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  • 虫の日

    本日は6月4日で虫の日。ということで、眠たいところであるが、最も好きなトンボの一つ、ヒメサナエの記事を書くことにした。ヒメサナエは小型のサナエトンボ。ちょうど今ぐらいの時期から出現し始め、8月になると姿を消し始める。生息場所は丘陵地や山地の樹林に囲まれた川の上流・源流域。ここで産卵が行われるが、孵化した幼虫は川を下る。そして、河川中・下流域で羽化し、成虫は繁殖のために川沿いに山を登っていく。オジロサナエも同じような水域に産卵し、ヒメサナエ同様に上流下流の往復移動をする。このようにヒメサナエとオジロサナエは似たような特徴をもつ渓流性の小型サナエトンボである。しかし、形態以外の違いとして「ヒメサナエはオジロサナエと比べると生息が局所的である」というものがある。その違いは何に起因するのか。書籍や資料によると、ヒメサナ...虫の日

  • 春に撮影したトンボ, 2020

    今春(3-5月)に撮影したトンボたち。オツネントンボ,ホソミオツネントンボアサヒナカワトンボ,ミヤマカワトンボクロイトトンボ,セスジイトトンボ,ムスジイトトンボ,モートンイトトンボ,ホソミイトトンボ(越冬型),アオモンイトトンボ,アジアイトトンボギンヤンマ,クロスジギンヤンマクロサナエ,ダビドサナエ,タベサナエ,コサナエ,フタスジサナエ,ヤマサナエオオヤマトンボ,コヤマトンボコシアキトンボ,コフキトンボ,ショウジョウトンボ,ハラビロトンボ,シオカラトンボ,シオヤトンボ,オオシオカラトンボ,ヨツボシトンボ,ベッコウトンボ今春はトンボシーズンが開幕するとすぐに初見3種(オツネントンボ,クロサナエ,タベサナエ)にすんなりと会え、上々の滑り出しとなった。昨年かなり歩き回ったにも関わらずクロサナエにかすりもしなかったが、...春に撮影したトンボ,2020

  • 田んぼの生き物たち

    久しぶりに田園地帯を散策した。そこで会った生き物たち。▲ミシシッピアカミミガメ,要注意外来生物▲ケリ▲カダヤシ,特定外来生物▲ツバメ▲イワツバメ▲カワウ▲ナマズ▲ダイサギクロベンケイガニとアシハラガニを見たかったが、いつも見かける水路や川の泥地にその姿はなかった。その代わり、特定外来生物であるガーが数匹のコイと一緒に水路を悠々と泳いでいるのを見つけた。体に斑紋が目立つのでスポッテッドガー(以下、スポガー)なのだろうか。体形からはアリゲーターガーの幼魚のような気もする。この水路は時期によって水位がかなり低くなるので、通常は水路が流れ込む川に生息していて、一時的にコイと一緒に上がってきたのだろう。全長は40~60cmといったところ。スポガーは小型のガーでサイズは5,60cmになるようだ。しかし、アリゲーターガーの幼...田んぼの生き物たち

  • 人気の石

    本日撮影した爬虫類。ニホントカゲ(幼体)が日当たりの良い石の上にやってきて日光浴を始めた。するとニホンカナヘビが近づいてきた。トカゲはそれに気づき、石の上を譲る。今度はカナヘビが日光浴を始めるかと思えば、すぐに石の上から降りてしまった。単にトカゲに興味があったのか?すぐに尻尾が切れたニホントカゲ(成体)が、この石の上を陣取る。このトカゲは前の2匹より太ましく貫禄があった。最初のニホントカゲ(幼体)が近くに戻ってきた。仲のよい日光浴がしばらく続いた。▲ニホントカゲ(幼体)▲ニホンカナヘビ▲アオダイショウ人気の石

  • トンボシーズン開幕

    4月上旬、主に川沿いを散策して撮影した生き物たち。▲ヒヨドリ多数のヒヨドリがサクラの花で吸蜜していた。▲ニホントカゲ自切したと思われる尾が、再生し始めている。▲ルリタテハ飛び上がっても何度も近くにとまってくれた。▲ヤマトシジミちょくちょく見かけていたが、とまるまで待てなかった。ようやく今年初撮影。▲テングチョウテングチョウは長い下唇鬚(かしんしゅ)が特徴なので、普通は横または背面から撮影する。正面写真はちょっと新鮮。▲ギンモンカギバ▲ジョウビタキ没頭するとあっという間に時間が過ぎてしまうので、最近、野鳥撮影は控えている。しかし、この個体は近くの木にとまり逃げようとしなかったので、撮影してみた。撮影は一切せず、双眼鏡とコンパクトな図鑑だけを持って野鳥を観察するバーダーにたまに会う。最初、その価値観をあまり理解でき...トンボシーズン開幕

  • ミヤマセセリなど

    最近撮影した今年初撮りの生き物たち。幹線道路沿いで咲いていたナガミヒナゲシ。一緒に写っているキク科の花はノボロギク。例年だと4月中旬ぐらいから花を見かけるようになるので、条件反射的に「今年のゴールデンウィークは何をしよう?」と思った。ヨツメトビケラ午前中は多数が見られるが、午後になると飛び回る姿をほとんど見かけなくなる。今年はまだ午前中に観察していない。川べりでトキワツユクサ(別名、ノハカタカラクサ)の花が咲き始めていた。外来種である。花はかわいらしい。ミクリ類(ナガエミクリ?)現在の生長状況は昨年同様か、若干遅れているといった感じ。2017年のときのように繁茂して欲しいが、今年もそこまでは期待できないようだ。<2017.05撮影>ホシハラビロヘリカメムシツルニチニチソウで吸蜜していたキムネクマバチカキドオシは...ミヤマセセリなど

  • ワサビ田を歩く

    週末、伊豆市筏場と地蔵堂にあるワサビ田を久しぶりに歩いてきた。表紙画像は地蔵堂のものだが、主に歩いたのは筏場のワサビ田(以下の写真はすべて筏場のもの)。綺麗な水が流れるワサビ沢沿いを気持ちよく歩きながら、軽登山靴の履き慣らしをしようというのが、今回の散策の目的である。靴は足にだいぶ馴染んできた。筏場のワサビ田は狩野川水系大見川の最上流部(標高350mほど)にあり、広さは東京ドーム3個分(15ha)。伊豆最大であり、国内有数のワサビ産地である。ワサビ栽培で重要なのは水。ワサビは以下の要件を満たさないと生育できないと言われている。(1)年間を通して水温10-15℃。16℃以上になると溶存酸素の欠乏による育成障害が起こる。(2)豊富で清澄な水(3)鉄や硫黄などを含まない中性の水中伊豆地区では水温8-13℃の清らかな湧...ワサビ田を歩く

  • 川沿いの林道を歩く

    早朝、以前から気になっていた川沿いの林道を歩いてきた。昨年の台風19号の影響がどの程度なのか心配だったが、大きな問題はなく、気持ちよく歩ける林道だった。斜面からのしみだし水が林道に溢れる。すぐ横を川が流れ、せせらぎが耳に心地よい。林道の横を流れる川はこんな感じ。早朝ということもあってか、すれ違う人・車はない。9時30分を過ぎると、地元農家の方を見かけるようになった。昨年の台風19号のとき、ここはどのような状況だったのだろう。舗装林道であり、緩やかな坂なので、歩きやすい(今回、坂が急なルートは歩かず、別の支線を歩いた)。いずれの林道も最終的に行き止まりで、引き返すことになるようだ。川には砂防ダムが数箇所あった。また、地図に載っていない細い支流がいくつもある。その支流に沿った道を探索すると、砂防ダムに遭遇する。林道...川沿いの林道を歩く

  • スジグロシロチョウの嗜好性

    川沿いの道で10頭ほどのスジグロシロチョウがひらひら飛んだり、花にとまったりしていた。その様子をしばし眺める。スジグロシロチョウに最も人気があった花は、モミジイチゴだった。花の数は多くないものの、この花にとまって吸蜜する個体をよく見かけた。ユキヤナギは花の数が多いにも関わらず、スジグロシロチョウはほとんどとまらず、好みではないようだ。スジグロシロチョウというと、食草であるアブラナ科の植物が、まず頭に浮かぶ。オランダガラシ(クレソン)の花で吸蜜する個体はいたが、花の数がまだ少ないためか目立たなかった。ヒメオドリコソウは好みの花のようだった。この花には比較的長い時間とまり、吸蜜に没頭する姿が見られた。撮影のしやすさから、このハルジオンの花にとまって欲しかった。しかし、スジグロシロチョウは完全スルー。代わりにナミハナ...スジグロシロチョウの嗜好性

  • カワガラス

    河川上流を散策していると、流れの石の上でカワガラスが羽繕いをしていた。カワガラスは河川の中~上流域や山地渓流に生息する留鳥である。名前に「カラス」とつくが、ハシボソガラスなど(スズメ目カラス科)とは異なり、スズメ目カワガラス科に分類される。一般的なカラスよりもずっと小さく、ヒヨドリやツグミより少し小さいぐらい。水生昆虫や小魚などを食べる。休憩中によくまばたきをし、白いまぶたがよく目立つそうだ。しかし、この写真では目の下あたりに白い羽があるように見える。カワガラスは数回見かけたことがあるが、今回初めて撮影することができた。すぐに飛んでいってしまったため、観察時間は数分と短かった。それでも、見た目や仕草に愛嬌があり、この鳥を気に入ってしまった。散策するのが大好きな河川上流域を生息地としているところもよい。ネットでシ...カワガラス

  • ひだまりのホソミイト

    ひだまりで日光浴するホソミイトトンボ(越冬型)たち。この林縁では、主に最高気温18℃以上の晴れの日の12:30-15:00に、その姿が見られる。どこでどのように越冬し、どこで繁殖しているのかはまだ突き止めていない。ひだまりのホソミイト

  • ヒメリュウキンカの花

    川沿いなどを散策していると、ヒメリュウキンカの花を見かける。ヒメリュウキンカはキンポウゲ科キンポウゲ属の帰化植物。その名前の元となったリュウキンカは、キンポウゲ科リュウキンカ属で、日本では本州・九州に分布する。近所では見られないため、4月に箱根湿生花園でその花の写真を一度撮ってこようかと思っている。ここではエゾノリュウキンカの花も見られる。冬季休園中だったが、明日から開園する。関連記事ヒメリュウキンカが咲き始めた-いきもの散歩ヒメリュウキンカの花

  • 柿田川公園のモクズガニ

    モクズガニが舟付場に2つある井戸の跡の大きい方にいた。以下は柿田川公園で撮影したその他の写真。▲ウラシマソウ▲ヤツデ▲アオキの雄花▲ミヤマシキミそして、新しくなったトイレ:)柿田川公園のモクズガニ

  • ヒサカキに集まる昆虫

    今の時期、低山を歩いていると、スパイシーな匂いが漂ってきてヒサカキの開花を教えてくれる。この匂いは「ガスの臭い」「塩ラーメンの匂い」「たくあんの香り」などに喩えられ、概して否定的な意見が多い。この早春の香りは個人的に嫌いではなく、これからの季節をワクワクさせてくれる。この独特の芳香は昆虫が少ない早春にハナアブなどを惹き寄せるためと言われている。そこで、花が咲くヒサカキに集まる昆虫を撮影してみた。ハチの仲間(未同定)ハチ・ハエ類では最も数が多く、ヒサカキのまわりを忙しなく飛んでいた。たまに葉にとまるが、すぐに再び飛び始める。吸蜜するところは確認できなかった。ビロウドツリアブが最も積極的に吸蜜していた。オオハナアブもビロウドツリアブ同様、熱心に吸蜜していた。アシブトハナアブは葉にとまっていることが多かった。ツマグロ...ヒサカキに集まる昆虫

  • 境川・清住緑地の拡張工事完了?

    三島市にある境川・清住緑地(朝比奈トンボの里)へ久しぶりに寄ってみた。すると、長い間続いていた拡張整備工事が完了したようで、以前とは見違える姿になっていた。ただ、現時点では中に入れないようだった。拡張した場所,before(2018.08)この場所は、昔、湧き水を使った養鱒場だったと聞いた記憶がある。また、夏の日没前に、この上空で複数のオニヤンマが摂食飛翔していた。拡張した場所,after遊び場として親子連れには喜ばれそうだ。境川・清住緑地(三島市)と、隣接する丸池(駿東郡清水町)は伊豆半島ジオパークのジオサイトである。ここへの観光客は近くの柿田川公園(柿田川もジオサイト)をたずねたついでに立ち寄るケースが多いだろう。その場合、柿田川公園との比較でインパクトが弱く、がっかりして帰っていった観光客は少なくないよう...境川・清住緑地の拡張工事完了?

  • お久しぶりね

    購入したばかりの軽登山靴の履き慣らしのため、川沿いの山道などを歩いてきた。その時に撮影した生き物たち。麓の民家の周辺でハナニラの花が咲いていた。ホオジロは山の方の田んぼでよく見かけた。アオキの雄花の蕾。スミレの一種。タチツボスミレ?こちらはノジスミレ?クサイチゴの花もよく見かけた。これは何?形がおもしろいので撮影してみた。川べに降りてみた。アマゴの生息を確かめるために釣りがしたくなった。時間がかかるので、最近、野鳥は撮影しないようにしている。しかし、イソヒヨドリは手間がかからないので、ついつい撮影してしまう。ヒメツルソバこの車道は路側帯が狭い上に車の往来がそこそこあるので、歩きづらかった。斜面からの水の流れ沿いのツルニチニチソウの群落。ツルニチニチソウの群落の近くにいたハナアブの仲間。地図にない川沿いの道を探索...お久しぶりね

  • 川沿いハイキングで出会った生き物たち

    川沿いをハイキングして出会った生き物たち。▲アカタテハ▲テングチョウ▲ヤマアカガエルの卵とオタマジャクシ▲イソヒヨドリ▲ジョウビタキ振替休日の月曜日、川沿いの山道をハイキングした。往路(上り)を3時間、復路(下り)を2.5時間かけて歩いた。今年のトンボシーズンの個人的なテーマに「ハイキングとトンボ観察の融合」がある。散策しながらのトンボ観察は大好きで既にやっているのだが、今年はハイキングに重点を置きたいと思っている。今までは「会いたいトンボがいて、生息していそうな場所を調べ、そこを散策する」というのが主だった。目的のトンボがいるなら、ストレートなアプローチだ。今年は、「水辺を絡めながら歩きたいコースをまず決め、そこでどのようなトンボに会えるか見てみる」というアプローチを積極的にとっていこうかと思っている。簡単に...川沿いハイキングで出会った生き物たち

  • 狩野川散歩 徳倉橋~狩野川大橋

    天皇誕生日の2月23日、天皇弥栄を祈りながら、狩野川沿いを散策してきた。11:10、駿東郡清水町の徳倉橋に到着。徳倉橋から眺める狩野川の上流側。河口からおよそ8kmの地点。ここから上流に向かって出発する。まずは左岸沿い(写真右側)を歩いていくことにした。出発時刻が若干遅く、どこまで行けるか。風が非常に強くて歩きづらい。徳倉橋から左岸沿いを歩いてすぐに「狩野川ふれあい広場」がある。ここにはパークゴルフ場があり、パークゴルフに興じる年配の方たちをよく見かける。今回、その姿はなかったが、多数の年配者が集まっていた。遊び終えた後だったのだろうか。広場では大人の指導のもと子供たちがラグビーの練習をしていた。このような光景を目にするようになったのは、ラグビーワールドカップの日本招致が決まったころからだ。青い水門は、境川の狩...狩野川散歩徳倉橋~狩野川大橋

  • イソヒヨドリ オス

    川沿いで会ったイソヒヨドリのオス。撮影距離は2メートルぐらい。間近で見る青藍色と腹部の赤褐色は強烈だった。イソヒヨドリオス

  • 公園の野鳥たち

    週末、公園やその周辺で野鳥を撮影した。▲カルガモ▲ホシハジロ▲キンクロハジロ▲ダイサギ▲コサギ▲オオバンw/ホシハジロ▲キジバト▲コゲラ▲ヒヨドリ▲アカハラ▲シロハラ▲ツグミ▲シジュウカラ▲ヤマガラ▲メジロ▲アオジ▲カワラヒワ▲ハシボソガラス▲ソウシチョウ土曜日、晴れだった天気予報がはずれ、くもり(時々晴れ)の一日となった。野鳥撮影に出かけても良い結果は出ないと思ったが、予定通りに朝から公園を回る。アカハラに久しぶりに会えた。しかし、くもり&薄暗い場所のためISO感度が上がってしまい、今回も塗り絵写真となってしまった。途中から、歩留まりが悪くてもISO感度の上限を下げ、下手な鉄砲なんとやらに方針転換した。すると、ボツ写真を量産したが、そこそこ良い写りの野鳥写真が混ざった。この日のお気に入りはアオジの水浴びシーン...公園の野鳥たち

  • 樹洞の住人

    表紙画像はエノキの洞。公園を散策し、樹洞を見て回った。春になると、この公園内の池では、数は多くないもののホソミイトトンボ(越冬型)が見られる。ホソミイトトンボ(越冬型)捕食中,2019.06ホソミイトトンボ(越冬型)連結産卵,2019.05そこで、越冬中のホソミイトトンボがいないか、公園に植えられた木々の洞を見て回ったというわけだ。残念ながら、ホソミイトトンボは見つからなかった。どこで越冬しているのだろう。洞の中にいたのはワラジムシ。ワラジムシはヨーロッパ原産で、「わらじ」に似ていることが名前の由来である。節足動物で、エビやカニなどと同じ甲殻類だ。その中でも等脚目(ワラジムシ目)と呼ばれるグループに分類され、ダンゴムシやフナムシ、ミズムシ、ダイオウグソクムシらが属する。ちなみにワラジムシと同じ等脚類のミズムシが...樹洞の住人

  • 餌付けされたソウシチョウ

    山の方に散策にいくと、ソウシチョウがシジュウカラやヤマガラとともに集まっていた。鳥たちのお目当ては誰かが置いていったヒマワリの種。餌付けされているようで人馴れしていた。ヤマガラは1メートル以内まで近づいてきて、餌を手にのせれば手乗りになりそうだった。ヤマガラより用心深かったソウシチョウも近距離(5メートル以内)から撮影することができた。薄暗かったり、被写体までの距離が遠かったりで、山での野鳥撮影は解像感のある写真を撮りづらい。センサーサイズの小さなコンデジということもあり、塗り絵写真になってしまうことがほとんどだ。今回、羽毛まで解像した写真を珍しく撮ることができた。また、普段撮りづらい野鳥を簡単に撮影できたことで、餌付けする一部の野鳥撮影ファンの心理が多少わかった。しかし、野鳥への悪影響が考えられるため、餌付け...餌付けされたソウシチョウ

  • アオジ 水浴び

    アオジが池の浅場にやってきた。水に入り羽をバシャバシャさせ、水浴びを始める。水浴びは5分ほど続いたが、湯船に浸かるようにじっとし、くつろいでいる時間が長かった。羽毛が広がった状態を正面から見ると、鳥ではない何かのキャラクター(ファービー?)のようだ。アオジ水浴び

  • アクアプラザ遊水地

    沼津市にあるアクアプラザ遊水地を今年の正月以来たずねた。枯れたヨシ類が綺麗に刈り取られ除去されていた。ヨシの除去作業は毎年1月中旬~2月上旬ごろに行われる。この時期にヨシを刈り取るのは、地表に太陽の光が届くようにし、ノウルシやヒキノカサなど春に咲く背の低い植物が生育できるようにするためである。ノウルシ,アクアプラザ遊水地,2017.04この遊水地は沼津市クリーンセンターが管理しており、ヨシの除去作業は業者に委託しているようだ。アクアプラザ遊水地の早咲き桜。花の数はまだ少なかった。最後にここ一年に撮影したアクアプラザ遊水地の季節の移り変わりを掲載し、この記事の終わりとする。▲2019.04▲2019.05▲2019.06▲2019.08▲2019.09▲2019.10▲2019.11▲2019.12▲2020.0...アクアプラザ遊水地

  • おすましジョウビタキ

    田んぼ周辺で撮影したジョウビタキ。同じ日に雌雄共に撮影できたのは初めて。おすましジョウビタキ

  • ヒドリガモ夫婦

    川で寄り添っていたヒドリガモ夫婦。この川沿いには多数のソメイヨシノが植えられているが、開花はまだ先である。水面に映ったピンク色はサクラの花ではなく、護岸に生えたヒメツルソバ。ヒメツルソバは何度も撮影していると思い、この時は撮影しなかった。しかし、写真ライブラリを検索してみると、撮影したのは一度だけで2009年まで遡る。ヒメツルソバ,2009.04この時に使っていたデジカメはリコーのCX1。180gと非常に軽く、お気に入りの散歩カメラだった。マクロ撮影に強く、散歩をしながら雑草の花をよく撮影した。しかし、テレ端の焦点距離が換算200mmとトンボ撮影には足りない。超望遠コンデジを買ってからは使わなくなった。今となっては断捨離対象なのだが、思い出が詰まったカメラで捨てられずにいる。ヒドリガモ夫婦

  • ケリー

    カメラを持ちながら田んぼを散策していると、近くにケリが飛んできた。必死にズームし、テレ端600mmだった焦点距離を300mmまで移動させてから連写した。本当は200-250mmに変更したかったが、電動ズーム式であるため素早くズームできなかった。また、AFしながらズームできないカメラなので辛い。ところで、自分は80年代の洋楽バンドEuropeのCarrieを口ずさみながら、ケリを観察・撮影していることがある。日本の野鳥愛好家や生き物観察好きの中に同様のおっさんが少なくとも5人はいるのではないか、と想像しているのだが、どうなのだろう:)ケリー

  • 採餌

    野鳥の採餌を観察した。表紙画像のオオバンがウシガエルのオタマジャクシを捕まえた。オオバンは植物食傾向が強く、水生植物の葉を食べているところを時々見かける。昆虫類や魚類なども食べるそうだ。大きな魚の捕食を見たことがある。オオバン,2019.03ツグミが川岸をちょこまか動きながら、餌を探していた。地面を時々突っつくが、何を食べているのかわからない。また、タイミングをすかされ、その瞬間を撮影できなかった。デジカメにプロキャプチャーモードが欲しかった。ツグミは雑食性で果実や昆虫などを食べる。コガモ夫婦が頭を水中に突っ込み、仲良く採餌していた。コガモの食性は主に植物食。水底の藻類を食べているのだろう。ヒドリガモ♂とコガモ♀が仲良く採餌中。ヒドリガモはコガモ同様、主に植物食。近くにそれぞれのパートナーがいなかったが、独り身...採餌

  • トビ 飛翔○○

    上空を飛ぶトビを連写した。その連続写真をチェックしていると、トビの飛翔姿勢が途中から変わった。両脚を前方に出し、頭を下げ、尾の位置が若干上がった。このような姿勢で地表の獲物を物色するのか。そう思いながら、次の写真を見ると・・・長い糞をした。今年、とまっているトビが排泄するところを撮影した。この姿勢を上空でとったのだ。当然といえば当然だが、飛翔しながらも排泄するのである。とまっている場合なら防ぎようがあるが、飛翔中にフンを落とされたら、ウンが悪かったと諦めるしかない。ちなみに糞鳶(くそとび)はノスリの別名。Wikipediaによると、鷹に似ているが鷹狩に使えないため、役に立たない鷹として、奈良時代に「くそとび」と呼ばれていた、とのこと。ノスリ関連記事トビ排泄-いきもの散歩トビ飛翔○○

  • 日没前のシロハラ

    16時過ぎ、野鳥を求めて公園を散策した。よく見かけたのはシロハラ。日中は主に林の中で活動し、姿をはっきりとは確認しづらい。しかし、この時間帯になると餌を求めて木道などに出てくる。落ち葉をひっくり返す音で存在に気づく。シロハラは警戒心があまり強くなく採餌中は特に緩むので、比較的撮影しやすい野鳥だ。今回のメインターゲットはアカハラだったのだが、こちらには会えなかった。アカハラに遭遇しやすいフィールドがもう一つあるが、先着がいたりで最近チャンスがない。日没前のシロハラ

  • タガラシ 開花

    平地の田んぼ脇の溝でタガラシの花が咲いていた。先日、里山の畑脇や川べりでヒメリュウキンカが黄色の花を咲かせていたが、タガラシはこのヒメリュウキンカと同じキンポウゲ科キンポウゲ属である。黄色い花弁と緑の楕円状の花床が特徴の一つ。花床は咲き進むに連れ伸び、長楕円になる。写真のタガラシは花床が既にそこそこ伸びているので、昨日今日咲き始めたわけではないようだ。タガラシの花は3月ごろからよく見かけるようになる。今の時期に咲いたのは暖冬の影響だろうか。もっとも、タガラシの花を見かけたのは、ほんの一部の田んぼやその脇の溝であり、まだ幼葉であるものが多い。タガラシ幼葉タガラシ幼葉キツネノボタンの花も咲いていた。こちらもキンポウゲ科キンポウゲ属。タガラシ開花

  • クレソン畑とその周辺

    ピクチャーエフェクト「トイカメラ」で撮影したクレソン畑。周辺減光で里山感が出た?パートカラー(レッド)1色のみをカラーで残し、他の部分はモノクロに仕上がる。ポップカラーソフトフォーカス「柔らかな光につつまれたような雰囲気の仕上がりになる」とのこと。目が痛なる・・・ミニチュアハイコントラストモノクロ明暗が強調されるモノクロフィルターでメリハリがついた仕上がりになる。もっと露出を下げるべきだった?リッチトーンモノクロ階調豊かなモノクロフィルター。ハイコントラストモノクロに比べてディテール感が残る。エフェクトなしクレソン畑とその周辺を散歩して写真を撮った。デジカメの、全くと言っていいほど使ったことがないピクチャーエフェクト(フィルター効果)を試してみた。トイカメラやポップカラーは何となくわかるが、モノクロの使いどころ...クレソン畑とその周辺

  • 早咲き桜満開

    柿田川公園に久しぶりに行ってみると、早咲き桜が満開だった。週末の天気は晴れ、気温が昨日今日よりは多少上がるようなので、花見をそこそこ楽しめると思う。早咲き桜満開

  • 越冬中のムラサキツバメ

    アオキの梢でムラサキツバメが越冬していた。わかりづらい写真であるが、触覚が6本(3対)あるので3頭のチョウがいるようだ。手前の2頭の翅には尾状突起があり、ムラサキツバメと思われる。残りの1頭もおそらくムラサキツバメなのだろう。冷たい風をまともに受けないように葉に横たわっているが、風よけとなる葉がまわりに少なく、寒そうだった。明日もかなり冷え込む。寒さと暖かさを繰り返しながら、少しずつ気温が上がっていく。もう少しの辛抱だ。越冬中のムラサキツバメ

  • 佇むバン

    日没間近、バンが川で佇んでいた。バンというと思いの外に人に敏感ですぐに草に隠れてしまい、撮影が簡単ではない印象がある。今回、撮影距離は7メートルぐらい、アイレベルが川沿いの土手の地面で、体が土手で隠れるような格好での撮影だった。そのため、バンには気づかれず、シャッターを楽に切ることができた。ただ、コンデジのISOが800まで上がってしまい、写真は塗り絵となってしまった。せっかくの状況を活かせず残念。コンデジに比べて暗所撮影が強いAPS-Cのミラーレス機が欲しいが、予算的に選択肢は限られる。そんな中、Z50ダブルズームキットは価格の他に重量やコンパクトさが自分にぴったりで気になっている。付属望遠レンズNIKKORZDX50-250mmf/4.5-6.3VRの写りはキットレンズとしては評判が良い。しかし、焦点距離が...佇むバン

  • 除草されるもの、されないもの

    川沿いを散策していると、除草されたギシギシが道に転がっていた。道の左端には斜面からのしみ出し水が集まった細く短い流れがあり、除草されたギシギシはそこに生えていたようだ。この流れにはタネツケバナの仲間(おそらくオオバタネツケバナ)も群生しているが(セリも若干生えていた)、こちらは無傷である。また、流れから少し離れたギシギシは、取り除かれていなかった。流れに生えていたギシギシのみが除草された理由は、細流への悪影響が何かしらあるためか、オオバタネツケバナを優先してのことなのか。オオバタネツケバナは美味とのことなので[3]、この流れで育成し食用にしているのかもしれない。<参考>[1]スイバに似た仲間[2]タネツケバナの仲間(基本編)[3]オオバタネツケバナ-西宮の湿生・水生植物-除草されるもの、されないもの

  • 沼川沿いの早咲き桜

    沼川沿いで早咲き桜が咲いていた。この川沿いには多数のサクラが植えられているが、咲いていたのはこの1本だけ。沼川沿いのサクラはほとんどがソメイヨシノ(約600本)で、花の見ごろは3月下旬から4月上旬とのこと。沼川2017.04沼川ではコガモやハシビロガモ、ヒドリガモ、カルガモ、オオバンら水鳥の姿が見られた。ハシビロガモ板歯コガモと外来生物「コイ」ところ変わって、こちらは整備工事中の丸池公園に掛けられていたホワイトボード。公園に対する子供たちの要望が書き込まれていた。「自然をあまりこわさないで人工的なのはイヤです」、私と同じ思いだ。「自然の生き物入れて(たくさん)、でも、コイ、おめーはダメだ」との書き込みには、ニヤリとさせられた:)<参考>さくら(桜)/沼津市沼川沿いの早咲き桜

  • ウメの花

    三島市にある山田川自然の里に久しぶりに立ち寄った。入り口付近でエナガの集団が出迎えてくれた。ウメが咲き始めていた。花の数が少なく、見頃はこれからといったところ。一部が通行できないと看板に記されていたので、里山内は散策せずにすぐに引き返した。ボランティアの方たちが再生作業をしてくださっているが、昨年の台風19号による被害が甚大で、復旧は簡単ではないようだ(里山再生第三弾!~台風のゴミを片付けて~|山田川自然の里ブログ~やまグリ通信3~)。また、今春散策を予定しているフィールドの中にも台風19号の被害から完全には復旧できていない水辺があり、こちらも心配である。ウメの花

  • ヒメリュウキンカが咲き始めた

    黄色い花が川べりで咲いていた。ヒメリュウキンカのようだ。ヒメリュウキンカはヨーロッパやシベリア原産で、日本へは園芸種として入ってきた。その野生化したものが定着し、現在は帰化植物となっている。リュウキンカ(キンポウゲ科リュウキンカ属)に似ていることからその名がつけられたが、分類的には異なりキンポウゲ科キンポウゲ属である。リュウキンカが湿地や川べりといった水辺で見られるのに対し、ヒメリュウキンカは普通の土壌でも育つ。この日、川べりの他に畑脇でもヒメリュウキンカの花を見かけた。ヒメリュウキンカの生育サイクルはスプリング・エフェメラル(Springephemeral,春の妖精)。秋に芽を出し、冬に生長、2-4月に開花し、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす。一方、リュウキンカは春に芽を出し、5-7月に開花、冬は地上部...ヒメリュウキンカが咲き始めた

  • ツグミ なかよし?

    公園でツグミを撮影した。今の時期、ツグミはほぼ単独生活をしているが、この2羽は近い距離で行動していた。片方が軽くちょっかいを出す。しかし、激しく追い出そうとはしなかったので、ある程度受け入れているようだった。ツグミが落ち葉をひっくり返して餌を探していると、ムクドリが興味津々で近づいてきた。仲良く採餌するかに見えたが、小競り合いが起こった。ツグミとムクドリの小競り合いは2回見られ、勝敗は1勝1敗だった。ツグミなかよし?

  • 早咲き桜

    早咲き桜が近所で咲き始めた。<参考>静岡県/さくら開花情報(早咲き桜)早咲き桜

  • 静岡県東部のカワヨシノボリ

    今年になって採集したヨシノボリ。胸鰭軟条数を数えてみると、右が16で左が17。胸鰭軟条数が14~17であれば、ほぼ間違いなくカワヨシノボリとのこと[2]。カワヨシノボリは日本固有種で、富山県神通川付近及び静岡県富士川以西の本州、四国、九州北部、対馬、五島列島に自然分布する[1]。今回のカワヨシノボリは自然分布域ではない静岡県東部で採集したもので、国内移入種ということになる。参考[1]まもりたい静岡県の野生生物2019―改訂版静岡県レッドデータブック―<動物編>,カワヨシノボリp.214[2]カワヨシノボリorクロダハゼ類[日淡会][3]トウヨシノボリの混迷[日淡会]静岡県東部のカワヨシノボリ

  • ヨシ原のシジュウカラ

    シジュウカラがヨシ原に集まっていた。枯れたヨシの茎の皮を剥き、中にいる昆虫を食べているようだ。写すことができなかったが、エサとなっているのはカイガラムシの仲間なのだろうか。ヨシ原のシジュウカラ

  • 静岡県にある雪の国

    日曜日、雪の中を散策したく、早朝から御殿場市と駿東郡小山町に行ってきた。田んぼには雪が既に積もっていた。午前中降り続けた雪も午後になると止み、場所によっては雪が溶け始めた。御殿場市や駿東郡小山町では、冬に水田の裏作として水かけ菜を栽培する田んぼが見られる。雪一面の田んぼに緑が映えていた。今回荷物を軽くしたく超望遠カメラを持っていかなかったが、野鳥と雪のコラボを撮影できる機会が思っていたよりも多く、後悔することになった。途中、少しだけヤゴ採集を楽しんだ。捕れたヤゴはオニヤンマとミルンヤンマ、アサヒナカワトンボ。他にはヘビトンボとフタスジモンカゲロウの幼虫を捕まえた。ヤマアカガエルは眠っていたところを起こしてしまったのかもしれない。ずっと雲に隠れ見れなかった富士山が、帰り際に少しの間だけ顔を出してくれた。静岡県にある雪の国

  • ミルンヤンマ(ヤゴ) 餌やりプロトコル

    残念なことだが、ミルンヤンマのヤゴと言葉を交わすことはできない。しかし、最近、餌やりに関して次のような簡易プロトコルが、自然と確立されるようになってきた。(1)ミルンヤンマのヤゴが平らな流木の上か水槽の前面にいる。(2)イトミミズの小さな塊を平らな流木の上やミルンヤンマの目の前に落とす。(3)ミルンヤンマが近づいてきてイトミミズを食べる。普段、ミルンヤンマのヤゴは流木の裏などに隠れ、姿がはっきり見えないのだが、餌が欲しくなると平らな流木の上を陣取ったり、水槽前面に出てきたりするようになってきた。それにひきかえダビドサナエやコヤマトンボのヤゴに関しては、餌やりプロコトルをまだ構築できていない。そのため、餌やりのタイミングを掴めず、モヤモヤしている。もっとも、ヤゴは絶食に強いので頻繁に餌を与える必要はなく、あまり気...ミルンヤンマ(ヤゴ)餌やりプロトコル

  • 丑三つ時のコオニヤンマ(ヤゴ)

    種類によるのかもしれないが、最近飼育するようになって、ヤゴが夜間に活動的であることを知った。夜中に、コオニヤンマが水槽のガラス面に沿ってよく泳いでいる。初めて見た時は驚いた。コオニヤンマのヤゴは肛門から吸い込んだ水を勢いよく噴射して前に進む。その勢いを上手くコントロールし、水中でホバリングするかのように泳ぐことがある。そのふわふわと泳ぐ姿は、遊んでいるように見え、「おまえ、この時間に何やってるんだ?」と突っ込みたくなる。もっとも、コオニヤンマは日中も泳いだり、エサを食べたりするので、完全な夜行性ではない。一方、ダビドサナエのヤゴはほとんど底砂に潜っていて、姿を現すのは夜であることが多い。日中、ダビドサナエのヤゴが底砂の中で何をやっているのかはわからないが、コオニヤンマよりも夜行性が強い、と言えるのかもしれない。丑三つ時のコオニヤンマ(ヤゴ)

  • アサヒナカワトンボ(ヤゴ) そろそろ?

    アサヒナカワトンボのヤゴが水槽の中に立てた枝流木にとまり、水面から顔を出していた。羽化が近づいているのだろうか。アサヒナカワトンボ(ヤゴ)そろそろ?

  • 丑三つ時のダビドサナエ(ヤゴ)

    普段は底床に潜り、姿をほとんど見せないダビドサナエのヤゴ(体長20mmぐらい)。無事生きているのかわからないので気にかけている。トイレで夜中に目が覚めた時に水槽を覗いてみると、姿を現していることがある。その時にすかさずイトミミズの小さな塊を目の前に落とす。食べるときもあるが、食欲旺盛ではなく、食べているのかどうかわからないことが多い。もっとも、元気そうなので問題はないのだろう。丑三つ時のダビドサナエ(ヤゴ)

  • カワウのこだわり

    カワウが体に比べて小さな石の上にとまっていた。その姿にクスッとするともに、かわいいと思った。もう少し大きな他の石を何故選ばなかったのだろう。また、直接泥の上で休む選択肢はなかったのだろうか。カワウのこだわり

  • コヤマトンボのヤゴ 白化?

    コヤマトンボヤゴの脱皮殻コヤマトンボのヤゴ脱皮の10日前コヤマトンボのヤゴ脱皮から2日後コヤマトンボのヤゴが脱皮した。脱皮後の体長は22mmで脱皮前とほとんど変わらない。ただ、体色が白っぽくなった。アサヒナカワトンボのヤゴが黒化したと思ったら、今度はコヤマトンボのヤゴが白化。飼育方法や水質に問題があるのだろうか?また、コヤマトンボのヤゴがエサを食べる様子をしばらく確認できていない。少し心配である。コヤマトンボのヤゴ白化?

  • ニシシマドジョウ 斑紋いろいろ

    4年ほど飼育しているニシシマドジョウたち。全長は8~10cmぐらい。すべて同じ場所で採集したが、体側・背部の斑紋やラインの形状に違いがあり、それぞれの個性となっている。ニシシマドジョウは日本固有種。太平洋側では私の住む静岡県が分布の東限となっていて、県内西部・中部に広く分布する(静岡県の在来種)。私が飼育している個体は、県内中部の河川で採集したものである。子供のとき、この川で魚とりをよく楽しんだ。オイカワ、フナ、ミナミメダカ、ドジョウを採集したのを覚えてる。しかし、当時、シマドジョウをこの川で見たことは一度もなく、かつては生息していなかったと思う。ここ何十年の間に移入したものと思われる。ところで、かつてはシマドジョウとひとくくりにされていた、いわゆるシマドジョウ種群は、「中島ほか(2012)日本産シマドジョウ属...ニシシマドジョウ斑紋いろいろ

  • コオニヤンマ ヤゴの糞

    コオニヤンマのヤゴ(体長38mm)の糞。糞の長さは15mm。螺旋状にねじれた「まきぐそ」になっている。エサをたくさん食べるので、水換え時に多数の糞が見つかる。コオニヤンマヤゴの糞

  • アサヒナカワトンボのヤゴ 黒化

    昨年末から飼育し始めたアサヒナカワトンボのヤゴ。分布域から伊豆個体群と思われる。2頭を飼育していて、体長はそれぞれ29mmと26mm。終齢幼虫なのだろう。アサヒナカワトンボのヤゴ,29mmアサヒナカワトンのヤゴ,26mm最初、2頭は同じ褐色をしていたが、ある日突然、26mm個体が黒化していた。脱皮殻が見つかったので、脱皮を契機に黒化したと思われる。アサヒナカワトンボ(上)とミルンヤンマ(下)の脱皮殻黒化の原因はわからない。脱皮が上手くいかなかったのだろうか?黒化個体の摂餌は10日以上見ていない。もう1頭は、最近、イトミミズを少し食べたが、ほとんど食べなくなった。羽化が近づいているのだろうか。今シーズン最初に見るトンボ成虫は、彼らになるのかもしれない。アサヒナカワトンボのヤゴ黒化

  • ドジョウ 頭打ち

    表紙画像はドジョウ観察水槽(90*30*36cm,90L)。ドジョウ2匹とニシシマドジョウ7匹を飼育している。水換えのついでに、ドジョウ(マドジョウ)のサイズを久しぶりに測定してみた。ドジョウは4年半ぐらい飼育していて、採集時は4cmほどだった。こちらはオスで胸鰭に骨質盤がある。測定すると全長14.2cmだった。2年ぐらい前に測定したときは12.5cmだったが、そろそろ頭打ちと感じていたので、思いの外に大きくなった。こちらはメス。エサをよく食べる。1年前に測定した時は18.3cm。今回測定してみると18.5cm。変わらず。20cm超えを期待して飼育してきたが、これ以上の成長は見込めないようだ。ルー大柴さんが飼育していたヒドジョウのチャッピーは、13年ほど生きたそうだ。それを考えると、我が家のドジョウとの付き合い...ドジョウ頭打ち

  • キセキレイ 水浴び

    キセキレイが里山の川で水浴びしていた。キセキレイ水浴び

  • ミルンヤンマ 脱皮

    ヤゴ観察水槽を覗いてみると、ミルンヤンマの脱皮殻が底に転がっていた。脱皮したミルンヤンマは、一回り大きくなったのが一目瞭然だった。右が今回脱皮した個体で体長29mm、左が24mm。両者は同じぐらいのサイズだったが、ここで一気に差がついた。ミルンヤンマは2~4年1世代(幼虫期間は半年から3年程度)。今回脱皮した個体は、今年羽化してくれそうだが、もう片方はどうだろう。餌はイトミミズを与えている。カメレオンが舌を伸ばすように、下唇を伸ばして捕食する様子はおもしろい。脱皮してから、食べる量が増えた。ヤゴを買い始めたばかりでエサの量をまだ把握できていないなか、食欲旺盛なのはわかりやすくて助かる。ミルンヤンマの他にアサヒナカワトンボとコオニヤンマ、ダビドサナエ、コヤマトンボのヤゴを飼育している。これらのヤゴは同じ川で採集し...ミルンヤンマ脱皮

  • 野鳥観察 里山・低山

    コガモアオサギキセキレイヒヨドリモズシロハラエナガ里山、低山を散策してきた。山では鳴き声は聞こえど、野鳥の姿は樹上高くだったり、林や藪の中だったりで撮影は難しい。双眼鏡を持っていくべきだった。野鳥観察里山・低山

  • 山からのしみだし水

    以前、ここでミルンヤンマの産卵を見たことがあるので探してみたが、ヤゴは見つからず。ともあれ、山からのしみだし水の緩やかな流れは、見ていて安らぐ。山からのしみだし水

  • 野鳥観察 平地の公園

    池のある平地の公園で野鳥を観察してきた。カイツブリ潜水を繰り返し、アメリカザリガニなどを捕まえていた。カンムリカイツブリ冬羽初撮影。日本で見られるカイツブリの中で最大。基本的に冬鳥であるが、夏羽の冠を見てみたいものだ。オカヨシガモ♂生殖羽コガモ♂生殖羽カルガモ餌を期待して近づいてきた。ホシハジロ♀冬この日はオスが見当たらなかった。キンクロハジロ♂幼羽とメスの識別がよくわからん。オオバン水浴びしては仲間と小競り合いし、忙しそうだった。イソシギ昨年と同じ時期、池周辺の同じ水路で確認。昨年もそうだが、1羽だけでいた。日本では淡水域に多く見られ、海岸で見ることは比較的少ないとのこと。キジバトコゲラサクラの高いところにいたが、ドラミングの音で存在に気づいた。アカハラ今シーズン初撮影。ピントが合っていないだけでなく、塗り絵...野鳥観察平地の公園

  • コオニヤンマのヤゴとカワニナの関係

    表紙画像はコオニヤンマのヤゴの観察水槽(幅25cm,8L)。コオニヤンマの幼虫期間は2〜4年である。飼育個体は36mmと大きく、今年羽化するものと思われる。この水槽にタンクメイトとしてカワニナを入れた。どれほどの効果があるのかはわからないが、水槽内のコケや残餌を食べてもらおうというのが狙いだ。しかし、翌日、このカワニナが死んでいた。元気な個体だったので不思議だった。死因として水質をまずは疑うが、水換えしたばかりで問題なし。死体をよく見ると、コオニヤンマに食い散らかされた後のように感じた。カワニナの捕食者としてはゲンジボタルの幼虫が有名だが、大型のヤゴもカワニナを食べるのか?腑に落ちないまま、コオニヤンマの観察水槽にカワニナを補充した。翌日、水槽を見ると、カワニナが底でひっくりかえっていた。貝の蓋が見当たらない。...コオニヤンマのヤゴとカワニナの関係

  • トビ 排泄

    トビの主食は動物の死体らしい。カエル、ネズミ、ヘビ、魚などの小動物も捕食する。INがあればOUTがある。ただ、トビのこの「なが〜い」糞はイメージしていなかった。話変わって私事であるが、11月下旬からダイエットをし体重を5kg以上減らすことができた。ウエスト回りの脂肪がかなり落ちて、ズボンを1サイズ下げることになった(残念なことに腹回りの醜さに変化はない)。まず変えたのは食事。食事は1日3食から2〜2.5食ぐらいに減らした。(缶)コーヒーや菓子パンなどは一切口にせず、糖分は果物から取るように心掛けた。また、腸内でリーキーガット症候群を引き起こす悪玉菌の餌となる小麦(麺類、パンなど)は、できるだけ摂取せず、腸内環境改善のために毎日ヨーグルト(ビフィズス菌BB536)を食べるようにした。ただ、これらは過去に実験済みで...トビ排泄

  • 正月の野鳥観察 平地の田んぼとその周辺

    正月に平地の田んぼやその周辺を散策し、野鳥を観察した。1月だというのにぽかぽかと暖かく穏やかな天気で、散策していて気持ちよかった。カワウカワウの羽はカモ類と違って水をはじかないため、日光浴で乾かす。ただ、この時は日が傾き始めていて、見ていて寒々しかった。ヒドリガモ右は♂生殖羽で、左は♀非生殖羽?ほとんどがカップルだった。コガモ♂生殖羽。4,5羽のオスが1羽のメスを取り囲み、「ピリィ、ピリィ」と鳴きながら独特なディスプレイを競うように見せていた。集団お見合いだったようだ。ハシビロガモ♂生殖羽。アオサギ日没が近付き、サギやカモ類が塒へ帰る。バン日没直前、川でバンとオオバンが仲良く採餌していた。オオバンとバンはツル目クイナ科。名前の通り、オオバンはバンより一回り以上大きかった。オオバンの足には大きな水かきがあるが、バ...正月の野鳥観察平地の田んぼとその周辺

  • トンボ 2019年を振り返る

    2019年のトンボ観察をいくつかの視点から振り返ってみた。この記事は昨年末に書いておきたかったのだが、間に合わなかった。Index県内64種達成、初めての県外遠征新しいカメラの導入負の頻度依存淘汰クロサナエとヒメクロサナエヒメサナエの交尾、産卵ヒメアカネ/マユタテアカネのメス2019年に撮影したトンボ一覧まとめ関連記事県内64種達成、初めての県外遠征2018年までで県内55種の撮影を達成していた。2019年は9種を追加し、県内64種となった。2019年に追加できた種類は以下のトンボ。コバネアオイトトンボサラサヤンママルタンヤンマコサナエフタスジサナエムカシヤンマタカネトンボマイコアカネハッチョウトンボ桶ケ谷沼では70種のトンボが確認されていて、それを越える数のトンボを県内で撮影したいと思っている。ただ、会うこと...トンボ2019年を振り返る

  • 謹賀新年 2020

    新年あけましておめでとうございます。日中は雲がかかり、富士山をしっかり拝めず残念でした。それでも元日に散歩しながら野鳥などを撮影し、楽しめました。本年もよろしくお願いいたします。謹賀新年2020

  • トンボ 2019.12

    12月に撮影したトンボ。アサヒナカワトンボヤゴ河川上流で採集したヤゴ。岸近くの草の根元にたも網を入れるとアブラハヤと一緒に入った。分布域から伊豆個体群だと思われる。ニホンカワトンボや一般的なアサヒナカワトンボとの形態的識別は、成虫同様、まったく自信がない。成虫に関しては12月中旬に数頭を確認した。人に敏感で先に気付かれ樹上に飛ばれてしまい、撮影はできなかった。一度飛ばれると、なかなか降りてきれくれない。昨年に続き今年も暖冬であるが、アサヒナカワトンボの成虫は昨年ほど見掛けない。今年は年越し個体を拝めたが、令和二年はどうだろう。ミルンヤンマヤゴ河川上流にて採集。流れの緩やかな浅瀬に溜った落ち葉を掬うと、たも網に入った。採集個体を容器に移すと、擬死行動が見られた。コオニヤンマヤゴ河川上流にて採集。川底に溜った落ち葉...トンボ2019.12

  • 久しぶりの野鳥撮影

    昨日、田園地帯を散策し野鳥を久しぶりに撮影してきた。オオバンヒドリガモモズ電線にとまり、長い尾を上下させながら甲高く鳴いていた。コガモ一羽だけで水路にいた個体。群れからはぐれたのか、追い出されたのか。心なしか元気がなさそうだった。ツグミ今シーズン初見。地面に落ちている枝を咥え、荒ぶるように放り投げていた。アオサギ5メートルぐらいからの撮影。こちらの存在には当然気付いているが、採餌に夢中。よほどお腹が空いているのだろう。マガモマガモの♀非生殖羽でいいのだろうか。マガモとオカヨシガモのメスは似ている。ハクセキレイ二羽(つがい?)での行動をよく目にした。ハシボソガラス電線の上でいちゃついていた二羽。トビ電線にとまり何度か鳴く。こちらに気付くとすぐに飛び立った。コサギムクドリノスリ大掃除がまだ終わらないが、この記事を書...久しぶりの野鳥撮影

  • 久し振りのガサガサ

    久し振りのガサガサを河川上流域で楽しんできた。カジカ浮き石をひっくり返すと、下流側に構えたたも網に入った。ウツセミカジカの分布域でもあるが、河川の「上流域」であること、胸鰭軟条数が12-13本、尾鰭基底部の横帯が細く薄いことからカジカと思われる。[参考]カジカ種群[日淡会]アブラハヤ岸近くの植物の根際にたも網を入れると、数頭が入った。ここにはよく似たタカハヤは生息しないようだ。魚種が少なく、確認した川魚は以上の2種だけだった。夏に確認したカワムツは、たも網を入れにくい岩陰に隠れているのだろう。その他に確認した水生生物は、水生昆虫(トンボ・モンカゲロウなどの幼虫)、サワガニ、ヤマアカガエル。途中から川魚よりもヤゴ探しに夢中になり、6種類を採集することができた。ヘビトンボの幼虫ミルンヤンマのヤゴヤマアカガエル久し振りのガサガサ

  • ムラサキツバメ

    ムラサキツバメがアオキの梢にまとまってとまっていた。ムラサキツバメは成虫で越冬する。寒さをしのぐにはもっとよい場所がありそうなのだが、ここで集団越冬するのだろうか。ムラサキツバメ

  • トンボ 2019.11

    11月に撮影したトンボ。表紙画像は林縁で見かけたホソミイトトンボ(越冬型)のオス。ホソミオツネントンボオスホソミイトトンボ(越冬型)を林で探していたら見つかった。オオアオイトトンボオスこの日は気温が上らず晴れたり曇ったりの天気だった。そのためか活性が低く、交尾や産卵を観察することができなかった。アサヒナカワトンボオスハグロトンボメス11月上旬、川沿いで1頭だけ見かけた。ホソミイトトンボ(越冬型)メス林縁や池周辺で数頭を確認。ナツアカネメス今シーズンはナツアカネをじっくり観察できなかった。アキアカネ交尾11月中旬、湿地周辺にて交尾や産卵を確認。多数のオスが石などにとまり、日向ぼっこを兼ねた縄張り占有をしていた。ヒメアカネオスヒメアカネ大きな眉状斑?-いきもの散歩マユタテアカネオス-----@アオイトトンボ科(2)...トンボ2019.11

  • ヒメアカネ 大きな眉状斑?

    ヒメアカネの成熟オスは顔面が白く、マユタテアカネのような眉状斑が通常ない。しかし、このオスには顔面に丸くて大きな眉状斑(?)があった。しかも片方だけ。朝晩冷え込むようになり、トンボの種類・数が減ってきた。このフィールドではオオアオイトトンボ、アキアカネ、ヒメアカネが、まだがんばっていた。越冬種であるホソミオツネントンボとホソミイトトンボ(越冬型)にも会うことができた。ヒメアカネ大きな眉状斑?

  • リンドウ

    林縁でリンドウの蕾を見つけた。そう言えば、昨年も同じ時期に、ここでリンドウの花を撮影したのだった。8時ごろは蕾だったが、9時を過ぎ日差しが照り始めると、開花し始めた。@関連記事晩秋に咲くリンドウ-いきもの散歩リンドウ

  • ハシボソガラス 朝から熱々?

    早朝、田園地帯を散策していると、2羽のハシボソガラスが電線に並んでとまっていた。歩きながら様子を眺めていると、熱々ぶりを見せ始めた。キスなのか、毛づくろいなのか?今のところ、カラスの雌雄判別は非常に困難で、DNAでしか識別できないそうだ。ただ、左がオスで右のメスに問い詰められているように私には見えた:)ハシボソガラス朝から熱々?

  • 舟付場のアユ

    産卵のために柿田川を遡上してきたアユが、今年も柿田川公園の舟付場で群れ始めた。現時点ではまだ50匹ぐらい。舟付場での今年の初確認は10月28日だったようだ。舟付場柿田川の最上流部ではアユはまだ確認できなかった。第一展望台から眺める柿田川最上流部徐々に数が増え、今年も11月下旬には膨大な数のアユが見られるだろう。こちらはおまけ。柿田川公園内で見かけたウキゴリ。腹部側面が一部黄色いのでメスと思われる。舟付場のアユ

  • トンボ 2019.10

    10月に撮影したトンボ。表紙画像は産卵を一時的に中断したオオアオイトトンボ。アオイトトンボオスここでは9月に交尾や集団産卵を観察した。10月になると激減し、繁殖行動はあまり見られなかった。標高が高めであり、時期が平地に比べて前倒しなのだろう。オオアオイトトンボ連結産卵オオアオイトトンボの産卵を初めて見ることができた。オオアオイトトンボついに-いきもの散歩アサヒナカワトンボオス写真は10月上旬に撮影したもの。この時はくもり天気もあってか、見かける数が少なかった。10月下旬の晴れの日に見にいくと、10頭以上を確認。連結ペアも見かけた。アサヒナカワトンボ10月上旬-いきもの散歩ハグロトンボ産卵中だったメスが、オスのハラスメントから避難してきた10月上旬、3頭のメスが水路に浮かぶオオカナダモの上で並んで産卵していた。オ...トンボ2019.10

  • ジョウビタキ シーズン初

    シーズン最初のジョウビタキを池で撮影した。撮影は2月以来。ジョウビタキは渡り鳥で越冬のため日本にやって来る。メスはオスと違い地味だが、かわいらしい。ジョウビタキメス2019.02撮影メスは2回しか撮影したことがなく出来もいまいちなので、今シーズン、狙ってみたい。ジョウビタキシーズン初

  • オオアオイトトンボ ついに

    10月下旬、オオアオイトトンボの繁殖行動を見に行ってきた。池やその周辺で20頭以上のオオアオイトトンボを確認した。@林内こちらは林内で唯一見かけた個体でメス。9月中旬にはオオアオイトトンボを林内でよく見かけたが、ほとんどの個体が池やその周辺に向かったようだ。@池のオスたち午前中は数が少なかったが、午後になると水際で縄張り占有したり、縄張り争いしたりするオスをよく見かけるようになった。@交尾連結ペアが池に張り出した木の枝にとまっていた。交尾が始まるかに見えたが・・・すぐにメスが交尾を解き拒否する。これがしばらく繰り返され、交尾になかなか至らない。こちらの連結ペアも同じ木の枝にとまっていた。メスが同様に交尾を拒否し続けた。メスが終いには自分の腹端を抱え込んだ。強い拒否メッセージなのだろうか。こちらのペアはメスが15...オオアオイトトンボついに

  • 川沿いを散策

    週末、曇り空の中、川沿いを散策してきた。半年ぶりに持ち出したカメラをまずはジョロウグモで撮影テスト。AFが強くないのでピント合わせに難儀した。センサーサイズが大きめなので、感度が少し高くなっても写りは悪くない。コセンダングサ(アイノコセンダングサ?)で吸蜜するキタテハ。このカメラ、チョウに関してはそこそこ良い写り。アキアカネオスこのカメラを普段使わない理由は、肝心なトンボ撮影では歩留まりが極めて悪いため。AFが弱く(否、撮影者の腕が悪く)、トンボ撮影ではガチピン写真がなかなか撮れず、残念な写真を量産してしまう。コノシメトンボメスカワセミ焦点距離は35mm換算450mmまでなので、野鳥撮影にはちょっと厳しい。背伸びをしてこちらの様子を伺うハクセキレイ。良い姿勢だ。キセキレイは石の上で丸まりじっとしていた。様々な色...川沿いを散策

  • 冬眠前のニホンカナヘビ

    カナヘビの冬眠時期は11〜3月。15℃以下になると冬眠するようだ。繁殖時期は5〜9月で、卵は2ヶ月で孵化する。寿命は7年ぐらい。この日、小さなカナヘビをよく見かけた。今年生まれの個体なのだろう。彼らにとって初めての冬眠時期が近づいている。冬眠前のニホンカナヘビ

  • 池の野鳥

    池で撮影した野鳥たち。カワウ羽ばたき、水面すれすれを飛んだり、潜水を繰り返したり、頭を羽の中に入れて眠ったり。夕暮れ時になると、中洲などに生えている木をねぐらにしていた。ヒドリガモ陸で休んでいたのに仲間に虐められて、水に追いやられてしまった。カルガモ気だるさを感じさせる夕暮れ前のカルガモ。オナガガモ見かけたのはまだ5羽ぐらい。11月になると、この池には多数集まってくる。ホシハジロ潜水採餌ガモ。カイツブリがよくやるように潜水を繰り返していた。キンクロハジロこちらも潜水採餌ガモ。数十頭以上いて、この池では一番多かった。ダイサギよく似たチュウサギはもう渡ってしまったのだろうか。コサギ餌を探すコサギ。奥にいるダイサギも同様。オオバンピーク時に比べると、まだまだ少ない。カワセミ写真を等倍で見ても解像していて、特に水色の羽...池の野鳥

  • ハグロトンボ そろそろ終焉

    水路などでハグロトンボ5頭を確認。11月上旬には終焉を迎えそう。ハグロトンボそろそろ終焉

  • 平地の田んぼ散策

    週末、平地の田んぼやその周辺を散策し、出会ったいきものを撮影してきた。ツマグロヒョウモン幼虫2匹の幼虫が食草であるスミレの近くで道端を這っていた。ミシシッピアカミミガメ川沿いの散策開始。コイの次に目に入ってきたカメ。コガモこの川では20羽ぐらいを見かけた。ヒドリガモ今シーズン初見。この川で見かけたのはこの1羽のみ。ハシビロガモこちらも今シーズン初。10羽近くを確認。カルガモ年中、遊び相手になってくれる。コサギ良型ドジョウをゲット。ダイサギ小魚を探しているようだったが、こちらがカメラを向けると固まってしまった。ごめん。クロベンケイガニ田んぼの農道を歩いていると、数匹が動き、存在に気づかせてくれた。ツチイナゴ隠れているつもりなのだろう。後脚に鋭い棘が並ぶ。トノサマバッタ頭部と胸部の色が渋い。いわゆる茶色型。カワウ、...平地の田んぼ散策

  • アオモンイトトンボとヌマエビ類

    田んぼ脇水路でアオモンイトトンボが産卵していた。すると、ヌマエビの仲間(シナヌマエビ?)が近づいてきて、アオモンイトトンボの腹部をツマツマし始めた。水槽に流木などのオブジェを新たに入れると、ヌマエビ類が集まってくることがよくある。アオモンイトの腹部が水中に入ってきて、近くにいたエビの興味を誘ったのだろう:)アオモンイトトンボとヌマエビ類

  • 平地のアキアカネ

    週末、平地の田んぼを散策し、アキアカネの様子を見てきた。アキアカネオスアキアカネ腹部背面が褐色タイプのメスアキアカネ腹部背面が赤色タイプのメスアキアカネオス再びオス。腹部の黒斑がメスほど顕著ではない。ナツアカネオスナツアカネの腹部の黒斑の入り方は、アキアカネのオスと違いがある。今回たずねた田んぼでは、アキアカネを50頭ぐらい確認したが、ナツアカネはこの1頭だけ。ナツアカネが多い田んぼもあり、この違いがどこからくるのか興味深い。アキアカネ交尾フィールドに到着したのは11時ごろ。数はいたが、アキアカネの繁殖行動はほとんど見られなかった。くもり空で風が少し強かったためだろうか。アキアカネメス止まる場所を巡るメス同士の争い。次回は秋晴れのなか、観察したい。平地のアキアカネ

  • 台風19号通過後の河川

    狩野川台風に匹敵すると言われた大型で強い台風19号が、各地に甚大な被害を及ぼした。尋常ではない降水量で、箱根では1年分の雨が1日で降った。静岡県東部では伊豆の国市と函南町が特に酷い被害(床上/床下浸水など)を受けた。幸いなことに私の住む地区では大きな被害はなかったが、台風通過時、狩野川のライブカメラ映像やSNSで投稿される河川の状況を見ていて恐ろしかった。台風一過(2019/10/13)、河川の状況を把握するため川沿いを散策してきた。牧堰橋(長泉町)からの黄瀬川上流側。左上は富士山。黄瀬川(鮎壺の滝,長泉町)。台風通過時は、石や岩肌が一切見えないほどの水量だったようだ。次の2枚は2019年7月に撮影した通常時の鮎壺の滝。新寿橋(長泉町本宿)からの黄瀬川下流側。台風通過時、氾濫危険水位を超えた。上を走っているのは...台風19号通過後の河川

  • マユタテアカネ オス

    顔面に眉状斑がないマユタテアカネのオスを撮影したいのだが、見つからない。マユタテアカネオス

  • コノシメトンボ 10月上旬

    10月上旬に撮影したコノシメトンボ。コノシメトンボオスコノシメトンボメスコノシメトンボ腹部背面が赤いメス数は多かったが、9月下旬と比べると勢いが落ちてきたような気がした。次に行く時は激減しているかな。コノシメトンボ10月上旬

  • アサヒナカワトンボ 10月上旬

    10月上旬に撮影したアサヒナカワトンボ。アサヒナカワトンボ橙色翅型オスアサヒナカワトンボ無色翅型オスアサヒナカワトンボメスここでは3月下旬から12月ごろまで見られるが、見かける数に変動がある。今年はあと1回小さなピークがあると思う。アサヒナカワトンボ10月上旬

  • オオカマキリの卵

    今シーズン初めて見るカマキリの卵。オオカマキリの卵だと思う。オオカマキリの卵

  • 落ち葉が似合うクロコノマチョウ

    富士山麓にて。落ち葉が似合うクロコノマチョウ

  • 水辺の白い花

    三島市は湧水の街。初めて三島市の街中を散歩した時、水路を流れる水があまりにも綺麗で感激したのを覚えている。そんな三島市の水路や細流で撮影した白い花。ミシマバイカモ、オオカナダモ、セリ。水辺の白い花

  • オオチャバネセセリ

    オオチャバネセセリの撮影は2年ぶり。富士山麓にて。オオチャバネセセリ

  • ホシホウジャク

    ホウジャクの仲間は初撮影。コンデジのISO1600なので、画質は辛い。ホシホウジャク

  • ツマグロヒョウモンとアザミ

    アザミで吸蜜するツマグロヒョウモン。狙っていたミドリヒョウモンの産卵は見られなかった。しかし、観察していると可愛らしくて、ツマグロヒョウモンの鑑賞も楽しい。ミドリヒョウモンの産卵2017.09ツマグロヒョウモンとアザミ

  • アサギマダラ

    富士山麓で出会ったアサギマダラ。1年ぶりの撮影で、昨年会ったのは柿田川公園だった。ブラシのような面白い形をした白い花は何だろう。アサギマダラ

  • 久しぶりのシジュウカラ

    とりあえず撮ったというレベル。シジュウカラの撮影は3月以来。シジュウカラの落ち着きがない動きについていけなかった。久しぶりのシジュウカラ

  • 台風19号接近前の柿田川公園

    台風19号の東海・関東地方への接近が近づいている。この台風は、1958年に発生した狩野川台風に匹敵する記録的な大雨や暴風をもたらすと警戒されている。それに備えるため不足品の買い物に行ったのだが、ついでに柿田川公園に寄ってみた。柿田川公園の芝生広場。雨はパラパラ降ったり、やんだりだった。観光客は10名ほどを見かけた。第一展望台から眺める柿田川最上流部。第一展望台から眺める湧き間。第二展望台からの眺め。柿田川には川霧が発生していた。超望遠デジカメを持っていかなかったので撮影できなかったが、ツリフネソウがたくさん咲いていた。八つ橋は通行止め。壊されるのを防ぐためだろうか、強風にさらされそうな木道の手すりが外されていた。比較的簡単に外せるようになっているのだね。それにしても大変な作業だ。雨の日によく見かけるサワガニ。2...台風19号接近前の柿田川公園

  • セイバンモロコシ

    田園地帯で撮影したセイバンモロコシ(西播蜀黍)。地中海地域の原産で戦後に日本に侵入した帰化植物。名前にある「西播」であるが、「西洋」「洋種」と同義語だと思っていた。セイヨウヒキヨモギ2016.05ヨウシュヤマゴボウ2019.08しかし、書籍「散歩が楽しくなる雑草手帳」によると、「「西播」とは台湾のことで、台湾に多いモロコシという意味」だそうだ。セイバンモロコシ

  • ツリフネソウ 開花

    柿田川公園でツリフネソウが咲いていた。ツリフネソウの花はまだ少なく、咲き始めたばかりのようだ。ツリフネソウの蕾。例年より開花が少し遅れているような気がする。花の見頃はこれから。ミゾソバも少し咲いていた。ここでは10月下旬ごろが見頃か?木道沿いのツリフネソウとミゾソバの群落。第一展望台から眺める柿田川最上流部。第一展望台から眺める柿田川上流。夏は子供たちで賑わった湧水広場。舟付場。フキが間引かれ、すっきりしていた。来月には遡上したアユが集まってくる。木道から眺める柿田川中流域。第二展望台には行かなかった。ツリフネソウ開花

  • コガモ 今季初観察

    9月下旬、コガモを今季初観察。既にかなりの数(50羽以上)がいて驚いた。今季は飛来したばかりのヒドリガモの撮影を狙っているが、トンボ観察との両立で悩ましい。コガモ今季初観察

  • トンボ 2019.09

    9月に撮影したトンボ。表紙画像はヒメアカネのオス。アオイトトンボ連結産卵(上)と交尾(下)アオイトトンボオス-いきもの散歩アオイトトンボ交尾と交尾未満-いきもの散歩アオイトトンボ集団産卵-いきもの散歩オオアオイトトンボオス9月下旬、林内などで過ごしていた個体たちが、水辺に集まり始めているかと思い、様子を見に行った。水辺で見かけたのは5頭ほどで数は少なかった。昨年はこの時期に、連結ペアを多数見たのだが、今回は繁殖行動を確認できなかった。10月に入ってからのお楽しみということのようだ。オオアオイトトンボそろそろ-いきもの散歩アサヒナカワトンボメス富士山麓のアサヒナカワトンボ-いきもの散歩ミヤマカワトンボオスミヤマカワトンボ見納め-いきもの散歩ハグロトンボハグロトンボ交尾~産卵-いきもの散歩キイトトンボオスクロイトト...トンボ2019.09

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