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2014/06/22

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  • 大相撲の因習と近代化

    今物言いはビデオを参考にしている。だから物言いがついても勝負結果を間違うことはなかった。これしか見てこなかった相撲ファンにはこれが当たり前に映る。しかし、ビデオを参考にする以前は違っていた。 <物言い

  • 曙に迫った力士 完敗した力士

    曙の死去にともなってライバル若貴との対戦成績がクローズアップされた。ただ、優勝決定戦が含まれていなかった。優勝決定戦は番外で通算勝利、幕内勝利に加えられることはない。それはそれでいい。しかし、両力士の

  • 理事長・理事の部屋勢力

    一門はかつて巡業をともにする組合だった。本家分家関係を中心としての寄り合い連合だった。現在の一門は理事、副理事を生むシステムに変貌している。 <八角理事長> 🔶高砂一門八角元横綱北勝

  • なつかしく思える若貴・曙の時代

    曙の通夜が14日行われた。かつてのライバル若乃花が弔問に伺った。今改めて若貴・曙の時代が懐かしく語られている。昭和三代人気力士は双葉山・初代若乃花・貴ノ花である。その貴ノ花の二人の息子が相撲界入りした

  • 横綱の年寄率5

    双羽黒は優勝経験がない横綱として記憶されている。双羽黒はそれほど普及していないときに、パソコンを扱うことから「新人類」と呼ばれた。横綱7場所後の昭和62年10月、付け人などが集団脱走したのである。尋常

  • ギャンブルで相撲界から消えた人

    大谷選手の通訳だった水原一平氏のギャンブル問題が大きな話題になっている。その負け金額たるや24億5千万と庶民からみたら天文学的数字である。それを大谷選出の口座から振込していたのだからひどい話である。今

  • 琴ノ若は横綱になれるか

    琴ノ若は新大関の場所10勝5敗でおわった。2ケタ勝利だから及第点である。祖父琴櫻は8勝7敗だった。部屋の先輩琴欧州は新大関の場所10勝5敗だったが、横綱になれなかった。 <琴ノ若> 琴ノ若は一月場所優

  • 曙死去、54歳短過ぎる人生

    曙が亡くなった。闘病生活をおくっていたのは知っていたが、あまりにも若過ぎる人生だった。曙といえば若貴と同期だった。常に出世争いをしてきた。 大関・横綱は曙が早かった。曙は外国出身の初の横綱だった。曙の

  • 2020年12月幕下のホープその後

    2020年12月幕下のホープを2回にわけて掲載した。当時は若ささと幕下の成績を基準にしていた。10人選出した。あれから3年2場所、幕下のホープは今どうしているだろう。 【幕内】 平戸海長崎県出身 境川

  • 尊富士と輪島を比較する

    三月場所、尊富士の初優勝は衝撃だった。新入幕優勝。前相撲から10場所目の優勝。ここまで負け越しなし。十両1場所で突破したなど数々の記録に彩られている。 尊富士は日大出身である。いわば学生出身である。た

  • 2024年五月場所チケット事情

    4月6日10時五月場所のチケットが発売された。それは大阪場所をはるかにこえるスピードでなくなった。半日で15日間のチケットが完売した。琴奨菊が約10年ぶりに日本出身力士優勝をした後1日で全チケットがな

  • 復帰した十両成績

    さる三月場所、ケガで番付を下げていた若隆景が十両に復帰した。初日から7連勝で大勝ちすると思いきや最終成績は9勝6敗で終わった。十両復帰を好成績で飾れなかった。現役で十両復帰を迎えた力士の成績はどうであ

  • 琴櫻という力士

    大関琴ノ若が五月場所から琴櫻を名のることになりそうである。琴ノ若の祖父であり、父琴ノ若の師匠でもある。今のように部屋の力士全員に、頭に琴の字をつけたのは、元琴櫻の佐渡ヶ嶽の代から始まった。 琴櫻とはど

  • 照ノ富士の横綱勝率・優勝率・出場率

    一月場所で復活優勝した照ノ富士。三月場所は一転して負けが込み過ぎて休場した。相撲内容もお粗末過ぎた。やすやすともろ差しを許し過ぎた。その結果3連続金星配給という結果をもたらした。 <照ノ富士> 照ノ富

  • 幕内優勝経験者11人時代

    尊富士の優勝で11人になったものがある。それは幕内優勝経験者の現役数である。11人あげられれば、あなたは相撲通である。 <優勝尊富士> 照ノ富士貴景勝御嶽海霧島玉鷲豊昇龍朝乃山大栄翔正代尊富士若隆景

  • 翔猿の珍記録

    三月場所、幕内休場力士は6人だった。多い反面、再出場した力士がいた。翔猿である。それも不戦敗の翌日に出場という珍しいカタチでの再出場となった。まさに珍記録となった。 <翔猿> 翔猿は10日目に休場した

  • 横綱の年寄率4

    北の富士は引退後九重(元千代の山)部屋から独立し井筒部屋をおこした。昭和50年のことである。ところが思いがけず、師匠の九重が51歳で永眠した。昭和52年のことであった。思いがけず、井筒部屋と九重部屋は

  • 入幕2場所目の尊富士はどこまでやる

    三月場所千秋楽、足のケガをおして出場した尊富士は豪ノ山に勝利して優勝を決めた。感動的な新入幕優勝となった。五月場所の尊富士の番付は5枚前後が予想される。5枚目だと微妙で横綱・大関との対戦圏内ではなくな

  • 2024年3月大相撲Q&A

    Q 幕内力士が最も多かったのはいつですか。 A 昭和32年春場所です。東西23枚で58人いました。当時の横綱は千代の山・栃錦・吉葉山・鏡里でした。 <栃錦のブロマイド> Q 旧両国国技館はどれくらい災

  • 宮城野部屋の今後

    大阪府立体育館では異例の応援があった。「宮城野部屋がんばれー」が宮城野部屋力士登場に対しての声援だった。また館内の客席の壁に宮城野部屋がんばれの紙が貼られていた。さらに、宮城野部屋閉鎖反対の署名サイト

  • 尊富士栄光の日

    3月24日は尊富士栄光の日であった。三月場所優勝表彰式は20ある。これに君ケ代、優勝インタビューが加わる。現代は写真で見せる時代。テレビにうつらない表彰も含めていくつかピックアップしてみた。

  • 似て非なる場所

    三月場所は新入幕尊富士が優勝、入幕2場所目の大の里が最後まで優勝を争った。これと似た場所はあったのか。似て非なる場所が思い出される。その前に110年ぶりと称する新入幕優勝についてふれておきたい。 それ

  • 2024年三月場所総評

    ★今場所の優勝争いについて 結局新入幕尊富士と入幕2場所目の大の里の争いとなった。まだ大銀杏をゆえない二人となった。尊富士・大の里はよくやったし、期待できる逸材であることは間違いない。しかし、ほかの力

  • 2024年五月場所私製番付

    予想番付ではなく、私製番付であることをまずお断りしておく。幕内といっても横綱・大関と対戦する力士とそうでない力士に分かれる。それを同一に扱うのは合理性に欠ける。またケースによって横綱・大関との対戦数が

  • ■24春千秋楽 ケガの中出場の尊富士が初優勝

    大阪府立体育館向こう正面二階通路にメディア関係者が集結していた。何をしているのか聞いてみると「取材」と答えた。推測すると前日足を負傷した尊富士は休場か出場かの情報交換をしているのでは。なお、大阪府立体

  • ■24春14日目尊富士痛恨の2敗!優勝は千秋楽決着

    貴景勝が8勝したとたん休場した。令和2年七月場所以来2度目である。印象は良くないが、やむを得ない面がある。情報通によるとケガの状態がよくなく、勝ち越せば休場すると聞かされていた。このあたりが貴景勝の限

  • ■24春13日目 明暗を分けた3敗組

    本日取組開始は11時15分だったが、30分前に館内にはいいった。大阪の知り合い達と日本酒を酌み交わしながら相撲談義。土俵の目撃者をよく読んでくださる読者に感激。三段目途中まで一緒に観戦した。元幕下の千

  • ■24春12日目尊富士連勝ストップ!それでも後続に2差

    尊富士を止めるのは誰かが焦点になると書いた。残りの対戦相手で最も可能性のある力士が大関豊昇龍であった。また対戦があとになればなるほど研究できる。ただ、どういう相撲になるかはまったく予想できない。ひょっ

  • ■24春11日目 尊富士、大関琴ノ若戦も突破

    難波に着いたら強風が吹き荒れていた。木々の枝は曲がり、のれんは巻き付き、帽子は脱ぐかおさえていないと間違いなく飛ばされる状況だった。何かの予兆なのか。何がおきても不思議でない相撲が起きている。 <尊富

  • ■24春10日目出足に優った尊富士が大の里を粉砕

    京都の古いなじみの方と大阪府立体育館で再会した。メールをいただいて座っている位置は把握していた。マニアックな大相撲問題をいただいた。続いて大阪在中の宇良ファンと再開した。名古屋や東京で会うこともある。

  • ■24春9日目阿炎を圧倒した驚異の新入幕尊富士

    東京からまた一人、相撲仲間が大阪府立体育館にやってきた。一月場所以来の再会である。しかも席が近かった。いつも差し入れ本当にありがとうございます。 ●尊富士対小結阿炎新入幕尊富士が幕内後半に登場した。小

  • ■24春8日目尊富士全勝で勝ち越し!大関に2差

    大相撲は中日を迎えた。大阪府立体育館内は熱気であふれた。東京から相撲仲間が再び来た。大阪の知り合いとも再会した。 ●尊富士対竜電新入幕尊富士の勢いが止まらない。今日は竜電相手に押しから右四つ。常に前に

  • ■24春7日目大の里に土!新入幕尊富士唯一の全勝

    2勝4敗3連続金星を配給した照ノ富士がついに休場した。今場所はやたらもろ差しになられ、なすすべなく敗れた。この状態を続けるわけにはいかなかった。しかし、照ノ富士は先場所の優勝者である。こうも様変わりし

  • ■24春6日目安易な負け方で3連続金星配給となった照

    ●横綱照ノ富士対隆の勝剣翔、金峰山に次いで照ノ富士の休場が危ぶまれたが、出場した。出場する以上、横綱にふさわしい相撲を、と期待したがそれはことごとく裏切られた。まず、隆の勝に簡単にもろ差しを許した。も

  • ■24春5日目 瓦解した横綱・大関陣

    チケットをもぎられ、館内に入ると3点セットが渡される。取組表、地方場所特有のカラー読物、そして特別号外のパノラマ大相撲三月場所である。さらに進んで左に曲がると千代の国、石浦の引退大相撲のチケット売り場

  • ■24春4日目 もろ差し対策が無策の照ノ富士

    座席を探す方が必ずいるものである。大阪府立体育館の座席は協会が独自で指定している。土俵に向かかって右ら左に数字が増えていく。外国人だと正・東・西・向の漢字がわからず、混乱することがある。4日目も当然満

  • ■24春3日目 調子を上げてきた照、気になる貴

    冷たい雨がふりしきる大阪。普段なら外出は控えるところだが、大相撲があるなら話は別である。台風のときも雪のときも国技館に通った。館内に入るといつもより出足が遅いが、幕内にはいると満員になった。 ●大関霧

  • ■24春2日目 横綱・大関4勝6敗負け越しスタート

    3月とはいえ、まだ肌寒い大阪。熱戦であったまるかというとそうはいかなかった。 霧島は熱海富士に右差し低い体勢をつくった。左上手が取れない熱海富士だが動かない。胸があった体勢から熱海富士がいくぶん頭をつ

  • ■24春初日 気になる照ノ富士の敗戦

    チケットはすでに完売御礼である。15日間満員御礼が続くことになる。コロナ後最速で売り切れた。八角(元北勝海)理事長の協会ご挨拶でも触れたほどである。珍しいことである。 さて、今場所最大の注目は新大関の

  • 2024年3月 お知らせ 賢明な読者の皆様へ

    土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。足を使い、この目で見た生の大相撲をお届けするために、三月場所の初日から千秋楽まで大阪府立体育館で観戦します。 ホテルはいつも大阪府立体育館へ

  • 2024年三月場所直前考

    1横綱4大関で迎える三月場所。層が厚くなったことで平幕優勝は難しくなった。混迷の時代は終わったのか。場所前誰が優勝するか予想できない、という意味では終わっていない。 <優勝照ノ富士> 昨年照ノ富士は優

  • 入幕2場所目の大の里 十両1場所突破の尊富士

    一月場所の新入幕大の里は大活躍であった。横綱照ノ富士、大関豊昇龍、優勝同点の関脇琴ノ若と対戦した。力及ばず敗れたものの11勝4敗の好成績をあげた。人によっては横綱戦はやりすぎという見方があった。 これ

  • 旧井筒の系統

    昨年12月元寺尾の錣山が死去した。60歳という若さだった。近年定年前に亡くなる親は少ない。一月場所、所属力士は錣山部屋で土俵にあがった。場所後元豊真将の立田川が正式に錣山となった。 <霧島> 今年の4

  • 新大関琴ノ若の強敵・要注意

    三月場所、琴ノ若は新大関として登場する。新大関はどこまでやるか。先輩大関貴景勝は途中休場、霧島は6勝、豊昇龍は8勝で終わっている。けして期待に応えたとはいいがたい実績である。勢いがある時は誰でもよく見

  • 理事長の任期5

    元栃錦は任期がまだあるなか、理事長をライバルの元若乃花の二子山に禅譲した。それだけに子山理事長の任期は約3年2カ月と短期になった。立ち合いの待ったに罰金を導入したが、悪いのは待ったしたほうとは限らない

  • 三月場所大相撲中継に異変あり

    三月場所初日まで1週間に迫った。すでにチケットは完売である。多くの相撲ファンはテレビで観戦になる。しかし、その大相撲中継が通常とは異なることになりそうである。 <大阪場所の相撲風景> 大相撲中継の天敵

  • 横綱の年寄率3

    昭和36年1月年寄の定年制が始まった。元元双葉山の時津風から対象になった。その時津風理事長は思いもよらず昭和43年12月に逝去した。巨星堕ちる。56歳だった。 <時津風(元双葉山> 翌年元羽黒山の立浪

  • 照ノ富士は10回優勝を達成できるか

    さる一月場所、休場続きだった照ノ富士が復活優勝を遂げた。それも琴ノ若を追いかける展開となって自力で並んだ。さらに優勝決定戦でも琴ノ若を一蹴し、9回目の優勝となった。ここまできたら10回目を目指すのは当

  • 理事長の任期4

    武蔵川理事長の後を受けて理事長に就任したのは元栃錦の春日野であった。出羽一門による継続である。それだけにすんなりとはいかなかった。立浪・伊勢ヶ濱連合が元照國の伊勢ヶ濱を担ぎ出したのである。これに元佐賀

  • 横綱の年寄率2

    昭和戦前に引退した横綱の年寄率を見ていこう。宮城山 年寄白玉→芝田山部屋 48歳死去3代目西ノ海 年寄浅香山部屋 42歳死去ともに病死で年寄としては短期間で終わっている。 <宮城山のブロマイド> 常ノ

  • 尊富士の出世街道

    尊富士は幼少のころから相撲を取っていた根っからの相撲少年であった。中学のときには白鵬杯に参加している。進学は相撲の名門鳥取城北高校であった。さらに大学は日大へ進んだ。相撲部では輝鵬と同期であった。 2

  • 2024年三月場所番付を読み解く

    三月場所の番付が発表された。新大関の琴ノ若は途中休場の貴景勝の風下に立った。これは当然のことではない。北の富士・玉の海が新横綱になったときは全休の大鵬より上位に位置した。栃東以前はこれが当然だった。ど

  • 理事長の任期3

    元双葉山の時津風理事長急逝後、理事長となったのは元出羽ノ花の武蔵川であった。出羽ノ花は現役時代前頭筆頭が最高位であった。そんな武蔵川がどうして理事長になれたのか。それは簿記を学び経理を担当し、協会の財

  • 暴力事件これから

    暴力事件の処分はくだされた。北青鵬の引退勧告、師匠の元白鵬の宮城野2階級降格及び減給。さらに師匠代行が置かれることになった。師匠宮城野と北青鵬が部屋の前で反省とお詫びをして幕を閉じた。北青鵬はその場で

  • 北青鵬引退、宮城野降格の結末

    日本相撲協会は臨時理事会を開き、北青鵬と師匠元白鵬の宮城野の処分を決定した。北青鵬は部屋での暴力が続いただけでなく、金銭トラブルもかかえていたという。引退勧告処分となり、北青鵬は引退届を提出した。解雇

  • 大相撲Q&A

    Q 御前掛かりとは何ですか 天覧相撲における土俵入りで、正面を見て4人5列くらいに並びます。四股を右2回左1回踏んでそんきょします。場内アナウンスで紹介されて立ち上がり礼をしてさがります。昭和天皇の天

  • 横綱の年寄率 1

    現役の横綱年寄は横綱の代でいうと北勝海以降である。北勝海から稀勢の里まで12人の横綱がいる。亡くなられた方はいない。現在年寄でいる元横綱は7人である。貴乃花が離職しなければ13人であった。現在の横綱年

  • 理事長の任期2

    元常ノ花の出羽海理事長の自殺未遂を受けて理事長に就任した者が元双葉山の時津風であった。時津風理事長がまず手をつけたのは、月給制であった。これまで力士の待遇改善を求めて数々の事件がおこった。生活の安定を

  • 平成・令和外国出身力士の優勝率

    外国人力士といえば高見山しかいなかった時期があった。その後ハワイが一代勢力になっていった。さらにモンゴが次から次へと続いた。ヨーロッパからも来た。高見山は関脇だったが、大関、横綱になるにつれ、優勝がつ

  • 理事長の任期1

    現在の理事長は元北勝海の八角である。理事長の座を脅かす者は見当たらない。昨年は還暦の土俵入りを披露したが、定年まで務めると12年半の任期になる。もっとも定年前に身を引くこともあり得る。 <八角還暦の土

  • 大鵬最晩年の珍記録

    大鵬時代はいつ終わったのか。柏鵬時代という言い方はあったが、実態はともなわなかった。柏戸は大鵬に差をつけられ、本当は大鵬時代であった。筆者の見方は、大鵬時代は昭和44年五月場所までである。大鵬が30回

  • 2024年三月場所チケット事情

    大阪の相撲熱はすごい。2月10日が一般発売だが、初日で完売に近かった。そして時間の問題で完売になった。チケットぴあは予定枚数終了となっている。チケット大相撲は15日間すべての席種で×マークである。 昨

  • 新十両を目指す幕下の年齢構成

    力士になったら最初に目指すのが十両である。十両は月給がある。締め込みがカラーになる。化粧まわしをつけて土俵入りができる。羽織袴が着られる。要するに養成員から資格者になるわけである。 <一月場所番付最少

  • 現役元大関の成績

    現在元大関は高安、朝乃山、御嶽海、正代の4人が現役である。以前、栃ノ心もいたのだから元大関はけっこういたことになる。ここ1年以内で3人の大関が誕生したのだから、新旧交代したともいえる。しかし、元大関に

  • 4大関時代の優勝事情

    三月場所、琴ノ若が大関に昇進することで久々に4大関になる。1年前は貴景勝の一人大関だったのだから様変わりである。4大関は令和3年七月場所以来である。白鵬が最後の優勝を全勝で飾った場所である。 そのとき

  • 2024年2月年寄株事情

    年寄株は現在105ある。これは昭和2年の東西合併により東京大相撲85と大阪大相撲17が合わさって現在にいたっている。関取が70人だからそれよりもずっと多いことになる。番付削減を実施した元双葉山の時津風

  • 第48回大相撲トーナメント見聞記

    48回目の大相撲トーナメント大会が国技館で開催された。いつも通り日曜となった。お客さんはそこそこ入った。ただ国技館に来る時間差はそうとうあった。幕内が始まってだいぶたってきた方がいた。正面マス席の立て

  • 昭和・平成7横綱に玉砕した力士3

    貴乃花は元大関貴ノ花の息子として入門から注目されてきた。そんなファンの期待に応え、直近5場所中3場所優勝して横綱にまで上り詰めた。22回優勝して一代年寄にまでなった。3代目若乃花は実兄である。 <貴乃

  • 昭和・平成7横綱に玉砕した力士2

    素質、素材からやがて貴ノ花と大受、2人の貴受時代が来ると思われた時期があった。また魁傑・貴ノ花・輪島の魁貴輪で賜杯を阿佐ヶ谷で独占するのではと予測されたことがあった。実際輪島に対抗したのはあとから来た

  • 昭和・平成7横綱に玉砕した力士1

    照ノ富士は霧島、琴ノ若、豊昇龍に一度も負けていない。琴ノ若は優勝決定戦を含8連敗中である。豊昇龍は不戦敗を含め10連敗中、霧島は11連敗中と2ケタに達した。さて、昭和・平成7横綱の2ケタ勝利無敗はどれ

  • 2024年年2月大相撲ショート

    一月場所、琴ノ若は大関を狙う場所とは誰も思っていなかった。ところが、あれよあれよという間に勝ち進んで、大関に駆け上がった。8勝-11勝できた正代は13勝優勝で大関に昇進した。これも琴ノ若のケースに近か

  • 大関琴ノ若は大関琴櫻を超えられるのか

    琴ノ若が大関に昇進した。祖父大関琴櫻と同じ26歳だった。琴ノ若は1場所だけ琴ノ若で今後は琴櫻を名のるという。琴ノ若は祖父の大関時代を超えられるのか。 ●新大関の成績新大関琴櫻は8勝7敗だった。これは新

  • 貴景勝の大関負け越し率

    さる一月場所、大関貴景勝は早々と休場した。頸椎症性神経根症で場所前から首の痛みを訴えていたという。ケガはやむをえないが、またも角番となってしまった。 <一月場所貴景勝休場> 貴景勝の法則がある。その一

  • 栃ノ心引退断髪披露大相撲レポート

    天気予報に反し、霧雨のなか栃ノ心引退大相撲が施行された。10時半開場だったが、両国へは9時40分頃着いた。正門は入場を待って並んだ方々で栃ノ心の様子はうかがえなかった。しばらくしてほかの場所から見ると

  • 連続写真で見る宇良の伝え反り

    一月場所千秋楽は優勝争いをしている照ノ富士と琴ノ若に注目が集まっていた。当然といえば当然あった。そんなかで驚きの相撲があった。宇良が竜電に決めた伝え反りであった。 伝え反りとはどんな技か。連続写真で分

  • 記録でみた横綱対関脇の優勝決定戦

    さる一月場所の優勝は横綱照ノ富士対関脇琴ノ若の優勝決定戦で行われた。照ノ富士が優勝して幕を閉じた。横綱と関脇二人だけで優勝が争われたケースは14回目であった。優勝決定戦が始まったのは昭和22年年6月か

  • 佐渡ヶ嶽部屋代々

    佐渡ヶ嶽部屋から大関琴ノ若が誕生した。これで佐渡ヶ嶽部屋はこれまで1横綱6大関を生み出してきたことになる。横綱琴櫻、大関琴ヶ濱・琴風・琴欧洲・琴光喜・琴奨菊・琴ノ若である。ここまでくれば名門である。佐

  • 新大関琴ノ若論

    1月31日、琴ノ若の大関が正式に決定した。協会から元琴欧洲の鳴戸と元大寿山の花籠が使者として立った。伝達式で琴ノ若は「大関の名に恥じぬよう感謝の気持ちをもって相撲道に精進してまいります」と口上を力強く

  • 2024年一月場所総評

    ★優勝争いについて 12日目を終了した時点で横綱・大関3人が2敗、関脇琴ノ若が1敗という近来稀にみる展開だった。しかも4人は13日目以降直接対決するのだから最高潮で最終盤を迎えた。 <優勝照ノ富士>

  • 2024年三月場所私製番付

    幕内力士は横綱・大関との対戦圏内とそうでない2部制である。だが、一月場所は複雑な様相を見せている。関脇大栄は横綱照ノ富士との対戦がなぜかなかった。また照ノ富士と同部屋の熱海富士・翠富士は当然対戦しない

  • ■24初千秋楽 照、琴を制して復活優勝

    2敗琴ノ若対翔猿琴ノ若は落ち着いて翔猿の動きを封じた。上手を取って首をおさえての上手投げを決めた。琴ノ若の勝因は上手をがっちりつかんで翔猿を動けなくした点である。これで3敗霧島の優勝は完全になくなった

  • ■24初14日目2敗で千秋楽にコマを進めた照・琴

    この日思いがけないニュースを国技館で聞いた。豊昇龍が休場したというのである。その結果対戦相手の照ノ富士は不戦勝となった。照ノ富士にとっては一呼吸おく1日となった。 <豊昇龍休場で照ノ富士が不戦勝> 2

  • ■24初13日目 2大決戦を斬る

    1敗単独トップ琴ノ若はついに横綱戦を迎えた。これまで0勝5敗と1度も勝っていない。四つ身になる可能性は高い。そのとき琴ノ若はどれだけ有利になるかがポイントになる。相手に上手を与えない体勢もその一つであ

  • ■24初12日目 4強勝ち抜きリーグ戦に突入

    前日瞬間で相撲を終えた阿武咲。この日は1敗琴ノ若と対戦した。今度こそ激しい攻防が期待された。だが、立ち合い一瞬のはたきで決まった。阿武咲の足が流れた。これでは相にならなかった。 <一瞬の勝負となったコ

  • ■24初11日目 優勝!上位4人の争い

    単独1敗の琴ノ若は王鵬と対戦した。だが琴ノ若の対戦相手としては役不足であった。上位との実績が不足である。上位を脅かす要素がさほどない。相撲は、琴ノ若が安心して取って押し出しで決めた。 2敗霧島は大栄翔

  • ■24初10日目 2024年一月場所の行方

    この日優勝に直結する取組が二番あった。まず、1敗同士の琴ノ若と新入幕大の里戦である。大の里は、体があるし、勢いもある。しかし、相撲はこう展開した。琴ノ若がもろざしで一気に寄った。大の里は万事休すだった

  • ■24初9日目 霧島、薄氷の勝利で2敗死守

    初日は関取休場ゼロでスタートした。だが8日目までで高安・貴景勝・北青鵬・碧山と休場してきた。高安は再休場である。9日目新たに朝乃山・北勝富士・琴恵光が休場した。合計7人。これだけで取組は3番減少する。

  • ■24初8日目 霧島、翔猿に痛恨の2敗

    満員御礼は外国人客に支えられている。ただし、土日は外国人のお客さんが減る傾向がある。今場所8回目の満員御礼のなか、土俵はどう動いたか。 霧島がまさかの2敗になった。翔猿との突き押しの攻め合いから霧島が

  • ■24初7日目 照ノ富士、優勝争いから一歩後退

    照ノ富士の対戦相手は正代である。正直豪ノ山・翔猿ほどの期待はもちえなかった。だが、正代は思いもかけない力を発揮することがある。これまで優勝争う力士を倒したことがあった。 <正代もろざし> 正代は調子を

  • ■24初6日目 上位全勝消え、混戦模様

    上位の全勝が消え、琴ノ若に土がついた。若元春が先に攻め、いなして押し出した。琴ノ若はうまく攻められた。若元春は横綱・大関戦を終え、2勝2敗の結果を残した。難敵であるのは間違いない。 <琴ノ若、若元春に

  • ■24初5日目 豪ノ山完勝!豊昇龍完敗の日

    先場所豪ノ山戦でたち渋った豊昇龍。今場所再び豪ノ山と激突した。どんな相撲になるか注目したが、相撲は豪ノ山の目のさめるような速攻。豊昇龍は残す間もなく西土俵を割った。 <豪ノ山速攻で豊昇龍を破る> 先場

  • ■24初4日目 翠富士十八番肩透かしで霧島1敗

    快調に白星を重ねてきた霧島。対戦相手はまだ初日が出てない小兵翠富士。熱海富士戦、もろざしで快勝した霧島。 だがこの一番は、翠富士がもろざしで霧島を攻めた。これで後手を踏んだ霧島。きめていくが攻めきれな

  • ■24初3日目 逆転相撲の醍醐味

    3日目は逆転相撲の醍醐味の日だった。 豊昇龍は宇良と対戦した。宇良は左下手深く、豊昇龍の腰に食らいついた。万事休すか豊昇龍と思った瞬間、はなったすくい投げで宇良がふっとんでしまった。まさに大逆転の相撲

  • ■24初2日目 照ノ富士暗転の1敗

    照ノ富士が早くも土がついた。対戦戦相手は若元春である。 <長い攻防となった照ノ富士対若元春> 2022年七月場所、両力士の対戦で相撲史に残るハプニングが起こった。相撲は、若元春が左四つ、照ノ富士に上手

  • ■24初 初日 休場明け照ノ富士パワー勝ち

    新しい年を迎えて初の大相撲が始まった。これまでラジオ放送席・向こう正面席は囲まれた箱のような中であった。それが元に戻った。ラジオ放送席は花道の反対側の対角線上に、向こう正面は桝席の一角にあった。舞の海

  • 2024年一月場所直前考

    一月場所はよくも悪くも霧島に焦点があたる。先場所の優勝により今場所優勝すれば横綱の道が開けるとの見方が支配的である。霧島もチャンスととらえ、意欲を感じさせている。現在27歳だが4月に28歳になる。横綱

  • 横綱三役の対戦成績

    近年、小結以上のリーグ戦がくずれている。さる十一月場所では霧島対豊昇龍の大関同士の一番及び若元春対琴ノ若の関脇同士の一番が実現しなかった。こうしたことが常態化した責任は審判部にある。反省がなければ改善

  • 大の里は第2の輪島になれるか

    2年連続アマ横綱になった大の里が入幕を果たした。幕下10枚目格でスタートしてわずか4場所の快挙となった。日体大出身である。十両2場所通過は輪島の4場所を超えた。 <大の里> 学生出身の横綱は輪島一人で

  • 横綱直前5場所の成績を分析

    横綱昇進基準5場所論はNHK解説者だった玉の海梅吉氏が提唱したものである。年6場所制で2場所判断はあまりにも短過ぎる。一時の勢いだけでは判断を誤る。それは3場所も同様である。横綱は常勝が求められ、横綱

  • 大相撲人気を読み解く

    一月場所のチケットが2023年内で完売御礼となった。チケットの売れ行きスピード、残りわずかな席の傾向・移り変わりから完売になるのは時間の問題だった。一月場所は日程の都合で成人の日からはずれている。それ

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