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菩提樹-Linden https://ameblo.jp/penny-precious/

「不倫の後で」がテーマになります。された側の女性たちを幸せにしてあげたいです。

駄文レベルですが興味の持てるStoryを考えて書いています。よろしければご一読ください。 宜しくお願いいたします。

設樂理沙
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2016/04/24

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  • 『特別な人』90話

    さよなら、サヨナラ……大切な人 90「それで?」と相馬さんに続きを促しながら頭の片隅で相馬さんが醸し出す不思議な雰囲気の理由が分かり私は少し興奮してしまった。…

  • 『特別な人』89話

    さよなら、サヨナラ……大切な人 89 ―――――  次に派遣されて来た|女性《ひと》は、|魚谷理生《うおたにりお》さんっていう人で約1年続いたけど、何て言えば…

  • 『特別な人』92話

    さよなら、サヨナラ……大切な人  92 この時魚谷はちゃっかりと派遣会社の担当者にその男性社員のプロフィールみたいなものを訊き出していた。 聞けたの…

  • 『特別な人』88話

    さよなら、サヨナラ……大切な人88「サイン? う~ンっとっと……そう言えば朝から熱でもあるのか顔を赤くしてた日があった、かな。 ちょっとその日は変で僕とあま…

  • 『特別な人』87話

    さよなら、サヨナラ……大切な人87「……といいますと」「……といいますとですね、私の前にいた二人の派遣社員の人たちはどちらも短期で辞めてしまったと聞いてます。…

  • 『特別な人』86話

    さよなら、サヨナラ……大切な人86◇花と相馬コンビ 花が相馬の仕事を補佐するという業務に付いてから3週間が経とうとしていた。 …

  • 『特別な人』84話

    さよなら、サヨナラ……大切な人84 その週の真ん中に母親から電話が夜に入った。『理生、さっきね雨宮さんのお母さんから電話があってね、週末両家6人でお会いしたい…

  • 『特別な人』85話

    さよなら、サヨナラ……大切な人85 そして迎えた週末、指定されたホテルへと向かった。 私たちが案内されたのはミーティングルームだった。 6人でということだった…

  • 『特別な人』83話

    さよなら、サヨナラ……大切な人83 私は翌朝、独りで皆より一足先にホテルを後にした。 星野が一緒に帰ると申し出てくれたけど、折角なのにもったいないから宮内さん…

  • 『特別な人』82話

    さよなら、サヨナラ……大切な人82 雨宮が去り、気を効かせて宮内と星野もテーブル席から離脱、その場に残された魚谷と柳井のふたり……は、成す術もなくしばらく無言…

  • 『特別な人』81話

    さよなら、サヨナラ……大切な人81 「魚谷さん、いつから柳井の彼女になったのかな? あなた確か、俺の婚約者ではなかったかな? 俺の誘いを断って柳井たちと会…

  • 『特別な人』80話

    さよなら、サヨナラ……大切な人80◇ガラスの城 そして、この会話のあった次の週末は久しぶりに4人で会うことになる。 4人が出会ったのはたまたま東京でのパーティ…

  • 『特別な人』79話

    さよなら、サヨナラ……大切な人79 翌日グループLINEで早速男性陣から次のお誘いがあった。私は星野の協力隊ということで後1回は付き合うけれど、3度目は…

  • 『特別な人』78話

    さよなら、サヨナラ……大切な人78 「あっ、つまんないことで騒いじゃってて恥ずかしいです。こちらこそよろしくデス」「じゃぁその辺のテーブル席へ移動しませ…

  • 『特別な人』77話

    さよなら、サヨナラ……大切な人77◇ レセプションパーティー 場所は赤坂にある結婚式場。 駅からハイヤーで10分少々。 私たちは10分前には受付にいた。 はぁ…

  • 『特別な人』76話

    さよなら、サヨナラ……大切な人76 星野から電話で聞いた話では今回のパーティーは商社に勤める友人柿谷さんからの紹介らしかった。 柿谷さんも私たちと同じ大学だっ…

  • 『特別な人』74話

    さよなら、サヨナラ……大切な人74 そして次に就いた大手ハウスメーカーでも魚谷は過去の経験を何ら生かすことなく、同じようなことをやらかして辞めざるを得なくなり…

  • 『特別な人』75話

    さよなら、サヨナラ……大切な人75 婚約も終え半年先を見据えた結婚の話も決まりほっと一息ついた魚谷は、仕事も勤めて丸4年になり、たまに緊張する場面もあるものの…

  • 『特別な人』73話

    さよなら、サヨナラ……大切な人73 相馬の事務補佐二人目派遣社員◇|魚谷理生《うおたにりお》仕事と恋の変遷 しかしそこは大手派遣会社『事務派遣コスモス』のこ…

  • 『特別な人』72話

    さよなら、サヨナラ……大切な人72 ただ……気のせいか失敗が続いてから、以前よりも話し掛けられる回数が減ったかもしれない。 そう思い始めると居てもたっても居ら…

  • 『特別な人』71話

    さよなら、サヨナラ……大切な人71 私は相馬さんという|男性《ひと》の事務補佐をすることになった。 感じのいい|男性《ひと》でおまけに同い年だったので…

  • 『特別な人』70話

    さよなら、サヨナラ……大切な人70 ◇槇村笙子の心情 …… 片思い 登録している派遣会社からここ建築関係の企業に派遣されてきた29才という中途半端な年齢…

  • 『特別な人』68話

    さよなら、サヨナラ……大切な人68 この日、花は自分と一緒に仕事をすることになった|相馬綺世《そうまあやせ》という人物がどうやら異性を惹きつけるフェロモンを出…

  • 『特別な人』69話

    さよなら、サヨナラ……大切な人69 自分の仕事を覚えてもらおうと相馬は一生懸命最初の一ヶ月かかりきりで槇原にレクチャーした。 それに応えるように柔らかい物腰で…

  • 『特別な人』67話

    さよなら、サヨナラ……大切な人67 「花さんがいてくれて話やすく話題を振ってもらえたら、相馬さんと話しやすくなるかも。遠野さんとその日を楽しみにしてます…

  • 『特別な人』66話

    さよなら、サヨナラ……大切な人66「これは私の見た感じの印象からなんですけど、一見爽やかで優しい雰囲気なので話安いのかなぁ~っていうイメージがあったんですけど…

  • 『特別な人』65話

    さよなら、サヨナラ……大切な人65◇現場監督はモテ男 現場の事務を主力として担っている3人の社員たちは皆既婚の男性たちで資格持ちだ。 体力と半端ない根性があれ…

  • 『特別な人』63話

    さよなら、サヨナラ……大切な人63 一週間過ぎた辺りで派遣社員の遠野理子や小暮ゆきと一緒に昼休憩を過ごしたりできる仲になれ、社内の人間関係や彼女たちのことなど…

  • 『特別な人』64話

    さよなら、サヨナラ……大切な人64「私ぃ、ここに派遣で来る前は、実はホステスしていてその頃から店で自分の着る衣装に拘りがあってデザインに興味が沸くようになった…

  • 『特別な人』62話

    さよなら、サヨナラ……大切な人62 実際に業務に付いてみると現場監督は50人近くいて現場ごとの現場監督はその現場規模によりけりで、大きい現場になると…

  • 『特別な人』61話

    さよなら、サヨナラ……大切な人61 花はその日の夜、今回の件で祖父の家を訪ねた。「私という逸材を一日何もさせず会社から給料を支給させている今の上司の方針をどう…

  • 『特別な人』60話

    さよなら、サヨナラ……大切な人60◇新たな門出総帥からの圧力もある中、向阪匠吾が祖父茂に対して、ひいては花に対しての謝罪の意味を込め、けじめをつけようと玲子と…

  • 『特別な人』59話

    さよなら、サヨナラ……大切な人59 「あれほど偶然とは思えない不運が次々と自分の身に起こり反省するのかと思いきや、よほどオツムが緩いようで同じことを繰…

  • 『特別な人』57話

    さよなら、サヨナラ……大切な人57「それと走行中、業務関係の人と遣り取りするかもしれないけど気にしないで寝てていいよ」 そう言う出さんは見るとハンズフリーのイ…

  • 『特別な人』58話

    さよなら、サヨナラ……大切な人58「ほう、あなたが島本玲子さんか、ようこそ、このオフィスへ。ここへ来なくて済めばよかったのだが……まぁ、しようがないね」 何を…

  • 『特別な人』56話

    さよなら、サヨナラ……大切な人56◇ドライブ 調査報告書が届いた日の夕食時に俺は玲子をドライブに誘った。「仕事も3ヶ月過ぎて4ヶ月目に入るけど、どう? 慣れて…

  • 『特別な人』55話

    さよなら、サヨナラ……大切な人55「そうですよね。 私、そうします。 あんな薄情な|男《ひと》とはお付き合い止めます。 私、今日井出さんに会いに来て良かったで…

  • 『特別な人』54話

    さよなら、サヨナラ……大切な人54「持って回った言い方で丁寧に言葉を選んでいるとなかなか言いたい本音に辿り着かないので失礼を承知ではっきりと申し上げたいと思い…

  • 『特別な人』53話

    さよなら、サヨナラ……大切な人  53 ◇食わせ者/妖女 俺のアドバイスを守り、朝な夕なに謝るべき人たちに謝罪をし、神仏にもすがっている様子が伺え…

  • 『特別な人』52話

    さよなら、サヨナラ……大切な人52「関係者に謝罪したって言ってたけども本丸のその花さんって人にもちゃんと謝罪したの?」「それが、会えなかったんです。 会わせて…

  • 『特別な人』51話

    さよなら、サヨナラ……大切な人51 ◇島への移住 仕事が見つかり落ち着くまではずっといてもいいと井出に言ってもらえ、玲子はしばらく井出の家にやっかいになること…

  • 『特別な人』50話

    さよなら、サヨナラ……大切な人50「それだと今も誰かに素行調査の一環として誰か調査員につけられて見張られているかもだね」   「そうですね。 私が就職で良いチ…

  • 『特別な人』49話

    さよなら、サヨナラ……大切な人49  この後自分はどんな風に生きていけばいいのだろう。 これからの身の振り方を考えて数日過ごした後のこと、気晴らしに電車に揺ら…

  • 『特別な人』48話

    さよなら、サヨナラ……大切な人48 一番驚いたのが匠吾が自分を殺そうと思うほど憎んでいたことだった。『じゃぁ、私との結婚は何だったの?』と訊いてみたいのを必死…

  • 『特別な人』46.47話

    さよなら、サヨナラ……大切な人46 そして続けて問われた。「それより就職だとか、婚約しただとか言ってるけど子供はどうしたの? 堕ろしたの?」 私の中では妊娠な…

  • 『特別な人』45話

    さよなら、サヨナラ……大切な人45      具体的に『別れよう』ってお互いに言葉には出さなかったけれど大学校内で妹とのことを確認したあの日を境に私と信也は別…

  • 『特別な人』44話

    さよなら、サヨナラ……大切な人44◇信也の怒り あのペテン師め! 俺はZoomで事の次第を話し合おうと玲子に連絡を入れた。「お前、どういうつもり? これは私…

  • 『特別な人』43話

    さよなら、サヨナラ……大切な人43「妹のお腹の子は金城くんが父親で玲子はあなたのこと、自分が貰ったって吹いてるわ。 これって昨日の話。 玲子とあなた、もう何度…

  • 『特別な人』42話

    さよなら、サヨナラ……大切な人42 食堂へは蘭子のほうが先に着き、席を確保して待っていた。「よっ、今日は何にするかなぁ~」「私はカレーライスにしようかな」「…

  • 『特別な人』41話

    さよなら、サヨナラ……大切な人41◇信也と玲子 蘭子とは学生同士とはいえ真剣に交際していたつもりの信也だった。 だから蘭子の自宅に招かれ母親と妹に蘭子の恋人と…

  • 『特別な人』40話

    さよなら、サヨナラ……大切な人40 私は妹の言い訳という名の説明を聞きながら思った。 今まで特に仲の良い姉妹でもなかったけれど、妹の口から罪悪感など…

  • 『特別な人』39話

    さよなら、サヨナラ……大切な人39「なにバカなこと言ってるの。 ちゃんと私がお腹を痛めて産んだ子よ」『お腹を痛めて産んだ割に私に対して母性のカケラもないような…

  • 『特別な人』38話

    さよなら、サヨナラ……大切な人38「お姉ちゃんの知ってる人だよ」「そんな人いる?」 私は誰よぉ~と頭の中で年頃の男子を思い浮かべたけれど自分の恋人しか出てこな…

  • 『特別な人』37話

    さよなら、サヨナラ……大切な人37 ◇蘭子と玲子の確執 玲子より3才上の姉の蘭子が大学生だった頃、漠然とだが結婚も心のどこかで視野に入れていたこともあり、恋人…

  • 『特別な人』36話

    さよなら、サヨナラ……大切な人36―― 聞くところによると、悪事を悪気なくなんなくできる妹は今回の騒動に係わる全てをこと細かく最初の出来事から直近に至るまで母…

  • 『特別な人』35話

    さよなら、サヨナラ……大切な人35 「とんでもないってどういう意味? 分かるように説明してよ……ってさっきから言ってるでしょ」「この世の中はね、政治家や法…

  • 『特別な人』34話

    さよなら、サヨナラ……大切な人  34 ◇知らなさ過ぎる現実◆過去の確執で家を出ていた蘭子だったが玲子の不運続きを心配して両親が相談をする為に自宅に呼び寄せて…

  • 『特別な人』33話

    さよなら、サヨナラ……大切な人33 田野はこう言った。「玲子ちゃんを守れなくてごめん。 両親は元より祖父から結婚するなら絶縁すると言われた。 生前贈与の話もな…

  • 『特別な人』32話

    さよなら、サヨナラ……大切な人32 ◇風と共に去りぬ 『4月になってあなたの顔を見なくなり、寂しく思っていました。 今回職場復帰したのを知りうれしく思いま…

  • 『特別な人』30.31話

    さよなら、サヨナラ……大切な人30 良かったのか悪かったのか……ほどなくして、玲子は自然流産してしまった。 玲子は自分の今回の不遇を浅はかなことをしてし…

  • 『特別な人』29話

    さよなら、サヨナラ……大切な人29 玲子は突然のことに隣の匠吾を振り返った。 匠吾は玲子を一瞥することもなく険しい顔で前方を見ているだけだった。「あなた、ごめ…

  • 『特別な人』28話

    さよなら、サヨナラ……大切な人28 玲子は妊娠9週目に入ったところで匠吾と共に沙代洋輔夫妻に呼びつけられた。 出産まではまだ随分と日があるものの約束通り家と土…

  • 『特別な人』27話

    さよなら、サヨナラ……大切な人27       その日から玲子は子作りをするべく発奮するのだが、対して夫の匠吾は週末しか相手にしてくれない。 だが妊娠する時は…

  • 『特別な人』26話

    さよなら、サヨナラ……大切な人26 玲子は匠吾に、「お金持ちなのだからせめて新築のマンションで暮らしたい」と要望を伝えた。 それなのに夫から返された返事は『財…

  • 『特別な人』25話

    さよなら、サヨナラ……大切な人25       ◇計略 祖父から『詫びを入れろ』と言われて帰った日から匠吾は両親と三人で数日間家族会議を開き、今後のことを打ち…

  • 『特別な人』24話

    さよなら、サヨナラ……大切な人24 年上の大人の女性にほんの少し興味がなかったとは言い切れないが、ただ一度の『飲み』でここまで話が大きく拗れるなんて普通有り得…

  • 『特別な人』22.23話

    さよなら、サヨナラ……大切な人22      匠吾は父洋輔と血が繋がっていないなんて夢にも考えたことはなかった。 それほど洋輔には大事にしてもらってきたのだ。…

  • 『特別な人』21話

    さよなら、サヨナラ……大切な人21「あなたが生まれてすぐにあなたの父親一樹さんが浮気をしてしまい『本気じゃないから許してほしい』って土下座して懇願されたけど私…

  • 『特別な人』20話

    さよなら、サヨナラ……大切な人20      息子の洋輔には週の真ん中あたりで父の茂から家族全員で週末、自分たちの|息子《匠吾》が仕出かしたことへの申し開きに…

  • 『特別な人』18.19話

    さよなら、サヨナラ……大切な人18 話を聞き終えた茂が花に訊く。「花、どうする? おじいちゃんはいい方法だと思うが」「おじいちゃん、それで今の胸の痛…

  • 『特別な人』17話

    さよなら、サヨナラ……大切な人17 いうて、向阪茂は旧三居掛友財閥の総裁である。 さまざまな分野、方面に知り合いが多数いる。 今回孫娘の花をどうやれば心の苦し…

  • 『特別な人』16話

    さよなら、サヨナラ……大切な人16 ◇娘の心を救え 食事が摂れなくなった娘、ドクターから点滴の用意をしてもらいそれからは毎日点滴で凌いでるような状況で、…

  • 『特別な人』14.15話

    さよなら、サヨナラ……大切な人14 片や花の状態はというと、食事も摂らずたまに水分補給するくらいで一日ベッドの中で過ごしていた。 ◇…

  • 『特別な人』13話

    さよなら、サヨナラ……大切な人13 今日こそはちゃんと話をして花を何とか宥めようと、そんな算段をして匠吾は出勤したというのに花は出勤してこなかった。 総務の課…

  • 『特別な人』11.12話

    さよなら、サヨナラ……大切な人11 「島本さんに聞いたよ。 匠吾の裏切り者、約束してたのに。 許さないから」 許さないからの言葉を残して、足早に花は自分の家へ…

  • 『特別な人』9.10話

    さよなら、サヨナラ……大切な人  9 ◇失意 匠吾の家を飛び出して道路の左右を見渡すと、遠方に島本さんの姿が見えた。 走れば追いつけそうだ。 しばらく走…

  • 『特別な人』8話

    さよなら、サヨナラ……大切な人8 翌日は日曜でうちで花と何か見繕ってDVD鑑賞会をする予定になっていた。 二人で鑑賞前にコーヒーを淹れているとインター…

  • 『特別な人』6.7 話

    さよなら、サヨナラ……大切な人 6     ◇誘惑の罠 花とそんな風にかわいい約束をしていたのに、BBQ明けから早速島本玲子からのメールが向阪匠吾の元へ一日に…

  • 『特別な人』5

    さよなら、サヨナラ……大切な人5 ◇かわいい嫉妬  向阪は気付いていなかったが島本とのアドレス交換しているところを少し離れた場所から見ていた人物がいた。 そ…

  • 『特別な人』4

    さよなら、サヨナラ……大切な人4「こんにちは。 私バーベキューは今回が初めてで何をしたらいいのか要領が分からなくて……」「あぁ、最近入られたのですか?」「はい…

  • 『特別な人』3

    さよなら、サヨナラ……大切な人3◇バーベキュー 10年前学生だった頃姉の恋人を寝取ったのを皮切りに人のモノ、|即《すなわ》ち彼女持ちの男を射止めるのが癖になっ…

  • 『特別な人』2

    さよなら、サヨナラ……大切な人2 いや、ターゲットを狙うのはいいのよ問題なくそのお相手がシングルならばね。 いくら結婚してないからって恋人がいるのが分かってい…

  • 『特別な人』1 ― ダーリン❦ダーリン ―

    さよなら、サヨナラ……大切な人 1◇宣戦布告「牧野さん、私、|向阪 匠吾《こうさかしょうご》さん狙っていきまぁ~す」 一緒に社食に向かうこの春準社員で入社して…

  • 『苦しめてごめん・・』56.57話 (最終話)

    56「あなたっ、私の感じていた不安が的中したわ。 根米さんは卑劣なことのできる人だったんですよ、やはり」「そうだな。 これでずっと私たちが望んでいた答え合わせ…

  • 『苦しめてごめん・・』54.55話

    54◆7 ◇来訪者 確か夢でも自宅に帰りほっとしていた自分がいたが、リアル自宅に帰り着きほっとしている自分を感じた。 それと共に過去の嫌な思いを払拭させる為に…

  • 『苦しめてごめん・・』53話

    53 俺の中で想定された設定はこうだ。 車がカーブを曲がりきれず崖下に落下。 女性は車から放り出され、男は車の中に取り残された。 服装の違いもあり女性は怪我も…

  • 『苦しめてごめん・・』52話

    52  その日から同じ居酒屋で根米の仕事終わりを待って一緒に酒を飲むようになり、一ヶ月もするとすっかり打ち解けて昔のような甘い雰囲気になった。 ただし、そう思…

  • 『苦しめてごめん・・』51話

    51 ―ここで皇紀は寝コケてしまい、長くて恐ろしい夢をを見る― 地元香川県のホテルにて……    ◇VISION ホテルで宿泊してリフレッシュしたとはいえ…

  • 『苦しめてごめん・・』49.50話

    49◆6 ◇孤独 友里の家を後にしたものの実家へは足を運ぶ気になれず、人工ではあるが温泉付きで疲れを癒してくれそうなホテルに2~3日滞在することにした。 何せ…

  • 『苦しめてごめん・・』48話

    48 幼友達グループの女子、友里に慶子や康代と3人ともいい感じに女子力があり、それぞれに魅力的な女性に成長していた。 俊哉はその中でも友里には特別な感情を持っ…

  • 『苦しめてごめん・・』47話

    47 ―――三嶋友里《みしまゆり》と小倉俊哉《おぐらとしや》――― 幼なじみの友里と俊哉は同じ保育園を皮切りに何故か縁があり、進学した高校までずっと一緒だった…

  • 『苦しめてごめん・・』45.46話

     45 家のダイニングテーブルにさっき買ってきた微糖缶コーヒーを前に俺は友里に話し掛けた。 あんなに友里を束縛していたヤツ皇紀と、ここ最近連絡が取りづらくなっ…

  • 『苦しめてごめん・・』43.44話

    43 産後の肥立が悪いという台詞を耳にすることがあるが、私は堕胎後、体調が回復せず、その日も翌日も寝て過ごした。 このまま調子が本調子に戻らない場合を考えると…

  • 『苦しめてごめん・・』42話

     42◆5 ◇悲しみの中で 三嶋友里は初めてのことで不安を抱えながら皇紀に『子供ができたかもしれない』という言い方で妊娠したことを伝えた。 すると不安的中。…

  • 『苦しめてごめん・・』40.41話

    40「信じてもらえないかもしれないけど、根米と付き合った覚えは俺にはない。 ただ、大人の関係はあった。 裏切ってたことはすまない。 今のいままで知らなかったわ…

  • 『苦しめてごめん・・』38.39話

    38 やられた、と思った。 アイッだ、間違いなく犯人は。 根米菜々緒。 なんてことを、信じられないヤツだ。「えっと……それは……根米だ。 彼女が君に送信した…

  • 『苦しめてごめん・・』36 .37話

    36 ◇後悔、先に立たず 友里が出て来た。 懐かしい顔に皇紀の顔が自然とほころぶのだった。「俺が出した手紙ちゃんと届いてた?」「うん」 皇紀は友里の着ているマ…

  • 『苦しめてごめん・・』34 .35話

    34 自分で自分の身体のあちこちに傷をつけ、ブラウスを引きちぎり外に駆け出して行った。 そしてそのあとは根米の狂言で大変な目に合うことになった。 会社にセクハ…

  • 『苦しめてごめん・・』33 話

    33 根米に不毛な半年を掛けてしまい、漸う手が切れて友里に会いに帰れるようになり、その後連絡を入れるも友里とはやはり連絡が取れない。 年を跨ぎ1月になっていた…

  • 『苦しめてごめん・・』32 話

    32 心情通り吐き気を催し気分のすぐれないまま、その日は寄り道などせず、俺はまっすぐ自宅に帰った。 たまたま付けたテレビ番組では結婚してすぐに妊娠した奥さんの…

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