chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 【292】北区西ヶ原 旧古河庭園 茶室の静寂

    六義園を訪れた同じ日、近くの旧古河庭園にも足を伸ばしました。和洋折衷のこの庭園は、洋館前に咲くバラが有名ですが、木々が色付く日本庭園の茶室で過ごすひとときもおすすめです。この庭園は古河財閥が大正時代に造ったもので、現在は国指定の名勝となっています。六義園とセットで入れる「園結びチケット」を買うと50円お得です。 大谷美術館と呼ばれる洋館の前には傾斜のある洋風庭園が広がり、ここにたくさんの種類のバラが咲いています。コロナ禍中でもなかなかの混み具合で、人を入れ込まずに写すのに苦労しました。 傾斜部に造られた西洋庭園を降りて振り返ると、今度は紅葉と洋館の組み合わせ。 洋館とは趣がガラリと変わり、茶室…

  • 【291】文京区本駒込 大名庭園の六義園へ

    六義園には何度も紅葉の写真を撮りに来ていますが、このブログに載せるのは初めてかもしれません。徳川五代将軍・綱吉から側用人(そばようにん)として重用された、柳沢吉保の下屋敷と庭園です。訪れたのは2週間前の11月下旬、例年なら見ごろを迎える紅葉ですが、今年は暖かいためか、まだ初期段階でした。世情を反映し、前日までにネットで予約をしないと入園できません。 見どころの多い広大な回遊式庭園の中でも、ここが一番美しいと思っています。渡月橋という名の石の橋がかかっています。もう少し葉が色づいているとよかった。 池の水面に映る紅葉の上を、カモが悠々と。 「心泉亭」という集会所の前に枯れ葉が積もり、荒涼とした雰…

  • 【290】国分寺南町 紅く染まる次郎弁天池

    「都内の紅葉スポット」と検索すると決まってヒットするのが殿ヶ谷戸庭園。国分寺駅から徒歩5分とアクセスしやすい国指定の名勝です。訪れたのが11月21日とフライング、三分くらいの色づき具合でした。仕方ないので、池に映る紅葉を撮るなど少し工夫しました。 この庭園は崖の傾斜部に広がっており、園内には湧水があります。水が流れ込む次郎弁天池の周囲にはもみじの木が多数植わっています。見頃にはまだ早めでしたが、水面のごく一部に紅葉が映り込み、そこにタイミング良くコイが浮上してくれました。 絵のような写真が撮れました。 池を見下ろす高台に立つ紅葉亭。前回行った2016年に比べると↓、今ひとつ。 shooting…

  • 【289】港区北青山 色づく神宮外苑

    今年の都内は紅葉の当たり年かもしれません。最後まで葉が朽ちることなく、長く紅葉が楽しめそうです。11月中旬のやや古い情報ですが、神宮外苑はきれいに色づいています。 Abbey Road風を狙って撮りましたが、あとでレコードジャケットの写真を見たら、もっと斜め上から撮影していました。人の記憶は曖昧。 マスクを着けていない人は見当たらない。マスク姿は写真映えしないので、あまり映り込んで欲しくないのですが…。 曲がってる。 毎年この時期はごった返す銀杏並木ですが、まだ少し早い11月中旬に行ったので、それほどの人出ではありませんでした。 新国立競技場。来夏こそ出番はあるのでしょうか。 JR信濃町駅や慶…

  • 【番外38】埼玉県新座市 平林寺 天然記念物の雑木林

    埼玉県の新座に、平林寺という古刹があります。関東在住の人もあまり名前を聞いたことがないかもしれませんが、創建600年を超える歴史ある禅寺です。14万坪の境内に広がる武蔵野の雑木林は天然記念物に指定され、秋になると赤や黄に色づきます。 訪れたのは11月19日。まだ緑の葉が混じり、見頃にはやや早めでしたが、これはこれで宝石箱のようで息を呑みました。実物の美しさが表現できません。 山門。 灯籠が左右にずらりと並ぶ、とても雰囲気のある通路。ここは入れませんでした。 墓地。光で溢れていました。 もみじ山。 武蔵野の雑木林。境内には、小学生が社会科の授業で習う(東京や埼玉の小学生だけかも)野火止用水も走っ…

  • 【288】墨田区両国 初場所 入り待ちの風景

    浅草橋から自転車で両国橋を渡ったら、国技館に色とりどりの幟が立ち、その後ろに東京スカイツリーが悠然と立つ風景に目を奪われました。初場所真っ盛りの国技館は、関取りの入り待ちをする人で歩道が溢れていました。 総武線の高架をくぐると、目に飛び込んできたのは青空をバックにそびえるスカイツリー、そして両国国技館。場所中のみ幟が立ちます。 午後の早い時間、すでに取り組みが終わった力士が国技館から出てきました。ほとんどの力士がファンの声掛けにきさくに応じていました。 幕内力士からこれから国技館入り。栃ノ心がやってきました。 幕内はたいてい入口までタクシー、そこから歩いて中へ入ります。そのわずかな時間のため、…

  • 【287】台東区上野公園 蓮池に吹く乾いた風

    枯蓮の上を吹く冷たく乾いた風、上空を飛び回る渡り鳥、上野の不忍池に冬がやってきました。寒々とした寂寥感は、米国人画家アンドリュー・ワイエスが描くメイン州の風景と似ている気がします。行ったことありませんが。 超広角で空を見上げて何枚か撮っていると、偶然にも鳥が真上を通り過ぎました。準備できていなかったので、鳥にピントは合っていません。 不忍池のシンボル、弁天様と一緒に。 どこかの民族音楽っぽい曲を演奏していました。 夏には青々と茂っていた蓮。冬ならではの寂しい趣。 骨董を売る露店が出ていました。怖い。 誰かがエサをまき、乱舞状態。 ※Sony α6300で撮影 にほんブログ村

  • 【286】港区七福神巡り 麻布台→芝公園→元麻布→六本木

    明けましておめでとうございます。昨年は後半に入って完全に更新が滞ってしまいました。今年はもう少し頑張ります。引き続きよろしくお願いします。 ここ最近の新年マイブーム、七福神巡り。今年は港区を歩いてきました。このルートの特徴は、なぜか8つの寺社を回ること。「あれ、7じゃないの?」と途中で気づき、やや気が萎えました。それでも今年1年のご利益のため、気持ちを奮い立たせておよそ10キロの道のりを3時間くらいかかって踏破しました。 東京メトロ・日比谷線の神谷町駅で下車し、まずは麻布台の熊野神社へ。ここは恵比寿様が祀られています。ここの社務所で七福神巡りの色紙を300円で購入。最初から各寺社の名前は印刷さ…

  • 【285】台東区上野、令和元年もアメ横で

    すっかり更新が滞り、気がつけば半年が経っていました。そんな怠惰だった令和元年も、最後は上野・アメ横で最後を迎えました。人混み、活気がたまりません。みなさま、良いお年をお迎えください。 大混雑を覚悟していましたが、意外にスムーズに歩けました。 ん? 向こうに何が? 伊勢海老が立派です。 この雑踏に揉まれて初めて一年を締め括れます。 来年はネズミ年、わたくし年男です。ネコに囲まれています。 ※Ricoh GR IIIで撮影

  • 【284】葛飾区堀切2丁目 堀切菖蒲園

    京成線の堀切菖蒲園駅を降りると、東京東部の古い下町感が満載の街並みが広がっていました。紫陽花が咲く、のんびりとした小道をぶらぶらと10分、手入れの行き届いた6000株の菖蒲が咲き乱れていました。 駅を降りて菖蒲園に向かうと、まずは七福神が出迎えてくれます。この地にあった池が大正時代に埋め立てられた後、弁天様が建てられ、時代は下って平成6年にこの像が祀られたそうです。このページが詳しいです➡️http://www.horikiri-s.com/town/7fuku.html 菖蒲園までのアプローチ。下町の住宅街に紫陽花が綺麗に咲いていました。 今年で40周年。江戸時代、いや一説にはその前から堀切…

  • 【283】千代田区外神田 令和初の神田祭り

    令和になって初の神田祭。およそ200基の神輿それぞれに新天皇即位を記念した装飾が施されていました。しかし、もともとは朝廷ではなく徳川幕府のお祭りで、祭礼が江戸城内に入っていたことから、天下祭りと呼ばれるようになったそうです。 氏子町会の神輿が続々と神田明神へ。その数およそ200基。大手町や日本橋といった明神様から通い氏子もいるため、宮入り早朝から夕方まで続きます。 御囃子の音とリズムが担ぎ手を盛り上げます。 神田明神の境内に入りました。多くのギャラリーに見守られ、盛り上がりは最高潮に達します。 伝統文化にも着実にダイバシティーの波が押し寄せています。各町会とも人口が減り、かつての男性偏重では成…

  • 【282】荒川区南千住 貨物駅がある街

    隅田川の西岸、南千住に東京ドーム5個分の広大な空間が広がっています。JRに隅田川駅という駅があります。東北や北海道、北関東と東京を結ぶ一大貨物ターミナル、JR隅田川駅です。江戸時代から水運を利用した物流拠点で、周辺には毛織物の「千住製絨所」、川の対岸にも「カネボウ」など近代工業が発展しました。今は再開発でマンションが立ち並び、隅田川沿いも公園として整備されています。 1898年に開業し、当時から北から運ばれてくる貨物の集積地だったそうです。ここから隅田川を利用し、船で都心に荷物を運んでいたとのことです。今はここからは陸運です。 環境問題に対する意識の高まりとともに、貨物列車に再び脚光が集まって…

  • 【282】千代田区皇居外苑 令和のパレス

    令和元年の3日目、皇居はどんな塩梅になっているかぶらりとしてみました。特別なイベントが行われはいませんでしたが、いつも以上に多くの人が訪れているようでした。浮かれた連休ムードの中、働いている人がここにもいました。4日の一般参賀もこの人たちのおかげで平穏に迎えることができるのだと思います。最後は隣の日比谷公園でネモフィラを撮りました。 新しく手に入れたSEL1018レンズを試してみました。これまで超広角は16ミリ単焦点にワイドコンバーターをつけて撮影していましたが、こちらのほうがキリッと写るような気がします。 宮内庁です。 坂下門から見た大手町。 正門に立つ守衛。 二重橋近く。警官と清掃人。観光…

  • 【280】千代田区千代田 平成最後の東御苑

    何度も通ってきた皇居東御苑。平成の天皇陛下がまだ吹上御所に住まわれてる間に、満開のツツジを拝みに訪れました。 ツツジが広がる二の丸庭園。 日本人よりも外国人観光客のほうが多いように思いました。 二の丸庭園の池の辺りを彩る黄色い花。名前はわかりません。 本丸庭園。大手町のビジネス街を臨む。 平川門につながる平川橋。 ※Sony α6300で撮影 にほんブログ村

  • 【279】足立区鹿浜 スーパー堤防に咲き乱れるチューリップ

    東武スカイツリーラインの西新井駅からバスに揺られて30分、足立区鹿浜に都市農業公園があります。荒川と新芝川の合流地点に築かれたスーパー堤防、その上に作られた公園です。畑や水田が広がり、四季折々の草花が植えられています。堤防を越えた河川敷には、ハッとするぐらい見事なチューリップ畑が広がっていました。 すでに開き気味のチューリップでしたが、春の太陽を浴びて輝いていました。河川敷からはスカイツリーも見えて、多くの人が敷物を広げてピクニックを楽しんでいました。 遠目から。 逆光で撮影すると、赤はより赤色に、白は光を通して輝いていました。 オランダなら風車が背景でしょうが、ここは水門。 まだ桜も咲いてい…

  • 【278】台東区上野公園 盛りを過ぎてもさすがの見応え

    4月第2週の週末、上野の桜は盛りを過ぎて少し散り気味。それでも不忍池の水面に浮かぶ花びらをコイが飲み込んだり、少なくなり始めた花をスズメがついばんだり、満開のときとは違った表情が楽しめました。さすが上野の桜だと改めて思いました。人出もさすがでした。 もっと花びらで覆われた場所に口だけ出てくるところをイメージして待ち構えていたのですが、思い通りにはいきません。20分くらい橋の上で粘りました。 ボート待ち。 桜らしい刹那的な絵を狙ってみました。この日は風がなく、水面が揺れなくて鏡のようでした。 何かを啄ばんでました。この木の下にはカモやハトもたくさんいました。 桜の季節が過ぎると、夏に向けて池は青…

  • 【277】千代田区九段南 光溢れる桜祭り

    都内で夜桜を見るなら千鳥ヶ淵。なぜなら、スポンサー名の書かれた提灯がぶら下がっていないからです。代わりにスポットライトで桜が局部的に照らされています。1インチセンサーのコンパクトカメラで撮影しましたが、手持ちでも感度を6400まで上げればブレませんでした。粒子が荒くなるのは仕方ないと割り切りました。 地下鉄の九段下駅から地上に出て、武道館の入り口である田安門の前から眺めた千鳥ヶ淵。正面右手の桜が輝いているところが千鳥ヶ淵緑道、最大の見どころです。 緑道まで来ました。先ほどとは逆、田安門に向かって撮影しています。 ライトアップされ、輝く桜。夜空とのコントラストが美しい。 今年も大勢の人が千鳥ヶ淵…

  • 【276】墨田区向島 隅田川桜祭りは八分咲き

    今年の隅田川の桜祭りは例年より1週間早く、3月最終週に前半戦が開催されました。都内のソメイヨシノが早めに咲き始めたため、「前倒して正解!」などとテレビの情報番組で取り上げられていましたが、開花宣言以降は気温の低い日が続いたため、けっきょく当日は満開ではなく八分咲きでした。人出は満開でしたが。 隅田公園は、川に沿って墨田区側と台東区側の両岸に伸びています。その2つの公園を結ぶ橋の1つ、桜橋から下流方面を臨みました。 墨田区側の堤。一見、見事な桜のトンネル。でも満開ではなかったので、実際は迫力が今ひとつでした。後半戦の4月1週目の週末は見応えがあったと思います。 桜橋は上から見るとX字型をした特殊…

  • 【275】江東区亀戸 天神さまの梅

    前回の投稿で訪れた香梅園から歩いて20分ぐらい、亀戸天神社に着きました。こちらもまだ2分咲き程度でしたが、たくさんの合格祈願者に混じり、蕾を求めて鳥が来ていました。 種類は分かりません、メジロではなさそうです。この枝にずっと止まっていて、素晴らしいシャッターチャンスをくれました。 この神社に祀られている菅原道真は梅を好んだと言います。敷地内には赤、白300本以上の梅の木が植えられているそうです。境内からスカイツリーがよく見えます。 お宮参りですかね、生後まもない。梅を鑑賞。 こんな凛々しい鳥の姿も。池のほとりにジッとしていました。魚を狙っているのでしょうか。 亀戸天神の心字池には3つの橋がかか…

  • 【274】墨田区文花 かつての梅屋敷「香梅園」

    東武亀戸線というローカルな電車に揺られ、降りたのは小村井駅。めぼしい商店が見当たらない閑散とした通りを5分ほど歩き、小村井香取神社を訪れました。この周辺には江戸時代、梅屋敷とも呼ばれた「小村井梅園」があったそうです。しかし明治時代に洪水で流され、今は神社の境内に「香梅園」として再現され、120本ほどの梅の木が植えられた小さな庭となっています。 訪れたのは2月17日。小村井香取神社ではこの日から梅まつりが始まりました。琴の演奏会が開かれたり、抹茶席が設けられたり、境内はなかなかの盛り上がり。香梅園の梅をたくさん撮影してやろうと気分も盛り上がります。 庭に入る前から梅がお出迎え。 が、ほとんど咲い…

  • 【番外38】静岡県三島市 日本一の吊り橋「三島スカイウォーク」

    全長400メートル、歩行者専用の吊り橋として日本で最も長い「三島スカイウォーク」からは駿河湾、そして富士山が一望できます。2014年に「伊豆縦貫自動車道」が開通すると三島市は通過するだけの街になる恐れがあったことから、人を呼び込むため、民間投資で建設されたそうです。地元の人によると、訪れた日は特に天気が良かったようで、ゆらゆら揺れる橋を渡りながら絶景を拝むことができました。 純粋に景色を楽しむための橋で、渡った先にはお土産物屋やアスレチック施設があるぐらいです。それでもここから眺める富士は大きく(広角で撮影したため小さく見える)、往復1000円を払う価値は十分にありました。 青く輝く駿河湾。 …

  • 【273】台東区上野公園 黄金色に輝く不忍池

    毎年この時期になると、不忍池を見たくなります。黒い池に広がる枯れ果てたハスを見て、寒々とした冬の荒涼感を味わいたいのです。低い位置から斜めに差し込む太陽の光を受け、ハスは黄金色に輝いていましたが、どこか物寂しさが漂っていました。 北から飛んできたウミネコがたくさんいます。ハスの上を飛びながら、池の中の獲物を探したり、人間から与えられるエサを常に探しています。 パンらしき物をゲット。が、このあと落としてしまいます。 不忍池の名物「スズメおじさん」です。いつもベンチに座り、手からエサをあげています。物珍しく寄ってくる外国人観光客にも、「やってみなさい」とエサを分けています。 様々な鳥が入り混じり、…

  • 【272】台東区花川戸 スカイツリーを照らす新春の光

    明けましておめでとうございます。読者のみなさま、本年もよろしくお願いします。もう少し更新頻度を増やすことが今年の目標です。 2019年第1弾は、隅田川から見た初日の出です。浅草寺よりもさらに北、言問橋付近から東京スカイツリーの背後の昇る太陽を拝みました。 上2枚は、台東区と墨田区にまたがる隅田川公園の浅草側から見た風景。 言問橋の西詰から見た風景。夕方のようにもみえますが、東方面を向いて撮影しています。長く伸びる影がアクセントになってくれました。 おまけ。神田川にかかる浅草橋の上から、隅田川との合流地点を臨む。私選・東京百景の1つ。 ※Sony RX100で撮影 にほんブログ村

  • 【271】台東区上野 アメ横の雑踏と有楽町の泡

    すでに日付と年が変わってしまいましたが、2018年の最後はアメ横で雑踏に揉まれ、有楽町のペニンシュラ東京でスパークリングワインを飲んで締めました。みなさま、1年間ブログをお読みいただきありがとございました。2019年もよろしくお願いします。 相変わらずの混雑ぶり。これに揉まれないと、1年を終えることができません。 海産物と洋服屋の皮革製品の匂い。アメ横の匂いは独特です。 毎年行っている台東区役所近くの翁蕎麦が、今年は持ち帰り販売のみだったため、元浅草にある砂場で鴨南蛮をいただきました。ネギと鴨の味が浸み出した出汁で温まりました。 夕方からは有楽町にあるザ・ペニンシュラ東京へ。自宅で紅白歌合戦を…

  • 【270】千代田区有楽町 雨上がりの輝くクリスマス

    朝から降り続いた雨が上がり、日比谷公園で開催中のクリスマス市へ。有楽町駅前の東京国際フォーラムは、濡れたアスファルトがイルミネーションを反射させてきらめいていました。 有楽町から丸の内へ伸びる「丸の内仲通り」のイルミネーションも綺麗ですが、こちら東京国際フォーラムは濡れた地面に光が映り、いっそう華やかでした。 「ザ・ペニンシュラ東京」の車寄せに、ゴージャスなツリーが。みんな立ち止まって写真を撮るので、車の出入りを裁くホテルの従業員が大変そうでした。 ペニンシュラの有楽町駅側入り口には光り輝くクマ。 さて、本来の目的のクリスマス市へ。今年で3回目、毎年12月23日に来ています。夕方近くまで雨が降…

  • 【269】台東区清川 靴のまつり市

    台東区は日本最大の皮革産業集積地です。「あしたのジョー」で有名な泪橋近くにある玉姫稲荷神社では、4月と11月の年2回、靴の安売り市が開かれます。境内には靴屋が、外には財布などを扱う店が並び、多くの人で賑わっていました。 4月の「こんこん靴市」、11月の「靴のめぐみ祭り市」とも最終土曜と日曜に開かれます。神社の氏子のメーカー30以上が出店します。 紳士靴も婦人靴も、2割から8割引き。 私も仕事用に一足買いました。グッドイヤー・ウェルトという製法で作られた、非常にしっかりした一足でした。まだ卸す前の状態のため、ブランドものではありません。 靴を買うと福引券をもらえます。この男性、特等・温泉旅行を当…

  • 【268】台東区千束 今年最後の酉の市

    今年は三の酉まである年。日曜日と重なり、浅草・鷲神社は大賑わいでした。雑踏の中から「良いお年を〜」なんて声も聞こえ、クリスマスをすっ飛ばして大晦日の雰囲気でした。 「繁盛、繁盛、繁盛」という掛け声があちこちから聞こえ、熊手はよく売れているようでした。やはり景気はいいみたいです。 鷲神社に参拝する列の最後尾。まだ路上、境内に入れていない状態です。 酉の市は、鷲神社と長国寺という2つの隣り合う寺社の共催です。こちらは長国寺の門前。こちらの方が幾らか空いていました。 店によって熊手に特徴が。ここは金ピカ。 こちらはチャリティーオークション。熊手を競売にかけていました。 チャリティオークションに出てい…

  • 【267】練馬区光が丘 秋の収穫祭

    銀杏並木が有名な光が丘公園、黄葉のピークを逃した昨年の轍は踏むまいと、今年は1週早く訪れました。が、今年もいまいち。ここ数年は都内の街中を見回しても、あまり綺麗な銀杏の黄葉は見かけない気がします。園内では、地場で獲れた練馬大根など野菜を販売する農業祭りが催されていました。帰りに寄った「大盛軒(たいせいけん)」という中華料理屋はかなりオススメです。 野菜を積み重ねた宝船。 都市農業振興バンド「だいこんRadish」によるステージ。 旧軍の成増飛行場だった広大な園内の林は、黄色、赤、緑がミックス。 もみじはまだ色づき始めた感じでした。 もみじの林を見上げれば。 都内でも、こんなに広い公園が近くにあ…

  • 【266】江東区清澄 清澄公園の色づき

    清澄庭園に隣接する公園です。入園料150円の回遊式庭園と違い、こちらは無料。個人的にはこちらの方が開放感があって好きです。毎年大きなイチョウが見事な黄葉を見せてくれるのですが、今年は夏の猛暑のせいか、あるいは台風の塩害のせいか、色が変わる前に枯れ始めているようです。 桜の葉は綺麗に色づき、木の下に絨毯を作っていました。 こちらが大銀杏なのですが、葉がぼろぼろに。 もみじの紅葉はこらから。期待できそうです。 公園内は至る所で秋を感じることができました。 ※Sony α6300で撮影 にほんブログ村

  • 【265】港区高輪 赤穂浪士が眠る泉岳寺

    赤穂浪士の47人(プラス1)が眠る寺としてあまりに有名です。播磨赤穂藩主の菩提寺で、浅野内匠頭の墓もあります。47人は討ち入り後、本所から泉岳寺まで歩き、主君の墓前に吉良上野介の首を供えたと言います。寺の背後には高輪の台地をが控え、白金まで抜ける住宅街は、坂の町独特の変化に富む面白い散歩コースでした。久しぶりの投稿で、写真多めです。 1612年創立の曹洞宗の寺で、元々は江戸城の桜田門近くにあったそうです。1641年の寛永の大火で焼け、高輪に移転しました。 門前にある懐石の紋屋。食べログ5000に入る人気店のようです。価格もかなりのもの。 浅野家の家老、大石内蔵助の家紋が土産物屋のあちこちに。 …

  • 【264】中央区築地 80年の歴史と新たな一歩

    1935年に誕生した築地市場が、すったもんだの末、いよいよ豊洲に移転します。地の利も良く、やはりここから無くなるのは残念です。しかし、よく考えたら、そもそもこの市場は江戸時代から続いた日本橋の河岸が移ってきたもの。時間とともに、新しい中央卸売市場の形が豊洲で作られていくことを期待します。 市場と言えばターレット。このEV(電気自動車)の先駆けです。新大橋通りの築地交差点で撮影。カメラ目線をいただきました。 新大橋通り沿いの場外市場。日曜日の午前9時ごろ、すでに物凄い人出でした。左手に、せんだって火事になったラーメン屋があるのですが、あまりの混雑にここから進めず、確認できませんでした。 場外市場…

  • 【263】中央区日本橋中洲 コスモスと羊雲

    隅田川は何気に四季のうつろいを感じられる場所です。この時期は川沿いの花壇にコスモスが綺麗に咲き、開けた空に浮かぶ羊雲とともに、秋の訪れを味わえます。毎年ここへ来て写真を撮っていますが、今年は秋の儚い雰囲気を出そうと、花畑が日陰になる夕方に訪れてみました。 花壇があるのは清洲橋のすぐ近く、中央区側の隅田川沿いです。今年はキバナコスモス一種類のみでした。どなたが管理してくれているのか分かりませんが、コスモスの咲く秋とポピーが咲く春、いつも楽しみにしています。築地市場に出る手前、勝鬨橋の近くにもたしか咲いていました。 ※Sony α6300で撮影 にほんブログ村

  • 【262】葛飾区奥戸 都内で彼岸花といえば

    見ごろを迎えた彼岸花、23区内の名所は?と調べてみると、葛飾区にありました。1395年の創建とされる宝蔵院という古刹です。行くにはちょっと不便で、JR総武線の小岩駅から2キロ弱、歩いておよそ20分かかりましたが、赤く染まった境内は確かに綺麗でした。 この週末が満開という産経新聞の記事によると、境内にはおよそ1000株が植えられているそうです。赤、そして白い彼岸花も咲いていました。 境内にはうっそうとした林があり、その奥には水子地蔵が並んでいました。 この中に、一本の木から彫られた古い薬師如来像が鎮座しているそうです。 日が当たると真っ赤です。 この白い花、何という花かわかりませんが、蟻や蝶、蜂…

  • 【261】中央区浜離宮庭園 秋がそこまで

    築地市場近くの浜離宮庭園は、すでに秋の装いです。春に菜の花が咲き乱れる園内の花畑は、この季節はコスモスで埋め尽くされます。キバナコスモスはもう終わりが近く、色とりどりの普通?のコスモスが咲き始めていました。気温は夏並でした… 今まで出番の少なかった魚眼コンバーターを使い、下から煽るように撮ってみました。本当はもう少しコスモスに近づいて遠近感を出したかったのですが、ピントの合う焦点距離があまり短くありませんでした。 こちらは200ミリの望遠レンズで。少し明るめにして花畑の賑やかさを表現してみました。 こちらも望遠レンズで。が、あまりにナイスなシャッターで緊張してしまい、蜂にピントを合わせられず……

  • 【番外37】 鹿児島県奄美市 本土と琉球に挟まれた島

    奄美大島を訪れるのは3度目です。鹿児島県に属していますが、本土とは文化圏が違うように思います。どちらかというと、すぐ隣の沖縄寄りですが、食べ物や建物はそれほど似ているようには思えません。本土と琉球に挟まれた、独特の香りを放つ島です。 訪れたのは8月下旬の1週間。あいにく台風19号が直撃しましたが、過ぎてしまえばそこは島の天気、ころころ変わり、晴れ間もありました。太陽が出ると海が一気に輝きます。写真は倉崎海岸というビーチからの眺めです。 奄美大島に渡った西郷隆盛が暮らした家。西郷さんはこの島で2度引っ越しており、龍郷町のこの家は3つ目の自宅だそうです。住宅は明治期に建て替えられましたが、塀は当時…

  • 【260】東京都清瀬市 武蔵野の森にさまよう戦争の記憶

    8月15日を迎えるに当たり、結核に苦しむ軍人を収容した傷痍軍人東京療養所(現・東京病院)を訪れました。敷地内のうっそうとした森の中に今も残る粗末な掘建小屋。今のように有効な治療薬がない当時、木製の硬いベッドの上で彼らは寝起きし、新鮮な空気を吸って再起を目指しました。セミのやかましい鳴き声が、かえって静寂を際立たせていました。 清瀬市には結核関係の施設が数多く存在します。清瀬駅から東京病院に向かう途中にあるこの日本BCG研究所もその1つ。満州事変が勃発した1931年、増大する結核患者に対処するため、東京府立清瀬病院が設立されたのがその始まりです。その後、ベトレヘムの園や救世軍清新療養園、傷痍軍人…

  • 【259】荒川区南千住 軍需工場から光の球場へ

    かつて南千住に、「光の球場」とよばれた東京スタジアがあったことは、「こち亀」を読むなどして知っていました。しかし、さらに遡ると軍服の生地などを作る軍需工場の跡地だったとは、今まで知りませんでした。工場を取り囲んでいた煉瓦造りの高い塀が、今もひっそりと残っていました。 工場の東側の塀です。「ライフ」というスーパーの駐輪場の横に立っています。1962年から72年までここにあった毎日大映オリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)の本拠地・東京スタジアムの塀の役割も果たしていたそうです。ナイター設備を完備し、「光の球場」と呼ばれたスタジアムは多くの観客を集めたようですが、今は静かな住宅街で、往年の面影は感…

  • 【258】江東区富岡 カメラも濡れる水かけ祭り

    3年ぶり2度目の深川水かけ祭り、今年は本社神輿が練り歩く8月12日(日)が最も盛り上がる年なのですが、天気が写真日和ではなさそうなので、土曜日に行ってきました。神輿にレンズを向け、ファインダーを覗いて集中していると、背後から水がドバーッと。カメラもレンズも盛大に濡れました…。 沿道から神輿に大量の水を掛けるのがこの祭りの最大の特徴ですが、そんな習わしがなくても、今年はそもそも水が必要です。この日も暑い、というか蒸し暑かった。 メインストリートの永代通りでは、交差点ごとに大きなバケツが設置され、水を掛けようと子供達がスタンバッていました。 肩車された小さな女の子も、水鉄砲で。 神輿と神輿が出会う…

  • 【257】足立区西新井 風鈴とラーメン

    会期はすでに終了していますが(今年は8月5日まで)、7月に西新井太師の風鈴まつりへ行ったときの様子をアップします。非常に熱い日でしたが、カラカラという音色で涼んだ後は、なぜか熱いラーメンを食べたくなり、帰りに参道の店に立ち寄ってかき氷とともに注文しました。 足を運ぶのは5年連続。境内にテントが設置され、その下に全国から集まった500種類の風鈴が風に揺れています。 ガラス製の風鈴が庶民の間で広まったのは明治時代だそうです。江戸風鈴が有名なので江戸時代に広まったものと思っていましたが、よく考えたら日本でガラス製造が確立したのは明治に入ってからでした。 いつも平日に来ているせいか、人影まばらでいつも…

  • 【256】江戸川区北葛西 金魚の三大産地

    江戸川区は愛知県弥富市、奈良県大和郡山市と並ぶ金魚の三大産地。もともと養殖が盛んだった深川や本所が明治時代に工業地になると、水が豊富な江戸川区に移ってきたそうです。戦中の食糧不足で池が田畑に転換されたり、戦後の都市化で養殖業者が都外に移転するなどしましたが、今も毎年7月に金魚まつりが開かれ、多くのファンで賑わいます。 金魚の王様、らんちゅう。たしか1万5000円の値札がついていました。 こちらは出目金の色素が抜けたアルビノ種。 水槽内のぶくぶくが涼しげですが、東京はこの日もひどい暑さでした。水槽はテントの下に並んでいましたが、それでも大丈夫なのか心配になりました。 こちらは平置きの水槽。 会場…

  • 【255】台東区上野公園 小ちゃいころの夏の匂い

    「小ちゃいころの朝の匂い、甘い桃の匂いがしてたら、確か夏だった、それが夏だった」ーーレミオロメンの名曲「東京」のこの歌詞を聴くたびに、「ああ、なんか分かる、夏の朝の匂い。でも桃じゃない」という、服の上から背中を掻くようなもどかしい思いをしていました。この3連休の早朝に不忍池のほとりに立ち、蓮の葉の香りを吸い込んだらピンと来ました。これが自分にとっての幼いころの夏の匂いだ、と。 上野広小路側から不忍池に入ると、弁天堂をバックに蓮の花と葉が広がっていました。早朝なのに気温はすでに30度近く。たくさんの水蒸気を含んだ、生ぬるい空気で充満していました。 朝日を浴び、花、葉とも透き通っていました。 弁天…

  • 【254】台東区浅草 ほおずき売り

    暑すぎて何もやる気が起きず、先週撮った浅草寺のほおずき市の様子も、1週間経ってようやくアップする始末です。ほおずき生産者には申し訳ありませんが、素人には鉢の良し悪しが分かりません。買い手の多くは売り子で決めているのではないでしょうか。今年は佐川急便の社員もなぜか売り子になっていましたが、派遣とか請負とか、労働法に引っかかるのではないかと思ってしまいました。 ※Nikon D800で撮影 にほんブログ村

  • 【番外36】神奈川県横浜市中区 なんとなく関内界隈

    仕事で横浜へ行く機会があったので、用事を済ませた後、なんとなく関内の辺りをぶらりとしてみました。横浜港に向かって広い道が伸び、レトロな建物が建ち並び、ビジネス街ながら東京都内よりも落ち着いた時間が流れていました。 みなとみらい線馬車道近くでの仕事を終え、山下公園へ。湿気がありましたが、海からそよいでくる風が心地よい日でした。 氷川丸。 園内にはバラが綺麗に咲いていました。庭園の向こうには横浜マリンタワー、その横には昭和2年に開業した老舗のホテルニューグランド。 海岸通り。右手は北欧料理店「スカンディヤ」、向こうに見えるのはみなとみらい地区のランドマークタワー。 横浜スタジアムから伸びる日本大通…

  • 【253】文京区後楽 こんなところにモネの「睡蓮」

    江戸初期に水戸徳川家の上屋敷内に造られた広大な回遊式庭園です。菖蒲を撮ろうと足を運びましたが、外国人が蓮池のほとりで一生懸命に撮影をしている様子を見て気づきました。モネの「睡蓮」の風景!と。 蓮池の向こうに橋。橋の形がかなり違うし、モネの絵のほうが奥の木々がもっとモシャモシャしていますが、なんとなく似てるような。もしかすると、外国人向けのガイドブックに撮影ポイントとして載っているのかもしれません。 園内にはいくつか池がありますが、睡蓮の花が咲いているのは内庭の池です。 本来の目的だった花菖蒲。 すばらしい咲きぶりでしたが、一本だけ設けられた狭い木道の上を進まなくてはならず、じっくり撮影するのは…

  • 【252】文京区関口 都心に舞うホタル

    都心で生まれ育った私は、これまでに2回しかホタルを見たことがありませんでした。1度目はおそらく40年くらい前、幼いころに千葉県柏市でホタル狩りをしました。虫かごにたくさんのホタルを入れ、自宅に持ち帰ったのを覚えています。2度目は15年位前、夜の西表島で天の川とホタルを同時に楽しみました。そして3度目の今回は、目白の椿山荘。都心にありながら、ここで湧く水を活かしてホタルの産卵と生育をしています。幻想的な初夏の夜となりました。 椿山荘では1954年からホタルの観賞会を開いているそうです。 庭園内の湧水の水質を改善し、産卵から幼虫までホテルの施設で育て、冬に放流しているそうです。 庭園にある三重塔。…

  • 【番外35】茨城県つくば市 霊峰・筑波山

    つくばエクスプレスの開通で都心からのアクセスが便利になり、ちかごろは高尾山と並ぶ人気のハイキングスポットです。大型連休の前半、混雑覚悟で行ってきました。予想を裏切らない人混み、しかし関東平野を見下ろす山頂からの眺めも期待を裏切らない絶景でした。今回は写真が多めです。 始発の秋葉原駅からつくばエクスプレスで終点のつくば駅まで、快速ならおよそ45分。ものすごく近いです。ただし、つくば駅から筑波山までがシャトルバスで50分くらいかかるのが難点です。まずは筑波山神社で参拝してから山頂を目指しました。 といいつつ、疲れるのが嫌いなのでケーブルカーで一気に男体山の山頂へ。神社から麓のケーブルカー駅まで向か…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、konob301さんをフォローしませんか?

ハンドル名
konob301さん
ブログタイトル
Shooting Tokyo
フォロー
Shooting Tokyo

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用