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愛に恋 https://pione1.hatenablog.com/

晴読雨読、乱読遅読の独歩人生を送っております!

人との出会いはめっきり少なくなりましたが、新刊、古書を問わず本との逢瀬はこれからも大事にしていきたいと日々、思っています。

ダメオ
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2017/07/10

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  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 現人神と処女懐胎

    新天皇というのは理論上は先帝がが崩御された瞬間に天皇となるが、法律上は即位の儀を経て天皇となり、即位の礼で国内外に宣言する。宗教的には三種の神器を継承した時点で天皇となるが、霊的に現人神になるのは大嘗祭を経てからになる。現代では天皇が現人神という通念はなく、事実、昭和天皇は人間宣言をしている。併し、キリスト教徒のいう聖母マリアが処女懐胎というのと、天皇が現人神というのの違いは何だろう。中世までのヨーロッパ絵画にはマリアへの受胎告知の作品が多い。ひらたく言えば処女のまま妊娠したということになる。現在のカトリックでもそのように信仰されているはずだが、科学的にはあり得ないことだ。同じく、天皇が神であ…

  • エミリー・ラタコウスキー Part.3

    やっと見つけましたいエミリーさん。 こんなところに居たんですか、探しましたよ方々、まう放しませんよ。 どうか逃げないでください、アナタを探して三千里なんですから。 目を離したらアナタなんか直ぐ男を作りそうで恐いですからね。 もうこの辺で落ち着きましょうよ、いい加減。 これ以上探しても無駄ですって、私みたいないい男は他にいませんから。

  • ウィリアム・ホガース 1697年11月10日 - 1764年10月26日

    《当世風の結婚 第二場》(部分)(1743頃) ナショナル・ギャラリー(ロンドン)蔵 《当世風の結婚 第1の場面「婚約万端整って」》(1743年) ロンドン・ナショナル・ギャラリー 《当世風の結婚 第2の場面「結婚してまだ日も浅いというのに」》(1743年)ナショナルギャラリー 《当世風の結婚 第3の場面「インチキ医者に駆け込んで」》(1743年) ロンドン・ナショナル・ギャラリー 《当世風の結婚 第5の場面「狂刃に倒れた伯爵」》(1743年) ロンドン・ナショナル・ギャラリー 《乞食オペラ》(1728年頃) テート・ブリテン 《エビ売りの少女》(c 1740-1745)ロンドンナショナル・ギ…

  • 火定 澤田 瞳子

    先ず、この名前からして読めなかった。ひとみこでは可笑しいと思いつつ調べてみるに「とうこ」と読むんだね、知らなかった。次に劈頭からして難しいのでどんな経歴の持ち主かと思いきや、同志社大学大学院文学研究科博士課程前期修了だってさ。このぐらいの学歴がないとダメなのか。数々の受賞歴を経て本作を含め何度も直木賞候補になり、ようやく『星落ちて、なお』で受賞。なかなかの実力者だね、最近思うに女性の時代小説における躍進は目覚ましいものがある。併し、天平時代を扱った本は初めて読んだ。何からなにまで現代とは用語が違うのでかなり苦心した。話は天平7年から同9年にかけて大流行した疫病(天然痘)を扱ったもので、史実に基…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 ゴーギャンとゴッホ

    ゴーギャンとゴッホはまるっきり正反対のように見えて、実は共通点も少なくなかった。二人ともアカデミックな教育を受けていない。画家を目指したのが20代後半。絵を描くことへの強い執着。エキゾチシズム、放浪癖など表面的な相違は多々あるものの根源的なところでは非常に近い。聖俗が混在し、清濁を併せ持つゴッホの絵、補色を意識した色遣いと呼吸が込められた筆運び、その斬新さ、躍動感、弟のテオさえ兄の途方のなさに恐れをなしていたのに、どうしたわけかゴーギャンとはそりが合わず出て行ってしまった。その日、いくつかの角を曲がったところで、後ろにぴたりと着いて来る足音に気がついて振り向くと、右手にナイフを持ったゴッホが立…

  • サルマ・ハエック Part.11

    2014 サルマさん、アナタのように中年になても見事な体形を維持するんは努力ですよね。素晴らしいプロポーションです。もう自信満々でしょ、ちょっと周りの女性は太刀打ちできませんね。もう何度もアナタの写真を載せていますが、分かりますか、いかに私がアナタのことを思っているか。思いすぎてノイローゼになりそうです、この悩みを解決するにはどうしてもアナタに会うしかありません。とにかく一度会ってください。

  • もひとつ ま・く・ら 柳家 小三治

    小三治という人は小沢昭一や永六輔と仲が良かったようだが、これはいい組み合わせだと思う。3人とも職業は違うが書いたり喋ったりを生業としている。先日の再掲として、私に出来ない職業は「声優と落語家、またはナレーションや朗読」が大の苦手。先日、古今亭志ん朝の『鬼平犯科帳』の朗読をまるまる1時間聞いたが、いや~実にお見事なもので、アナウンサー顔負けというぐらいの名人芸だった。まさに天才で、これはシリーズもので何話かあるらしい。小三治に朗読があるかどうかは知らないが、「まくら」というのはどうなんだろう、この人の場合、家を出なしに新聞で読んだものやニュースで聞いたものなど引っき回し、強引に引き延ばし、壺にき…

  • ジョルジョ・デ・キリコ part.2

    《春の二重の夢》 《運命の神殿》 《赤い塔》 《占い師の償い》 《考古学者》 《終わりなき旅》 《大いなる機械》 《画家の家族》 《素晴らしい旅》 《福音書的な静物》 キリコさん、アナタの時間がとまったような絵はなかなかいいですね。 私ね、何枚か欲しい作品があるんですよ。 ちょっと相談したいと思うわけですよ。 ですから一度会って話たいんですけど。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 梨本宮伊都子妃の日記

    今般、皇族減少に関して与野党で議論あり、臣籍降下した旧皇族の復帰、女性皇族の結婚後も皇族として残る等の議案が出されたようだが、梨本宮伊都子妃の日記を読むに、「昭和21年11月29日、天皇陛下出御、一堂に対し、此の時局に関し申しにくき事なれど、私より申し上げますと仰せられ、生活其他に付、皇室典範を改正になり、色々の事情より直系の皇族をのぞき、他の十一宮家は、此際、臣籍降下にしてもらい度、実に申しにくき事なれど、何とぞこの深き事情を御くみとり被下度いと、実に恐れ入りたる御言葉。その他に次ても、身をつつしみ、貴賓のある御生活をしていただき度い。出来るだけの御補助はいたすつもりである。なほ御たづねの件…

  • 『大谷翔平非公式スポークスマン発表』 カンパネルラとジョバンニのように

    『大谷翔平非公式スポークスマン発表』まるで夫婦のようにいつも一緒だった二人。どこまでもカンパネルラとジョバンニのように連れだって行くのかと思っていたが『銀河鉄道の夜』のように別れは突然やって来た。誰もが予想だにしなかった、一平氏のギャンブル依存症でとんどもない額の金が盗まれていた。二人で二人三脚のように栄光を掴むのではなかったのか。信じられない朝を迎えたあの日、「水原一平氏解雇」というとんでもないニュース。いったい何故!今では水原一平永久追放なんて見出しも取りざたされている。二人はもう会うことはないのか。近年、こんな驚きと悲しみが要り混ぜったニュースはない。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 人生の浪費者と人生の所得者

    世には二種類の人間がある。一方の種属の者は、いつもムダな死金を使い、時間を空費し、無益に勢力を消耗して、人生を虚妄の悔恨に終わってしまう。彼らは「人生の浪費者」である。反対に他の者は、物質上にも精神上にも、巧みにそれの最高能率を利用して、人生を最も有意義に処世する。彼等は「人生の所得者」である。ところでこの前者の範疇は僕(萩原朔太郎)であり、後者の典型は室生犀星である。自ら風流人を以て任じ、且つ風流の幽玄な哲理をよく説いている。僕は風流について深く知らない。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。さて、これを読んで私は何れの者に属するのかと考えてみれば、やはり朔太郎の種類に与するものであるか…

  • カトリーヌ・ドヌーヴ Part.12

    1974 カトリーヌさん、アナタ綺麗ですね。男としてはアタックせずにはおれない女性です。 アナタと暮らせたらどんなに素晴らしいことか。 未婚の私ですが、もし、人生の途中でアナタに出逢ったらどうしたことでしょうか。 やはり、結婚に踏み切ったような気もします。 それほど惑わす女なんですよ。 いま一度人生を考え直してみませんか。

  • 風と共にゆとりぬ 朝井リョウ

    最近の作家の中には男性だと思っていたら女性だったり、またその逆もあったりで経歴を読んでみないと性別が判らない場合がある。以前、この作家の直木賞受賞作で『何者』という作品を読んだが既にもう性別もストーリーも忘れていた。何度も書いているがエッセイストでは向田邦子が好きなのだが、なんといっても比喩や語彙力が優れており、なるほどと思う表現によく当たる。また自虐的な話としては阿川佐和子を贔屓にしているが、本書もエッセイとあったので読んでみたが、レビューを見るに大多数の人が笑える、面白い、ユーモア溢れる文章と大絶賛だが、私の場合は圧倒的少数意見として、何も面白くなかった。失敗談なんかを縷々述べているが、ど…

  • 滝平二郎 part.40

    両手に花 水ぬるむ 春一番 卒業記念 螢の光 春休み 芽ぐむころ 桜 難局 一難去ってまた一難

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 『豆食べる男』

    1580年代前半といえばバロック全盛の時代であり、宗教画、神話画、歴史画ばかりが描かれていたころで、描かれる人物も神々や王侯貴族、高位の聖職者や大商人といった著名人ばかりであった。また、当時は絵画に何かしら意図を込めるのが当然とされていた。そうした時代にあって、当時としてはあり得ない作品が登場した。『豆食べる男』である。これは美術史的には非常に重要な意味を持っている。最初に描かれた風俗画なのである。作品はボローニャの画家一家「カラッチ一族」のひとり、アンニーバレ・カラッチ。アンニーバレ一族のなかで最も豊かな才能をもち、イタリア・バロックの巨匠カラバァッジョと並び称される実力者だった。「ムーンラ…

  • カティンの森のヤニナ: 独ソ戦の闇に消えた女性飛行士 小林文乃

    独ソ戦最大の謎「カティンの森事件」二万二千人のポーランド人将校が何者かによって虐殺された。そのなかにたったひとり、女性の犠牲者がいたことはあまり知られていない。彼女の名前はヤニナ・レヴァンドフスカ。優秀なパイロットであった彼女の頭蓋骨は調査隊にって持ち去られ、長らく歴史の表舞台から姿を消していた。ポーランドの歴史を調べることは日本人にとっては難し過ぎる。それを日本人女性がたったひとりで自腹を切ってポーランドに渡り、調査するとは並外れた好奇心だ。ポーランド語の発音が難解で、ポーランドのみならずその周辺国は昔から攻めたり攻められたりで国境線は幾度も変更され、大国となったドイツとソ連の間に挟まれたポ…

  • マーゴット・ロビー Part.8

    マーゴットさん、アナタをじっと見ていると、なかなか雰囲気のある女性ですよね。 惚れてしまいそうです。 ちょっと火遊びをしたくなってきました。 アナタが私と会ったならきっとアナタもそう思うことでしょう。 それにはまず出会わなければなりません。 そうでしょ、新しい出会いを求めて一度デートしてください。 新しい人生の扉を開きましょう。

  • アンダース・ゾーン 1860年2月18日 - 1920年8月22日

    アンデシュ・ソーン 《自画像》(1882年) 《ルーシー・ターナー・ジョイの肖像》(1897年) 《ハンブルクの港》(1891年) 《ヘンリー・クレイ・ピアース》(1899年) 《カール・フレデリク・リレバルチ》(1906年) 《湯浴みするダーラナの少女たち》(1906年) 《ブルーノ・リリエフォッシュ》(1906年) 《エウシェン王子》(1910年) 《夏の楽しみ》(1886年)ソーン・コレクション 《日曜日の朝》 スウェーデンの画家、彫刻家、エッチング版画家。

  • 妄想仏像見学会 part.21

    今朝の『妄想仏像見学会二百一回目』は【滋賀・石道寺/十一面観音立像(平安)】です。像高約173cm。 『妄想仏像見学会二百二回目』は【和歌山・熊野速玉大社/熊野速玉大神坐像(藤原)】です。 『妄想仏像見学会二百三回目』は【京都・東寺/金剛宝菩薩(839年)】です。93cm。 『妄想仏像見学会二百四回目』は【奈良・興福寺/十大弟子立像(734年)】です。釈迦の10人の愛弟子の姿を像としたもの。残念ながら国宝指定は舎利弗、目?連、須菩提、富楼那、迦旃延、羅?羅の6体のみ。他の4体は破損が激しく寺外に流出している。 『妄想仏像見学会二百五回目』は【奈良・法隆寺/観音菩薩立像(百済観音)(飛鳥後期)】…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 ギャンブル依存症

    水原一平氏はギャンブル依存症の治療を望んでいるとか。そうした方がいい。実は私もギャンブル依存症だったことがある。あまり覚えていないが、だいたい20年から25年ぐらいの期間だったか。喫煙もかなりのヘビースモーカーで、これははっきり覚えている。25歳の時に付き合っていた彼女の影響で吸い始め、ちょうど50歳の時にやめた。今現在、「カジノはいらない」というデモや運動があるが、私としては冷たいようだがどっちでもいい。好きなようにという見解だ。確かにギャンブル依存症は病気なのかもしれないが、個人的には自己責任だと思っている。依存症の人の手助けをしたり相談に乗ったりしようとも思わないし、どうぞご自由にと言う…

  • ダメオのアニマル・ラブ Part.52

    「あっマギー、マギー、こんなところに居たのか、直ぐ行く、すぐ行くからそこを動くなよ」 「ちょっと、いい加減にしてよ。私の頭は司令塔や展望台じゃないんだから」「いいじゃないかよ、細かいこと言うなよ。ここが丁度いいのさ。よその奴が来るか見張ってなくちゃならないんだから」「もう、いいか、お前さんとあんまり仲良くしてるとみんなに示しがつかねいんだよ」「ケチケチするなって、減るもんじゃないし」「もうまったくしょうがない奴だな」「ありがてえ、もうちょっと我慢してくれよ。仲間がそろそろ帰って来るからそれまでの辛抱だよ」「はいはい、分かりましたよ」「助かるよ」 「あれサリー、それがお前の子供かい」「そうだよ」…

  • 『大谷翔平非公式スポークスマン発表』 フランス老舗誌の表紙に大谷翔平

    「マジで超レアなんだ!」大谷翔平がなんと場フランス老舗誌の表紙に堂々登場→欧米記者たちが“異例の人選”に興奮!「彼は世界的な衝撃を与えている」フランス国内で格別の歴史と伝統を誇るスポーツ新聞といえば、文句なしで筆頭に挙がるのが『L'Equipe(レキップ)』だろう。サッカーやラグビー、モータースポーツ、自転車レースなど人気競技の情報を毎日伝え、電子版も充実する老舗メディアだ。そんな『L'Equipe』紙が定期的に刊行しているマガジンが現地4月13日に発売される。なんと大谷がその表紙に抜擢されたのだ。野球はフランスをはじめ、欧州では明らかにマイナースポーツで、日常的にMLBなどが話題にのぼること…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 人を探しています

    人を探しています人を探しています年は はたち背は 中ぐらいまだ生まれた時のまんまのうすももいろの膝小僧 鹿の瞳ひとみふくらんだ胸ひとかかえのつつじ色の愛陽だけをいっぱい入れた籠ひとつ頭に載せて或る日 黙ったまま 家を出ていきました誰かごらんになったことはありませんかこんな世間知らずの ねんねもしかしたら今頃は からっぽの籠に白髪と悔恨を載せて見知らぬ町 うすぐらい市場なんかをさまよい歩き綿のように疲れはて眠っていたりするのでは連絡おねがいいたします宛先は私書箱 追憶局 迷子保護所懸賞金はわたしの残った生涯 すべてを賭けます 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。春爛漫ですね。もう私は半袖1…

  • 「パイレーツ・オブ・FM」 夢の途中で

    youtu.be 今日の1曲は『夢の途中で』と書かれていますが、正確には『夢の途中で』です。なんか過ぎ去った昔を思い出す寂しくなる歌です。昔を思うと悲しくなりますね。

  • ブレイク・ライヴリー Part.2

    2011 2010ブレイクさん、アナタを探して渡米しましたが、見つかりませんね。どうにかアナタに会う方法はないものでしょうか。 行きつけのレストラン、バー、カフェなどの情報は手に入れましたが、最近は来ていないと言われました。とにかく会うまでは諦めません、どうしても私の真意を伝えたいのです。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 フェルメールの作品は、わずか30数点

    フェルメールの作品は、わずか30数点しか現存していない。知名度のわりには極めて寡作の画家といえるだろう。彼の作品のジャンルは宗教画や神話画、風景画、そして風俗画などに分けられるがそれらをよく見ると画中にたびたび登場するアイテムに気づく。それは「手紙」。フェルメールの絵は現在30数点中、6作までが手紙にかかわる作品だ。昔は自分の思いを伝えるには手紙しかなかった。併し現在はどうだ、全てがラインやメールで事足りる。文字を書くといったら病院、郵便局などで住所、氏名ぐらいしかない。ここ何年も手紙を書くことがなくなった。私は読みは得意だが書きが苦手な方だ。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。こんなん…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 うん、運のつきってぇ奴さ

    例の大麻の件で勝新太郎がハワイから戻り小菅の拘置所に入れられた時のことを勝はこう語っている。「今までの自分を自分で見て、その自分のいい所を出す場所さ。まぁ、あんないい所はないな。ただ、部屋の鍵を外から掛けるてぇのが、ちょっと気になったけどさ。自分の部屋なのに、自分で中から掛けられないなんてぇのがなぁ。うん、それでも聖地さ。夜の九時になると部屋の電気が消えるんだ。自分で消すんじゃないよ。そんな面倒臭いことをしなくても、音楽が鳴り止むと自然に電気が消えるってぇいう寸法さ。いい所だろ?入りたいだろう?なかなか入れてくれねぇんだ、うん。電気が消えて暗くなると、窓に月が出ていて、俺をじーと見ているんだ。…

  • エヴァ・ガードナー Part.11

    1945 1953 1945 エヴァさん、アナタの伝記を読みましたよ。 いや、ますますアナタに惚れ直しました。 私はシナトラより魅力的なおとこですよ。 一度会ってくれれば私の言ったことが嘘でないことが分かります。 私がそっちに行ってもいいし、アナタがこちらにきてもいいし。 とにかく一度会ってお話しましょう。

  • パブロ・ピカソ Part.9

    《アブサンを飲む人》(1903年) 《青い裸体》(1902年) 《黄色い帽子の女性 (ジャクリーン) 》(1961年) 《カラスを持つ女性》(1904年) 《友情》 《ラガッツォ・コン・ラ・ピパ》 《The Couple》 《イザベラ女王》 《La flûte de Pan (パンのパイプ)》 《ボトル、クラリネット、ヴァイオリン、新聞紙、グラス》(1913年) ゴッホかピカソかというぐらいな二人の天才、いろいろ欲しい絵がありますが、アナタは多作なんですよね、そしたら1枚や2枚ぐらい貰ってもいいでしょ。ねえ、いいですよね、まあ、けちけちしなさんねって。貰っていきますよ。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 タヒチのゴーギャン

    以前、ゴーギャンを嫌っていた彼女がいた。つまりは作品云々というより彼の人間性を問題視していたようだ。ロリータ趣味で、初めての現地妻が13歳のテフラ、その後妊娠したが死産だった。日本でいうなら中学1年ではないか。併しこの次期に瑞々しい作品を残している。タヒチからパリに戻ったゴーギャンはアンナというジャワ人女性を愛人にしてペットの子猿と共に連れ歩いていたが、ゴーギャンが留守の間に金目のものを持ちだして姿を消してしまった。その後、娼館通いは日常的でズーリーという女と懇意になり梅毒を移されてしまう。タヒチに戻ったゴーギャンは通称パウラというこれまた13歳の少女と同棲、女児を出産したが数日後に死去。この…

  • ミラ・ジョヴォヴィッチ Part.7

    ミラさん、女性と書いて大胆と読む、アナタにかかればヌードなんて朝飯前ですね。全裸で食事を作り、全裸で食べ、全裸で庭を散歩し、全裸で出かける、まあそれはないか。いずれにしても魅力的なアナタは私と付き合うしかないですよ。アナタみたいな肉食系を受け入れる男は私しかいませんから、今日にでも連絡ください。

  • フィンセント・ファン・ゴッホ Part.50

    《麦わら帽子のある静物 (黄色い麦藁帽子のある静物)》(1881年頃) クレラー=ミュラー美術館 《昼 仕事の間の休息(ミレーを模して)》(1890年) オルセー美術館 《青空は飽きない》 《精神病院の敷地》 《静物 ハイビスカスのある花瓶》(1890年) ファン・ゴッホ美術館 《雪に覆われた野原》(1890年) 《夜 不寝番(ミレーを模して)》(1889年) ファン・ゴッホ美術館 《麦畑、6月上旬》 《雨上がりのオーヴェールの風景》(1890年) 《詩庭》(1888年) ゴッホさん、我がアート・コーナーでは断トツの500枚目ですよ。 アナタが一番人気、さすがですね、こんなに人気が出るなんて思…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 今後の世界情勢は本当に目が離せない

    現在、こうしている間もウクライナやガザで人が死んでいる。ガザでは33000人のパレスチナ人、イスラエル兵も1200人ほど死んでいる。ましてや独ソ戦の悲惨さは筆舌に尽くしがたい。レニングラード包囲戦では、たったひと冬で100万人以上の市民が餓死、凍死したといわれている。大戦中ポーランドでは、国民の5人に1人が死亡。3人に2人が被害を受けたという。ワルシャワ・ゲットーから強制収容所に送られ、殺害されたユダヤ人は、戦前に130万人いたワルシャワの人口の、ほぼ半分が死亡したという。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。しかし、どうしたって侵略されれば戦うほか術がない。当然そこには愛国心を奮い立たせ…

  • リアーナ Part.4

    2019 2019 2014 2020 2014 2015 リアーナさん、あまりアナタの歌は聴きませんね。併しアナタの眼力は強いですね。 ちょっと日本人にはきつ過ぎます。 ワイルドで肉食系ですよね、喰われてしまうような印象ですが、どんな人なのか一度お話させてください。

  • マルク・シャガール Part.6

    《レーヴ・ファミリエ》(1973年) 《デテの歌》 《赤い太陽》 《夜のカーニバル》 《青いヴァイオリニスト》(1947年) 《サン・ポールのライラックの花束》(1978年) 《家族》(1971年) 《レ・ザムルー》(1928年) 《愛と幻想のメイン・ダン・ラ・メイン》 シャガールさん、私ははっきりいて美術の鑑識眼がありません。 好きな絵は何枚かありますが、実いうとアナタみたいな作品は苦手なんです。 何がいいのかぜんぜん解らないのです。

  • 土方歳三のものとされる遺髪

    幕末に新選組副長を務めた土方歳三のものとされる遺髪が、東京都日野市日野本町2丁目の「佐藤彦五郎新選組資料館」で初公開されている。公開は29日までの日曜・祝日のみ。歳三は旧幕府軍と新政府軍による北海道の「箱館戦争」に臨み、函館市内で銃弾に倒れたと伝えられている。だが、最期を迎えたのが「一本木関門」か「異国橋」の説があり、遺体は見つかっておらず、埋葬地も特定されていない。「なんと、土方歳三の毛髪が残っていたのか。確か。誰だったかは忘れたが密かに日野の実家に、愛刀和泉守兼定と写真を持って帰らせたと読んだが」

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 日本の新生に先駆けて散る。

    戦艦大和出陣の夜、つまり79年前の昨夜だ。最後の酒宴を行っていた海兵出身の若手士官と学徒出身の若手予備士官との間で、菊水作戦の意義に付いて激しく論争となった。「戦死する事は軍人としての誇りである」と主張する海兵出身者と「無駄死にである。死ぬ事の意義が解らない」と主張する学徒出身者との激論は激しく続き、あわや乱闘寸前となった所を治めたのが臼淵大尉であった。「進歩のない者は決して勝たない 負けて目覚める事が最上の道だ 日本は進歩という事を軽んじ過ぎた 私的な潔癖や徳義に拘って、本当の進歩を忘れてきた 敗れて目覚める、それ以外にどうして日本が救われるか 今目覚めずしていつ救われるか 俺達はその先導に…

  • マリリン・モンロー Part.57

    1952 1957 1953 美人だから写真写りがいいのか、写真写りがいいから美人なのか、そんなことはどうでもいいのです。可愛いマリリンさん、アナタを追いかけて3000里、こうなったら何処までも行きますよ、アナタがある限り私は諦めません。これまで570枚もの写真をアップしてきました。どんどんいきますからね。

  • ジュール・バスティアン=ルパージュ 1848年11月1日 - 1884 年12月10日

    自画像 《薪集め》(1881年) ミルウォーキー美術館 《サラ・ベルナール》(1879年)カリフォルニア・リージョン・オブ・オーナー美術館 《ジャガイモの収穫》 (1877年) ビクトリア国立美術館 《ジャンヌ・ダルク》(1882年) メトロポリタン美術館 《ディオゲネス》(1873年)マルモッタン・モネ美術館 《オフィーリア》(1881年)ナンシー美術館 《ロンドンの花市場》(1882年) 《PasMèche》 《聖体拝領》(1875)トゥルネー美術館 《干し草》(1877年) オルセー美術館 フランスの画家で、1870年に普仏戦争に従軍し、負傷を負って、しばらく故郷で過ごす。1873年と1…

  • 大和、最後の雄姿

    79年前の今日。1945年4月7日,沖縄に向けて航海中,アメリカ軍艦載機の攻撃を受ける戦艦「大和」。14:20過ぎに沈没する。大和、最後の雄姿です、乗務員3332名のうち、生き残った者は276名。まったく意味のない特攻作戦でした。日本人としてはやりきれない哀しい結果ですね。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 至福の微糖

    歴史家はたくさんのピースが欠けたジグソーパズルをやっていて、埋まらない部分はどこかから探し出せない限り放置しておかなければならない。小説家は埋まらない部分を自分で思い描いたピースで自由に埋めることができる。歴史家はひたすら失われたピースを探し、小説家は空白に絵を描き上げる。まったく違うことをやっているように見えるが、フランス語の「イストワール」が歴史と物語、両方の意味を兼ね備えているように、歴史家も小説家も真実らしい物語を書き上げる欲求に突き動かされている点では同類なのかもしれない。歴史は常に謎に満ち満ちている。古くからある謎、新たに見つかった謎、それを推理して解き明かそうとしている歴史家、そ…

  • ミレーヌ・ドモンジョ Part.3

    ミレーヌさん、アナタ、懐かしい女優さんですね。 しかし先年亡くなったんですか、残念です。 亡くなる前にお会いしたかったな。 日本にも来たことあるんですから、その時にでも、会ってでもいたら。 お悔やみ申し上げます。

  • 読書をする女 part.35

    アレクサンドル・デイネカ 《本を持つ少女》(1934年) Anne Ancher André Fontaine Fille lisant Martine Johanna Robert Emile Stubner やはり絵画では男性より女性がいいですね。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 教育勅語

    日本国民たるものは「父に孝に兄弟に友に夫婦相和して朋友相信じ恭倹己をれを持し博愛衆に及ぼして学を修め業を習い以て知能を啓発し徳器を成就」しなければならないと1890年10月30日に公布された教育勅語にはある。教育勅語を全面的に礼賛するわけではないが、この文面だけ読めば云わんとしていることは明々白々で善ではないかと思うがどうだろう。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。犯罪の起きる一番の関係は肉親同士が断トツらしい。虐待、暴行、幼子を死に至らしめる犯罪は後を絶たない。併し、意外と刑が軽いと思うのは私だけだろうか。奪われた幼い命は抗弁することも出来ずに天に召された。奪った大人は何を思い獄中で生…

  • 大谷翔平の力感あふれるホームランショット

    ドジャース専属カメラマンのジョン・スーフー氏は、自身のSNSで“A Swing of Beauty”と題し、大谷が振り切った一枚を紹介。口元からは完全に息を止めている様子がわかり、ありったけの力を込めてスイング。打球速度170キロ、飛距離131メートルの特大ソロを表すシーンとなっている。米ファンも「素晴らしい写真をありがとう」「すごい写真」とコメント欄に書き込み、日本のファンも「涙と共に心の記憶に深く残る素晴らしい1枚」と綴った。大谷は現在、15社前後のスポンサーと個人契約を結んでいる。米ロサンゼルス・タイムズのビル・シャイキン記者は先日、大谷の今年の副収入は6500万ドル(約98億円)になる…

  • エマ・ストーン Part.12

    2019 2014 エマさん、私思うんですけど、アナタたちハリウッド女優には二つの常識があると。 まずストッキングは穿かない、そしてヌードはあたりまえ。 女優たるもの裸になるぐらい出来なければ失格。 あたりまえですよね、私の妻や恋人が女優なら何とも思いません。 そこでです、わたしいま女優さんを探しているんです。 一度も女優と付き合ったことがないんでね、そこで白羽の矢を立てたのがアナタなんです。連絡待ってます。

  • フィリップ・デ・ラスロー 1869年4月30日 - 1937年11月22日

    フィリップ・デ・ラスロー 《ミセス・ヘレネ・キルワン=テイラーの肖像》(1935年) 《ジョージ・オウエン・サンディス夫人》(1915年) 《ミュンヘンのホーフブロイハウスにて》ハンガリー国立美術館 《ウェシェルマン・イグナーツの肖像》ハンガリー国立博物館 《教皇レオ13世》(1900年) ハンガリー国立美術館 《舞い落ちる木の葉 (中尉)》個人蔵 《イーディス・ホープ・アイゼリンの肖像》(1930年) 《ミス・オリーブ・トルートン》(1910年) 《フェレンツ・ヨージェフの肖像》ハンガリー国立博物館 《プリンセス・ルスポリ、公爵夫人ド・グラモンの肖像》(1922年) 特に王家の肖像画で知られ…

  • 『人生と運命』(全3巻)ワシーリー・グロスマン著 齋藤紘一訳

    20世紀ロシア文学の最高峰。第二次世界大戦で最大の激闘、スターリングラード攻防戦を舞台に、物理学者一家をめぐって展開する叙事詩的歴史小説(全三部)。兵士・科学者・農民・捕虜・聖職者・革命家などの架空人物、ヒトラー、スターリン、アイヒマン、独軍・赤軍の将校などの実在人物が混ざりあい、ひとつの時代が圧倒的迫力で文学世界に再現される。戦争・収容所・密告、スターリン体制下、恐怖が社会生活を支配するとき、人間の自由や優しさや善良さとは何なのか。権力のメカニズムとそれに抗う人間のさまざまな運命を描き、ソ連時代に「最も危険」とされた本書は、後代への命がけの伝言である。1600頁はあろうかという大長編、価格も…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 ショウヘイ・オオタニ

    世界的に名の知られた歴史的有名人と言われれば誰か。日本人では先ず東郷元帥、山本五十六、黒澤明、三船敏郎、小澤征爾が思い浮かぶ。文化勲章者や国民栄誉賞受賞者だけでは世界的とは言わない。アメリカにはキリがないほど存在する。フランシス・コッポラ始め多くの映画人、歌手ではフランク・シナトラ、スポース選手でもモハメッド・アリ、ジュディ・ガーランドはじめ数多の名前が出て来る。ドイツのニーチェやワーグナー、ロシアのトルストイ、ドストエフスキー、フランスのナポレオン、モンゴルのチンギス・ハーン、イタリアのシーザー、イギリスのネルソン提督、スペインのピカソなど誰もが知っている。ではポーランドはと言えばどうだろう…

  • ダンテ その生涯 アレッサンドロ・バルベーロ

    詩人、騎士、政治家、外交使節、流浪の食客……。ダンテとは、いったい何者だったのか?イタリアを代表する歴史家が、中世という激動の時代を生きたダンテの人生を徹底的に分析した一級評伝。イタリア最大の詩人ダンテ。地獄篇、煉獄篇、天国篇の三部構成から成る叙事詩『神曲』は世界の文学史に燦然と輝く不滅の傑作だ。本書はイタリアを代表する歴史家が、フィレンツェに保存された文献を丹念に読み解き、これまで言及されてこなかったダンテの人生をつまびらかにしていく。3520円さってさ、なんか難しそうだな。

  • フェリックス・ヴァロットン Part.5

    《白と黄色の日没》 《嘘》 《霧に覆われたオンフルール》(1911年)ナンシー美術館 《オンフルールとセーヌ湾》(1910年) 《日没》(1913年)個人蔵 《菊と紅葉》(1922年) 個人蔵 《Oignons et soupière》(1925年) 《ワルツ》 《赤い部屋 エトルタ》(1899年) シカゴ美術館 《夕暮れのラ・ローレ》(1923年) フェリックスさん、アナタの絵はなかなかユニークで好きですよ。 よかったらお近づきにうなりませんか。 アナタの写生ににはいつでも付き合いますから。 よかったら仲良くしてください。

  • 妄想仏像見学会 part.20

    『妄想仏像見学会百九十一回』は【奈良・興福寺東金堂/十二神将立像(1207年)】です。 『妄想仏像見学会百九十二回』は【奈良・興福寺/千手観音立像(~1229年)】です。 『妄想仏像見学会百九十三回』は【大阪・葛井寺/千手観音菩薩坐像(8世紀中頃)】です。国宝。像高131.3cm。 『妄想仏像見学会百九十四回』は【愛知・平勝寺/聖観音坐像(1159年)】60年に一度の秘仏として護られてきた。像高151.5cm。 『妄想仏像見学会百九十五回』は【京都・三十三間堂/雷神(鎌倉)】です。国宝。100cm。 『妄想仏像見学会百九十六回』は【大阪・孝恩寺/弥勒菩薩坐像(平安)】です。 『妄想仏像見学会百…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です 福島安正少佐

    ポーランドに初めて訪れた日本人は、福島安正少佐だが記録を見ると、明治25年2月、ベルリンからウラジオストクまでを単騎馬で横断する途中ポーランドを通過した。帰国に際し、冒険旅行という口実でシベリア単騎行を行い、ポーランドからロシアのペテルブルク、エカテリンブルクから外蒙古、イルクーツクから東シベリアまでの約1万8千キロを1年4ヶ月をかけて馬で横断し、実地調査を行う。この旅行が一般に「シベリア単騎横断」と呼ばれるものである。その後もバルカン半島やインドなど各地の実地調査を行い、現地情報を参謀次長の川上操六らに報告する。この功績で勲三等を受勲している。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。明治人…

  • カトリーヌ・ドヌーヴ Part.11

    1961. カトリーヌさん、アナタ本当に魅力的な人ですね。なんか傍にいるだけで引き込まれそうな幅広い魅力を感じます。 時に髪の毛が乱れた姿なんか色香も感じます。 お近づきになってもっともっとアナタを知りたい。 それを叶えるにはどうしたらいいのですか。

  • 土屋光逸 Part.3

    《矢橋の帰船帆》(1933年) 《上野不忍池》(1939年) 《四谷荒木横町》(1935年) 《高輪泉岳寺》(1933年) 《雪の堅田浮見堂》 1934年 《東京風景 弁慶橋》 (1933年) 《京都二条城》(1933年) 《東京風景 上野公園》《20世紀》 《明石の浜》 《夏の月 宮島》 堅田浮見堂というところは行ったことありますよ。 アナタも行ったんですね、歴史を感じます。 本当にいいところでしたが、裏に回ったら多くの人が座って、ただ湖をみていたのには驚きましたね、私も座りたかったんですけど場所がなかった。 まだまだ時代にアナタは行ったんですね。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 人はその人を知る人がいる限り生き続ける

    私の祖父を知る人は今の世にひとりしかいなくなった。年の離れた従姉である。私の父を知る人は、私以外では3人しかいない。年上の従姉2人と年下の従妹ひとりである。祖父の生きた明治、大正、昭和。父の生きた大正、昭和。そして私が生きる昭和、平成、令和。先日、テレビを見たいたら20代の若い女の子が、60代と思しきおじさんに「趣味は何ですか?」と訊いていた。するとおじさんは少し考えて「テレビを見ることと寝ること」と答えた。つまりは無趣味ということだ。趣味というのは何か探究性のあるものだと思う。学んだり探したり集めたりと、自分ならではのアイデンティティというものかもしれない。寝るなんていうことは全ての動物にと…

  • ケイト・アプトン Part.8

    2018 おおケイトさん、待ってました、アナタみたいな女性を待っていたんです。これで決まりました、アナタで私の女性遍歴は終わりです。 分かりますよね、アナタを最後の女と決めたんです。 こうなったらじっくりお話しましょう。

  • カール・ラーション part.2

    少女と揺り椅子』1907年、マルモ美術館 《クリスマス・イヴ》(1904-1905年) 《居心地の好いコーナー》(1894年) スウェーデン国立美術館 《魔女の娘》 《日曜日の休息》 《いじわるなお姫様を演じるリスベート》 《扮装》 《演劇の誕生》 《トランプ遊びの支度》 《宿題》 なかなか爽やかですね、これなら家に飾りたいと思います。 一枚と言わず二枚ください。

  • 『大谷翔平非公式スポークスマン』 この驚くべき潜在能力

    ドジャースの大谷翔平選手は、通訳を務めていた水原一平氏の違法賭博に関する問題の渦中にいるが、無実であることを望んでいるのは、チーム関係者やファンだけではないようだ。多くの企業やスポンサー、個人投資家、そしてMLBやロサンゼルスも潔白を期待していると、米紙『ロサンゼルス・タイムズ』が報じている。 また、南カリフォルニア大学のスポーツビジネスとマーケティングの専門家であるデビッド・M・カーター氏は「彼の世界的な知名度が高まっていく中で、ドジャースとMLBが果たす役割、特にスポーツビジネス、特に野球の継続的なグローバル化を考えると、引退後も含めた彼の長期的な可能性は計り知れない。この驚くべき潜在能力…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 久しぶりの入院だ、楽しみにしているよ

    今週は病院週間といっていい。今日は午前にリハビリ科(腰の牽引)、夕方から歯医者。火曜日は消化器外科とリハビリ科(薬)、水曜日は内科、木曜日はリハビリ科(注射)、まったくやってられない。それに加えなぜか今日から腰が痛い。まるでぎっくり腰のようで困った。明日は良くなってくれればいいが。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。明日は入院日が決まると思うが、3人目の主治医になるらしい。大病院はよく主治医が替わる。久しぶりの入院だ、楽しみにしているよ。

  • ダメオのスター・ツーショット Part.7

    Jimmy Stewart and Clark Gable in uniform, 1942. グレイス・ジョーンズとジャン=ポール・グードの双子の兄弟 Natalie Wood and Steve McQueen Elvis meeting Louis Armstrong in Las Vegas. 1969 Sophia Loren et Romy Schneider Festival de Cannes, 1962 Julian and Sean Lennon Sophia Loren & Kim Novak Debbie Harry and David Bowie in 1977. D…

  • リンダ・カーター Part.13

    リンダさん、この最後の写真は凄い胸の開いたドレスですね。これは30代、或は40代で結婚している時の写真ですね。 本当に日本との違いを感じます。 日本人の人妻がこんな格好をしたら何を言われるか。 私はいるんな意味で西洋人や黒人、ラテン系の人が羨ましいです。 今からでも遅くはありません、離婚してしまいなさい。 もちろん私のために、そして、そして結ばれましょう。 本当の素晴らしい人生が待っていますよ。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 正三位参議中務卿中衛兼大将・藤原房前卿が家令、猪名部諸男

    澤田瞳子の火定(かじょう)という本を読んでいる。私、いくら歴史好きと雖も古代から平安期までのものは殆ど読まない。理由は簡単だ、まず、漢字が難しいく読めない。名前、地名など現在では使われない用語などが殆どで、いちいちルビを振ってないと読めない、確かに初回は振ってあるがその後は忘れて何だったか思い出せない。登場人物が多いと混乱してくる。そして一番の悩みが職責や職名、官位など例えば、「正三位参議中務卿中衛兼大将・藤原房前卿が家令、猪名部諸男」は何と読むのか。(しょうさんみ、さんぎなかつかさきょうけん、ちゅうえのたいしょう、ふじわらさきふさきょう、いなべのもろお)」と、こんなのが頻繁に出てくるようでは…

  • 太平洋戦争 part.2

    1945年3月19日07:08ごろ,日本近海にて日本軍機の緩降下爆撃を受け,右舷に大きく傾斜する空母「フランクリン」。戦争というのは本当に大スペクタクルだ。こんなのを身近に見るわけだから。乗組員は全員左舷に寄っている。 1945年4月7日,沖縄に向けて航海中,アメリカ軍艦載機の攻撃を受ける戦艦「大和」。14:20過ぎに沈没する。連合艦隊参謀神重徳大佐が4月5日、草鹿参謀長に大和へ説得に行くように要請し、草鹿は大和の第二艦隊司令部を訪れ、長官の伊藤整一中将に作戦命令の伝達と説得を行った。なかなか納得しない伊藤に「一億総特攻の魁となって頂きたい」と言うと、伊藤中将は「そうか、それならわかった」と即…

  • モニカ・ベルッチ Part.21

    モニカさん、なんど言っても聞いてもらえませんね。私のことなんかどうでもいいのですか、アナタはそんな冷たい女だったんですか。 もっと心の暖かい女だと思っていましたが。 こんなに懇願しているのに会ってもらえないんでしょうか。

  • ティツィアーノ・ヴェチェッリオ Part.5

    《聖母の幻視》(1520年) フランシスコ・ポデスティ美術館 《ティテュオス》(1548-1549年頃) プラド美術館 《聖家族》(1510年頃) ロンドン・ナショナル・ギャラリー 《アクタイオンの死》(1559年以降) ロンドン・ナショナル・ギャラリー 《三世代の寓意(慎重の寓意)》(1565-1570年) ロンドン・ナショナル・ギャラリー 《聖ペテロとアレキサンデル IV世》(1503-1510年) アントワープ王立美術館 《ヴィーナスとアドニス》(1555-1560年頃) ゲティ・センター 《聖母子と聖パウロ》(1540年頃) ブダペスト国立西洋美術館 《聖愛と俗愛》(1515年) ボル…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 下山事件

    今となっては時効だから書くが、昭和12年7月7日、日中間の全面戦争の引き金になった盧溝橋事件起きた。その翌月、上海在住だった我が父は軍に徴用され現地の特務機関で働くことになる。これは本人の証言と引き揚げ後の資料により明らかなのだが、問題はその後だ。博多に引き上げ後は横浜で生活していたらしい。物心ついたころの私は、東京の板橋に住んでいたが継母と離婚後、名古屋の上飯田に親子二人で6畳一間のぼろアパートに住むようになった。そこに何故か古い新聞が山積みになっており、見出しには「キャノン」という文字が躍っていた。キャノンとは旧岩崎邸を本部とした、GHQ傘下の参謀第2部(G2)直轄の秘密情報機関のことで、…

  • シドニー・スウィーニー Part.9

    シドニーさん、もう私の頭の中はアナタのことでいっぱいです。どうしたらいいのですか、これはもうアナタの責任です。 アナタしか解決できない問題なんですよ。 分かりますよね、なんとかしてください。

  • ピーダ・イルステズ 1861年-1933年4月16日

    ペーダ・イルステズ 《来客を待つ)(1911年) 《読書する女性》(1907年) 《給仕する少女》 《1900年頃) 《縫物をする少女》(1898-1902年) リーベ美術館 《母と子》(1898年) 《ピアノのそばの少女》(1900年頃) 《朝の光》(1913年) 《インテリアで手紙を読んでいる少女》(1908年) 《読書する少女のいる室内》(1910年) 《開いたドア》(1910年) デンマークの方なんですか、誰だったか室内画といって、殆ど家から出ず室内だけを描いた人がいたと思いますが、アナタもそのタイプなんでしょうが。屋外の写生などがありません、とにかく室内の爽やかな空気感を描いているよ…

  • 桑田佳祐「JAZZと歌謡曲とシャンソンの夕べ〜R60」

    「JAZZと歌謡曲とシャンソンの夕べ〜R60」青山・Blue Note Tokyoに続いて、4月5日と6日に「クラブ月世」兵庫・神戸でもあるそうだが、いかんせん料金が全席指定 19,800円(税込)※1ドリンク代込で高い。さらに席数を調べると最大274名収容可能とある、会員限定なのでとても当たらない。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 陶工

    鹿児島に東郷という名が多いということは知っているだろうか。有名なところでは東郷平八郎、東郷青児、東郷茂徳などはみな薩摩人だ。この東郷という名には謂れがある、秀吉の朝鮮出兵の時に李朝の陶磁器など、白磁の素晴らしさを発見した武将たちが、日本に陶工を連れ帰ったんですね。東郷というのはその名残なんです。時を遡ること15世紀末のフランスは繰り返しイタリアへ遠征して、その際、イタリア・ルネサンの素晴らしさを目の当たりにしてシャルル八世は、ナポリから22人の職人を自国に呼び寄せ、フランスの芸術レベルを向上させた。続くルイ十二世もイタリアから多くの芸術作品、装飾品、工芸品を持ち帰った。ナチス・ドイツが多くの美…

  • 「パイレーツ・オブ・FM」 『O Holy Night』

    youtu.be 今朝の1曲は『O Holy Night』です。去年のクリスマスにアンディ・ウィリアムの歌で紹介したのはもう忘れていますよね。私の好きな曲でフル・オーケストラで会場で聴いたら泣いてしまうかもしれない。歌はモルモンタバナクル合唱団です。

  • 滝平二郎 part.38

    今日もまたふぶき こけし みそ汁 早春賦 石やきいも 水仙 ソーラン節 春まだ浅し 《山》 うさぎ

  • ミラ・ジョヴォヴィッチ Part.5

    1998 ミラさん、アナタは完全な肉食系ですね、見れば分かります。 けっしてグラマーではありませんが、これで巨乳だったら大変でしたよ。 まあ良かったのか悪かったのか、ともあれ一度会って、アナタという女性をもっとよく知りたいと思います。 とにかく露出しないではいられないのですか、分かりましたやってもらいましょう。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 『厄払い』

    私みたいな凡夫には苦手な職業が多すぎると密かに思っている。取り合えず絶対できないと思うものは二つほど挙げてみろと言われれば、先ず声優と噺家だ。滑舌の悪い私には不向きというか逆立ちしても無理な仕事だ。そういう意味ではアナウンサーもダメだろう。横文字、カタカナなどは滑らかに話せない。洋画の吹き替えなんかやっている人は本当に凄いと思う。落語家はどうかといえば、昔は今のようにカセットやDVD,またはyoutubeなんか無いので師匠に口伝で教わるらしい。古典落語などはそもそも基となる本がない。故に自分の師匠や他の師匠の家に出向いて噺を聞きながら修行をするってんだから、あんな長いものを暗記するなど出来ない…

  • 「パイレーツ・オブ・FM」 遥かなるアラモ

    www.youtube.com テキサス独立戦争中の1836年に起こった有名なアラモ砦の戦いを題材とした映画で、ジョン・ウェインが主演・監督・制作を兼任しデイビー・クロケット大佐を演じている。リチャード・ウィドマークがジム・ボウイ、ローレンス・ハーヴェイらがウィリアム・トラビス大佐を演じ、僅か187名で砦に駐留する革命軍。対するメキシコ軍は統制のとれた大軍で13日の攻防の末に、革命軍は全滅した。この映画にはリメイク版もあるが、私やっぱりオリジナル版の方が好きだ。曲はブラザーズ・フォーなどが歌ってヒットしたが、今日はピアノ演奏で。

  • 『AB通信:オドロイター発』 宮城野部屋閉鎖

    日本相撲協会は28日、都内で定例理事会を開催し、元幕内北青鵬の暴行問題のあった宮城野部屋を当面、事実上の閉鎖となる一門預かりに、宮城野親方(元横綱白鵬)と弟子を所属する伊勢ケ浜一門の伊勢ケ浜部屋に転籍させることを決めた。4月からで、期限は無期限。協会が1場所ごとに伊勢ケ浜、浅香山両親方から報告を受けて、その報告を受けて解除を判断するとしている。宮城野親方には27日に通達しているという。全員、親方も含めて真面目にやってれば協会も許してくれて宮城野部屋復活もありえる。一丸となって頑張ってもらいたい。

  • 『大谷翔平非公式スポークスマン』 水原氏を告発するのか

    「羽鳥慎一モーニングショー」で、ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳、水原一平氏(39)が違法スポーツ賭博に関与したとされる問題で、大谷側が水原氏に対する被害届をするかどうかが議論になった。水原氏は違法ブックメーカーで借金を抱え、大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億7500万円)が送金されたとされる。大谷サイドの弁護士は21日に「翔平が大規模な窃盗の被害に遭っていることが判明し、当局に問題を引き渡した」との声明を出した。果たして大谷は水原氏を告発するのか、私なら告発しないかもしれない。

  • いい女、ふだんブッ散らかしており 阿川佐和子

    何度も言ってるようにエッセイは自虐的なものに限る。くだらない洒落の連発は御無用。向田邦子と阿川佐和子の父親恐怖論、または強父論などはどんなエピソードでも面白くて好きだ。近年、彼女は結婚したそうだが、お見合い歴50回、身長150㎝弱の彼女がいかに世間を渡って来たのか、痛快活劇とは言わないが、その失敗談みたいなものが却って笑える。私個人は特別彼女のファンというわけではないが、文筆家としての彼女には興味がある。例えば好きな女優、タレント、歌手がいるとする。想像だが、時にユーモラスな発言をする阿川氏の才能を、その好きな女性に被せたら惚れてしまうかもしらないという、失礼な妄想をしてしまい兼ねないような女…

  • ジェニファー・ローレンス Part.12

    ジェニファーさん、正直の申します。今まで色んな女性と浮名を流してきましたが、意中のひとは今の私にはアナタしかいません。これは本当のことです。信じてください。私と会って話を聞いたもらえばよく分かると思います。とにかく一度会ってください。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 欣喜措く能はず

    過ぎし世に降る雪には 必ず三味線の音色が伝えるような 哀愁と哀憐とが感じられた。永井荷風。 荷風の『断腸亭日乗』は将来、間違いなく国宝に指定されるだろう。 そのぐらい日記文学の傑作だと思う。 美文、名文の誉高く、終戦の日、谷崎潤一郎夫妻と別れ汽車に乗る。 「午前十一時二十分発の車に乗る・・・新見駅にて乗換をなし、出発の際谷崎夫人の贈られし弁当を食す、白米のむすびに昆布佃煮及牛肉を添へたり、欣喜措く能はず、食後うとうとと居眠りする中山間の小駅幾箇所を過ぎ、早くも西総社また倉敷の停留所をも後にしたり、農家の庭に夾竹桃の花咲き稲田の間に蓮華の開くを見る、午後二時過岡山の駅に安着す、焼跡の町の水道にて…

  • 新訳 チャタレー夫人の恋人 D・H・ロレンス

    大阪で古書店最大手といえば天牛書店だろうが、数カ月前、病院の帰りに支店の方に寄って見るとなんと、本書が100均のワゴンの中にあるではないか。定価2500円(税別)、それがたったの100円。もうこれは買うしかないが、如何せん単行本で重たい。併し、昔むかしの本で伊藤整訳で本人が書いた『裁判』(上・下)を買ってあるので、これはどうしても先に読んでおかなければならない作品だ。今はなき旺文社のものだけに現在では入手困難。争点は基本的人権の擁護と思想表現の自由、または芸術か猥褻かで争われた有名な本だけに、興味津々で読んだはいいが、近年の視点からみると別にどうということのないものだった。やたら思考発想が難し…

  • ダメオのアニマル・ラブ Part.51

    「マギー、寒いよ。マギーってば」「煩いわねダン、私だって寒いのよ」「いつになったら春は来るんだ」「明日からよ」「明日?」「そうよ、明日からよ」「よく言うよ、来るくるって全然来ないじゃないさ」「だから今度はホントよ」「急に明日から春になるの!」「そうよ、起きたたら春よ」「へえ、季節っていうのはそういうもんかね」「そういうもんよ」「よし、それなら明日が楽しみだ、ねえマギー」「そう、はしゃげるわよ」 「誰なんだ、こんなものを砂浜に刺した奴は。ええ、犬は立ち入り禁止ってか。ふざけやがって、どこのどいつだ、出て来やがれ。懲らしめてやる」 「分かったわかった、ちょっと待ってよ。慌てないで、沢山あるから。ほ…

  • ワシリー・カンディンスキー Part.7

    《切片》 《支配的な曲線》(1936年) ソロモン・R・グッゲンハイム美術館 《クリスマスのニーナへ》(1926年) 《軟らかな中に硬く》 《絵の中の絵》 《コンポジション IX》(1936年) ポンピドゥ・センター 《E.R.キャンベルのための壁画 No.4の習作(カーニバル・冬)》 《決定的なバラ色》 《バラ色のアクセント》 《鋭くおだやかなバラ色》 アナタの絵はいつも幾何学的でなんだかよく解りません。 タイトルが示すものとも合致していないようで、本当に何だか解らないのです。 そもそもタイトルを付ける意味さえあるのかどうか。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 時が、熱狂と、偏見をやわらげた暁には

    歴史というのは、時が、熱狂と、偏見をやわらげた暁には、また理性が、虚偽からその仮面を剥ぎとった暁には、そのときこそ、正義の女神はその秤を平衡に保ちながら過去の賞罰の多くに、その所を変えることを要求するであろう。どのような歴史も勝てば官軍だが、時が過ぎ、公平な立場に帰って過去を冷静に見たならば、果たしてあの裁きは正当なものであったのか、正邪はどちらの側にあったのか、天法理念の法則で考えることも出来るかもしれない。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。と、私は考える。一方的に日本だけが悪かったとは言い兼ねる、そんな歴史が昔あったのかも。おやすみなさい、また明日。

  • 少将滋幹の母 谷崎潤一郎

    日本人で名字の上に「大」の冠が付く人といえば二人しかいないだろう。大西郷と大谷崎だ。大西郷といえば幕末維新に広く知られたことで、大隈重信もそれを書いている。大谷崎と言い出したのは三島由紀夫じゃないかと思うがどうだろう。まだ10代の頃は最も苦手にしていた谷崎。何しろ改行が少なく字が小さい。さらに内容が難しそうで、さしあたり読んだのが『知人の愛』、今となっては『細雪』『猫と庄造と二人のをんな』『瘋癲老人日記』『鍵』『蓼喰ふ虫』など読んだが、さすがに『少将滋幹の母』は平安王朝風絵巻のようで難しい。併し、読むに従い本書がかなりの名作というのが解かってくる。谷崎本人もこれにはかなり自信を深めていたようで…

  • キム・カーダシアン 1980年10月21日 -

    キムさん、アナタは女優でありモデルでもあるんですか。とうぜんですよね、こんな素晴らしいスタイルなら。今、彼氏はいるんですか、いや、いてもいなくてもいいですがアナタみたいな人を探していたんですよ。日本女性の目が丸くなるようなスタイルの女性と一緒に歩くなりお茶を飲むなり。どうですか、一度、オールド・ジャパニーズボーイとデートしてまらえませんか。

  • 滝平二郎 part.37

    鶴は千年 亀は万年 竹馬 譲葉 たこあげ 炬燵 出船 猿も木から落ちる どんど焼き 小正月の朝 麦ふみ

  • 「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 11時50年分かのほんの5,6分の歴史

    私たち人類発生の歴史は、地球の誕生から今日までを一年とすると、なんと大晦日、12月31日の紅白歌合戦も済んで寺の鐘が鳴り始める11時50年分かのほんの5,6分の歴史でしかない。人生の道、あまりに遠し。何ていうが、たった5,6分の話だ。しかもその5分か6分の間のまたまた何万分の一秒かを私たちが生きているとは、恐れ入るばかりだ。ああ盃は満たせしか、嘆くとも、せんもなし。時は今、足元を滑りゆく。昨日は昨日、明日はあす。今日のこの日の喜びを。オーマー・ハイヤム。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。また明日。

  • マリリン・モンローの最期を知る男 ミシェル・シュネデール

    ハリウッドの美女といえば先ず、エリザベス・テーラー、ジンジャー・ロジャースを挙げたい。併し、誰となら付き合いたいかと問われれば、迷わずマリリン・モンローと答える。グラマー女優ならジェーン・マンスフィールドの方が遥かに上だが、モンローの人間的な可愛さというものは他の女優と比べて群を抜いているだろう。モンロー最後の映画は『荒馬と女』だが、はたしてモンローという荒馬を私が乗りこなせるかどうかは自信がない。関係をもった有名人だけでもジョー・ディマジオ、アーサー・ミラー、フランク・シナトラ、ケネディ大統領など、とても敵う相手じゃない。彼女が逃げないようにするには深い愛情と、性的欲求を完全に満たすしかなさ…

  • アルテミジア・ジェンティレスキ 1593年7月8日 - 1652年 女性画家

    自画像 《ユディットと召使》(1623-1626年頃)デトロイト美術館 《サムソンとデリラ』》(1635年)カポディモンテ国立美術館 《リュート奏者の自画像》(1616-1617年頃) ワズワース・アテネウム美術館 《受胎告知》(1630年) カポディモンテ国立美術館 《ジャエルとシセラ》(1620年) ブダペスト西洋美術館 《悔悛のマグダラのマリア》(1627-1629年頃) テラノーヴァ美術館 《ユディットとホロフェルネス》(1612-1613年) カポディモンテ国立美術館 《悔悛のマグダラのマリア》(1617-1620年頃) パラティーナ美術館 《マッダレーナ》 《ルクレツィア》(161…

  • 妄想仏像見学会 part.19

    『妄想仏像見学会百八十一回』は【京都・東寺/帝釈天半跏像(839年)】 『妄想仏像見学会百八十二回』は【奈良・法隆寺/中門金剛力士立像(711年)】です。 『妄想仏像見学会百八十三回』は【奈良・興福寺/金剛力士立像(鎌倉)】です。像高 阿形154.0cm、吽形153.7cm。 『妄想仏像見学会百八十四回』は【奈良・唐招提寺/伝獅子吼菩薩立像(8世紀)】です。 『妄想仏像見学会百八十五回』は【奈良・法隆寺夢殿/道詮律師坐像(876年)】です。 『妄想仏像見学会百八十六回』は【滋賀・金剛輪寺/阿弥陀如来坐像(鎌倉)】です。像高141cm。 『妄想仏像見学会百八十七回』は【神奈川・保福寺/薬師如来坐…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 日米修好通商条約

    幕末の動乱は旧来のやりかたを踏襲すれば済んだのに、なまじっか天皇・朝廷側の同意を得たうえで日米修好通商条約に調印しようとしたあまり、日本国の土台が大いに揺らぐことになる。いずれにせよ、それまでは、なんだかんだといっても、良好であった幕府と朝廷の関係が、天皇が幕府の求めた通商条約を承認しなかったことで一気に分裂気味を呈するに至る。そして、この間隙をつくように、外部勢力の介入が始まる。そして、これに、病弱であった家定将軍の後継者に一橋慶喜と紀州藩主の徳川慶福にするかをめぐる対立抗争が絡む、そのため、時代は一気に混迷の度合いを強め、このあと紆余曲折のすえ幕府が滅亡への途をたどることになった。「ムーン…

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 わが可能な限りにおいて

    初期フランドル派の画家、ヤン・ファン・エイクといえば15世紀の北ヨーロッパ でもっとも重要な画家の一人と見なされているが、彼の作品に『赤いターバンの男』という絵があるが、額縁を見ると「ALSICH KANN」と署名に刻まれている。これは「わが可能な限りにおいて」という意味で、芸術家としての矜持が感じられる。それまでの画家はみずからを職人と認識している者ばかりだったが、ヤンはみずからを芸術家として認識していた。このヤンの思考が「画家=芸術家」という自己認識の確立に大きく寄与した。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。そうです、我が可能な限りにおいて読書をしているのみです。私は芸術家でもなく単…

  • 帰郷 大佛次郎

    これは新潮文庫の旧版で、私がおそらく10代の頃に販売していたものではなかろうか。恐ろしく字が小さい。大佛次郎の「帰郷」は夙に有名な小説で、昭和二十三年毎日新聞に連載され、執筆当時、筆者は癌病の疑いに悩み、これを最後の作品と覚悟していたが杞憂に終わり、思いがけず本作は異常な成功を収めたものとなり、翌年、芸術院文学賞を受賞した。併し、私はここ数十年本作のことをすっかり失念していて、先日、ワゴンの100均セールで見つけ購入した。物語は複数の人物が絡み合い、終戦間際のマレーシアから始まる。海軍の牛木利貞少将、他人の罪をきて海軍の公金を持ち逃げ、欧州で生活する同期の守屋恭吾。戦中のマレーシアに単身出かけ…

  • マディソン・ビアー Part.2

    マディソンさん、アナタカッコいいですね。どうしてあちらの方はビキニなんか着て堂々と砂浜なんか歩けるのですか。 臆するところがありませんよね。 そこが出来る女の凄さです。 惚れました、アナタに惚れました。 一緒に海辺を歩いてください。 きっとお似合いの二人になれると思いましよ。

  • 滝平二郎 part.36

    かいつぶり 村のかじや もらい風呂 春を待つ 注連縄 年の瀬 暮れる お正月さま 獅子舞い 初春

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 艦船職員服務規程

    昭和20年4月7日正午過ぎ、戦艦大和が初めて米軍機と接触した。ここに壮絶な大和最後の決戦が繰り広げられる。決戦空しく、部下から「注排水指揮所も破壊し、傾斜復元の手段は尽きました。総員を最上甲板に上げてください」、と有賀艦長に報告され、有賀艦長から総員を最上甲板、の命令が発せられ。有賀艦長は体を船体に縛り付け、大和と共に沈むことを選んだ。よく艦長は艦と運命を共にするのが習い、と思っている人がいるが、日本の海軍にはそのようなことはない。「艦船職員服務規程」において、艦長の義務としては、第三十三条に「艦長は其の艦遭難に際して之を救護するの術全く尽きたるときは、御写真を守護し乗員の生命を救助し且重要な…

  • 塞王の楯 今村翔吾

    その昔、滋賀県の大津に2度行ったことがある。一度目は27歳ぐらいだったが、何気なく狭い通りを歩いていると、明治24年5月に起きた「露国皇太子遭難之地」の石碑に出くわした。この事件に関してはそれ以前から知ってはいたが、あまりの偶然にビックリした。想像していたより遥かに狭い道幅で、当時、ここを人力車で走るには一車線の広さしかない。両側には巡査が整列して警護に当たっていたが、その中の一人、津田三蔵が皇太子を切りつけ、明治天皇がお見舞いに行くほどの大事件になった。その現場から東に琵琶湖まで突き抜ける辺りに大津城跡がある。迂闊なことに本作を知るまで関ヶ原の合戦が起こるその日まで、大津城の籠城戦があったこ…

  • マリリン・モンロー Part.71

    おお、マリリン、愛しのマリリン、アナタは私だけのものです。そうですよねマリリン、アナタしかいません。 私にとって女はアナタだけなんです。 頭の中はアナタだけなんですよ。 お願いですマリリン、私はダメオのもだと言ってください。 結婚しましょ、今すぐ、もう誰にも渡したくありません。

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