一念万年......久闊を叙する

   皆様大変お久しぶりです。お元気でしょうか。もう一年も開店休業状態なのでそろそろ本腰を...とは残念ながらまだならずですで、本題の此処の別サイトなのですが…

【SS】東風愁寂...

  『散らばった風の様で...』      2022.3.9.... 父上、お元気でいらっしゃいますか？ 此方は中々思う様に行かずで彼等の生末を示すことが出来…

散らばった風の様で...

      2022.3.9.... 父上、お元気でいらっしゃいますか？ 此方は中々思う様に行かずで彼等の生末を示すことが出来ずにおります まだ幼い彼等にはま…

満ち欠ける･･･【side...王恩】

   いつも私を見つけると嬉しそうに付いて回る少し変わった少女 いい香りのする皇宮の女人とは違う血の匂いのする少女 可愛い...とは違う、のかな女の子だけど変…

侵食する月･･･【side...王郁】

 ※ドラマと史実の内容を一部取り扱いました関係上、読む方によっては相容れない内容となっております。読まれる方はどうぞ注意してお読み下さい。   ಇ...ღ  …

月見れば…【side...王旭】

 side...王旭ꔛ‬ꕤ月日は移ろいと共に色とりどりの景色を見せてくれると云うのに今の私が見える景色は色の無い何の代わり映えもしないものだ床に伏せ、見知った…

限定記事更新しました。

  こんにちは。信義限定記事を更新しました。久し振りの更新です(；ﾟДﾟ)↓※大旱の雲霓を望みて ～ 前回は先月と相変わらずの不定期更新で申し訳ありませんが、…

限定記事更新しました。

  こんにちは。信義限定記事を更新しました。↓※大旱の雲霓を望みて ～ 不定期更新で申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。   ↓ポチっとよろしゅう...…

それは甘味の如く…

 その日ヘ・スは王宮の廊下を上機嫌で歩いていたその両手には持ちきれないほどの色とりどりの菓子を抱えているふふ、チェリョンに分けてあげよう喜ぶわ、きっとそうだ！…

歩歩驚心・麗～月の恋人、更新について

 (｡･ω･)ﾉﾞ こんにちは。不定期更新にも関わらずいつもご訪問下さりありがとうございます。 大変久しぶりになりますが、1話だけワン・ソ×ヘ・スのお話を更新…

限定記事の公開を終了致しました。

 おはようございます。 予告通り、飄風は夜を終えず 1～29の公開を終了致します。今後は通常通り限定記事としての公開となります。 読んでくださった方々、本当に…

不可視な雨が降る

その視線はいつだって気まぐれで誘うように逸らされた瞳は空を彷徨う凛としたその姿に惹かれ、思わず｢おいで、、こっちへ …………私のそばに来て｣そう言って手を差し…

シロツメクサを…

 花冠をあげよう背も低く、今にも踏み潰されそうな程に小さく儚いその花は純白の花弁を纏った美しい花冠へと生まれ変わるその花冠を冠ったお前はさぞ美しいことだろうな…

天狼堕ちて...参

  薄暗い店内に薄らと灯りが灯る 時折、からん、と氷とグラスの鳴る音が響くだけで静かだったグラスを手にした男がエナに向かって視線を送る ｢何を見ている？｣｢私…

天狼堕ちて...弐

  雨が降っている 最近の長雨のせいか空気は湿り気を帯び、肌に貼り付く様な鬱陶しさがある 異国の傘を差しながら恵那は時折、首に纏わりつく髪を払った ｢遅くなり…

天狼堕ちて...弌

  ｢解樹様...申し訳こざいません 如何しても私には 貴女様の願いを受け入れることは出来ません｣ 差し出された一層窶れた手を握りしめながら恵那は震える声で首…

天狼堕つ...拾伍[終]

  時は経ち昭の改革を不服とする豪族達は未だに抵抗を続け、時には謀反を繰り返していたそれにより、牢は捕らえられた豪族で溢れ返り、処刑に次ぐ処刑で皇宮は真っ赤に…

天狼堕つ...拾肆

  ｢"あれ(息子)"は……私に似ている｣そう、、、そっくりだ哀れになる程に愛を欲して止まないところが…私のように、関心を得ようとどんなに努力を重ねても自身が…

天狼堕つ...拾参

  ｢此処で何をしている？｣ 少年の言葉に背を向けていた少女は振り返った ｢……………石を…積んでいるの｣｢何故？｣｢母上がよく此処で お願い事をしてたから …

天狼堕つ...拾弐

 ｢息災か？恵那よ｣｢はい｣昭に頭を下げた恵那は促されるままにそばの椅子に座した精華楼の主であり、ペカプ商団の首領"恵那"だが、今は昭の側室でもある渤海の初代…

天狼堕つ...拾弌

 ※ 天狼堕つ...参 続き  雙冀は当に冷たくなった茶を静かに飲み干すとぽつりと言った｢陛下、私は常々思うのです 陛下と出逢わなければ、 私はどうしていたの…

天狼堕つ...伯牙曰く

  どうか、未だ降り続く雨が止みますように… 桔梗  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  白雨に混じり、琴の音が響く それは五月雨の如く、いつまでもいつ…

天狼堕つ...拾

  ｢私の知識など 誰でも知っているようなことですから｣ そう謙遜するものの何処か嬉しそうに顔を綻ばせる ｢否、そんなことはないぞ 解樹は此の空に浮かぶ 幾つ…

天狼堕つ...玖

※雙冀という人について雙冀（韓語：쌍기，？—約975年）是高麗王朝初期的一位儒學學者，他將科舉考試制度引入高麗。雙冀是來自後周，曾擔任過後周的武勝軍節度巡官將…

天狼堕つ...捌

  ｢此れは…殿下｣ 叡梛が頭を下げるのと同時に王郁₍伯牙)が｢後は私が｣と手を上げると深く頷き頭を下げて去って行った｢伯牙か…来ていたのか｣昭の言葉に、伯牙…

天狼堕つ...漆

  ｢後周の…冊封使……ですか｣｢あゝ此処に居ると聞いているが？｣｢………｣叡梛はほんの一瞬昭から視線を逸らし、思案するように視線を彷徨わせただが、直ぐ様迷い…

天狼堕つ...陸

｢我等を知っているのか…｣昭の言葉に叡梛(エナ)は｢はい｣と頭を下げたまま頷いた｢私共商団は 此処へ来てまだ日が浅いですが… "知らなければ… 知っておかねば…

天狼堕つ...伍

 今年の山茱萸の時期は長い例年よりも肌寒い時期が続いたことも影響しているのかもしれない美しい黄色の花は国の彼方此方で咲き誇り、人々の目を楽しませる特に夜は市の…

天狼堕つ...肆

  解樹が居た頃まだ私の心も幾らか穏やかでだけど、ほんの少しだけ玉座の孤独と重みに疲弊していたそんなあの頃｢樹や、市井に行かぬか？｣未三つ時、ふらりとやって来…

天狼堕つ...参

  ｢雙冀を呼べ｣暮六急遽、昭に呼びつけられた雙冀は王の執務室の前に立った｢陛下、雙冀です｣｢………入れ｣｢イェ｣雙冀が中に入ると、卓の前で指先をこめかみに当…

天狼堕つ...弐

  ｢さて…どうしたものか…｣昭は手にしていた書を閉じると静かに目を閉じた王となり数年貞観政要、韓非子、、と目を通した書は数知れずだ昭は玉座に居ながらずっと、…

天狼堕つ...弌

 太陽が陰るゆっくり、ゆっくりと、重なる様に陽は隠れ、闇となるその光景を、王昭は天を見上げ見ていたこの闇を最期に、その目に焼き付けよう目を閉じた瞬間、私のこの…

白い花

  こんばんは。 最近、諸事情によりすっかりご無沙汰な此処ですが、先日Twitterに、久し振りに美しい御方のモノクロ画を上げたところ、知らない方々からいいね…

雪月風花～願えば...

   ｢雪……雪だわ｣ヘ・スは夜空を見上げそっと手を翳した初めは雨かと見紛う程の冷たい雫は少しずつ少しずつ、雪へと変わっていく｢まるでドコかの唄みたいな雪ね …

(再)雪月風花 ～ 待つ華は

  はらはらと雪が舞うそれは冬の訪れが始まってから初めてのものだった きんと冷える程の寒いときに、スは空を眺めながら時折手をかざしては雪を楽しんでいるようだ …

Xmasのお話について...

  こんばんは。大変ご無沙汰をしております。といっても、一応はアップしておりますが、出しているものはアメンバー様の中でもどうしても...という方限定のお話。も…

R.I.P. ...

       R.I.P. ... HARA.We will always love you...           こういう話を聞くのはホントに胸が痛い。…

取り敢えず。。。

 こんばんは。 キープしていてもしょうがないということで、今、出来ている”朏は赤く染まるか”(限定記事)の続きを数話ですがアップ致します。 数話なので、一区切…

[SS]魔法使いの悪戯

 予告なし。唐突ですが、出します(*´罒`*)笑 ***    がちゃ来訪を告げる音が鳴り、ワンソはドアを開けた｢トリック・オア・トリート｣声のする方へ目を向…

御礼と2年目の...

  こんばんは。夜分遅くに失礼いたします。 いつもご訪問頂きありがとうございます。 本日で2周年となりました。不定期更新、本更新もままならず、現在は信義のアメ…

[SS]해바라기…に揺れる 3

 ｢これって…もしかして｣手にしているものに驚きながら、ハジンはジョンを見た思わずジョンの口角がしてやったり、とばかりに上がる※画像お借りしてます。｢ハーバリ…

[SS]해바라기…に揺れる 2

 ｢まさか、 送る花をもう決めてるとは 思いもしなかったわ｣｢そりゃあね 俺だって考え無しなわけじゃないよ｣二人は花屋を出てから、弘大の通りを歩いていた｢ジョ…

[SS]해바라기…に揺れる 1

 해바라기... ひまわり花言葉は「あなただけを見つめる」です。 あなた(彼女)だけをずっと見つめていたのは？   ・・・ "好き"という想いは何処か特別だだ…

七夕のお願い

  雨続きですね。雨が止んでも空に晴れ間はありません。 こんな日は気が滅入りますが、彼の国では今日雨降ることは良い事なのだそうですよ。  七夕のお願い。 毎度…

[SS]蓮は泥より出でて泥に染まらず

 ※ 予告なしに唐突に出してみました ・王尭 × 解樹   *  欲しい、と思えば簡単に手に入る何度も何度も欲すれば手に入った しかし、暫くすると興が逸れた飽…

[SS]캄파눌라...に想いをのせて2

｢もう来ていたのか？｣｢ええ、、とっくに｣｢そうか、待たせてすまんな｣スヨンは、頭を掻くワン・ゴンを見つめふふっと笑った｢どうした？｣｢その姿、久しぶりに見ま…

[SS]캄파눌라...に想いをのせて1

雨が降ったり止んだり落ち着かない日々が続いていたそんな日々に偶に気まぐれに起こる雲ひとつない晴天の日王家所有、現在はワン・ウンが管理する植物園W Botani…

邂逅相遇 ～ 進 序章弐

 ｢何故その様に頑ななのです？ 그 아이(クアイ)…ヘ・スの為ですか？｣｢皇妃には関係無い｣そう言うワン・ソの瞳は誰のことも見ていなかった・涙が溢れるあとから…

邂逅相遇 ～ 進 序章 壱

あんなに晴れていた日昼の空は夕暮れに差し掛かるにつれ、段々と雲が見え始め、ゆっくりと空を覆い出していくそして、夜になると盛大に降り出したワン・ウクはそっと窓の…

［更新情報］邂逅相遇 ～ 進

 こんばんは。大変お久しぶりですがお元気ですか？ 暫くぶりになってしまいましたが、二話程、投稿させて貰いたいと思います。 大変お待たせしております邂逅相遇～揺…

tender memory

 tender memory（優しい思い出） ・・・スイートピーの花言葉 灰色の空から雨が降るぱらぱら…とぱらぱら…と降り続けるそれは涙雨だろうか   …

不是雪...弐

※不是雪…是れ雪にあらず真っ暗な部屋に小さな炎の灯りがちらちらと揺れているゆっくりと近付いていくと其処には愛しいひとが背中を丸めて眠りに付いていたその小さな背…

不是雪...弌

※不是雪…是れ雪にあらずかたかたと戸の棧が音を立てる隙間から漏れ、侵入した風は何処か冷たく、季節外れの寒さにワン・ソはぶるりとひとつ身震いした｢今宵は些か冷え…

忘れないで

未練とはいつまでも刃の様に心に突き刺さったまま抜ける事はない唯一の形見を手に、青い無数の小花が咲くそれを見つめながら、今までの日々は嘘だったのかと思い悩む“忘…

乾坤一擲...END

｢そうですか、記憶をね…｣｢あぁ、何故思い出せたのかも分からぬ 何故ならば、 私はあの時、ソレを飲んだのだからな｣｢だけど…………思い出した｣｢そうだ｣あの日…

不思議なことが...www

 こんにちは。4/1 はいつも何かが起こるPCピグなのですが、今年はグッピグ広場、こんなことになっておりました。不思議な光景ですね(笑)  ↑さて、私はどこで…

乾坤一擲...4

｢で、そなたはどうする？ 飲むのか？飲まぬのか？｣忘却の神は何度目かの溜め息をついた…溜め息ばかりとは、神にとって   相当災難なことだったのだなと呆れ顔で見…

Can You Hear My Heart

 折角なので、平成終わる前に連投させて貰います。 平成の...というわけではないのですが、此処でこういうものを書いている以上、やっぱり出したいこの曲↓  サイ…

神の戯れ...乾坤一擲

 乾坤一擲の途中ですが、少し脱線させていただき、予告させて貰った神様を掘り下げます。 先ずはさらっと(でもないけど(；・∀・))ですが、紫微大帝と天公について…

乾坤一擲...3

 ・ぱちり｢全く…天公も性格が悪いですね｣玉皇上帝の目の前、盤上の向かいがゆっくりと光ったかと思うと其処にひとりの神が降り立った紫微大帝…北極星だ物静かな笑み…

乾坤一擲...2

｢そなたもか…｣ぽつりとため息を洩らした忘却の神を前にソは訝しげに首を傾げたソは忘却の神の庵に居た目の前には孟婆茶の入った椀が置かれている ｢何の話だ？ 私の…

乾坤一擲...1

歩く道無き道を、ただひたすら無心で歩いていく止まることも、振り返ることも無い一つの想いを胸に、ジモンは真っ直ぐ前を見つめ、歩いたただひたすらに、最果ての地へ向…

事後報告と次回”乾坤一擲”更新のお知らせ

 こんばんは。3月になり、卒業シーズンとなりましたね。卒業…卒業………私も何か卒業した方がいいのかなぁ(ㆆ ㆆ ).｡oஇ←いっぱいあって困る私の方はまだまだ…

[SS]猫と狼

花无心招蝶 花無心にして蝶を招き蝶无心寻花 蝶無心にして花を尋ぬ花开时蝶来 花開くとき蝶来り蝶来时花开 蝶来るとき花開く吾亦不知人 吾もまた人を知らず人亦不知…

御礼とヘ・ス最期のシーンについて

 こんにちは♪遅くなりましたがTwitterの方にて御祝いコメを頂き、ありがとうございました。 1年もあっという間に過ぎ、私もまたひとつ歳を取りました。おめで…

[SS]Dog eat dog

我等はいつか、争う運命にあるなのに、それではないところで争わなければならぬ権力 か 愛 か何方かを選ばねばならぬと云うのならば私は後者を選ぼうDog eat …

邂逅相遇 ～ 揺らぎ 拾参

 ｢では、また改めて｣｢では｣少しの雑談の後、秘書の顔に戻ったイリスは足早に社長室を出て行ったあとに残されたソはぼぉっと空を見ながら考えていた此れから起こる、…

邂逅相遇 ～ 揺らぎ 拾弐

 その日、ワン・ウンは明洞のカフェに居た仕事前のほんの一時、テラス席のひとつに座り、道行くひとをぼぉっと眺めていると目まぐるしく過ぎる自分自身の生活を一瞬では…

邂逅相遇 ～ 揺らぎ 拾弌

 ｢それでは私はお先に此れで…｣"挨拶"も終わり、余韻を残すことも無くいそいそと帰り支度を始めるスヨンに、事情を知るイリスがくすりと笑みを洩らした｢寄られるん…

邂逅相遇 ～ 揺らぎ 拾

｢ひとつ御忠告をと思いまして…｣｢忠告…というと？｣イリスの眉がほんの一瞬、ピクリと動いたスヨンの思いもかけない言葉にソの眉間にも戸惑いの皺が刻まれるそれを警…

邂逅相遇 ～ 揺らぎ 捌

明洞の一等地に立つ雪花ビルの最上階その全フロアには社長室と副社長室、そして秘書課が存在するエレベーターから降りて一番奥の部屋がワン・ソの社長室になるのだが、彼…

邂逅相遇 ～ 揺らぎ 漆

 ｢そういえば、 ハジンはこれからどうするの？｣｢今後？｣｢仕事とか家とか…｣｢うーん… 働いてたお店はもう辞めさせられちゃったし、 家は借金取りがこないとも…

瑞色鮮かなり...

   こんばんは。 平成ももう直ぐ終わり…ですよね。やり残したことは沢山ありますが、 例えば未だに終わらないお話の数々www取り敢えず、揺らぎ編は完結させたい…

アメンバー申請について

初めまして。当方のブログにご訪問下さり、ありがとうございます。 アメンバー申請されるに辺り、幾つかの条件を設けてありますので御確認の上、申請をお願い致します。…

邂逅相遇 ～ 揺らぎ 陸

“浮生”“儚くて虚しい、それが人生だ”とだが間違っている私にはこうして…お前がそばにいるのだから……***カチャン氷が溶けてグラスが音を立てたその音に意識が覚…

邂逅相遇 ～ 揺らぎ...星落つ日後編

｢いいのですか？こんな時間に｣｢もう消灯時間過ぎましたよ｣と不安がるコ・ハジンを車椅子に乗せて、ウクは病院の屋上へとやって来た周りの景観を壊すのではないかと思…

邂逅相遇 ～ 揺らぎ...星落つ日前編

 頌春本年も宜しくお願い致します。****正月にもなると、世間はがらっと様相を様変わりさせる街は観光客が増え、喧騒は華やかさを増すだが、勤務医にとっては正月も…

邂逅相遇 ～ 揺らぎ...Endless Dream겉

 Endless Dream 表クリスマスというものは人によっては様々な感情が混在する季節なのだろうか浮足立つ世間の喧騒とは対象的に、ハジンの隣に立つ友はぶつ…

邂逅相遇 ～ 揺らぎ 伍

 ジョンが自分を牽制するのも無理は無い抑、自分は救急の担当医であって現主治医ではないなのに、毎日用もないのに、と云うのは多分ジョンが思っている事であろうが、日…

邂逅相遇 ～ 揺らぎ 肆

 ｢何でもっと早く連絡くれなかったんだよ 心配したんだからな！｣｢分かってる  ごめんなさい｣｢ホントに…連絡貰った時、 生きた心地がしなかったんだから｣ハジ…

邂逅相遇 ～ 揺らぎ 参

ソは散らばった書類を全て拾い上げるとディアヌへと手渡した｢急いでいたのだろう…？ すまなかったな｣｢いえ、大丈夫です！ 大ッキライな教授の会議なので 遅れてい…

邂逅相遇 ～ 揺らぎ弐

｢光宗先生...？｣吃驚顔でソを見る女性の顔を見て、ソもまた驚いたエキゾチックな相貌に印象的な銀色の瞳そして自分を”光宗先生”と呼ぶのはひとりしかいない｢…デ…

邂逅相遇 ～ 揺らぎ 弌

 秋の気配は大分姿を消し、幾らか寒さが気になり出した冬の頃白のゆったりニットに、ダメージ加工が施された黒のスキニーデニムに青とダークグレーのバイカラーコートを…