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2015/07/10

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  • 大護軍の花嫁(番外編) いつも二人で②

    月が眠りに落ち、太陽が目覚めるころ...   「ん....ヨンァ、もう行くの?」 ウンスは重い瞼を薄く開けて、身支度を整える夫の背中をボンヤリと見つめた。 「…

  • 大護軍の花嫁(番外編) いつも二人で①

    遥か遠き.....幾千年の時が流れ....想い人きたる    「占いですか?」「そう、今日市場に行ったらね、隣国の珍しい占い師がいたの。」「それで?」「実はこ…

  • アメンバー受付開始のお知らせ

    こんにちは。皆様、お元気ですか? 早いもので、今年もあと5日になりました。今年はコロナの一年と言っていいのではないでしょうか。今までの生活スタイルを変えなくて…

  • 高麗シークレットパレス(王宮日記) ~運命の相手~ 後編

    噂の始まりはこうだ。ある日、この場所から道行く人を眺めていた女人。すると突然一人の男性に目を奪われ、いてもたっていられず店の外に飛び出し、思わずその男の腕を掴…

  • 高麗シークレットパレス(王宮日記) ~運命の相手~ 前編

    開京の夏の初め。     商いに精を出す者、道端で話し込む者、見世物小屋に集まる人々。笑い声、歓喜の声、威勢のいい掛け声、子供達のはしゃぐ声、鳥や動物の鳴き声…

  • アメンバー募集について

    こんにちは(*^-^*)皆様、お久しぶりですすっかり”花男”にはまり、長らくこちらのブログを放置してしまいました...スミマセンm(__)m久しぶりにお話を書…

  • ~ live tomorrow ~

    ある日、あなたは俺に問う 「ねえヨンァ、明日は何をする、何がしたい。」 俺は迷わず答えた 「はい、明日もあなたと一緒に生きていたいです。」 あなたは俺の答えを…

  • いつかみる夢 ~ とこしえの幸せ~

    高麗の冬は長くて深い。空を覆う灰色の雲、大地を白く染める雪、枯れた木々を揺らす風。家の戸を閉ざし寒さに耐える人、白い息を吐きながら雪道を踏みしめる人々。誰もが…

  • ☆お知らせ

  • ☆お知らせ

  • レッドアイズ・ヨン 11

    私の好きなもの。それは流れる風、澄んだ空気、黄色い小菊。ポトッと鼻の頭に落ちる雨の雫。背の高い人、大きな手、灰色、紺色....そして私を見つめる黒曜石の瞳。 …

  • レッドアイズ・ヨン 10

     訪れたくない場所の上位間違いなしの深夜の病院。患者たちが眠りに就けば、消毒薬の臭いと静寂だけが漂う場所だが、あの男が来る日は違っていた。 「決まってユ先生の…

  • レッドアイズ・ヨン 9

    「じゃあ、ユ先生、お先に。」 日勤の医師や看護師たちが消えていく、夜間の病院の喫茶スペース。残っているのは夜勤の職員だけだ。「ユ先生、当直ですか?」一人の若い…

  • レッドアイズ・ヨン 8

    「最悪だわ.....」 ウンスはカーテンの隙間から差し込む朝日に目を細めながら、二日酔いで痛む頭を抱えた。 「はぁぁぁぁ・・・・・」目覚めてから何度目の溜息だ…

  • レッドアイズ・ヨン 7

    長い間放置したままでごめんなさいm(__)m内容をお忘れの方はこちらを↓ レッドアイズ・ヨン① レッドアイズ・ヨン② レッドアイズ・ヨン③ …

  • ☆アメンバー受付開始のお知らせ、その他

    こんにちは。 アメンバーの受付を開始します。 期間:8月29日(土)AM 9:00~8月30日PM 9:00まで ご希望の皆様はプロフィール画面にある「アメン…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 嫉妬~ ⑧ 最終話

      生涯、私ひとりを想って生きていく・・     そんな・・そんなのって・・あり得ない・・ 「俺は不器用ゆえ、あなたを忘れるには長い年月が掛かるでしょう・・お…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 嫉妬~ ⑦

    「まったく、お前って奴は、どれだけこの子を泣かせたら気が済むんだい!!」丸い顔をさらに丸くして怒鳴られても。 「医仙の体調が悪いのは全て隊長が原因です、ですか…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 嫉妬~ ⑥

    「医仙?」 まるで時間が止まったように、ウンスは動かなかった。ただ思考だけはフル回転。 最後にあれがあったのは・・いつ?もう日数を数えても分からない。それほど…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 嫉妬~ ⑤

    大勢の女性に囲まれた彼。 「テジャン?」 ウンスは困惑した。華やかに着飾った妓生の一人とヨンが見つめ合っている。「あの人はさっきの・・」それはウンス達を案内し…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 嫉妬~ ④

    ヨンは屋根の上のシウルを睨んだ。矢の一本や二本放って、足止めすればいいものを‥ 『なんで、おいらだよぉぉぉ?』「チッ!」ヨンは軽く舌打ちすると、魚のように口を…

  • アメンバー希望の皆様へ ~受付開始のお知らせ~

    おはようございます急に汗ばむ陽気になり、いつの間にか季節が夏?(^-^;ずっと家の中で過ごしていると、外に出た瞬間「あれ、服間違えた?」と、失敗することもしば…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 嫉妬~ ③

    ウンスは喉の奥が痛んだ。そして収まったはずの頭痛が再発しそうな不快感に襲われる。 「やはり医仙様は私が思っていた通りの方だ。」一方、目の前の男は満面の笑みを湛…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 嫉妬~ ②

    ウンスは店に足を踏み入れると同時に立ち止まった。    「マンボ姐さん、ここって・・」「ああ・・だから来るんじゃないって言ったんだ。」宿屋でないことは明らかだ…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 嫉妬~ ①

    屋根の雪もほとんど解け、温かい春の日差しが降り注ぐ王宮。戦もなく平和な日々が続いていた。    「医仙殿、どちらに?」「どちらにって・・王妃様の所にだけど。」…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 熱愛~ ⑯(終)

    吹き抜ける風は暖かく、溶けた雪が宝石のように輝き窓辺を飾る。注ぐ日差しは、まるで春のようだった。      「で、いかがであった?」王は一気に茶を飲み干すと、…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 熱愛~ ⑮

    「横になってください。」「うん。」言われるまま、ウンスは素直に従った。「倒れたと聞きました。」「平気よ、ただの立ち眩みだから。」ヨンはチャン侍医の顔を見上げ、…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 熱愛~ ⑭

     お願い、私を帰して・・・  彼女のその言葉を聞いた時、目の前が真っ暗になった。全身の血が一気に沈み、崩れ落ちそうなる身体をどうにか堪えた。結局、俺はあの方の…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 熱愛~ ⑬

    命懸けで戦い国を護った男、そんなあなたが現代で目的もなく生きる姿なんて想像もできない。「あなたはチェ・ヨンよ。」だから言い出せなかった、一緒に行こうだなんて。…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 熱愛~ ⑫

    沈黙が流れた。二人は言葉を発することのないまま、やがて夕日が部屋を茜色に染め、窓には寝床に帰る鳥の姿が映る。 「そろそろ戻りましょう。」 ウンスが静寂に終止符…

  • お知らせ

    こんにちはアメンバーの受付、承認作業は終了いたしましたたくさんの申請ありがとうございます ・申請はあったけどメッセージ(コメント)がない・メッセージ(コメント…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 熱愛~ ⑪

    あなたは俺から離れるつもりなのか?   あの日、あの夜。俺達は確かに心を通わせた。あなたの想いが俺と同じだと知った時、どれほど嬉しかったか。あなたの身も心も俺…

  • お詫びとお知らせ

    こんにちは。 お久しぶりでございます(*^-^*)しばらく更新が出来ず、申し訳ありませんm(__)m年末から、インフルや仕事で身体を酷使する日々を送っておりま…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 熱愛~ ⑩

    私に怒ってる? 身体が硬直して動けなかった。そして振り払われた手をじっと見つめ、何度も理由を考えた。私があなたの縁談を認めなかったから?言われた通りに、あの屋…

  • いつかみる夢(クリスマス特別版) ~天使が眠る夜~

    「パパよ、パ・パ、言ってみて。」「ぱぁ・しゅ・・」「パパ。」「ぱぁぁぁ――!」「あはは、暴れたら落ちちゃうわよ。」「だぁぁぁ――!」「こら、エヨン!」    …

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 熱愛~ ⑨

    「おじさん、じゃあ明日取りに来るから、お願いね。」「承知しました、医仙様。」必要な薬剤を頼むと、ウンスは店を出た。     「トクマン君、少し市を見てから帰り…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 熱愛~ ⑧

    彼のあんな顔を見たのは初めてだった。 『私を帰して・・』 咄嗟に口に出してしまった言葉。彼は驚いた表情で私を見ていた。そして呆れたのだろうか、私から視線を逸ら…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 熱愛~ ⑦

     「ここは?」二人は王宮に程近い屋敷の門の前に立っていた。    「とにかく中へ。」ヨンは何も言わず、ウンスの手を引き門をくぐった。 「すごい・・」屋敷の敷地…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 熱愛~ ⑥

      「では、叔母上があの方に話したのか?」「そうだ、医仙に話さぬのは筋が通るまい。」「話す必要があるか?」「お前こそ、道理をわきまえろ。」「分かっている、が・…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 熱愛~ ⑤

      「でねぇぇ、ファーストキスの相手は大学の先輩で、教授達からも期待されてた秀才だったの。」「ふぁあすときす?」「あ、初めての口づけのこと、えっと、接吻よ、接…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 熱愛~ ④

    「医仙殿?」「はい。」「お手が、茶がこぼれております。」「え、あ・・」ウンスの白い手に流れる雫。    「医仙殿、どうなさいました?」心配そうにウンスを見つめ…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 熱愛~ ③

    夜明け前。   「ん・・テジャン?」「起こしましたか?」「ううん、もう行くの?」抱きしめられていた腕から解放されたウンスは、身支度を始めた恋人の姿を朧気に見つ…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 熱愛~ ①

    高麗の春。雪解け水で勢いを増した川。街を包む穏やかな風。身を切るような寒さから解放された人々が市に集い、開京は一気に活気に満ちる。 そして澄んだ青空に壮大な姿…

  • アメンバー希望の皆様へ ~受付開始のお知らせ~

    おはようございます アメンバー希望の皆様へ 本日より受付を開始させていただきます 日時 12月5日(木)午前9:00~12月8日(日)午後9:00まで ご希望…

  • お久しぶりです♡

    こんばんは。 すっかりご無沙汰のひまこです(^^;再UP作業もなかなか進まず・・本当にすまんですm(__)mで‥‥ようやく今夜全ての過去記事の再公開終了しまし…

  • アメンバー受付終了のお知らせ

    こんばんは。 本日、PM9:00を持ちまして、アメンバーの受付は終了いたしました。たくさんの申請、ありがとうございます。承認作業も全て終了しました。申請はある…

  • アメンバー希望の皆様へ ~受付開始のお知らせ~

    こんにちは。暑い日が続き、少しバテ気味でしたが、ここ数日は比較的涼しく。耳を澄ませば虫の声が・・少しずつですが季節は秋に向かっているようですね。皆様は元気にお…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ エピローグ ②

    鍛錬を終えた兵達が向かう場所は。 「医仙様は喜んでくださるかな?」「きっと驚かれるぞ、楽しみだな。」「だが、お身体は大丈夫なのか?目を覚ましたばかりだぞ。」「…

  • 今後の予定とお見舞い

    こんにちは。高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ も残すところエピローグ②のUPのみとなりました。超亀更新のブログですが、心の広~い皆様のおかげで何…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ エピローグ ①

      「医仙様、お元気になられて本当に良かったです、一時はどうなることかと思いました。」「皆にも心配かけて、ごめんね。」「いいえ、俺達など隊長に比べれば・・」兵…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ ㉕(最終話)

    春浅い夕暮れ時。深々と冷えこむ部屋の中、ヨンはウンスを抱きしめていた。    「ねえ、テジャン・・そろそろ離して。」ウンスはヨンの腕の中で苦しそうに囁く。「断…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ ㉔

    「それで、医仙殿の様子はどうなのだ?」しばらく間をおいて、チャン侍医はゆっくり首を振った。 王宮、坤成殿。険しい表情の王とチャン侍医。 「手立てはないのか?」…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ ㉓

    ウンスが攫われてから一時。 「どこだ、どこにいる?!」 だがヨンは、それ以上に長く感じていた。彼女の姿がない、探しても見つからない。その焦りが時間の感覚を麻痺…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ ㉒

    ウンスは大きく目を見開いた。 本気だろうか・・いや正気だろうか。 殺すつもりなら、わざわざおびき寄せたりしない。だが無条件で解放してくれるとも思えない。彼女は…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ ㉑

    「おい、なんて顔をしてる。」ウンスは男の顔を唖然と見つめていた。「リュ・・リュウさん?」「ああ、やっぱり来たな、ウンス。」「え?」男はウンスの口元からゆっくり…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ ⑳

    差し込む光が逆光となり、声の主の姿は黒く塗りつぶされていた。ただ黒い影の中に浮かぶ赤い唇と冷たい雪のような声。確かに覚えがあった 「リンさん・・?」 名を呼ば…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ ⑲

    一瞬、周りは静まり返る。兵達は微動だにせず、互いの顔を見合わせ視線を交わした。 「隊長、あの盗賊の仕業だと?」チュンソクが一歩前へ出る。「そうだ、奴だ、奴の仕…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ ⑱

    ヨンは疾風のように駆けた。 「あの菓子屋が店を始めて二月ぐらいでしょうか、若い娘達がこの店にも足を運んでくれるようになりましたよ。」飾り物屋の女主の話。「姿を…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ ⑰

    「さあさあ、どうぞこちらに。」男に案内されるままウンス達は店の奥に進んで行く。やがて表の騒がしさも聞こえなくなり。    「わあ・・すごいわ・・」ウンスは思わ…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ ⑯

    「はあ、はあ、はあ・・苦しい・・」ウンスは坂を一気に駆け上がり、目的の店の前で立ち止まった。「医仙様、お待ちください。」そんな彼女の傍に、兵達は涼し気な顔で駆…

  • アメンバー希望の皆様へ

    おはようございます。本日よりアメンバーの受付を開始します。ご希望の皆様は下記の手順に沿って申請をしてください。 期間は明日(7日)午後9時までです。短い期間で…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ ⑮

    澄んだ青い空。冬の雲を押し退け、少しずつ暖かさを増す太陽。やがて春の風が雪を溶かし、足元を濡らし始める頃。    「まだ早朝なのに市は賑やかね。」ウンスは通り…

  • お久しぶりです♡

    こんばんは、ひまこです。皆様、お元気でしたか?ブログをお休みして3ヵ月、私もやっと落ち着いてきました。そろそろ再開をと考えております。 またお休みの間、沢山の…

  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常) ~ Christmas tree ~ 余談 & ご挨拶

    大いに盛り上がったパーティーの翌日。雪も止み、頭上には気持ちの良い青空が広がっていた。 王への謁見のため康安殿に向う二人。「ねえ、まだ怒ってるの?」「あたり前…

  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常) ~ Christmas tree ~ ⑥ 完

    王の配慮で酒蔵から極上の酒が、王妃の心遣いで沢山のご馳走が運ばれた。「おい、すごいな。」見たこともない豪華な食卓を前に、感嘆の声を上げる男達。そして晴着を纏っ…

  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常) ~ Christmas tree ~ ⑤

    澄んだ彼の瞳。そして優しい声。     「医仙、この様な所で眠っていては風邪を引いてしまいます。」「テジャン?」ウンスは大きく目を見開く。「怖い夢でも見ました…

  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常) ~ Christmas tree ~ ④

    クリスマスが過ぎ、あっという間に年が明ける。ヨン達のおかげで都に戦火が届くことはなく、穏やかな日々を過ごす人々。迂達赤が出陣して一月、開京は本格的な雪の季節を…

  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常) ~ Christmas tree ~ ③

    陽が落ちると、王宮は一斉に騒がしくなった。兵達の出陣の準備に追われる者達が、顔色を変え走り回っている。 「ねえ、朝を待たないで出発するの?」ヨンの部屋で支度を…

  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常) ~ Christmas tree ~ ②

    ツリーにするモミの木は簡単に見つかった。「わあ、すごく大きいわね。」兵舎の広間に運び込まれた木を見上げ、ウンスは感嘆の声を上げる。「はい、いつも鍛錬を行う山に…

  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常) ~ Christmas tree ~ ①

    「んん・・」ウンスは頬杖を突き、じっと窓の外を眺めている。「医仙様、どうかなさいましたか?」そう言いながら、トクマンはテーブルの上の菓子を頬張っていた。「うん…

  • アメンバー希望の皆様へ & クリスマスの予定

    こんばんは。 12月もあっという間に後半。今年も残りわずか、皆様お元気ですか?忙しいこの時期、しっかり体調管理をして乗り切りましょうね さて、もうすぐクリスマ…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ ⑭

    陽が西に傾き、空が茜色に染まる時刻。王宮の忙しさを他所に、二人は穏やかな時を過ごしていた。 「髪飾りの店ですか?」「そう。」 陽が落ちると部屋の空気は一気に冷…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ ⑬

    チャン侍医は薬草園の中にひとり佇んでいた。日差しで溶けかけた雪が、再び凍り付く寒い夕刻。春はまだ先だと言うように空は早々と陽を落とす。    そこに一人の医員…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ ⑫

    陽が天中を跨ぐ頃、ようやく典医寺も静かになった。幸い重傷を負った兵はおらず、全員が兵舎へと戻って行く。    「医仙殿、お疲れでしょう?」「いいえ、チャン先生…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ ⑪

    夜が明け、いつもと変わらない日常が始まろうとしていた。内官や女官達が忙しそうに行き交い、夜通し見張りに立っていた兵は疲れた身体を休めるために兵舎に戻る。そして…

  • お詫び

    こんにちは。お久しぶりです急に更新をお休みしてしまい、申し訳ございませんでしたまた心配してメッセージを下さった皆様、ありがとうございます。私は元気ですただ単に…

  • 高麗シークレットパレス ~ラビリンス 溺れる~ ⑩

    恋人達が褥で戯れることはなかった。「どういう意味?」紅潮していたウンスの顔に影が浮かぶ。「あの男と何を話しました?」「テジャン?」「あの晩、あなたはあの男と一…

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