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定年後のシニアが社会の迷惑にならないように西へ東へ旅さるきます。旅の足は、車中泊・鉄道・LCCなど。

遠い日に鉄道で日本列島ほぼすべての路線を乗りつぶしています。これからは線から点へと趣をかえてふたたび日本をめぐります。続ディスカバー・ジャパンです。旅の費用は極力抑えることをコンセプトにしています。車中泊だけでなく寝カフェ泊や空港泊もあります。言わば、旅するホームレス。したがってある程度の体力も必要です。

風の股旅郎
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神奈川県
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2016/05/21

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  • 惜別根室本線

    雪割の峠くだりし鉄路かな北国の峠、残雪まばゆき鉄路、汽車は行く、煙は残る、そんな光景が瞼に残っている、春まだ遠い、狩勝峠越え、追憶の風景だった、根室本線の部分廃止、3月31日のTVニュース、全国からたくさんの鉄道ファン、布部駅や東鹿越駅でのセレモニーの映像、とうとうこの日がやってきた、50年以上も前の話、北海道ワイド周遊券、卒業旅行で訪れた、春まだ浅い根室本線狩勝峠、長い編成の急行列車、晴れ渡った十勝平野を眼下に、蛇行しながら峠を下りていく、あの時の車窓からの光景、いまでもはっきり覚えている、あの時から、もう何度峠を越えたことだろう、8年前、2016年8月の台風災害、以来、東鹿越ー新得間は不通のまま、そのまま廃線の日を迎えた、根室本線は途中寸断のまま、富良野ー新得(新狩勝信号所)間が廃線区間、途中駅布部駅...惜別根室本線

  • 巡礼の旅また逢う日まで(22日目)

    遠からじ春の知らせに巡礼の旅の終わり、いつもあっけない、ここは山陰鳥取砂丘、しめくくりはアロハオエ、ハワイの温泉で、朝湯に浸かりながら、このたびの巡礼行脚を振り返る、うるう年には6倍の徳を得られると、そんな説にあやかり、2月29日朝、四国八十八カ所お遍路、八十八番札所大窪寺、山門をくぐり、始めた逆打ち巡礼の旅、雨の日も雪の日もあった、6日目には足摺岬を回り、四万十の三十七番札所岩本寺、ここまで来たところで、思いあってお遍路を中断、この夏か秋に再開を期して、四万十川を遡上、八幡浜港へ、翌日に佐田岬先端の灯台、豊後水道を仰ぎ、三崎港から佐賀関港へ国道フェリー、番外編として、九州巡礼の股旅、美々津海岸、神武天皇お船出の地や、坊津の秋目海岸、秘密諜報員として疑わない、鑑真和尚の上陸地点を巡礼、そして、長崎では所用...巡礼の旅また逢う日まで(22日目)

  • 宍道湖に夕陽落ちて(21日目)

    春冷えの巡礼の道ザビエルに昨日までの九州の地、明らかに季節が逆戻り、いまにわかに話題、山口市は初めての地、ザビエル記念像にもごあいさつ、山口線沿いに北上、ここ津和野も未踏の地、谷あいの地に、ひそかにたたずむ小京都、実に趣深い、さらに北上日本海へ、益田からは山陰海岸沿い、閑にたたずむ温泉津温泉、出雲神社参拝後は日御碕、岬にそびえる灯台はなかなか、夕映えの宍道湖に沿い、松江から安来へ来たところで、本日の行程はおしまい、雪まじりのみぞれ、すっかり冬の様相、さて、巡礼の旅もこの辺りまでかな、あらエッサッサー、本日の宿営地道の駅あらエッサ本日の走行距離348.5km宍道湖に夕陽落ちて(21日目)

  • 巡礼ふたたび旅の空(20日目)

    海峡に落ちる夕陽の春けきを巡礼の旅を中断していた、大村の桜はもうしっかり見頃、桜前線とともに股旅の再開、陽春の大村湾に面した、大村線千綿駅、ここも海に一番近い駅、長崎新幹線にほぼ沿いながら、佐賀県に入り、嬉野温泉、武雄温泉、鳥栖からは国道3号線、大宰府から福岡空港サイド経由、北九州にさしかかった頃は夕暮れ時、ここは関門海峡、狭い海峡を抜ける潮流は早い、渡る海風も冷たい、門司港の岸壁にて、関門大橋を眺める巡礼の旅人、四国お遍路逆打ち、途中で一時中断、九州の地に渡海、時計回りにほぼ一周、いま海峡を越えようとしている、対岸の下関へは、国道トンネル、下関から中国自動車道、山口県美東まで進んで、本日の行程はここまで、外気温6℃、季節が戻ったのか、本日の宿営地中国自動車道美東SA本日の走行距離298.6km巡礼ふたたび旅の空(20日目)

  • 桜咲く街にて(18-19日目)

    はなびより唄を憶えし旅の衆滞在中、呼子のイカや、ちゃんぽんなど、ご当地うまかもん、舌鼓ありがたく、巡礼の疲れも癒せ、ゆっくり過ごさせていただいた、桜咲く街にて(18-19日目)

  • 踏み絵巡礼の地へ(17日目)

    キリシタン隠れ里にも早春賦有明海に反射する朝日、眩しさとともに空気も暖かい、道の駅の背後には、陽光を受けた普賢岳の威容、神々しい光輪に包まれた、隠れキリシタンの地、島原にいることを実感、飲料水のTV広告でも話題、島原鉄道の大三東駅へ、海に隣接した駅ホーム、黄色いハンカチが揺れていた、ここ城下町島原は湧水の街、城めぐりの後車上飲用水をしっかり調達、雲仙温泉地獄を経由、山越えで小浜温泉へ、共同湯浜脇温泉では一湯、諫早経由で大村へ、ここは長崎新幹線の基地、早咲きの桜は見頃を迎えていた、巡礼の旅はひと休み、簿外業務のため、この地で少し滞在する、本日の宿営地大村市内本日の走行距離123.6km踏み絵巡礼の地へ(17日目)

  • ロザリオの海を渡って(16日目)

    春かすみクルスの海を島原の薩摩島津藩の奥座敷、市比野温泉温泉の朝は早い、6時からやってる共同湯、冷えた身体を温める、北薩摩の山間の里、ひっそりと川内高城温泉、知る人ぞ知る、西郷隆盛の愛した湯、肥薩おれんじ鉄道に沿い、不知火海を熊本県に進むと、多くの文豪に愛された、日奈久温泉、渋い温泉郷が続く、熊本港からは、クルスの海、夕暮れの有明海を渡り、長崎県島原半島へ、隠れキリシタンの郷、巡礼の旅、本日はここまで、本日の宿営地道の駅みずなし本陣ふかえ本日の走行距離181.7kmロザリオの海を渡って(16日目)

  • 鑑真和尚はボンドか(15日目)

    春入り江鑑真思い修験者の早春の錦江湾、日の出は桜島の背後から、薩摩半島を斜めに南下、知覧は茶処、終着駅は出発駅、日本縦断鉄道旅の起点駅、鉄路では毎年訪れている、枕崎駅、今回の目的地はさらに西方、坊津の秋目浦、鑑真和尚の日本上陸地、お遍路の巡礼の先、目的地の一つにしていた、ここはまた、ショーンコネリー主演、007シリーズ、映画ロケ地としても知られる、ジェームスボンド、秘密諜報員は、鑑真和尚だったのかもしれない、秋目浦を折り返しとして、巡礼の旅は北へ昇る、南薩鉄道遺構をたどりながら、市比野温泉まで来たところで、日が暮れて本日はおしまい、本日の宿営地道の駅樋脇本日の走行距離179.6km鑑真和尚はボンドか(15日目)

  • 燃えて上がるは桜島(14日目)

    さき春に花はキリシマひとり旅太陽の国でしばしの休息、朝マックで資料整理後、一路南下、燃えて上がるはオハラハー、さつま路へ、ここもなつかしの街、錦江湾越しに桜島、ビーチサイドに相棒Ⅲを置き、車載チャリ男君の出動、ブラチャリで追憶の時間、薩摩弁の同時通訳資格保持者、変わらぬ高校の前に立ち、はるかな友たちを思う、天文館は人通りも少ない、時の流れは止まらない、夕陽に燃える桜島に向かひ、南無大師遍照金剛、本日の宿営地与次郎が浜児童公園本日の走行距離228.5km燃えて上がるは桜島(14日目)

  • 陽炎ゆれるとき(12-13日目)

    陽炎はなつかし時間(とき)の足跡かここは太陽の国、青島海岸の日の出は6時30分、早春の浜辺は寒さはあるが、海風が心地よい、日の出とともに、多くのサーファーが繰りだしている、亜熱帯植物で覆われた青島、水平線から昇る真っ赤な太陽、なんと神々しいことか、太陽の光に顔面を赤く照らされた修験者、陽に向かい念を唱えるのであった、南無大師遍照金剛、次の日も太陽の国で停滞、旧知の友人知人の面々、久しぶりの再会、互いの無事を確認、各所での定点観測、早咲きの桜もほぼ満開、修験の疲れを少しだけ、癒すことができた、かな、そろそろ次に向かうか、陽炎ゆれるとき(12-13日目)

  • 修験者は太陽の国へ(11日目)

    春潮に向かひ櫓こぐは神々し黒潮の暖流の恩恵、日向灘のビーチサイド、暖かい朝を迎えられた、一昨日までの四国はまるで北海道だった、ここは南国宮崎県美々津、神武天皇が大和の国に、海路で向かわれるとき、お舟出の地とされる河口の港、太平洋日向灘を朝日が眩しく照らしている、四国お遍路逆打ちの番外編、修験者がいま訪ね来ている、修験者はお舟出の地点に立ち、南無大師遍照金剛、念を唱え、次なる修験の地へ向かうのであった、美々津からは、海岸沿いに南下、都農町の道の駅では、北海道佐呂間町の物産展、両町は経済交流都市の関係とのこと、こんなところで北海道と出会えた、サローマの休日なつかしい、高知ではリョーマの休日、大間ではオーマの休日だった、ここで帆立スープをゲット、さらに、川南経由で海岸づたいに宮崎市へ、なつかしの街で、しばらくま...修験者は太陽の国へ(11日目)

  • 修験者は神々の国へ(10日目)

    春風や草原千切る阿蘇路かなおんせん県大分からは、長湯温泉九重高原経由、火の国阿蘇カルデラへ、豊肥線阿蘇駅では折よく、ななつ星トレインに遭遇、火の山阿蘇登山道路、春風の草千里を経由、高森峠を越えると、ひむかの国、そこは神々のふるさと、修験者は、高千穂峡に我が身をうつす、そのまま日向灘に出たところで、潮の香りを受け、今日の修験道はここまで、本日の宿営地道の駅日向本日の走行距離274.8km修験者は神々の国へ(10日目)

  • お遍路中断そして九州へ(9日目)

    つくし揺れ岬の先の灯台にここは四国最西端、佐田岬の先端、瀬戸内海と宇和海を左右に分かち、灯台へと続く長い道のり、行き止まりの駐車場、岬の先端へは山道を1.8km、往復1時間は要する、灯台に立つと対岸には九州、春霞の中に、大分県の佐賀関半島、はっきりと陸影が視認できる、さて、四国八十八カ所お遍路、うるう年の逆打ち巡礼、四万十市にある37番札所、岩本寺まで辿ってきた、ここでいったん中断し、九州に巡礼の先を変更、この夏か秋にあらためて、残りの36番から1番まで、出直すことに決め、九州に渡航するため、昨夜は八幡浜港で宿営、本日は、長く伸びた佐田岬半島を、左に宇和海の春の海、右に瀬戸内海を眺めながら、国道197号線、岬の先端まで移動してきている、ここ佐田岬の三崎港から、国道は海に延びる、海上国道197号線で、対岸の...お遍路中断そして九州へ(9日目)

  • 四万十の修験道(8日目)

    三月雨集めて清し四万十の南岸低気圧も東に、関東地方は雪模様らしい、夜半過ぎに土佐地方の雨は上がった、さて、お遍路逆打ちの巡礼も8日目、88番から37番まで進んだ、ここ土佐高知県から室戸岬を回り、徳島県へ駒を進めれば、おそらく3~4日、逆打ちを結願できるのだろう、2度目の巡礼となる今回、御朱印の納経帳は持ってきていない、前回がまるでスタンプラリー的、御朱印ゲットが目的だったような、修行には程遠かったとの反省から、しかしながらこのたびの逆打ちも、ナビの案内による最短ルートが頼り、歩き遍路の修験者の方々を追い越し、申し訳ない思い、修験の念に思いが欠けているのかなと、反省しきり、逆打ちも終わりが見えてくると、まだもう少し深く、修験の徳を積んでいたい、修験者としての立ち居振る舞いをしていたい、そんな迷いがふと覆って...四万十の修験道(8日目)

  • お遍路逆打ち40番から37番(7日目)

    春時雨草鞋濡らせりお遍路の予報通りの雨空、南岸低気圧の通過、愛媛県最後になる観自在寺、高知県に入り、宿毛から足摺岬先端、山本コータロー的な岬めぐり、~悲しみ深く胸に沈めたらこの旅終えて街に帰ろう~まだしばらくは帰らないヨ、悪天候のなか、海岸線をひたすら走破、各札所間の距離が70~90キロ、次への移動にも2~3時間を要する、頑張った割には4カ所が精いっぱい、試練の巡礼股旅はつづく、40番観自在寺39番延光寺38番金剛福寺37番岩本寺本日の宿営地道の駅あぐり窪川本日の走行距離243.9kmお遍路逆打ち40番から37番(7日目)

  • お遍路逆打ち45番から41番(6日目)

    つばき咲く岩屋の崖に修験者の八十八札所において、難攻度の三本指に入る札所、岩屋寺から本日は始まる、久万高原奥地に位置し、駐車場から20分以上かけて、まるで崖のごとき、急峻な坂を這い上っていく、息も絶え絶え境内に到着、本堂と大師堂で、それぞれ般若心経を読むのだが、呼吸を整えてからの読経、なかなか普段通りにいかない、それもこれも修行、山岳修験の真骨頂、修験者のごとく気合を入れるのであった、まだまだや、これからじ、午後からは宇和海沿いに、宇和島まで進んで、今日の日程を終えた、45番岩屋寺44番大寶寺43番明石寺42番佛木寺41番龍光寺本日の宿営地道の駅みなとオアシスきさいや広場本日の走行距離188.1kmお遍路逆打ち45番から41番(6日目)

  • お遍路逆打ち59番から46番(5日目)

    春名のみ修行凍えしお遍路の今治にある道の駅、朝は久しぶりの青空、だが気温はマイナス1℃、霜が凍りついている、遠く石鎚山系は白く冬化粧が望める、昨日から、香川県を終え、愛媛県に入っている、ここ今治市と、松山市内には札所のお寺が、近距離内に集中している、効率よく巡礼できたので、一日で14札所を回ることができた、今回は道後温泉も松山城もパス、お遍路の接待所では、名産の伊予柑が8個100円、道中のビタミン補給、ありがたくいただく、59番国分寺58番仙遊寺57番栄福寺56番泰山寺55番南光坊54番延命寺53番圓明寺52番本山寺51番石出寺50番繫多寺49番浄土寺48番西林寺47番八坂寺46番浄瑠璃寺本日の宿営地道の駅ふたみ本日の走行距離123.0kmお遍路逆打ち59番から46番(5日目)

  • お遍路逆打ち67番から60番(4日目)

    春雪に真白のこころへんろ路夜明けの気温マイナス1℃、春先の時季を選んだのだが、ここは北海道か、昨夜の雨は石鎚山の山稜を真白に、日本海からの寒気が、中国山地と瀬戸内を越え、四国山地を一夜にして冬景色に変えていた、八十八か所の番所のなか、もっとも標高が高い雲辺寺、標高911メートルの修験場へ、支柱間長日本一のロープウエイ、終点の山頂駅は香川県、すぐの県境を越えて100メートル、雲辺寺は徳島県側に位置する、山頂はすっかり雪景色、気温はマイナス5℃、雪中行軍になるとは予想外、靴も服も雪への備えはしてこなかった、その後、愛媛県に進み、西条市まで進んだ、横峯寺も石鎚山系の有料林道を登坂、積雪が心配されたが、舗装された路面は、既往の巡礼の方々の熱き心で溶解、チェーンを持参せず後悔したが、無時に事なきを得た、夕方になって...お遍路逆打ち67番から60番(4日目)

  • お遍路逆打ち79番から68番(3日目)

    寒桜季節を覚ふへんろ道雨は夜更け過ぎに、すっかり上がったようだ、讃岐路の始まったばかりの3月、まだ冬なごり、2日目はうどん県、高松から丸亀そして観音寺市にかけて、比較的近距離内で、効率よく回れたようだ、弥谷寺の530段の階段を除いては、79番天王寺78番郷照寺77番道隆寺76番金倉寺75番善通寺74番甲山寺73番出釈迦寺72番曼荼羅時71番弥谷寺70番本山寺69番観音寺68番神恵院回り終えて瀬戸内へ、父母が浜の夕陽絶景、なかなかのショータイムだった、本日の宿営地道の駅とよはま本日の走行距離118.5kmお遍路逆打ち79番から68番(3日目)

  • お遍路逆打ち88番から80番(2日目)

    氷雨空懺悔の旅人お遍路の冬の朝、曇天の明石海峡越しに、明石の町並みが朝日に輝いている、海峡を渡る風の、なんと清々しいことよ、しかし、寒すぎ、朝食を済ませ、淡路島を縦断、うず潮の鳴門海峡を越え四国徳島県へ、お遍路の旅は3年前、一番から順に八十八か所、順打ちですべての札所を回り終えている、結願のあとは和歌山に渡り、高野山の太子廟へも詣でている、一説によると、逆打ちで回ると3倍の徳を得られるとか、さらにうるう年に回ると2倍の功徳を得られるとか、ようするに、うるう年に逆打ちすれば、6倍の功徳を得られる、こんな機会は逃せないだろうと、一念発起、うるう年所以の日、まさに2月29日、八十八番札所の大窪寺にやってきた、3年前に順打ちの打ち止めとして、道中の難儀を思い出しながら、感慨深く山門をくぐった、あの時の感情が昨日の...お遍路逆打ち88番から80番(2日目)

  • 巡礼の旅ふたたび(1日目)

    花だより待てず旅人お遍路の湘南ベースの花ごよみは河津桜、紅の色づきに誘われて、春を待つ旅人も動き出すのか、3年前、四国八十八カ所お遍路、巡礼の股旅を完遂、生涯いちどのイベント、区切りをつけ納めていたが、感謝と懺悔の念に結びは無く、身体の動くうちは、さらなる修行の重ねをと、ふたたび湧き上がってくるものがある、今年はうるう年、うるう年に逆打ちすれば、ご利益は6倍になるらしい説あり、ならばと、八十八番札所の大窪寺を起点に、前回とは逆に一番札所の霊山寺まで、お遍路路の逆打ちに臨んでみたい、一気に巡礼できずとも、何度かに分けてでもと、力を抜いて気を楽に回ってみるか、湘南ベースを出たのは午前10時過ぎ、東名・名神・山陽自動車道を一気に、明石海峡を渡り、日暮れには四国の地を望めればと、冬晴れの東海路を西へ西へ、明石海峡...巡礼の旅ふたたび(1日目)

  • 新春キュン旅

    花だより待てず旅人春一番JR東日本管内、新幹線も在来線特急も、現実に存在するすべての列車、一日乗り放題で1万円、そんな神切符が登場、入手には少しだけの制約が、それは、①ネットでしか買えない、②利用日の14日目以前に購入、③2月14日から3月14日までの平日のみ利用可そんな面倒臭さがあるが、買うしかないじゃんということで、2月20日利用分をすでに購入済み、とりあえず、いつかやってみたかったのが、JR東日本管内の新幹線、東北新幹線、秋田新幹線、山形新幹線、上越新幹線、長野(北陸)新幹線、一日ですべて乗車できるのか、具体的に調べたところ、やはりすべての新幹線を、一日で乗りつぶすのは無理のよう、せっかくの新春旅だから、晩冬の日本海ルートも組み入れよう、『哀しみ本線日本海』、~どこへ帰るの海鳥たちよ~、冬の荒々しい...新春キュン旅

  • ゆく年くる年2024

    年の瀬にかの旅想ひそば喰らふつい2か月前には、最北限の地、礼文島スコトン岬に立っていた、もうすっかり氷雪に閉ざされているのだろう、旅人の年の瀬は、いつものようにそば職人、つなぎ無し十割での手打ち、しずかに新年を迎える、ゆく年くる年、またひとつ新しい年が明けて、次なる旅へ思いを馳せる、きれいな夕日を追いかけて、、、我田引水的蛇足、~ふるさとはなれて時はながれてずいぶん遠くへ来たものだ~ゆく年くる年2024

  • ぶらチャリde師走東京砂漠2023

    師走くれちる葉の音にふりかえりこの秋は、紅葉前線を追いかけ、10月半ばに津軽海峡を渡り、北限の島礼文島へ渡った、絶景の錦絵巻を眺めながら、ひと月にも及ぶ股旅道中を南下、ずいぶん長い間、燃える秋に浸っていた、時は師走の東京砂漠、毎年恒例となった街ぶらチャリ、大都会の晩秋を見納めようと、輪行で出かけてきた、今回のスタートは代々木上原駅、代々木公園脇からNHK、渋谷駅前スクランブル交差点、宮益坂から青山通りへ上がると、YaYa(あの時代を忘れない)、~あのころのことは夢の中へ知らぬ間に遠くyearsgoby~神宮外苑イチョウ並木は黄葉が最盛、多くの人で賑わっている、赤坂見附からは永田町、国会議事堂を回り込むと桜田門、丸の内からは東京駅横断、日本橋を渡り水戸街道へ、隅田川越しのスカイツリーを横目に、浅草雷門を回り...ぶらチャリde師走東京砂漠2023

  • 晩秋の股旅これにて(31日目)

    秋惜しむ湯に沈めし身旅想ふ今朝の草津温泉郷の気温2℃、まさに北海道と変わらない、立冬を迎え冬の序章、北海道では平地でも積雪のニュース、先週まで滞在していた北の大地、すでに雪に埋もれているのだろう、草津温泉郷は昨日の雨も上がり、予報通りの快晴、湯の郷ですっかりととのう、ラストランは一般道を、晴れ渡った赤城山、上州路から東京都心貫通、日が暮れる前に、湘南ベース帰着、ほぼひと月にわたる、北の国から晩秋の股旅、また新たな景色との出会い、充実の旅だった、かな、本日の走行距離268.9kmこの旅の総走行距離6261.8km。。。。。後日記北の国から、ひと月にも及んだ、長い晩秋の股旅、終えた今、大都会TOKYOの過ぎゆく秋、これはこれで、なかなかなもの、ひと月ぶりの業務で都心に出かけたり、立川の国営公園に出かけたり、都...晩秋の股旅これにて(31日目)

  • 湯の郷でととのうの巻(30日目)

    秋暮れてととのう湯里旅人の股旅に出て早ひと月、そろそろ幕かなと、草津温泉郷の朝は晴れ、東の空には暁の月も、だが関東地方の天候予報、昼からはどうも雨模様、本日帰路の途に就こうと考えていたが、雨の中の移動はためらう、急ぐ旅でもない、ここは湯の郷、旅は天気まかせ、ならばこのまま日ぐらし沈没、もどり旅は明日へ、小雨にけむる湯の里、湯けむりにつつまれ、本日はこのまま湯に浸かる、湯舟に口元まで沈んで、大きく深呼吸、ととのうかナ、本日の走行距離ゼロ本日の宿営地道の駅草津温泉我田引水的蛇足、~ふるさとはなれて時はながれてずいぶん遠くへ来たものだ~湯の郷でととのうの巻(30日目)

  • 湯の山越えてもどり旅(29日目)

    湯けむりにのこり葉枯れて潤うを野沢温泉郷、晩秋の湯の里、今朝の気温9℃、北の国で寒冷地仕様になった身、余裕の順応、朝からハシゴ湯、共同湯めぐり、ここまで来たら、志賀高原を越え草津温泉、この旅のふりだしに戻ることにする、高原ルートは一週間後には冬季閉鎖、来年4月下旬までは冬に閉ざされる、本年最後の山岳絶景ルート、好天にも恵まれた、草津温泉郷には昼過ぎに到着、さっそくのハシゴ湯、長旅の疲れを癒し、身も心もととのう、の巻だった、かな、本日の走行距離88.3km本日の宿営地道の駅草津温泉我田引水的蛇足、~ふるさとはなれて時はながれてずいぶん遠くへ来たものだ~湯の山越えてもどり旅(29日目)

  • 湯の郷恋しもどり旅(28日目)

    錦秋の屏風みやび旅の空紅葉前線、ひと月前に津軽海峡あたりですれ違い、北の大地、冬が来る前の晩秋絵巻、すっかり見届けていま、もどり旅でみちのくから関東エリアへ、このあたりの紅葉、まさに今が最盛期、ふたたび紅葉前線に追いついたようだ、もうしばらく晩秋の絵巻屏風、会津路をさまよっていきたい、そんなことで、磐越道を会津坂下ICで下りる、ここからはJR只見線沿線沿いに、上越路小出まで、晩秋の錦秋屏風絵巻をながめながら、小出からは信州路十日町を経て野沢温泉郷、ここもいで湯の郷、共同湯めぐりで、今晩はこのまま沈没を決める、本日の走行距離330.9km本日の宿営地野沢温泉我田引水的蛇足、~ふるさとはなれて時はながれてずいぶん遠くへ来たものだ~湯の郷恋しもどり旅(28日目)

  • みちのくもどり旅(27日目)

    浜風になびく道草秋枯れの下北半島先端、本州最北端、大間埼キャンプサイト、今朝の気温17℃、昨日から気温上昇、全国的に夏戻りだそう、津軽海峡には低い雲停滞、対岸の北海道はかろうじて見える、さて、津軽海峡を渡って戻り旅、みちのくひとり旅、あとはひたすら南下のみ、横浜町で休憩後は、太平洋岸に山越え、ここで携帯に緊急通報が、原子力災害を想定しての訓練通報、このあたり六ケ所村、原子力関連の施設が集中、街中もまるで都会の様相、八戸からは蕪島を横に種差海岸、橋上からは三陸自動車道、高速規格の道路だが、宮城県石巻までは無料区間、時間はかかるが、一気に距離を稼げる、そのまま高速道を使い、東北道の国見SAまで来たところで、みちのくもどり旅はおしまい、ここで宿営させていただく、本日の走行距離632.5km本日の宿営地国見SA我...みちのくもどり旅(27日目)

  • 津軽海峡晩秋景(26日目)

    海峡の見える坂道秋露の函館の今朝の気温16℃、寒冷地仕様になった身体、むしろ暖かさを覚える、巨大なクルーズ船が入港してくる、円安ニッポンを享受、大勢のYOUたちが上陸するのだろう、さて、車上生活の旅人、長い北の国滞在だったが、いよいよ北の大地を離れる、予約している大間行きの便、出航は16時、それまで時間があるので、車載チャリ男君の出動、ベイエリアをぶらチャリ、背伸びして見る海峡を、港町ブルース、坂道の教会エリアや倉庫街、いつものように定点観測、昼食会場はドック港湾の岸壁、購入したホタテの貝焼BBQ、ホタテの輸出が減り、国内供給量が増えると思いきや、猿払や浜頓別のスーパーでも、札幌のスーパーでも見かけなかった、ここ函館のコープでやっと見つけた、1個170円、昨年常呂の販売所では100円だった、毎日食してもい...津軽海峡晩秋景(26日目)

  • ゆき暮れて函館(25日目)

    波打ちぬ灯台みさきススキゆれ噴火湾に面した豊浦町、今朝の気温2℃、10日前に十勝の鹿追で、1℃の朝を経験している、久しぶりの凍れる朝、朝食会場を礼文華海岸に移動、海水の水温の方が高いので、けあらしの海面を漁船が出ていく、小幌峠を越え長万部へ、ここも温泉地、昨年突然の林の中での熱泉噴出、騒ぎも収まっている、温泉街ではHOの指示、ありがたく朝風呂一湯をいただく、冷え切った身体が蘇る、八雲町では飲料会社の湧水場、車中生活の飲料水を補充、噴火湾をぐるっと回り込む、駒ヶ岳の雄姿が迫ってくる、森港の埠頭が本日の昼食会場、砂原では砂埼灯台、以前から気になっていた場所、駒ケ岳を背景に画になる灯台、大沼公園からは、裏函館山、城岱高原経由で函館入り、夕暮れとなって、フェリーターミナル横で宿営、潮の香りが懐かしい、本日の走行距...ゆき暮れて函館(25日目)

  • 蝦夷富士晩秋景(24日目)

    旅ゆけば紅き山にもススキ揺れ真狩村の朝、昨夜の雨も上がったよう、少しづつ雲が離れる、澄んだ青空を背景、羊蹄山の威容が迫る、反時計回りに、京極町から倶知安へ、湧水ポイントも確認、ニセコリゾートエリアへ、ニュース等でチェックはしていたがこのあたりの開発が凄まじい、売地の看板もすべて英語表記、円安ニッポンの悲哀、外国資本による外国人のための開発、どこで道を曲がったのか、このままで良いのかニッポン、工事関係の作業車がひっきりなし、地域の雇用には歓迎されるのだろうが、なんとも複雑な思いでいるのは、旅人だけなのか、360度全方位からの羊蹄山、微妙にカタチが変わるが、端麗で美しい山、これだけは百年変わらない、真狩村に戻り一周終了、噴火湾を望む豊浦町へ、HOの指示により、豊浦温泉で一湯、海上の紅き落日を眺め、一日が終わる...蝦夷富士晩秋景(24日目)

  • 湖畔の秋止符(23日目)

    秋暮れて湖上にひとり水鳥の今日は文化の日、さすらいの股旅道中、どうも文化的な生活からは遠い、今後の気象予報、来週あたりから平地でも雪模様、夏タイヤでの行軍は困難かと、とりあえず道南エリアへ、苫小牧のマクドで今後を思案、とりあえず今日は、支笏湖経由で洞爺湖方面、途中の奥洞爺温泉にて、HOの指示によりありがたく一湯、明日は秋晴れのようなので、羊蹄山を360度周回ルートで眺めたい、麓の真狩村まで進んで、本日の行程はおわり、今回2度目となる道の駅、ここでの宿営とする、本日の走行距離173.6km本日の宿営地道の駅真狩フラワーセンター我田引水的蛇足、~ふるさとはなれて時はながれてずいぶん遠くへ来たものだ~湖畔の秋止符(23日目)

  • 風立ちぬいまは秋(22日目)

    枯れ枝にのこりし一葉風立ちぬ来道していた家族が昼過ぎの便で帰る、2泊を全国旅行支援の恩恵、ホテルで就寝することができた、なにせ旅する路上生活者、寝床といえば、ブルートレインのB寝台もどき、車中生活股旅の旅人、久しぶりのベッドで休めた、それも今朝でおしまい、羊ケ丘公園に立ち寄ってから、新千歳空港まで送り、元のさすらいの身となった旅人、そのまま南下し日高路、数日前と同じ鵡川町まで、日が暮れて今日はここまで、道の駅併設の温泉、HOの指示により、ありがたく一湯いただく、さて明日はどうするか、本日の走行距離124.3km本日の宿営地道の駅むかわ我田引水的蛇足、~ふるさとはなれて時はながれてずいぶん遠くへ来たものだ~風立ちぬいまは秋(22日目)

  • 秋、濃いの街サッポロ②(21日目)

    くれないの都会の街を急ぐ秋今日から11月、あいにくの空模様、午後からは雨の予報、相棒Ⅲの助手席をセット、まずは定山渓温泉を目指す、紅葉の峠は越えた感だが、まだまだ十分に見ごたえあり、定山渓ダムから、朝里川温泉方面へ、石狩湾に出るともう小樽、小雨の中であったが、小樽運河、船見坂、小雨の港町ブラ歩きもまずまず、札幌方面に戻り手稲山、ここの秋も燃え盛っている、ホテルに戻り、周回バスで昨夜に続きすすきのへ、今夕食もクーポンの恩恵、またまた魚介系で満腹の巻、本日の宿営地札幌市内ホテル全国旅行支援割引き適用我田引水的蛇足、~ふるさとはなれて時はながれてずいぶん遠くへ来たものだ~秋、濃いの街サッポロ②(21日目)

  • 秋、濃いの街サッポロ①(20日目)

    流れ旅くれない燃ゆる秋の宿石狩平野、当別の朝は濃霧の中、さて今日は、家族が訪道、陣中見舞いなのか、車中生活の行動監視なのか、ひとまず、今日と明日は股旅中断、折よく、宿泊費2割引きに加え、一日ひとり2千円のクーポン券、再開した全国旅行支援の恩恵に甘え、ホテル暮らし、実質ひとり一泊千円が宿泊代、午後3時単独チェックイン、相棒Ⅲを駐車場に置き、ホテルの周回バスですすきのへ、夕刻着の航空便、新千歳空港からJR快速、札幌駅に出迎える、今夜はハロウィンナイト、札幌の街は仮装した若者で大賑わい、テレビ塔までハロウィン仕様、旅行支援でいただいたクーポン、ありがたく夕食で使わせていただく、連日の車中泊飯、ジンギスカン丼のワンパターン、いい加減に飽き飽きしていた、久しぶりの海鮮系、大満足の巻、本日の宿営地札幌市内ホテル全国旅...秋、濃いの街サッポロ①(20日目)

  • あの日、悲別で(19日目)

    秋暮れてひとりたたずむ枯野丘かなり昔のTVドラマ、「昨日、悲別で」、エンディングテーマは「22歳の別れ」だった、その舞台となった上砂川へ、ここもロケセットの映画館、老朽感は否めないが、雰囲気はそのまま残っている、歌志内炭鉱の栄華時代を物語っている、さて、今朝の旭川平野、気温6℃、濃霧でヘッドライトをつけて出発、旭山動物園サイドから東山町、移住者に人気のある土地として話題に、、整然とした町並みも気品が漂う、移住者の増加が理解できる、そのまま大雪山方面へ高度を上げる、旭岳の積雪がはっきり望める、もうすっかり冬山、大雪山水系の忠別ダム、湖面に映る雪山と紅の山肌、なかなか、大雪山水系の湧水、車上生活者の飲料水としていただく、忠別ダムで大雪山を望んだ後は、美瑛町の丘めぐり、セブンスターの木、ケンとメリーの木、赤い屋...あの日、悲別で(19日目)

  • さいはての白い道(18日目)

    さいはての岬に立ちて秋うれう昨日は最北限、礼文島の北端、スコトン岬に立っていた、今日は最北端、宗谷岬の先端に立っている、樺太の陸地がはっきり捉えられる、最北限と最北端、よく考えてみれば、たしかに意味が違うような、緯度的には宗谷岬の方が、わずかに北、そんなことから最北限、というワードが出てきたのだろう、それはさておき、宗谷岬丘陵の白い道、朝日に光る白い道、青い海を背景になかなか、残念なことに西方向、利尻島と礼文島がよく見えない、今日は雲が広がっている、昨日礼文島に行っておいてよかった、さて、今朝の稚内は7℃、最北の地ならではの寒さ、本日の朝食会場は夜明けのノシャップ岬、稚内駅前からさらに北上、最北端宗谷岬を回り込むと、もうこれ以上北上はできない、あとは南下あるのみ、白鳥の湖、クッチャロ湖畔を眺めた後は、旧国...さいはての白い道(18日目)

  • 北限の旅人(17日目)

    枯れ草に歌を忘れたカナリアの「歌を忘れたカナリア」西條八十の作詞による童謡、はるかむかしに聴いた歌、詩の中でカナリヤはどこに捨てられたのか、うしろの山だとか、やぶに埋めるとか、よく見ると残虐な内容だった、しまいには、月夜の海に浮かべれば、忘れた歌を思い出すでしょう、で締められていた、その解ははっきりしなかったが、今日分かったような気持ちになった、ここは利尻富士を正面に、礼文島南端の小学校の分校だった、この分校は吉永小百合主演、「北のカナリアたち」のロケセット、そのまま残されて、観光名所になっている、いまその現地で絶景に見入っている、ここは北限の地、礼文島最北端、スコトン岬、最果て岬、礼文島は未踏の地であった、天気にも恵まれ、絶好の島唄日和、宿営地稚内の朝、気温10℃、予報通り晴れ渡っている、フェリーターミ...北限の旅人(17日目)

  • 最北の駅舎(16日目)

    秋冷の最北(きた)の駅舎(えき)降り襟を立て予報通りの雨、利尻富士も見えない、雨が空から降れば、小室等と六文銭が唄っていた、~しょうがない雨の日はしょうがない公園のベンチでひとり~でいるわけにいかないから、北へ進もう、宗谷本線下沼駅の前、湧水サロベツで飲料水を補給、抜海港では、冬から春にかけて越冬するという、ゴマアザラシを期待したが、観察できなかった、廃止候補に挙がっている抜海駅、いつもの定点観測にやってきた、最果ての寂寥感満載の駅、昼過ぎには稚内の街に到着、雨は上がったが雲が厚い、利尻島も礼文島も見れない、ノシャップ岬に行ってもしょうがない、稚内港の岸壁に相棒Ⅲを寄せ、夕方までまどろんでいた、~しょうがない、雨の日はしょうがない~夜の帳が下り、十四夜の月が出て空は明るい、明日は晴れとの予報、期待したい、...最北の駅舎(16日目)

  • 熊出没にご用心(15日目)

    夕陽もえ里山紅く秋燃えて日本海沿いのオロロンライン、苫前の集落から山間部、10キロちょっと入った里山、かつて熊が人家を襲うという、恐ろしい熊襲撃事件が起きた、この存在は知っていたが、メインルートからかなり外れるため、いつもスルーしていた、このところ日本全国で、熊が人間の生活圏に出没し、危害を加えているニュースをよく聞く、そのこともあって、実際の事件現場を確認すべく、三毛別川をさかのぼった現場を訪れてきた、実際に実物を再現したジャイアントヒグマ、あらためて用心せねばと認識を深めた、さて、留萌の町は港に面して、朝霧の中で夜が明ける、ほどなく霧は消え青空に、半年ほど前にJR留萌線が廃止、役目の終わった駅舎や線路を眺め、ひとり感慨に浸るのであった、今日は旧国鉄羽幌線の廃線跡に沿い、小平のニシン番屋、苫前では熊事件...熊出没にご用心(15日目)

  • ぶらチャリde秋燃さっぽろ(14日目)

    ペダル漕ぐビルの谷間に秋燃えて今までの道東や十勝のひと桁と異なり、札幌の夜明けの気温はふた桁10℃、寒さを感じない、さて、今日はタイミングが合い家族が来道、羽田空港から日帰り出張とのこと、北大での所用とのことなので、大学構内の学食で落ち合う、広い構内はイチョウ並木の黄葉や、楓の紅葉でまさに秋が燃えている、雪虫までも大乱舞、昼食後は単独秋燃える札幌の街へ、車載チャリ男君の出動、北大を出発点に南下、すすきのまでをひと回り、清々しい空気の中を颯爽と、と思ったのだが、気温は20℃にまで上昇、都市部だというのに雪虫の大量発生、口を開けることができないほど、主要な観光スポット、いつもの定点観測、約3時間のサイクリングで、雪虫と闘いながら、都会の秋を楽しんだ、その後、石狩から海岸線に沿い北上、雄冬ではHOの指示、岩尾温...ぶらチャリde秋燃さっぽろ(14日目)

  • 鉄道員(ぽっぽや)達の声がする(13日目)

    秋駅舎鉄道員(ぽっぽや)の笛響きけり南富良野の金山湖、床もみじならぬ、静かな湖面に映る逆さ錦、秋たけなわ錦の舞い、まさに秋が燃えている、さて、凍れる今朝の鹿追町の気温1℃、ほとんど氷点、燃える紅葉もまさに本番、今日は新得駅から狩勝峠越え、旧根室本線の廃線跡をたどる、幾寅駅は映画鉄道員(ぽっぽや)、映画のセットがそのまま、錦秋の金山湖を経て、北の国からの始まった沼部駅、富良野からは峠越えで三笠市へ、石炭産業全盛期を支えた国鉄鉄道網、鉄道遺跡がほどよく保存されている、夕焼けの石狩川を渡り、新篠津から当別へ来たところで、夕日が空を焦がす、今日はここまでとする、本日の走行距離237.7km本日の宿営地道の駅とうべつ鉄道員(ぽっぽや)達の声がする(13日目)

  • ブルーシャトウをもういちど(12日目)

    紅染めし森と泉に秋深く~森と泉にかこまれて静かに眠るブルーブルー~ここはオンネトー、阿寒富士と雌阿寒岳を湖面に映し、静かに眠っている、阿寒富士は冠雪、晩秋の様相で冬支度か、今朝の宿営地、弟子屈の町の気温は1℃、凍れる朝を迎えた、今日は阿寒湖経由で十勝エリアを目指す、阿寒湖畔は意外にも団体客が目立つ、湖面に映る対岸の木々の紅葉、この季節ならではの画を見せてくれる、阿寒湖からはふたたび足寄に出て、士幌ではHOの指示により、しほろ温泉プラザで一湯、十勝平野の西端、遠く大雪山の冠雪の連山を眺めながら、そば処鹿追町まで来たところで、今日の行程はおしまい、新そば粉を2キロほどゲット、本日の走行距離196.6km本日の宿営地道の駅しおかいブルーシャトウをもういちど(12日目)

  • エメラルドの伝説をもういちど(11日目)

    秋夕暮湖面に投げるみだれ紅~湖に君は身を投げた花のしずくが落ちるように~テンプターズの唄った湖は何処だろう、~幸せが住むという虹色の湖~中村晃子が唄った虹色の湖は何処だろう、~雲が流れる湖のほとり~ブルーコメッツの北国の二人、唄った湖は何処だろう、それらの答えが分かったような、津別峠と美幌峠から見下ろす屈斜路湖、湖に飛び出した和琴半島、湖の真ん中には中島、空の色を映すエメラルド色、雲の流れを映す虹色、まさに屈斜路湖がその解だった、そして、霧は無く晴れ渡っていたが、、~霧にだかれてしずかに眠る~布施明の唄う霧の摩周湖、夕陽に照らされた摩周湖も真ん中にカムイシュ島、摩周湖の夜はきっと寒いのだろう、さて、今朝の旧地北線の本別駅跡地、道の駅ステラ★ほんべつの気温は4℃、本当に日本一寒い町のようだ、北の方角に進路を...エメラルドの伝説をもういちど(11日目)

  • 絶景錦絵巻屏風(10日目)

    秋燃えて錦絵巻の誇らかし旧国鉄の富内線、日高線の鵡川から日高町までを結んでいた、昭和61年に廃止になっている、開設当時の計画では富良野まで延伸し、旭川までの鉄路が実現するはずだった、襟裳岬から宗谷岬まで、北海道を南北に縦断する鉄旅、夢のまま消えてしまった、その富内線の振内駅、駅跡にはD51蒸気機関車や、ライダーハウスとしても利用されていた、客車が鉄道公園として保存されている、富川線は廃止される直前、昭和58年に全線を乗車している、さて、今朝は快晴、気温6℃、凍れる、北海道の日本海側は雨模様、予報通り太平洋側は好天のようだ、進路の選択は正しかったようだ、当初は襟裳岬を回って、十勝エリアに抜けるつもりだったが、紅葉を見極めたかったので、富川から国道237号日高路を、旧富内線沿いに日高市へ抜け、そこから日勝峠越...絶景錦絵巻屏風(10日目)

  • 秋雨停滞前進(9日目)

    秋雨にいそぐ稚児らの傘の花雨の慕情、傘がないわけじゃないけれど、雨が空から降れば、オモイデは地面にしみこむ、こんな日は急がずに行こう、急ぐ用もないシ、白鳥大橋を渡った室蘭では、国鉄時代の旧室蘭駅訪問、噴火湾沿いに白老のウポポイ、苫小牧ではマクドでパソコン作業、時間調整のあと日高路、鵡川まで進んだところで、今日はおしまい、鵡川漁港の今年のシシャモ漁、昨年に続いて不良とのこと、今年は秋シャケも厳しいらしい、HOの指示を受け、道の駅併設の温泉で一湯、明日の天気の回復を祈るのであった、本日の走行距離135.6km本日の宿営地道の駅むかわ四季の館秋雨停滞前進(9日目)

  • 海にいちばん近い駅(8日目)

    秋冷の海わたる風鉄路錆び海に一番近い駅、そう謡う駅はいくつかある、これまで見てきた中では、鶴見線の海芝浦駅が一番だと思う、ほぼホームは運河の海の上、ホームから釣り糸を垂らせる、ただし駅の改札外には出られない、改札を出れば東芝の工場敷地内だから、京浜工業地帯の中にあるので、決して美しい海とは言えない、夜は工場夜景がきれいかも、大村線の千綿駅も美しい弓状の海岸線、ここは室蘭本線の北舟岡駅、晴れていれば遠く駒ヶ岳を望める、噴火湾に面した美しい駅、よくTVやポスターで見かける、あいにくの雨模様の中だったが、これはこれで画になる景色、さて、今朝はというと、蝦夷富士、羊蹄山麓の郷、真狩村、あいにくの本降りで羊蹄山は拝めない、予報通りの雨模様、明日も雨らしい、こんな時は先を急がず、ベンチャーズ、急がば回れ、で行こう、雨...海にいちばん近い駅(8日目)

  • 北酒場の人(7日目)

    白嶺の紅葉山にも頬染まりここは蝦夷富士、羊蹄山の裾野が広がる、真狩村、一昨日の積雪で山嶺は冠雪、なかなかの画、この地が生んだ歌手といえば細川たかし、記念碑を表敬訪問、今朝はメークインの郷、厚沢部町を出発、どのようなコースで進むか、最後まで迷っていたが、日本海岸沿いの天気が良さそう、海沿いの国道229号線、積丹半島を目指すことにした、海からの強風で潮吹雪を浴びながら、旧瀬棚線の終着駅跡を確認、寿都町ではHOの指示、寿都温泉ゆべつのゆで一湯、岩内まで北上したところで、潮吹雪からエスケープ、内陸部へのコース変更を決める、旧国鉄岩内線沿いに線路の痕跡を確認、倶知安駅は新幹線駅の工事が進んでいる、トンネルの難工事も目途がついたようだが、札幌冬期オリンピックの誘致断念により、開通はかなり遅れるのだろう、その分、ここの...北酒場の人(7日目)

  • 追分そーらん街道(6日目)

    秋かもめニシン来たかと問われしか松前から江差への、追分ソーラン街道の途中、上ノ国町に標高159mの夷王山、この山頂からの眺望、日本海の水平線と、江差の街が遠く眼下に見える、教えたくない個人的な道内絶景ポイント、このルートを走るときは毎回訪れている、雲が多く天候が心配だったが、まずまずのビューであった、日本海に面する今朝の松前、ぶらチャリで城下町をひと回り、と思ったのだが、海からの風が強く寒かったので断念、相棒Ⅲで回ることにした、北前船の物流拠点としてさかえた港町、当時をしのぶ建築物もいくらか残っている、海を望む城下町、素晴らしい、昼前までゆっくり滞在、追分ソーラン街道を北上、上ノ国町では夷王山登頂、旧江差駅跡を訪問、江差からは少し内陸へ入る、メークインの産地日本一の厚沢部町、HOの指示を受け蛾虫温泉で一湯...追分そーらん街道(6日目)

  • 伊能忠敬的夢想旅(5日目)

    忠敬の草鞋踏みしか秋霜の伊能忠敬の蝦夷地測量、函館山の展望台に、蝦夷測量起点の偉業の顕彰碑があるが、実は、忠敬の蝦夷上陸地点は函館ではなかった、松前街道の白神岬近く、吉岡の浜だというのが正しい、らしい、命を受けた忠敬は江戸からみちのく路を陸路北上、竜飛岬の三厩から漁船をチャーターしている、函館に手漕ぎで向かうも、強風に流され吉岡の浜にたどり着いた、吉岡からは陸路で函館に向かい、反時計回りに歩測を進めたとされるが、実際は吉岡から歩測を開始したようだ、忠敬の銅像がある吉岡港にいま立っている、早朝の津軽海峡フェリー、青森から津軽海峡を渡り、はるばる来たぜ函館、ベイエリアには立ち寄らず、先を急ぐ予定、だったが、あまりにも好天気だったので、函館山の山頂へ、函館の街を離れる前に、前から気になっていた温泉、西ききょう温...伊能忠敬的夢想旅(5日目)

  • よされ竜飛岬(4日目)

    秋冷に岬飛ぶ竜風も飛ぶ~ごらんあれが竜飛岬北のはずれと~、石川さゆりの熱唱が風に舞う、ここは北のはずれ津軽半島竜飛岬、海峡を見下ろす灯台のある断崖の上、名曲、津軽海峡冬景色記念碑、ボタンを押せばあの曲が流れる、ここからは津軽海峡を挟み、北海道の陸地が横たわっている、晴れ渡った空ではなかったが、目を凝らすと、函館山や松前大島までが視認できる、今朝は秋田港を起点に、日本海沿線を北上、八郎潟、能代からはJR五能線に沿い、十二湖、舮作の不老不死温泉、JR東日本のポスターにもなった、寂寥の駅舎、驫木駅駅、鯵ヶ沢から一旦内陸に入り津軽平野、リンゴ畑の上には津軽富士の岩木山、木造からは十三湖へ、小泊漁港を経て竜の背中のような、半島の尾根沿いに、竜飛岬へ下りた来た、ここでは確かに竜が飛んでいる、津軽半島をぐるっと回る国道...よされ竜飛岬(4日目)

  • 修験者のごとし(3日目)

    修験者の衣をゆらす秋の風車中泊の股旅、日本全国津々浦々を巡っているところだが、基本は路上生活の旅人だ、毎日の寝床は寝返りも不自由な狭い、ブルートレインのB寝台のようだし、食事はというとメスティン飯や、鍋を使った蒸し加熱一品ものが主体、まさに修行のような路上生活、数年前の旅であったが、四国八十八カ所お遍路の車中泊股旅など、修行笠と遍路衣装に身を包み、僧になったわけではないがさながら修行の旅、平地にある寺院ばかりでなく、険しい山の上への参拝など、しまいには百段以上の階段を上がったり、まさに修行ともいえる修験者の旅でもあった、ここは標高414mの羽越路羽黒山、頂上にある出羽三山神社、湯殿山神社と月山神社と出羽神社の、三社がまとめて祀られている合祭殿、二年前にここの木造建築五重塔を参拝した際、羽黒山の山頂神社への...修験者のごとし(3日目)

  • 黄葉街道を行く(2日目)

    黄葉の木もれ陽ゆらりやさしさよ夜明けの気温4℃、標高一千メートル超の草津温泉郷、秋というより初冬か、寝覚めの一湯、いや、ハシゴ湯、パンを焼いてコーヒーの朝食、そしてまたハシゴ湯、もう一日このまま湯に浸りたいところだが、津軽海峡フェリーを予約している、先を急ぐこととする、草津温泉からは、一旦長野原に下りて、中之条から沼田経由で金精峠越え、峠の上から湯元湖と男体山を眺望、紅葉は始まったばかりのようで、見頃には少し早い、奥日光からいろは坂を下り、週末で混雑している東照宮横を通り、矢板で国道4号線に合流、そのまま栃木県を北上、那須高原でペンションを営む友人宅訪問、飲料水の補給と夕食をご馳走になり、那須SAから東北自動車道へ、郡山から福島方面へ北上、国見SAまで来たところで、本日の行程は終了、ここで宿営させていただ...黄葉街道を行く(2日目)

  • 秋を見つけに(1日目)

    いわし雲岬のはずれ灘碧く気がつけば10月、空を見上げればいわし雲、都会の空にも秋の雲、長い長い夏も過ぎ去ったのか、もっと前に出発したかったが、日本列島全体が灼熱地獄、とてもではないが、秋探しの旅を決断できずじまいであった、10月に入り、やっと秋の風を感じられるように、なんだかんだ並べている間に、北の国では大雪山冠雪の知らせ、湘南ベースから望む富士山も、冠雪が望めるようだ、ならばと、急ぎ旅支度、昨年のこの時季、石北峠の積雪、タイヤチェーンでの行軍を思い出す、雪への備えも忘れてはいけない、結構手間取る作業なので、チェーンの装着を練習しておく、ぶらチャリのためのチャリ男君も車載、車載重量が増すが旅の質向上のために、早朝に湘南ベースを出発、一般道国道1号線を横浜方面、多摩川を渡り大森からは東京湾岸を横断、東京ゲー...秋を見つけに(1日目)

  • 秋の空、旅支度

    たそがれて更けゆく秋の旅の空きれいな夕日を追いかけて、旅に出てみよう、その前に、相棒Ⅲの車中泊仕様、ソロ車中泊を前提に、横幅60㎝、縦長170㎝、小柄な旅人には十分なほどの寝床、、これまで長年お世話になっているのだが、寝返りができない、大の字になって寝れない、などの贅沢な悩みもある、そこで、拡張的に、ネットカフェのフルフラットブース的、ダブル規格の寝床を考察してみた、といっても、家にあった木材をチャチャっと加工、継ぎはぎで製作してみただけだが、寝心地を確認すべく、伊豆の伊東温泉へ車中泊検証の旅、宿営地は伊東マリンタウン、まずまずの出来上がりとしよう、久しぶりの伊東温泉、港近くの共同湯で温まった後、中秋の満月を眺めていたヨ、秋の空、旅支度

  • 避暑地は地底宮殿

    夕立に袂濡らしぬ稚児走り9月も半ばになるというのに、夏日連続記録更新中、そんな天気ニュースが毎日、ニッポン列島南から北まで、毎日が灼熱地獄、例年であれば北の国から、紅葉を求めての旅シーズン幕開けのはず、今年の北海道の夏休み期間、旅ブログ先達諸氏の記事によると、毎日が本州並の酷暑夏日模様、また雨や曇天の荒天日が多く、津軽海峡を渡った車中泊股旅、涼しい北の大地を窓を全開して疾走、的な内容は目にしなかった、ような、もはや北海道も東北同様の気候帯に、時代が偏移してしまったのだろうか、これからの日本の主要なコメ処は北海道、というような教科書になっていくのだろう、そんなことを憂いつつも、この夏の北帰行を決断できずじまいであったが、そろそろかなと、相棒Ⅲを股旅モードに若干のDIY仕様変更、気持ちの準備を始めている旅人な...避暑地は地底宮殿

  • 夏の終わりのハーモニー(4日目)

    ゆきくれて旅路の果ての晩夏雲昨夜21時に釜山港を出航、弾丸トラベルのフィナーレを、素晴らしい港夜景が見送ってくれた、釜山港へ帰れ、一夜明け目覚めると、船は関門海峡を静かに進んでいた、関門大橋が見えてくると、ほどなくして下関国際埠頭に接岸、時刻は8時少し過ぎ、先頭グループで入国審査を通過、徒歩10分で下関駅へ、ここからふたたび「青春18きっぷ」、帰路に就くべく8:51始発の広島行き、徳山、柳井を過ぎると瀬戸内海、周防大島大橋をくぐり、岩国、そして宮島口駅で途中下車、瀬戸内海に浮かぶ宮島が目と鼻の先、JRが運行する宮島フェリーにも、「青春18きっぷ」で乗船できる、久しぶりになるが、サミットで脚光を浴びた宮島、渡ってみることにする、9月に入ったとは言え真夏の酷暑、この地も世界の旅人でオーバーツーリズム状態、境内...夏の終わりのハーモニー(4日目)

  • 晩夏の弾丸海外旅行(3日目)

    彷徨えば夏の終わりのプサンハン昨夜19:45に下関港を出港、そして今朝7:45には釜山港へ入港、はっきり覚えはないが、明るくなった6時ごろには入港していたようだ、いつも思うのだが釜山港は函館港に似ている、昨夜の出港時も乗船終了は18時だったので、入出国管理の事務手続き時間の制約からのようだ、さて、韓国への訪問は6年ぶりとなる、今回は「青春18きっぷ」の別班、いや別版としての渡韓なので、ここ釜山オンリーの日帰り旅行、閑散としたガラガラの入国審査を済ませ、とりあえずの現金として5000円を両替、手数料もしっかり取られて42400ウオン、円安ニッポンの悲哀を感じざるを得ない、釜山駅までは立派な遊歩道を釜山駅へ直結、KTXでソウルまで行きたくなる心情を我慢、エスカレーターを下り地下鉄乗り場へ向かう、韓国国内の交通...晩夏の弾丸海外旅行(3日目)

  • 釜山港へ帰れ(2日目)

    海峡を渡る風に晩夏香無料の朝食(パンのみ)をいただき、早朝の列車に飛び乗る、朝日に輝く宮島をやり過ごし、岩国を過ぎれば周防灘、山陽本線で最も海に近いルート、周防大島や富海海岸に目を奪われる、3時間もすれば本州の末端、潮の香りのする海峡の街、下関に到着、実は、、、、、今回の旅の目的は、これ↓国内のJR普通列車全線乗り放題、『青春18きっぷ』の拡大編、なんと日本脱出、下関から関釜フェリーで、韓国釜山まで行けるという企画、味なことをやってくれた、思わず飛びついてしまった、思えば、ソウル五輪の前年1987年、初めて韓国へ出向いた、その時利用したのがこの関釜フェリー、その後幾度となく渡韓してはいるが、関釜航路はじつに久しぶり、当初の計画ではもう少し早く渡韓、ソウルや木浦まで足を延ばそうとしたが、台風の進路が懸念され...釜山港へ帰れ(2日目)

  • いまはもう秋

    風晩夏波乗りたちの髪乱しいまはもう秋、誰も、、、、、湘南ビーチはまだまだ夏模様、すでに9月に入ったが、今年の夏は終わりを知らないのか、ならばと、秋を見つけに出かけてみるか、「青春18きっぷ」を手に、茅ヶ崎駅、朝早くの旅発ち、各駅停車の鈍行列車、行けるところまで行ってみる、熱海駅で浜松行きに乗り継ぐ、丹那トンネルを抜ける、いままで右手に見えていた富士山、富士川を渡り列車が左に90度カーブ、今度は左手の車窓に富士山が現れる、清張ミステリーに出てくるアリバイ工作、トリック写真のモチーフを思い出す、そんな楽しみ方も、長い鈍行列車の旅にはあるものだ、名古屋駅では最後部車両から下車、いつものルーチン、ホームにある立ち食いきしめん屋、急ぎかき込んで次の列車に飛び乗る、大垣で乗り換え、関が原を越えれば右手に伊吹山、残雪も...いまはもう秋

  • マハロ・ヌイ(6日目)

    うみかじは潮騒奏でウクレレのパンデミック明けのこの夏、ならばとやってきた南の島、ワイキキビーチは20年ぶり、記憶の頁をめくりながら、目に入る景色は昔のまま、何も変わらない、変わったのは円の価値、分かりやすい比較では、ペットボトルの水の価格、日本でよく食べる牛丼並と同じ、丸〇製麺のかけうどんもこちらでは800円、そんな円安の超逆境のなか、愚痴ってばかりでもしょうがないので、THEBUBのICカード、一日3ドル乗り放題、シニアHOLOカードを最大限活用、5泊の日程、オアフ島の端から端まで、すっかり楽しめた、かな、2年前に就航したばかりのZIPエア、LCCなので燃料チャージ不要、航空運賃は8月のピークでも4万円台、諸経費込みでも往復10万円、日本人家族連れが多くほぼ満席、大手キャリアの半額、ちょっと気合を入れれ...マハロ・ヌイ(6日目)

  • アロハオエ(5日目)

    ウクレレの流る椰子の実夏の夜20年ぶりの訪問、記憶の頁をめくりながら、ワイキキ滞在も5日目、午前中はダウンタウンの、ハワイ州立美術館へ、今回はレンタカーを借りず、THEBUS乗り放題シニアHOLOカード、一日3ドルが旅の足、午後からは23番バス、オアフ島南端へ足を延ばしてみる、シーライフパークは昔のまま、溶岩流でできたジオパーク、ハワイが火山の島であること、あらためて実感、夜のワイキキ、ミッドナイトフィーバー、ホテル前のバーや路上、音楽と若者たちの声、深夜を過ぎても騒ぎは静まらない、空が明るいと思ったらフルムーン、ワイキキビーチ、満月の夜が更けていく、ウクレレ爪弾く、心地よくもけだるい響き、ハワイアンソングが懐かしい、そういえば日野てる子、「夏の日の思い出」、~きれいな月が海を照らしたたずむ影は砂に浮かび...アロハオエ(5日目)

  • ワイキキビーチなう(4日目)

    夏ビートビーチボーイズベンチャーズワイキキまで来ているのに、実はまだビーチに出ていない、とりあえずは島の一周と、ダイアモンドヘッド登山、SKYLINE初乗りで日程を消化してしまった、今日一日はビーチで過ごしてみる、午前中は20番バス、アラモアナ公園ビーチへ、ダイアモンドヘッドの景色、ここからのビューが一番だと思っている、日曜のせいか地元ロコのファミリーや、グループでのBBQパーティーで賑わっている、平和な光景だ、午後からはホテル前のワイキキビーチ、ここだけは世界各地の観光客だらけ、砂まじりのワイキキビーチ、人も波も消えない、持ってきた浮き輪を膨らませ、渚の波に浮かんでボーっと過ごしていた、パンデミック明けの初めての夏、久しぶりの観光特需が復活してきたようだ、それにしても超円安の逆境、ホテル代もそうだが、フ...ワイキキビーチなう(4日目)

  • ダイアモンドヘッド登山(3日目)

    夏の声急がば回れベンチャーズワイキキといえばベンチャーズ、テケテケテケテケテケ。。。。。、エレキサウンドが似つかわしい、パイプライン、ウォークドントラン(急がば回れ)、ダイアモンドヘッド、ホノルルに来たらワイキキビーチのランドマーク、ダイアモンドヘッドのてっぺん、登山道を目指すことにしている、朝8時半にワイキキを出発、23番バスでクレーター入口へ、以前と異なり、登頂するには事前のネット予約が必要、ひとり5ドルが環境整備費へ、マチュピチュや富士山もそうだが、最近は何処の観光スポットも事前予約が必須、約2キロ弱の登山道、急な階段や手彫りのトンネルも、シニアにとっては若干の不安はあったが、八十八か所のお遍路で鍛えた足腰、まだまだなんとか大丈夫であった、頂上では太平洋を渡る涼しい風に吹かれながら、絶景に言葉を失っ...ダイアモンドヘッド登山(3日目)

  • オアフ島一周(2日目)

    夏盛り岬めぐりのバスは行く昨日入手しておいた、シニアHOLOカード、一日3ドル乗り放題、とりあえずオアフ島を一周してみる、ワイキキからオアフ島を横断、東海岸に出てノースショアまで北上、60番バス、途中道路工事個所の渋滞があったり、予定を1時間もオーバー、3時間もかかってしまった、ノースショアは古いハワイの街並み、そのまま残されている、1時間くらい滞在して、そのまま反時計回りに、52番バスでワイキキに戻ってきた、ほぼ1日がかりでオアフ島一周、山本コータロー、岬めぐりの一日であった、オアフ島一周(2日目)

  • ワイハー行ってくる(1日目)

    カメハメハわれも真夏の異邦人夏本番、日本列島灼熱地獄、北の大地に逃避行、といきたいところだが、その前に、ひょんなことから、平山みき、真夏の出来事、南の楽園に出かけることになってしまった、ひと月前にひと足早く、ハイサイまもる君、日本で一番美しいビーチ、与那覇前浜ビーチ、宮古島に行ってきたばかりだった、ところで、このところのニッポン列島、何処に行っても、YOU外国人だらけ、円安天国ニッポン、ホテル代も便乗高騰しまくっている、浅草や京都だけでなく、アメ横のお菓子屋さんでも、お菓子をスーツケース一杯、買いまくっているようだ、YOUたちはナニしにニッポンへ、そんな時代の移り変わり、時代遅れのニッポン人として、寂しい思いでいるのは、爺たちだけであろうか、あの日本が輝いていた時代、幾度か訪ねた外地の今は、どう変わってし...ワイハー行ってくる(1日目)

  • 真夏の果実(4日目)

    うみかじにざわわ真夏の果実かな日本列島梅雨最中、梅雨の明けた宮古島、ひと足早く平山みき、真夏の出来事、夕方の便で離島する、4日目の朝も青い海原に、真夏の空が広がっている、夕方まで時間はたっぷり残っている、海上橋の伊良部大橋を渡る、宮古島は伊良部島にも二つ目の空港、伊良部空港がある、元々は航空会社のパイロット訓練用の空港、今ではジェットスターやスカイマークが、本土各地への路線を持っている、またこの空港は航空機マニアの聖地、多くのマニアがカメラ片手に集合している、ちょうどいいタイミングで、香港のキャセイ航空機B777、離発着の訓練の最中のよう、タッチアンドゴーを繰り返し行っている、おそらく数名の新人パイロットが、計器着陸と手動着陸の繰り返し、左席の機長の指示のもと、交代しながら操縦桿を握っているのであろう、絶...真夏の果実(4日目)

  • 宮古ブルーの休日(3日目)

    サトウキビ畑のムコフ二夏の海南の島の朝、宿の窓から、港に停泊しているクルーズ船、輝く海に船体の白が眩しい、宮古ブルー、南海の島にいることを実感、朝食バイキングも、島のメニュー、贅沢な時間、昨日は最北端の池間島、今日は最東端の東平安名崎へ、午後からは昨日同様、与那覇前浜ビーチ、ビーチの正面には来間島、海上橋の来間大橋で結ばれている、夕方まで波と戯れていた、宮古ブルーの休日(3日目)

  • うみかじの夏は来ぬ(2日目)

    うみかじにさわぐ波間にヤドカリの青い海、白い雲、梅雨前線からも離れた、南海の島宮古島、ここはもう、すっかり初夏、夏、夏、夏、夏、ココナッツ、午前中は最北端へ、海上の池間大橋を渡り、池間島をひとまわり、午後からは、日本で一番きれいだと言われる、与那覇前浜ビーチ、夕方まで波と戯れる、夜は民謡酒場、島唄に酔いしれて、島時間の一日だった、かな、うみかじの夏は来ぬ(2日目)

  • ハイサイまもる君(1日目)

    うみかじの渚は青い珊瑚礁あきらめの雨季、、一足早く梅雨明けの空、コバルト色の空に白い雲、高度を下げていくANA機、旋回する窓に広がる青い海原、まさにズーニーブー、白い珊瑚礁、~青い海原群れ飛ぶカモメこころひかれるた白い珊瑚礁~梅雨明け前のこの時季、夏を先取り、南の島にやってきた、定刻通り宮古島空港に到着、今年も夏を先取り、ズーニーブー、白い珊瑚礁、~南の果ての海の彼方にひそかに眠る白い珊瑚礁~空港でレンタカーを調達、ひとまず街中の宿に荷物を、まずは日本一美しいと言われる、与那覇前浜ビーチへ、今日の奄美地方は線状降水帯、かなりの雨量のようだが、羽田空港を離陸したANA機、暑い雲の上を沖縄那覇空港へ、乗り継いでさらに南下、宮古島の緯度はほぼ台湾、ほとんど梅雨明けであろう、昨年に続き俄か島人、ちょっとだけ滞在し...ハイサイまもる君(1日目)

  • 湯郷はなれがたし(6日目)

    新緑の湯郷に迷いととのうも新緑に抱かれた湯の郷、上州草津温泉をベースに、上越、信州、会津エリア、湯迷いのプチ旅をと出かけてきたが、6月に入ろうとするこの季節、冬季通行止めが解除されておらず、峠越えが思うにできなかった、つまるところで、草津の湯に沈んだだけの旅だったかな、そんな中だったが、切明温泉の川湯に浸かれたことは収穫、日本のラオス、日本のチベット的な、奥深い場所で出会った天空の湯、なかなかであった、もう少し湯迷いの時間を過ごしたかったが、ひとまず街へ戻る、中国九州エリアの梅雨前線も北上、関東東北エリアまで、列島は梅雨入りを迎えた、梅雨のない北海道も、いまひとつの空模様のようだが、放浪旅の旅人諸氏みなさん、ぞろぞろと、津軽海峡を渡り始めているようだ、いったんベースに戻り、次なる旅支度を始めることにするか...湯郷はなれがたし(6日目)

  • 新緑の川湯(5日目)

    新緑や天空の湯にととのうを上越魚沼地方の朝、昨夜の雨は上がったようだ、ここから奥只見湖尾瀬沼入口経由で、会津エリアへ向かおうと考えていたが、国道352号線の山間部、冬季通行止めが継続中とのこと、またまた予定を大きく変更、ふたたび草津温泉へ戻ることにした、一昨日、同じく冬季通行止めで断念した、野沢温泉への裏口ルート入口から、奥志賀高原経由でたどることにする、日本のチベット、秘境秋山郷から林道経由を選択、険しい道を標高を上げながら秋山郷へ、雑魚川林道の基点にある切明温泉、ここは知る人ぞ知るワイルドな天然湯、河原の石を掘ると温泉噴出、先人が石を並べて作った浴槽、寝ころばないと全身は浸かれない、猿以外に訪ねる人も誰もいない秘湯、青空のもと大自然に抱かれるひととき、ワイルドな天然湯と言えば、北海道十勝鹿追の鹿の湯、...新緑の川湯(5日目)

  • 野沢温泉雨情(4日目)

    五月雨や棚田湿すを湯けむりの雨の野沢温泉、予報通り、九州中国地方は梅雨入りのよう、昨日に続いて、共同湯を巡る、野沢温泉街も歴史のある温泉場、温泉街特有の町並みが渋い、刺激を求める自称温泉湯人にとっては、前日までの草津温泉、pH2.1の強酸性湯、ここ野沢温泉はpH8.5の弱アルカリ性湯、いまひとつ穏やか、そんなわけで、午後から雨も上がったようなので、長野県から新潟県方面へ、北へ進んでみる、十日町の手前津南町から、山越えで上越スキーリゾートエリアへ、近年有名になった清津峡へ立ち寄る、遊歩道トンネルの先出口からの渓谷、TVやSNSでお馴染みの絶景、新緑の渓谷を眺めてみようとやって来たが、うーむ入場料1000円、小雨模様でもあったし、コスパの観点から、トンネル手前の渓谷ビュウで満足としたヨ、そのまま石打スキー場に...野沢温泉雨情(4日目)

  • 湯の郷エレジー(3日目)

    若葉萌ゆ霧か霞か湯けむりか三日目の朝も共同湯から始まる、贅沢な時間、車中泊朝食、コーヒーのおかわり、広島サミットの様子をTVで確認、昨日と同じ時間が流れる、共同湯徘徊は午前中で切り上げ、次の温泉郷を目指す、標高2172M、日本国道最高地点経由、群馬県から長野県境越え、草津志賀高原ルートを北へ、、蓮池を右折、奥志賀高原方面へ、野沢温泉郷を目指すも、思いもよらなかったが、冬季通行止め継続中とのこと、峠越えを断念折り返す、湯田中まで下りて、飯山線沿いに野沢温泉郷へ、ここも共同湯の宝庫、草津温泉はpH2.1の強酸性湯、野沢温泉はpH8.5の弱アルカリ湯、沁みついた酸性の身が中和されるのか、案内MAPによれば13湯の外湯、全湯入湯を目指すも9湯で断念、残りは明日へ持ち越そう、ふらふらになりながら、宿営地へ向かう、明...湯の郷エレジー(3日目)

  • 旅人湯に沈むt(2日目)

    新緑に湯けむり沁みる旅の衆濃霧に包まれる高原の朝、草津の温泉街も霧の中、まずは寝起きの一湯、いや、三湯から始まる、トースト、みそ汁、黒枝豆、コーヒー、定番の車中泊朝飯、広島サミットの状況をTVで確認、霧も晴れて降り注ぐ太陽、再びタオル片手に共同浴場徘徊、なんだかんだで、一日中、湯に沈没、難破船状態、pH2.1の強酸性、泉温45~48℃の高熱泉、体内の毒素もすっかり排出、体調良好、なにもしない一日が暮れていく、本日の走行距離ほぼゼロ本日の宿営地昨日と同じ旅人湯に沈むt(2日目)

  • 新緑に誘われて(1日目)

    新緑に誘われ湯の郷沈むらむ南西諸島方面は梅雨入りの模様、関東地方も夏を思わせる日差し、昨日の雨も上がり、山々の緑が美しい、ならばと、久しぶりに相棒Ⅲ、股旅車中泊モードにフル装備、朝早い時間に湘南ベースを出発、国道246を足柄山、金時公園で休憩、山中湖から富士吉田へ、雲が低く富士山は拝めなかったが、道の駅で富士の天然水12Lを補給、河口湖から甲府盆地へ抜け、清里高原、小海線沿いに信州小諸へ、中軽井沢から浅間山の麓を、北軽井沢、長野原から最後の登坂、草津温泉まで到達、駆けつけ三湯、沁みるねえエ、本日はここで宿営を決める、本日の走行距離282.1㎞本日の宿営地道の駅草津新緑に誘われて(1日目)

  • 残雪の列島縦断(4日目)

    残雪に線路は奥の細道を2週間前に、茅ヶ崎駅からJR各駅停車、鈍行列車で九州へ入り、大分から熊本までの豊肥線、阿蘇高原鉄道で九州を横断してきた、そして今回は、空路札幌へ入り、札幌駅から函館駅、津軽海峡を連絡船で渡り、青森駅から日本海沿線、五能線経由で秋田駅、昨夜は横手駅前で宿営、本日は北上線で北上駅から、東北エリアの山間部を横断、そして東北本線をひたすら、鈍行列車で南下、茅ヶ崎駅を目指す、そんなわけで横手駅始発の北上線、山間部の鉄道沿線には残雪が、ところどころには満開の桜、冬と春がせめぎあっている、北上駅からは、一ノ関、小牛田、仙台、白石、福島、郡山、新白河、黒磯、宇都宮で、小刻みに乗り継ぎ、宇都宮からは最後の乗り継ぎ、熱海行き日本最長距離普通電車、21時過ぎには湘南ベースに帰還、列島の南端と北端は残したが...残雪の列島縦断(4日目)

  • 津軽海峡春景色(3日目)

    船見坂おぼろ桜か海峡の潮の香り海峡の街、騒ぐカモメに起こされる、港函館の朝、五稜郭公園の桜は最盛期のようだが、今回はパス、列島縦断鈍行列車の旅、先を急ぐことにする、青函フェリーのターミナル、函館からひと駅、五稜郭駅から徒歩で桟橋まで、青函フェリー、キャンペーン割引料金、青森までの乗船券1800円、利用する船は新設就航船、客室はシート席と桟敷積2種類、どちらも自由に利用できる、Wi-Fi完備、4時間の航海時間も苦にはならない、津軽海峡春景色、右に竜飛岬津軽半島、、左に大間下北半島、晴れ渡っているが大陸からの黄砂で、下北半島の仏ヶ浦や、八甲田山の山系も霞んで見える、青森からは五能線回り、快速リゾートしらかみ号、全車指定席だが、指定席券540円を別途購入すれば、北海道&東日本パスで乗ることができる、五能線は絶景...津軽海峡春景色(3日目)

  • なごり桜船見坂(2日目)

    春まどい波止場かすみぬ船見坂列島縦断鈍行列車の旅、後編のスタート、札幌駅から茅ヶ崎駅まで、鈍行列車のみでひたすら南下する、使用するチケットは、「北海道&東日本パス」、JR北海道とJR東日本エリアのJR路線、普通列車限定ではあるが、7日間乗り放題の神チケット、4月半ばといえ、北の街はまだまだなごり冬、大通公園のビルの寒暖計、9℃、街中に桜の木はほとんど見受けないが、大通公園の一角の桜は七八分咲き、桜前線も津軽海峡を渡り、北の大地にたどり着いている、これから南下する函館、五稜郭公園も満開間近らしい、南下のルートは、札幌駅から石狩湾沿いに函館本線、小樽では乗り継ぎの時間が小1時間、船見坂から波止場へ下りて、運河道を歩いてみる、小樽からは通称山線と呼ばれる函館本線、倶知安で乗り継ぎ長万部に抜ける、この山線は新幹線...なごり桜船見坂(2日目)

  • 列島縦断鈍行列車の旅(1日目)

    海峡を渡る風の花散らし気がつけば、桜の季節も今昔物語、久しぶりの鉄旅を思い立ち、鈍行列車で東海道から山陽本線、関門海峡を徒歩で渡り九州へ、大分から熊本への豊肥本線、阿蘇山麓の春景色、車窓を堪能してきたのがつい1週間前、次は北の国から続編再開へ、まずは一気にワープ、空路で札幌へ、成田空港からはジェットスター、新千歳空港着は夕闇迫る18:45、札幌もひと月前に訪れたばかりだが、季節は確実に進んでいた、しかし夜の気温は11℃、本州と比べるとまだまだ寒さがつのる、札幌駅の待合所にはまだストーブが、街ゆく人々もほとんどが冬の装い、前回と同じ大通公園サイドの、旅人宿にチェックイン、キャビンと称するカプセルの進化系、旅行支援のクーポン2000円、実質の宿泊代は700円くらい、ありがたく恩恵に授かる、明日からの鉄旅に備え...列島縦断鈍行列車の旅(1日目)

  • 阿蘇カルデラ横断鉄道(3日目)

    春ぼらけ阿蘇山麓に雲雀鳴きおんせん県、朝風呂は温泉、ありがたきかな、今朝は少し遅めの旅立ち、大分駅から豊肥本線で熊本へ、荒城の月、豊後竹田から阿蘇外輪山越え、阿蘇カルデラ横断鉄道、宮地駅で乗り継ぎ、車窓から阿蘇五岳と外輪山、雄大な景色が広がる、熊本地震の爪痕癒えない、スイッチバック線を立野駅へ、熊本駅からは鹿児島本線、博多駅まで北上したところで、本日の行程は終わり、キャナルシティ博多も久しぶり、歓楽街の中州を抜け、本日の宿営地中洲川端、地下鉄駅直結の旅人宿、旅行支援適用、2000円クーポンをいただき、実質宿泊費500円ほど、今夜もありがたく恩恵に授かるヨ、シャワーやトイレは共用だが、最新の設備を採用、カプセル寝ぐらも進化したものだ、まるで宇宙ステーション、おかげで良質な睡眠を確保できたヨ、そして翌日、福岡...阿蘇カルデラ横断鉄道(3日目)

  • 関門海峡春景色(2日目)

    春惑い渦まくさまの海峡の早朝の山陽路、瀬戸内海の朝日が眩しい、五日市駅から岩国駅で乗り継いだ、下関行きの普通列車、周防大島が迫る大畠港、瀬戸内の絶景のひとつ、一昨春の九州への股旅の途中、周防大橋を渡り、周防大島を一周してみたものだった、下関駅で途中下車、今回は鉄道での九州入りはしない、駅前からバスで壇之浦古戦場、高速道の関門大橋の真下、ここからエレベーターで地下へ、関門人道トンネルで九州へ徒歩、この人道は国道2号線の一部、自動車専用トンネルもこの下を走る、人道だが自転車と原付バイクは、手押しにて通行できる、780Mの海底を渡ると九州側、門司の和布刈神社サイドに出る、門司港レトロまでは歩いても30分、海峡を渡る風も寒くはない、このあたりの桜はまだ見頃のよう、門司港埠頭から見る下関の町並み、関門大橋の全景もま...関門海峡春景色(2日目)

  • 各駅停車西方見聞録(1日目)

    往く春や瀬戸は日暮れて霞雲ことのほか早くに、桜の季節も過ぎてゆく、股旅の季節になっているが、ずいぶん引きこもってしまったものだ、ひと月前にオホーツク、流氷を見届けに知床へ、その際網走駅で求めておいた、「青春18きっぷ」、残り3日分が手元に、4月10日までが使用期限、ならば、桜前線の過ぎ去って久しい西方へ、桜のなごり香を求めいざ旅立たん、湘南ベースを朝一番に旅立つ、東海道線、山陽本線を鈍行列車で、以前ならその日のうちに関門海峡を渡り、九州入りできていた、現時点のダイヤ編成では、山口県新山口駅あたりが限界、行けるところまで行ってみる、土曜日の早朝時間帯だが、茅ヶ崎駅に到着した沼津行き下り湘南電車、東京方面からの乗客でぎっしり、乗客の身なりや持ち物から観察、おそらく半数ほどが18キッパーだと推察、運よく国府津駅...各駅停車西方見聞録(1日目)

  • 新横浜線開業

    花冷えの遠きより春来たりかな知床の海も明けもう半月、なんとかラストチャンスで、流氷群を見ることができよかった、さて、季節は移ろい、関東エリアでは桜の開花、場所によってはほぼ満開、各方面の旅人たちも、活発に動き始めているようだ、そんな季節の移ろぎの中で、関東エリアの鉄道網に大きなイベント、神奈川県の相模鉄道と、首都圏の東急電鉄、相互乗り入れのネットワークが開設、新横浜駅が連結ポイントで新規開業、3月18日開業日の翌日、現地に出かけてきた、開業日翌日は日曜日でもあったが、鉄道ファンや多くの人々で大混雑、新規開業区間の、羽沢横浜国大駅、新横浜駅、新綱島駅、日吉駅、それぞれ下車して観察してきた、この区間はほぼ全区間、用地買収の必要ない、地下40メートル以下を、シールド工法により掘削、ほとんど地下鉄状態、今後は、神...新横浜線開業

  • 船見坂冬未練(6日目)

    春蕾遠からじ旅船見坂JR北海道全線特急乗り放題、HOKKAIDOLOVE周遊パス6日間、1万2千円、昨年来何度か利用している、コスパ最高の周遊パス、春夏秋冬の季節販売、次もまた利用するだろう、今回も根室、網走、函館、稚内、東東南北の終着駅舎、季節ごとの絵を目に刻んできた、今日で6日目、気になっていた駅舎2か所、一つ目は、昨年新規開業したばかりの新駅、菓子メーカーとジョイントした、学園都市線のロイズタウン駅、二つ目は、高倉健主演の映画『駅』の冒頭に登場、函館本線の銭函駅、この二つの駅を見てくる、そして小樽へ、歌詞のモチーフで採用、小樽駅近くにある船見坂、坂の途中で振り返る、港に停泊する外国の貨物船、絵が唄になる情景、あらためて感慨に耽ってきた、そのまま坂を下り小樽運河、今日も多くの観光客、以前は関西弁や博多...船見坂冬未練(6日目)

  • 石北本線海明鳴(5日目)

    海明けは春来たりなばオホーツク今日はオホーツクを目指す、早朝のサッポロ、ビルの谷間の風は冷たい、札幌駅発06:56、特急オホーツク1号網走行、使用する車両編成はキハ183系、1986年から北の大地、過酷な気象環境のなかを、毎日走ってきたディーゼル特急、車体や設備の老朽化により、3月17日をもって引退することになっている、後5日で現役を引退する、引退後しばらくは臨時観光列車として、旅行会社の主催運行で配車されるみたいだ、駅ホームや沿線各所には、ラストランを撮影しようと、多くの人がレンズを向けている、老体にムチを打ち、石北峠をエンジン全開で登坂していく姿、同じ老体の身としても、吾が身に重ねてエールを送りたい、お互いに長い間ご苦労様と、上川盆地を抜け、まだ雪深い石北峠を越え、恐怖伝説の常紋トンネルを抜け、12時...石北本線海明鳴(5日目)

  • 函館本線春帰行(4日目)

    雪どけを集めてひかる春陽河一昨日は最北端、昨日は最東端、今日は北海道の最南端の停車場を目指す、朝は少しゆっくりの出発、札幌駅の待合所には2台のストーブが、まだまだ北国は冬なんだろう、札幌駅08:43発、、特急北斗6号函館行き、指定席はすべて売り切れているとのこと、心配したが自由席は十分に空いている、どうやら指定席は外国人の団体が多いようだ、聞こえてくる言葉から、中華系やインドシナ半島系の旅行者か、円安や実質所得の低下により、日本人は外国に行きづらくなった、彼らにとっては安いニッポン、海外旅行の好機なんだろう、数十年前の日本人がそうだったように、多くの旅人を乗せた特急北斗、開業間近のFビレッジボールパークのサイドを、千歳から苫小牧へ、噴火湾を左に回り込みながら、登別、東室蘭、小幌、長万部、まだまだ雪景色の駒...函館本線春帰行(4日目)

  • 花咲線春来香(3日目)

    厚岸の水鳥わたりし春の陽昨日は最北端の停車場稚内を訪れた、今日は最東端の根室を目指す、土曜なので札幌駅の朝、平日と異なり閑散としている、06:48発特急おおぞら1号釧路行き、新千歳空港サイドから夕張方面へ、石勝線で狩勝峠をトンネルで越える、十勝平野に出ると、陽光がまぶしい、明らかに冬の陽ざしではない、帯広池田から釧路に近づくと、太平洋岸に出る、洋上に反射する陽ざしが明るい、釧路から花咲線快速根室行きに乗り継ぐ、隣のホームでは、釧網線の観光列車S釧路湿原号が発車の準備中、花咲線の快速ノサップ号、1両編成のディーゼルカー、結氷が緩み始めている厚岸湾、落石岬や花咲港、絶景の車窓が続く、日本最東端駅の東根室駅を、180度回り込んで根室駅に到達、折り返して札幌に戻ったのは20:30,大通公園のビルに表示の気温は4℃...花咲線春来香(3日目)

  • 宗谷本線なごり雪(2日目)

    塩狩の峠こえ雪なお深し予報によれば、道北方面は雪模様、せっかくなので、今冬の雪景色の見納めとするか、07:30札幌駅発特急宗谷、最北端の終着駅、稚内までを折り返してくる、石狩平野も完全に雪に埋もれている、旭川から比布駅を過ぎると、宗谷本線は勾配を登る、塩狩峠を超えれば、雪が降り始めてきた、天塩川も結氷が緩んでいる、雪解け水を日本海に運んでいくのだろう、最果ての駅は雪模様、今冬最後の雪なんだろうか、折り返して18時過ぎには札幌に戻った、都会の街は雨模様、春の雨か、塩狩峠を分水嶺に、冬と春がせめぎあっている、明日も季節の変わり目を見に、端っこに行ってみよう、宗谷本線なごり雪(2日目)

  • 北の国から、早春賦(1日目)

    春遠く北の国から旅の衆スプリングハズカム、湘南ベースはもうすっかり、田山雅充、春うららその前にもう少し、冬景色に浸っていたい、そんな思いを抱いて成田空港へ、先週知床で流氷ウヲッチしてきたばかりだが、もういちど北の国から、あきらめの冬、先だってゲットしていた春秋航空、バーゲンチケット、冬景色の津軽海峡を越える、第3ターミナルを14:45に離陸、2時間足らず17時前には新千歳空港着陸、まだまだ冬景色の北の大地、今回は、鉄道でぐるっと回ってくる、利用する切符は、『HOKKAIDOLOVE6日間パス』、2月半ばにすでに発売予定数に達していて、現在は販売は中止されている、首尾よく購入しておいた切符、目一杯活用させていただく、さらに全国旅行支援キャンペーン、宿泊費2割オフ、地域支援クーポン1日当たり2千円、今回もあり...北の国から、早春賦(1日目)

  • オホーツク、なごり雪(3日目)

    流氷の去りゆきぬ春遠からじ昨日まではいったん離岸していた流氷帯、千島海峡の低気圧の北風に押され、ふたたび沿岸に寄せられているようだ、昨夜半からの雪は、夜が明けても降りやまない、外気温もマイナス4℃、オホーツクは冬へ舞い戻っている、始発の釧網線に乗り北浜駅へ、海流のせいか、北浜沿いへの流氷接岸は確認できない、ホテルへ戻り朝食後は網走港へ、流氷砕氷観光船は出航している、港内への流氷は見られないが、防波堤の向こうにはしっかりと接岸、流氷帯の向こうに能取岬も望める、今年の流氷、これが見納めであろう、なんとか間に合ったようだ、実は来週、ふたたび北海道入りして、鉄道で道内を回る計画がある、まだまだ北の国から、冬をあきらめられない、そんなことで、このたびの流氷ウォッチツアー、なんとかミッションの完遂、果たせた、かな、雪...オホーツク、なごり雪(3日目)

  • 流氷物語ナウ(2日目)

    流氷は真白の旅路オホーツク今朝の北海道新聞、JR北海道根室線、富良野ー新得間の災害不通区間、鉄道の復旧を断念、来春よりバス路線に転換、どうやら本決まりのようだ、映画『鉄道員(ぽっぽや)』舞台の幾寅駅、再び列車が走ることは叶わなかったようだ、今日から3月、暦は春、ここ網走、昨日の好天から一転、低気圧の接近により、雪雲がオホーツク海を覆っている、網走近辺の流氷帯は、沖合に離岸しているため、流氷観測船も千円引きで運航している、この旅の目的、流氷の接岸している冬海景色、この目で見たいので、網走駅から釧網線で知床斜里駅へ向かい、バスを乗り継いで、知床ウトロへ足を延ばす、期待通り、斜里から知床半島を進むバスの車窓、しっかりと接岸している流氷帯、ウトロ港の周辺も絶景が望める、凍てつく空気、音のない白い時間、まさに『流氷...流氷物語ナウ(2日目)

  • そうだ知床、行こう(1日目)

    流氷の来たりなば春遠からじ湘南ベースの河津桜、春の訪れを告げているのか、2月最終日、まだまだ春は遠い、北の国から、届く流氷だより、先月入手しておいたLCCバーゲンチケット、2泊3日だけど、オホーツクの海を眺めに行ってくる、成田空港もすっかり、以前のにぎわいが戻りつつある、今回は成田空港第一ターミナル、ピーチの女満別行き、定刻に離陸、三陸の宮古から太平洋に出て、釧路大楽毛海岸から北海道上陸、眼下には釧路空港、雄阿寒岳、雌阿寒岳、屈斜路湖がはっきり望める、ピーチ機は網走上空から、能取岬の手前を大きく左に旋回、右手眼下には知床半島、流氷帯がしっかり視認、能取湖網走湖をかすめ、夕刻迫る女満別空港に着陸、空港バスで網走へ、駅前のホテルにチェックイン、地域支援割引適用で、宿代2割引き、加えて2日分4000円分のクーポ...そうだ知床、行こう(1日目)

  • ぶらチャリde東京初春

    門の春都会の朝に祷る衆先週、家内安全、旅路安全を祈願、信州長野、牛にひかれて善光寺詣でを済ませている、この三連休、小春日和の陽気に誘われ、久方ぶりに、輪行でのぶらチャリ、新春の東京都心三社参りへGO、新宿駅南口を基点、昼は眠っている歓楽街、新宿歌舞伎町をかすめ、靖国通りを都心へ進む、はじめに靖国神社、思ったより人出は少ない、桜開花の標本木は出番待ち、そのまま千鳥ヶ淵から武道館へ、屋根の上に光る玉ねぎ、九段下の駅へ向かう坂道を、御茶ノ水駅から聖橋を渡り、ニコライ堂の鐘の音を聞きながら、二社目は神田明神、ここは商売の神様、参拝者で道路まであふれている、そのまま上野方向へ、三社目の湯島天神、ここは学問の神様、合格祈願の絵馬屏風、一応、三社詣でを達成、昨年末に来ていたばかりだが、不忍池から上野駅前のアメ横、人の波...ぶらチャリde東京初春

  • 善光寺新春詣

    初春や牛にひかれて善光寺穏やかな天気のもと、令和4年の幕開け、無事に1年過ごせるように、今年もいい旅ができればと、信州長野へ出かけてきた、新春の善光寺詣、このところ毎年、年明けの恒例になっている、湘南ベースを夜明け前に出発、相模線で八王子へ、中央線で松本へ、篠ノ井線で長野へ、各駅停車電車を乗り継ぎ、日帰りの旅、昨年末、長崎から各駅停車で帰還した際、残った「青春18きっぷ」、1月10日までが利用期限、目一杯活用させていただいた、八王子を過ぎ、笹子トンネルを抜けると甲府盆地、左に南アルプス、右に八ヶ岳連山、すっかり雪化粧、松本から安曇野をかすめ、冠着の峠を抜けると、日本三大車窓のひとつ、姥捨高原、駅からの長野平の眺めはすばらしい、日本三大車窓の残り2つ、旧根室本線の狩勝峠からの十勝平野、肥薩線の矢岳峠からのえ...善光寺新春詣

  • ゆく年くる年2023

    年の瀬に旅路想ひてそば喰らふ2022年も、世間的に閉塞感の拭えない一年だった、ような、そんな中にあっても、ひとりひっそり旅の空、北は宗谷岬灯台、南は西表島由布島、東は納沙布岬灯台、西は長崎唐人坂、津々浦々さすらいの旅路、黙旅の一年だった、恒例となっている年の瀬のそば打ち、前年同様、北海道網走郡大空町東藻琴産、香り豊かなそば粉を取り寄せた、難度の高い十割そば、水回しが難しかったがなんとか、人前に出せるレベルに仕上がった、この一年の旅路を追憶、しずかにいただいた、思えば遠くへ来たもんだ、遠くで汽笛を聞きながら、くる年がすこしでも日向になればと、願いつつ、南大師遍照金剛、合掌、~北の国から、暮れゆく年の瀬、オホーツクには白い恋人、いや、白い旅人、北の海が流氷に閉ざされる、その日はもうすぐ、そう、流氷物語の序章~...ゆく年くる年2023

  • 歳末東京ララバイ

    暮れなずむ年の瀬の駅国なまり2022年もいよいよフィナーレ、所用のついでに、都会の歳末模様ウオッチング、メトロポリタンシティTOKYO、先日成田空港へ行く機会があったが、ひところの閑散な風景が一変、入出国客でごった返していた、一方、東京駅も上野駅も通勤客に交じって、故郷へ帰省すると思しき、大きなスーツケースを転がし、改札へ向かう旅行者で大混雑、3年ぶりに行動制限のない年末年始、というわけだ、上野駅と言えば井沢八郎、~どこかに故郷のかおりを乗せて入る列車のなつかしさ~井沢八郎や石川啄木の歌い詠んだ上野駅、いまではすっかり様変わり、アメ横界隈を歩くも、以前なら、正月の用意をする買い物客で溢れかえっていたが、中華系や中東系の言葉が飛び交う、クアラルンプールやマラッカの、猥雑なバザールを思い出す、あの日の上野はど...歳末東京ララバイ

  • 長崎から列車に乗って(4日目)

    船見坂ふり返れば冬の風五木ひろし、『ヨコハマたそがれ』に続く第2弾、『長崎から船に乗って』、唄の中では神戸に着いている、列島縦断青春18きっぷの旅では、長崎から各駅停車に乗って茅ヶ崎まで、二日がかりの意味のない旅、そんな旅をしている、昨夜は広島で1泊、今日も朝から晩まで電車の中、はりきって行ってみよう、本日の行程は、広島08:11-09:31糸崎09:32-12:18相生12:21-12:40姫路12:57-15:23米原15:30-16:05大垣16:11-16:46名古屋17:01-17:56豊橋18:06-18:41浜松18:51ー20:02静岡20:04-21:23熱海21:40-22:29茅ヶ崎列島縦断、苦行ではないが、意味はない旅、年の瀬の長崎ぶらぶら、の巻、長崎から列車に乗って(4日目)

  • 追憶長崎本線(3日目)

    枯野ゆく汽車の槌音哀しけりブルートレイン、寝台特急さくら、長崎から東京を約19時間で結んでいた、何度か乗車した記憶もある、廃止から20年になる、さらにこの9月、西九州新幹線の開業に伴い、長崎本線を走る特急かもめ、在来線特急も姿を消した、今月10日から利用可能な、青春18きっぷ、長崎から湘南ベースまで、列島縦断、各駅停車列車だけで戻ることにした、新幹線ルートから外れた、諫早ー佐賀(旧肥前山口)間、有明湾の干潟を眺めながら、鈍行列車でのんびり行ってみよう、はたして何時間かかるのか、本日の行程は長崎07:07-07:42諫早07:56-08:57肥前浜09:03-10:18鳥栖11:02-11:31博多12:10ー13:33小倉13:54-14:10下関14:24-17:35岩国17:47-18:40広島宿泊は...追憶長崎本線(3日目)

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