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2016/04/22

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  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「私たちは何を知らないのか」(ローレンス・クラウス著/KADOKAWA)

    <新刊情報>書名:私たちは何を知らないのか~宇宙物理学の未解決問題~著者:ローレンス・クラウス訳者:長尾莉紗、北川蒼発行:KADOKAWA私たちはどこから来て、どこへ行くのか――宇宙論はここまで迫った。科学における最も重要な言葉の一つが「わからない」だ。わからないことがわかっている、すなわち「既知の未知」であるからこそ、探求することが可能であり、発見の可能性を持つ(「未知の未知」では探求の機会を持つことができない)。宇宙物理学は過去500年ほどで飛躍的な進化を遂げたが、「私たちはどのように生まれたのか」などの深遠な問いにどこまで迫れたのか。世界的に有名な理論物理学者が、宇宙論の既知の未知を「時間」「空間」「物質」「生命」「意識」と5つの章に分けて探求。今後数十年の科学が追うであろう内容は驚きと興奮に満ちて...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「私たちは何を知らないのか」(ローレンス・クラウス著/KADOKAWA)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「英語は10000時間でモノになる」(橋本大也著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:英語は10000時間でモノになる~ハードワークで挫折しない「日本語断ち」の実践法~著者:橋本大也発行:技術評論社英語がまともに使えなかった状態から、原著で数百冊を読破、会話もペラペラ、英検1級に合格――その秘密とは?「いつかは英語で本が読めるようになるぞ!」と思いつつ、10度以上挫折してきた著者が、40代半から使える英語を身につけた非常識な学習方法を集大成。・“脳内留学”で頭から・生活から日本語を追い出す・大量に読めば話せるようにもなる・文法を勉強するのは逆効果・「語彙のドーピング」が最強の英語ハック・「調子が悪い時に理解できるか?」がリスニングの実力・「もごもご話す」でスピーキングがうまくなる・Bing(ChatGPT)、DeepL、Goodreads、iKnow、Audible、Gr...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「英語は10000時間でモノになる」(橋本大也著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●神戸大学など、神経シナプス後部のタンパク質の集積を司る因子を発見

    神戸大学大学院医学研究科生理学分野の貝塚剛志特命助教(現英国エディンバラ大学臨床脳科学センター博士研究員)、内匠透教授(理化学研究所生命機能科学研究センター客員主管研究員)、京都大学大学院医学研究科システム神経薬理学分野の林康紀教授らの国際共同研究グループは、プロテオーム(目的のサンプルに含まれるタンパク質を網羅的に検出する実験)のデータ分析により、シナプスに局在する主要なタンパク質のひとつとして「FAM81A」を発見した。詳細な解析の結果、FAM81Aは液-液相分離(2つの液体が混ざり合わずに互いに排除しあうことで2相に分離する現象)によって細胞内で液滴状の構造を形成し、シナプスの分子を集積させる性質を持っていることがわかった。私たちの脳の中では多数の神経細胞がシナプスと呼ばれる接続部分を介して巨大な情...●科学技術ニュース●神戸大学など、神経シナプス後部のタンパク質の集積を司る因子を発見

  • ●科学技術ニュース●米OpenAI、アジア初の日本法人「OpenAI Japan」を東京に開設

    米OpenAIは、東京にアジア初の日本法人「OpenAIJapan」を開設するとともに、日本語に最適化されたGPT-4カスタムモデルの提供を開始する。米OpenAIがグローバルに事業を拡大する中、東京に新しい日本法人を設立し、さらにアジアへと展開していく。アジアでの最初の拠点として技術、サービスの文化、イノベーションを受け入れるコミュニティにおいて、世界をリードする東京を選んだ。日本の独自のニーズに応える安全なAIツールの開発を目指し、政府、地元企業、研究機関と協力していくことに尽力していく。OpenAIの日本における活動をリードし、日本のコミュニティに深く溶け込んで貢献するため、長﨑忠雄氏がOpenAIJapanの社長に着任した。長﨑社長は、セールスと事業開発をリードし、併せて渉外、製品およびサービスに...●科学技術ニュース●米OpenAI、アジア初の日本法人「OpenAIJapan」を東京に開設

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「デジタル時代の恐竜学」(河部壮一郎著/集英社インターナショナル)

    <新刊情報>書名:デジタル時代の恐竜学著者:河部壮一郎発行:集英社インターナショナル(インターナショナル新書)この20年間で恐竜学の研究は、デジタル機器の活用により大きく様変わりした。そのトップランナーは、いったいどのような研究の日々を送っているのか。岩石に埋まって見えない化石を透視?ティラノサウルスが実は繊細?3Dプリンターで全身骨格標本をつくるなど、新種・新発見が続出中の研究最前線を紹介。3D画像など60枚掲載。【目次】第1章奇妙な新種恐竜「フクイベナートル」との邂逅第2章コロナ禍と「フクイベナートル」のその後第3章「ネオベナートル」のデジタルデータ作成奮闘記第4章生ける恐竜「ニワトリ」の脳の成長を観察する第5章原始的な鳥類「フクイプテリクス」第6章恐竜の「失われたクチバシ」を作り出す第7章「ペンギン...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「デジタル時代の恐竜学」(河部壮一郎著/集英社インターナショナル)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ChatGPT 大規模言語モデルの進化と応用」(シン アンドリュー、小川航平著/リックテレコム)

    <新刊情報>書名:ChatGPT大規模言語モデルの進化と応用著者:シンアンドリュー、小川航平協力:谷合廣紀発行:リックテレコムデータサイエンティスト、AIの研究者・開発者に役立つ実務情報を集約。ChatGPTの話題は巷に溢れているが、多くはプロンプトの例示だったり、断片的・揮発的な技術情報だったりしている。一方、同書はデータサイエンティストをはじめ、AIの研究者や開発者を対象とし、大規模言語モデルの進化の過程を踏まえたうえで、ChatGPTの適用技術、応用の仕方、限界まで、重要ポイントを絞り込んで解説。さらにマイクロソフトの関連サービスや機能を詳解。ChatGPTは大規模言語モデルの頂点にあり、進化の到達点に位置するAIやNLPのパラダイムが転換しない限り、今後さらに大規模な言語モデルが登場しても、それは...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ChatGPT大規模言語モデルの進化と応用」(シンアンドリュー、小川航平著/リックテレコム)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

    <テレビ番組情報>フロンティアNHKBS毎週火曜日午後9:00〜午後10:004月23日(火)夢見る“怪物”村上隆世界を舞台に活躍するアーティスト、村上隆の大規模個展が京都で開催。制作過程を半年にわたり密着取材。独自の工房システムやAIを取り入れた技法など創作の秘密に迫る。居間からサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分4月24日(水)顔のたるみ、肌のアンチエイジング最先端研究者江連智暢(資生堂フェロー)歳を重ねると気になる、顔の肌のシワやシミ、そして「たるみ」。今回のサイエンティストは、顔の肌のアンチエイジング研究を行なう資生堂・江連智暢フェロー。以前は、研究すら行われていなかった「たるみ」に挑み、その要因を次々に解明。化粧品技術者の世界大会で最高賞4連覇という初の偉業を成し遂げ、大学の客...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「半導体逆転戦略」(長内 厚著/日本経済新聞出版)

    <新刊情報>書名:半導体逆転戦略~日本復活に必要な経営を問う~著者:長内厚発行:日本経済新聞出版「数を追わない経営では勝ち目はない」日本の半導体産業はなぜ凋落し、その復権には何が必要なのか。同書は、技術信仰に縛られた日本企業の実態、技術で勝ってビジネスで負けてきた歴史、数を追わないことの問題点などを明らかにし、韓国、台湾になぜ逆転を許したのかについても的確に分析。ラピダスよりもJASMが日本の転機となるかもしれないなどの大胆な考えも示す復活のための経営戦略指南書。日本の半導体産業が抱える課題を、日本企業が陥りやすい技術論ではなく、ビジネスとしての成功を目指す経営学的な見地から解き明かす。生き残るために必要な経営転換策が満載の本。【目次】第1章ファーウェイ7ナノショック第2章ラピダスよりもJASMが日本の転...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「半導体逆転戦略」(長内厚著/日本経済新聞出版)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「実践!Go言語とgRPCで学ぶマイクロサービス開発」(古川正寿著/科学情報出版)

    <新刊情報>書名:実践!Go言語とgRPCで学ぶマイクロサービス開発著者:古川正寿発行:科学情報出版【目次】第1章本書の概要第2章ProtocolBuffers第3章サンプルアプリケーションの概要第4章ドメイン層の実装第5章インフラストラクチャ層の実装第6章アプリケーション層の実装第7章プレゼンテーション層の実装第8章QueryServiceの実装第9章クライアントの実装第10章インターセプタ、StreamRPC、そしてTLSAppendix●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「実践!Go言語とgRPCで学ぶマイクロサービス開発」(古川正寿著/科学情報出版)

  • ●科学技術ニュース●「猿橋賞」、緒方芳子氏(京都大教授)が受賞

    2024年の「猿橋賞」(主催:女性科学者に明るい未来をの会)は、京都大教授の緒方芳子氏(47歳)が受賞した。緒方芳子氏の専門は量子統計力学で、受賞テーマは「量子多体系の数学的研究」。物理学の世界で量子の動きに法則性を見いだす量子力学を、数学的に説明した業績が評価された。贈呈式と記念講演は、5月11日に日本工業倶楽部会館(東京都千代田区)で開かれる。●科学技術ニュース●「猿橋賞」、緒方芳子氏(京都大教授)が受賞

  • ●科学技術ニュース●ラピダス、米国シリコンバレーに新会社を設立しAI半導体関連の顧客開拓・設計支援を加速

    ラピダスは、米国での顧客開拓・半導体設計支援を目的として、新会社「RapidusDesignSolutionsLLC」を米国カリフォルニア州・シリコンバレー地域のサンタクララに設立した。ラピダスは、設立直後から顧客開拓の活動を積極的に行ってきたが、これからさらに重要となるAI半導体に関連した企業が集中して存在するシリコンバレー地域にオフィスを開設することで、今後、顧客開拓をさらに加速させていく。新会社「RapidusDesignSolutionsLLC」の責任者にはアンリ・リシャール氏がジェネラルマネージャー兼社長として就任する。アンリ・リシャール氏は、フランスでIT関係の会社を起業するなどした後、アメリカにおいてAMD、IBM、NetApp、SanDiskといった様々なIT関連企業・半導体関連企業でエグ...●科学技術ニュース●ラピダス、米国シリコンバレーに新会社を設立しAI半導体関連の顧客開拓・設計支援を加速

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「科学の技法<第2版>」(東京大学教養教育高度化機構Educational Transformation部門、若杉桂輔、宮島 謙編/東京大学出版会)

    <新刊情報>書名:科学の技法<第2版>編者:東京大学教養教育高度化機構EducationalTransformation部門、若杉桂輔、宮島謙発行:東京大学出版会自ら問いを発見し、解決する――科学の現場だけではなく、実際の社会においても求められる基礎的なスキルを身につけ、アカデミックの世界を体験してみよう。アクティブラーニングの実践例も紹介した、東京大学の必修講義「初年次ゼミナール理科」の好評テキストの改訂版。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「科学の技法<第2版>」(東京大学教養教育高度化機構EducationalTransformation部門、若杉桂輔、宮島謙編/東京大学出版会)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「AFFINITY PHOTO クリエイター教科書<V2対応版>」(山本浩司著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:AFFINITYPHOTOクリエイター教科書<V2対応版>著者:山本浩司発行:技術評論社サブスクリプション不要の「買い切り型」で、プロも納得の機能を持つ画像編集アプリAffinityPhoto。同書は、AffinityPhotoの基本から応用までを網羅的に解説した入門書。まずは,画像編集の基本となる「色調補正」を各項目ごとにしっかり解説。また,画像編集では欠かすことのできない「選択範囲」や「レイヤー」,お絵描きなどにも使える「ブラシ」、そして「テキスト」「シェイプ」「フィルター」といった主要機能を章ごとに解説していく。豊富な図で解説するので、画像編集をはじめて行う人でも安心。この一冊で、AffinityPhotoを使いこなすことができる。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「AFFINITYPHOTOクリエイター教科書<V2対応版>」(山本浩司著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●理化学研究所、東京大学と愛知学院大学、超特異的な遺伝子ノックダウン法を開発し特異性が高く副作用の低い治療へ道

    理化学研究所(理研)開拓研究本部岩崎RNAシステム生化学研究室の岩崎信太郎主任研究員、アントニオス・アポストロプロス国際プログラム・アソシエイト(研究当時、現研究生、東京大学生産技術研究所特任研究員)、河本尚大学振特別研究員PD、七野悠一研究員、東京大学生産技術研究所の池内与志穂准教授、周小余特任助教、愛知学院大学薬学部の築地仁美教授らの共同研究グループは、目的の遺伝子の翻訳を極めて特異的に抑制する新手法CRISPRδ(クリスパー・デルタ)を開発した。同研究成果は、遺伝子の機能を理解するという基礎生物学の発展に貢献するだけでなく、原因遺伝子の機能抑制を通じた疾患治療など、さまざまな応用につながることが期待される。遺伝子の機能を理解するためには、何らかの手法でその遺伝子の発現量を抑制し、抑制による影響を調べ...●科学技術ニュース●理化学研究所、東京大学と愛知学院大学、超特異的な遺伝子ノックダウン法を開発し特異性が高く副作用の低い治療へ道

  • ●科学技術ニュース●三菱UFJ銀行と日立製作所、環境配慮型店舗の新たな仕組みの有効性の実証実験を開始

    三菱UFJ銀行は、日立製作所と協働し、可動式蓄電池と太陽光発電、電気自動車などを組み合わせた環境配慮型店舗の新たな仕組みを練馬支店(東京都練馬区)に導入し、その有効性の実証を開始する。具体的には、下記の6つの取り組みを通じて環境負荷の低減を図る。環境配慮型店舗の運営における課題を抽出し、解決に向け三菱UFJ銀行、日立が共同でソリューション構築を目指す。①使用する営業車9台を電気自動車に切り替える。②駐車場にソーラーカーポートを設置し、太陽光発電により得られた電気を、日立が提供するリユースバッテリを活用した可動式蓄電池(バッテリキューブ)に蓄電することを通じ、創出した再生可能エネルギーを最大限活用する。③①及び②により、電気自動車を100%再エネで運用すると同時に、店舗のエネルギー自給率を高める。④店舗の設...●科学技術ニュース●三菱UFJ銀行と日立製作所、環境配慮型店舗の新たな仕組みの有効性の実証実験を開始

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「The CODE シリコンバレー全史」(マーガレット・オメーラ著/KADOKAWA)

    <新刊情報>書名:TheCODEシリコンバレー全史~20世紀のフロンティアとアメリカの再興~著者:マーガレット・オメーラ解説:高須正和訳者:山形浩生発行:KADOKAWAイノベーションはどこからやって来て、どこへ向かっていくのか。シリコンバレーはどのように築かれ、アメリカのビッグ・テックはどう形作られたのか。そして、“次のシリコンバレー”は生まれるのか―――。国際的な権謀術策、政治的な思惑、お金、夢と挫折、そして人間ドラマ……5年に及ぶ調査・取材で明らかにした、70年にわたるシリコンバレーの歴史を解体する唯一の決定版。【目次】第1幕スタートアップ第2幕製品ローンチ第3幕目指せ公開第4幕CHANGETHEWORLD次の経済的フロンティア次の技術的フロンティア(高須正和)新しい技術発展のシーズを見つけるための...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「TheCODEシリコンバレー全史」(マーガレット・オメーラ著/KADOKAWA)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「新版 環境の科学<第3版>」(中田昌宏、笠嶋義夫著/三共出版)

    <新刊情報>書名:新版環境の科学<第3版>~人間の活動は自然環境に何をもたらすのか~著者:中田昌宏、笠嶋義夫発行:三共出版これまで地球環境を犠牲にして築いてきた経済発展や生活様式を見直し、21世紀では自然との共生を基本とした「環境保全型社会」の実現に向けて―。同書は、エネルギー、人口、自然破壊や資源の枯渇などの諸問題を解説し、理工系のみならず文科系の入門書として広く活用できるよう配慮した。新版(第3版)では、廃棄物やマイクロプラスチックの問題について取り上げるとともに、データの更新や全般的な加筆・修正を行った。【目次】はじめに持続可能な開発目標(SDGs)1.地球温暖化2.再生可能エネルギー3.オゾン層の破壊4.酸性雨と森林5.人口増加と食糧問題6.原子力発電―原子力発電は文明を支えるエネルギーとなり得る...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「新版環境の科学<第3版>」(中田昌宏、笠嶋義夫著/三共出版)

  • ●科学技術ニュース●東京大学、酸化物ヘテロ界面における創発磁場伝播の観測に成功し創発磁気輸送現象の高機能化に道

    東京大学大学院工学系研究科の大野瑞貴大学院生、藤田貴啓助教、川﨑雅司教授は、非共面的な磁気構造によって生じる「創発磁場」が、非磁性金属と磁性絶縁体のヘテロ界面において伝播し、「トポロジカルホール効果」という創発磁気輸送現象を引き起こすことを初めて観測した。同研究では、四面体を基調とした特徴的な結晶構造を有するパイロクロア型酸化物に着目し、パルスレーザー堆積法を用いることで高品質なヘテロ接合試料の作製に成功した。今回の発見によって、磁性と電気伝導性が機能分離されたヘテロ界面でも創発磁気輸送現象が実現可能であることが明らかにされた。これにより研究対象となる材料選択の幅を拡大することが可能となり、創発磁気輸送現象の理解が深まると共に、それを応用したエレクトロニクス素子の省電力化や高機能化に貢献することが期待され...●科学技術ニュース●東京大学、酸化物ヘテロ界面における創発磁場伝播の観測に成功し創発磁気輸送現象の高機能化に道

  • ●科学技術ニュース●積水化学、エム・エム ブリッジと恒栄電設、浮体式ペロブスカイト太陽電池の共同実証実験を開始

    積水化学工業、エム・エムブリッジ、恒栄電設の3社は、フィルム型ペロブスカイト太陽電池をプール上に設置するための共同実証実験を、東京都北区において、4月3日から開始した。浮体式ペロブスカイト太陽電池の実証実験は、国内初の事例となる。2050年の脱炭素社会実現に向けてエネルギーの脱炭素化が求められるなか、フィルム型ペロブスカイト太陽電池は軽量で柔軟という特長により、従来のシリコン系太陽電池では設置が難しかった場所への設置が可能となり、再生可能エネルギーの導入量を拡大できる有力な選択肢として期待されている。積水化学は、独自技術である「封止、成膜、材料、プロセス技術」を活かし、フィルム型ペロブスカイト太陽電池開発の肝といわれる屋外耐久性において10年相当を確認し、30cm幅のロール・ツー・ロール製造プロセスを構築...●科学技術ニュース●積水化学、エム・エムブリッジと恒栄電設、浮体式ペロブスカイト太陽電池の共同実証実験を開始

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「観察の力」(クリス・ジョーンズ著/早川書房)

    <新刊情報>書名:観察の力著者:クリス・ジョーンズ訳者:小坂恵理発行:早川書房すぐれた観察眼だけが、よき決断をもたらす。より積極的なデータやエビデンスの活用が叫ばれる現代。だが最も重要なのは、自らの眼で徹底的に観察を続け、本質を見極める力なのだ――野球、政治、医療など、各界のプロフェッショナルたちから学ぶ、人間の創造性を最大限に発揮するための一流の観察眼とは。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「観察の力」(クリス・ジョーンズ著/早川書房)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「Pythonによるはじめてのアルゴリズム入門」(河西朝雄著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:Pythonによるはじめてのアルゴリズム入門著者:河西朝雄発行:技術評論社同書は、Pythonを使用してアルゴリズムを習得するための入門書。ソート、サーチ、再帰、リスト、木、グラフといったアルゴリズムの基本から、連立方程式の解法、逆ポーランド記法、最短路問題、タートルグラフィックス、グラフ描画、パズルやゲームといった実用的な応用まで、豊富な例題を通してアルゴリズムを効率的に学ぶことができる。例題や練習問題は「GoogleColaboratory」で動作するので、Webブラウザーがあればすぐに動作が確認可能。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「Pythonによるはじめてのアルゴリズム入門」(河西朝雄著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●東京大学など、固体中で形が変わる金属分子を発見

    東京大学大学院新領域創成科学研究科物質系専攻の鬼頭俊介助教、徳永祐介准教授、有馬孝尚教授、理化学研究所創発物性科学研究センターの厳正輝基礎科学特別研究員らは、高輝度科学研究センター放射光利用研究基盤センターの中村唯我研究員と共同で、GaNb4Se8という化合物において、金属分子の形が冷やすと変化する現象を発見した。固体中において金属イオンが分子を形成する現象はしばしばみられる。しかし、そのほとんどは規則正しく並んだイオンが、ある温度以下で寄り集まることで分子を形成するというものであった。同研究グループは、室温でニオブ(Nb)イオンが正四面体型の分子を形成しているGaNb4Se8に着目し、大型放射光施設SPring-8(兵庫県の播磨科学公園都市にある世界最高性能の放射光を生み出す理化学研究所の施設)のBL0...●科学技術ニュース●東京大学など、固体中で形が変わる金属分子を発見

  • ●科学技術ニュース●住友ゴム工業、次世代電池の実用化に向け「硫黄系電池事業創出研究会」を設立

    住友ゴム工業は、4月1日に産業技術総合研究所を代表幹事に、ADEKAとともに次世代電池として期待されている硫黄系電池の事業創出を見据えた企業共創の場として「硫黄系電池事業創出研究会」を設立した。また、設立時に幹事機関として大阪産業技術研究所が参画した。住友ゴム工業は、タイヤ製造に欠かせない硫黄に関する知見を活用してリチウム硫黄電池の重要部材である硫黄系正極活物質の技術開発を進めているが、同研究会を通して開発をさらに加速させる。次世代電池の開発が活発に行われているが、その中のひとつとして期待されているのがリチウム硫黄電池。リチウム硫黄電池は、リチウムイオン電池と比較して高いエネルギー密度を持つため、バッテリー性能の向上と軽量化を図ることができ、その構造上、発火可能性が低いのも特徴。さらに、コバルトなどのレア...●科学技術ニュース●住友ゴム工業、次世代電池の実用化に向け「硫黄系電池事業創出研究会」を設立

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「サピエンス前史」(土屋 健著/講談社)

    <新刊情報>書名:サピエンス前史~脊椎動物の進化から人類に至る5億年の物語~監修:木村由莉著者:土屋健発行:講談社(ブルーバックス)約5億年前に脊椎動物が誕生し、それ以来生命は様々に分化し多様化して現在に至り、我々ホモ・サピエンスは何十万種もいる種のたった一つである。様々に枝分かれを繰り返すなかで、たった一本の道筋がホモ・サピエンスへとつながっているのだ。同書では、サカナの仲間から始まった脊椎動物の先祖が、どのように体を変え、新しい特徴と能力を手に入れ、サピエンスへ近づいてきたのかをつぶさに見ていく。これまでの生命史にはなかった画期的な視点で、およそ70の特徴に焦点を当てた、姿形のまったく違う祖先から人類への大進化史!●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「サピエンス前史」(土屋健著/講談社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「生命の科学」(芝崎誠司著/三共出版)

    <新刊情報>書名:生命の科学~くらしと健康の化学・生化学~著者:芝崎誠司発行:三共出版同書は、生命科学の中で身近で注目度の高いキーワードを中心に紹介し、背景となる「化学・生化学」の基礎知識をわかりやすいイラストとともに解説。生命科学とその関連分野を理解する「とっかかり」を学べる入門書。くらしの中の化学を解説した前半の基礎化学編(1~8章)と、健康と生化学について解説した後半の生化学編(9~16章)の全16章で構成。大学や専門学校における「化学入門」や「生化学入門」の講義の教科書としても使いやすい構成となっている。【内容】<前編>化学入門物質の基本水と生命金属気体食品生活の中の素材~合成品と天然物微生物と物質薬と毒<後編>生化学入門代謝とホメオスタシスアミノ酸・タンパク質酵素糖質脂質タンパク質遺伝子医療と生...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「生命の科学」(芝崎誠司著/三共出版)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

    <テレビ番組情報>フロンティアNHKBS毎週火曜日午後9:00〜午後10:004月16日(火)恐竜王国繁栄の秘密恐竜が誕生した三畳紀、乾燥した気候で、生きものたちにとっては厳しい環境だった。ところが三畳紀の中期に約200万年だけ雨の量が増えた。この雨が恐竜たちに恵みをもたらしたいう。他にも生きものがいたのに、なぜ雨は恐竜だけを繁栄させたのか?そもそもなぜ雨が降ったのか?研究者たちは、世界各地に散らばっている証拠をもとに、地球と恐竜の壮大なストーリーを紡ぎだした。居間からサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分4月17日(水)どうやって毛を再生!?福田淳二(横浜国立大学教授)今回は「再生医療」、その中でも“髪の毛を再生”させる研究のトップランナー横浜国立大学・福田淳二教授。移植できる活発な細胞...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「宇宙と物質の起源」(高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所編/講談社)

    <新刊情報>書名:宇宙と物質の起源~「見えない世界」を理解する~編者:高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所発行:講談社(ブルーバックス)138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちが今ここに存在するまでには、数々の偶然が重なった。誰も見たことがない「この世界の起源」を、人類はどのように解明してきたのか?そして、反物質、ダークマター、マルチバース……残された謎は、どこまで明らかになったのか?宇宙の謎に挑む研究者たちが総力を挙げて、基礎から最先端までを丁寧に解説する。【目次】第1章宇宙は何でできているのか第2章素粒子の標準理論のはじまり第3章元素の起源第4章質量の起源第5章力の起源第6章非対称性宇宙の起源――物質・反物質第7章宇宙膨張...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「宇宙と物質の起源」(高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所編/講談社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「3ステップでしっかり学ぶ MySQL入門<改訂第3版>」(山田奈美著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:3ステップでしっかり学ぶMySQL入門<改訂第3版>監修:山田祥寛著者:山田奈美発行:技術評論社(3ステップでしっかり学ぶシリーズ)同書はMySQLをはじめてさわる方を対象として、開発環境の準備からSQLの基本的な書き方、PHPによるWebシステム開発まで、図解でわかりやすく解説。各項目は「ここでやること」「やってみよう」「理解しよう」という、予習→体験→理解の3つのプロセスを踏むことで基本をしっかり理解しながら読み進めることができる。章末に用意された練習問題で理解度をはかれるので、自習用にもセミナーのテキストにも最適な1冊。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「3ステップでしっかり学ぶMySQL入門<改訂第3版>」(山田奈美著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●東京大学など、トポロジカル物質で高い操作性を持つ光周波数変換機能を実現し光スイッチングデバイスなどへの応用に期待

    東京大学大学院工学系研究科の正力健太郎大学院生、岡村嘉大助教、森石奎吾大学院生、高橋陽太郎准教授らを中心とする研究グループは、理化学研究所創発物性科学研究センターの十倉好紀センター長、大阪大学大学院理学研究科の村川寛助教、酒井英明准教授、花咲徳亮教授、学習院大学理学部の横井滉平助教、島根大学学術研究院理工学系の臼井秀知助教らの研究グループと共同で、磁化と実効的な電気分極を持つワイル半金属において、非線形光学効果の1つである第二次高調波(SHG、光の周波数を2倍に変換する現象)が極めて高い効率で発生することを示し、そのSHGの強度が光の進行方向や磁化の向きでスイッチング可能であることを実証した。トポロジーと呼ばれる数学上の概念で記述される物質や物理現象が世界的に注目されており、ワイル半金属はその代表例。トポ...●科学技術ニュース●東京大学など、トポロジカル物質で高い操作性を持つ光周波数変換機能を実現し光スイッチングデバイスなどへの応用に期待

  • ●科学技術ニュース●岩谷産業とコスモ、国内初、トラックターミナル内における燃料電池商用車向け水素ステーション開所

    岩谷産業とコスモエネルギーホールディングスのグループ会社であるコスモ石油マーケティングの出資会社である岩谷コスモ水素ステーション合同会社は、「岩谷コスモ水素ステーション平和島」を開所した。同水素ステーションは、小型及び今後普及が見込まれる大型燃料電池トラック(FCトラック)への短時間での充填が可能なステーションとしてオープンした。同水素ステーションは、日本自動車ターミナルが運営する京浜トラックターミナル内で営業中のコスモエネルギーHDグループ系列京浜トラックターミナル平和島SS(運営会社:株式会社キタセキ)に併設している。トラックターミナル内での水素ステーション設置は国内初であり、国内最大の貨物取扱量を誇る京浜トラックターミナル内での水素ステーションの設置は、FCトラックの国内実証の拠点としても重要な役割...●科学技術ニュース●岩谷産業とコスモ、国内初、トラックターミナル内における燃料電池商用車向け水素ステーション開所

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「「起業参謀」の戦略書」(田所雅之著/ダイヤモンド社)

    <新刊情報>書名:「起業参謀」の戦略書~スタートアップを成功に導く「5つの眼」と23のフレームワーク~著者:田所雅之発行:ダイヤモンド社成功するスタートアップには、優れた起業家に加えて、それを支える起業参謀の存在が光っている。起業家のメンター=起業参謀に必要なマインド・思考・スキル、必携のフレームワークとは何か?起業参謀に必要な「5つの眼」と23のフレームワークを初公開する。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「「起業参謀」の戦略書」(田所雅之著/ダイヤモンド社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「量子と非可換のエピステモロジー」(原田雅樹著/東京大学出版会)

    <新刊情報>書名:量子と非可換のエピステモロジー~数学と物理学における概念と実在~著者:原田雅樹発行:東京大学出版会20世紀の数学や物理学における概念の生成を、エピステモロジーすなわち科学認識論の系譜にある哲学者の議論から読み解き、場の量子論や非可換幾何学にまで通じる〈科学作品の解釈学的現象学〉を提唱する。科学的対象における概念と実在性の関係を問う大著。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「量子と非可換のエピステモロジー」(原田雅樹著/東京大学出版会)

  • ●科学技術ニュース●大阪大学、名古屋大学と理研、X線自由電子レーザーの極限的7nm集光を実現し世界最高光子密度を実現

    大阪大学大学院工学研究科の山田純平助教、山内和人教授、名古屋大学大学院工学研究科の松山智至准教授、理化学研究所放射光科学研究センターの矢橋牧名グループディレクター、井上伊知郎研究員、高輝度光科学研究センターの大橋治彦主席研究員らの共同研究グループは、X線自由電子レーザー(XFEL:X-rayFree-ElectronLaser)の極限的7ナノメートル(nm)のスポット集光を実現し、1022W/cm2のピーク強度を達成した。これはミラーに入射するXFELの強度を1億倍に増幅したことに相当する、世界最高X線強度。また、可視光分野も含んだレーザー強度のトップクラスに比肩する値。XFELを集光する際には、高強度の入射X線レーザーによる集光光学系へのダメージを防ぐために、入射光を非常に浅い角度にて分散して受け止める...●科学技術ニュース●大阪大学、名古屋大学と理研、X線自由電子レーザーの極限的7nm集光を実現し世界最高光子密度を実現

  • ●科学技術ニュース●第一交通、電脳交通とNEC、移動困難な地方でのバス・タクシーの自動運転技術を活用したモビリティサービスで業務提携

    第一交通産業(第一交通)、電脳交通とNECの3社は、地方の交通課題解決に向けた業務提携に関する基本合意書を締結した。バス・タクシーの自動運転技術を活用した新しいモビリティサービスの展開により、地方の公共交通における利便性確保という課題の解決を目指す。現在、少子高齢化に伴う運転手不足等により、全国的に公共交通の利便性の確保が課題となっている。第一交通が有するバス・タクシー等の顧客基盤と、電脳交通が有する配車に関するシステムやノウハウ、NECが有する自動運転に関する技術やソフトウェアを掛け合わせることで、地域公共交通の維持・確保に向け自動運転を活用した新しいモビリティサービスの展開を目指す。これにより、地域住民の方々の利便性向上および地域活性化に寄与する。将来の道路運送車両法のレベル4認可を取得した自動運転バ...●科学技術ニュース●第一交通、電脳交通とNEC、移動困難な地方でのバス・タクシーの自動運転技術を活用したモビリティサービスで業務提携

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ハリモグラの鼻ちょうちん」(小林洋美著/東京大学出版会)

    <新刊情報>書名:ハリモグラの鼻ちょうちん~探検しよう!サイエンスの「森」を~著者:小林洋美発行:東京大学出版会見過ごしてしまいがちな日常のできごとと地続きのふしぎを、最新の心理学や行動学などの研究を紹介しながら読み解いていく、『モアイの白目』『飛ばないトカゲ』に続くオモシロ科学エッセー第3弾。「生物の世界は思いがけない不思議に満ち溢れている。それに気がつくのは、いたずら好きな疑いの心と常識外れの実験のデザインだ。それを実践した科学者たちの挑戦を絶妙なノリで解説した。動物学のおもろい世界観が満載。」――山極壽一氏(京都大学前総長)推薦。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ハリモグラの鼻ちょうちん」(小林洋美著/東京大学出版会)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「<改訂2版> データサイエンティスト養成読本」(佐藤洋行他著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:<改訂2版>データサイエンティスト養成読本~プロになるためのデータ分析力が身につく!~著者:佐藤洋行、原田博植、里洋平、和田計也、早川敦士、倉橋一成、下田倫大、大成浩子、奥野晃裕、中川帝人、長岡裕己、中原誠発行:技術評論社(SoftwareDesignplus養成読本シリーズ)2013年に刊行した「データサイエンティスト養成読本」の改訂版。データサイエンティストを取り巻くソフトウェアや分析ツールは大きく変化しているが、必要とされる基本的なスキルに大きな変化はない。同書は「データサイエンティスト」という職種について考察し、これから「データサイエンティスト」になるために必要なスキルセットを最新の内容にアップデートして解説。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「<改訂2版>データサイエンティスト養成読本」(佐藤洋行他著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●理研と東京大学、ロングリードメタゲノムによる植物共生微生物叢の分子基盤を解明

    理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター植物免疫研究グループの白須賢グループディレクター、増田幸子研究員、生命医科学研究センター共生微生物叢研究チームの須田亙チームリーダー、東京大学大学院新領域創成科学研究科の岩崎渉教授、木口悠也特任助教、按田瑞恵特任助教、同大学院農学生命科学研究科の佐々木和浩助教(研究当時)らの共同研究グループは、ロングリードメタゲノム解析(数万塩基対以上の長い核酸配列を大量にシークエンス<DNAを構成する塩基の順序を決定する技術>できるロングリードシークエンサーを用いて、特定環境中の核酸配列を網羅的に解析すること)により植物共生微生物叢の遺伝情報を網羅的に調べ、その分子基盤を解明した。同研究成果は、ゲノム情報を用いた新規有用微生物の単離などにつながると期待される。植物には多くの微...●科学技術ニュース●理研と東京大学、ロングリードメタゲノムによる植物共生微生物叢の分子基盤を解明

  • ●科学技術ニュース●アイコムと日本無線、プライベートLTE/5Gを使ったトランシーバーシステムを構築し海外の警察・消防などへの導入狙う

    アイコムと日本無線(JRC)は、プライベートLTEを活用したトランシーバーシステムの海外販売で協業する。IPトランシーバーに強いアイコムとプライベートLTEシステムの構築を強みとするJRCの両社の強みを生かし、閉域網での通話システムを構築する。販売はアイコムの海外子会社3社(北米、欧州、豪州)を通じて行う。プライベートLTEの海外市場において日本の無線機大手2社が協業し、事業活動を推進するのは、業界初(両社調べ)の取り組み。各国の警察・消防など社会の安全を守るパブリックセーフティー分野、鉱山、電力、鉄道などの産業分野では、高速、セキュアな専用ネットワークを構築するため、次世代通信規格のLTE、5Gへの移行が進展している。さらに高い通信性能を持つ5Gは、自動車、ヘルスケア、スマートシティなど、幅広い分野への...●科学技術ニュース●アイコムと日本無線、プライベートLTE/5Gを使ったトランシーバーシステムを構築し海外の警察・消防などへの導入狙う

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「量子力学の100年」(佐藤文隆著/青土社)

    <新刊情報>書名:量子力学の100年著者:佐藤文隆発行:青土社第一人者がみた量子力学の軌跡。その魅力と不思議。1920年代、ド・ブロイ、ボーア、ハイゼンベルク、シュレーディンガー、ディラックなどが現在の量子力学の礎となる成果を続々と発表した。そして1926年、ボーアの手によって「コペンハーゲン解釈」がなる。ユネスコは2025年に量子力学百年を記念する取り組みを行うことを決議した。この間の量子力学の道のりは、アインシュタインの反対などに代表されるように紆余曲折ありつつも、不思議と魅力にみちたものだった。しかしいまや量子コンピュータから生成AIまで、あらゆるところに量子力学は存在している。はたしてそれは何故か、そもそも量子力学とは何で、そしていまどのような姿をしているのか。日本を代表する物理学者が、自らの目で...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「量子力学の100年」(佐藤文隆著/青土社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「2023年版 電気事業便覧」(経済産業省資源エネルギー庁編/経済産業調査会)

    <新刊情報>書名:2023年版電気事業便覧編者:経済産業省資源エネルギー庁発行:経済産業調査会電気事業便覧は、1954年(昭和29年)の創刊以来、日本の電気事業の現状と累年的推移の概要を統計的に集録し、電気事業に携わる方など、電気事業関係者の参考に資する書籍として活用されてきた。そして、60年ぶりの抜本的な電力システム改革が進められる中で、新規参入事業者や卸電力取引所の動向、小売全面自由化の進捗状況、海外主要国の電気事業の概要などを追加し、電気事業についてより広く俯瞰できるような内容に刷新した。また、毎年、より充実したものとなるよう検討して、更新している。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「2023年版電気事業便覧」(経済産業省資源エネルギー庁編/経済産業調査会)

  • ●科学技術ニュース●理研と京都大学、量子もつれの伝達速度限界を解明しボーズ粒子系における新たな理論的発見と量子計算へ道

    理化学研究所(理研)量子コンピュータ研究センター量子複雑性解析理研白眉研究チームの桑原知剛理研白眉チームリーダー(開拓研究本部桑原量子複雑性解析理研白眉研究チーム理研白眉研究チームリーダー)、ヴー・バンタン特別研究員、京都大学理学部の齊藤圭司教授の共同研究チームは、相互作用するボーズ粒子系において量子もつれが伝達する速度の限界を理論的に解明した。同研究成果は、多数のボーズ粒子が相互に作用することで生じる量子力学的な動きを理解する上で新しい洞察を提供すると同時に、量子コンピュータを含む情報処理技術における根本的な制約を解明することにも寄与すると期待される。量子力学で現れる最も基本的な粒子であるボーズ粒子が相互作用を通じてどのくらいの速さで量子的な情報を伝達できるのか、という問題は長年未解決であった。同共同研...●科学技術ニュース●理研と京都大学、量子もつれの伝達速度限界を解明しボーズ粒子系における新たな理論的発見と量子計算へ道

  • ●科学技術ニュース●日清紡マイクロデバイスと金沢工業大学、マイクロ波方式のワイヤレス電力伝送に最適な高周波整流器ICを開発

    日清紡マイクロデバイスと金沢工業大学工学部電気電子工学科伊東健治研究室は、マイクロ波方式のワイヤレス電力伝送(WPT:WirelessPowerTransfer)に最適な高周波整流器ICの研究開発を開始した。近年マイクロ波方式WPTの高性能化の研究が進められている中、2022年の電波法省令改正により920MHz、2.4GHzおよび5.7GHzにおいて実用化が始まっている。マイクロ波方式のWPTは、送電器から発した高周波電力を、離れた場所の受電器で受ける。この受電器で受けた高周波電力は、高周波整流器を介して直流電力に変換され、この受電器に接続されたIoTセンサーやFA機器等を動作させる。受電器に入力される高周波電力は、送電器の距離に応じて変化するため、様々なユースケースに対応可能な整流器が求められている。ま...●科学技術ニュース●日清紡マイクロデバイスと金沢工業大学、マイクロ波方式のワイヤレス電力伝送に最適な高周波整流器ICを開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「TSMC」(林 宏文著/CCCメディアハウス)

    <新刊情報>書名:TSMC~世界を動かすヒミツ~著者:林宏文監修:野嶋剛発行:CCCメディアハウス台湾で異例のベストセラー!世界トップの半導体ファウンドリーの強さの秘密がわかる。熊本工場の本格始動に向けて注目が集まるTSMC。30年以上にわたりTSMCの取材を続け、創業者のモリス・チャンのインタビュー実績もある台湾ジャーナリストが、秘密主義の企業のベールを剥がす。なぜ小国台湾の半導体ビジネスは強いのか?なぜTSMCはトップになったのか?【目次】1.TSMCのはじまりと戦略2.TSMCの経営とマネジメント3.TSMCの文化とDNA4.TSMCの研究開発5.半導体戦争:台湾、そして日本【著者】林宏文(リン・ホンウェン):経済ジャーナリスト≪今周刊≫副編集長や≪經濟日報≫技術担当者として、経済記者としてテクノロ...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「TSMC」(林宏文著/CCCメディアハウス)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

    <テレビ番組情報>フロンティアNHKBSプレミアム4K午後5:00〜午後6:004月8日(月)旧約聖書滅亡の街の真実旧約聖書に登場し、神の怒りをかって焼野原となったというソドムの街。中東ヨルダン、死海からほど近い場所に記述と似たような場所があることがわかってきた。居間からサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分4月10日(水)”地震予測”実現なるか!?西村卓也(京都大学防災研究所教授)今注目の地震学者、京都大学の西村卓也教授が登場。なぜ日本で巨大地震が頻発してしまうのか…最新のGPSシステムで迫る地震研究最前線。今年1月1日、北陸を襲った能登半島地震。観測史上7回目の震度7を記録、阪神淡路大震災の3倍以上のエネルギーが石川県を直撃したとも言われる。今なお大きな爪痕が残る能登半島地震。そして、...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「はじめる・楽しむ・発信する noteのガイドブック」(ぷらいまり。著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:はじめる・楽しむ・発信するnoteのガイドブック著者:ぷらいまり。発行:技術評論社クリエイターを中心に文章や画像、動画などを投稿してユーザーと共有できるプラットフォームnoteの入門書。ユーザーとして利用する基本的なnoteの使い方はもとより、クリエイターとして発信していく方法、その延長線上にnoteを使って収益化を行うための考え方・方法論までも解説。また,企業が独自メディアとしてnoteを活用する場合も紹介。同書は、noteでクリエイター活動を行い、積極的に発信している著者の独自のノウハウが満載。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「はじめる・楽しむ・発信するnoteのガイドブック」(ぷらいまり。著/技術評論社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ビッグバンからあなたまで」(シンシア・ストークス・ブラウン著/亜紀書房)

    <新刊情報>書名:ビッグバンからあなたまで~若い読者に贈る138億年全史~著者:シンシア・ストークス・ブラウン訳者:片山博文、市川賢司発行:亜紀書房変動の時代を生きるための地図となる、自然科学×人文科学=新・世界史[ビッグヒストリー]が登場。ビッグヒストリーは、宇宙の誕生から現在、そして未来を一つの歴史として捉え、世界的に注目を浴びている。宇宙的視野で物事を見る新しい歴史の教科書を、今あなたに贈る。138億年前の宇宙でつくられた原子や、巨大な惑星の爆発で銀河にばらまかれた原子たち。そうして、宇宙を漂う水素ガスは、やがて人間に姿を変えた。私たちの体は、はるかな星々を旅してきたもので出来ている。偶然が生んだ奇跡のような「地球と人類」の起源をこれまでで最もわかりやすくスリリングに描く。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ビッグバンからあなたまで」(シンシア・ストークス・ブラウン著/亜紀書房)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「新版 基礎物理化学」(勝木明夫、伊藤冬樹、手老省三著/三共出版)

    <新刊情報>書名:新版基礎物理化学~能動的学修へのアプローチ~著者:勝木明夫、伊藤冬樹、手老省三発行:三共出版物理化学の基礎事項を下記の要領でまとめた最新のテキスト。新版では,読者の方々から頂いたご意見などを取り入れて各章の内容およびAppendixを充実するとともに、物理化学の袖象的な概念を理解してイメージを持つための、より分かり易い表現とした。◇全体・各章の内容を一目でわかるようにチャートで示す◇各節ごとに,学習目標を明示◇理解を深めるために,学習目標に沿った演習問題を解くことを重視◇巻末にルーブリック表により評価基準を示す◇学習目標と評価の対照を表示する◇発展的な課題や演習問題の詳しい解答をWEBに掲載【目次】原子の電子構造化学結合物質の状態熱力学第一法則変化の方向とGibbsエネルギー物質の相平衡...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「新版基礎物理化学」(勝木明夫、伊藤冬樹、手老省三著/三共出版)

  • ●科学技術ニュース●東京大学と北海道大学、多彩なスピン構造の間のトポロジカル数スイッチングに成功し外部磁場による多値メモリ動作へ道

    東京大学大学院工学系研究科の吉持遥人大学院生、高木里奈助教(研究当時)、関真一郎准教授らの研究グループは、同大学物性研究所の中島多朗准教授、北海道大学大学院理学研究院の速水賢准教授らとの共同研究を通じて、GdRu2Ge2という希土類合金において、外部磁場の大きさを変化させることで、「楕円形スキルミオン」や「メロン-アンチメロン分子」「円形スキルミオン」といった多彩なスピン構造を観測することに成功した。磁性体で見られる電子スピンの渦構造である磁気スキルミオンは、トポロジーに保護された安定な粒子として振る舞うことから、次世代の情報担体の候補として注目を集めている。スキルミオンは従来、対称性の低い結晶構造を有する物質のみで発現すると考えられてきた。しかしながら、近年では新しい形成機構によって、対称性の高い物質に...●科学技術ニュース●東京大学と北海道大学、多彩なスピン構造の間のトポロジカル数スイッチングに成功し外部磁場による多値メモリ動作へ道

  • ●科学技術ニュース●GMO学術サポート&テクノロジー、「富岳」で研究開発した環境を富士通のクラウドサービス群上で提供開始

    GMO学術サポート&テクノロジーは、富士通のクラウドサービス群「FujitsuComputingasaService(CaaS)」上でスーパーコンピュータ「富岳」の研究成果を実用化するサービスの提供を開始した。今回展開するサービスは、GMO学術サポート&テクノロジーが、「富岳」で研究開発したソフトやデータを「CaaS」上に実装し、研究者に対してハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)を活用した膨大な脳MRIデータの解析環境を提供するもの。同サービスは、2023年10月から2024年2月に理化学研究所の生命機能科学研究センター脳コネクトミクスイメージングチームによる実証実験でも利用され、今後、脳MRIを用いた精神神経疾患の自動診断の実現などに貢献することが期待されている。両社は今後、それぞれが持つ専門...●科学技術ニュース●GMO学術サポート&テクノロジー、「富岳」で研究開発した環境を富士通のクラウドサービス群上で提供開始

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「高校数学の美しい物語<新版>」(難波博之著/SBクリエイティブ)

    <新刊情報>書名:高校数学の美しい物語<新版>著者:難波博之発行:SBクリエイティブ「高校数学の美しい物語」は、月間470万PVを突破した日本有数の数学系ウェブサイトで、その1000を超える記事の中から、特に人気の高い62編を厳選し、本として読みやすいよう加筆・修正。同書は、どこからでも、興味があるところから読み進めることができ、すべての記事が・高校数学の(高校数学までの範囲で理解できて)・美しい(主張または証明がシンプルでおもしろい)・物語(一部の数学マニアの間では語り伝えられているくらい有名な話)となっている。また、人工知能の研究開発に携わっている著者の経験をいかし、巻末付録「高校数学と人工知能の関係」を書き下ろした。では、身近にもディープにも楽しめる、数学の世界へようこそ。【目次】第1章中学数学で楽...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「高校数学の美しい物語<新版>」(難波博之著/SBクリエイティブ)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「今すぐ使えるかんたん Windows 11 2024年最新版 Copilot対応」(オンサイト、技術評論社編集部著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:今すぐ使えるかんたんWindows112024年最新版Copilot対応著者:オンサイト、技術評論社編集部発行:技術評論社(今すぐ使えるかんたんシリーズ)最新のパソコンにインストールされているWindows11の基本がマスターできる本。アプリの起動方法や文字の入力方法などの基本操作だけでなく、メールやインターネットの利用方法、さらには、音楽や写真・ビデオを楽しむ方法を解説。また、Windows11で強化されたスマホとの連携、標準機能に組み込まれたMicrosoftTeams、さらに、話題のAIアシスタントCopilotについても解説。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「今すぐ使えるかんたんWindows112024年最新版Copilot対応」(オンサイト、技術評論社編集部著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●九州大学など、世界初、グラフェンなどの二次元材料テープを開発し次世代半導体の開発などに貢献

    九州大学グローバルイノベーションセンターの吾郷浩樹主幹教授、日東電工株式会社、合同会社二次元材料研究所、中央大学の李恒助教・河野行雄教授、九州大学先導物質研究所の吉澤一成教授、九州大学大学院総合理工学研究院の辻雄太准教授、大阪大学産業科学研究所の末永和知教授、産業技術総合研究所の林永昌主任研究員らの研究グループは、NEDOの支援を受けて、二次元材料に特化した紫外線で粘着力が低下する機能性テープを開発することに成功した。この方法では、保護膜や有機溶媒を使う必要がなく、エンドユーザーでも簡単に転写できる手軽さもある。また、このテープ転写はグラフェンに限らず、半導体や絶縁体の二次元材料にも使える。さらに、テープ転写したグラフェンを使って、フレキシブルなテラヘルツのセンサーも実現した。同研究は、これまで難しかった...●科学技術ニュース●九州大学など、世界初、グラフェンなどの二次元材料テープを開発し次世代半導体の開発などに貢献

  • ●科学技術ニュース●トリシマと京都大学、世界初、大流量の液化水素ポンプの運転試験に成功

    酉島製作所(トリシマ)と京都大学工学研究科中村武恒特定教授は、高温超電導モータを搭載した世界初となる大流量・高効率の液化水素ポンプを開発し、このたび、その運転試験に成功した。液化水素の効率的な大量運搬は、水素コストの大幅な低減に寄与することから、水素社会の実現に向けた大きな一歩となる。カーボンニュートラルの達成には、燃焼時にCO2を排出しない「水素」の活用が欠かせない。しかしその実現には、水素コストの低減が必須。そのためには、水素を液化し800分の1の体積にして大量運搬することが有効な解決策として考えられる。その際に必要不可欠となるのが、-253℃まで冷却した液化水素を、大流量、かつガス化しないよう効率的に移送するポンプ。「ポンプで世界を救う」を使命とするトリシマは、この開発に果敢に挑戦。2021年、京都...●科学技術ニュース●トリシマと京都大学、世界初、大流量の液化水素ポンプの運転試験に成功

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「Invention and Innovation」(バ-ツラフ・シュミル著/河出書房新社)

    <新刊情報>書名:InventionandInnovation~歴史に学ぶ「未来」のつくり方~著者:バ-ツラフ・シュミル訳者:栗木さつき発行:河出書房新社ビル・ゲイツ絶賛の世界的権威が語る、テクノロジーの歴史と未来。報道や広告ではわからない事実(ファクト)を明らかに。過去の「イノベーションの失敗」から教訓を得る、世界水準の教養。世界的権威が語るテクノロジーの歴史と未来。過去の「失敗」から得られる教訓とは?いま、本当に必要なビジョンとは?AIバイオ超高速輸送クリーンエネルギーetc.報道や宣伝ではわからない事実(ファクト)を明らかに。・「発明(インベンション)」イコール「イノベーション」ではない・イーロン・マスクの不都合な真実・原子力は「成功した失敗」だった・脱炭素化を急いではいけない・「指数関数的成長」は...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「InventionandInnovation」(バ-ツラフ・シュミル著/河出書房新社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「よくわかるシステム監査の実務解説<第4版>」(島田裕次著/同文館出版)

    <新刊情報>書名:よくわかるシステム監査の実務解説<第4版>著者:島田裕次発行:同文館出版付加価値の高いシステム監査のための実務のポイントがわかる。システム監査基準/管理基準の改訂を踏まえて、昨今話題のDXやAIのシステム監査など最新のテーマについても解説。<目次>第1章システム監査の意義第2章システム監査とシステム監査基準の改訂の歴史第3章IT統制とシステム監査の概念第4章システム監査の推進体制と手順第5章システム監査におけるリスクアプローチ第6章システム監査の監査手続と技法第7章CAATs(コンピュータ利用監査技法)第8章監査判断と監査報告第9章システムのライフサイクルからみた監査ポイント第10章アプリケーションシステムの監査ポイント第11章テーマ監査のポイント第12章新しいITとシステム監査第13章...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「よくわかるシステム監査の実務解説<第4版>」(島田裕次著/同文館出版)

  • ●科学技術ニュース●産総研など、グラフェン層間に2層アルカリ金属の最密配列を発見し大容量二次電池の開発に期待

    産業技術総合研究所(産総研)ナノ材料研究部門電子顕微鏡グループ林永昌主任研究員、大阪大学末永和知教授、東京工芸大学松本里香教授、九州大学吾郷浩樹教授、台湾国立清華大学ChiuPo-Wen(邱博文)特別教授らは、炭素原子が1個の厚さで六角形の格子状に並んだグラフェンの層間に高密度でアルカリ金属を挿入する技術を開発し、原子の配置構造を直接観察することに成功した。二次電池の性能は、電気自動車の走行距離やスマートフォンの使用時間などに影響を与える主要な指標の一つ。二次電池が、より大きな電気容量を蓄積できるようになれば、これらの電子デバイスの性能を向上させることができる。電池の電極材料である黒鉛(グラファイト)は、グラフェンが層状に重なり、層間に配置されたアルカリ金属が電子を受け渡すことで、充電・放電を行う。もし、...●科学技術ニュース●産総研など、グラフェン層間に2層アルカリ金属の最密配列を発見し大容量二次電池の開発に期待

  • ●科学技術ニュース●TOPPANデジタル、OSTIとサグリ、東アフリカでスマート農業実現に向けた実証を実施

    TOPPANデジタル、OSTrading&InvestmentsPte.Ltd.(本社:シンガポール、OSTI)、サグリの3社は、ルワンダとタンザニアの農園において、スマート農業実現に向けた実証実験を2024年4月より開始する。同実証においては、衛星観測データを用いた農地の生育/土壌分析や、気象データのセンシングなど、テクノロジーを活用して現地のニーズに適合した、スマート農業ソリューションの開発を目指す。OSTIは、東アフリカにおける農園事業「SmartVillageProject」を推進している。ルワンダでマカダミアナッツ事業を、タンザニアでは北部Arusha州に保有する1,763ha(中央区の約1.8倍)の広さを持つ農地において、コーヒーを中心とした農園事業を展開している。サグリは、衛星データ(SAT...●科学技術ニュース●TOPPANデジタル、OSTIとサグリ、東アフリカでスマート農業実現に向けた実証を実施

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「面倒なことはChatGPTにやらせよう」(カレーちゃん、からあげ著/講談社)

    <新刊情報>書名:面倒なことはChatGPTにやらせよう著者:カレーちゃん、からあげ発行:講談社待望の「ChatGPTPlus(有料版)」のビジネス活用に特化した書籍がついに刊行。2023年11月のアップデート対応。もう、ほぼ「魔法」です。Excel・PowerPointやデータ分析、画像生成など、かんたん雑用丸投げ術で仕事が楽になる。①日本初、ChatGPTPlus(有料版)のビジネス活用に特化②非エンジニアにもらくらく使えるワンランク上の業務効率化③サポートサイトにそのまま使えるプロンプトが超充実。たとえばこんなことができちゃいます!・「2つのPDFをページを抜き出して結合」など事務処理が一瞬で・Webページの要約と画像生成で丸投げパワポ作成・Excelの関数記入、データ分析・顧客データから個別営業メ...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「面倒なことはChatGPTにやらせよう」(カレーちゃん、からあげ著/講談社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「インスタ思考法2.0」(坂本 翔著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:インスタ思考法2.0~Instagramでファンを生み出す最強の思考法~著者:坂本翔発行:技術評論社Instagramの思考法は、「新しい時代」に突入している。Instagramで「フォロワー集め」に四苦八苦している人…新しい思考法に切り替えよう。Instagramにおいて、もはやフォロワーの「数」は重要ではない。これからは、フォロワーの「質」を高め、フォロワーをファンへと変えていくことが重要。そのために必要なのが、コミュニケーションとコミュニティ。例えば、企業と顧客という上下の関係ではなく、対等な目線による横の関係を作ること。企業から顧客へという一方通行のコミュニケーションではなく、顧客から企業へと返ってくる双方向のコミュニケーションを実現すること。企業側が制作するコンテンツではなく、...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「インスタ思考法2.0」(坂本翔著/技術評論社)

  • ●科学技術ニュース●産総研、新しいゴニオ極性材料群を発見し熱流と垂直方向に発電する新しい熱電材料を開発

    産業技術総合研究所(産総研)省エネルギー研究部門後藤陽介主任研究員、李哲虎首席研究員、村田正行主任研究員は、島根大学総合理工学部臼井秀知助教らと共同で、温度差と電流の向きを直交させることのできる特異な熱電材料(ゴニオ極性材料)の開発に成功した。一次エネルギーの多くは熱として排出されており、この未利用熱(廃熱)を有効活用するため、熱を電気に変換する熱電材料の開発が世界中で進められている。近年、高い性能を有する新材料の報告が相次いでいるが、実用化されているのは半世紀以上前に発見された、室温付近で動作するBi2Te3系材料のみ。室温より高い温度域で動作する熱電モジュールは実用化されていないことが、廃熱を用いた発電の進展を阻んでいる。特に、従来の熱電モジュールは熱流と発電方向が同じ「縦型」構造であり、発電時に高温...●科学技術ニュース●産総研、新しいゴニオ極性材料群を発見し熱流と垂直方向に発電する新しい熱電材料を開発

  • ●科学技術ニュース●NECと日本オラクル、IOWNを用いた共創活動を開始

    NECと日本オラクルは、NTTの次世代コミュニケーション基盤「IOWN」を活用したNECの「大容量・低遅延」を特長とするAPN(All-PhotonicsNetwork)と、分散クラウド環境下でのデータ管理を高速・低遅延で実現するオラクルのOracleCloudInfrastructure(OCI)を組合せ、場所を越えた新たな協働・体験の具現化に向けて共創活動を開始した。同共創活動の起点として、NEC我孫子事業場内にあるNECCONNECTLabにインタラクティブなリモートライブ参加を想定した自由視点鑑賞デモ環境を、IOWNのAPNとOCIを活用して構築した。NECと日本オラクルはIOWNを活用し、様々な人・場所・データをリアルタイムにつなぐことにより、だれもが場所に依存せずに安全かつ能動的に参加すること...●科学技術ニュース●NECと日本オラクル、IOWNを用いた共創活動を開始

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「海のへんな生きもの事典 ありえないほねなし」(ひとでちゃん著/山と渓谷社)

    <新刊情報>書名:海のへんな生きもの事典ありえないほねなし著者:ひとでちゃんイラスト:ワタナベケンイチ発行:山と渓谷社ヘンなことってすばらしい!宇宙人よりも宇宙人な、ほねなしたちの”ありえない”生きざま。”口と肛門が同じ””頭から足が生えている””体のほとんどが生殖器””腕一本から体全体が再生”まさに、ありえない!のオンパレード!宇宙人より宇宙人な生きもの。それが地球にいる「ほねなし(無脊椎動物)」。へんちくりんで姿形も生き方もユニークな海のほねなしたちの魅力を、イラストをまじえてたっぷりとご紹介。動物界、全34動物門の解説&イラストつき!●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「海のへんな生きもの事典ありえないほねなし」(ひとでちゃん著/山と渓谷社)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

    <テレビ番組情報>フロンティア~その先に見える世界~NHK‐BS毎週火曜日午後9時~10時4月2日:古代メキシコ失われた文明の謎中央アメリカで2500年以上も栄えたマヤ文明。高度な天文知識に基づいた精密な暦や、4万を超えるマヤ文字、命を神に捧げるいけにえなど、まったく独自に特殊な文明を築いた。彼らは一体何者だったのか?なぜ人間を神へのいけにえとしたのか?最新の古代DNA解析から、そのルーツや生けにえにされた人々の正体が分かってきた。さらに、古気候学の最新調査から、文明衰退期に彼らを襲った驚きの事実が明らかになってきた。居間からサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55分4月3日(水)量子コンピューター川崎雅司(東京大学工学系研究科教授)日本の知の最高峰・東京大学を直撃SP第2弾!今回は次代を担う...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「図解即戦力 契約書の読み方と作成がこれ1冊でしっかりわかる教科書」(太田大三、堀口佐耶香、尾臺知弘、高橋香菜著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:図解即戦力契約書の読み方と作成がこれ1冊でしっかりわかる教科書著者:太田大三、堀口佐耶香、尾臺知弘、高橋香菜発行:技術評論社現代社会において、私たちが企業の一員としていかなる業務に就いていたとしても、契約書の内容のチェックや締結済みの契約書を読むことが必要となる場面が必ずあるだろう。また、個人として生活するにあたっても、車や不動産を購入したり、スポーツクラブに入会するなど、さまざまな機会に契約書を締結する場面に遭遇することになる。このように私たちは、日常的に、契約書をつくったり、読んだりすることが必要になる。そこで同書では、契約書の読み方と作成について、わかりやすく、基礎から説明していく。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「図解即戦力契約書の読み方と作成がこれ1冊でしっかりわかる教科書」(太田大三、堀口佐耶香、尾臺知弘、高橋香菜著/技術評論社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「真の英語力を身につける 英文法・語法完全マスター」(植田一三、上田敏子、中坂あき子著/ベレ出版)

    <新刊情報>書名:真の英語力を身につける英文法・語法完全マスター~中上級者のための英文法・語法教本~著者:植田一三、上田敏子、中坂あき子発行:ベレ出版中・上級の英語学習者が最も知りたい英文法・語法を10のカテゴリーに分け、それぞれのテーマごとにどんな問題にも答えられるように徹底解説。「人間の行動を決定づける動詞の語法・時間の流れを表す時制の用法・人の気持ちを表す助動詞の用法」から「論理的で引き締まった美しい英文をつくるためのパラレル・倒置・主語統一・強調・省略構文」までを一気にマスターできる構成。各セクションごとに、英語試験対策&英文ライティング力アップの「文法・語法訂正問題」を取り上げ徹底解説していく。最新の情報を押さえながら英文法・語法についてニュアンスの違いや用例を豊富に挙げながらハートとマインドに...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「真の英語力を身につける英文法・語法完全マスター」(植田一三、上田敏子、中坂あき子著/ベレ出版)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ゲノム裁判」(ジョージ・L・コントレラス著/みすず書房)

    <新刊情報>書名:ゲノム裁判~ヒト遺伝子は誰のものか~著者:ジョージ・L・コントレラス訳者:上原直子発行:みすず書房科学技術の発展は、人類にとって歓迎すべきことだが、その利用が重大な人権問題につながる場合もある。嘘発見器による冤罪事件や、警察の捜査に利用されるDNA鑑定技術がはらむ諸問題、遺伝子情報を根拠にした差別的扱いなどが代表的だ。アメリカ自由人権協会(ACLU)科学顧問のターニャ・シモンチェリは、協会が管轄する、科学と人権が交わるこうした問題に、科学的助言を行う立場にあった。そんな彼女は2005年のある日、同僚にこんな相談をする。「“遺伝子特許”には問題がある」。この小さな相談が、世界中の注目を集める歴史的裁判のはじまりだった――。「ヒト遺伝子に特許は認められるのか?」このシンプルな問いに、合衆国最...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ゲノム裁判」(ジョージ・L・コントレラス著/みすず書房)

  • ●科学技術ニュース●NTT、NTT版大規模言語モデル(LLM)「tsuzumi」サービス開始

    NTTは、軽量でありながら世界トップレベルの日本語処理性能を持つNTT版大規模言語モデル(LLM)「tsuzumi」の商用サービス提供を、NTTコミュニケーションズより開始する。今後、NTTグループ各社においても順次提供を開始する。「tsuzumi」はNTT版LLMの軽量モデル7Bをベースに、3つのご利用環境と、3つのソリューションメニューを組み合わせて利用可能。「tsuzumi」は軽量なLLMモデルであるため、大規模なハードウェア環境構築の必要がなく、ユーザーの事務所内などにおいてオンプレミス(企業などが自社で情報システムのサーバーなどのハードウェアを設置・導入し、管理・運用する形態)で利用可能。また、NTTグループのデータセンターで稼働するプライベートクラウドやパブリッククラウドでの利用など、ユーザー...●科学技術ニュース●NTT、NTT版大規模言語モデル(LLM)「tsuzumi」サービス開始

  • ●科学技術ニュース●産総研と愛知製鋼、高性能磁気センサーの感度を自動補正する集積回路を開発

    産業技術総合研究所(産総研)先端半導体研究センター集積回路設計研究チーム秋田一平主任研究員は、愛知製鋼株式会社と共同で、製造ばらつきや環境変動による検出感度の変動を自動補正できる高感度磁気センサーを開発した。小型で高感度な磁気センサーは、産業計測や生体計測などさまざまな分野で必要とされている。これをIoTなどの分野へ応用するには、その感度を一定に保たなければならない。感度を手動で調整するためにかかるコストが小型高感度磁気センサーの用途拡大を妨げていた。今回、産総研が独自設計した自動補正機能をもつ特定用途向け集積回路(ASIC)と愛知製鋼が開発した磁気インピーダンス素子(MI素子)を組み合わせることで、磁気検出感度のゆらぎを1/3に抑制できた。同自動補正技術は、補正のための特別なテストモードなどが不要で、通...●科学技術ニュース●産総研と愛知製鋼、高性能磁気センサーの感度を自動補正する集積回路を開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「死んだ動物の体の中で起こっていたこと」(中村進一著/ブックマン社)

    <新刊情報>書名:死んだ動物の体の中で起こっていたこと著者:中村進一発行:ブックマン社「死んだ動物を診る」病理学専門の獣医が、亡骸と向き合う日々の中で学んだこと、感じたこと。動物たちが最期に伝えた言葉とは。コロナ禍のステイホームで急増したペット需要。ネット上に拡散される野生動物との触れ合い動画の数々。容易く供給される「かわいい」「癒される」のその先に、病気や事故、そして決して避けられぬ「死」があることを、私たちはどのくらいちゃんと理解できているか。動物も生きている限り、死に至る。それは、ごく自然の営みの中で起こることが大半だが、ロードキルや誤飲、中毒、寄生虫やウイルスへの感染、栄養不足、虐待や飼育放棄といった、直接・間接的に人間が関わっていることもある。そのことに目を背けず、「かわいい」だけではない動物た...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「死んだ動物の体の中で起こっていたこと」(中村進一著/ブックマン社)

  • ●科学技術ニュース●日産とホンダ、自動車の電動化・知能化時代に向けた戦略的パートナーシップの検討を開始

    日産自動車と本田技研工業は、自動車の電動化・知能化に向け、戦略的パートナーシップの検討を開始する覚書を締結した。カーボンニュートラルおよび交通事故ゼロ社会に向けた取り組みをさらに加速するためには、環境対応技術・電動化技術・ソフトウェア開発などの領域に関する強化が不可欠となる。そこで両社の強みを持ち合い、将来的な協業を見据えた検討が必要と考え、今回の合意に至ったもの。具体的には、自動車車載ソフトウェアプラットフォーム、バッテリーEVに関するコアコンポーネント、商品の相互補完など、幅広いスコープで検討を進めていく。<日産自動車>●科学技術ニュース●日産とホンダ、自動車の電動化・知能化時代に向けた戦略的パートナーシップの検討を開始

  • ●科学技術ニュース●産総研、化学品生産におけるCO2排出量と製造コストを最小化する溶媒の評価方法を開発

    産業技術総合研究所(産総研)化学プロセス研究部門山木雄大主任研究員、片岡祥研究グループ長らは、化学品を生産する全工程を通してCO2排出量と製造コストを最小化する溶媒を、シミュレーションにより選択や評価できる方法を開発した。この方法は、合成反応に用いる溶媒について、目的化学品の反応収率だけでなく、物質の抽出や使用後のリサイクルプロセスまでも考慮している。化学品の合成反応では、反応収率の一番良い溶媒が用いられている。しかし、リサイクルプロセスの性能が悪い場合、反応収率が高く合成反応に最適と選択した溶媒が、生産プロセス全体ではCO2排出量と製造コストについて最適でないことがある。今回開発した評価方法では、目的化学品の反応収率だけでなく、抽出や溶媒のリサイクルプロセスまでシミュレーションを行うことで、化学品生産プ...●科学技術ニュース●産総研、化学品生産におけるCO2排出量と製造コストを最小化する溶媒の評価方法を開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「実践 生成AIの教科書」(日立製作所 Generative AIセンター監修/リックテレコム)

    <新刊情報>書名:実践生成AIの教科書~実績豊富な活用事例とノウハウで学ぶ~監修:日立製作所GenerativeAIセンター発行:リックテレコム生成AI活用の最前線部隊が得た知見を大公開。日立グループは2023年、データサイエンティストやAIの研究者、広範なスペシャリストをGenerativeAIセンターへ集結。全社での生成AI活用を推進し、そこで得た知見を顧客へ提供している。同書ではそうしたナレッジをいち早く紹介。一般的なデスクワークからコールセンター、システム開発、社会インフラの維持・管理、データサイエンスまで、国内屈指の実績に裏付けられたAI活用のノウハウを惜しみなく開示する。【対象読者】①生成AIによって業績をアップしたい経営企画部、DX推進部、情報システム部の方々②生成AIをソフトウェア開発やシ...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「実践生成AIの教科書」(日立製作所GenerativeAIセンター監修/リックテレコム)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「IT'S ELEMENTAL さぁ、化学に目覚めよう」(ケイト・ビバードーフ著/山と渓谷社)

    <新刊情報>書名:IT'SELEMENTALさぁ、化学に目覚めよう~世界の見え方が変わる特別講義~著者:ケイト・ビバードーフ訳者:梶山あゆみ発行:山と渓谷社ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル絶賛の全米ベストセラー。刺激的、根源的、すこぶる楽しい!アメリカで人気爆発の化学者“KATETHECHEMIST”が教える知的で愉快な化学の話。たとえば朝、目覚めのコーヒーを飲むときにカフェインが体内でどのように眠気を覚ます?コーヒーを美味しく入れるために湯を沸騰させてはいけない理由とは?シャワーを浴びるときに使うシャンプーの成分の機能を知ってる?じゃあ、日焼け止めを塗ることで紫外線を防げる理由とは?テキサス大学教授として文系の学生に向けた授業を担当し、自他ともに認める化学オタクの著者が、高校から...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「IT'SELEMENTALさぁ、化学に目覚めよう」(ケイト・ビバードーフ著/山と渓谷社)

  • ●科学技術ニュース●NECとNTT、世界初、12コア光ファイバーによる7,000km以上の長距離伝送実験に成功し大洋横断級光海底ケーブルの大容量化に向けて前進

    NECとNTTは、世界で初めて、標準的な外径(0.125mm)の光ファイバーに光信号の伝送路を12本設けた12コア結合型マルチコアファイバーを用いて、大洋横断級7,280kmの伝送実験に成功した。同成果は、将来の光海底ケーブルをはじめとする大容量光ネットワークの実現に貢献する、次世代の伝送基盤技術として期待される。グローバルにおける5Gの普及や分散するデータセンター間の通信増などにともない、2018年から2022年における国際インターネット通信量は年平均成長率30%で増加し、この傾向は今後も続くと予想されている。旺盛な通信需要に対応するため、光海底ケーブルの増設に加え、光海底ケーブルシステム当たりの伝送容量を増加するニーズが高まっている。既存の光海底ケーブルには、1本のファイバー内にコアと呼ばれる光伝送路...●科学技術ニュース●NECとNTT、世界初、12コア光ファイバーによる7,000km以上の長距離伝送実験に成功し大洋横断級光海底ケーブルの大容量化に向けて前進

  • ●科学技術ニュース●産総研グループとAGC、グリーン水素製造の低コスト化を目的とした高圧水電解基礎評価試験の共同研究を開始

    産業技術総合研究所(産総研)、AGCと株式会社AISTSolutionsは、2024年4月より高圧環境におけるPEM(ProtonExchangeMembrane:プロトン交換膜)型水電解技術の特性解明を目的とした共同研究を開始する。高圧環境下で製造した水素は含有水分量が少なくなり、乾燥設備の小型化や昇圧設備の削減など投資コストの低下につながるため、同研究はカーボンニュートラル実現に向けた、水素普及への貢献が期待される。PEM型水電解は、太陽光発電などの発電量の変動が大きい再生可能エネルギーの活用に適した技術で、グリーン水素製造に必要な技術として注目されている。グリーン水素の製造・供給は世界各国で計画されており、燃料電池車など社会インフラにおけるグリーン水素利用の拡大には、水素製造コストの低減が課題。その...●科学技術ニュース●産総研グループとAGC、グリーン水素製造の低コスト化を目的とした高圧水電解基礎評価試験の共同研究を開始

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「確率的シミュレーション」(大久保潤著/森北出版)

    <新刊情報>書名:確率的シミュレーション著者:大久保潤発行:森北出版細胞内の化学反応、感染症の拡散、為替レートや生態系の変動など、さまざまな分野で実用されている「確率的シミュレーション」の基本を体系的にまとめた待望の入門書。マスター方程式・確率微分方程式などの確率モデルの導出から、モンテカルロ法による計算方法とアルゴリズムの実装例、さらにデータから確率モデルを推定する方法までを平易に解説しており、計算の裏側にある仕組みが直感的に理解できる。また、ひと通り理解した人や数理に関心のある人のために、付録や本文中の補足で詳しい理論にも触れているため、さらに深く学ぶことも可能。これから確率的シミュレーションを使う人のみならず、関連する分野の研究者など、確率的な現象を扱うすべての人におすすめの一冊。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「確率的シミュレーション」(大久保潤著/森北出版)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「宇宙する頭脳」(須藤 靖著/朝日新聞出版)

    <新刊情報>書名:宇宙する頭脳~物理学者は世界をどう眺めているのか?~著者:須藤靖発行:朝日新聞出版宇宙物理学者、それは難解な謎に挑み続ける探求者である。しかしてその実態は……。宇宙の外側には何があるか、並行宇宙は存在するか?答えのない謎に挑むための驚くべき思考法から、彼らのユニークな日常まで、物理学者の生態を全公開。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「宇宙する頭脳」(須藤靖著/朝日新聞出版)

  • ●科学技術ニュース●KDDIと東京大学松尾研究室発スタートアップ企業イライザ、生成AIの社会実装に向け資本業務提携を締結

    東京大学松尾研究室発、大規模言語モデル(LLM)の社会実装を進めるイライザ(株式会社ELYZA、東京都文京区、代表取締役CEO:曽根岡侑也)とKDDI、KDDIDigitalDivergenceHoldingsは、3月18日、資本業務提携を締結した。4月1日を目途に、KDDIは43.4%、KDDIDigitalDivergenceは10.0%のELYZAの株式を保有し、ELYZAはKDDIの連結子会社となる。ELYZAはKDDIグループの支援を受けながら、将来的なスイングバイIPOを目指す。ELYZAは、AI研究の第一人者である東京大学・松尾豊教授の研究室のメンバーが立ち上げたAI企業で、国内においてLLMの研究開発および社会実装を牽引する存在。2024年3月12日には、日本語の性能がグローバルモデルに匹...●科学技術ニュース●KDDIと東京大学松尾研究室発スタートアップ企業イライザ、生成AIの社会実装に向け資本業務提携を締結

  • ●科学技術ニュース●東北大学、スピン波を用いた物理リザバー計算機の高性能化の条件を理論的に解明

    東北大学材料科学高等研究所(WPI-AIMR)兼産業技術総合研究所産総研・東北大数理先端材料モデリングオープンイノベーションラボラトリ副ラボ長の義永那津人准教授は、同大学学際科学フロンティア研究所の飯浜賢志助教、WPI-AIMR兼同大学先端スピントロニクス研究開発センターの水上成美教授、同大学大学院工学研究科の小池雄也大学院生(研究当時)とともに、強磁性体薄膜中のスピン波を用いて従来のリザバー計算機よりも低消費電力で高い学習性能が期待される物理リザバー計算(時系列の情報処理に適した機械学習手法の一つで、リカレントニューラルネットワークの一種だと考えることができる)を実行できる装置を実現するための機構を解明した。スピン波を情報の担体とするAIハードウェアの研究が世界的に進展しており、ナノメートル、ギガヘルツ...●科学技術ニュース●東北大学、スピン波を用いた物理リザバー計算機の高性能化の条件を理論的に解明

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「60分でわかる! パワー半導体 超入門」(半導体業界ドットコム著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:60分でわかる!パワー半導体超入門著者:半導体業界ドットコム発行:技術評論社(60分でわかる!シリーズ)脱炭素社会の推進には,エネルギーの効率化と再生可能エネルギーの普及が不可欠。そこでいま注目されているのがパワー半導体。パワー半導体は半導体のなかでも非ICに分類されるが、主にパワーエレクトロニクス分野で使用され、電力変換や電力制御に活用されている。日常生活のなかで私たちが使っている多くの電化製品や、産業用のインバータや電力供給装置、電気自動車(EV)の駆動回路などで利用され、効率の向上や省エネルギー化に寄与している。同書では、成長市場としてのポテンシャルを持ちながら、持続可能な社会の構築に不可欠な分野として産業界全体の注目を集めるパワー半導体の基礎知識から、使用用途、製造工程、業界動向...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「60分でわかる!パワー半導体超入門」(半導体業界ドットコム著/技術評論社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ITロードマップ2024年版」(野村総合研究所 IT基盤技術戦略室 NRIセキュアテクノロジーズ著/東洋経済新報社)

    <新刊情報>書名:ITロードマップ2024年版著者:野村総合研究所IT基盤技術戦略室NRIセキュアテクノロジーズ発行:東洋経済新報社企画部門系ビジネスパーソン、コンサル、SE・・・。ITをビジネスに活用する企業の経営者や企画部門の担当者、実際にITの開発や運用に携わる実務者。特に自社の技術戦略を検討・策定する企画担当者が年度計画や事業計画の「ネタ本」として使えると感じられる本。ロングセラーの定番本。野村総合研究所が、最新IT(情報技術)の動向を継続的に調査し、その結果を広く社会に情報発信した成果をまとめたもの。ターゲット読者が今後の技術戦略を検討・作成する際の指針となり、IT利活用のナビテーションとなる、バイブル的な本と位置づけられる。野村総研による「ITロードマップ」調査をベースとし、これから情報技術が...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ITロードマップ2024年版」(野村総合研究所IT基盤技術戦略室NRIセキュアテクノロジーズ著/東洋経済新報社)

  • ◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

    <テレビ番組情報>フロンティア~その先に見える世界~NHK‐BS毎週水曜日午後9時~10時3月27日(水)進化する西之島未知の大地への挑戦2019年の巨大噴火で全体が火山灰に覆われた西之島。今、生物学者たちから熱い注目を浴びている。ゼロの状態からどうやって生態系が根付くのか見ることができるからだ。番組では2023年の調査に密着。ドローンや遠隔操作の探査車を駆使し、島の生態調査を行った。海鳥たちは1年前に比べ80%以上減少。島は研究者の予測以上に厳しい環境になっていた。一方で、昆虫は厳しい環境にもかかわらず観察することができた。ガラパゴス諸島や小笠原諸島など、島は独特な生態系を築くが、西之島はその原始の姿を見せる島。今後どうなっていくのか予測する。居間からサイエンスBSテレ東毎週水曜日午後10時~10時55...◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「事例で学ぶ 実務者のための統計解析」(野口博司著/森北出版)

    <新刊情報>書名:事例で学ぶ実務者のための統計解析著者:野口博司発行:森北出版同書は、製造・開発,販売,品質管理などの実務で目にするさまざまな課題に対して・どの検定法が利用できるか・どのような手順で解析するかを事例を用いて説明している。現場の現状把握や改善に役立つ内容として・低い不良率からのさらなる改善効果を扱える「ロジット変換」・測定が難しい特性を扱う「ノンパラメトリック検定」・ある特性に寄与する要因を発見する「実験計画法」etc.についても丁寧に解説しているので、興味ある事例を参照し、手順に沿って繰り返し実施することで勘所が身に付く。また、意外に知られていない「Excelを使ったデータ分析」も紹介。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「事例で学ぶ実務者のための統計解析」(野口博司著/森北出版)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「現代数学はじめの一歩 集合と位相」(瀬山士郎著/講談社)

    <新刊情報>書名:現代数学はじめの一歩集合と位相~数学はいかに「無限」をかぞえたのか~著者:瀬山士郎発行:講談社(ブルーバックス)現代数学の二本柱「集合と位相」が楽しくわかる。自然数と有理数の「無限の濃度」が同じ!?実数の無限より大きな無限は存在するのか?自然数、有理数、代数的無理数、超越数、そして実数へ。カントール、ヒルベルト、ベルンシュタイン、デデキント……。そうそうたる数学者たちは「数」をどのように考え、「無限」をいかに数えたのか。数えられる無限とは?実数の無限基数「アレフ」ってなに?数の近傍ε(イプシロン)の正体は?コンパクトとはなにか?重要なキーワードと楽しい解説をもとに、「現代数学の景色」を一望しよう。【目次】第1章集合とは何か―パラドックスを超えて第2章写像とは何か―重要なポイント第3章無限...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「現代数学はじめの一歩集合と位相」(瀬山士郎著/講談社)

  • ●科学技術ニュース●日立と米エヌビディア、協業して生成 AI による DX を加速

    日立製作所は、米エヌビディアと協業し、日立のエネルギー、モビリティ、コネクテッドシステムといったOT(制御・運用技術)領域でのリーダーシップおよびデジタルソリューションと、エヌビディアの生成AIに関するノウハウを組み合わせることで、DXによる社会イノベーションを加速する。生成AIは、顧客体験を再定義し、組織の効率性を飛躍的に向上させるなど企業および消費者に多大なインパクトを与え、DXの新たな波をもたらした。今回の協業により、このような生成AIのケイパビリティをエネルギーやモビリティ、産業などOT領域へと拡大しする。OT領域においてセンサーやデバイス、機器・設備から生成される膨大なデータを取り込み、生成AIを適用することで、パフォーマンスを効率化し、洞察(インサイト)を深め、これまでは不可能であったアクショ...●科学技術ニュース●日立と米エヌビディア、協業して生成AIによるDXを加速

  • ●科学技術ニュース●産総研など、極薄ハプティックMEMSによるハプティックデバイスを活用した「双方向リモート触覚伝達システム」を開発

    産業技術総合研究所(産総研)センシングシステム研究センターハイブリッドセンシングデバイス研究チーム竹井裕介研究チーム長、竹下俊弘主任研究員、東北大学大学院情報科学研究科応用情報科学専攻・人間-ロボット情報学昆陽こんよう雅司准教授、筑波大学システム情報系応用触覚研究室蜂須拓助教、株式会社Adansons中屋悠資取締役CTO、は、極薄ハプティックMEMSによるハプティックデバイスを活用した「双方向リモート触覚伝達システム」を開発した。同システムは、触覚デバイスと触覚信号編集技術を組み合わせることで、幅広い周波数帯域の触覚信号を体験できるため、指先で触れる操作や握手などの触覚情報を手首で計測し、相手側に伝えることができる特徴がある。エンターテインメント領域でのよりリアルな振動配信の創出、遠隔地での振動体験の共有...●科学技術ニュース●産総研など、極薄ハプティックMEMSによるハプティックデバイスを活用した「双方向リモート触覚伝達システム」を開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「フロントエンドの知識地図」(池田泰延、西原翼、松本ゆき著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:フロントエンドの知識地図~一冊でHTML/CSS/JavaScriptの開発技術が学べる本~著者:池田泰延、西原翼、松本ゆき発行:技術評論社(知識地図シリーズ)フロントエンド開発の範囲は広く、習得すべき技術は多種多様。HTML・CSS・JavaScriptは、フロントエンドエンジニアにとって共通言語ではあるものの、Webサイトを制作するのか、Webアプリケーションを開発するのか、その違いによって採用すべき技術は全く異なる。それは、Webの多様性に対して技術的な正解がひとつではないことを示している。同書はフロントエンドの技術を俯瞰し、「エンジニアが共通して知っておくべき技術はなにか」「(多種多様なエンジニアにとって)どの分野にフォーカスしてスキルアップを目指すべきか」を示すことを目的として...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「フロントエンドの知識地図」(池田泰延、西原翼、松本ゆき著/技術評論社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「学び直し高校物理」(田口善弘著/講談社)

    <新刊情報>書名:学び直し高校物理~挫折者のための超入門~著者:田口善弘発行:講談社(講談社現代新書)【プロローグより】「この本は、高校物理の挫折者や、履修はしなかったが、あらためて学び直したいという初学者を想定して書かれたものだ。基本コンセプトは天下りにしない、ということに尽きる。高校の物理の教科書はややもすると「世界はこうなってる」という法則や公式が「どん!」と与えられて「信じる者は救われる」とばかりに話が進んでいく。疑問を提示すると「じゃあ、実験で実際にそうなっていることを確認しなさい」といなされてしまう。しかし、実際に実験で確認できたからといって納得感があるかというとそれは別問題だろう(実際のところ、高校物理の教科書の立て付けでは実験をすることが推奨されているが、現実は教育の現場で実験が多用される...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「学び直し高校物理」(田口善弘著/講談社)

  • ●科学技術ニュース●NECとTOPPAN、5Gの共創活動の一環として共同実証を開始

    NECとTOPPANホールディングスは、5G/6Gの社会実装を目指し、NECの持つ最先端のネットワーク・情報処理基盤技術とTOPPANグループが持つ様々なソリューションを組み合わせることを目的に共同実証を2024年4月から開始する。5Gで使用されるミリ波帯(28GHz帯)は、大容量・高画質の情報を高速で伝送することができるため、それを活用した遠隔地の監視や、リアルタイムの高精細な動画配信、テレビ会議など様々なデジタルサービスへの拡大が期待されている。しかしミリ波帯の電波は減衰が大きく、かつ直進性が高いため、建造物や遮蔽物による電波が届かない不感地帯が発生し通信品質が低下しやすいという問題がある。これに対して、通信会社による5G基地局や中継局の増い設などの試験的な対策が講じられているが、コスト増加の抑制、設...●科学技術ニュース●NECとTOPPAN、5Gの共創活動の一環として共同実証を開始

  • ●科学技術ニュース●NEDOと産総研、ファインセラミックス内部のキラー欠陥の可視化技術を開発

    新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と産業技術総合研究所(産総研)は、ファインセラミックスのプロセス・インフォマティクス(PI)の構築を目指して、「次世代ファインセラミックス製造プロセスの基盤構築・応用開発」に取り組んでいるが、今回、ファインセラミックス焼結体内部に存在する亀裂、気孔などのキラー欠陥を常温・大気圧下でレーザーを用いた蛍光顕微鏡により表面から深さ方向に蛍光像で観察する可視化技術を開発した。同技術は、アルミナや窒化ケイ素、窒化アルミニウムなどの明るい色(白、灰色系)のセラミックスに適用できることを確認した。セラミックス焼結体内部に存在して材料特性や品質に影響を与える10~100µm程度のキラー欠陥を非破壊、かつ短時間で検出することが可能となる。キラー欠陥に起因する機械特性の劣化などの...●科学技術ニュース●NEDOと産総研、ファインセラミックス内部のキラー欠陥の可視化技術を開発

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「統計学の極意」(デイヴィッド・シュピーゲルハルター著/草思社)

    <新刊情報>書名:統計学の極意著者:デイヴィッド・シュピーゲルハルター訳者:宮本寿代発行:草思社数式は最小限、面白い実例は満載。機械学習やベイズ統計モデリング、ブートストラップ法など現代的論点を網羅。元英国統計学会会長による統計学入門書最新決定版。【著者】デイヴィッド・シュピーゲルハルターケンブリッジ大学数理科学センターのウィントンリスク・エビデンスコミュニケーションセンター所長。2014年に医学統計学への貢献によりナイトの称号を授与。英国統計学会会長(2017-2018)を務め、2020年に英国統計局の非常勤理事に就任。邦訳されている著書に『もうダメかも:死ぬ確率の統計学』(共著、みすず書房)がある。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「統計学の極意」(デイヴィッド・シュピーゲルハルター著/草思社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「科博と科学」(篠田謙一著/早川書房)

    <新刊情報>書名:科博と科学~地球の宝を守る~著者:篠田謙一発行:早川書房(ハヤカワ新書)クラウドファンディングで9億円(国内史上最高額)達成!国立科学博物館館長がいま伝えたいこと。明治10年に創立した上野・国立科学博物館。どんな組織であり、研究員は日夜何をしているのか?日本中が注目したクラウドファンディングの舞台裏とは?新書大賞2023第2位「人類の起源」著者にして現・科博館長が明快に説き語る、「文化としての科学」論。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「科博と科学」(篠田謙一著/早川書房)

  • ●科学技術ニュース●西武鉄道、西武線全線への導入を目指し多摩川線で無線式列車制御(CBTC)システムの走行試験を開始

    西武鉄道は、多摩川線(武蔵境~是政駅間)において、無線式列車制御(CBTC)システムでの実証試験に向けた準備工事を完了し、2024年3月10日(日)より、営業終了後の時間帯に実列車による走行試験を開始した。CBTCシステムは、無線技術を活用して列車の位置と速度を常時把握し、列車間の安全な距離を確保するように速度を制御する次世代の信号保安装置。これにより省設備化によるスマートな事業運営や、高度な自動運転、踏切の鳴動時間の最適化など、技術革新の基盤となることが期待される。今回の試験では既存設備を活用して効率的に無線式列車制御システムを実現する「西武式CBTCシステム」の実証を進める。今回の走行試験での検証結果、鉄道各社の動向などを踏まえ、次世代信号システムの方式を決定し、2030年代に全線での導入を目指す。<...●科学技術ニュース●西武鉄道、西武線全線への導入を目指し多摩川線で無線式列車制御(CBTC)システムの走行試験を開始

  • ●科学技術ニュース●産総研、メタンハイドレートが分布する海底のメタン動態から好気性・嫌気性微生物の共存がメタン消費のカギであることを発見

    産業技術総合研究所(産総研)地圏資源環境研究部門地圏微生物研究グループ宮嶋佑典研究員、燃料資源地質研究グループ吉岡秀佳研究グループ長、環境創生研究部門鈴村昌弘研究部門付、環境生理生態研究グループ青柳智主任研究員、堀知行上級主任研究員らを中心とする研究グループは、2020年、メタンハイドレートが分布する山形県酒田市沖の海底の堆積物を対象に、化学分析と微生物分析、安定同位体トレーサー培養試験の結果を用いて、微生物がメタンを消費する速度を推定した。また、海底下の酸化還元境界層において、生育に酸素を必要とする微生物(好気性微生物)と必要としない微生物(嫌気性微生物)が共存してメタンを消費していることを新たに発見した。これらの知見は、重要なエネルギー資源であり温室効果ガスでもあるメタンの海底での収支の正確な理解に貢...●科学技術ニュース●産総研、メタンハイドレートが分布する海底のメタン動態から好気性・嫌気性微生物の共存がメタン消費のカギであることを発見

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「代数学入門」(永井保成著/森北出版)

    <新刊情報>書名:代数学入門~群・環・体の基礎とガロワ理論~著者:永井保成発行:森北出版現代数学のあらゆる分野で必要となる、抽象代数学(群論、環論、体論)の基礎を解説した入門書。数多ある代数学の話題から、最初歩の段階で知っておくべき内容を精選。定義や定理の意味を解きほぐした懇切丁寧な解説、豊富な具体例と演習問題で、現代数学必携の知識が確実に身に付く。【同書の特長】①定義や定理の意味を丁寧に解説しているので、納得感を得ながら学ぶことができる②演習問題(計130題)が豊富なので、抽象的でわかりにくい理論が手を動かしながら実感できる③体論の発展事項として、ガロワ理論(ガロア理論)の初歩も概説。④極大イデアルや代数閉包の存在証明における「ツォルンの補題」の使い方も付録で丁寧に解説。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「代数学入門」(永井保成著/森北出版)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「日本製鉄の転生」(上阪欣史著/日経BP)

    <新刊情報>書名:日本製鉄の転生~巨艦はいかに甦ったか~著者:上阪欣史発行:日経BPUSスチールを2兆円で買収する大胆な決断は、この変革の延長線上にあった!過去最大の最終赤字4300億円を計上した年から約5年、瞬く間に復活し戦線を拡大する日本製鉄。その裏には、血のにじむような構造改革とやるべきことを最短距離で実行する企業風土への変容があった。「動きが重い」と言われてきたかつての姿は、もうそこにはない。重厚長大産業の中でも、代表格である日本製鉄の「転生」を描いたノンフィクションが誕生。日本の伝統的な大企業はこんなにも変われる!【目次】第1章自己否定から始まった改革 5つの高炉削減、32ライン休止の衝撃第2章「値上げなくして供給なし」 大口顧客と決死の価格交渉第3章異例のスピードで決断 インドで過去最大M&A...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「日本製鉄の転生」(上阪欣史著/日経BP)

  • ●科学技術ニュース●日立造船、オマーンでの合成メタンに関する覚書を締結

    日立造船および動社の100%子会社であるHitachiZosenInovaAG(スイス、HZI)は、このほど、オマーン政府や日本の商社などが出資するオマーン国のLNG事業会社OmanLNGLLC(オマーンLNG)と、「メタネーション(触媒を充填した反応容器内で水素と二酸化炭素を反応させ、天然ガスの主成分であるメタンを合成する技術)の事業化に向けた協力覚書」を締結した。オマーンは、日本と同じく2050年までに温室効果ガス排出量ネットゼロ達成を目指しており、両国政府は2022年12月に「水素・アンモニア及びメタネーションを含むカーボンリサイクルに関する協力覚書」を交わしている。今回の覚書は、両国間の協力覚書に基づいた取り組みとなり、オマーンLNGが保有するLNGプラントにメタネーション装置を実装し、CO2の資...●科学技術ニュース●日立造船、オマーンでの合成メタンに関する覚書を締結

  • ●科学技術ニュース●NIMS、熱電×磁性の複合構造で横型熱電効果を飛躍的に向上

    物質・材料研究機構(NIMS)若手国際研究センターの周偉男ICYSリサーチフェロー、磁性・スピントロニクス材料研究センター磁気機能デバイスグループの桜庭裕弥グループリーダー、スピンエネルギーグループの内田健一上席グループリーダー、ナノ組織解析グループの佐々木泰祐グループリーダーは、熱電材料と磁性材料を積層したシンプルな構造を用いて、熱流と直交方向に電界を生む「横型」熱電効果を飛躍的に増大できることを世界で初めて実証した。成果は、横型熱電効果を利用した新規な環境発電技術や熱流センサーといったデバイス実現に貢献する。廃熱などを活用し電気エネルギーを得る熱電変換技術として、ゼーベック効果を用いた研究が盛んに行われている。しかし、ゼーベック効果は、熱流と電流が平行した方向に現れる「縦型」熱電効果であり、複雑な素子...●科学技術ニュース●NIMS、熱電×磁性の複合構造で横型熱電効果を飛躍的に向上

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「付加価値ファースト」(木村哲也著/技術評論社)

    <新刊情報>書名:付加価値ファースト〜常識を壊す旭鉄工の経営〜著者:木村哲也発行:技術評論社「収益性が低く,事業を将来も継続していけるか不安だ」「新しい取り組みに着手しようにも社内の抵抗が大きい」「環境への配慮が必要だが,コストを掛ける余裕がない」そんな会社を経営経験ゼロから変えていき,収益を10億円改善しつつ、CO2排出量を21%削減できた秘密とは、変革に必要なのはIT人材ではなく、経営者がDX人材になること。「見ザル」「言わザル」「使わザル」改善を阻む“三ザル”をなくすChatGPTとカイゼンの上位概念「イマドキフキソカチ」でカイゼンを民主化。売上が増えても利益は増えない、限られた売上高でも生き残るようにする社長自らSlackで発信、挑戦や情報共有がしやすい風土をつくる利益を増やしてCO2を減らす“儲...●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「付加価値ファースト」(木村哲也著/技術評論社)

  • ●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「国産ロケットの父 糸川英夫のイノベーション」(田中猪夫著/日経BP)

    <新刊情報>書名:国産ロケットの父糸川英夫のイノベーション著者:田中猪夫発行:日経BP2024年1月20日未明、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小型月面着陸実証機SLIMが月面着陸に成功した、と発表した。その後、世界初のピンポイント着陸に成功したことが明らかになり、2台の自律型小型ロボットによる画像データ送信にも成功した。我が国の宇宙開発を担うJAXAのルーツを遡れば、戦後ゼロからロケット開発に取り組んだ東京大学の糸川英夫研究室に行きつく。同書は、日本の宇宙開発の父で、次々にイノベーションを生み出した天才・糸川英夫(1912年―1999年)のイノベーター人生に焦点を当てた評伝である。●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「国産ロケットの父糸川英夫のイノベーション」(田中猪夫著/日経BP)

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