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momina.ina // kitchen science labo http://mominaina.blog.fc2.com/

《趣味は料理の古書集め》料理を作りながら本のなかの食の史跡を楽しむブログ。文学・歴史など様々なエピソードを掘り起こしながら日々綴っています。( ..)φ

もみな いな
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2015/01/08

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  • レタス炒飯

    今日はレタス炒飯☆彡◇戦前の料理本をぱらぱら眺めていたら「炒飯(チャーハン)」の作り方が目にとまった。今と変わらないレシピだけど、単位は5人前。一人当たりのご飯もやや多めのお茶碗2杯 🍚🍚---● 炒飯の材料五人前として、焼豚肉三十匁、玉葱一個、長葱二三本、筍(缶詰)一本、玉子五個、蟹(缶詰)小缶半分くらゐ、グリーンピース大さじ二杯くらゐの割で用意します。玉葱はみぢんに、長葱は小口から細く刻み、筍は焼豚肉く...

  • ほたての黄身焼き

    今日はほたての黄身焼き☆彡◇卵黄とマヨネーズを混ぜ合わせて黄身のタレを作ってほたてを日本酒と醤油に少し漬けて水気をぬぐったら黄身のタレを塗ってトースターでさっと焼く… とは上手くいかず 💦焼き物は難しい。。この日も黒塗りの漆盆にのせて撮影してみました。日本の食卓に うましかて!...

  • ほたての磯辺揚げ

    今日はほたての磯辺揚げ☆彡菜の花と紅生姜を添えたら春らしい感じに🌸◇磯辺(いそべ)1 磯のほとり。いそばた。2 海苔のりを用いる料理・菓子をいう語。磯辺和あえ・磯辺餅もち・磯辺揚げ・磯辺巻きなど。出典:デジタル大辞泉(小学館)「磯辺」◇「磯辺」と名がつく料理で頭に浮かぶのは、お餅の磯部焼き、ちくわの磯部揚げ。お餅の磯部焼きは浅草海苔で、ちくわの磯部揚げは青海苔で作る。浅草海苔と青海苔の使い分け、昔はどう...

  • 穴子丼

    今日は穴子丼☆彡◇母が白焼きにした穴子を冷凍便で送ってくれたので今日はこれを使って穴子丼☆彡自然解凍した白焼き穴子を醤油、日本酒、みりん、砂糖で煮ふくめる。コトコト コトト …📖最近読み始めた『梅園魚譜』江戸時代後期の魚類図鑑で、著者は毛利梅園。出典:『梅園魚品図正巻1』梅園の図鑑は絵がとてもきれいなので、眺めるだけでも楽しめる。出典:『梅園魚品図正巻1』---『大和本草』諸書 及 □以片假名載 アナゴ『料理綱目...

  • ちょこさいのから揚げ

    地元の魚ながら初めて見た小魚 🐟両親いわく「ちょこさい」「ねばごち」というらしい。📖何だろう?とネットで調べてみると、可能性は3つ。●ヌメリゴチ(滑鯒) 学名:Repomucenus lunatus (Temminck & Schlegel, 1845)●ネズミゴチ(鼠鯒) 学名:Repomucenus curvicornis (Valenciennes, 1837)●セトヌメリ(瀬戸滑) 学名:Repomucenus ornatipinnis (Regan, 1905)いずれもスズキ目ネズッポ科ネズッポ属の海水魚。大きさは10cm...

  • お赤飯(おこわ)

    今日はお小豆で作ったお赤飯☆彡◇炊飯器で炊くお赤飯なら作ったことがあったが、蒸し器を使ったことがなかった。せっかくなので、帰省している間に教わっておこうと思い立つ。《まずは小豆を水で洗うところから》📖ふと、おこわの語源って何だろう?と思い調べてみると明治時代の本に次のような記述があった。出典:『日本社会事彙 下』(明治23)---強飯といふは、白こはめし也。赤飯と云は、赤小豆を交(まぜ)たるこはめし也。此...

  • ぶどうジャムのカスタードタルト

    今日はぶどうジャムのカスタードタルト☆彡◇昨秋に冷凍してあったぶどうを消費しなくちゃ … と 🍇冷凍ぶどう、グラニュー糖、白ワインを鍋にかけてジャム作り☆彡煮立ったところで皮を取り除いてよきにほどに煮詰めて、最後にレモン汁を加えたらぶどうジャムの完成!◇何かお菓子にしようと考えて、市販タルト生地がひとつ残っているのでカスタードタルトを思い立つ💡で、早速 カスタードクリーム作り☆彡小麦粉、グラニュー糖、卵、牛乳...

  • 大和まなの菜飯

    今日は大和まなの菜飯☆彡◇2月に入ると陽ざしが元気になって、春が近づいてきたなあと思う。🌞旧暦だと、今年は昨日2月16日が正月七日。君がため春の野に出でて若菜摘むわが衣手に雪は降りつつ本来は、今頃の季節を詠んだ歌だと思うとなるほど納得。🌿🌿🌿<奈良茶碗風のお茶碗>日本の暦が、太陰暦から太陽暦に変わったのは明治5年(1872年)。⏱その年の11月9日に改暦の詔が出され、12月2日が大晦日になり、その翌日が明治6年の元旦に...

  • パスタ・アッラ・グリーチャ

    グアンチャーレ(伊:guanciale)豚の頬肉を塩漬けにして2~3週間熟成させたもの🐖頬肉なので、厚みが薄く脂身が多い。片面にはたっぷりと胡椒とスパイスがすり込まれている。これでカルボナーラを作れば、炭焼き風(炭焼き職人の手についた炭の粉が落ちた風)になるのは必然だなあと妙に納得。◇今日はグアンチャーレを使って「パスタ・アッラ・グリーチャ(Pasta alla Gricia)」☆彡グアンチャーレとペコリーノロマーノ・チーズで...

  • 豆腐チゲ

    今日は豆腐チゲ☆彡◇たまにキムチが食べたくなるとでもあまり辛いのは苦手なので…市販のキムチ漬けの素と、浅漬けの素を組み合わせて、控めに作る。この日は、白菜と大根☆彡匂いが気になるので発泡スチロール容器に入れて1日置いたら出来上がり☆彡◇これを、ごま油で炒めて豚肉を加えて炒めたら白葱、えのき、豆腐を加えて今日はまぐりの煮汁も加える。白だし、醤油、お味噌で味を調えたら、卵をおとしてあとは、青菜とはまぐりを入...

  • オリーブ豚の串カツ

    くしカツ【串カツ】一口大の豚肉と、ネギやタマネギを交互に串に刺し、パン粉をつけて揚げたもの。出典:デジタル大辞泉(小学館)「串カツ」 ◇串かつの発祥は、はっきりしたことは分かっていない。出典:『職人盡繪詞 第1軸』 参考:『大日本国語辞典』江戸時代の末頃に「四文屋(しもんや)」という一串四文で食べさせる屋台があったから、明治時代の洋食ブームのなかで串カツが登場するのは自然の流れだっただろうと...

  • くわいの炊き込みご飯

    今日はくわいご飯ホクホクとしてほんのり苦みがあって、大人向けの栗ご飯といった風情☆彡◇くわいの皮をむいて二つ割りにして、キッチンペーパーで水気を拭って素揚げにしてくわい、油揚げ、白だし、日本酒、塩を加えてご飯を炊いてお茶碗によそって出来上がり☆彡日本の食卓に うましかて!<今日使った調理道具> 🧂● Amazon ウルシヤマ金属工業 釜飯 ご飯窯 3合 ガス火専用 アルミ製 日本製 謹製 釜炊き三昧...

  • くわいのハッシュドポテト風

    今日はくわいのハッシュドポテト風☆彡ザクザクとした食感が好き。◇年末年始のシーズン以外は手に入りにくいので、見つけたときにまとめ買い。水に浸して冷蔵庫で保存すると意外と長くもつ。過去のレシピもよかったら見てね 👀● 慈姑(くわい)の遠火焼き → 水上勉氏の焼きもの十珍● くわいのおろし揚げ → ささがき牛蒡とあわせて● くわいのふくめ煮 → 大きな良い芽が出ますように!● 蟹と慈姑(くわい)の茶碗蒸し →...

  • 東寺ゆばの煮物

    今日は東寺ゆばの煮物☆彡◇東寺ゆばは、百合根、銀杏、きくらげを生湯葉で包んで揚げたもの。その由来について詳しいことは分からないが、江戸時代後期には存在していたことが分かる。出典:『利休居士の茶道』天保10年(1840年)に行われた利休法要の茶会の引重に「東寺湯葉 つけ焼」が供されている。また、明治時代には歳暮祝儀の品として東寺湯葉の記載も見える。出典:『日本婚礼式大全』 参考:『日本諸礼式大全』📖古い本のな...

  • ◇謹賀新年◇令和六年(2024年)

    明けましておめでとうございます。お立ち寄りくださる皆さまに支えられて、十年目を迎えることができました。今年もまたコツコツと日々の料理を作りながら食の史跡探しを楽しんでいきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願い致します。🎌🎍もみないな...

  • ロールキャベツのクリーム煮

    今日はロールキャベツのクリーム煮☆彡◇冬から春にかけてキャベツが美味しい季節そんなシーズンに作りたいのはやっぱりロールキャベツ 🍽️やぶれないよう気をつけながら葉をはずして塩を加えた熱湯で下茹でしてざるにあげておく。🎄今日は12月25日でクリスマスの日。明治時代の本を読んでいたら「年越の翁」というサンタクロースみたいな日本の神様を見つけた。🎅出典:『家庭十二ケ月 1月の巻』---西洋にはサンタクロースといふ愛敬あ...

  • チーズフォンデュ

    今日はチーズフォンデュ☆彡先週までずっと暖かだったのに、今週に入って急に冷え込んで10℃も気温が下がった。◇今日はそんな日のために買っておいたチーズフォンデュ🧀明治45年(1912年)に出版された『西洋料理書 』という本にチーズフォンデュのレシピがある。(サンフランシスコの新聞社に勤めていた大畑一太郎という人が書いた本)原文だと漢字が読みにくいので、要約してみると…---チーズ・フォンデュ(Cheese Fondue)すりおろ...

  • はまぐりとひいかのボンゴレロッソ

    今日は冷凍はまぐりを使ってボンゴレロッソ☆彡◇冷凍しておいた瀬戸内産のはまぐり。水洗いすると殻の表面が剥がれきたのは、長く冷凍してたからかなぁ … 半年は経ってる 💦こうして観察してみると、はまぐりは最表面の層だけがきれいな模様で彩られているのだなあ。ピラミッドの表面が、かつては美しい化粧石で覆われていたという話を ふと思い出す。◇鍋に、水と日本酒と凍ったままのはまぐりを入れてふたをして、はまぐりの口が開...

  • 子持ち鮎の有馬煮

    今日は子持ち鮎の有馬煮☆彡◇母の友達から譲り受けた年代物の古い器。貫入のはいった淡い翡翠色がとてもきれい。今日はこれに盛りつけてみようと思い立った☆彡🐟冷凍してあった子持ち鮎を冷蔵庫で自然解凍して塩をふって魚焼きグリルで焼いて鍋に醤油、日本酒、みりん、白だし、水を入れて、昆布をひいた上に鮎をのせて圧力鍋で15分ほど加圧。実山椒の佃煮を加えたらそのまま30分ほどことこと煮込んでいったん冷まして …器によそって...

  • ヘーゼルナッツ・タルト

    ヘーゼルナッツ(英:Hazelnut)カバノキ科ハシバミ属の落葉低木の堅果◇今日はヘーゼルナッツのチョコタルト☆彡『まほうのレシピ』から「癒しのヘーゼルナッツ・タルト」を再現してみることに p(*^_^*)q◇『まほうのレシピ』は、2016年からAmazonビデオで放送されたTVドラマシリーズ。サフラン・フォールズに住む仲良し三人組の女の子(ケリー、ハンナ、ダービー)が、ある日、屋根裏で古びた一冊の料理本を見つけたことから物語が...

  • 牛あぶらかすのにゅう麺

    油粕(あぶらかす)牛の内臓肉を時間をかけて油で揚げ、小さく切り分けたもの。中が柔らかく、外側がかりっとしていて香ばしい。出典:デジタル大辞泉(小学館)「油粕」◇スーパーで「牛あぶらかす」というものを見かけたので、初めて買ってみた。大阪には「かすうどん」というものがあって、ずっと長く「天かす(たぬきうどん?)」と思っていたら、ある時、大阪の人から「ちがうよ、牛ホルモンの油かす」と聞いて驚いたことがあ...

  • オリーブ牛の炊き込みご飯

    すっかり秋も深まってご飯が美味しい季節今日はオリーブ牛の炊き込みご飯☆彡◇昔は、炊き込みご飯のことを「かて飯」といっていたそうで、「かて」はどういう字を書くのかなあと思っていたら、ようやく昭和初期の『大日本国語辞典』に見つけた。出典:『大日本国語辞典』---かてめし 糅飯 (名)米に、他の物を糅(か)てて炊ぎたる飯。浮世風呂「國に居てかて飯を食って、冷えかたまって居るだろうが」---出典:『大日本国語辞典...

  • まこもだけの炊き込みご飯

    マコモ(真菰)学名:Zizania latifoliaイネ科マコモ属の多年草◇マコモの肥大化した根元の茎がマコモダケ(真菰筍)。日本では「菰角(こもづの)」と呼ばれていて、明治時代の辞書『言海』に次のようにある。---こもづの(名)菰角 又、コモフツロ秋、まこもの根の上に生ずる筍の如きもの。一名、カンヅル。菰首。熟すれば、内に灰の如きもの満つ。色黒し。まこもずみ、はたちかづら等の名あり。頭の禿(はげ)に塗り、又、油、...

  • りんごジャムのヴィクトリアケーキ風(2)

    昨日のジャム作りに続けて、今日はケーキ作り☆彡 ◇今回も古いレシピを探してみる。大正時代に出版された『和洋菓子大観』からヴィクトリアケーキのレシピ 🎂---ビクトリアケーキ原料 ラード 一磅 粉 十四磅 砂糖 七磅 アンモニア 四十五匁 牛乳 一升二合方法ラードを粉に擦り混ぜて凹みを造り、之れに砂糖、アンモニア、牛乳を加へて種を作り、頂上に干葡萄を置き最も強き竈(かま)にて焼...

  • りんごジャムのヴィクトリアケーキ風(1)

    今日は香川産の早摘みつがる☆彡りんごの形がほんのり角ばっているのは5つの心室の存在による。《 きれいな五角形をした心室 》1つの心室に2~4個の種が入るらしい心室に入る種の数が均等になると、形の良いりんごになる。🍏今回はりんごジャムのヴィクトリアケーキを作ろうと思い立って 🎂まずはジャム作りから☆彡りんごを角切りにしてキウィを加えてグラニュー糖をたっぷりと1時間ほど置いて果汁がでてきたら鍋を火にかけてコトコ...

  • 月見とろろラーメン

    今日は月見とろろラーメン☆彡 ◇あすは中秋の名月で、かつ満月。中秋の名月は、旧暦の8月15日の夜に見える月のことなので、必ずしも満月とは限らない。来年は中秋の名月のほうが満月より1日早い。🌕よかったら過去Blogも見てね 👀→ 月見とろろ蕎麦 月に叢雲(むらくも)花に風「月見蕎麦」の月見の由来は、黄身が月で、白身が雲であるという。出典:『大日本国語辞典 卷四 修訂』---つきみそば 月見蕎麦(名)卵をわりおと...

  • 牛テールシチュー

    牛テール(英語:oxtail)牛の尻尾 ◇今日は牛テールを使ってシチュウを作ろう☆彡大正時代は西洋料理が一般家庭にも入ってきた時代で、家庭の主婦向けに多くの料理本が出版された。「コロッケの唄」が流行ったのもこの時代。 ワイフもらって 嬉しかったが いつも出てくる おかずはコロッケ 今日もコロッケ 明日もコロッケ これじゃ年がら年中コロッケ ♪ よかったら過去Blogも見てね 👀→ クリームコロッケ ...

  • 〔天然〕鳴門ぶりの一夜干し

    今日は鳴門ぶりの一夜干し☆彡 ◇先週の雨があがったら暑さが落ち着いた。スーパーに行くと鮭や鰤が美味しそう 🐟出典:『広重魚尽(いなだ・ふぐ・梅)』よかったら過去Blogも見てね 👀→ ぶりと里芋の煮物 江戸時代のぶり漁『日本山海名産図会』→ ぶり大根 歌川広重「魚尽(うおづくし)」 いなだ・ふぐ・梅 ◇冷凍真空パック 鳴門ぶりの一夜干し☆彡冷凍庫に真空パック食品を常備してると便利。魚焼きグ...

  • つゆだく豚丼

    今日はつゆだく豚丼☆彡 ◇あんなに毎日暑かったのに 🌞 今日はすっかり涼しくなって、雨が上がると急に夏の終りがやって来た感じ。食欲も戻りそう p(*^_^*)q甘辛めに調整したお出汁に、スライスした玉ねぎを入れて、煮立ったところに豚肉を加え火が通ったら、冷凍グリーンピースを彩りに生姜の梅酢漬けをのせたら出来上がり☆彡日本の食卓に うましかて!きのふけふ はや初秋と なりにけり正岡子規 ...

  • 亀の手の塩ゆで

    カメノテ(亀の手)学名:Capitulum mitellaミョウガガイ科カメノテ属に分類される甲殻類 ◇初めて買ってきた亀の手☆彡徳島県産の亀の手で、221円(税抜き)子供の頃は、よく近所の磯で小さな貝を採ったけど、亀の手は食べたことがなかった。見た目のとっつきの悪さがやはり大きかった …《「亀の手」とはよく名づけたなあ》◇スペインのバルセロナ近郊に「El Bulli(エル・ブジ)」というレストランがあって、そこの名物料...

  • サーモンの塩漬け(グラーヴィロヒ)

    今日はサーモンの塩漬け☆彡フィンランドでクリスマスの前菜としてポピュラーな「Graavilohi(グラーヴィロヒ)」 ◇作り方はとてもシンプル。刺身用のサーモンに塩と砂糖をまぶして、ラップで包んで丸一日冷蔵庫で寝かすだけ。仕込みの時に写真を忘れたので、丸一日経ったところから… 🐟《キッチンペーパーで表面の水気をふき取る》塩と砂糖で脱水しながら旨味をつけるのは、和食における昆布〆と同じ理屈だろうと思う。脂...

  • 本まぐろのかま焼き

    今日は高知県産の本まぐろのかま☆彡まぐろの解体ショーで買った「かま」を冷凍保存していたもの 🐟 ◇帰省中に、近くのスーパーで開催されていたまぐろの解体ショー《高知県産の養殖生本まぐろ》家族みんなで「大とろ」「中とろ」「赤身」の食べ比べ☆彡赤身(右上)中とろ(左上)大とろ(下)「大とろ」「中とろ」「赤身」それぞれの味わいでとても美味しかった。で、今日はこの時に買ったかま。お買い得価格の1,000円。🐟...

  • ドルマ風ピーマンの肉詰め

    今日はドルマ風ピーマンの肉詰め☆彡 ◇トルコの家庭料理ドルマ(dolma)dolmaはトルコ語で「詰められた」という意味(「詰める」を意味する動詞「dolmak」の受身形)だそうで、ぶどうの葉やピーマンで、ひき肉やお米を包んだ料理。キャベツで包んだものが、ヨーロッパに伝わってロールキャベツになったらしい。今日はピーマンでドルマを作る☆彡Google chat で[🫑]を入力するときは「赤ピーマン」だと、今初めて気づく 💡「ピ...

  • さざえご飯

    今日はさざえご飯☆彡 ◇北原白秋に「栄螺(さざえ)の夢」という詩がある。出典:『絵入童謡 第6集 (子供の村)』(大正14)--- 栄螺(さざえ)のなかには誰がゐる。 栄螺(さざえ)の爺(じい)さましやがんでる。 栄螺(さざえ)の爺(じい)さま何してる。 昼間もうとうと夢見てる。 栄螺(さざえ)のお夢はどんな夢。 向うの向うの海の夢。 向うの向うはどんな海。 あなたの知らない青い海。 ああ、青い海、広...

  • さざえのお刺身

    今日はさざえのお刺身☆彡 ◇8月に入って夏もピーク 🌞 あと2週間もしたらお盆。一年中出回るさざえ、でもやっぱり夏が似合う。サザエ(栄螺、拳螺) 学名:Turbo sazae古腹足目リュウテン科(リュウテンサザエ科、サザエ科)に分類される巻貝の一種今日のさざえは鳥取産。フジツボのようなものがたくさん付着していて調べてみると「キクスズメ」という貝らしい。📖江戸時代の貝百科事典『目八譜』にも「菊雀」として掲載...

  • まながつおの味噌漬け(2)

    (前回からのつづき)今日はまながつおの味噌漬け☆彡 ◇「まながつお」の名前の由来ははっきりしない。太平洋で取れる鰹(かつお)に対して、鰹の取れない瀬戸内でこの魚に「まながつお(真鰹)」とつけたとする説もあが、定かではない。📖「まながつお」は、一般的に「真鰹」と書くが、「学鰹」とも書く。調べてみると、江戸時代中期の『本朝食鑑』に「学鰹」とあるので、読んでみよう。出典:『本朝食鑑 12巻 [10]』---学...

  • まながつおの味噌漬け(1)

    マナガツオ(真魚鰹、真名鰹、鯧)学名:Pampus punctatissimusスズキ目マナガツオ科の海水魚 ◇よかったら過去Blogも見てね 👀・まながつおの西京焼き 「西海に鮭なく 東海に真魚鰹なし」《今日は瀬戸内産のまながつお》顔はおっとりとしたマンボウのような表情表皮はきれいなパステルカラーブルーと淡いピンクのグラデーションがきれい。🐟まずは、まながつおをおろすところから☆彡頭を落として二枚にして三枚に半身は皮...

  • にしんの塩焼き

    ニシン(鰊、鯡、鯟)学名:Clupea pallasiiニシン目ニシン科の海水魚別名を「春告魚(はるつげうお)」という。春に群れをなして岸近くにやってきて産卵することからついた名前。昆布に卵を産みつけると「子持ち昆布」になる。📖鯡/鯟は「かど」とも読む。出典:『和漢三才図会:105巻首1巻尾1巻 [34]』---鯡 かど にしん 鯟 音東 共に俗用 俗云 爾之牟 或云 加登---「爾之牟」は 爾(に)之(し)牟(む)、「加登」は...

  • 生ソーセージのジャンバラヤ風

    今日は生ソーセージのジャンバラヤ風☆彡 ◇ジャンバラヤ(jambalaya)はアメリカの南部、ルイジアナ州のパエリアのようなお米料理で、ケイジャン料理、クレオール料理の代表的な一品。今日はコストコで買ってきた生ソーセージとロティサリーチキンでとったスープで作ってみよう☆彡🍲ジャンバラヤのことも、ケイジャン料理も、クレオール料理も、ほとんど知識がなくて…調べてみると、カーペンターズに「Jambalaya(ジャンバ...

  • いいだこのトマト煮込み

    今日はいいだこのトマト煮込み ◇瀬戸内の味覚、いいだこ 🐙子どもの頃は、いいの入った飯蛸がたくさん採れたのに、最近はめっきり少なくなった。📖江戸時代、いいだこを取るにはアカニシ貝を使っていて、『日本山海名産図絵』に次のようにある。---飯蛸(いひたこ) 漢名:望潮魚摂泉紀播州に多く中にも播州高砂を名産とす。是(これ)蛸の別種にして大さ三四寸にすぎず、腹内白米飯の如き物充満す。 (略)漁捕は、長さ...

  • 一鶴 骨付鳥のサフランライス添え

    香川県民のソウルフード 骨付き鶏☆彡 ◇今日はお取り寄せの「一鶴」《 おや・ひな・一鶴 》一鶴の骨付鳥が生まれたのは、今から70年前の昭和28年(1953年)だそうで、以下にヒストリーを引用すると…---スクリーンの大スターは、あこがれの的。昭和20年代は空前の映画ブーム。海外の女優をまねたファッションも大流行。1953年映画のシーンから骨付鳥が誕生。一鶴の骨付鳥は、実は、映画から生まれました。海外映画で女優が...

  • なめこのためたけ

    ナメコ(滑子)学名:Pholiota microspora (Berk.) Sacc.モエギタケ科スギタケ属のきのこ ◇ナメコは、漢字で「滑子」と書く。「滑(なめ)らか」の「なめ」からきていて、「なめくじ」「なめし皮」の「なめ」も「滑(なめ)」からきている。参考:『言海:日本辞書. 第1-4冊』《鳥取産なめこ》きれいななめこがあったので、今日はこれをなめたけに☆彡「なめたけ」というと、本来は「えのきだけ」の別名なのだけど、醤油で...

  • 鯵(あじ)の干物

    夏の魚といえば鯵(あじ) 🐟この時期、海辺の町を歩くと、魚屋の店先に干した鯵から磯の匂いがぷーんと漂ってきて、夏だなあと感じる。 ◇干物の姿は、俳味があっていい感じ。もちろん夏の季語 活鯵や 江戸潮近き 昼の月 一茶 夕風や 汐満ちくれば 小鯵売 蓼太『日本名望家逸事』という本に、おから汁とあじの干物で饗応するエピソードが載っている。📖ある二人の若者が、将来互いに成功して再会しようと約束した...

  • 黄色い唐辛子ペーストのセビーチェ

    《アヒ・アマリージョ(Ají amarillo)》ペルー料理に欠かせない黄色い唐辛子ペースト「Ají amarillo(アヒ・アマリージョ)」アヒ(ají )はスペイン語で唐辛子、アマリージョ(amarillo)は黄色という意味。🌞エル・ドラード El dorado (南米の黄金伝説)を思わせるような綺麗な黄色。今年も早いもので、もうすぐ夏至がやってくる。日本だと今年は6月21日が夏至にあたる。北半球の夏至は、南半球では冬至。⛄この時期、ペルーのク...

  • 冷凍ミニパンケーキと自家製コンポート

    最近は美味しい冷凍品がいろいろあって、amazonでも手軽に買えるから便利。 ◇今日は、業務用の冷凍ミニパンケーキ☆彡今の季節だと、あっという間に室温で自然解凍される。あとはフライパンで軽く温めるだけ。子どもの頃は「パンケーキ」という言葉はなくて、ホットケーキと呼んでいた。📖小さい頃に持っていた絵本に『ちびくろさんぼ』という本があって、そのホットケーキがすごく美味しそうだった。四頭の虎が木の周りを...

  • 鰯(いわし)の煮つけ

    今日は生姜をきかせたいわしの煮つけ☆彡 ◇千葉県産の真鰯(まいわし)8尾で596円。黒い斑点がならんでいるから「七つ星(ななつぼし)」とも呼ばれる。これからがまさに旬の真鰯 🐟 ◇『尾張名所図会』に内海浦(尾張知多郡)での鰯漁の様子が描かれている。出典:『尾張名所図会 前編 巻6 知多郡』---内海浦鰯網鰯網は五月より十月迄、日毎に出る。一網は、人数百人、舩数十九艘なり。但し、大舩二艘、網舟二艘...

  • ひよこ豆のファラフェル

    ファラフェル(英語:Falafel)潰したひよこ豆やそら豆に香辛料を混ぜて団子状にして油で揚げたもの。主にイスラエルではひよこ豆、エジプトではそら豆で作られる。◇ファラフェルの起源は諸説あるので、はっきりとしたことは分からない。例えば - コプト教徒が四旬節の食事として作った説 - エジプトのファラオの時代にまで遡る説ただ、実際のところはさほど古いものではなく、エジプトの文献に「ファラフェル」が登場するのは...

  • Tボーンステーキ

    今日はボリュームたっぷりTボーンステーキ☆彡ひと口食べるとミルキーな香り 🐄 ?? と不思議に感じて商品ラベルを見直したら「ホルスタイン種」とある。初めて食べたのだけど、こんなにも風味が違うものなんだなぁとびっくり。 ◇北海道産 ホルスタイン種のTボーンティーボーンステーキ【T-bone steak】T字形に骨のついたステーキ。骨の片側にヒレ、片側にロースの肉がついている。ステーキの中でも最高のもの。参考:...

  • 茄子の南蛮漬けとたたみ素麺

    今日は30℃を超える真夏日🌞そんな日は素麺☆彡涼しげに「たたみ素麺」にととのえてみる。 ◇「たたみ素麺」という名前は、辻嘉一氏の『旬を盛る 夏』から拾った。---冷やし物たたみ素麺、椎茸、さいまき海老、軸三つ葉、出し汁素麺の一本の端の紙を二センチほど破り取り、白の木綿糸で二重巻きにしてしっかりくくり、残りの紙を破り熱湯へ沈め、箸でかきまぜて茹でます。---出典:『旬を盛る 夏―料理歳時記』興味深く思った...

  • たもぎ茸と白葱の揚げびたし

    タモギタケ(楡木茸)学名:Pleurotus cornucopiae var. citrinopileatusヒラタケ科ヒラタケ属のキノコ ◇タモギタケは「楡木茸」と書く。「楡」はニレと読む。(ニレ科ニレ属に属する落葉広葉樹のこと🌳)一方で、タモという木は「梻」と書く。整理してみるとこんな感じ。 ・楡木茸 タモギタケ ヒラタケ科ヒラタケ属のキノコ ・楡 ニレ ニレ科ニレ属の落葉広葉樹 ・梻 タモ モクセイ科トネリコ属の落...

  • 本まぐろのかぶと煮

    クロマグロ(黒鮪)学名:Thunnus orientalisスズキ目サバ科に属する魚の一種いわゆる「本まぐろ」はクロマグロのこと。🐟「まぐろ」という言葉は「眼黒」または「真黒」から来ているらしい。---まぐろ(名)鮪 〔眼黒ノ義、或云、真黒カト〕魚ノ名、大ナルハ八九尺許、全身、青黒色ニシテ、鱗ナク、腹ハ白クシテ雲母ノ如ク、頬ノ下ニ青キ斑アリ、頭大ク、觜、尖リ、鼻、長ク、口ハ頷下ニアリ、背ニ刺髭アリ。死スレバ、眼ヨリ血出...

  • 初挑戦!牛タンシチュー(4日目完成)

    4日目☆彡あとは温めて盛り付けるだけなので、今日は明治時代のタンシチューのレシピを覗いてみようと思う。 ◇明治時代の最先端キッチン。このキッチンで調理された牛タンシシチューはどんな味だったのだろう。出典:『食道楽 春の巻』(青空文庫)ここは大隈重信邸の新築キッチン。明治35年(1902年)頃と思われる。---台所は昨年の新築に成り、主人公の伯爵が和洋の料理に適用せしめんと最も苦心せられし新考案の設備に...

  • 初挑戦!牛タンシチュー(3日目)

    3日目☆彡昨日煮込んだ牛タンと野菜を取り分けて煮汁は鍋にもどして赤ワインを追加。🍷次はデミグラスソース作り☆彡フライパンで玉ねぎを炒めて茶色くなったら前述の鍋に移してフライパンに残ったうま味もこそぎ取って鍋に移す。次に、フライパンでトマトピューレを温めて煮詰まってきたら煮汁で伸ばしてこれも鍋に加える。小鍋に、小麦粉とバターを入れて茶色くなるまで炒めて、粗熱をとる。これに煮汁を加えて伸ばしたらこれも鍋...

  • 初挑戦!牛タンシチュー(2日目)

    2日目☆彡マリネ液から野菜をとりだしてフライパンで焼いていく。にんにくもしっかりと焼きつけて牛タンのワインを水気を拭いて強火でしっかり焼きつけたら鍋に、牛タン、野菜、マリネ液を入れて肉がひたひたにかぶるように赤ワインを追加してアクを取りながら3時間ほど煮込んで2日目完了☆彡(つづく)...

  • 初挑戦!牛タンシチュー(1日目)

    牛タンシチューに初挑戦!p(^_^)q ◇アメリカ産の牛タンブロック 🐄「牛タン」という言葉は、牛(ぎゅう)+ tongue(タング)から作られた和製造語。※ tongue(英)は舌の意味📖日本では、いつ頃から牛タンが食べられているだろう? と調べていたら出典:『官報 1925年04月17日』大正14年(1925年)の官報に、タンシチューの缶詰の広告を見つけた。タン角煮、タング(塩味)もある。「桃太郎印 タンシチュウ 六十五銭一缶...

  • とり貝と九条ねぎのぬた

    トリガイ(鳥貝) 学名:Fulvia muticaマルスダレガイ目ザルガイ科の二枚貝 ◇トリガイは、身の形が鳥のくちばしに似ていることからついた名前。出典:『和漢三才図会:105巻首1巻尾1巻 [33]』---鳥蛤(とりがい) 俗にいう止利加比鳥蛤の形色は蛤蜊(しおふき)に似て、円肥大きさ三寸、許殻薄く灰白色、縦に細き理(すじ)有り。摂州尼崎に之多く有りて、冬春盛んに出ず。---炙ると甘く、煮てもよし。「猫、鳥蛤の腸を...

  • サーモンのつくねバーグ

    今日はサーモンのつくねバーグ☆彡 ◇つくねは「つくねる」という言葉からきている。手でこねてまるめるという意味。「捏ねる」と書いて「こねる」「つくねる」と読む。丸っこい形をした山芋の「つくね芋」は、つくねたような形をしているからその名がついた。また、何もすることがなく、ひとりぼんやりしている様を「つくねんと」というが、つくねられたように居るという意味からきているらしい。では、そもそも「つくねる...

  • もさ海老の煮つけ

    クロザコエビ(黒雑魚蝦) 学名:Argis lar(Owen, 1839)エビジャコ科クロザコエビ属ガサエビ、ガスエビ、モサエビなどと呼ばれる。 ◇スーパーで初めて見た不思議な海老「石川県産もさ海老」というラベルが付いていた。さっそく買って帰って調べてみるとクロザコエビというらしい。横から見ると、脇に白いブランケットステッチをしたようが模様がある。📖これは大正時代の手芸の本。女児向けドレスのポケットやすそ周りに...

  • スクランブルエッグ

    今日はスクランブルエッグ☆彡 ◇最近なにかと話題になる卵。購入制限(1人1パック)は見かけないものの、値上がりは実感する。卵の値段をメモしておくと、普段よく行くスーパーで、令和5年4月14日 10個入り345円。《 卵1個=34円50銭 》同じ日に、お豆腐(小)3パック入り99円。1個33円。卵1個と小さいお豆腐1パックがほぼ同じ値段。卵のほうがちょっと高い。📖ふと、昔読んだエッセイを思い出した。戦前は卵1個と豆腐1丁...

  • 自家製 黒豆納豆

    今日は自家製 黒豆納豆☆彡 ◇自家製といっても市販納豆から増殖させて作る簡単レシピ。お正月のおせち用に買った黒豆の残り使おう。📖明治時代の辞書で「納豆」を調べてみると、その始まりは寺納豆。「納所(なっしょ)の僧の豆」という意味らしいがどうだろう、と書かれている。※ 納所:寺院で寺務をつかさどる場所のこと。 布施物を納める所という意味から「納所」といわれる。出典:『言海:日本辞書 第1-4冊』...

  • キャベツとじゃが芋のスープ

    キャベツとじゃが芋のスープ☆彡材料はふたつだけなのに、なぜか不思議と美味しくて、大学生の頃に教わってから今もときどき作る。 ◇作り方は簡単 🥣手間らしい手間といえば、じゃが芋とキャベツを細かく切ることだけ。じゃが芋は賽の目に、キャベツは粗いみじん切りにする。じゃが芋をオリーブ油で炒めたらキャベツを加えて塩少々でさっと混ぜ合わせて水とスープの素を加えて、風味づけに白ワインをほんの少しじゃが芋が柔...

  • 小海老と菜の花の揚げびたし

    今日は、小海老を素揚げにして揚げびたし☆彡 ◇桜が散り始めたなあと思ったら、気づけば周りの樹々は新緑に。うぐいすは歌の練習に余念がなくて、つばめは去年と同じ軒先に巣作りを始めている。菜の花もそろそろ名残の季節 🌿🌿今日は小海老と菜の花を揚げびたしに☆彡瀬戸内産のキシエビとサルエビ。赤いのがキシエビで、グレーがかった縞模様がサルエビ(だと思う…)🦐🦐よかったら過去Blogも見てね 👀→ 冬瓜の小えびあんかけ...

  • うるいと油揚げのぬた

    オオバギボウシ(大葉擬宝珠) 学名:Hosta sieboldianaリュウゼツラン亜科ギボウシ属の多年草うるいはランの仲間で和名をオオバギボウシという。初夏には淡紫色のきれいな花をつける。その若葉がうるい。🌿🌿 ◇ギボウシは「擬宝珠」と書く。擬宝珠(ぎぼうしゅ)は神社やお寺の欄干の柱の頭などに設けられているネギの花のような形をした飾りのこと。ギボウシの花のつぼみが「擬宝珠」に似ていることからギボウシと名前が...

  • さわらの西京漬け弁当

    🌸近所では桜が満開🌸週末の雨もあがって、風は少し冷たいけれど日差しが暖かで気持ちのいいお花見日和☆彡 ◇江戸の花見を錦絵でめぐってみる。まずは、上野・東叡山でのお花見の様子。奥に見えるのは寛永寺の清水観音堂。出典:『江戸自慢三十六興 東叡山花さかり』 粋も不粋も連(つれ)あふて 下戸も上戸も睦ましく 猫も杓子も上野山飛鳥山(北区王子)のお花見もにぎやか。出典:『江戸名所道戯尽 ...

  • とらふぐのから揚げ

    今日はとらふぐのから揚げ☆彡 ◇ふぐの季節は、晩秋から翌春にかけて。柚子が黄色くなり始める頃から、黄色い菜の花が咲き始める頃まで。今日は黄色いお皿を選んでみた。📖春のふぐの絵に「いなだふぐに梅」がある。広重の「魚づくし」シリーズの一枚で、梅の花と共にいなだとふぐが描かれている。出典:「魚づくし(いなだふぐに梅)」広重あたたかい なたのしほかせ ふくからに つほみもひらく 梅の折枝 数寿...

  • ひよこ豆とチョリソの煮込み

    今日はひよこ豆とチョリソの煮込み☆彡 ◇最近気に入っているチョリソ 🥓スライスされているから、そのまま食べるのにも、料理にも、手軽で便利。パプリカがしっかり効いてて美味しい。🍲今日はこのチョリソを使ってひよこ豆の煮込み☆彡鍋に、オリーブ油、にんにくを入れてチョリソ、玉ねぎ、ピーマンを炒めて塩、胡椒をして水、白ワイン、野菜スープの素を加えてひよこ豆(水煮パック)とじゃが芋とトマトを加えてあとはコト...

  • 全蛋麺の鴨だしラーメン

    今日は「全蛋麺(タマゴ麺)」🥚 ◇初めて見たのでさっそく買ってきた。蒸し麺を乾燥させたものみたい 🍜表示ラベルには、原材料:小麦粉、卵、かんすい、名称:干麺(タマゴ麺)とある。📖戦前の本に「全蛋麺」という言葉を探してみる。同じ言葉は見当たらないが、「蛋麺」「鶏蛋麺」という言葉であればらちらほらと見つかる。例えば、明治時代の料理本には「雞蛋麺とは玉子饂飩なり」とある。参考:『和洋簡易料理法』(明...

  • クリーミーチキンのフェットチーネ

    今日はクリーミーチキンのフェットチーネ☆彡🐓鶏もも肉を食べやすいように一口サイズに切って塩・胡椒をして小麦粉をまぶしてオリーブ油とにんにくで、フライパンで焼く。鶏肉を取り出したあとのフライパンにバターを入れて玉ねぎを炒めて(ロングパスタに合わせるなら、玉ねぎは薄切りにしたほうがよかったかも… 🧅🐓)しめじと椎茸を炒めたところにマルサラ酒を加えて今回はマスカルポーネ☆彡ティラミスを作ろうと思いながら冷蔵庫...

  • いかの塩辛作り

    初めてのいかの塩辛作り☆彡 ◇明治6年(1873年)に出版された『童蒙読本 会話編』という本がある。出典:『童蒙読本会話編 2編』(明治6)標準語会話を学ぶための小学生向けの読本で、このなかに伊豆の温泉湯治の話がでてくる。---若シ貴君ガ伊豆ニ御出成サレルナラバ小田原ニテ烏賊ノ塩辛ヲ買ヒ来ルベシ。夫ハ甘キ味ヲ持チマス。夫故ニ人々ガ夫ヲ好ミマス。---出典:『童蒙読本会話編 2編』(明治6)現代風にいえば「伊豆...

  • はまぐりのクラムチャウダー

    今日は鳴門産はまぐりのクラムチャウダー☆彡たっぷり入るスープチューリンで食卓に🥣 ◇冷凍してあった鳴門産のはまぐり。過去料理もよかったら見てみてね 👀● 蛤しんじょ 『百鬼夜行』に描かれる蜃気楼という妖怪● はまぐりの雑炊 鳴門産あわびとあわせて雑炊に● 蛤(はまぐり)ラーメン はまぐりという名前の由来● はまぐりのすまし汁 貝合わせとかるたと雛祭り● はまぐりのクラムチャウダー ク...

  • 鰻(うなぎ)巻き寿司

    今日は鰻の巻き寿司☆彡ぽかぽか暖かくてすっかり春の陽気🌸 ふと思い立って巻き寿司を作ってみた。 ◇巻き寿司はいつ頃からあるのだろう。江戸時代後期には、京阪で鮨売りが「海苔巻き=巻ずし」を売っていたことが『守貞謾稿』に記されている。---鮨売京阪ニテハ(略)又、浅草海苔巻アリ、巻ズシト云。飯中椎茸ト独活ヲ入ル。---出典:『守貞謾稿 巻6』(写)京阪では巻きずしという浅草海苔巻きがあって、具には椎茸と独...

  • 初めてのからすみ作り

    ぼらの子(卵巣)ぼら(鯔)はスズキ目ボラ科の海水魚、これを干して作るのがからすみ。 ◇スーパーで売っているのを見て初めて買ってきた。1月26日、三重県産ぼらの子 1.5腹で580円。袋が破れているけど上手くいくかな…《1月21日スタート》初からすみ作りメモ ( ..)φ ◇血管を丁寧に押し出して血抜きをしたら、塩をして冷蔵庫で寝かせる。もっと丁寧に血抜きをしようと思ったものの、あまり触ると破け目がさらに...

  • ぼら貝(ミヤコボラ)の煮つけ

    ミヤコボラ(都法螺)学名:Bufonaria rana(Linnaeus, 1758)オキニシ科ミヤコボラ属の一種 ◇初めて見るこの貝、「香川県産ぼら貝」という表示で売られていた。さっそく購入して調べてみると、正式和名「ミヤコボラ」というらしい。形が法螺貝に似ているけど小さくて華奢だから都法螺貝なのかな。📖江戸時代後期、武蔵石寿が記した『甲介群分品彙』という貝図鑑に「都法螺」が描かれている。出典:『甲介群分品彙 [1]』武...

  • チキンマルサラソース

    今日はマルサラ酒ときのこを使ったチキンソテー🐓 ◇家族が作ってくれるというので今日はのんびり☆彡《 家族の手料理 (*^_^*) 》鶏むね肉を叩いて薄くして塩と黒こしょうを混ぜた小麦粉をまぶして下ごしらえ完了フライパンにオリーブ油を熱して鶏むね肉の両面をこんがりと焼きつける。焼いた後のフライパンで、バター、にんにく、玉ねぎ、マッシュルームを炒めて、マルサラ酒を加える 🍷並行してフェットチーネを茹でなが...

  • あらめの煮物

    あらめと油揚げの煮物☆彡 ◇三重県産の刻みあらめアラメ(荒布)学名:Eisenia bicyclisコンブ目コンブ科アラメ属の一種あらめは古くから食べられてきた海藻で、土佐日記にも記載がみられる。よかったら過去Blogも見てね 👀 → ずいきの利休酢 『土佐日記』紀貫之 いもじあらめもはがためもなし📖明治初期に出版された『大日本物産図会』に鳥羽(伊勢志摩)のあらめ採りの様子が描かれている。---志摩国荒布刈之図...

  • あまおう苺と淡雪

    プレゼントにもらったあまおうと淡雪☆彡 ◇めちゃめちゃ立派!🍓店頭で見たことはあったけど食べるのは初めて ヾ(≧▽≦)ノ ◇一粒の大きさは 5cm!《福岡産 あまおう苺🍓》ひと回り小さい淡雪《佐賀産 淡雪🍓》📖いちご(以知古)という言葉はとても古い。『枕草子』は「あてなるもの いみじう美しき稚児のいちご食ひたる」とあって、さらに古くは『日本書紀』に「伊致寐姑(いちびこ)」という名前ででてくる。よかった...

  • 豚ばら軟骨(パイカ)の中華風煮込み

    今日は豚ばら軟骨の中華風煮込み☆彡 ◇近所のスーパーで「豚軟骨」というのを売っていて、初めてなので買ってみた。普通の豚ばらのようだけど、よく見ると骨の断面が見える。ネットで調べてみると、肋骨の先端の部位で「パイカ」と呼ばれるらしい。パイカという名前の由来ははっきりしないが、排骨麺とかの「排骨(パーコー、パイコー)」の転訛だろうとされる。英語だと「rib tips」と言われる部分。 ◇今日は八...

  • 赤かさごのから揚げ

    アカカサゴ(鮋、赤笠子、赤瘡子)学名:Lythrichthys eulabes Jordan and Starks 1904スズキ目シロカサゴ科アカカサゴ属の海水魚 ◇広重『魚尽くし』の一枚 いさきとかさご出典:THE MET「Isaki and Kasago Fish, from the series Uozukushi」 時来ぬと 開きて見ても 五月雨に ほすいとまなき からかさこ哉 年舎富春📖「かさご」の名前の由来には諸説あるが、明治の辞書『言海』によると「鮋(からこ)」が転訛...

  • アルザス風シュークルート煮込み

    今日はアルザス風シュークリート煮込み☆彡(キャベツの発酵漬けと豚肉の煮込み)寒い日は煮込み料理で温まろう。🍲 ◇キャベツの発酵漬けを、ドイツではザワークラウト、フランスではシュークルートという。ザウアークラウト【(独)Sauerkraut】千切りにしたキャベツを塩漬けにして発酵させた、酸味のあるドイツの漬物。🥬シュークルート【(仏)choucroute】1 「ザウアークラウト」に同じ。2 ザウアークラウトをソーセー...

  • カレー蕎麦

    今日はカレー蕎麦☆彡 ◇今週は寒波の影響で24日(火)のお昼過ぎから雪が降り始めて、翌日(水)の朝はいつもの散歩道もすっかり雪化粧 ⛄細かな雪で、歩くとふかふかしている。カラスが歩いたのかな判子で押したみたい🐦去年もちょうど今頃たくさん雪が積もった。雪の日の鍋焼きうどん🍜 よかったら見てね。 鍋焼きうどん → 江戸の鍋焼きうどんの話など ◇今日はカレー蕎麦を作ってみる☆彡《カレーうどんか、カレ...

  • くわいのおろし揚げ

    お正月の休み明け、スーパーに出かける目的のひとつ「慈姑(くわい)」この時期だから安く手に入るというのもあるし、このタイミングを逃すともう食べられないというのもある。普段も置いてほしいのになあ。 ◇今年は3日にスーパーへ ٩(¨ )ว=͟͟͞͞‪ 店頭に並んでいなかったので店員さんに聞くと「裏にあるよ」ということで、おまけしてくれて1,000円。《広島県産くわい》きれいな水につけて寒いところに置いておけば2週...

  • 薩摩赤貝(すだれ貝?)の酒蒸し

    近所のスーパーで「兵庫県産さつまあか貝」というラベルで売られていたこの貝。食べたことのない食材には目がなくて、早速買って帰ってネットで調べてみると…サツマアカガイというよりは、淡路島(兵庫県)で採れるスダレガイに似ている。《「兵庫県産さつまあか貝」?》マルスダレガイ科に分類される ①サツマアカガイ、②スダレガイ、③アケガイ の3つはとても良く似ていて、よく混同されるらしい。素人なので何ともいえないけど、...

  • おろし餅(辛味餅)

    からみもち【辛味餅】つきたての餅に大根おろし・醤油などをつけたもの。出典:デジタル大辞泉(小学館)「辛味餅」 ◇年の暮れ、江戸の裕福な商家に餅つきの音が響く。出典:『十二月之内 師走餅つき(十二月の内)』(安政1)餅つきといえば日本を代表する師走の風物詩。昭和後半に自動餅つき機が登場するまでは、近所のあちこちで餅つきをしていて、私も幼い頃に臼と杵でお餅をついた記憶がある。歌川国貞(三代目歌川...

  • 猪ミートボールのクスクス添え

    今日は猪ミートボールのクスクス添え☆彡 ◇広重の『名所江戸百景』に「山くじら」の看板がかかる雪景色の一枚がある。出典:『名所江戸百景 びくにはし雪中』広重現在の銀座1丁目あたりで、当時は「びくにはし」という橋がかかっていた。 大きくかかる「山くじら」の看板は猪肉のこと。《絵のすき間に入り込んでみる》向かいに見える「十三里 ○やき」の看板は、焼き芋。栗(九里) より(四里) うまい十三里という洒...

  • タンドリーチキン

    タンドリーチキン【tandoori chicken】インド料理の一。ヨーグルトと香辛料に漬け込んだ鶏肉を、タンドールとよぶ壺型(つぼがた)のかまどで焼いたもの。出典:デジタル大辞泉(小学館)「タンドリーチキン」📖おせちもいいけど カレーもね ♩今も頭のなかで脳内再生されるから子どもの頃の記憶ってすごい。 あれから50年近くたって、家庭で手軽に食べられるメニューは格段に増えて食卓風景も様変わり。当時はというと、ペットボト...

  • どんこの干し椎茸と里芋の煮もの

    どんこ【冬菇/冬子】《中国音からという》大きくて肉厚の、かさが開ききっていない干し椎茸 (しいたけ) 。最上級とされる。出典:デジタル大辞泉(小学館)「どんこ」 ◇丸っこくて肉厚な形をした椎茸を「冬子(どんこ)」という。一方、傘が開いて平べったい形をしたものは「香信(こうしん)」と呼ばれる。傘が開くにつれて「どんこ」はやがて「香信」になるんだろうか… と、ずっと不思議だった。🍄そうしたら、大正14...

  • ◇謹賀新年◇令和五年(2023年)

    あけましておめでとうございます。お立ち寄りくださる皆さまに支えられて、9年目を迎えることができました。今年もまたコツコツと日々の料理を作りながら食の史跡探しを楽しんでいきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願い致します。🎌🎍もみないな...

  • 芋棒(いもぼう)

    棒鱈(ぼうだら)とえび芋の炊き合わ☆彡 ◇東京にいた頃は馴染みのなかった棒鱈。子どもの頃も瀬戸内で育ったから見たことがなかった。ここではクリスマスが過ぎるとスーパーに水で戻した棒鱈が並ぶようになる。ぼうだら【棒鱈】真鱈を三枚におろして素干しにしたもの。《季 春》出典:デジタル大辞泉(小学館)「棒鱈」 ◇乾燥したままの棒鱈(1本まるっと)も売っているが、鋸(のこぎり)がないとどうにもなら...

  • 数の子のいくら和え

    クリスマスが過ぎれば一気にお正月モード☆彡 ◇この時期ならではの食材がスーパーに並ぶ。おせち料理のなかでも定番中の定番「数の子」子孫繁栄を願って、新年を祝うおせち料理はもちろんのこと、婚礼などのお祝い事にも用いられる。子どもの頃は、金の延べ棒みたいに見えるから金運アップの縁起ものだと思っていた。《一腹に何個ぐらいの卵があるんだろう》📖明治時代の辞書で「数の子」を調べてみると、鰊(にしん)のこ...

  • ソーセージのグリル

    今日はソーセージのグリル☆彡 ◇ふと気がつけば今年も残すところ10日ちょっと🎄あっという間にクリスマスがきて大晦日、お正月。年末は何かと忙しいから、そんな時の手抜き料理のひとつソーセージ 🍽️鋳物製のステーキ皿に並べてオーブンに入れれば、あとは20~30分放っておくだけ。冬場の食卓でも冷めにくいから一石二鳥。🪨🐤🐤 ◇鉄や銅などの金属を溶かして鋳型(いがた)に流して作ったものを「鋳物(いもの)」とい...

  • アップルパイ

    今日のおやつはアップルパイ☆彡 ◇去年と比べたら上手にできた。p(*^-^*)q初めて作った時は、頭がこんがらがって網目がおかしなことになったけど… 今回はちゃんと縦横交互に。前回のおかしな網目に興味があったら過去Blogを見てね 👀 → アップルパイ ベルギー童話『白雪姫と蜘蛛太郎』📖日本では、アップルパイにのせるような格子編みを「網代(あじろ)」という。杉・檜、竹などの細い薄板を互い違いにくぐらせて編...

  • フジッリ・ミートソース

    フジッリ【(イタリア)fusilli】パスタの一種。らせん状に巻いた形のもの。出典:デジタル大辞泉(小学館)「フジッリ」 ◇フジッリを見ていると、小さい頃に遊んだ折り紙を思い出す。空き箱で作るロボットの手足にしたり 🤖薄くて硬いしなやかな紙を使うと、蚤のように勢いよくピョンピョン飛ぶ。大人になっても楽しいもので、以前に動画を作ったことがあるからよかったら見てみてね 👀 この投稿をInstagramで見る ...

  • 大しじみの酒蒸し

    オキシジミ(沖蜆)学名:Cyclina sinensis (Gmelin,1791)マルスダレガイ科オキシジミ亜科オキシジミ属 ◇スーパーで見つけた三重県産「大しじみ」蜆(しじみ)といってもハマグリほどの大きさがあって、正式和名を「オキシジミ」というらしい。淡水や汽水に対して、海に生息するという意味で「沖」のシジミ、というのだろうか。明るい色の個体もあって黄土色と薄い紫がきれい。📖江戸時代に編纂された貝図鑑『目八譜』をみ...

  • 鮭いくら弁当

    今日は鮭いくらの親子弁当☆彡 ◇お弁当の価格を調べていたら、昭和18年(1943年)に定められた「弁当及鮨 最高販売価格」という法律が目にとまった。出典:『官報 1943年08月03日』(昭和18)お弁当の上限価格を定めたもので、価格の他に、主食と副菜の量、副菜の種類数、食材の原価率などが細かく規定されている。---一 弁当及鮨最高販売価格(一)弁当(単位一人前)四〇銭 規格 主食物 内容量 七〇匁以上 副食物...

  • まぐろの胡麻ステーキ

    まぐろに胡麻をまぶして和風ステーキ☆彡 ◇まぐろのことを古名で「しび」という。古くは万葉集にも詠まれていて、日本人にはとても馴染みのある魚。よかったら過去Blogも見てね 👀→ 本まぐろのお刺身 山部赤人と大伴家持が詠んだ歌📖「しび(鮪)」の語源については「渋る」という意味からきているとする説がある。出典:『言海 日本辞書.第1-4冊』大槻文彦編(1889-1891)明治初期に編纂された『言海』という辞書に次の...

  • 海老チリのスクランブルエッグ添え

    今日は海老チリにスクランブルエッグを添えて☆彡 ◇海老をプリっと仕上げるコツは重曹(炭酸水素ナトリウム)。スーパーで買ってきた海老に、塩と重曹をまぶして軽くもんでから水で洗い流す。これだけでプリっとした食感になる。たんさんすいそナトリウム【炭酸水素ナトリウム】炭酸の一水素ナトリウム塩。白色の微細な結晶。加熱すると二酸化炭素を発生して炭酸ナトリウムとなる。水溶液は弱アルカリ性。医薬品・消火剤な...

  • 栗ご飯

    朝晩冷え込むようになって、ホクホクと栗ご飯☆彡🌰「くり」の由来には諸説ある。その一つに、皮の色が黒いことに由来するという説があって、明治初期の辞書『言海』に「皮ノ色ノ涅(クリ)ナル意カ」とある。「涅」は「くり」と読む。黒い色という意味で、水の中の黒土(黒の染料になる)を指す言葉でもある。出典:『言海 日本辞書 第1-4冊』(1889-1891)---くり(名)涅 [黒(クロ)ノ転カ](一) 水ノ中ニアル黒キ土ノ名、黒キ...

  • りんごのパウンドケーキ

    秋もすっかり深まって、気がつけばもう11月🍂スーパーにはきれいなリンゴが所狭しと並んでいる。今日はりんごのパウンドケーキ☆彡 ◇古くはリンゴのことを「利宇古宇(りうごう)」と呼んだらしい。「りうごう」が訛って「りんご」になった。🍏平安時代中期に編纂された辞書『和名類聚抄』の「林檎」をみると「和名 利宇古宇」とある。出典:『倭名類聚鈔20巻[9]』(元和3 [1617])明治初期に編纂された『言海』にも「りうごう」...

  • トルテリーニのトマトソース

    今日はトルテリーニのトマトソース☆彡 ◇トルテリーニ(Tortellini、単数形:Tortellino)クロワッサンの両端を折り曲げたような小さな指輪型のパスタ。なかにはラビオリのように詰め物がされている。イタリアのエミリア=ロマーニャ州生まれのこの不思議な形のパスタは、ヴィーナスのおへそに着想を得て作られたとされる。出典:Wikimedia commons「Sandro Botticelli - La nascita di Venere」イタリアの「Barilla(バリ...

  • いくらの軍艦巻き

    ぐんかんまき【軍艦巻(き)】(形が似ているところから)握った寿司飯の側面を大きめの海苔で巻き、飯の上にウニ・イクラなどをのせたすし。軍艦。出典:デジタル大辞泉(小学館)「軍艦巻」 ◇Wikipedia「軍艦巻」「銀座久兵衛」によると、軍艦巻きの発祥は、東京・銀座の高級すし店「銀座久兵衛」で昭和16年(1941年)に考案されたとある。昭和16年というと、ちょうど太平洋戦争が始まった年で、戦艦大和を初め多くの軍...

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