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  • 心に響く!!名経営者の言葉No.002

    PHP『心に響く・名経営者の言葉』第1章ビジネスチャンスのつかみ方「不平はエネルギーだ。人間は不平がなければ、働く意欲を失ってしまう」小川栄一・藤田観光の創業者・元社長すべてに満足していてはモチベーション(やる気)を発揮することはできない。人間は空腹だからこそ、食物を得ようと努力するのだ。それこそが、ハングリー精神だろう。不平や不満があることを嘆くのではなく、そのことに感謝して生きる力にしたいものだ。心に響く!!名経営者の言葉No.002

  • 心に響く!!名経営者の言葉No.001

    PHP『心に響く・名経営者の言葉』第1章ビジネスチャンスのつかみ方「与えられた仕事を命じられたままトレースするのではなく、自分の持つ知識・能力・技術・アイデアをプラスし、自分の足跡を残せ」井植歳男・三洋電機創業者(1902~1969)豊臣秀吉は、信長に命じられたわけでもないのに、草履を懐で温めていた。これが、出世のきっかけになったのは有名な話だ。現在のビジネスシーンでも、いわれたことをいわれたとおりにやっているだけでは頭角を現すことはできない。「自分なりの工夫を加えられないか」をいつも念頭に置く必要がある。心に響く!!名経営者の言葉No.001

  • 前向きに生きる100の言葉(No055)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないとき光徳寺坊守・作家・井上雪さんの”ことば”『心にゆとりのある暮らし』いくつになっても、朝起きて、何かすることがある、それが死ぬ日まである、それが人間としてもっともしあわせなことでしょう。その基本に、死生観が存在します。今を大切に生きる、その根っこにあるのが、心にゆとりのある暮らしに私は思います。人間とは浅くつきあい、神仏と深くつきあう、そうすればおのずと心にゆとりが生まれましょう。井上雪さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・今を大切に生きる、その根っこにあるのが、心にゆとりのある暮らしに私は思います。人間とは浅くつきあい、神仏と深くつきあう、そうすればおのずと心にゆとりが生まれましょう。・・・・かな?。前向きに生きる100の言葉(No055)

  • 前向きに生きる100の言葉(No054)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないときマラソンランナー・宋毅さんの”ことば”『うまいといわれる生き方より、いい生き方を』ただ本当に走るのが好きで、走り続けているうちに、キャリア的なこと、年齢的なこともあって、この走ることの世界の中で後進を指導する立場になった。ただそれだけのことだ。確かに、好きな世界で生活ができるということは幸運なことに違いない。しかしそのことがうまい生き方なのかどうかは、自分ではわからない。好きなことを続けていられるということで、僕自身とても幸せだと感謝している。うまい生き方かどうかは別にして、いい生き方をしてるなとは言えるかも知れない。宋毅さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・好きなことを続けていられるということで、僕自身とても幸...前向きに生きる100の言葉(No054)

  • 前向きに生きる100の言葉(No0525)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないとき駒澤大学講師・秋山さと子さんの”ことば”『夢は豊かに持ちたいもの』よく私は夢見がちな人と言われることがある。しかし、ただ夢だけで、現実とまったく離れてしまったら、夢などはつまらない自分勝手な考えでしかない。しかし、一見、現実と関係のないようなファンタジー・でも、そこから毎日の生活に役立つなにものかを得られるとしたら、夢は大きく、ファンタジーは豊かな方がいいにきまっている。秋山さと子さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・一見、現実と関係のないようなファンタジー・でも、そこから毎日の生活に役立つなにものかを得られるとしたら、夢は大きく、ファンタジーは豊かな方がいいにきまっている。・・・・かな?。前向きに生きる100の言葉(No0525)

  • 前向きに生きる100の言葉(No051)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないときキャスター・福島敦子さんの”ことば”だ『認めるということ』どんな相手に対しても愛情を持てるというのは、言葉で言うほど簡単なものではないだろう。それは相手の主義主張、思想、これまでの生き様、夢・・・・すべてのものを受け入れるということだろう。たとえ、それが自分白身とは相容れないものであっても、それを認めるということだと思う。それには、自分をしっかりと持った上で、自分の心の間口はひろく、奥行きがあり、柔軟性がなければいけない、つまりそれが豊かな心なのではないだろうか。福島敦子さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・自分をしっかりと持った上で、自分の心の間口はひろく、奥行きがあり、柔軟性がなければいけない、つまりそれが豊...前向きに生きる100の言葉(No051)

  • 前向きに生きる100の言葉(No051)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないとき評論家・樋口恵子さんの”ことば”『にもかかわらず笑うこと』ユーモアとは「にもかかわらず笑うこと」と言った人がいる。心のゆとりとは、まさにこのユーモアの精神があることだと私は思う。全神経を集中しなければ生きられないような正念場においても、他の美しいものを見れば美しいと感じ、悲しむべきときには他者のために涙を注ぐことができる。いつも自分のことだけでなく、なにかを受け入れる心のゆとりがなかったら、「にもかかわらず笑うこと」などできっこない。樋口恵子さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・・いつも自分のことだけでなく、なにかを受け入れる心のゆとりがなかったら、「にもかかわらず笑うこと」などできっこない。・・・かな?。前向きに生きる100の言葉(No051)

  • 前向きに生きる100の言葉(No050)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないときお茶の水女子大学名誉教授・外山滋比古さんの”ことば”『長所と短所があるからおもしろい』われわれの人間関係もリズムがあってこそ生きてくる。欠点がない人間はないし、長所のない人間もないが、その長短の組み合わせがおもしろいのである。親友などがしばしば正反対の性格であるためにかえって生き生きした友情を持続させていることがすくなくない。外山滋比古さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・われわれの人間関係もリズムがあってこそ生きてくる。欠点がない人間はないし、長所のない人間もないが、その長短の組み合わせがおもしろいのである。・・・・かな?。前向きに生きる100の言葉(No050)

  • 前向きに生きる100の言葉(No049)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないとき日本テレビアナウンサー・徳光和夫さんの”ことば”『伝家の宝刀はあまり抜かないほうはが・・・・・』ほんとうのホンネを言いたくても言えないことがある。むしろ、その方が多いかもしれない。人間としての弱さが、そうさせてしまうのだろう。だが、その弱さを見つめ、挫折をバネに生きているような人が発するホンネには、耳を傾けざるを得ないことがあるような気がする。それにしても、人は、ホンネだけで生きることはできない。人と接しながら生きる以上、おのずから相手に対して配慮と気働きをすることが大事だと思う。ほんとうのホンネは伝家の宝刀のようなもの。これはあまり抜かないほうがいいのではあるまいか。徳光和夫さんのことば!!ポイントは・・・・・・・...前向きに生きる100の言葉(No049)

  • 前向きに生きる100の言葉(No048)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないときフォーク・シンガー・高石ともやさんの”ことば”『私の太陽は、私です』家族と友人と仲間と心楽しくつき合い続けるためにもそばの暖かい人に頼るのではなく共に輝きながら生きたいと思う。”私の太陽は、私です”と、そう言えるようになりたいのです。私自身がこんなに輝いている。その上に素敵なあなたが近くにいるから毎日がこんなに楽しい。そんなふうにまた生き直してみたいのです。各々が太陽になれるはずですよね。高石ともやさんのことば!!ポイントは・・・・・・・・・私自身がこんなに輝いている。その上に素敵なあなたが近くにいるから毎日がこんなに楽しい。そんなふうにまた生き直してみたいのです。各々が太陽になれるはず・・・・かな?。前向きに生きる100の言葉(No048)

  • 前向きに生きる100の言葉(No060)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないとき作家・源氏慶太さんの”ことば”『甘えることの出来る仕合せ』人生は甘えることの出来る仕合わせがたしかにある。同時に、甘えられることの出来る仕合わせということもたしかにあるのでなかろうか。いい返せば、この世の中に甘えることの出来る人が一人でもいてくれたらそれだけで仕合わせである。また、自分に甘えてくれる人が一人でもいてくれたらそれだけで仕合わせである。これを逆に、この世に自分に甘えてくれる人が1人もいなく、甘えることの出来る人も1人もいないとしたら、その人にとってこの人生は、およそ索漠たるものになってしまうに違いない。その日々が砂を噛むような孤独である。源氏慶太さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・この世の中に甘える...前向きに生きる100の言葉(No060)

  • 前向きに生きる100の言葉(No045)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないとき映画評論家・小森和子さんの”ことば”『せっかくの人生を幸福を感じていきたい』どんなに落ち込む目に遇っても、神様が私をより鍛えるための試練と信じて何とか奮起。そして命あるかぎり、男は男盛り、女は女盛りと信じてもいるから、好きなおしゃれもし、せっかくの人生を一瞬一瞬でも、できるだけ幸福を感じて生きたいと願う。また幸運なことに私はよろず分相応で、大望など抱かぬせいか、他人から見ればホンのささいなことにも幸福を感じられるらしい。でも、この感じる、ということは、物などもつことより無限の展がりをもつものだ。小森和子さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・他人から見ればホンのささいなことにも幸福を感じられるらしい。でも、この感じ...前向きに生きる100の言葉(No045)

  • 前向きに生きる100の言葉(No044)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないとき作家・淀川長冶さんの”ことば”『心のときめき』ひとから与えられた親切への「心のときめき」、あるいは自分とは関係もなく道路上で発見した「ある人がある人に行なった親切」、そういうものへの「心のときめき」、そういうものに「心のときめき」を感じることのできる幸せ、これもまたまことに大切である。そしてそれらは大きな「心のときめき」を昧わった人こそが持てる幸せである。感情をゆたかに美しく持つ第一のものこそは「心のときめき」を常に持つことである。淀川長冶さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・「心のときめき」を感じることのできる幸せ、これもまたまことに大切である。そしてそれらは大きな「心のときめき」を昧わった人こそが持てる幸せで...前向きに生きる100の言葉(No044)

  • 前向きに生きる100の言葉(No044)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないとき作家・淀川長冶さんの”ことば”『心のときめき』ひとから与えられた親切への「心のときめき」、あるいは自分とは関係もなく道路上で発見した「ある人がある人に行なった親切」、そういうものへの「心のときめき」、そういうものに「心のときめき」を感じることのできる幸せ、これもまたまことに大切である。そしてそれらは大きな「心のときめき」を昧わった人こそが持てる幸せである。感情をゆたかに美しく持つ第一のものこそは「心のときめき」を常に持つことである。淀川長冶さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・「心のときめき」を感じることのできる幸せ、これもまたまことに大切である。そしてそれらは大きな「心のときめき」を昧わった人こそが持てる幸せで...前向きに生きる100の言葉(No044)

  • 前向きに生きる100の言葉(No043)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないとき作家・阿奈井文彦さんの”ことば”『コンナハズジャナカッタ』男と女の関係でも、しばしば素直に相手を見なかったために、ひどい誤解が生じることがあります。その結果、裏切られた、こんなはずではなかったと、それを相手のせいにしてしまいます。たしかに、虚をつかれ、裏切られることは、自分の度量の狭さを思い知らされて、苦しいけれど、何度も裏切られてゆくうちに、ものごとの本質が見えてくると思います。相手に対する思いやりも生まれるのです。阿奈井文彦さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・何度も裏切られてゆくうちに、ものごとの本質が見えてくると思います。相手に対する思いやりも生まれるのです。・・・・・・かな?。前向きに生きる100の言葉(No043)

  • 前向きに生きる100の言葉(No042)

    前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないとき同時通訳者・鳥飼玖美子さんの”ことば”『年齢との鬼ごっこは、おしまい』やっとたどりついたこの年齢が、どう考えても今までで一番充実していて豊かなような気がする。ある程度の基礎づくりは終わった、さあ、これから本当の人生が始まるんだ、といった感じなのだ。年齢との鬼ごっこは、もうおしまい。これからはゆったりとじっくりと生きていきたいと思っている。鳥飼玖美子さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・これから本当の人生が始まるんだ、といった感じなのだ。年齢との鬼ごっこは、もうおしまい。これからはゆったりとじっくりと生きていきたいと思っている。・・・・・・・・『今をより善く生きるしかない!!』・・・・・かな?。耶馬の峯に巣食ったハチ...前向きに生きる100の言葉(No042)

  • 前向きに生きる100の言葉(No041)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないとき作家・阿奈井文彦さんの”ことば”『コンナハズジャナカッタ』男と女の関係でも、しばしば素直に相手を見なかったために、ひどい誤解が生じることがあります。その結果、裏切られた、こんなはずではなかったと、それを相手のせいにしてしまいます。たしかに、虚をつかれ、裏切られることは、自分の度量の狭さを思い知らされて、苦しいけれど、何度も裏切られてゆくうちに、ものごとの本質が見えてくると思います。相手に対する思いやりも生まれるのです。阿奈井文彦さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・何度も裏切られてゆくうちに、ものごとの本質が見えてくると思います。相手に対する思いやりも生まれるのです。・・・・・かな?。」前向きに生きる100の言葉(No041)

  • 前向きに生きる100の言葉(No085)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないとき作家・郷静子こさんの”ことば”『出来るだけ無理をしない』この「無理しない主義」は、基本的には二十歳の頃の病床で培われたものである。どんなにあがいても、駄目なときは駄目なのだということを骨身にしみてわかった時代であった。それから、最悪のつぎには、最悪より少しはマシな状態になる、ということがわかった時代でもあった。花の二十歳を挫折と病気の中で過ごしたことは不幸ではあったが、しかし、その年齢で不幸を不幸だけに終わらせない不思議な力が、人間の内がわには秘められていることを知ったのは、幸福だったといわなければならないだろう。自分が見かけよりは、はるかにしたたかな人間であることを最初に発見したのも、この頃である。郷静子さんのこと...前向きに生きる100の言葉(No085)

  • 前向きに生きる100の言葉(No039)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないとき作家・川村晃こさんの”ことば”『ゴーイング・マイ・ウェイ』現代は一般に親も子も、高い地位につき、多くの収入をえることが、ただちに生きがいやしあわせにつながるように思っているらしいが、これも流行性の錯覚というほかない。あまりに貧乏ではまずいけれども、ふつう、生きがいやしあわせはその人の人生観と人間関係に大きく左右される。そのことを忘れてキョロキョロするようでは、いつまでたっても自信などもてるはずがない。川村晃さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・あまりに貧乏ではまずいけれども、ふつう、生きがいやしあわせはその人の人生観と人間関係に大きく左右される・・・・・かな?。前向きに生きる100の言葉(No039)

  • 前向きに生きる100の言葉(No038)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないとき漫画家・みつはしちかこさんの”ことば”『片思いのままでいい』それまでの私にとって、生きることはいつでもしんどいことであり、恥をかくこと、踏みつけられることだとしか思われなかったのが、いつしか、生きることは、細々と、美しいものたちとの出会いの連なりであると、感じられるようになったのである。それからの私の片思いは、なにも人間に限らない。花、鳥、草、木、空、雲、風、雨、雪、虫……、好き、と思うものすべてが片思いの対象なのである。そして、いつまでも片思いのままでいいと思っている。みつはしちかこさんのことば!!ポイントは・・・・・・・・生きることは、細々と、美しいものたちとの出会いの連なりであると、感じられるようになったのであ...前向きに生きる100の言葉(No038)

  • 前向きに生きる100の言葉(No037)

    前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないとき漫画家・里中満智子さんの”ことば”『あきらめず、恐れず』言葉を尽くそうとして、かえって気まずくなってしまう場合がある。わかってほしいと願うあまり、いろんな言葉を使い過ぎて、何か言いたいかわからなくなってしまったりもする。・・・・適切な言葉をなるべく沢山知っておくこと・・・・・それが大切だ。そしてそれ以上に大切なのは・・・・この気持ちをどうか、わかってほしい・・・・という熱意だ。あきらめず、恐れず、人と接し、もし自分が相手の言うことを「不愉快だ」と思ったら、そう思った自分の受け止め方に誤解はなかったかどうか、もう一度、素直に相手の真意を聞き直すゆとりを持ちたい。誤解されたくないなら、まず自分が人を誤解したまますませようと...前向きに生きる100の言葉(No037)

  • 前向きに生きる100の言葉(No036)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないときに作家・澤地久枝さんの”ことば”『「強い心」などありはしない』人の心は弱く、そして脆(もろ)い。だからこそ努力して意志的な人間に自分を鍛え、「わが人生」を生きてゆかざるを得ないことになる。そして、この試練に自ら勝ち得た人は、心の強さといっしょに、他人に対する優しさと思いやりを存分に身につけてゆくことになるのではないだろうか。澤地久枝さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・試練に自ら勝ち得た人は、心の強さといっしょに、他人に対する優しさと思いやりを存分に身につけてゆくことになる・・・・・かな?。前向きに生きる100の言葉(No036)

  • 前向きに生きる100の言葉(No035)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないときに作家・黒井千次さんの”ことば”『見える部分より見えない部分の方がはるかに大きい』ある小さなきっかけで人が本当に変わるのだとしたら、彼の中にそれを許すような長い蓄積があったに違いないのだ。小さなきっかけとは、必然の力を現実のものとするための偶然の手がかりであるに過ぎない。いうまでもなく、ここで大切なのは偶然のきっかけよりも蓄積されていたエネルギーの方である。見える部分より見えない部分の方がはるかに大きいのは、なにも氷山だけではない。もしも人間が変わり得るとしたら、それは長い長い道のりを歩いた末のことである、とぼくは考えたい。黒井千次さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・見える部分より見えない部分の方がはるかに大き...前向きに生きる100の言葉(No035)

  • 前向きに生きる100の言葉(No034)

    『前向きに生きる100の言葉』第4章幸せな人生をおくることば・・・・・・悩みから抜け出せないときに映画監督・大島渚さんの”ことば”『喜ぶべきことによいこと、楽しいことがあれば、私はいつでも素直に喜んだ。時々、喜ぶべきことに素直に喜べない人間がいる。そういう人を私は好きにはなれなかった。そういう人とは自然に挟をわかった。私の周囲にはいつも笑い声が絶えないようでありたかったし、事実そうだった。しかし、そういうことに、ある時期までは自覚的ではなかったと思う。四十をすぎて、自覚的にもそうありたいと思うようになった。自分から素直になりたいと思うようになったのである。大島渚さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・しかし、そういうことに、ある時期までは自覚的ではなかったと思う。四十をすぎて、自覚的にもそうありたいと思うよう...前向きに生きる100の言葉(No034)

  • 前向きに生きる100の言葉(No033)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに中京大学体育学部教授・室伏重信さんの”ことば”『正しい自己評価を』スポーツの世界に限らず、何か目標に向かって進もうとすれば、まず冷静にありのままの自分を知ることだ。過大な評価は自分で自分をつぶしかねないし、逆に「どうせ私の実力はこの程度だ」といった過小評価は人間の持つ潜在能力を眠りこませてしまう。いまの自分にできることは何か、どうすればできることが増えていくだろうか、と考えながら一つひとつ実践を積み重ねるなかで、自分の客観的な実力がかならず見えてくるはずだ。そうやって本当の実力を推し量ることができれば、進むべき目標はおのずから明らかになるのではないだろうか。と室伏重信は言っている室伏重信さんのことば!!ポイントは・・・・・...前向きに生きる100の言葉(No033)

  • 前向きに生きる100の言葉(No071)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに旭化成陸上部監督・宗茂さんの”ことば”『自信喪失が成長のとき』人生において、次々と目標をクリアし、人間的にも成長しているような人はそうそういるものではない。たいていは、自信と自信喪失を繰り返しつつ生きているのである。大事なのは、なにごとにもひたむきに取り組もうとする純粋な気持ちをいかに失わないかだと言えよう。と宗茂さんは言っている宗茂のことば!!ポイントは・・・・・・・・大事なのは、なにごとにもひたむきに取り組もうとする純粋な気持ちをいかに失わないかだと言えよう。・・・・・・かな?。前向きに生きる100の言葉(No071)

  • 前向きに生きる100の言葉(No031)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに劇作家・田中澄江さんの”ことば”『自分を見捨てず、自分を大事にしてゆこう』自分がこんなに欠点だらけの人間だから、弱い人間だから、だからもっとよい人間、強い人間になれるように、神さま助けて下さいと祈る。自分かどうしようもなく自分にとって気に入らぬ存在であっても、自暴自棄になることは許されないと思う。自分にとって自分自身は、最高の支配者ではなく、自分よりももっと偉大な存在の神が、自分を見まもってくれていると思えば、絶望することは、傲慢である。こんな自分でも見まもってくれている神を信じて、いつかは、今よりはよくなるであろう自分に望みをかけてゆこうと思う。自分を見捨てず、自分を大事にしてゆこうと思うのである。と田中澄江は言っている...前向きに生きる100の言葉(No031)

  • 前向きに生きる100の言葉(No030)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに棋士・谷川浩司さんの”ことば”『女神が微笑んでくれるのは』チャンスは誰にでも、平等にやってくると思う。それに気づき、つかむには日頃から真面目にコツコツと努力して、力をつけておかないといけない。でなければ、微笑んでくれるべき女神もスルリとすりぬけていくのではないだろうか。と谷川浩司は言っている谷川浩司のことば!!ポイントは・・・・・・・・日頃から真面目にコツコツと努力し、力をつけよう。そうすれば、微笑んで女神が寄ってくる。・・・・・かな?。前向きに生きる100の言葉(No030)

  • 前向きに生きる100の言葉(No030

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときにフリージャーナリスト・野中ともよさんの”ことば”『挫折は失敗の親方じゃない』挫折は失敗の親方ではないのだ。挫折なんていう言葉はできれば、私の辞書から抹殺してしまいたい。失敗はたくさんあるけれど、成功があるから失敗もあるのだ。ゼロからみれば、失敗も一つのイベントじゃないか。失敗のおかげで自分のいたらなさがみえるのです。それはステキなエネルギーそのもの。ちょっと仲良くしてみてもいいかなあ、と思ったものの勝ちなのです。と野中ともよさんは言っている野中ともよさんのことば!!ポイントは・・・・・・・・失敗はたくさんあるけれど、成功があるから失敗もあるのだ。ゼロからみれば、失敗も一つのイベントじゃないか。失敗のおかげで自分のいたらなさ...前向きに生きる100の言葉(No030

  • 前向きに生きる100の言葉(No028)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに専修大学スピードスケート部監督・黒岩彰さんの”ことば”『無言の助言』ずっと指導していただいていた、恩師とも言うべき前島孝監督のその日の言葉が、今も心に残っている。思えばサラエボの敗北以降、初めて交わした言葉だった。「これまで、どんな言葉をかけても無駄だと恩って、何も言わなかった。この問題は彰自身が解決するしかない問題なんだ」監督も、苦しかったのだと思う。あの敗北に対して、監督として私以上に苦しみ悩んでおられたのかもしれない。そして、挫折し傷ついた心をいやし、立ち直らせるのは本人以外にはなく、周りの人間がどうすることも出来ないのを知っておられたのかも知れない。多くの選手を指導する立場に、今、立ってみて、そのことが痛い程よく分...前向きに生きる100の言葉(No028)

  • 前向きに生きる100の言葉(No028)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに千葉大学教授・多胡輝さんの”ことば”『今日と明日で考えが違っていてもいい』せめて今はこれが自分の考えだ、これをやりたいんだという思いをもって、それを表現してみてはいかがでしょう。それがあなた自身を育て、どのような時代にも処していける自信を生む、一つの生き方になると思うのですが……。と多胡輝さんは言っている多胡輝さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・せめて今はこれが自分の考えだ、これをやりたいんだという思いをもって、それを表現してみる。・・・・・・かな?。前向きに生きる100の言葉(No028)

  • 前向きに生きる100の言葉(No026)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに評論家・櫻木健古さんの”ことば”『ひらきなおる』「ひらきなおる」という言葉・・・・・私はこれを、「開いて・直る」と受け取っている。「開いたら・直る」「開かなければ・直らない」というコトだ。開くとは、「自分を開く」のであろう。自分を開くとは、宗数的な言い方をすれば、「ケチくさい自我を放下する」ことだ。「自分を無にする」ことであり、「我執を捨てる」ことでもある。閉じていた心を開くのだ、といってもよいであろう。直るとは、マッスグになることだ。自己を開いたら、ゆがみ、曲がっていた心がマッスグになる。それで、潜在能力が噴き出てくることになる。人間だれでも、大なり小なり、その自我が「閉じて・曲がって」いる。これを「開いて・直せ」・・・...前向きに生きる100の言葉(No026)

  • 前向きに生きる100の言葉(No064)

    前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに東海大学講師・柔道・山下泰裕さんの”ことば”『勝つために、全智全力を尽くす』たまたま連勝がつづくと、周囲の人びとは今度もまた勝って当然と思いがちであろう。そうした目で見られると、自分もまた、なるべく冒険はせずに安全な道をちを、無意識のうちに抱いてしまう。だが、そこに危険な落とし穴があるような気がするのだ。自らを守るということは大切なことには違いないとは思うが、知らず知らず守勢に回ったとき、そこにはいのちを燃えたたせる何ものかが欠けてしまうように思う。勝つために、全智全力を尽くし、勝つか負けるかの瀬戸際でメラメラと闘争心をたぎらせ、ガムシャラなまでの試合をしえたとき、真に闘い切ったと言えるのではないか。と山下泰裕さんは言ってい...前向きに生きる100の言葉(No064)

  • 前向きに生きる100の言葉(No014)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに評論家・田原総一朗さんの”ことば”『大事なことは失敗をしないことではなく上手に失敗をすること』失敗に失敗を重ねて成功にたどりつく……。その意味でも失敗を恐れていたら絶対に成功はあり得ない……。といって、もちろん、失敗を重ねてさえいれば成功がやってくる、というものでもない。大事なことは、うまく、上手に失敗することだ。失敗で決定的なダメージを受けず、連に成功への1ステップを縮める……。そのためには、間違っても、力みかえって単調な棒球を連投などしないことだ。と田原総一朗さんは言っている爺さん!?田原総一朗さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・大事なことは、うまく、上手に失敗することだ。失敗で決定的なダメージを受けず、連に成功...前向きに生きる100の言葉(No014)

  • 前向きに生きる100の言葉(No023)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときにレポーター・山谷えり子さんの”ことば”『やめたらすべてがゼロになる』苦しいからとやめちゃうのは簡単なこと。でも、やめたらすべてがゼロになる。大切なことは、ヘタでも微力でも続けること。がけもまた道と思って歩けば、突然ポンと視界がひらける瞬間がある。いつもそんなふうに勇気づけるのです。・・・・だって、もう二度とあのころのフテくされたイヤな自分には戻りたくないんですもの。と山谷えり子さんは言っている爺さん!?山谷えり子さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・がけもまた道と思って歩けば、突然ポンと視界がひらける瞬間がある。いつもそんなふうに勇気づけるのです。・・・・だって、もう二度とあのころのフテくされたイヤな自分には戻りたくな...前向きに生きる100の言葉(No023)

  • 前向きに生きる100の言葉(No022)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに作家・長部日出雄さんの”ことば”『まず、自分のテーマを見つけること』まず、自分のテーマを見つけること。そして、友達さがしを、第二のテーマにすること。本当に心を許せる友達がほしい、といつもおもいつめていても、見つかるかどうかわからない。本当に好きになれて熱中できるテーマを、まず見つける。そのテーマについて、ささやかなりとも専門家になり、独自の考えを持つようになれば、個性的なスタイルが生まれる。そうなれば、きっと友達ができます。と長部日出雄さんは言っているね爺さん!?長部日出雄さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・本当に心を許せる友達がほしい、といつもおもいつめていても、見つかるかどうかわからない。本当に好きになれて熱中で...前向きに生きる100の言葉(No022)

  • 前向きに生きる100の言葉(No021)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに俳優・藤田弓子さんの”ことば”『こだわって生きてみる』何でもいいのよね。執着することを見つけて欲しい。こだわって欲しい。みんながひとつずつ執着すれば、自然とそれが大きなエネルギーとなって、次の世代をも燃やしてくれる筈。大体、日本人の血の沸点は高すぎて、なかなか熱くならないのだけどね。と藤田弓子さんは言っている爺さん!?藤田弓子さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・何でもいいのよね。執着することを見つけて欲しい。こだわって欲しい。みんながひとつずつ執着すれば、自然とそれが大きなエネルギーとなって、次の世代をも燃やしてくれる筈。かな?。前向きに生きる100の言葉(No021)

  • 前向きに生きる100の言葉(No021)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに俳優・藤田弓子さんの”ことば”『こだわって生きてみる』何でもいいのよね。執着することを見つけて欲しい。こだわって欲しい。みんながひとつずつ執着すれば、自然とそれが大きなエネルギーとなって、次の世代をも燃やしてくれる筈。大体、日本人の血の沸点は高すぎて、なかなか熱くならないのだけどね。と藤田弓子さんは言っているね爺さん!?藤田弓子さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・何でもいいのよね。執着することを見つけて欲しい。こだわって欲しい。みんながひとつずつ執着すれば、自然とそれが大きなエネルギーとなって、次の世代をも燃やしてくれる筈。かな?。前向きに生きる100の言葉(No021)

  • 前向きに生きる100の言葉(No020)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに作家・豊田有恒さんの”ことば”『なんでも笑いとばしてしまおうものごとを考えるとき、笑いの要素が必要である。既成の権威、定説、常識などをとりはずすためには、笑いが必要である。つまり、いったん、徹底的に茶化し洒落のめして、笑いとばしてしまうのである。そうすれば、硬直化した思いこみがとれる。発想の転換などという言葉が、マスコミでとりあげられるようになったが、そういう標語だけが先走りしているようでは、ほんとうに、そうはならない。掛け声倒れになってしまう。と豊田有恒さんは言っているね爺さん!?豊田有恒さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・徹底的に茶化し洒落のめして、笑いとばしてしまうのである。そうすれば、硬直化した思いこみがとれ...前向きに生きる100の言葉(No020)

  • 前向きに生きる100の言葉(No019)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに国立科学博物館館長・福田繁さんの”ことば”『地平線上に突起を作れ』遥かなる地平線上にポツンと点が見える。だんだん近づいていくと突起が大きくなり、さらに近寄ると衆人渇仰(かつごう)の目標となる、そんな突起を作れという意味である。この言葉は中学時代の校長の教訓であった。これは単に立身出世の道を論したものではない。どんな職業に就こうとも、人のため社会のためになる業績をうちたて、世人の賛仰(さんぎょう)の対象となるよう努力せよ、という趣旨である。いまも忘れない味わいのある言葉である。と福田繁さんは言っているね爺さん!?さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・「これは単に立身出世の道を論したものではない。どんな職業に就こうとも、人...前向きに生きる100の言葉(No019)

  • 前向きに生きる100の言葉(No018)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに作家・中山あい子さんの”ことば”『己れへの意地』無理して肩肘はって、と言うが、人生、かなりのしんどさの中を肩肘はって生きるのが当たり前ではないだろうか。もう駄目、助けて!と、人に頼る生き方は女々しい。何をしたっていい。どぶさらいでも、屑拾いでも、自分の手で働くのが最低の意地である。そしてそれがプライドってものだ。下賤な仕事と言うが仕事に上下はないと思うのも一つ意地である。私はこれで喰っているのだ、という気概が意地である。貧しさに萎えない自立。と中山あい子さんは言っている爺さん!?中山あい子さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・「もう駄目、助けて!と、人に頼る生き方は女々しい。何をしたっていい。どぶさらいでも、屑拾いでも...前向きに生きる100の言葉(No018)

  • 前向きに生きる100の言葉(No017)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに劇画作家・梶原一騎さんの”ことば”『こんなハズではなかった!』こんなハズではなかった……いっぺん、ぶざまに泣き声でわめいてみるもよし。その声は、だんだん低くなるはずだ。くじけず己れを鍛練し、失意や挫折感への”耐性”を培ってゆく精進あるかぎり。と梶原一騎さんは言っている爺さん!?梶原一騎さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・「こんなハズではなかった……いっぺん、ぶざまに泣き声でわめいてみるもよし。その声は、だんだん低くなるはずだ。」かな?。どうかなぁ~~?前向きに生きる100の言葉(No017)

  • 前向きに生きる100の言葉(No016)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに美術家・横尾忠則さんの”ことば”『あせりを超克する』横尾忠則・美術家(1936~)もし一日でも長生きしたければ例え貧しくてもあせらないことである。金があるから長生きできるというものでもない。人間の運命とはこんなものだとわかった者だけがあせらずにすむのだ。つまり意識の問題ということになろうか。一度自分を投げてしまった者は逆境に強いという。自我意識が結局はあせりを生むのである。「私」意識の主張が強いほどあせりも強いはずだ。「どうにでもなれ」というひらき直りの気持ちがあせりを超克するかも知れない。そのためには徹底的にあせりの渦の中に巻き込まれてみるのも必要である。地獄のようなあせりの中から這い上がった人間のみがあせりを超克するの...前向きに生きる100の言葉(No016)

  • 前向きに生きる100の言葉(No015)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに『信頼は心を知ることから』柳原良平・イラストレーター(1931~)要はやはり人の心を知り、考えることがすべての面で大切ではないでしょうか。特にこれからの世界、社会は損得、量の大少といったことの判断ではなく、一人ひとり微妙に異なる心をくみとって自分と相手の考えを大切にすることが信頼を生む大きな条件だと思います。と柳原良平さんは言っているね爺さん!?柳原さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・「特にこれからの世界、社会は損得、量の大少といったことの判断ではなく、一人ひとり微妙に異なる心をくみとって自分と相手の考えを大切にすることが信頼を生む大きな条件だ」かな?。前向きに生きる100の言葉(No015)

  • 前向きに生きる100の言葉(No014)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに俳優・栗原小巻さんの”ことば”だ『眼の前の一歩』栗原小巻・俳優(1945~)わたくしにとって、自分の道とは、ふりかえった時に、あるのでもなく、ずっと先につづいているものでもありません。それらしいものといえば、ただ、眼の前を、切り開いて通っていかなければならないジャングルが、あるだけです。と栗原小巻は言っている。爺さん!?栗原さんのことば!!ポイントは・・・・・・・・「自分の道とは、ふりかえった時に、あるのでもなく、ずっと先につづいているものでもありません。」かな?。前向きに生きる100の言葉(No014)

  • 前向きに生きる100の言葉(No013)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに作家・石川達三さんの”ことば”『ただやみくもに』石川達三・作家(1905~1985)自分で自分を変えることが可能かどうか。なかなか思うようにはいかないだろうと思う。私は(自分を変えよう)などとは思っていなかった。ただやみくもに飛び出して行っただけのことだった。しかし私は社会人として、何か一種の自信を得ていた。「自分ひとりだけなら、どこの国へ行っても俺は生きて行ける……」という自信ができていた。と石川達三は言っている爺さん!!石川達三さんのことば!!ポイントは・・・・「私は(自分を変えよう)などとは思っていなかった。ただやみくもに飛び出して行っただけのことだった。しかし私は社会人として、何か一種の自信を得ていた。」でしょうか前向きに生きる100の言葉(No013)

  • 前向きに生きる100の言葉(No012)

    『前向きに生きる100の言葉』第3章未来をきりひらくことば・・・・・・困難に直面したときに作家・藤本義一さんの”ことば”『内気を自分のものにする』1985年4月号掲載藤本義一・作家(1933~2012)内気は決して臆病ではなくて、繊細だということだし、繊細ということは、曖昧とか複雑といったものではなく、ひとつの物、あるいは一人の人に神経を集中さす能力をもっているためであるとわかってきたのだった。集中能力、素晴らしいではないかと思ったりした。また、受け身とばかり考えないで、受容というふうに考えるようになった。相手の言動を自分はどういうふうに受け容れたならいいかということを考えれば、それだけ自分という人間の器は大きくなっていくのではないかと考えるようになったわけである。と藤本義一は言っている藤本義一さんのことば!!...前向きに生きる100の言葉(No012)

  • 前向きに生きる100の言葉(No011)

    『前向きに生きる100の言葉』第2章毎日を楽しくすることば・・・・・・気持ちがもやもやしたときに。NHKアナウンサー・山根基世さんの”ことば”『暖かく観ること』山根基世・NHKアナウンサー(1948~)優しさの基本は相手を「観る」こと、それも「暖かく観る」ことではないかと思った。観ていればこそ、必要と思われる要所要所で手をさし伸べることもできる。観ずに最初から手をさし出すのは、どこか優越感に通じる。「観る」「見守る」という過程を経て初めて相手の立場に立つこともでき、「剥き出しの優しさ」が「本当の優しさ」になるのではないだろうか。と山根基世さんは言っている。山根基世さんのことば、ポイントはこの部分かな『観ずに最初から手をさし出すのは、どこか優越感に通じる。「観る」「見守る」という過程を経て初めて相手の立場に立つこ...前向きに生きる100の言葉(No011)

  • 前向きに生きる100の言葉(No011)

    『前向きに生きる100の言葉』第2章毎日を楽しくすることば・・・・・・気持ちがもやもやしたときに。コラムニスト・青木雨彦さんの”ことば”『他人の目を気にする』青木雨彦・コラムニスト(1932~1991)他人の目を気にすることは、かならずしも、自分にマイナスになるとは限らない。「他人の目を意識せずに伸び伸びと生きることは、果たして、そんなにいいことだろうか」わたしは、いまでも、ときどきそう考える。今日の言葉!?『「他人の目を意識せずに伸び伸びと生きることは、果たして、そんなにいいことだろうか」わたしは、いまでも、ときどきそう考える。』と青木雨彦さんは言っている。『他人の目を気にする」と青木雨彦さんのことば爺さんはどの様に読み解くかな?さすが、は失礼かな?コラムニスト、短い文章に、纏まっていますよね。愚者の爺さんは...前向きに生きる100の言葉(No011)

  • 前向きに生きる100の言葉(No010)

    『前向きに生きる100の言葉』第2章毎日を楽しくすることば・・・・・・気持ちがもやもやしたときに。ミュージシャン・城之内ミサさんの”ことば”『飾らず、気取らず、無理せずに』城之内ミサ・ミュージシャン(1960~)「私はこうでこういう人間なのです」と言葉で語り尽くさなくても、”自分”は出せる。それは、飾らず、気取らず、無理せずに。つまり等身大の自分でいることに他ならないのではないだろうか。今日の言葉!?『「私はこうでこういう人間なのです」と言葉で語り尽くさなくても、”自分”は出せる。』と城之内ミサさんは言っている。爺さん!?等身大の自分とは「飾らず、気取らず、無理せず」にいることに他ならない。いいね!!心地良い響きがある。自分らしさの真骨頂!?前向きに生きる100の言葉(No010)

  • 前向きに生きる100の言葉(No009)

    『前向きに生きる100の言葉』第2章毎日を楽しくすることば・・・・・・気持ちがもやもやしたときに。作家・笹沢左保さんの”ことば”『人生は経験なり』笹沢左保・作家(1930~2002)結果は出すものではなく、出るものなのだ。石のうえにも三年という。どのようなことでも長きにわたって耐えれば、それ相応の結果が出るというわけである。それが人生の体験というものであり、人生そのものと考えて間違いない。今日の言葉!?『石のうえにも三年という。どのようなことでも長きにわたって耐えれば、それ相応の結果が出るというわけである。それが人生の体験というものであり、人生そのものと考えて間違いない。』と笹沢左保さんは言っている。爺さん!!「結果が出るまでやめない」「継続は力なり」等々、成果!!について先輩(先人)は多くのことばを残している...前向きに生きる100の言葉(No009)

  • 前向きに生きる100の言葉(No008)

    『前向きに生きる100の言葉』第2章毎日を楽しくすることば・・・・・・気持ちがもやもやしたときに。イラストレーター・田村セツコさんの”ことば”『”淋しさ”とつきあう』1980年10月号掲載田村セツコ・イラストレーター(1938~)”淋しさ”を忘れる処方はたぶん、いくらもあるだろうけれど、私はこの頃、忘れたり、まぎらわせたり逃げたりするよりも、その存在をすんなりみとめ、むしろ、一目おいてつきあってみるのが好きになってきた。今日の言葉!?『忘れたり、まぎらわせたり逃げたりするよりも、その存在をすんなりみとめ、むしろ、一目おいてつきあってみるのが好き』と田村セツコさんは言っている。爺さん!?「人はひとりでは生きていけない。」自分を取り巻く多くの万象と関わりながら生きている。ひとりだと思い違って、悩み、苦しみ未来へ不安...前向きに生きる100の言葉(No008)

  • 前向きに生きる100の言葉(No007)

    『前向きに生きる100の言葉』第2章毎日を楽しくすることば・・・・・・気持ちがもやもやしたときにとなる。TVタレシト・萩本欽一さんの座右の銘『いつも自然な形で』思いやり々っていうのは、自分の立場でではなく、相手の気持ちになってものを考えるってことだから、たいへん難しいことかも知れないね。だけども、どんなことをするにしても、ボクは回りの人たちと気持ちよくやっていきたいし、そのためにも、自然な形で思いやりってものが出せるような人間でありたいなって、いつも思ってるの。今日の言葉!?『どんなことをするにしても、ボクは回りの人たちと気持ちよくやっていきたいし、そのためにも、自然な形で思いやりってものが出せるような人間でありたいなって、いつも思ってるの。』と萩本欽一さんは言っている。「人生の達人とは!!」という話、昔、読ん...前向きに生きる100の言葉(No007)

  • 前向きに生きる100の言葉(№006)

    『前向きに生きる100の言葉』第1章心に響く言葉・・・・・・人生にまよったとき茶道家・塩月弥栄子さんの座右の銘『学び---真似る』塩月弥栄子・茶道家(1918~)私は若い方々に、お茶にかぎらず、すべて美しいもの、立派なものはためらわず学びーーーつまり真似からおはじめなさいと申しあげたいのです。それが基礎のデッサンです。けれども真似だけではだめ。たいせつなことはその真似の基礎の上に、あなた自身の個性と創意を生かすくふうをこらし、努力を重ねることです。今日の言葉!?『私は若い方々に、お茶にかぎらず、すべて美しいもの、立派なものはためらわず学びーーーつまり真似からおはじめなさいと申しあげたいのです。それが基礎のデッサンです。』と塩月弥栄子さんは言っている。「子は親の言うことは聞かない、する事を真似る」そして、真似た(...前向きに生きる100の言葉(№006)

  • 前向きに生きる100の言葉より(№005)

    『前向きに生きる100の言葉』第1章心に響く言葉・・・・・・人生にまよったとき評論家・丸岡秀子さんの座右の銘『自分を成長させなければ』丸岡秀子・評論家(1903~1990)自分を成長させることができなければ、他を成長させることはできない。それを、わたしは、若い教師時代、事あるごとに自戒の誓詞とした。いつのことだったか、九十歳を過ぎられた大切な先輩が、孫の成長は早いが、自分の成長は遅々として進まないといわれたことがあった。それを聞いたとき、ご本人は何気なくいわれたのだろうが、わたしはハツとし、まるで警策をしたたか肩に振りおろされたような気がしたのを覚えている。九十歳を過ぎて、なおも「成長」を問われるいのちの確かさに。今日の言葉!?『九十歳を過ぎられた大切な先輩が、孫の成長は早いが、自分の成長は遅々として進まないと...前向きに生きる100の言葉より(№005)

  • 前向きに生きる100の言葉(No004)

    『前向きに生きる100の言葉』第1章心に響く言葉・・・・・・人生にまよったとき作曲家・遠藤実さんの座右の銘『世の中のつめたさをわが師に』遠藤実・作曲家(1932~2008)私にはこれといった学歴はない。しかし、五十になる今も、学校に行きたい願望が心に生きっづけている。貧しさ故に学校に行けなかった私がのちに作曲家となり、その憧れが『高校三年生』『修学旅行』『学園広場』、さらに『せんせい』『同級生』『中学三年生』などの学園ソングを作らせた。この間、時には人生の荒波に流されそうになったり、失敗もあった。そんな時ともすればその責任を他に転じようとしたこともあった。だがいつ頃からか、すべての出来事は自分に原因があり、本当の理はあたたかさの中ではなく、つめたさの中にこそあるのだと感じるようになった。「世の中のつめたさをわが...前向きに生きる100の言葉(No004)

  • 前向きに生きる100の言葉(No003)

    『前向きに生きる100の言葉』第1章心に響く言葉・・・・・・人生にまよったとき野球解説者・川上哲治さんの座右の銘『最後までやりとげろ』川上哲治・野球解説者(1920~2013)私が小学生の頃だ。父とともに凧あげをしていたが凧は風にあおられ、糸がもつれてしまった。早く凧をあげたいとあせった私がナイフで糸を切ろうとした時、父が言った。「糸は一度切ったら二度と一本にはならない。根気よくやればもつれは直る。何事も途中であきらめず最後までやりとげることだ」父も手伝い、一時間ほどで糸はもとにもどった。このひとことは私の心に生き続け、苦境に立つといつもこの言葉が浮かんでくるのだ。今日の言葉!?『父が言った。「糸は一度切ったら二度と一本にはならない。根気よくやればもつれは直る。何事も途中であきらめず最後までやりとげることだ」父...前向きに生きる100の言葉(No003)

  • 前向きに生きる100の言葉(No002)

    『前向きに生きる100の言葉』第1章心に響く言葉・・・・・・人生にまよったときは『いま、あなたの上に現れている能力は、氷山の一角。真の能力は、水中深く深く隠されている』宇野千代・作家(1897~1996)これは私の経験から作った私の標語です。私は満八十五歳になります。今日の言葉!?『一つのことをやり始めると夢中になって、ほかのことを顧みる余裕がなくなるところは、まるで恋愛をしているのと同じだな、と思います。これからも、さまざまな経験をして、水中深く深く隠されている能力を、さがし出したいものと思います。』と宇野千代さんは言っている。どうだろう、爺さん、もう少し、純朴まではいかなくても、それなりに素直だったあの頃の、ハートを呼び起こしてみては!?思い出せば、涙が出るほどの、感動が甦るかも??と・・・・。前向きに生きる100の言葉(No002)

  • 前向きに生きる100の言葉(No001)

    今日から、PHP『前向きに生きる100の言葉』の紹介。多くの先人たちのメッセージに、日々の生活の糧となる言葉を見出し、前向きに生きるヒントを得たいね№001は、あの、手塚治虫さんの言葉『人の一生は重荷を負うて遺き道を行くがごとし急ぐべからず不自由をつねと思えば不足なしいかりは敵と思え』手塚治虫・漫画家(1928~1989)徳川家康の養生訓である。ぼくが少年時代にこのことばを知ったのは、なんとあるマンガ本だった。マンガの人物のふと口ずさんだことばが、ついにぼくの座右の銘になってしまったのだ。若者たちは、なぜかひどくあせって栄光と富を得ようとする。かれらにもあのマンガを読ませたい気がする。今日の言葉!?『徳川家康の養生訓である。ぼくが少年時代にこのことばを知ったのは、なんとあるマンガ本だった。マンガの人物のふと口ず...前向きに生きる100の言葉(No001)

  • 心を豊かにする100の言葉(No100)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるために絵本作家・やなせたかしさんの座右の銘『エラクナッチャイケナイミットモナイ』やなせたかし・絵本作家(1919~2013)自作の詩の一節である。ぼくは絵本の仕事をしている。幼児にはいっさいの権威も名声も関係がない。自分の好きな絵本をえらぶ、それならば、その作者にも権威も名声も不要ということになる。巨匠なんかになる必要はない。凡人のぼくは時々少し慢心して得意になったり、いばったりしそうになる。そんな時、ぼくはつぶやくエラクナッチャイケナイミットモナイ今日の言葉!?『凡人のぼくは時々少し慢心して得意になったり、いばったりしそうになる。そんな時、ぼくはつぶやくエラクナッチャイケナイミットモナイ』とやなせたかしさんは言っている。PHP「心を豊かにする100の言葉」は№...心を豊かにする100の言葉(No100)

  • 心を豊かにする100の言葉(No99)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるためにソニー㈱ファウンダー・最高相談役・井深大さんの座右の銘『Asknotwhatyourcountrywilldoforyou-askwhatyoucandoforyourcountry.(諸君の国家が諸君に何をしてくれるかを聞きたまうな・・・・・・諸君が諸君の国のために何ができるかを聞きたまえ)』井深大・ソニー㈱ファウンダー・最高相談役(1908~1997)現代の若者を評して「無思考」「無責任」、それに「無感動」「無感激」と言う人がある。確かにそうかもしれない。しかしその責任を若者だけに押しつけてよいものだろうか。国の指導者をはじめ、社会のリ-ダ-すべてが、心に響く言葉で、若者を引きつけていく努力をしているだろうか。Asknotwhatyourcountry...心を豊かにする100の言葉(No99)

  • 心を豊かにする100の言葉(No98)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるために落語家・桂文枝(五代目)さんの座右の銘『商いは、飽きないから生ず・・・・・・』桂文枝(五代目)・落語家(1930~2005)よく、私の師匠が言うてました。「”一題百話”つまり、一つの噺を自分のものにするのには、百回、喋らなアカン」と。好きな事でも、何回も繰り返すと飽きてくるもんです。根気がいります。「師匠、弟子にして下さい。僕、落語家になりたいんです。一生懸命、頑張ります」と言うてた者が、単調な弟子生活に飽きて、やめて行ってしまう事が多いんです。噺が、自分の商売の元であり、財産やとわかっていながら、稽古をおろそかにしたり、邪魔くさがってしない事があります。そんな時。商いは、飽きないから生ず……・という言葉を想い出し、自分に言い聞かせて、四十余年間、演ってき...心を豊かにする100の言葉(No98)

  • 心を豊かにする100の言葉(No97)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるためにエッセイスト・山川静夫さんの座右の銘『知に依りて、識に依らず』山川静夫・エッセイスト(1933~)よく一口に「知識」というが、「知」と「識」はどうやら区別した方がよさそうだ。一流大学で十分な学識を積んだはずの人が、社会に出ると、とんでもない非常識な行動をとったり、大きな間違いをおかしたりする。反対に、学歴はなくても知恵があり、実に立派な人格を形成して成功している人もいる。人を見分けるとき、学識はあてにならない。大切なのは、その人の知恵を見抜くことだという教えである。今日の言葉!?『よく一口に「知識」というが、「知」と「識」はどうやら区別した方がよさそうだ。人を見分けるとき、学識はあてにならない。大切なのは、その人の知恵を見抜くことだという教えである』と山川...心を豊かにする100の言葉(No97)

  • 心を豊かにする100の言葉(No96)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるために東京心理教育研究所所長・金盛浦子さんの座右の銘『天知る、地知る、我知る』金盛浦子・東京心理教育研究所所長(1937~)決してことば数の多い人ではなかった父が、時に口にしていたのが、このことばでした。良いことも悪いことも、自分自身のすべての行ないは天が知っているし、地も知っている。そしてなによりも自分自身が知っている。たとえ誰かに評価されなくても、自信をもって進むことが大切なのだ・・・・・父は、そういいたかったのでしょう。まわりに評価されないと自信がもてない人が多い世の中で、いまさらながらこのことばの意味深さを実感しています。今日の言葉!?『良いことも悪いことも、自分自身のすべての行ないは天が知っているし、地も知っている。そしてなによりも自分自身が知っている...心を豊かにする100の言葉(No96)

  • 心を豊かにする100の言葉(No95)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるためにプロゴルファー・青木功さんの座右の銘『体技心』青木功・プロゴルファー(1942~)プロ生活43年目を迎えた。2001年6月に千試合出場を達成し、2004年に日本人男子プロとして初めて、世界ゴルフ殿堂入りという身に余る栄誉によくした。病気らしい病気をせず現役選手として今もプレーが出来ているのは、丈夫な体を授けてくれた両親のおかげだ。それともう一つ、プロボクシングの世界チャンピオン白井義男さんが、コンディショニングトレーニングを日常的に行なっていたと伺い、私もそれを実践したからだと思っている。「心技体」という言葉があるが、私はことあるごとに「体技心」であると言い続けている。それは、いくら健全な「心」を持っていたとしても「体」が丈夫でなければ健全な心を生かせない...心を豊かにする100の言葉(No95)

  • 心を豊かにする100の言葉(No94)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるために声楽家・友竹正則さんの座右の銘『世の中で一番楽しく立派なことは一生涯を貫く仕事をもつことである。』友竹正則・声楽家(1931~1993)我々、肉体そのものを駆使して業を為す芸能者にとって、歳月の歩みは苛酷だ。人間としての成熟も技術の向上も、声や体への容赦ない生理的衰えの前には、とてもはかない。無残なものだ。歌唱を生業として四十年に垂んとする今日、その乖離にはいたく悩んだ。そんなある日、この言葉に出会った。さるお稲荷さんの神籤で、だ。後にこれが有名なものと知ったが、その時、ぼくは豁然(かつぜん)として新しい世界が開けたように思った天命と倶に天職を生きよう、と。今日の言葉!?『そんなある日、この言葉に出会った。さるお稲荷さんの神籤で、だ。後にこれが有名なものと...心を豊かにする100の言葉(No94)

  • 心を豊かにする100の言葉(No93)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるために脚本家、演出家・ジェームス三木さんの座右の銘『文を以て武に報いる』ジェームス三木・脚本家、演出家(1935~)これは新井白石が、朝鮮通信使の精神を書き留めた言葉です。豊臣秀吉は文禄の役、慶長の役と、二度にわたって朝鮮半島を蹂躙(じゅうりん)し、七万五千といわれる朝鮮人を拉致して労働奴隷にしました。徳川家康は朝鮮との国交回復を図り、親善使節の来訪を求めました。朝鮮国は日本の武力行使に、文化をもって報いました。一流の学者、文化人、芸能人からなる五百人の通信使を、十二回も派遣したのです。今日の言葉!?『朝鮮国は日本の武力行使に、文化をもって報いました。一流の学者、文化人、芸能人からなる五百人の通信使を、十二回も派遣したのです。』とジェームス三木さんは言っている。...心を豊かにする100の言葉(No93)

  • 心を豊かにする100の言葉(No92)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるために㈱ドリームインキュベータ代表取締役会長・堀紘一さんの座右の銘『強い心で生きるために等しきものは等しく扱い等しからざるものは等しからざるように。但し、その差異に応じて・・・・アリストテレスの公平の原則』堀紘一・㈱ドリームインキュベータ代表取締役会長(1945~)戦後の日本の発展は平等原則。それも結果としての平等原則を頑なに守って大発展したが、バブル崩壊後、アリストテレスに戻らないと長期の発展がないことが歴然としてきた。特に経営者としては「その差異に応じて」が難しい。差異をどう計測するかによって、会社の大発展にも崩壊にもつながりそうで。今日の言葉!?『戦後の日本の発展は平等原則。それも結果としての平等原則を頑なに守って大発展したが、バブル崩壊後、アリストテレス...心を豊かにする100の言葉(No92)

  • 心を豊かにする100の言葉(No91)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるために中国文学者・守屋洋さんの座右の銘『君子は和して同ぜず【論語】』守屋洋・中国文学者(1932~)「なにか座右の銘はありますか」と聞かれたとき、この言葉をあげることにしている。「和」とは、自分をしっかり持って、そのうえでまわりの人々と協調すること。「同」とは、自分を持たないで、ただ付和雷同することである。君子(立派な人物)は、「和」はするけれども「同」はしないものだという。日本は「和」を重視してきた社会であるが、日本流の「和」はややもすると「同」になりがちなところに問題がある。個性のある、たくましい人間をめざすためにも、「和して同ぜず」といきたい。今日の言葉!?『「和」とは、自分をしっかり持って、そのうえでまわりの人々と協調すること。「同」とは、自分を持たない...心を豊かにする100の言葉(No91)

  • 心を豊かにする100の言葉(No90)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるために作家・大谷晃一さんの座右の銘『百歩尚百歩』大谷晃一・作家、帝塚山学院大学名誉教授(1923~)与謝蕪村が扇面に書き入れた五言古詩の中の一句である。前人の跡を懸命に追うが、なかなか差が縮まらない。もう人生の日は暮れなじんでいる。俳諧の道に入ってもう長いが、あの芭蕉翁の句にはとても及ばない。百歩進んだ気になったが、まだ百歩もあると思い知らされた。これは明和六(1769)年の書で蕪村は数え五十四歳だった。現代に換算して、七十七歳の見当である。人によれば、すでに芭蕉の句を超えていた。が、蕪村はこの心境であった。見習うべし。今日の言葉!?大谷晃一さんは『前人の跡を懸命に追うが、なかなか差が縮まらない。もう人生の日は暮れなじんでいる。俳諧の道に入ってもう長いが、あの芭...心を豊かにする100の言葉(No90)

  • 心を豊かにする100の言葉(No89)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるために日本サッカー協会キャプテン・川淵三郎さんの座右の銘『斃(たお)れてのち已(や)む』川淵三郎・日本サッカー協会キャプテン(1936~)中国の五経「礼記」にある言葉。Jリーグがスタートして間もなく、「空疎な理念を弄ぶチェアマン」とある権力者から揶揄された。そのときに最初に思い浮かんだのが、この言葉。「負けてたまるか、今に見ておれ、絶対に成功させるぞ」と心に強く誓った。死ぬまで意志を貫き通すというこの言葉は、苦境に立ったときにいつも自分の支えとなっている。でも揶揄されたお陰で、Jリーグの理念が世間に大きく認知されるようになった。そういった意味では、その権力者は恩人と言える。今日の言葉!?『死ぬまで意志を貫き通すというこの言葉は、苦境に立ったときにいつも自分の支え...心を豊かにする100の言葉(No89)

  • 心を豊かにする100の言葉(No88)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるために村雲御所門跡瑞龍寺執事長・小笠原英法さんの座右の銘『自信がないのではない自信がもてる迄努力しないのである』小笠原英法・村雲御所門跡瑞龍寺執事長(1914~2002)自分の力はこの辺まで、と決めてしまうとそこまでの力しか出ない。結論を急いで自信をなくすことは早計である。今、与えられた仕事を一心にやりぬこう。どんなにつまらぬ仕事でも、それは将来の大きな仕事につながっているのだ。今日の言葉!?『結論を急いで自信をなくすことは早計である。今、与えられた仕事を一心にやりぬこう。』と小笠原英法さんは言っている。一途一心って言葉がある。成就の法則!?その為には、随所に主となることが大切と教わる!!すべては自己改革の途上にある爺さんの心に響く!!心を豊かにする100の言葉(No88)

  • 心を豊かにする100の言葉(No87)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるために漫才師・内海桂子さんの座右の銘『安定の座に居座るは衰退の一歩なり』内海桂子・漫才師(1922~)芸人は常に世の中の流れをつかみ、しかし、闘っていかなくてはなりません。特に漫才師は、その時勢の動きを敏感にとらえて、舞台にかけていくことが使命であると考えます。かといって新しいことばかりを追っていてはダメで、古いことや歴史のあることをいろいろと織り交ぜていくことも肝心です。それが、八十歳を過ぎてやっていかなくてはならない責任と考えています。常にこの言葉を肝に銘じつつ。今日の言葉!?『漫才師は、その時勢の動きを敏感にとらえて、舞台にかけていくことが使命であると考えます。かといって新しいことばかりを追っていてはダメで、古いことや歴史のあることをいろいろと織り交ぜてい...心を豊かにする100の言葉(No87)

  • 心を豊かにする100の言葉(No86)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるために作家・皆川博子さんの座右の銘『夏痩せて、嫌ひなものは嫌ひなリ』皆川博子・作家(1930~)三橋鷹女の句です。冒頭の〈夏痩せて〉がなければ、ただの我が儘勝手、傍若無人な言葉となりましょう。無神経に、嫌いなものは嫌いだと嘯く人には〈夏痩」せて〉の一語はありません。鋭く繊細な感性を持つ鷹女が、自分の好悪をとおせば周囲が困り、傷つくと弁え、それゆえ、ぎりぎりまで自らを殺し、しかし、どうでも譲られぬ一点で、嫌いなものは嫌いと、恐らく歯ぎしりとともに自分自身に言う。自分が視え、他人が視える鷹女の、悲痛な、声なき叫びに深く共感します。今日の言葉!?『無神経に、嫌いなものは嫌いだと嘯く人には〈夏痩」せて〉の一語はありません。鋭く繊細な感性を持つ鷹女が、自分の好悪をとおせば...心を豊かにする100の言葉(No86)

  • 心を豊かにする100の言葉№085

    『心を豊かにする100の言葉』は第5章強い心で生きるために演出家・蜷川幸雄さんの座右の銘『なんじの道を進め、そして人々をして語るに委せよ』蜷川幸雄・演出家(1935~)高校二年のとき同級生からこの言葉を教えてもらった。マルクスの『資本論』の第一服への序言の最後にこの言葉は書かれていた。そしてこの言葉が、ダンテのものであることもそのとき、ぼくは知った。ぼくは、ほとんどこの言葉をささえにして仕事をしてきたような気がする。思えば青春の日に刻まれた言葉は恐ろしい。ぼくは困難にさしかかったとき、まるで呪文のようにこの言葉を口のなかでとなえているのだから。なんじの道を進め、そして人々をして語るに委せよ!今日の言葉!?『思えば青春の日に刻まれた言葉は恐ろしい。ぼくは困難にさしかかったとき、まるで呪文のようにこの言葉を口のなか...心を豊かにする100の言葉№085

  • 心を豊かにする100の言葉(No84)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるために脚本家・内館牧子さんの座右の銘『思い出と戦っても勝てねえんだよ』内館牧子・脚本家(1948~)私の記憶に間違いがなければ、これはプロレス専門誌『ゴング』のインタビューで、プロレスラーの武藤敬司私たちは仕事や恋愛や、あらゆることに関し、ややもすると思い出を美化する。「あの頃はよかった」とか「あんな人とは二度と出会えない」とか、つい現在と比べがちだ。それを「後ろ向きだ」と説教する人は多いが、こうも鮮やかに説教がましくなく放った一言を、私は他に知らない。今日の言葉!?『私たちは仕事や恋愛や、あらゆることに関し、ややもすると思い出を美化する。「あの頃はよかった」とか「あんな人とは二度と出会えない」とか、つい現在と比べがちだ。それを「後ろ向きだ」と説教する人は多いが...心を豊かにする100の言葉(No84)

  • 心を豊かにする100の言葉(No83)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるためにバレリーナ・森下洋子さんの座右の銘『先生はいつまでも必要』森下洋子・バレリーナ(1948~)バレエは人間の肉体で舞台の空間に美の造形をするのですから、常に筋肉の変化とおとろえを先生にみてもらわなくてはなりません。ですから先生ほど大切な人はおりません。稽古場の鏡だけでは自分を矯正することはできません。先生が意欲をもって注意して下さるように自らも人一倍努力しなければなりません。芸術の進歩のために先生はいつまでも必要なのです。今日の言葉!?『稽古場の鏡だけでは自分を矯正することはできません。先生が意欲をもって注意して下さるように自らも人一倍努力しなければなりません。芸術の進歩のために先生はいつまでも必要なのです。』と森下洋子さんは言っている。万象わが師!!、対者...心を豊かにする100の言葉(No83)

  • 心を豊かにする100の言葉(No82)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるために野球評論家、元プロ野球選手・衣笠祥雄さんの座右の銘『我を生かす道は、この道より無し』衣笠祥雄・野球評論家、元プロ野球選手(1947~)学生時代から野球、野球の生活を送り、何も世の中のことを知らない私が直面したのは、プロ野球という世界、大人の世界でした。当然のように失敗の連続が待っていました。そこから救ってくれたのがスカウトの木庭さん、そして三年目に出会った根本監督でした。この二人に懇々と諭されて見つけた言葉がこの言葉でした。自分が今できることは野球に没頭すること。それ以外に道はない、自分を生かしてくれるのは野球以外にないと気がついた瞬間でした。今日の言葉!?『自分が今できることは野球に没頭すること。それ以外に道はない、自分を生かしてくれるのは野球以外にない...心を豊かにする100の言葉(No82)

  • 心を豊かにする100の言葉(No81)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるために芸術家・岡本太郎さんの座右の銘『積みへらし人生』岡本太郎・芸術家(1911~1996)人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。私は逆に、積みへらすべきだと思う。財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。過去の蓄積にこだわると、いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる。人生に挑み、本当に生きるには、瞬間瞬間に新しく生まれかわって運命をひらくのだ。それには心身ともに無一物、無条件で生きなければならない。捨てれば捨てるほど、いのちは分厚く、純粋にふくらんでくる。今日の言葉!?『人生に挑み、本当に生きるには、瞬間瞬間に新しく生まれかわって運命をひらくのだ。それには心身ともに無一物、無条件で生きなければならない。捨てれば捨てるほ...心を豊かにする100の言葉(No81)

  • 心を豊かにする100の言葉(No80)

    『心を豊かにする100の言葉』第5章強い心で生きるために・・・。俳優・森繁久弥さんの座右の銘『困難をさけるな、困難は君のチャンスだ』森繁久弥・俳優(1913~2009)誰の言葉でもありません、私のつくった言葉です。近頃困難をソラすことが多く、それが見えるとやり切れない気がします。まっすぐに・・・・・直角にどかんとぶつかってゆくおのれをいとおしく思うのです。そして、その苦しみの中から生まれる新しい可能性に自分をふとらせて行きたいと。今日の言葉!?『近頃困難をソラすことが多く、それが見えるとやり切れない気がします。まっすぐに・・・・・直角にどかんとぶつかってゆくおのれをいとおしく思うのです。』と森繁久弥さんは言っている。心を豊かにする100の言葉(No80)

  • 心を豊かにする100の言葉(No70)

    『心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教え作家・半藤一利さんの座右の銘『鐘は一つだが、音はどうとも聞かれる』半藤一利・作家(1930~)もう二十年も前のことになるか、祇園精舎の無常院の鐘の音、すなわち、黄鐘調の音をだすのが、京都・花園の妙心寺と聞いてわざわざ訪ねたことがある。ゴーンなるほど、これが無常の響きなるかと感心したら坊んさんがいった。「なに、無常の音?そんなもんは文学やあらへん。聞くもんの勝手や」とたんに、夏目漱石『草枕』の中のこの一節を思い出した。音は聞きよでどうとも聞こえる。”絶対”というものは、現実にありはしない。坊んさんの言は真理をついていた。今日の言葉!?『音は聞きよでどうとも聞こえる。”絶対”というものは、現実にありはしない。坊んさんの言は真理をついていた。』と半藤一利さんは言...心を豊かにする100の言葉(No70)

  • 心を豊かにする100の言葉(No79)

    『心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教え歌手・淡谷のり子さんの座右の銘『歌と共に死んで行く』淡谷のり子・歌手(1907~1999)音楽学校を卒業するとき、私は恩師、久保田稲子先生から、「あなたは歌と共に死んで行くのね」と、言われました。その時は、さほど深い考えもなしに聞いていましたが、後年、何かにつけ、この言葉が思い出され、またいつしか忘れ、と繰り返されるうちに、この言葉は私から離れることなく、今日まできてしまいました。これからも私には、歌と共に死んで行く、この道しかなさそうです。今日の言葉!?『後年、何かにつけ、この言葉が思い出され、またいつしか忘れ、と繰り返されるうちに、この言葉は私から離れることなく、今日まできてしまいました。これからも私には、歌と共に死んで行く、この道しかなさそうです。』...心を豊かにする100の言葉(No79)

  • 心を豊かにする100の言葉(No78)

    『心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教え写真家・土門拳さんの座右の銘『強くやさしく』土門拳・写真家(1909~1990)ぼくは写真家である。写真家であるが、主としてぼくの写真には強くグイとくい入ることはうまく出来ても、しかしやさしくの方は自分の性格のせいなのか、やさしくは出来ないのである。強くあって、やさしくあるということは矛盾みたいに思える。一見して矛盾するようなこの二つの概念を一つに表わすことが、昔からぼくの望みである。このことは結婚する若いカップルにもいえるので、ぼくは勧めることにしている。若い二人は喜んで、この二つの言葉を受け入れている。今日の言葉!?『強くあって、やさしくあるということは矛盾みたいに思える。一見して矛盾するようなこの二つの概念を一つに表わすことが、昔からぼくの望みである...心を豊かにする100の言葉(No78)

  • 心を豊かにする100の言葉(No77)

    『心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教え作家・田辺聖子さんの座右の銘『(物語は)神代より世にあることを、記しおきけるななり。日本紀などは、ただかたそばかし」(『源氏物語』蛍の巻)』田辺聖子・作家(1928~)物語-小説というものは、神代の昔からこの世に起こったできごとを書いてきたものなんでしょう。『日本書紀』のような、正式の歴史書に書かれたことは、ほんの片端ですよ。紫式部はそう自負する。人生と人間のありのままの姿は、文学にこそいきいきと伝えられるのだという。学校の教科書なども「ただかたそばぞかし」-若い年頃にこそ感動する芸術とめぐりあうべきである。今日の言葉!?『人生と人間のありのままの姿は、文学にこそいきいきと伝えられるのだという。学校の教科書なども「ただかたそばぞかし」-若い年頃にこそ感動す...心を豊かにする100の言葉(No77)

  • 心を豊かにする100の言葉(No76)

    『心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教え・・・は写真家・秋山庄太郎さんの座右の銘だ『独居如接客(ひとりおることきゃくにせっするがごとく)接客如独居(きゃくにせっすることひとりおるがごとし)』秋山庄太郎・写真家(1920~2003)自分が独りで居ても、前にお客が居るようにしないといけないし、お客の前に居ても、自分が独りで居るように振舞わねばならない。要するに人が居ても居なくても己れは己れで、裏表があってはいけないということだ。これは明治時代の禅僧の言葉らしいのだが、私は非常にこの言葉が好きで、生涯の座右の銘にしておきたいと思っている。写真を撮る時も、相手が大スターだということで、至極丁寧になったり、媚びたりせず、無名の人や子供だからといって尊大な態度になったりすることもない、そのような気持ちを持っ...心を豊かにする100の言葉(No76)

  • 心を豊かにする100の言葉(No75)

    『心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教え茶道裏千家前家元(十五代)・千玄室さんの座右の銘『叶うはよし叶いたがるはあしし』千玄室・茶道裏千家前家元(十五代)(1923~)千利休が茶道の経典ともいうべき南方録のなかに教示した言葉である。とかく叶いたがろうとすることは不自然であり見えすいたものだからつまらない。そんなことより自然に相叶いあっていけるという心構えを持つことが大切であるということなのである。この頃の世界中が叶いたがろうとする傾向にあるのではないだろうか。もっと自然のふれあいを大切に素直に人間尊重の意義を生かすことに努力しなければならないと思うのである。今日の言葉!?『もっと自然のふれあいを大切に素直に人間尊重の意義を生かすことに努力しなければならない』と千玄室さんは言っている。「強く念じれ...心を豊かにする100の言葉(No75)

  • 心を豊かにする100の言葉(No70)

    『心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教え作家・半藤一利さんの座右の銘『鐘は一つだが、音はどうとも聞かれる』半藤一利・作家(1930~)もう二十年も前のことになるか、祇園精舎の無常院の鐘の音、すなわち、黄鐘調の音をだすのが、京都・花園の妙心寺と聞いてわざわざ訪ねたことがある。ゴーンなるほど、これが無常の響きなるかと感心したら坊んさんがいった。「なに、無常の音?そんなもんは文学やあらへん。聞くもんの勝手や」とたんに、夏目漱石『草枕』の中のこの一節を思い出した。音は聞きよでどうとも聞こえる。”絶対”というものは、現実にありはしない。坊んさんの言は真理をついていた。今日の言葉!?『音は聞きよでどうとも聞こえる。”絶対”というものは、現実にありはしない。坊んさんの言は真理をついていた。』と半藤一利さんは言...心を豊かにする100の言葉(No70)

  • 心を豊かにする100の言葉(No66)

    『心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教え作家・松本清張さんの座右の銘『手に職を』松本清張・作家(1909~1992)わたしの母は明治十八年の生まれで、広島県の田舎に育ち、小学校にも行かず、読み書きができなかった。父やわたしが新聞や本に読みふけるのをたいへん羨ましがっていた。そのかわり底辺の生活で得た知恵があった。母がわたしに言い聞かせた言葉に、「手に職をつけよ」があった。手に職さえあれば、たとえ貧乏でも一生食いはずれはないというのである。まことに素朴な「教訓」だが、教育をうけてない者には世の荒波に処す鉄則だったのだ。この母の「教訓」はわたしの越し方に生きている。二十をすぎて印刷屋の職人見習いになった。そこから得た「特技」によって、朝日新聞社にも入れた。学歴のない者が事務屋になっていたら、今はどん...心を豊かにする100の言葉(No66)

  • 心を豊かにする100の言葉(No66)

    『心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教え京都大学名誉教授・森毅さんの座右の銘『わからんなあ』森毅・京都大学名誉教授(1928~2010)ぼくは、自分でもよくわからんことを口ばしる癖があって、それで人にわからせることが商売のはずの教師をして、困ったことだと思っていた。ところがある時、河合隼雄に聞いたところでは、ヤブのカウンセラーほど、相手の病名をわかったことにして安心したがるのだそうだ。してみると、わかったことにしたりわからせたつもりになって安心したがるのはヘボ教師。「わからんなあ」と言ってつきあえるのが器量と思うことにした。今日の言葉!?『してみると、わかったことにしたりわからせたつもりになって安心したがるのはヘボ教師。「わからんなあ」と言ってつきあえるのが器量と思うことにした。』と森毅さんは言...心を豊かにする100の言葉(No66)

  • 心を豊かにする100の言葉(No65)

    『心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教え臨済宗相國冶寺派管長・有馬頼庭さんの座右の銘『別に工夫なし』有馬頼庭・臨済宗相國冶寺派管長(1933~)「禅の道を究めるには、すべての地位も名誉も捨てなければならないのか。武将として生きながら修行することはできないものか」。そう悩む足利直義(1306~52)の問いに、夢想国師(1275~1351)は答えた。「別に工夫なし」特別取り計らい入らない。日々何事にも真剣に取り組めば、それが修行になると言うのだ。我々は、生きる為の方法を意識しすぎ、悩んでしまう。しかし、大切なのは生きる姿勢。毎日思い残すことのないよう全力で事に当たれば、人生はきっと豊かなものになろう。今日の言葉!?『我々は、生きる為の方法を意識しすぎ、悩んでしまう。しかし、大切なのは生きる姿勢。毎日...心を豊かにする100の言葉(No65)

  • 心を豊かにする100の言葉(No64)

    心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教え政治、歴史学者・五百旗頭(いおきべ)真さんの座右の銘『最も暗い時は、最も夜明けに近い時である。』五百旗頭(いおきべ)真・政治、歴史学者(1943~)プロイセンのフリードリヒ大王は、シレジア戦争(1756~63)に武運拙く、首都を連合軍に包囲され、万策尽きて自殺を思った。その危険を脱しての言葉。苦闘する者すべてメッセージと思う。90年代の長期不況の中で、日本人の最終的な「日本の弱体」を疑うに至った。その[最も暗い時]にも、実は夜明けがピタッと沿い来っている。もしもわれわれがよく戦っているのなら、それは輝かしい夜明けであるに違いない。夜明けに対する信心を持って立ち向かう人材がほしいものである。今日の言葉!?『90年代の長期不況の中で、日本人の最終的な「日本の弱体...心を豊かにする100の言葉(No64)

  • 心を豊かにする100の言葉(No63)

    『心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教え数学者・ピーター・フランクルさんの座右の銘『貴方の財産は頭と心だけだ』ピーター・フランクル・数学者(1953~)これは父から教わった大切な言葉である。医者だった父は賃貸アパートに住み、高価なものは何一つ持たなかった。ユダヤ人であるだけの理由で親が殺され、自分の九死に一生を得た父は、難局を生き抜くために大事なのは頭、つまりさまざまな知恵や知識や技術、そして心、とりわけ戦争や失業などの最悪の時代でも頼れる人間関係である。と迫害から教訓を得たのだ。仕事をきちんとやりながらも家庭をこよなく愛し、たくさんの時間を一緒に過ごして、多くのものを直に教えてくれた父に感謝している。今日の言葉!?『難局を生き抜くために大事なのは頭、つまりさまざまな知恵や知識や技術、そして心、...心を豊かにする100の言葉(No63)

  • 心を豊かにする100の言葉(No62)

    『心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教え宇宙飛行士・毛利衛さんの座右の銘『真理は偉大なる誤謬(ごびゅう)ある』毛利衛・宇宙飛行士(1948~)宇宙から見た地球は確かに丸い。それまで写真で見慣れた風景にもかかわらず、新鮮な感動を覚えた。今では当たり前のことも、五百年ほど前、ようやくコロンブスなどが命を賭した航海によって証明された。この言葉は、私が学生時代に中谷宇吉郎の本で教えられた。科学はその時代の知識で説明できる範囲内で真理であり、新しい発見により、さらにそれを含む新しい真理が見つかる。科学技術の発展と、それによってもたらされる心理にたいして常に我々は謙虚でなければならないと思っている。今日の言葉!?『科学はその時代の知識で説明できる範囲内で真理であり、新しい発見により、さらにそれを含む新しい真...心を豊かにする100の言葉(No62)

  • 心を豊かにする100の言葉(No61)

    『心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教えジャーナリスト・櫻井よしこさんの座右の銘『行(ぎょう)ずれば、証、その裡(うち)に在り行ざれば、証、得ることなし』櫻井よしこ・ジャーナリスト(1945~)ジャーナリズムの分野ですべきことは、とにかく、自分自身が疑問や悩みにぶつかったら、取材をするということに尽きる。あらかじめ思い込みを抱かないように、自分の心を広く保つことだ。また、往年とは異なり、情報はデータベースなどを駆使すれば容易にある程度まで、手に入れることが出来る。けれど、実際に自分で足を運び、当事者たちの言葉を聞くと、思いがけない事実を知らされて驚くことがある。行動のなかにこそ、すべての答えが隠されていると感じるのだ。今日の言葉!?『実際に自分で足を運び、当事者たちの言葉を聞くと、思いがけない事...心を豊かにする100の言葉(No61)

  • 心を豊かにする100の言葉(No60)

    『心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教え歌舞伎俳優・八代目・松本幸四郎さんの座右の銘『無欲の欲』松本幸四郎(八代目)・歌舞伎俳優(1910~1982)」出典も知らず、どなたの言葉かも知らず、私はこの『無欲の欲』という言葉が好きだ。『大欲は無欲に似たり』というのとはすこし違って、主観的なものだ。誰だって欲のない人間はいない。ただ、何事かに夢中になって、欲望のあまり、醜い争いを始めたり、願い事が叶わないと怒ったり、自棄になったりしないよう、できる限りの努力を続けながら、結果を恐れない・・・・・・・・・・・、そんなふうにありたいと思い、そう勤めている。というより、習い性となって、周囲から歯痒く思われている私だ。今日の言葉!?『誰だって欲のない人間はいない。ただ、何事かに夢中になって、欲望のあまり、醜い...心を豊かにする100の言葉(No60)

  • 心を豊かにする100の言葉(No59)

    第4章(人生の指針となる教え)『心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教え読売ジャイアンツ終身名誉監督・長嶋茂雄さんの座右の銘『洗心』長嶋茂雄・読売ジャイアンツ終身名誉監督(1936~)僕の青春時代はユニホームを着て『買った、負けた』の明け暮れだった。『自分のバットで勝ちたい』という思いを遂げるためにはがむしゃらに練習するしかない。しかし勝負だから悪い結果も出る。良く『長島は気分転換がうまい』といわれたが、こんなときは夢中でバットを振り、悔しさを吹き飛ばしていたのだ。勝負に限らず、事に臨むときはフレッシュな気持ちが大切である。今は勝負から離れているが、常に“洗心”新鮮な心を持ち続けたいと願っている。今日の言葉!?『勝負に限らず、事に臨むときはフレッシュな気持ちが大切である。今は勝負から離れているが、...心を豊かにする100の言葉(No59)

  • 心を豊かにする100の言葉(No58)

    『心を豊かにする100の言葉』第3章気持ちが軽くなるひと言・・・は映画評論家・水野晴郎さんの座右の銘だ『SMILE(笑って)』水野晴郎・映画監督、映画評論家、大学教授(1931~2008)2年間、満州の荒野を歩き続けて日本へ。終戦のとき14歳だった私も、16歳になっていた。日本中はまだ焼け野原。旧制中学を中退して働いていた頃、毎日叱られて、自転車で荷物を運んですっころんで、悔しくて涙を流した。バラック建ての映画館で見たチャップリンの『モダン・タイムス』。ラストで泣いている少女に彼はこんな言葉をかけた。『SMILE(笑って)』ただ一言。私は笑うこと、微笑むことの素晴らしさを心に刻んだ。今日の言葉!?『バラック立ての映画館で見たチャップリンの「モダン・タイムス」。ラストで泣いている少女に彼はこんな言葉をかけた。「S...心を豊かにする100の言葉(No58)

  • 心を豊かにする100の言葉(No57)

    『心を豊かにする100の言葉』第3章気持ちが軽くなるひと言大徳寺塔頭如意庵住職・立花大亀さんの座右の銘『何事につけあわてんようにしなはれ』立花大亀・大徳寺塔頭如意庵住職(1899~2005)私の身柄ではいくらでも古聖人の言葉はあるのですが、私もやっと八十七歳になったせいか、此の頃いちいち母の最后の声がなつかしゅう、また何よりの金言です。母の死の直前『何か私に言いたいことありますか』と聞いたら、『貴方の命が長く続くように御釈迦様によく頼んでおきましたら、御釈迦さんもうなずいて下さった。貴方はあわて者ゆえ、長きこれから何事につけあわてんようにしなはれや。他に何にも言うことはおまへん』と言われた。そして母はめいどへ。今日の言葉!?『私の身柄ではいくらでも古聖人の言葉はあるのですが、私もやっと八十七歳になったせいか、此...心を豊かにする100の言葉(No57)

  • 心を豊かにする100の言葉(No67)

    『心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教え京都大学名誉教授・多田道太郎さんの座右の銘!?『当てとふんどしは向こうから外れる』多田道太郎・京都大学名誉教授(1924~2007)エコノミスト達がさかんに景気予想をやっている。でも世の中、予想は当たらんと思った方がよい。その鉦拠に、競馬なんかには予想屋商売がある。みんなの予想が当たるなら、そんな商売、成りたつはずがない。ケインズは新聞記者達に景気予想を聞かれ「唯一確かなことは、ここにいるみんな百年後には死んでいることだな」と答えた。「ふんどし」なんかしたことのない近代女性は、当たらぬこと覚悟で星占いに夢中になっている。今日の言葉!?『「ふんどし」なんかしたことのない近代女性は、当たらぬこと覚悟で星占いに夢中になっている。』と多田道太郎さんは言っている。さ...心を豊かにする100の言葉(No67)

  • 心を豊かにする100の言葉(No66)

    『心を豊かにする100の言葉』第4章人生の指針となる教え京都大学名誉教授・森毅さんの座右の銘『わからんなあ』森毅・京都大学名誉教授(1928~2010)ぼくは、自分でもよくわからんことを口ばしる癖があって、それで人にわからせることが商売のはずの教師をして、困ったことだと思っていた。ところがある時、河合隼雄に聞いたところでは、ヤブのカウンセラーほど、相手の病名をわかったことにして安心したがるのだそうだ。してみると、わかったことにしたりわからせたつもりになって安心したがるのはヘボ教師。「わからんなあ」と言ってつきあえるのが器量と思うことにした。今日の言葉!?『してみると、わかったことにしたりわからせたつもりになって安心したがるのはヘボ教師。「わからんなあ」と言ってつきあえるのが器量と思うことにした。』と森毅さんは言...心を豊かにする100の言葉(No66)

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