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  • 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

    ※ネタバレ注意 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』を見てまいりました。アカデミー賞4部門受賞のニュースもありつつ、個人的にも夢や幻覚や狂気とか自我の不確かさなんかをテーマにした作品が大好物なこともあって、もともとの期待度はかなり高かったです!<a href="http://www.foxmovies-jp.com/birdman/" data-mce-href="http://www.foxmovies-jp.com/birdman/">『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ…

  • 雑記/李白「月下独酌」

    明日から週末にかけて天気が悪くなると聞き、慌てて千鳥ケ淵の桜ライトアップに走りました。桜を見ずして春が来たとはいえまい…! 真ん中やや右上辺り、桜の花びらに混じって一目でそれとは分かりませんが、月です。欠けた月。川面に映る桜と、月と、とくれば、西行の有名な和歌「願はくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」が連想されますが、大学時代にクズながら専攻していたのは漢文だったこともあり、ひとり酒を飲みながら見る月に思い浮かぶのは、漢文学生にとって王道の李白・五言古詩の「月下独酌」。 李白といえば、国語の教科書でもおなじみ。中国唐代、特に盛唐と呼ばれる8世紀に、杜甫と並んで中国史上とくに高名な…

  • 別れの切なさ/高野文子『黄色い本』

    入社以来ずっとお世話になった大好きだった先輩(男性)が違う部署に異動となり、人知れず大泣きしております。仕事内容なんて本当にどうでもいいから、彼の側にいたかったのですが、当の本人はわたしの気持ちなど知らないことでしょう。「寂しいなんて言って、いつでも口ばっかりじゃん」と笑われてお別れしたいので、送別会では泣かないと決めています。なんだかすごい気分がaiko。 黄色い本 (KCデラックス アフタヌーン) 作者: 高野文子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2002/02/20 メディア: コミック 購入: 23人 クリック: 170回 この商品を含むブログ (198件) を見る 高野文子『ド…

  • 積読3冊ご紹介/『西瓜糖の日々』『氷』『人間の絆』

    月に2万円程度は間違いなく書籍に費やしているものの、積読が多くてまったくのお金の無駄と自覚せざるをえません。昨日はお賃金がもらえる日だったので、本屋さんに直行して、BILLY BAT(16) (モーニング KC)とWIRED VOL.15 (GQ JAPAN.2015年4月号増刊)と芸術新潮 2015年 04 月号 [雑誌]とキネマ旬報 2015年4月上旬号 No.1685を購入しましたが、それより2日前に買った岡崎京子 戦場のガールズ・ライフですら、さらさら読み切っていないという状況。 せっかくなので購入したはいいものの、半端に読み切っていない積読たちをブログに掲載することで、全くの無駄でも…

  • マンガ大賞2015 東村アキコ『かくかくしかじか』

    マンガ大賞2015が昨日発表されましたが、大賞は東村アキコの『かくかくしかじか』だそうで、おめでとうございます。

  • 岡崎京子展にエア参加してきたよ!

    ちょうどトピック「岡崎京子」が上がっていますね! 1月から開始され、今月末で終わりの「岡崎京子展」ですが、あまり「原画展」なるものに関心がないということがあって、実は見送りました。

  • ルミネのCMを見て考えたこと/性の認識基準とは?

    人気エントリでここ数日上がっている田舎で底辺暮らしさんの記事でもとりあげられていますが、ルミネのCMが「セクハラ塗れでひどい」と話題ですね。 <a href="http://pokonan.hatenablog.com/entry/2015/03/20/000637" data-mce-href="http://pokonan.hatenablog.com/entry/2015/03/20/000637">ルミネの働く女性たちを応援するCMが酷い内容だった - 田舎で底辺暮らし</a>pokonan.hatenablog.com また、おしゃれの押し付けどうこうもありつつ「茶髪に巻き毛ぐるぐる…

  • 2015年に観たい映画/『チャイルド44』『マジック・マイクXXL』

    【観たい映画をRT 2015年夏編】 今夏に全米公開される話題作(と3〜4月公開作を数本)をご紹介します。ハリウッド映画お祭りイヤーと言われる今年はさすがの充実ラインナップ。ぜひ観たい映画をRTしてみんなに広めてください。

  • 雑記/panpanya『蟹に誘われて』

    そういえば、昨年個人的にかなりヒットしたマンガがpanpanya『蟹に誘われて』でした。今、Amazonで『蟹に誘われて』を検索したら、町田洋と宮崎夏次系が出てきてびっくりしました。そうか、まあ、いわゆるコミティア系だもんな。 蟹に誘われて 作者: panpanya 出版社/メーカー: 白泉社 発売日: 2014/04/25 メディア: コミック この商品を含むブログ (16件) を見る 足摺り水族館 作者: panpanya,1月と7月 出版社/メーカー: 1月と7月 発売日: 2013/08/30 メディア: コミック この商品を含むブログ (26件) を見る 『足摺り水族館』は、2014…

  • それは、すべてが生まれたセオリー/『博士と彼女のセオリー』感想

    TOHOシネマズシャンテで『博士と彼女のセオリー』を観てきました! 平日に映画を観たのはいつぶりだろうか…。まあ、泣くだろうな、とは思って観に行ったんですが、それはもう、泣きました。

  • アニメ化しそうなマンガといえば/『亜人』『ボールルームへようこそ』『王様たちのヴァイキング』

    まとめサイトを見ていたら、こんな記事を発見。ここ3年くらいで間違いなくアニメ化するだろなって漫画 : 暇人\(^o^)/速報 - ライブドアブログ

  • 何か新しいことを始めたい“予感”への3つの刺激

    気が付けば最後にブログを更新したのが昨年の7月という体たらくですが、再開した理由は近づく春の到来に気分が憂鬱になったことです。年の近い上司に「春になると落ち込みます」と打ち明けたところ「何かを始めなきゃ、って気持ちになるからでしょ」と言われましたが、まさにその通り。 大学を卒業し就職してからというもの、入学も卒業もない春に何の意味があるのだろうと思ってはそれを言い訳にして、常に「現状維持」を目標として生きているのですが、たまに知り合いが順調にステップアップして、それまでの自分と別れを告げて新しい世界に飛び込む姿を見ていると、ビシバシと見えない鞭に打たれて満身創痍となります。同世代は皆ゆとりかと…

  • 「好きな映画は何か」と聞かれたらpart1

    わたしは取り立てて映画好き、本好きというわけではないのですが、人類を映画好きとそうでない・本好きとそうでない、に分けたときに、映画好き・本好きになるのだろう、とは思っています。(本当に映画好きな人って一日1本ペースとかで観ててすごいですよね。わたしは観ても週に2~3本…)

  • 「ホドロフスキーのDUNE」が好評ですね/バンドデシネ「アンカル」

    渋谷のアップリンクはじめ、各所で上映中の『ホドロフスキーのDUNE』がなかなか好評ですね。

  • 十代女子のイタさと痛さ

    わたしは自分が未だに中二病だの自分が主人公の妄想癖だのを患ったイタい人間だからか、十代女子(あるいは思春期女子)の肥大した自意識と不安定な情緒と突飛な想像力が好きで好きでたまらなかったりします。先日、「リュウグウノツカイ」なる映画が8月頭に公開するとのニュースを読んだのですが、「アメリカで実際に起きた女子高生集団妊娠騒動を題材にした青春映画」との触れ込みで、「女子高生集団妊娠騒動」という単語の意味不明さに胸が躍りました。

  • ファンタジーちっくだけど時折暗い世界観/「グランド・ブダペスト・ホテル」感想

    ずっと心待ちにしていたW・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』! 試写会は応募しても外しまくり、公開初日に行き損ね、2日目も予定が合わなかったけれど、3日目の今日にようやく鑑賞! グランド・ブダペスト・ホテル(初回生産限定) [Blu-ray]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2014/11/12メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (38件) を見る 「グランド・ブダペスト・ホテル」予告編 - YouTube 「ムーンライズ・キングダム」「ダージリン急行」のウェス・アンダーソン監督が、高級ホテルのコンシェルジュとベル…

  • 人生を変えた本といえば/上田敏翻訳詩集「海潮音」

    よく「人生に影響を与えた本」とか「特に思い入れのある本」について話をする機会がありますが(え、別にないって?)、間違いなくわたしの人生を変えた一冊は上田敏(1874~1916)の翻訳したヨーロッパの訳詩集『海潮音』です。

  • ブシツが与えてくれたもの

    大学時代に所属してた文芸サークルの先輩が、トニ・モリスンの『ビラヴド』をテーマに読書会を主宰されたので参加してきました。 対象作品が通知されたのは3週間ほど前だったにもかかわらず、ここしばらく多忙だったため、ほとんど読まずに臨んだら、まー議論についていけなかったので、次回のフォークナーは少なくともテキストを一通り読むことはしていきます。反省。とりあえずアメリカ南部 メキシコ、コロンビアにかけての死生観とか、マジック・リアリズムという手法に関しては、わたし自身がかなり不勉強なこともあってかあまり馴染めなかったですね。魅力はかなり感じるし、読み続けたらはまりそうな気はするんですけども。 ところで、…

  • わたしが全く馴染めなかった理由/「かないくん展」感想

    日曜日にパルコミュージアムで開催中の「かないくん展」へ行ってまいりました! 2014年5月16日〜6月2日10時〜21時 (入場は閉場の30分前まで。最終日は18時閉場)パルコミュージアム(渋谷パルコパート1 3F) 入場料 一般500円 学生400円 小学生以下無料 主催 パルコ 会場デザイン 祖父江慎(コズフィッシュ) 企画制作 東京糸井重里事務所 『かないくん』とは 「死ぬとどうなるの?」をテーマに、谷川俊太郎さんが一夜で綴り、松本大洋さんが二年かけて描き、糸井重里さんが監修し、祖父江慎さんが装丁した絵本──それが『かないくん』です。展覧会に先立つ2014年1月に発売され、最近では大きな…

  • アートをめぐる親子の確執/映画「ヴィオレッタ」感想

    渋谷のシアターイメージフォーラムにて映画「ヴィオレッタ」を観て来ました!(昨日だったらドラァグクイーンのヴィヴィアン佐藤と写真家・花代のトークイベントまで参加できたのだけど…残念。ヴィオレッタ [DVD]出版社/メーカー: インターフィルム発売日: 2014/11/05メディア: DVDこの商品を含むブログ (1件) を見る 映画『ヴィオレッタ』予告編 - YouTube 実を言うとわたしとエヴァ・イオネスコの出会いはけっこう古く、10年ほど前の『ケラマニアックス』というゴスロリ系の雑誌がきっかけでした。今思えばかなり貴重な、写真家イリナ・イオネスコのインタビュー記事が掲載されており、そこには…

  • 幼女サイコホラーサスペンス/校舎のうらには天使が埋められている

    【5/13追記】本日発売の7巻読了! これにてシリーズ2作目も完結ですね。あまりネタバレはしない範囲で感想を言うと

  • 趣味は明晰夢です

    私は寝ることが大好きなので、昼寝も夕寝もよくするのですが、そのためかけっこう色んな夢を見ます。 謎の金持ちイケメンが処女の大学生を誘拐、監禁して肉奴隷にして、ふたりとも依存しあい、歪みつつ甘い日々を過ごしてたら女が事故で死んで、男は出頭。男は実はただの大学生でお金もなく。遠い目をして「ようやく僕の人魚を見つけられたんだ」と彼女を拐った理由を説明するって夢を見た。なんなん。 — (葵) (@caccoaooooi) 2013, 4月 7 たまたま上記の夢を見たときにtwitterに記録していましたが、本当にこんな感じの夢をしょっちゅう見ます。今日はカルト教団の人に実家までストーキングされて命の危…

  • ブログ開始から一週間が経過しました。

    本や映画やアートが好きで、見たものや聞いたことをより深く味わい、自分の中で消化するために、GWをきっかけに始めたブログですが、実際に以前よりも本や映画やアートが楽しく感じています。 興味の範囲が「広く浅く」なので、その道を深く知りたい人にとってはあまり面白みがないかもしれませんが、ブログを続けるに従って「広く深く」知識をつけ、どんなことについてもそれなりの記事が書けるようになることが目標ですね。 今更ですけど、現実と幻想の境目が淡い世界観が好きですのでそういった作品に関する記事が中心になっていくかもしれません。今一番楽しみなのは7月公開予定のアレハンドロ・ホドロフスキーの『リアリティのダンス』…

  • 愛の継続に足りなかったもの/「アデル、ブルーは熱い色」感想

    ※ネタバレあります。 2013年のカンヌ映画祭最高賞のパルムドゥール受賞作ということで、遅ればせながらフランス映画の『アデル、ブルーは熱い色』を観て来ました! 『アデル、ブルーは熱い色』予告編 - YouTube 上級生のトマとのデートへ向かう途中、信号を待っていたアデルの呼吸が止まる。道の向こうのブルーの髪の女に目を奪われたのだ。すれ違いざまに振りかえり、アデルを射抜くような瞳で見つめる女。一瞬、アデルの視界から、彼女以外のすべてが消えた。… 結論から申し上げますと、わたしはこの映画ダメでした…! 同性愛が受け付けられなかったというわけではなく、ただ主人公アデルが好きになれませんでした。最終…

  • 人生は泡のよう/「ムード・インディゴ うたかたの日々」の“不思議”な世界観の楽しみ方

    飯田橋ギンレイホールにて、現在「ムード・インディゴ うたかたの日々」のディレクターズカット版と、「ビフォア・ミッドナイト」の二本立て上映をやっていたので観てきました!

  • ルドルフ・シュタイナー展に行ってきたよ!

    外苑前のワタリウム美術館で展開中のルドルフ・シュタイナー展 天使の国へ行ってきました!

  • アンディ・ウォーホル展に行ってきたよ!

    遅ればせながら、もうじき会期終了になるアンディ・ウォーホル展:永遠の15分 森美術館へ行ってまいりました。

  • 一瞬の中の真実の愛/宮沢賢治「シグナルとシグナレス」

    最高の恋愛小説とは何か? と聞かれると多くの人が思い描くのは何なのでしょうか。

  • 二次創作の醍醐味/「さよならソルシエ」感想

    ※ネタバレあります ちょっと今更感がありますが。「このマンガがすごい!2014」オンナ編1位の話題作についてのレビュー。作者は「式の前日」で華々しいデビューを飾った穂積さんです。あらすじ(Amazonから引用) 画家と画商…ふたりの“ゴッホ”の伝記浪漫 19世紀末、パリ。のちの天才画家ゴッホを兄に持つ、天才画商テオドルスの、知られざる奇跡の軌跡。生前、1枚しか売れなかったゴッホが、なぜ現代では炎の画家として世界的に有名になったのか…。その陰には実の弟・テオの奇抜な策略と野望があった! 兄弟の絆、確執、そして宿命の伝記! 当時のパリにおいて芸術とは、上流階級に与えられた特権であり、平民たちが触れ…

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