写真とコトノハ展 Vol.15に、写真俳句を2点、出展します。写真とコトノハ展 を通してたくさんの出逢いがありました。私にとって、最も回数を重ねてきた展示で振り返ると、いろいろな想い出がたくさんの感情と共に沸き上がります。。。今まで観にきて
排ガスの道路に揺れる花が咲く〜写真俳句を詠みます。書芸を組み合わせて。そばに潜む、花を咲かせたい〜
渋谷が好きです。 毎年フジロックフェスティバルへ行っています。 「FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌」を どうぞよろしくお願いします(⌒▽⌒) [FUKUU's photo calligraphy haiku] I compose a haiku with a photograph and calligraphy. A haiku is a Japanese poem of seventeen syllables [in 5‐7‐5 syllabic form]. Welcome to FUKUU's photo calligraphy haiku!
写真とコトノハ展 Vol.15に、写真俳句を2点、出展します。写真とコトノハ展 を通してたくさんの出逢いがありました。私にとって、最も回数を重ねてきた展示で振り返ると、いろいろな想い出がたくさんの感情と共に沸き上がります。。。今まで観にきて
「春の歌」横顔のほとんどほつぺ梅ふふむ窓に陽やざんねんお別れシクラメン首振つてアンパンマンと春の歌沈丁花のバニラアイスクリーム屋さん白辛夷反りかへる端に走り書き薄紅や梅満月のおむつ替へ子の足裏ふんはり春の土匂ふ『炎環』2023年5月号JUG
すみれ組で頑張ってきた冬菫絵:母娘共作俳句:母 炎環2023年新年俳句大会すみれ組のすみれさんたち、進級おめでとう☆JUGEMテーマ:花の記憶
うみをかきました…さかな絵 #吾子 #3歳3ヶ月JUGEMテーマ:花の記憶
断面のめらめらしてる冬苺「ママおむかえにきたよ」木枯し纏ひつつ塗りつぶすクレヨンかをる冬至の夜一陽来復生理の痛さ懐かしき冬日燦燦多摩川にキャラメリゼ俳句:母 炎環2023年3月号 巻頭絵:母娘(3歳)共作JUGEMテーマ:花の記憶
なくなってしまう母娘共作 (吾子3歳3か月)JUGEMテーマ:花の記憶
うす紫の芽独活かな松尾芭蕉(者世越)句 「雪間より薄紫の芽独活かな」 より金子鷗亭先生書(書作2023年1月号)の臨書書初めです。兎年っぽく。フワフワした真っ白な雪の間からまぶしい、うす紫色の芽独活が顔を出したような句に、細い
うさぎの話荒梅雨や帰らうママと手をつなぐ兎の耳しまひこむやう帽子かなぐるぐるぐるミックスジュースひめぢよをん梅雨夕焼コロッケ買つてもらつたのビーズの靴如雨露の水をこぼしつつストローはママの役割夏の蝶梅雨の月ツインテールの跳ねてをり白南風の風
世界中梅雨となりたるひとひかな 〜写真とコトノハ展Vol.14のお知らせ
世界中梅雨となりたるひとひかな写真とコトノハ展が3年ぶりに開かれることとなり吾子の写真俳句を二句出しています。上記の梅雨の写真俳句と、あと一句。立春大吉ママのボールペン奪ふボールペンの句の写真は、もしお近くにお越しいただける機会がございまし
梅雨深し吾子とアヒルのお風呂かな六本の乳歯歯ぎしり梅雨晴れ間蜩のヴェールを抜けし子とふたり盆の月新幹線の夫ひとりしつとりと寝る子と夫と我涼し 炎環2020年10月号 三席JUGEMテーマ:花の記憶
初めての育児はやってもやってもやることが終わっていかず…外に連れ出せる月齢になってきたらコロナ、緊急事態宣言…家に閉じこもる日々が続いていました。やっと、吾子とお出かけできるようになったらハロウィンがあたたかく迎えてくれました。お店も、児童
11月9日〜15日秋の火災予防運動にて、絵葉書が狛江消防署に飾られます。絵葉書の参考に、グッズをいただきました。大きくて赤い消防車が小さくデザインされていると、なんとも可愛いです。やまぼうしが紅く色づき始めて、暑さが身を潜めるのは夜から…
あかちゃんのための絵本どうよう(ぞうさん)いもと ようこ5ヶ月頃から絵本を毎日読むようになりました。ミルクの後、すぐに横になると消化に悪いかなぁと抱っこしながら絵本タイム。この絵本は、会社同期ママのお下がり。腕にしているぞうさんのおもちゃは
『太陽が沈む、視界と引き換えに波音が胸へ。』子供の頃、鎌倉に住んでいて海がすごく近い家で、今でも夢の中で出てくるのは今は無き、鎌倉の家です。鎌倉駅から、自電車に乗って由比ヶ浜沿いの道を走って由比ヶ浜と長谷の間にある家に帰っていました。ほかの
梅雨晴れや鈴は雲の音帯祝腹丸し夏三日月の抱き枕蝸牛単身赴任ぬめり出すできるだけ赤き西瓜を喉渇く紫陽花の葉に穴の開く真昼かな夫ひとり分の荷物やくちなしの香蛇の衣大きな手をもつ引つ越し屋梅雨曇淡きホームに我ひとり守宮啼く自動販売機の灯り蜘蛛の巣
赤子ではなく我が子なり窓紅葉吾子と我外に出ず晩秋去りにけり冬の朝涙流せぬほど小さき吾子と我の黄昏泣きや室の花手のひらにをさまるお尻鏡餅あかごではなくわがこなりまどもみぢあことわれとにでずばんしうさりにけりふゆのあさなみだながせぬほどちさきあ
鮮やかな紅はおしるし星月夜陣痛や夫の手やさし流れ星秋の夜のタクシー病院目指したりのぼりたる分娩台よ薄紅葉帝王切開の腹に産声秋の昼炎環2020年1月号JUGEMテーマ:花の記憶
噛めば鳴る洋梨の午後犬とをりかめばなるやうなしのごごいぬとをりJUGEMテーマ:花の記憶
乾く花あらはな花粉夏了るかわくはなあらはなくわふんなつをはる夏の間、炎帝が居座っている暑さのなかを咲き続ける百日紅。うだるような暑さと遅刻気味の焦りの気持ちのなかでバス停へ向かう道に、いくつもの百日紅が植わっていて、ピンクに揺れる花に力をも
百日紅と青葉のスープ驟雨仕立てひやくじつこうとあをばのすーぷしううしたて炎環2019年11月号JUGEMテーマ:花の記憶
箸袋を作りました。開くとこんな感じ。ランチョンマットも、作りました。ご飯を乗せるとこんな感じ。七澤菜波墨彩教室銀座の和食屋さん 銀座和乃匠にて一回しか使わない箸に箸袋をつけるのは、あらためて考えてみると日本っぽいなぁ〜と。木の箸と、紙の箸袋
今日、夏が来た。天気予報ではとっくに梅雨明けしていたのだけれど、梅雨気分が抜けなくて。今朝、寝室の磨りガラスが真っ青だったから?昨夜、バス停ですごく光る星と右下に瞬くオレンジ色の星を見ていたら、どんどん見える星の数が増えたから?それとも、お
藍にしづむ車窓の街や梅雨の夕あゐにしづむしやさうのまちやつゆのゆふずっと雲のかかっている日の夕暮れは青い。青が濃くなって藍になる。会社帰りの車窓から流れてゆく街を眺めていると街が深い水の中に沈んでいくよう。深い藍の街は静かで落ち着くような。
あぢさゐの星の瞬く頃となりJUGEMテーマ:花の記憶
たんぽぽの綿毛とともに引越せりたんぽぽのわたげとともにひつこしせりショッキングピンクな歌よ花つつじしょっきんぐぴんくなうたよはなつつじバス待てり桜若葉の傘の中ばすまてりさくらわかばのかさのなか段ボールの山岳地帯五月晴れだんぼーるのさんがくち
たんぽぽの綿毛とともに引越せりたんぽぽのわたげとともにひつこしせり令和を新居で迎えました。Moved with Dandelion fluff…つつじがショッキングピンクに咲き乱れ、桜がやわらかそうな薄緑の若葉を茂らせ、たくさんの植物が吐き
梅若葉 花咲くやうに萌え始むうめわかばはなさくようにもえはじむ令和 によせてJUGEMテーマ:花の記憶
にら草のこちらをむいてをりにけりJUGEMテーマ:花の記憶
くたくたに白菜煮たし雲の端熱にバターが溶けて雲のよう白菜は葉先が縮れて雲のよう醤油を回せば空へ昇りゆくビバ!すき焼きJUGEMテーマ:花の記憶
海鳥の足跡と羽冬の浜うみどりのあしあととはねふゆのはま夫の実家の近くは白浜で、冬の渚には人の足跡はついてなくて海鳥の足跡がチラホラ。落ちている貝は色鮮やかな赤で南の国だなぁ、と。白い海鵜の喉のカーブが素敵で近づこうとしたら飛んで行ってしまい
かもめ舞ふ空へ飛行機初凪よかもめまふそらへひかうきはつなぎよJUGEMテーマ:花の記憶
星崎の闇を見よとや啼千鳥 松尾芭蕉『芨の小文』より金子鴎亭書の臨書です^ ^星が闇の寒さに固まって、岬になったようでロマンチックだなぁと★千鳥のなき声が夜の海風や飛沫の中で聴こえたのなら…JUGEMテーマ:花の記憶
空弁のしゆうまいは白冬の雲そらべんのしゆうまいはしろふゆのくも横浜育ちなので旅のお供はシュウマイ弁当羽田空港の搭乗ゲートにはおなじみの崎陽軒ではないけれどシュウマイ弁当が売っていて龍のパッケージがイイペットボトルのお茶と買う飛行機の座席に白
今回も、写真とコトノハ展に参加しています^^写真と俳句を組み合わせた作品を楽しむ展示です。私は2点出してます♪写真と俳句の作品 夕焼けや背筋伸ばして種とばす書と俳句の作品 縁結ぶ道の長きや秋の虹◯写真とコトノハ展Vol.12 2018年10
台風圏たまごを探す針の先たいふうけんたまごをさがすはりのさきJUGEMテーマ:花の記憶
昔買ひたかつたものを見る守宮むかしかひたかつたものをみるやもり『リズムの悪い口語俳句であるけれども、 守宮を作者自身に引き付けて詠んでいて好感を持ちました。 「昔買ひたかったもの」というのも漠然としていますが、 これまで追いかけても叶わなか
月キレイアンビエント日高理樹 @ピラミッドガーデンフジロック、最高ーー☆JUGEMテーマ:花の記憶
私もピックニックに参加かな アカツメクサ足立区花火大会 JUGEMテーマ:花の記憶
キッパリと蕾の割れし夏はじめきつぱりとつぼみのわれし夏はじめ咲いている花もステキですが、蕾がムクムク大きくなっていて薄い膜の向こうで花びらになる部分がゴツゴツしてきてある日、パカッと割れる様子も好きです〜それにしても、帽子をかぶった、小人の
とほくから頬にまつ毛に梅雨入かな炎環2018年8月寒太添削:とほくから頬にまつ毛の梅雨入かなJUGEMテーマ:花の記憶
美しきニラの重なりチヂミ食ふうつくしきにらのかさなりちぢみくふJUGEMテーマ:花の記憶
十薬や好きが根にあり今があり じふやくや すきがねにあり いまがあり 銀漢2018年8月号銀漢2018年9月号 星雲集8月号十句選〜永山憂仔選JUGEMテーマ:花の記憶
薔薇の雨まつ毛に涙ためてをりばらのあめまつげになみだためてをりああ…銀漢2018年8月号JUGEMテーマ:花の記憶
沈丁花仕事は選ぶと決めやうかぢんちやうげしごとはえらぶときめやうか大学の時の友達が退路を絶って、1プロジェクトに2年間かかる仕事をしている。1年間365日休みだし仕事だし、という生活。一般的な定年を考えると、あと10プロジェクトできるかどう
窓に葉の向きて麗らか透けてをりまどにはのむきて うららかすけてをり松前句会JUGEMテーマ:花の記憶
夜に開く木蓮のやうなスカート欲しいよにひらくもくれんのやうなすかーとほしいWANTEDA Skirt Like A Magnolia that opens at night 炎環2018年7月号◆ →夜に開く木蓮のごとスカート欲しい と添削
夢のような場所はすぐそばにあるモノレールは夕暮れの蒼さに飛んで散る寸前の夜桜と若葉が燃え出し始めた柳の間に降りた舎人ライナーに乗って、舎人公園に行きました☆炎環2018年7月号 モノレールは夕暮れの蒼さに飛んで →モノレール夕暮れの蒼さに飛
慌たゞし今年のさくら白きかなあわたゞしことしのさくらしろきかな今年の桜は白い気がする咲くのが早かったから…?気持ちを花に近づける開花に追いつかせるさくら、すっかり見頃だね〜〜気持ちを花に追いつかせようとしているよ足を止めて…見よう…炎環20
春の空花芽尖りて身を預くはるのそらはなめとがりてみをあづく全部自分でやろうとせず 目の前のもの全てに気を張ろうとせず相手を信じたり 流れに身を任せたり目を閉じたり陽の光が差して波が来たら そこは頑張って乗ってみたり そういう風に過ごすほう
君と迷ふ街の裏側月今宵 月光に晒してをりし左耳 きみとまよふ まちのうらがは つきこよひ ぐわつくわうに さらしてをりし ひだりみみ 第54回 創玄展 入選旦那さんの部屋への引越しの真っ只中の展示でした。私の荷物が旦那さんの部屋に向か
梅一輪残し引越準備かな炎環2018年6月号◆JUGEMテーマ:花の記憶
君と迷ふ街の裏側月今宵 月光に晒してをりし左耳 きみとまよふ まちのうらがは つきこよひ ぐわつくわうに さらしてをりし ひだりみみ 自作二句を 木簡風に書いた作品が入選しました。 第54回 創玄展 東京都美術館 2018年3月
満月になりかけてゐし梅二月まんげつになりかけてゐしうめにぐわつ二月はあっという間に終わったようないろいろあったような いくつもの名前を塗り替えてたくさんのものを手放す準備をしていたから背中が痛い … 梅は夜に香って散り始める… 三月から
ラーメンの油滴丁寧春銀河炎環2018年5月号JUGEMテーマ:花の記憶
室の花暗きに種を零しをり むろのはな くらきにたねを こぼしをり 朝顔の蔓に腕が触れたら 真っ黒な種を 真っ暗な種をこぼした 平らな二面と爪先のカーブ カラカラと音を立てた ヒラヒラと花びらをたなびかせる花もステキだけれど 種のカタチも魅惑
立春大吉ホームパーティーの残り味はふりつしゆんだいきちほーむぱーていーののこりあぢはふbeginning of spring with excellent luck中高の友達との懐かしくて、温かくて今を生きているホームパーティー持ち寄りのご
寒の明寄せては返す息は波かんのあけよせてはかえすいきはなみ炎環2018年5月号JUGEMテーマ:花の記憶
「苺」春月や我が輪郭の固まりぬ透明な傘を選べり花の雨満ち足りることの無きひと水菜買ふ小蠅わく鉢を捨てずにをりにけり髪切りて少年のやう著莪の花葉桜やパステル色の服欲す青葉寒振り子を止めぬことに決め栗の花噛みしめぬやう耳回すみどりの夜化粧落とさ
シーサーのゐる朝となり冬日差炎環2018年7月号◆シーサーのゐる朝となり冬日差す →シーサーのゐる朝となり冬日差 と添削JUGEMテーマ:花の記憶
暖房とソファうたた寝してをりぬJUGEMテーマ:花の記憶
数へ日や色々ありて今が在りかぞへびやいろいろありていまがありハートの砂糖の封を破れば紅茶が紅く染まりたる炎環2018年7月号JUGEMテーマ:花の記憶
食むる鳥ドアは冬空に開けり炎環 2018年2月号JUGEMテーマ:花の記憶
平成三十年 写真俳句カレンダー に参加しました。写真と俳句のコラボレーションを楽しむ写真俳句のカレンダーで、全国の写真俳句愛好家の作品を写真俳句連絡協議会が編集しました。印刷版 A3壁掛 1,500円電子版 100円私は、1月です(o^^o
『月白』二の腕の固くありたり酔芙蓉手の甲の真中の熱さ秋灯月白のソファ鞄の置かれをり掻きあげし髪の固さや秋の風月光に晒してをりし左耳スカートの裾のほころび牽牛花左膝の怪我に触れをり鉦叩「酔芙蓉」朝に白い花を咲かせ、午後になると次第に紅を帯びる
札幌から飛び立ってしばらくしたら、夜間飛行のため客室の照明が落とされた。眼下に広がるのは山脈の漆黒と、時折の街明かり。真下の街明かりと、その奥の街明かりを銀に光る針のなみ縫いのような山道がつなぐ。ああ、時折、黒い塊が視界を遮って夜、雲は黒い
秋晴れの表面張力こぼれさうあきばれのへうめんちやうりよくこぼれさうJUGEMテーマ:花の記憶
秋晴れを賽の目に一欠片つまむあきばれをさいのめにひとかけつまむ今だけの期間限定のキラキラ、ピカピカ感を味わう葉が色づけば新しい、美しい世界が開くのだろうけれどJUGEMテーマ:花の記憶
お品書きに誘惑されし秋黴雨おしながきにいうわくされしあきついりand , then …JUGEMテーマ:花の記憶
炎天やいつもの二割くらゐの私歌声をまとひてをりぬ夏の雨あちこちに話の飛びし扇風機病葉を離さずにをりプラタナス蓮の葉のめくれるままや夕間暮れ炎環10月号にて揚句五句にて巻頭をいただきました。俳句は、読んでくださる方の感性にお渡しする文学だなぁ
月光や香り立ちたる電話口ぐわつくわうやかをりたちたるでんわぐち炎環2017年12月JUGEMテーマ:花の記憶
アベリアの花の重みにこぼれたりあべりあのはなのおもみにこぼれたり白く咲いた花がこぼれるように恋したい咲いた花が花びらの重みでこぼれていくように好きと言いたいいつものアスファルトの道を歩く風が吹いて右から手のひらくらいの香りがこちらへ炎環20
青と思ひし朝顔の緋色に咲けり我が身の内よあをとおもひしあさがほのひいろにさけりわがみのうちよ育てていた朝顔が咲いたらピンク色だった緑色の小さな蕾が割れてピンクのスカートがヒラヒラはみ出した朝顔といえば青い花が咲くと思い込んでいたそうか、たく
地下鉄の冷蔵庫めく我は魚ちかてつのれいざうこめくわれはうを電車の車窓に雨が点線を描いて、小さなレンズが現れる夏に開ききった葉の濃い緑色が、雨粒に染まるグレーのコンクリートと交差する雨で湿気が重いけれど車内は冷房が効き過ぎていて、冷蔵庫の中で
熱のある我月の射す水飲めりグラスは外の湿気にたちまち濡れて、指でぬぐうと氷が揺れたねつのあるわれつきのさすみづのめりグラス越しの水は光を帯びて指で触れることはできず、唇から滑り堕ちた炎環2017年11月JUGEMテーマ:花の記憶
世界一かわいい犬や蝉時雨愛しい君を乗せた黒塗りの車はいつもの坂道を登って桜の木を左折して見えなくなった桜は葉を茂らせて夏の終わりの重さに揺れた炎環2017年11月◆世界一かはゆき犬や蝉時雨 と添削JUGEMテーマ:花の記憶
月は三日月月思ふらむJUGEMテーマ:花の記憶
体調のすぐれぬ君や花茗荷たいてうのすぐれぬきみやはなめうが好きな人の体調がすぐれないと悲しい悲しんでいてもしょうがないのでどうしたら良いか考えるまずはありのままを受け入れて。。JUGEMテーマ:花の記憶
ひさしぶりビルの谷間の入道雲会議室には蝉の声炎環2017年11月JUGEMテーマ:花の記憶
ポップコーンはじける仕組み恋蛍ぽっぷこーんはじけるしくみこひほたるPopcornPopping Mechanism glow of a firefly炎環2017年8月炎環2017年9月 ポップコーンはじくる仕組み恋蛍 と添削JUGEMテー
歯車のカチリとはまる夏の空はぐるまのかちりとはまるなつのそらロッキンジャパンは、雨降りのフジロックと比べるとほどよく晴れて、ほどよく曇り空でラクチン。よく手入れされた芝生はふわふわで、座ってステージを待つことにした。虹色の三角形をしたステー
蓮の葉のめくれるままや夕間暮れはすのはのめくれるままやゆふまぐれ蓮の花を見に行ったら蕾で、蓮の葉がきれいに広がっていて風が吹くたび、めくれて白い葉の裏がみえた。風の軌跡だと思った。めくれては戻り、めくれては戻り。フワフワと、絨毯みたい。気持
一年の巡るや今宵遠花火越後湯沢駅から苗場へ向かうシャトルバスは、暗い山道でカーブが続く。夜が暗い事を思い出した。苗場に着くと涼しくて空気に、山の木々や草が吐いたたくさんの酸素が含まれていることを感じて、伸びやかな気持ちになった。(ああ、酸素
炎天やいつもの二割くらいの私JUGEMテーマ:花の記憶
毎日書道展にて本日より、入選作品が展示されています。第69回毎日書道展東京都美術館2017/7/19(火)〜25(火)9:30〜17:30 最終日は14:30閉会※入場は閉会30分前まで人生到處知何似應似飛鴻蹈雪泥中国 宋の蘇軾(そしょく)
毎日書道展に入選しました。内容、規模とも、日本最大級の書道展です。人生到處知何似應似飛鴻蹈雪泥 人生到る処知んぬ何にか似たる応に似たるべし飛鴻の雪泥を踏むに木簡という書体で書きました。応募作品は、3月〜5月にかけて書いていたのですが、、、人
あの人のゐるがごとくに百合かをるあのひとのゐるがごとくにゆりかをる銀漢2017年9月JUGEMテーマ:花の記憶
晴れるやうツツジのドレス選びたりはれるやうつつじのどれすえらびたり若葉色にピンクがお似合いね炎環2017年8月JUGEMテーマ:花の記憶
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写真とコトノハ展 Vol.15に、写真俳句を2点、出展します。写真とコトノハ展 を通してたくさんの出逢いがありました。私にとって、最も回数を重ねてきた展示で振り返ると、いろいろな想い出がたくさんの感情と共に沸き上がります。。。今まで観にきて
「春の歌」横顔のほとんどほつぺ梅ふふむ窓に陽やざんねんお別れシクラメン首振つてアンパンマンと春の歌沈丁花のバニラアイスクリーム屋さん白辛夷反りかへる端に走り書き薄紅や梅満月のおむつ替へ子の足裏ふんはり春の土匂ふ『炎環』2023年5月号JUG
すみれ組で頑張ってきた冬菫絵:母娘共作俳句:母 炎環2023年新年俳句大会すみれ組のすみれさんたち、進級おめでとう☆JUGEMテーマ:花の記憶
うみをかきました…さかな絵 #吾子 #3歳3ヶ月JUGEMテーマ:花の記憶
断面のめらめらしてる冬苺「ママおむかえにきたよ」木枯し纏ひつつ塗りつぶすクレヨンかをる冬至の夜一陽来復生理の痛さ懐かしき冬日燦燦多摩川にキャラメリゼ俳句:母 炎環2023年3月号 巻頭絵:母娘(3歳)共作JUGEMテーマ:花の記憶
なくなってしまう母娘共作 (吾子3歳3か月)JUGEMテーマ:花の記憶
うす紫の芽独活かな松尾芭蕉(者世越)句 「雪間より薄紫の芽独活かな」 より金子鷗亭先生書(書作2023年1月号)の臨書書初めです。兎年っぽく。フワフワした真っ白な雪の間からまぶしい、うす紫色の芽独活が顔を出したような句に、細い
うさぎの話荒梅雨や帰らうママと手をつなぐ兎の耳しまひこむやう帽子かなぐるぐるぐるミックスジュースひめぢよをん梅雨夕焼コロッケ買つてもらつたのビーズの靴如雨露の水をこぼしつつストローはママの役割夏の蝶梅雨の月ツインテールの跳ねてをり白南風の風
世界中梅雨となりたるひとひかな写真とコトノハ展が3年ぶりに開かれることとなり吾子の写真俳句を二句出しています。上記の梅雨の写真俳句と、あと一句。立春大吉ママのボールペン奪ふボールペンの句の写真は、もしお近くにお越しいただける機会がございまし
梅雨深し吾子とアヒルのお風呂かな六本の乳歯歯ぎしり梅雨晴れ間蜩のヴェールを抜けし子とふたり盆の月新幹線の夫ひとりしつとりと寝る子と夫と我涼し 炎環2020年10月号 三席JUGEMテーマ:花の記憶
初めての育児はやってもやってもやることが終わっていかず…外に連れ出せる月齢になってきたらコロナ、緊急事態宣言…家に閉じこもる日々が続いていました。やっと、吾子とお出かけできるようになったらハロウィンがあたたかく迎えてくれました。お店も、児童
11月9日〜15日秋の火災予防運動にて、絵葉書が狛江消防署に飾られます。絵葉書の参考に、グッズをいただきました。大きくて赤い消防車が小さくデザインされていると、なんとも可愛いです。やまぼうしが紅く色づき始めて、暑さが身を潜めるのは夜から…
あかちゃんのための絵本どうよう(ぞうさん)いもと ようこ5ヶ月頃から絵本を毎日読むようになりました。ミルクの後、すぐに横になると消化に悪いかなぁと抱っこしながら絵本タイム。この絵本は、会社同期ママのお下がり。腕にしているぞうさんのおもちゃは
『太陽が沈む、視界と引き換えに波音が胸へ。』子供の頃、鎌倉に住んでいて海がすごく近い家で、今でも夢の中で出てくるのは今は無き、鎌倉の家です。鎌倉駅から、自電車に乗って由比ヶ浜沿いの道を走って由比ヶ浜と長谷の間にある家に帰っていました。ほかの
梅雨晴れや鈴は雲の音帯祝腹丸し夏三日月の抱き枕蝸牛単身赴任ぬめり出すできるだけ赤き西瓜を喉渇く紫陽花の葉に穴の開く真昼かな夫ひとり分の荷物やくちなしの香蛇の衣大きな手をもつ引つ越し屋梅雨曇淡きホームに我ひとり守宮啼く自動販売機の灯り蜘蛛の巣
赤子ではなく我が子なり窓紅葉吾子と我外に出ず晩秋去りにけり冬の朝涙流せぬほど小さき吾子と我の黄昏泣きや室の花手のひらにをさまるお尻鏡餅あかごではなくわがこなりまどもみぢあことわれとにでずばんしうさりにけりふゆのあさなみだながせぬほどちさきあ
鮮やかな紅はおしるし星月夜陣痛や夫の手やさし流れ星秋の夜のタクシー病院目指したりのぼりたる分娩台よ薄紅葉帝王切開の腹に産声秋の昼炎環2020年1月号JUGEMテーマ:花の記憶
噛めば鳴る洋梨の午後犬とをりかめばなるやうなしのごごいぬとをりJUGEMテーマ:花の記憶
乾く花あらはな花粉夏了るかわくはなあらはなくわふんなつをはる夏の間、炎帝が居座っている暑さのなかを咲き続ける百日紅。うだるような暑さと遅刻気味の焦りの気持ちのなかでバス停へ向かう道に、いくつもの百日紅が植わっていて、ピンクに揺れる花に力をも
百日紅と青葉のスープ驟雨仕立てひやくじつこうとあをばのすーぷしううしたて炎環2019年11月号JUGEMテーマ:花の記憶
すみれ組で頑張ってきた冬菫絵:母娘共作俳句:母 炎環2023年新年俳句大会すみれ組のすみれさんたち、進級おめでとう☆JUGEMテーマ:花の記憶
うみをかきました…さかな絵 #吾子 #3歳3ヶ月JUGEMテーマ:花の記憶
断面のめらめらしてる冬苺「ママおむかえにきたよ」木枯し纏ひつつ塗りつぶすクレヨンかをる冬至の夜一陽来復生理の痛さ懐かしき冬日燦燦多摩川にキャラメリゼ俳句:母 炎環2023年3月号 巻頭絵:母娘(3歳)共作JUGEMテーマ:花の記憶
なくなってしまう母娘共作 (吾子3歳3か月)JUGEMテーマ:花の記憶
うす紫の芽独活かな松尾芭蕉(者世越)句 「雪間より薄紫の芽独活かな」 より金子鷗亭先生書(書作2023年1月号)の臨書書初めです。兎年っぽく。フワフワした真っ白な雪の間からまぶしい、うす紫色の芽独活が顔を出したような句に、細い
うさぎの話荒梅雨や帰らうママと手をつなぐ兎の耳しまひこむやう帽子かなぐるぐるぐるミックスジュースひめぢよをん梅雨夕焼コロッケ買つてもらつたのビーズの靴如雨露の水をこぼしつつストローはママの役割夏の蝶梅雨の月ツインテールの跳ねてをり白南風の風