Montreux Aftergrow / Yosuke Yamashita

山下洋輔トリオがモントルー・ジャズフェスティバルで、肉食人種をノックアウトした怪演。さすがにみんな、若いなあと思う。「ゴー…

Bobby Hutcherson Live at Montreux

ボビー・ハッチャーソンがモントルー・ジャズフェスティバルに出たときの、ライブ録音。永らく廃盤になっていたので、ストレート・アヘッドなジ…

油井正一 アスペクト・イン・ジャズ<br /><br />

夏に仙台の書店で購入（3241円＋税 にはちと迷った）してから、これまで読んでいる時間がなかった。油井正一（ゆい・しょういち）はスイング・ジャーナルで健筆をふるって…

The Fabulous Fats Navarro vol.1 & vol.2

ファッツ・ナヴァロは自分のバンドを持とうとせずに、サイドマンでいることを選んだ。麻薬で早世したこともあって、演奏を聴けることはバド・パ…

Passion Flower / Fred Hersch

フレッド・ハーシュがビリー・ストレイホーンに捧げたアルバム。曲によってピアノトリオやピアノソロで、ヴォーカルも入ったり…

Permutation / Enrico Pieranunzi

エンリコ・ピエラヌンツィがスコット・コリー、アントニオ・サンチェスと組んだ、一分のすきもなく研ぎ澄まされたピアノ…

Last Dance / Keith Jarrett

「ジャスミン」と同じ録音を集めて出したアルバムで、落ち穂拾いというよりはチャーリー・ヘイデンの追悼になっている。やはりどこまでも美…

Jasmine / Keith Jarrett

キース・ジャレットがかつての盟友、チャーリー・ヘイデンを自宅に招いて30年ぶりに旧交を暖めた。それを間近で見ているような臨場感がある。キー…

Africa / Brass / John Coltrane

インパルスのクリード・テイラーは、アトランティックとの契約を買収してジョン・コルトレーンを破格の条件で迎えた。その第一作はア…

Diary / Ralph Towner

ECMの初期には予算の都合もあったのか、ソロやデュオが多く吹きこまれていた。新しい表現に挑みつつ、「沈黙の次に美しい音」を作り上げていった功績は大…

Bone & Bari / Curtis Fuller

トロンボーンもバリトンサックスも低音楽器ゆえ、縁の下の力持ち的な役をあてがわれやすい。カーティス・フラーがブルーノートで2枚…

テクニクス Technics の復活

パナソニックのオーディオブランド、テクニクスが復活するそうだ。そのきっかけは、ハイレゾファイルのダウンロードが一般的になってきたからだとか。つまり「ハイレゾ対応」のプレーヤー、アンプ、スピーカーなどを売りたいらしい。日本のオーディオが盛り上がっていくのは、純粋に嬉しい。どんなものであっても、オーディオ製品が売れなければ、技術者もパーツも減っていくばかりだ。 ただ僕は今のところ、ハイレゾには手を…

Chet Baker Quartet Featuring Russ Freeman

まだハードバップの影響を受ける前の、まさにクールなチェット・ベイカーを楽しめる。LPでは「Cool Baker」のvol.1とvol.2に分売され…

For Django / Joe Pass

ジョー・パスが、アイドルだったジャンゴ・ラインハルトに捧げたアルバム。ジョン・ピサノのサイドギターとの組み合わせは、ジプシースタイ…

パラゴン、欲しいですか？

車で一時間ほど走ったところに、パラゴンが置いてあるジャズ喫茶がある。その店にいくために車を走らせることはないけど、仕事で時間調整が必要なときには寄ったりする。く…