること自体は実に簡単にできるのがネット証券会社です。 ある意味Amazonや楽天で商品を買うことと大差ないことが分かっていただけると思います。 しかしながら重要なことは、自分が何を買っているのか、すなわちどこの国のどんな会社に投資しているかを理解しておくことです。

  • ファイナンシャルアカデミー無料講座を体験してきました

    ファイナンシャルアカデミーの無料講座の体験をしてきました。 ファイナンシャルアカデミーは、銀行や証券会社とは関係しない独立系のが売り物の日本最大級のマネースクールです。 今回わたしは、3時間20分でお金の教養と、株式・FX・不動産の入門講座をまるごと学べる特別講座、お金の教養講座 Plus(3H編)を受けてみました。 本当に無料なのか、あるいはしつこい勧誘で、入学するまで家に帰してもらえないのではないか、怪しい会社でないか、などの不安もありました。 しかし、そんな懸念はまったくなく、あっという間に時間が過ぎ、結果的には入会しませんでしたが、なんの問題もなく帰ってきました。 もちろん費用も一切かかりませんでした。 申込みから受講まで 申込みは、web上で簡単にできました。 ファイナンシャルアカデミーが開催している講座は多岐にわたり、それぞれ無料体験できます。 今回私は、3時間20分でお金の教養と、株式・FX・不動産の入門講座をまるごと学べる特別講座である、お金の教養講座 Plus(3H編)を受けてみました。 年間3万人以上が受講する、ファイナンシャルアカデミーの定番講座とのこと。 【雰囲気】 参加された周りを見回すと、女性がおそらく7割ぐらい。 女性は30歳代中心に比較的若い世代が多いように見受けられました。 男性の方は年齢層が広く、私のように定年退職世代も多かったように見受けられます。 【講義内容】 この講座では前半に約1時間、もらった給料を全部使ってはいけないといった「お金の教養」について講義がありました。 休憩を挟んで後半に、不動産投資・株式投資・FXという「資産運用」について約2時間で説明を受け、最後に入学についての案内があり、アンケートを書いて終了です。 仮申込や本申込をしない人は、そのまま退出して終了でした。 入学することをオススメする人 わたしは資産運用は、若い頃から少額で初めて痛い思いをしながら経験値を上げていくべきだと基本的に考えています。 とはいえ、人生の限られた時間の中で手っ取り早く、お金の教養や資産運用の知識を身に着けたい場合にはいい選択肢の一つです。

  • ファイナンシャルプランナーが教える定年退職者向けお金の10回講座(5)

    資産運用では、銀行、証券会社、郵便局(ゆうちょ銀行)などが窓口ですが、義理や人情ではなくコストを意識して冷徹に窓口を選別することが大切です。 結論を言えば、退職後の資産運用はネット証券会社に限ります。 金融機関により驚くほど運用成績に違い 資産運用になれば実は格差が大きいので、これまでの付き合いや、地理的な近さなどは忘れてシビアな目で金融機関を選びましょう。 金融機関の窓口にいる人は、資産運用のプロではなく、金融機関に有利な商品を見込み客(あなた!)に売るプロであることを忘れてはいけません。 投資信託の多くは、ベンチマークという投資対象の値動きを指数化したものに沿った運用をされます。 複数の投資信託商品が同じベンチマークで運用されており、期待されるリターンはほぼ同じです。 しかし、リターンは同じでもコストが違います。 金融庁資料でも格差が明白に 金融機関によって顧客の運用成果に差があることは、うすうす知られていましたが、その実態を大きく問題視し可視化したのは金融庁でした。 2018年6月に公表されたところでは、都銀・地銀29行対象の調査で、2018年3月末で投信を保有する顧客のうち46%と半数近くが評価損を抱えていました。 日経新聞に「投信で損失 個人の半数」という記事がのっていたので覚えておられる方も多いかもしれません。 金融庁はかねてから「顧客本位の営業」を強く求めていますが、金融機関は自らの利益を増やすことにしか興味がないことを露骨に数字が示しています。 金融機関の選別に簡単な方法があります。 それは「つみたてNISA」の制度や対象商品を紹介するかどうかで判別するやり方です。

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