書道歴25年の私がきれいな文字の書き方を研究します。ペン字研究会会友です。
硬筆書写検定・毛筆書写検定ともに1級取得 ペン字研究会 会友 週に1回ペン字教室と、2週間に1回書道教室に通っています。
私のペン習字生活において、なくてはならない筆記具 ハイブリッドテクニカが廃盤になったという情報をネットで得ました。 ぺんてるの公式サイトを確認したところ 廃盤と明確に書かれている情報が見つからなかった為 問い合わせてみました。 以下ぺんてるさんからの回答です。 現在、「ハイブリッド・テクニカ・0.5mm<黒>(KN105-A)」は、 製造と販売が終了しており、弊社にも在庫が無い状況で ございます。長年ご愛用を頂いていたのかと存じますが、 何卒、ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。 なお、「ハイブリッド・テクニカ・0.5mm<黒>(KN105-A)」の 「替え芯(XKFGN5)」に関しま…
筆記具はコピックを使用しています。なかなか慣れるまで使いにくい筆記具ではありますが使いこなせるようになると、綺麗な線がでるようになります。 コピック使用時に特に先生に注意されるところが「ハネ」です。 以前ブログで書きましたが、今回はコピックでの書き方のコツを伝えたいと思います。 ハネの角度は90度がよいといわれています。 ですが、45度くらいになってしまう場合が多く文字が貧相にみえてしまいます。 コツは「縦画を書いたら、ペンを紙から上げる」こと! 「後からハネだけを書くなんて」と 毛筆をやってた方は抵抗があるかもしれませんが、書いていくうちにだんだんと自然にできるようになります。 是非やってみ…
横書きの課題「裏」という字が一番難しかった。やっぱり筆記具は「ぺんてる」の「ハイブリッドテクニカ」。いろいろボールペンを試してみるけど、結局これに戻ってくる。ペン習字の師匠を見てて、こう思った。「なんとなく書いているうちは二流、記憶した文字を書くのが一流」段が上がっていくにつれて、先生の凄さがわかるようになってきた。まだまだ教えてもらうことだらけ。 にほんブログ村
今日は「都」の綺麗な書き方を解説します。 右側の「おおざとへん」よりも、つくりの「者」の書き方が難しい「都」。まずは1画目の横画を「2:1」の割合で書く事を意識してみてください。ペン字は暗記です。ぜひ覚えてください。
今日は「子」の書き方を解説します。よく使う文字なのに、意外とバランスをとるのが難しい字「子」。 1画1画、どこが中心になるかがポイントです。 にほんブログ村
春ももう終わりそうですがバランスをとるのが難しい「春」の字の書き方を解説します。 最初に三角形を描いてから書くと書きやすいです。春夏秋冬の中で一番難しい字だと思いますが是非書いてみてください。 にほんブログ村
先日酒屋に行ったときに「おっ!」と思ったラベル ↓ 月桂冠 米と水の酒 720ml×1本 出版社/メーカー: 月桂冠 メディア: 食品&飲料 この商品を含むブログを見る 会社概要|会社案内|月桂冠 ホームページ よく見ると、「双雲」と落款があったのでやっぱり上手だな~と思いました。お酒のラベルは筆文字が多いので、酒屋に行ったときは字だけみてたりします。いい字を見ると書きたくなるので、早速臨書してみました。 うん。やっぱり楽しい。武田双雲さんの筆文字は、恰幅がよくて穏やかで立派!という感じ。そういえば、本屋でみた「歴史人」という雑誌のロゴもいい字だな~と思ったら、武田双雲さんの字でした。 歴史人…
「風」の綺麗な書き方を解説します。風構えの書き方を最近先生に詳しく教わりました。では早速。 2画目を右上がりに書いてから上げた分だけ1画目より下げて書く所がポイントです!中の「虫」は等間隔になるようにするとさらに綺麗になりますよ。虫の上に付く「ノ」ですが、「一(いち)」を書くようにして左から右に書くほうがバランスがとりやすいです。小学校では「ノ」で習いますが、ペン字の世界では「一」で書きます。※許容の形です。許容の形については↓を参照にしてみて下さい。 「許容の形」ってなあに? 書写の疑問、すべて解決! 教科書・副読本 光村図書出版 「許容の形」ってなあに? 書写の疑問、すべて解決! …
たまに「どうしたらきれいな字が書けますか?」と聞かれます。 私の答えとしては「暗記、練習、ゆっくり書く事」だと思っています。 以前まで私は、何も考えずにお手本をみて練習をしていました。先生に「角度や長さ、位置」について教えられても「バランスがよければいいんでしょ」と思って、覚えようとはしていませんでした。 最近になって、素直に先生の言う事を聞いてみたら上達が早くなったと感じています。 先生は、角度を測るための自作の定規を持っています。こんな感じの↓ 細かいかもしれませんが、教える時に「だいたいこれくらい」ではなく「ここの角度は90度です」と言ったほうが体的に伝わります。 法則を覚えて練習する。…
先生によく言われます。「腹を立てずに字を立てる」と。「大」の字ですが、↓の画像のように書いてる人を良く見かけます。 決して間違いではないんですが、ちょっとしたコツで美文字に見せることができます。2画目を1画目とぶつかるところまで立てて下さい! 1画気をつけただけで、とても美しいバランスの字になりました。 「ハライ」を最初からハラおうとする為、バランスが崩れます。ハライを立てるとバランスのいい字になりますよ! どこまで立てて、どこからハラっているか参考にしてください。 にほんブログ村
花燃ゆ 一 作者: 大島里美,宮村優子,五十嵐佳子 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2014/11/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る 本屋に行ったときに、ぱっと目についたこの題字「花燃ゆ」ステキな字だなと思いました。 書いたのは英漢字書家の国重友美さん。アルファベットと漢字を組み合わせた作品を得意とされています。 <a href="http://www.eekanji.jp/" data-mce-href="http://www.eekanji.jp/">國重友美 オフィシャルサイト eekanji.jp</a> 花という字にもFLOW…
「様、行、材、長、展…」等の漢字にある「ハネ」について。 どう書けば美しく見えるのか?結論から言うと、ゆったりハネるといいです! ↓下の画像は良くない例 ハネに注目してください。このハネの部分をゆったりハネると↓こうなります。 ゆったりとハネると、美しく優雅な文字に見えませんか?ちなみに、速く書くとこのハネを表現するのは難しいのでゆっくり、ゆったり、大回りするつもりで丁寧に書いてみてください。 文字がキレイに見えるテクニックの一つです。 にほんブログ村
今日は現象の「象」の字の書き方について解説します。それでは早速↓↓↓ 2番のハネを中心から少し左にずらしてからハネるところがすごく大事です!「家」とか「豚」にも応用がききますよ。 にほんブログ村
今日は水の書き方について解説します。↓↓下の画像をご覧ください。 特に大切なのは、二画めと一画めはくっつけない事!三画めと一画めはくっつける事!この2点を意識するだけでも違うと思いますので、試してみてください。 にほんブログ村
ぺんてるさんのハイブリッドテクニカというボールペン。太い細いが表現しやすく、綺麗な線がかけます。
今年の4月から5月にかけて書いた九成宮醴泉銘の臨書を展覧会に出したところ 佳作を頂きました。 うれしい限りです。 にほんブログ村
簡単なようで、そうでもない「知」という字にの書き方について。 ポイントは下記の3点です。 3画目を2画目より短く書く(中心線に対して短いという意味) つくりの「口」の開始位置は3画目の隣から 偏の高さに対してつくりの位置は中央にくるようにする 「和」「私」「仁」といった字も偏の高さに対して、 つくりは中央にくるように書くといいようです。 にほんブログ村
「会」「合」「今」などの「ひとやね」の書き方について 簡単なようで難しい「ひとやね」。 ちょっとしたテクニックがあります。 まず、交わる部分の角度は「90°」 角度?細かい!!と思われる方もいると思いますが。 重要なんです。 私も最初は「なんて細かいんだ」と思いましたが、 先生に教えられた角度を覚えて、意識しながら書くと上達が早いです。 そして左の払いより右の払いをが少しあがるように書く。 この2ポイントを頭に入れて書くとうまくいくと思います。 にほんブログ村
私は中学生くらいから、書写検定の1級をとることを目指していました。 当時の先生と、今習っている先生は違う先生なのですが 今習っている先生は検定の指導では有名らしいです。 その今も習っている先生に教えてもらったのが 検定では「古典の香りがするものが好まれる」という事。 小学校から成人するまで習っていた先生から、聞いたことがなかったので ちょっとびっくりした記憶があります。 1級にでてくる楷行草や漢字仮名まじり文の対策として 古典の臨書をする事ををオススメします。 楷行草の場合 楷書は「九成宮醴泉銘」 行書は「蘭亭序」 草書は「書譜」を勉強しました。 漢字仮名まじり文は「和漢朗詠集」 ここの挙げた…
書道を25年もやってるってことは やっぱり文字を書く事が好きなんです。 いつからか文字を書く事を仕事にできたらいいなと思うようになりました。 「筆耕」という仕事があることは知っていましたが、募集がなかなかないんです。 去年、某有名百貨店で筆耕を募集していたので、応募してみました。 応募には履歴書と作品が必要でした。 作品は宛名書きを送りました。 コレです↓ ちなみに下敷きの作り方は、きっこさんのブログを参考にさせていただきました。 筆耕房☆楷書の書き方 会社宛の宛名書きの書き方(縦書き編)|筆耕房☆楷書の書き方 書類審査が通り、面接までいったんですが 面接がぜんぜんダメダメで、緊張しすぎてきち…
雑草までかわいく見える「超ミニ盆栽」の世界がスゴイ! - NAVER まとめ 超ミニ盆栽を知ってからずっと作りたいと思ってた 超ミニ掛け軸を作ってみました。 大きさは、一般的な掛け軸の20分の1です。 画材屋さんで「日本の色」という折り紙と、和柄の紙を買って材料にしました。 製作時間は計ってないけど、1時間はかかってないと思います。 楽しかった! にほんブログ村
先月の課題です。 ここから先生に添削された文字「為」をとりあげます。 赤線がポイントです。 2画目のはらいの起筆を基準として 3画目、4画目と点の位置が赤ラインを超えないように書く!そうです。 ちなみにこの「為」は10回以上書き直しました。 ぜんぜん書けないので赤線をひっぱてから書いてみました。 難しいけど、頭にいれておくといいと思います。 にほんブログ村
古典の臨書課題に万年筆を使ってみたいと思って 東急ハンズでみつけた「ふでDEまんねん」という万年筆を買ってみた。 ↓コレです。 画像はセーラーさんの公式サイトから http://www.sailor.co.jp/lineup/fountainpen/11-0127-2 ペン先が55度曲がっていて、ねかせれば太字、立てて書けば細字というもの。 ということで比べてみました。 ↓つけペンで書いたもの ↓「ふでDEまんねん」で書いたもの 藤原行成「白氏詩巻(はくししかん)」の臨書 線の切れ味はやっぱり「つけペン」のほうがいい。 でも、「ふでDEまんねん」は線の太い細いがとても出しやすい。 つけペンだと…
ちょっと前に習字(毛筆)の先生からだされた宿題がハードでした。 九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい)の臨書。 ↓これだけ書くだけで3時間はかかりました。 ピリっとした楷書を書くと気持ちがいいものです。 以前ブログで紹介した江守先生の本も、九成宮醴泉銘を元にしているとのこと。 楷書のお手本としてオススメです。 ペン字常用漢字の楷行草 作者: 江守賢治 出版社/メーカー: 日本習字普及協会 発売日: 1982/05 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る
今回はこちらの課題から。 掲示文でございます。 (筆記具はコピック) 手直しするべき字は多々ありますが 自分でずーっと書きにくいと感じていた「福」という字を改善したいと思います。 Beforeの字が特別おかしいってことはないんですが お手本と見比べるとやっぱり違うんです。 つくりの「一」「口」「田」の特に「一」と「口」を直してみました。 「一」を長く「口」の幅を短く書くとうまくいくようです。
前回付けペン用のインクについて記事を書きました。 証券用と製図用の違いがよくわからなかったので 「具体的にどう違うのか?」を PILOTさんに問い合わせをしてみました。 以下回答です。 ------------------------------------------------------ お問合せについて(証券用インキと製図用インキ)、 いずれも、黒色水性顔料インキという点では、同じ分類に入ります が、主な違いは次の通りです。 証券用インキ = 製図用インキよりは濃くなく、乾きが少し早い 製図用インキ = 証券用インキより濃く、乾きが遅い とはいえ、現代では烏口やインキで製図をする場面も…
ペン字では筆記具選びがとても大切です。 太い細いを表現したいときは、付けペンを使用しています。 たとえばこんな作品。 かな等の太い細いを表現したい作品は、付けペンを使います。 内容:山深み 春とも知らぬ 松の戸に たえだえかかる 雪の玉水 新古今和歌集 巻一 式子内親王 いつもPILOTさんの製図用インクを愛用しておりまして そろそろインクが切れそうだな~と東急ハンズにいったときに 製図用ともなんにも書いていないインクが売っていたので、買ってみました。 (左端のインクです) しかも製図用インクは通常500円(税別)。買ったインク(※写真の左端)は400円 安さにつられて買ったわけですね。何も考…
先日投稿した横書きの課題から 先生に添削された字を紹介します 先日投稿した横書きは↓ http://bimoji.hatenablog.com/entry/2014/02/09/023517 「酷」の字です。 偏とつくりは1対1じゃないそうです。 「告」の字の四画目を長くするとバランスのとれる字のようです。 確かに左の酷より右の酷のほうが格好いいですね。 なんとなーく字を書いていると、だいたい添削されます。 やっぱり先生はすごい。 まだまだ添削された字があります。 また次回。 にほんブログ村
私が毛筆書写検定1級を取得したのは平成18年です。 いまから8年も前ということに驚いています。 当時の練習作品はほとんど捨ててしまったのですが 賞状課題だけ1枚残っていました。 勉強中の方に参考になればいいかなと思いアップしてみます。 今みるとツッコみたい字だらけです。 漢字よりも平仮名のほうがヘタですね…。 「静」の旧字体と「均」の字は先生に添削されてます。 毛筆の1級は一度目の受験は落ちて、2度目の挑戦で合格しました。 余裕だと思っていた、臨書の問題で落ちた記憶があります。 久しぶりに問題集を引っ張り出してきてみましたが「難しい」ですね。 当時、先生に「受かると思ってなかった」と言われた記…
今月のペン字横書きの課題です。 ちなみに筆記用具はボールペン。 PentelさんのHybrid TECHINICAを使用。 先輩にこのボールペンを教えてもらってから使い続けています。 太い細いが表現しやすく線質もきれいに出やすいと感じます。 気づくとぺんてるさんの筆記用具にお世話になっている事が多いです。 筆ペンもぺんてるさん。 この件についてはまた別の記事で書きたいと思ってます。 いろいろ気になる点はありますが、この横書きの中で特に気になった字は「強」 なんだかバランスが悪いですね。 そんな時は辞書で調べてみます。 直してみました。 ※同じ筆記具を使用しています。 取り込み時の解像度等の関係…
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