医療訴訟研究。医療裁判傍聴および記録閲覧を通じて得た知見をはじめ,その他裁判関係の話題をご紹介。
医療裁判、医療訴訟に関する話題を集めて,患者側,医療側から見たそれぞれの問題点を,傍聴マニアの医師の視点から解説,検討します。
東京高裁の医療訴訟。開廷表に「弁論(本人尋問)」の記載あり。証人・本人尋問は一審で終わるのが一般的であり、高裁で尋問を行...
2022年4月某日、東京地裁医療集中部での医療訴訟第一回弁論期日。裁判長が提出書類等を一通り確認した後、続けて「原告の主...
東京地裁、医療集中部の尋問。急性大動脈瘤破裂で亡くなられた方の診療を巡る訴訟でした。まずは亡くなられた患者さんのご冥福を...
鼻の整形手術後に死亡、聖路加国際病院側に600万円賠償命令…東京高裁が医師の過失認定(読売新聞)患者さんのご冥福をお祈り...
癒着を剥がそうとすると出血する脳動脈瘤をクリッピングした際の合併症で争われている事例
昨日の横浜地裁医療集中部。脳神経外科の、脳動脈瘤クリッピング術の事例、被告病院の担当医の尋問。一過性脳虚血発作があり、複...
急性心筋梗塞、ウージングタイプの心破裂の止血後に、CPX(心肺運動負荷試験)を行うのは過失との主張
今日の東京地裁医療集中部。循環器疾患の医療訴訟の尋問。一つ前に書いた歯科事例と同じく、この事件でも原告側が、主張整理後に...
尋問期日に新たな証拠物を持参して、尋問で使おうとする原告代理人
今日の東京地裁医療集中部。歯科の事例の尋問期日。尋問期日なので主張整理が終了しているところ、原告側は歯科治療で使われた歯...
経直腸的前立腺針生検時の、感染高リスク群に対する抗菌剤投与方法をめぐる裁判
今日の東京地裁医療集中部、医療訴訟の尋問、事件番号は令和元年(ワ)第33480号。2017年に施行された経直腸的前立腺針...
令和3年7月12日、東京地裁医療集中部で傍聴した美容外科の医療訴訟第1回弁論期日のことです。表題の発言は原告代理人から発...
民事訴訟、揺さぶられっ子症候群(SBS、揺さぶり症候群)の事例
2021年6月17日に東京地裁医療集中部で、尋問を傍聴した事件です。以下傍聴メモと後述の症例報告論文に基づいた記述になり...
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