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弁護士ゆきこの事件簿 https://yukikokubo.hatenablog.com/

弁護士久保有希子@東京のブログ。刑事弁護から会社、日常のことまで幅広くのんびり気ままに更新。

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2015/03/08

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  • 【書籍】丸山正樹さん『漂う子』のご紹介

    作家の丸山正樹さんから、『漂う子』の文庫版をご恵贈いただきました。丸山正樹さんは、このブログでも紹介させていただいている『デフ・ヴォイス』シリーズの作家さんです。 ハードカバーだったものが今回、文庫版となったそうです! 文春文庫『漂う子』丸山正樹 文庫 - 文藝春秋BOOKS 紹介文を引用します。 父親とともに突然姿を消した少女・紗智を探すことになった二村直。ただ一つの手掛りをもとに名古屋へ向うが、そこで子供たちを取り巻く過酷な実情を目の当たりにします。所在が分からない「居所不明児童」、虐待、棄児、貧困……なぜ人は親になろうとするのか。子供をもつとはどういうことなのか。そのシンプルで且つ深…

  • 【雑談】後藤貞人検察官vs高野隆弁護人(模擬裁)

    「季刊刑事弁護」100号特別記念企画として行われた模擬裁判員裁判に行ってきました。 【満員御礼】模擬裁判員裁判のお知らせ - 現代人文社 ある模擬事例を素材に、後藤貞人検察官vs高野隆弁護人が法廷活動を行うという企画です。この組み合わせは刑事弁護界においては夢のような対決なのです。もちろん、研修を受講したり、研修講師としてご一緒させていただいたり、個別の法廷活動を拝見したり、という機会はあっても、お二人とも弁護士である以上、対決を見る機会はないのです(指定弁護士になり、かつ、たまたま当たれば別ですが)。 実は、この企画、チケットは発売初日で完売という人気ぶりでした。私も、今回は一人の傍聴人とし…

  • 【書籍】『五・七・五で伝える刑事弁護』

    すごくすごくすごーく久しぶりのブログ更新は、宣伝からさせてください。 神山啓史弁護士の『五・七・五で伝える刑事弁護』(現代人文社)が10月24日発売となりました。 五・七・五で伝える刑事弁護 神山啓史弁護士は東電OL事件や足利事件などの有名な再審無罪事件も担当された著名な刑事弁護人です。 今回、二弁有志の編集委員の1人として出版にかかわらせていただきました。 刑事弁護ビギナーズ2でのインタビューの再録とともに、今回、そのときと同じメンバー(趙誠峰弁護士、虫本良和弁護士、久保)で行ったインタビューが掲載されています。 「なぜ5・7・5なの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。 でも、神山弁護士とい…

  • 【書籍】いとうみくさん『羊の告解』

    明日(3月6日)発売予定の『羊の告解』(いとうみくさん著・静山社)の見本本をいただきました。 縁あって、ちょこっと取材協力させていただきました。 同書は、「加害者家族」となった少年が主人公の児童文学です。 【告解】罪を告白し、神に許しを求めること――。 しかし、父が犯した罪は中学3年生の息子が思っていた以上に重かった。人を殺した父は、そしてその息子は、許されることを願ってもいいのだろうか……。ある日突然「加害者家族」となった少年の、再生とゆるしの物語。 (静山社ホームページ紹介文より) 「加害者家族」に焦点をあてた本というのは珍しいのではないかと思います。しかも、児童文学です。 弁護人は、被疑…

  • 【書籍】マンガ『イチケイのカラス』がリアル

    雑誌「モーニング」で連載中の『イチケイのカラス』。弁護士の間でも話題になっています。2巻の発売に気づかず、ようやく買いました^^ 1巻でもそのリアルさに驚きましたが、2巻はさらに現実の刑事裁判を見ているようで、心が痛くなりました。以下、ネタバレになるので、ご留意ください。 ****** このマンガは、1つ1つのセリフに重みがある気がします。きっとたくさんの調査・取材をされた結果なのだろうと思いますし、法律監修がしっかりなされている結果なのかもしれないとも思います。 2巻の中で、個人的に、いいなと思ったのは、 「50年後に正しいと思える判断を今しろ」という入間裁判官の言葉です。これは名言。 すべ…

  • 【書籍】『刑事弁護人のための科学的証拠入門』のご紹介

    事務所HPの方では紹介させていただきましたが、昨年12月末に、共著本である 『刑事弁護人のための科学的証拠入門』 が現代人文社より出版されました。 刑事弁護人のための科学的証拠入門 刑事事件は科学的証拠と切り離せません。たとえば、単純な覚せい剤の所持であっても、覚せい剤に関する鑑定書等が必ず証拠とされます。電車内での痴漢であれば、手についた微物についての鑑定が行われます。人が亡くなったら法医学鑑定が行われます。 そうした科学的証拠は、弁護人にとっても理解が困難であり、ともすれば流し読みして終わり、とうことになりかねません。 しかし、実際には「科学的」と言われる証拠にも、多くの問題が含まれている…

  • 【刑事弁護】接見禁止の実情 Mr. Ghosn's Ban

    カルロス・ゴーン氏の事件に関連して、日本での接見禁止の実情について、フランスメディアで報道されているとのことです。 日本の刑事手続きに疑問の声=ゴーン容疑者勾留「家族と面会できず」―仏メディア(時事通信) - Yahoo!ニュース 刑事事件に詳しい日本の弁護士に取材するなどし、「家族が面会できる可能性は低く、できたとしても15分程度。面会での会話は日本語しか認められない」と報道。仏紙ルポワンは「日本語を話さないゴーン容疑者夫妻にとって非常に厳しい勾留条件だ」と伝えた。 (なお、ここに出てくる「日本の弁護士」は私ではありません) この問題については、以下の接見禁止撲滅キャンペーンの記事でも少し触…

  • 【雑談】最近の茅場町グルメ

    6月1日、改正刑事訴訟法が施行され、日本版「司法取引」が始まりました。また、国選の対象事件も拡大されました。いろいろと刑事弁護的に書きたいことはありますが・・・。 今日は最近の茅場町グルメ事情について。というのも、3月に、茅場町に新しい飲食店ビルができたのです。しかも、なんだかオシャレな雰囲気の。 『GEMS(ジェムズ)茅場町』 3/16オープン! 注目の全レストラン10軒をご紹介 美味ごはん さっそく事務所懇親会で利用させていただいたりしています。 他士業の友人らとのランチ会ではこちら↓の「カステリーナ」さんを利用してみました。 カステリーナ 茅場町 - 茅場町/イタリアン [食べログ]…

  • 【お知らせ】7/10 ロースクール生向けセミナー開催します!

    本年度司法試験を受験された方、刑事弁護に興味のある法科大学院生の方を対象に、以下のとおり刑事弁護セミナーを開催します! ■テーマ:「 刑事弁護は面白い! 」■日 時: 平成30年7月10日(火)午後5時30分(1時間半)■場 所: 弁護士会館10階 1002号室アクセス:「霞ヶ関駅」(地下鉄丸ノ内線・日比谷線・千代田線)B1-b出口直通 www.t-defender.jp 弁護士が法廷で相手証人を追い詰める。裁判官、裁判員に鋭い議論をして説得する。ドラマや映画では、そんな格好いい刑事事件の弁護士が登場します。裁判員裁判が始まり、一般市民の裁判員が理解し説得できるよう実際の法廷でもそうした弁護士…

  • 【セミナー】弁護士ドットコム×季刊刑事弁護「本気で争う責任能力」

    弁護士ドットコム×季刊刑事弁護がコラボした刑事弁護セミナー「本気で争う責任能力」で菅野亮弁護士(法律事務所シリウス)と共に講師を務めさせていただきました。 セミナー『本気で争う責任能力』の講師を務めました 東京で刑事弁護・刑事事件・裁判員裁判・少年事件なら「東京ディフェンダー法律事務所」 セミナー当日は、●前半:責任能力に関する基礎知識(担当:久保)●後半:実際に責任能力が争点となり控訴審で心神喪失により逆転無罪となった事件を題材としたケーススタディ(担当:菅野弁護士)という構成での講義となりました。 昨年後半頃からしばらく研修講師をお休みしていたので、久しぶりの講義でした(^-^;至らな…

  • 【書籍】デフ・ヴォイスの続編、『龍の耳を君に デフ・ヴォイス新章』

    以前、当ブログで、書籍「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」がとってもイイ!という記事を書かせていただきました。 yukikokubo.hatenablog.com その続編が出ます! 龍の耳を君に デフ・ヴォイス新章 - 丸山正樹|東京創元社 (東京創元社様HPより) 前作は、たまたま気になって手に取った本が大当たり!という出会いでしたが、今回は、縁あってちょこっと作品の完成に関わらせていただきました。刑事関係の部分について、好き勝手、個人的な意見を言わせていただいただけなのですが、発売前に原稿を拝読できるという、一人のファンとしてとても贅沢な経験をさせていただきました(*^^*) 今回は、聴…

  • 【ドラマ】法医学と「アンナチュラル」

    今シーズンの個人的2大ドラマは「99.9」と「アンナチュラル」。「99.9」は前回からの期待を裏切らないクオリティ・おもしろさでしたし、「アンナチュラル」は何気なく見たら、期待をはるかに上回るおもしろさでした! 昨日は「アンナチュラル」の2回目だったのでまずはそちらから。 アンナチュラルは法医学をテーマにしたドラマ。 www.tbs.co.jp 刑事事件(特に殺人などの重大事件)を扱う弁護士なら必ず法医学と向き合う場面が出てきます。法医学者がどんな意見を言うかによって、他殺なのか、自殺なのか、あるいは病死なのかという方向性が決まる重要な位置づけ。一方で、同じ状態を見ても、法医学者によって意見が…

  • 【書籍】『刑事手続の新展開』発売 ★目次あり

    『刑事手続の新展開』(三井誠・渡邉一弘・岡慎一・植村立郎編、成文堂)が刊行されました。 下巻に、当職の論文「精神鑑定―弁護の立場から」が掲載されております。 また、上巻には、弊所の坂根真也弁護士の論文「強制捜査と任意捜査ー弁護の立場から)、下巻には同じく坂根真也弁護士の論文「違法収集証拠証拠の排除―弁護の立場から」も掲載されております。 この書籍は、各テーマについて、裁判官・検察官・弁護士が執筆するという体裁になっているところが特徴的です。 執筆から刊行までに若干のタイムラグがありましたが、現役で刑事裁判に携わる各当事者の立場から意見を述べているということで、参考にしていただける部分もあるので…

  • 【書籍】PRESIDENT&裁判員裁判の量刑Ⅱ

    書籍の紹介シリーズ。 1.PRESIDENT ちょっとご紹介のタイミングが遅れましたが、 PRESIDENT2017年10月16日号に、弊所の坂根真也弁護士へのインタビュー記事が掲載されました。 PRESIDENT 2017年10.16号 書籍&雑誌 PRESIDENT STORE 痴漢事件について、4頁にわたって掲載されています^^ 一番大切なのは、 とにかく弁護士が来るまでは何も話さず 黙秘で頑張っててね ってことかなと。 2.裁判員裁判の量刑Ⅱ こちらは、弊所の坂根真也弁護士、山本衛弁護士、そして私の論文が収録されている書籍です。 www.amazon.co.jp 『裁判員裁判の…

  • 【刑事弁護】接見禁止撲滅キャンペーン、はじめました。

    「季刊刑事弁護」で、接見禁止撲滅キャンペーンがはじまりました! 「接見禁止撲滅キャンペーン」レポート募集 - 現代人文社 最近、徐々にではありますが、勾留の却下が増えたり、保釈が増えたり、という傾向が見られます。 それに対して、全く改善されないのが、接見禁止。 およそ接見禁止が必要ないと思われれるような事件でも安易に接見禁止がつき、事件とおよそ関係がない家族との面会も許されないことが多々あります。弁護人以外に会えないというストレスは相当なもので、裁判を戦っていくうえでマイナスになることは明らかです。 そこで、今回、全国の実情を調査するともに、接見禁止撲滅の動きを加速させるべく、「接見禁止撲滅キ…

  • 【ディフェンダーゼミ】第8回は9月7日、テーマは示談交渉です

    ブログでの告知はギリギリになりましたが、第8回ディフェンダーゼミ、9月7日に予定しています☆ テーマは示談交渉。 www.t-defender.jp 弊所の弁護士が被害者役をし、参加者の方に弁護人役として模擬の示談交渉を行っていただいたり、弊所の弁護士の交渉経験をお話ししたりする予定です。 日 時 9月7日(木)午後6時00分~(2時間程度)場 所 弁護士会館(東京) 10階 1002号室 新人弁護士の方などから、参加していいのかな、怖くないかな…などという声を聞くこともありますが、取って食ったりしません。ぜひぜひお気軽にご参加ください(^^) ━━★゚+.・‥…━━━★゚+. 弁護士ブログの…

  • 【雑談】司法修習修了10周年

    司法修習が修了して早10年が経過。ということで、10周年の同窓会的な行事がありました。全国から弁護士・裁判官・検察官・その他の旧60期同期と担当教官が熱海に集結。 ただただ懐かしく、再会を喜び合いました。 弁護士会が一緒だったり、東京付近の同期でのクラス会で会ったり、出張先で同期に会ったり、出張に来た同期と会ったり、遠方の同期から仕事の紹介を受けたり、紹介したりということはもちろんありますが、修習以来、10年ぶり!という人も少なくありません。新人弁護士として始まった最初の10年は、あっという間でした。事務所を移籍している人、独立した人、法曹以外のやりがいを見つけた人、それぞれの道を歩んでいまし…

  • 【刑事】捜査に重大な違法があったとして無罪判決(GPSなど)

    弊所の坂根真也弁護士が担当していた、GPS捜査の違法性が争点の1つとなっていた事件で、本日、無罪判決が出ました。(厳密には、複数の事件のうち、争っていない事件もあるので、有罪判決の部分はありますが。) headlines.yahoo.co.jp 個人的に、刑事弁護の技術を磨くためには、●優れた刑事弁護人と事件を一緒に担当することが一番で●優れた刑事弁護人の法廷を傍聴することも有益と考えているため、この事件の坂根弁護士の弁論も傍聴していました。 今日はせっかくなので判決も傍聴してきました。 結論として●窃盗事件について共犯者との共謀を否定し無罪●覚せい剤の使用所持について、重大な違法捜査があった…

  • 【お知らせ】もしも痴漢に疑われたら…

    最近、痴漢に疑われて逃げた方が電車にひかれたというニュースや、逃げようとして線路に立ち入ったことで威力業務妨害の容疑で取り調べを受けたというニュースが続き、痴漢に疑われた場合の対処方法についての関心が高まっているようです。 私も知人等から、「万が一痴漢に疑われたら、とにかく逃げた方がよいのか」と質問されることがあります。しかし、それで捕まったら、疑いは強まるばかり。その場は逃げきっても、防犯カメラで特定される可能性だってあります。 痴漢に疑われた場合の対処方法について、読売新聞社さんからの弊所の坂根真也弁護士へのインタビューの内容が掲載されました。 sp.yomiuri.co.jp コメントが…

  • 【研修】3、4月は研修続きでした

    4月5日、6日の2日間は埼玉県弁護士会で法廷弁護技術研修でした。後藤貞人弁護士、宮村啓太弁護士、菅野亮弁護士、趙誠峰弁護士と一緒に講師をさせていただき、私自身、勉強させていただきました。 これで研修は5月末までお休みです。 3月~4月のはじめにかけては人前でお話しをさせていただく機会が多かったように感じます。(新規登録弁護士の登録や弁護士会の予算の関係で研修がかたまるのかな・・・)振り返ってみると●新規登録弁護士対象の捜査弁護ゼミ@第二東京弁弁護士会●新規登録弁護士対象の公判弁護ゼミ@第二東京弁護士会●一般弁護士対象の捜査弁護研修@第二東京弁護士会●法廷弁護技術研修2日間@埼玉弁護士会●修習生…

  • 【書籍】季刊刑事弁護90号 「経験則」に気をつけろ!!

    季刊刑事弁護90号の見本誌が届きました☆ 特集①は 「経験則」に気をつけろ!! です。 裁判の中で「経験則」が必ずしも適切とは言えない使い方をされていることがあるのではないか、という問題意識のもとで特集を組んでます。 水野智幸教授(元裁判官)、高野隆弁護士、中川孝博教授による座談会で司会を務めさせていただきました。 以前、弊所に所属していた前田裕司弁護士(宮崎県弁護士会)の巻頭インタビューや事例報告(「やくざの親分」の共謀)も掲載されています。 書店には、4月20日頃、並ぶ予定とのことです(^^)他にも大変勉強になる論稿が掲載されていますので、皆様ぜひご一読ください。 ━━★゚+.・‥…━━━…

  • 【TV】「土曜ワイド劇場」が終わってしまった。

    昨日、ついに、土曜ワイド劇場が終わってしまいました。 www.tv-asahi.co.jp 日曜日に枠を移すとはいえ、ちょっと寂しいです。 思えば火曜サスペンス劇場が終わったときも、あの定番の音楽が聴けなくなるという寂しさがありました。 昔から月9より2時間サスペンス。働き始めてからは、見る頻度は落ちたし、サスペンスドラマは山ほどあるけれど(そしてそういったものも好きですが)、2時間サスペンスおなじみの俳優さんたちによるお約束の展開が好きなのです。枠が変わっても、一ファンとしてひっそり応援しています。━━★゚+.・‥…━━━★゚+. 弁護士ブログのランキングに参加してみました。 足あと代わりに…

  • 【刑事弁護】第7回ディフェンダーゼミ、実施しました

    4月4日、第7回ディフェンダーゼミを実施しました。テーマは「公判前整理手続き」です。 昨年の刑訴法改正前から、否認事件では裁判員裁判対象外事件でも積極的に公判前整理手続きに付すことを求めてきました。そして、刑訴法改正によりリスト開示の制度や公判前整理手続き請求権ができたことで、より公判前整理手続きを活かす場面が増えました。 今回のゼミでは、ミニ講義をしつつ、模擬記録を題材に模擬公判前整理手続きを行いました。 たとえば●公判前(または打合せ期日)での裁判官とのやり取りのシミュレーション●その場での予定主張記載書の起案などなど。 公判前整理手続きは、漫然と裁判官からの指示にイエスという場でもなけれ…

  • 【セミナー】修習生・ロー生向け刑事弁護セミナーを開催しました★

    3月13日、修習生、ロースクール生向けの刑事弁護セミナーを開催しました。 弁護士向けのゼミはこれまでにも定期的に開催していますが、修習生、ロースクール生向けのセミナーは初めての試みでしたので、全然集まらなかったら寂しいなあと思っていましたが約30名にお越しいただき席も満席となりました(ホッ)。 藤原大吾弁護士から、身体拘束を中心に刑事弁護のやりがいについて、山本衛弁護士から、最近無罪判決を得たばかりの痴漢事件を題材に、「戦う刑事弁護」について、私からは、「女性弁護士と刑事弁護」について お話をさせていただきました。(坂根真也弁護士は質疑応答担当) 今回のセミナーは採用等とは全く関係なく行ったも…

  • 【研修】スーパーロイヤーに学ぶ法廷弁護技術

    3月の6日~8日(@大阪)、10日・11日(@東京)の5日間にわたって、アメリカからお招きした「スーパーロイヤー」による研修が開催されました。(気づけばもう1か月経ってしまいましたが) アメリカで法廷弁護技術を発展させてきた「NITA」(National Institute for Trial Adovocacy:全米法廷技術研修所)で講師を務めるスーパーロイヤーです。普段、日弁連等で行っている法廷弁護技術研修はこのNITAから学んだものです。 研修の中では、講義のほか、受講生の実演に対する指導も行われました。 ミーハーかもしれませんが、「さすがスーパーロイヤー!」という感じで、しゃべり方も空…

  • 【研修】法廷弁護技術研修@山形・・・の前日

    2月4、5日の土日の2日間、山形県弁護士会の法廷弁護技術研修で講師を担当させていただきました。 土曜の朝からの研修なので、金曜日の夜、山形へ前日入り。 木曜日は大雪で新幹線が止まっていたと聞いていたので大げさかな?と思いつつ、雪用ブーツも持参しました。数年前、雪が積もる北海道の某支部へ馬を差押えに行くときに買って以来の出番です。 着いたら一面銀世界。 せっかくの雪用ブーツなので、新雪の上をザクザク歩きました。 講師間で役割分担や時間割を確認し後は、先輩講師が事前に調べてくださっていた「伝七」で夕食。 https://tabelog.com/yamagata/A0601/A060101/6002…

  • 【刑事弁護】ロースクール生、修習生向け刑事弁護セミナー

    平成29年3月13日18時~、法科大学院生、修習生向け刑事弁護セミナーを開催することになりました。 www.t-defender.jp ■ テーマ・日時・場所テーマ: 「刑事弁護ってなにするの?」日 時: 平成29年3月13日(月) 午後6時(1時間30分)場 所: 弁護士会館10階 1005号室 東京都千代田区霞が関1-1-3アクセス:「霞ヶ関駅」(地下鉄丸ノ内線、日比谷線,千代田線)B1-b出口直通☆法科大学院生の方・司法修習生の方であれば、どなたでもご参加いただけます。☆ ■ 内 容ドラマや映画では、弁護士が法廷で相手証人を追い詰める、裁判官、裁判員に鋭い議論をする、そんな格好いい弁護士…

  • 【季刊刑事弁護】セクシャルマイノリティの刑事弁護

    季刊刑事弁護89号に記事が掲載されます。 同号の特集は「セクシャルマイノリティの刑事弁護」です。 季刊刑事弁護89号 弊所の山本衛弁護士と共に、「セクシャルマイノリティの刑事弁護」に関する事例報告の記事を執筆させていただきました。 私もまだ読めておりませんが、特集の記事は以下のようなラインナップになっているようです。刑事弁護人のための初歩的Q&A...原島有史セクシュアルマイノリティと刑事事件...光石春平同性カップルやトランスジェンダーのカップルをめぐる刑事事件——「親密圏の暴力」を中心に......大畑泰次郎座談会 あるゲイ当事者の語る薬物事件とその支援・弁護活動......Aさん/Bさん…

  • 【新年】仕事始めは・・・

    (もう1月6日ですが)あけましておめでとうございます。 仕事始めの昨日は、事務所近くの小網神社に初詣・・・、 と思っていたら、あまりに混んでいて、地検の指定接見時間に間に合わなさそうだったので断念。本日、改めて参拝してきました。 ビルの谷間にある小さな神社ですが、とっても人気があります。近所で働いているらしい方や、日本橋七福神巡りの方など、今日もずらっと行列。繭玉のおみくじ、今年もひいてきました。 結果は「大吉!」 おみくじを引くと、やっぱりついつい見てしまうのは「争事」の項目です^^;裁判は運で決まるものではない、とはいえどの裁判官にあたるかによって裁判の進行や結論が左右されることは現実には…

  • 【刑事弁護】ビギナーズが刑訴法改正に対応します

    現代人文社より、「刑事弁護ビギナーズver.2」の第3刷をいただきました★ 「刑事弁護ビギナーズ」は弊所の坂根真也弁護士、藤原大吾弁護士が初版の執筆に入り、ver.2の改訂作業には私も参加させていただいたということで、ちょっと思い入れのある本です(^^)(改訂作業は数年がかりだったので・・・) パッとは見は変わりませんが、第3刷には刑訴法改正の補遺が挟み込まれています。ちょうど二回試験の発表も出たところですし、新たに弁護士登録される皆さん、ぜひ手にとってみてくださいね(宣伝。笑)。 2017.1.6追記 現代人文社のホームページに、改正に関する補遺がアップされました。 『刑事弁護ビギナーズve…

  • 【刑事弁護】改正刑訴法を早速活用しよう

    平成28年6月に改正された刑事訴訟法の一部が、12月1日から施行されました。 刑事訴訟法改正の一部施行 東京で刑事弁護・刑事事件・裁判員裁判・少年事件なら「東京ディフェンダー法律事務所」 施行されることになった制度のうち主なものは、① 証拠一覧表の交付制度② 公判前整理手続の請求権の付与③ 通信傍受の対象犯罪の拡大④ 犯罪被害者や証人の保護⑤ 勾引要件の緩和などがあります。 特に刑事弁護をする上で、重要なのは、①証拠一覧表の交付です。捜査機関が収集した証拠についてリストの作成を義務づけ、それを弁護人に交付しなければならないという制度です。これにより,弁護側は捜査機関がどのような証拠を持って…

  • 【研修】二弁と東弁で研修講師を務めさせていただきました

    今月は研修講師の機会が重なりました。 前記事の修習生向け法廷弁護技術研修の後、さらに2つ。 ●11月8日には、「裁判員裁判の否認弁護活動」をテーマにいたパネルディスカッション。 こちらは、第2東京弁護士会で。1つの事例を題材に、若手2人から質問を投げかけられて、神山啓史弁護士と適宜回答する、という方式でした。 ●11月15日には、公判前整理手続をテーマにしたパネルディスカッション。こちらは、東京弁護士会で趙誠峰弁護士と一緒に。事前に模擬教材に基づいて受講生の方に公判前整理手続において提出する書類を起案していただき、当日は、起案の内容について受講生とやり取りしながら進める、という方式でした。 至…

  • 【講師など】PCの故障と選択型修習

    最近どうもパソコンの調子が悪いな・・・と思っていたら突然、充電がまったくできなくなるという大ピンチに(>_<)「あああああ、つくりかけの書面どうなっちゃうの」とか「長文のメール送ろうと思ってたけど、携帯から送るのはツライな・・・」とか、いろんなことが頭をめぐりつつ、一番大きいのは「こまめにバックアップをとればいいのに、またさぼっていた・・・。どこまでバックアップあるかな・・・」という後悔と反省です。 幸いだったのは、第69期司法修習生の選択型修習の講義が一応、終わった直後だったことです(^^;)講義用のパワーポイントのデータが使えない・・・という事態にならなくてよかった。 修習生のカリキュラム…

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