春の天候を表すキャッチコピーとでもいうのか「降る」「吹く」「ドン(曇)」と表現されるという。春雨とは、風雅なもの、濡れて見たくなるような夢を育む雨、などと流暢に構えていられたのは昔のこと。この頃の春雨は土砂災害や増水事故を起こしてもおかしくないほど降る。ときに局地的な大雨をもたらすという。風も、春風と言われるように草原や高原を爽やかに吹き抜ける、そよとした風は歓迎するが、春の嵐や突風となれば、大雨と同じかそれ以上に山を襲い怒らせ川を狂わせる。これが春の気候は。降る、吹くである。そしてドン。曇り空が多い、つまりいつ降るやら晴れるやらよー分らん。春の気紛れお天気。今は女泣かせではなく、男泣かせの雨、気紛れお天気である。ただね、この季節の雨を待ち望むのは、農家はもちろん、家庭菜園に精を出すわたしたち菜園仲間も同...「春の雨」