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思いを。 言葉を。 もっと、強く強く。 それが『ポエティッシモ』。

一人前の詩人になりたくて、詩を認(したた)めています。 生まれついての些細な事に揺らぎやすい感情を宥め和ませて くれた言葉や音楽が好きで、いつしか自ら思いを描く様に なっていました。 今この時、日々を送る世の中は悩ましい出来事の最中ですが、 表現の灯を消さない為には、と足掻きながらも現実と空想の 間を行き交っています。

亜季子
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2016/11/29

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  • 華のままで。

    時の砂を攫う色なき風は忽然と命の終焉告げ器を失くした灰が残された小夜の空に満ちる眩い名残黒白(こくびゃく)帯びた歌を聴く為に耳を澄ます裸の櫻の下欠けゆく月に「…

  • 2023/09/06

    【季節の季の記。】蒸せる丑三つにも届く虫の音、涼しい気配にゆっくりと、秋の訪れを感じます。今までどれくらいの時を歪にも大事に詩人として歩んできたかなど、全く意…

  • SPELLBOUND

    貴方が輝かしく巡る満月へ命の際を映していたと知る頃誰もを目眩く魔法にかけたまま満月の傍で一層輝きを増す朽ち果てた鍵盤に身を重ね合わせ音を立てずに浮かべた静かな…

  • Universe

    星が墜ちて星と気付くと人は星を手繰り寄せる事を覚える冬暁(ふゆあかつき)に旅立ちは届けどこれからも軌跡を訪ねるだろう美しい君の歌声が鏤められていく宇宙(そら)…

  • 月 / THE MOON

    諦めの海にすべては沈み静まり返った水の底からもう何を救い出す力もないでくのぼうと思い知った暗澹たる夜降(よぐた)ちには満ちる事を過ぎた月がまだ、煌々と輝いて継…

  • お知らせ。

    諦めの海にすべては沈み静まり返った水の底から もう何を救い出す力もない。諸般の事情から、詩作及びブログの継続が難しくなりました。当面、当分、どちらも可能性があ…

  • リブログ 『順に巡るその季節に 皆が知るあの花が咲く時。』

    ロス。そんな言葉が胸の内で実にしっくりくる状態で長く続いているのが、シンガー・ソングライター・前野健太さんの『ラジオ100年後』の放送終了。今となってみれば、…

  • 筏(いかだ)。

    今にもバラバラに砕けてしまいそうな頼りなく揺れる筏の様な暮らしさ高くなる空が届かぬものを遠ざけ夢を見た日はもう跡形もない砂子いつまでも手を繋ぎ眠る夜(よ)さえ…

  • 夜半(よわ)のなごり。

    虫の音も私(わたくし)も夜半のなごりに溶けてささやかな月星に守られていると知る寝もやらず過ぐままに触れる無風優しく桂花香る兆しが暗がりを灯し出す。copyri…

  • リブログ 『彼岸花。』

    モチーフとした同級生が事故で急逝し、30年が経過するこの時に、僭越ながらもう一度詩を目に触れて頂きたくって。私も翌年には学校生活に躓いたが故に、すべてを閉ざす…

  • わたしのお気に入りフォト【風景部門】

     2017/1/24 A.M 6:27みなとみらいの魔法にかかった夜明け。読んでくれて、ありがとう。 

  • クスノキの下で。

    幼子が目隠し遊びの布を解けば暗い言葉と侘しさに辺りは包まれクスノキに宿れど弾(はじ)かれている気がした頑是(がんぜ)ない内に失われた光探し誇りを持てなかった生…

  • 焼け野原は今も。

    後は野となれ山となれと末(すえ)まで焼き尽くされたはずが重なる嘘で煤けた街栄華(えいが)を植え込まれ久しい名無し草の暮らしを燃しては色濃く上がり続く煙失われた…

  • あの日の少年。

    片手に満たぬ白い紙切れの重さ身に沁む文披月(ふみひらきづき)笹の葉色紙(いろがみ)を潜りながら差し掛かるY字路の手前であの日の少年が今も佇むデモの隊列に並ぶ街…

  • 夢見(ゆめみ)。

    これが最後かもしれないと思いはいつでも消ゆる事なく浅はかに立ち入った道の茨の痛みに気が遠くなる摘まれる恐れを抱(いだ)きながら私を託した花よ鳥よまだ束ねた言の…

  • デラシネ。

    望まず置かれた場所で秘するが花となり切れず摘まれる事から逃れてあらん限り守った夢厭(いと)われても根を張ろうと生き恥を曝しても尚心は檻を拵(こしら)えてやがて…

  • 散華(さんげ)。

    桜散り敷かれた歩道の曲がり角風が手に託した淡い命の跡その一片(ひとひら)離せず庇いながら仰ぐ夢現(ゆめうつつ)の小間に馳せる戦火の街望みもしなかった惨鼻(さん…

  • 25years

    嵐と凪を抱え光と影を湛え海に宛てた恋文捧げる朝夕(あしたゆうべ)愛を受けて止まない思い掛ける風景羨むその姿に焦がれた月日が過ぎ慰むべき命へ傷を深める瀬々(せぜ…

  • 2月24日。

    冷たい眼差しに侵された空の下炎を逃れた子供達が縫いぐるみに憩う誰(た)が争いかも解らぬまま安寧は国境に引かれた深い溝に囚われていく青き流れを煙が閉ざし手にも掬…

  • 灯りの元へ。

    名の付けられた清(さや)かな星が 睫毛を滑り夜(よ)を告げたなら冬耐(た)う花も灯りの元へ掛け替えのない暫時(ざんじ)を束ね惑う明け暮れ探す瞬(またた)き言葉…

  • お知らせ。

    ずっと色々悩んでいたのですが、少しブログに触れる事から離れ、休憩の時間を頂きたいと思います。この身に詩(ことば)が戻ります様に。そう年の始めにも願いを放っては…

  • 水色の雪。

    薄玻璃に投げた心は深雪(みゆき)を水色に染めた満つる月光を待たずに終わらない永遠(とわ)を求めた花の顔(かんばせ)湛えては瞳から溢る儚さ小昼(こひる)に託す恋…

  • 空風(からかぜ)。

    この身も今は朽木(くちき)に等しいと知れども柔らかく生きられないと思いを隠した赤肌の隙間静かに火を灯しながら聞こえる名のない空風の咽び泣く声この身に熱い火の粉…

  • L'Heure Bleue

    水面が僅か揺れて終わった何も変わらなかった昨日の呟きたい声を飲み込んで溜め息に満ちた彼誰時(かわたれどき)眠れず夜気(やき)の残る外へ出て見上げる空はまだ変わ…

  • ボート。

    舟が浮かぶ黒鉛の海は(ふねがうかぶこくえんのうみは)月光が描き出した影絵(げっこうがえがきだしたかげえ)舟の行く先は私の岐路(ふねのゆくさきはわたしのきろ)訪…

  • プシケ。

    葬られた月日の積(つもり)に灼灼(しゃくしゃく)と赤く彼岸花旅情を忘れた魂の広がる空白へと染み込む慎みに隔てられた声を指に込めた囁きに代えて言葉を選びながら「…

  • リブログ 『秋旻(しゅうびん)。』

    本日は敬愛するミュージシャンのひとり、浜田真理子さんのお誕生日。少し前に存在を初めて知った『情熱大陸』の映像を見つけ、わぁ!と懐かしさに浸る内に真理子さん熱が…

  • 夜長。

    触れ合う事が憚(はばか)られてもあなたへの愛を伝えたくて口唇を重ねたらふたひら色付き出す余さずに包まれたこの身は小さく結わえた金木犀零れてくる涙が もたれた肩…

  • 処暑(2021)。

    夏の花びらがもうすぐ地に解(ほど)けて消えた祭囃子と共に焼けていく線香の匂いの途切れてくる頃も渦を巻く明け暮れにはまだ火が燃える 揺れる影法師が日増しに薄らい…

  • リブログ 『ほしのうた。』

    【季節の季の記。】また齢をひとつ重ねた始まりは、いつもの地味な体調不良から。回復までもう少し時間が欲しく、折角なので一部推敲をした詩のリブログを。ギャンギャン…

  • 燎原(りょうげん)の火。

    草の根を焼き尽くしても尚続く燎原の火すべてが終わった時にはもう何もないかもしれない燻(くゆ)る身が流されていく空蝉のけたたましさよ輪を描く鎖の中で手のひらを翻…

  • 白い紙。

    地上で払われる声を(ちじょうではらわれるこえを)一夜の星に願ったとて(いちやのほしにねがったとて)諦めに染められてしまう(あきらめにそめられてしまう)どれだけ…

  • リブログ 『雨脚。』

    【季節の季の記。】他人から見れば何時まで経っても夢見る夢子ちゃんに映っているであろう私でも、ここ数年は星の元までと望みが掲げられる七夕を心待ちに出来ていない。…

  • 花いきれ。

    胸の底まで蒸せる水無月の花いきれ茂みの中を散り落ちた花びらでもない私に止まない愛とくれた屈託のない時間現し身は儚くも満ちていく事求め雨露が絡む蜘蛛の糸に離れが…

  • さざ波。

    微睡みの波間を(まどろみのなみまを)ふとして寄せ返す(ふとしてよせかえす)昨日は八重の遠(きのうはやえのおち)浮き身を窶す瀬も断たれ(うきみをやつすせもたたれ…

  • ナガミヒナゲシ。

    囲われた更地を染め上げ密に咲く薄橙色風に踊るに相応しきは民草(たみくさ)よりも花の姿足踏みに焦れるだけの日も寡黙な押し葉になれなくて風が命を蔑(さげす)もうと…

  • 花筏。

    時の間(ま)を流る花筏を送ればまた残されていく滞留する二人 春が来ずともと 強がりを見せるほど抱き締められたならどうにも寂しくなるいつか人生のせせらぎを下る頃…

  • 春へ。

    霞む彼方に盗まれた季節を肌が忘れても 帰る場所を知る春が分かたれた時間を埋める布帛(ふはく)で覆い隠されたこの日が光微かでも桜を象る木洩れ陽は柔らかくあなたに…

  • 2021.3.11 14:46

    黙祷に代えて仰いだ空。10年前と大きくかけ離れた暖かい青が呼ぶは哀傷。再生から生まれる新しい景色の鮮やかなる事を。読んでくれて、ありがとう。

  • リブログ 『うたて。』

    書ける内に書いておかなければと春一番に身を押されながら、少し先走って『春隣る。』を投稿させて頂いたので、東日本大震災発生から丸10年となる今日はリブログを。【…

  • 春隣る。

    春は隣と吹き渡る一陣の風来(き)ぬ早さに時までも流されそうになる慄き震える手をさすったあの午後まだ知らずにいた遠き海原の出来事証しひとつ残らぬ無念を思えば潮汐…

  • よまいごと。

    名のみ書き連ねた春の訪れ冷たい風が肺の奥で尖る顔が上がるのは空を見る時だけガス切れのライターも手放せない貴方が煙と逃がす世迷い言先に踏み折れたのは私の心何の為…

  • 自由を謳える様に。

    言葉もろごと囚われ 冷たい壁に覆われ孤独に耐えるあの娘が自由を謳える様に。copyright (C) poetissimo,all rights reserv…

  • 「IMAGINE」が今日も。

    降り注ぐ雪の中は終わりを知らない銀河風を読み違えた時代が溺れた無常さえ止まる現(うつつ)に見る夢いつか手紙を認(したた)めた愛と平和願う人沈黙が貼り付けられた…

  • 睦び月の鈴。

    春の兆しに包まれた道の途中睦び月の約束を込めた鈴が鳴る巡る日常の色合いが少しずつ掠れていく今もこの清しさが続けばと無垢に笑った睦み合う恋人の間で鈴が鳴る散り落…

  • 明けない夜のこと。

    正気を諦めた身が流れ着くだけの幾朝 闇を這い出る代わりに飲み込む言葉を増やすそれは明けない夜のこと手を滑る器の様に命散らしてしまえたら無常の空で烏はかわたれ星…

  • 順に巡るその季節に 皆が知るあの花が咲く時。

    夜の裾で落ち合った逢瀬はいつしか終わり湿(しと)る綺羅星の名残路面を黄赤に包む順に巡るその季節に皆が知るあの花が咲く時また世の中の綺麗事を搔き集めあなたと逢い…

  • リブログ 『空を見る理由がある。』

    【季節の季の記。】心模様を綴って経過した月日が思いの外浅く、小さく驚く。直接言及出来たのがこのタイミングだっただけで、自分を卑下して止まない劣等感の塊の隣で、…

  • 小さな旅。

    看板を掛け替えただけで街並みが違って見えると過ぎ行く人は錯覚する憂いを唄って久しい声と 猶予う暮らしに埋もれた鞄 春が流れて夏が燃えて無垢な子の様にもう一度迎…

  • 2020年の焼け野原。

    覚束無く罪深い俄かに覚めた悪夢は絆(ほだ)された身を放して燃え尽きようとする夏を感傷に掏(す)り替える煙(けむ)に巻かれ返らない2020年の焼け野原を見渡して…

  • 夢に破れても。

    夢に破れても破く事はない道が断たれても歩みは消えない。copyright (C) poetissimo,all rights reserved.読んでくれて、…

  • 灰色。

    逃げ水を追う内に傾き始める夏 生まれ落ちた日の心(うら)寂しきこと瘡蓋に火をつける喘ぎの子守歌が今も響いては煙たさを残す夕立に身を隠し時々音泣(ねな)く余炎精…

  • 恋を覚える。

    雷鳴と青空が目紛しく入れ替わる窮屈な小部屋であなたと覚えた恋書き留められた刹那積み上げられた理想静かに掻き分けてはほとぼりだけ移した行き違う夢に目を瞑り憂(う…

  • 『劇場』

    行定勲監督が又吉直樹さん第二作の恋愛小説を原作とした新作映画、『劇場』(配給:吉本興業)。コロナ禍の影響を受け当初予定の大幅な変更を余儀なくされるも、3ヶ月遅…

  • 雨脚。

    飛沫(しぶき)が視界を遮る内に世界は許容していた厭わず悪夢を見続ける事宥め賺す声に絆されては揺り起こしても目覚めない雨脚がまた強くなる憂き目大雨(たいう)が天…

  • 枯れ紫陽花。

    雨が煙(けぶ)り青みがかるスローモーションの街で項垂れていた紫陽花が恵まれたのはその眼差し予期せぬ出逢いに重ねる蜘蛛の網(い)に絡まる雫愛される事にとつおいつ…

  • 夕焼けが迎えに来る。

    冷たく刺さるものに怯えた僕に夕焼けが迎えに来る花と咲くには不釣り合いでも心を枯らせては生きられず真っ直ぐに赤く染まる道をひとり歩き出そうとしていた跡の見えない…

  • 躑躅。

    夜頃(よごろ)の固い決心も朝影に焼かれ消えゆく臆病風に揺らいだ吊るされたままの制服襟に忍ばせた思いを言えずに押し込めてしまう空(うつ)ろな体持て余し生きるか死…

  • リブログ 『言の花。』

    読んでくれて、ありがとう。【季節の季の記。】この時季は色とりどりの花とは正反対に、気分が落ち込み生気のない日々を送りがち。“気にしい”故、精神的に躱せず溜め込…

  • 寝顔に思う。

    溢る不安を今日も窓を開け放ち逃がす遠ざかり始めた日は掬えど手に取れぬ砂明日に愛を繋ぐ為優しい距離を取る先そぞろごとからいつしか君はうたた寝の最中(さなか)いつ…

  • コントの灯(ひ)。

    物心が付くか付かないかの境目辺り、当時の残像にあるひとつが『飛べ!孫悟空』の半纏(はんてん)。放送自体は薄れてしまったけれど、朱色っぽい布地に人形劇の姿を模し…

  • 玻璃の桜。

    灯火を守る為取り繕われていく薄玻璃の日日(にちにち)につと桜は開いて風が揺らす花房さざめきが陽に溶ける守るべき灯火は明日をも知れぬ命逡巡(しゅんじゅん)の春に…

  • 花催い。

    突として吹き募る時の風に煽られ咲く花よりも早く散り散りになった子ら萌ゆる歳月を摘まれる様に立ち入りを禁じられた教室小さな手から落ちた悔しみが拾われる事なく埃を…

  • リブログ 『花になれない棘を抱いて。』

    読んでくれて、ありがとう。【季節の季の記。】想像力のない人達の行為を野放しにしていると、いつかあなたの生活の全てが跡形なく壊れてしまうけれど、それでいいの?噛…

  • また空は暮れ初(そ)めて。

    影を伸ばし始めた陽だまりに溶ける懐かしい声色と響くアルペジオ眠り逃した夜明けラジオから流れた忘れじの歌声が静かに重なる見慣れない横顔に見憶えある笑み何処となく…

  • みそかごと。

    綺羅を飾る街で君と覚えていく密か事の味を伽藍洞の街でひとり思い出せば胸だけが塞がる部屋は霙模様に凍み設えられた籠の中老い鳥が羽を繕う斑に褪せたその色を気忙しな…

  • 鈴守り。

    残された夜の空気を吸い込み身体の隅まで転がる星屑ひゅるり吹いた風が閑かな街を束ねたまだ人気ない参道の灯りに紛れ仄々と望月の光清しさに佇んで和らぎを覚えていく打…

  • 『今夜 凶暴だから わたし』

    『紅白』のKing Gnuに心射貫かれたまま、気づいたら明けちゃってた!という感覚でしたが(生演奏最高♪)、謹んで新年のお慶びを申し上げます。「あなた」様にと…

  • 秋雨。

    秋雨の夜が誘う涙はあなたを思い出す為に晴れ渡る笑顔を描き静かに回る走馬灯春を告げる囃子(はやし)に包まれた川べりの土手を歩きながらもう一度言えるのかもしれない…

  • 『男はつらいよ 50 おかえり 寅さん』試写会。

    映画第1作から50周年を記念して制作された、『男はつらいよ』の新作にして集大成『男はつらいよ 50 おかえり 寅さん』。今月27日の公開に先駆けた試写会の招待…

  • ポエトリー。

    絶え間ない悲しみならば風に千切れて箒星(ほうきぼし)深い闇夜のファンタジーは優しさを見失わない為狂おしいまでの想いを胸に満たして滔々(とうとう)と流れ続けるセ…

  • 冬の支度を始めよう。

    冬の支度を始めよう木枯らし絡まる星を待つ窓辺で愛も季節で色彩を変えるそう気づいてから長く縒(よ)り合わせてきたあなたとの日々がまた特別になった飾り立てた街がき…

  • リブログ 『恋の季節。』

    冬支度の時。また今年も切な温かい詩が書けたら、との願いを込めて。【季節の季の記。】同じ顔ぶれと映像、歪曲も厭わぬ情報の垂れ流しにまるで手懐けられている様で陰々…

  • 泥の街。

    暮らしを薙ぎ倒した濁流の痕跡に吹き抜けていく風は無常に明日を急かす地と川の境目を失った泥の街に実のない希望の種だけが根を張ろうとしている履き違えた慰みの言葉で…

  • 『岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭in横浜アリーナ2019』

    戦後最大級のカラオケイベントを自称する『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』が送る、『岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭』。第5回の記念大会が、…

  • 秋旻(しゅうびん)。

    秋旻に尾ひれを揺らす魚の淡い光を受ける鱗は真白せめてお前は自由に泳げよ今日に迷わぬしるべの中を張り巡らされた濁世(だくせ)の網を。 copyright (C)…

  • 夏の亡骸。

    風はこの夏も鬣(たてがみ)を揺らし 今際の蝉を掻いていった幹から剥がる仰向けの体を名残惜しむ火花が射抜いた季節が終わると人は言う季節が終わると人は言うが余熱(…

  • リブログ ”日暮らし。”

    本当はこのリブログを15日に、翌日『暁は遠く。』を上げる予定が、思いの外まだ言葉が虫食い状態だった為、どちらもやむなく変更に(ヨヨヨ~←ぽろりの泣き声)。8月…

  • 暁は遠く。

    いずれは立ち枯れても跡なく朽ち落ちても花の如く生き愛でられたかった恵みの雨を待つままに色づく盛りが過ぎて命を託す種もない夢開く事を信じ焦がれた暁は遠く夕べの決…

  • 身の程知らずが夢を見て。

    何処かで遠く響いた音だけの花火がまた夏を連れてくるペトリコールに混ざって落とされた命はまだ夢を見ている点在する銀河には読めない救いを求め焦燥を燃やした走り書き…

  • リブログ 『市民の歌。』

    6月唯一の更新となり恥じるべきですが、前回の『私語(ささめごと)。』をご高覧頂き心より御礼申し上げます。(一行だけ後日手直ししました。)創作の停滞と体調の不定…

  • 私語(ささめごと)。

    同じ色には二度と会えない紫陽花に守りたいと思ったこの恋を重ねる飛花落葉の寄る辺ない時の中からいつしか繋がっていた小さな偶然「がんじがらめ」刻み付いた愛の言葉が…

  • リブログ 『Rebirther』

    去る5月2日は、忌野清志郎さんが天に召されて10年という節目。当時、再始動したばかりのUNICORNのライヴから帰路につく途中で訃報が入り、それは大きな驚きに…

  • 煙。

    あの日絶つはずだった若い命が重ねた生き惑う事遥か歳月だけが消えない煙となって空まで燻(くゆ)る今も行方が知れないのは電車が差し掛かる新宿駅のホームから飛び立っ…

  • 桜花(さくらばな)。

    漂う桜は霞む光となりて浮かれ騒いだ時代の岐路を飾る水へ流れ込む忘れ物ばかりの春掬い取り願う次代に咲き撓(おお)る事を。copyright (C) poetis…

  • 『handmade works 2019』ライブビューイング

    バナナマン×東京03のコントユニット・handmade worksが、この度6年ぶりの復活。今回は映画館のライブビューイングで観賞となり、俳優座劇場のあの独特…

  • 詠み人知らず。

    氷雨を拭った空から徐(おもむろ)に零れ出す星あの日の思いを継ぎ合わせ忘れ得ぬ記憶を敷き詰める時の波がどれだけ攫(さら)えど泡沫さえ抱え生きてきた詠み人知らずの…

  • リブログ ”美命(みこと)。”

    震災をテーマに幾つか書いてきたが、この詩がより“私の3.11”―関東の中で震度6強を経験した事象に基づいている。日常に追われながらもあの日を思い、あの日は今も…

  • 名のみの春。

    立つ湯気の白く濃い様(さま)にまだ冬の最中と息を吐く街を冷やす雨は甘露となり点在する心を近づける恋人の頬を舞う季節外れの蝶言葉の奥の愛を掬(きく)してどうか行…

  • リブログ 『be my valentine』

    詩作がすこぶる捗っていない為、同じ2月14日に宛てた一編を。書いたのが震災発生の前月。読み返す毎に色々な面でもうこの頃には戻れないんだなと、複雑な気持ちになり…

  • 慕情。

    君の心臓のそば頬をつけた肌から命の匂いがした空に近い一夜の巣の中途絶えのないしじまに囲われ開(はだ)く慕情は見失いそうな愛の道標東京タワーのそば錫(すず)色に…

  • 柴又帝釈天へ。

    この前の大安吉日、しっかりした初詣に出かけた流れで、柴又帝釈天まで久しぶりに足を伸ばしました。ひょんな繋がりが出来たのは、私がまだ記憶も覚束ない齢(よわい)の…

  • 本年も宜しくお願いします。(*´◇`*)

    謹んで初春のお慶びを寿ぎ申し上げます。しっかりした初詣は少し人出が落ち着いてからなので、風邪をひかない様に控え目に過ごす年始でした。星占いによれば、今年は愛や…

  • セロファンの月。

    み空に消えていくセロファンの月襞(ひだ)を揺らしている青いベールの先時を問わず集めた愛の言葉だけ身に付け明日(あす)へ続く窓を開けたなら電線に残される糠星の息…

  • 琥珀色。

    細切れの眠りを繋いでかろうじて僕等の夜はある逢えない日の砂の味を溶かすのは琥珀色の水面を挟む時ひとさじの言葉で広がる笑顔と器の底に残る優しい気持ち秋が音無く…

  • 木枯らしまだか。

    体は冬を待ち侘びて心は春を耐えて待つ小瓶に詰めた夜の底で木枯らしまだかと揺れ動く木枯らしおいでと呼んでいる。copyright (C) poetissimo,…

  • 終夜灯。

    悩ましいだけの夜も声と歌を灯したなら終夜灯の様にラジオは消えずに続く漠とした闇を渡ってはやがて雲切れへと飛び立つどんな人の元にも魔法がかかるまで狂おしいほどの…

  • 『岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭in横浜アリーナ2018』

    木曜深夜1時『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』ヘビーリスナーが、年に一度バカになれるお祭り。第4回を数える『岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡…

  • チャットモンチーのベストアルバム特設サイトで・・・。

    13年に渡る活動を完結し早3ヶ月、本日、音源のベストアルバム『BEST MONCHY 1 -Listening-』が発売となるチャットモンチー。発売に先駆け、…

  • 暗礁。

    暗礁に乗り上げても進み続けた舟は人の心をも傷つけた安住を知らぬままに張り詰めた意地の帆で闇夜の灯火を目指した。copyright (C) poetissimo…

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