剣道は生涯続ける事が出来る競技と言われております。 当館にも高齢の剣道家が沢山います。 今回の主役となる先生は剣道を本格的に始めたのは50歳を過ぎてからだそうです。 その先生はこれまで地道に稽古を続けて平成27年に七段、平成29年に教士号を取得されました。 先生の夢は剣道家の聖地武徳殿で立会いをする事でした。 その夢を果たして今年で3回目になりました。 京都大会に初めて挑戦したのはコロナ禍でした。 皆さんのご記憶の通りコロナ禍では十分な稽古が積めませんでした。 そこで取り組み始めた自宅での素振り。 毎日コツコツと続けてきたそうです。 その目標は100万本。 とてつもない数字です。 画像は先生から頂いた竹刀袋と素振り用の竹刀です。 特注で作成した竹刀袋には京都大会の刺繍とともに参加した大会が刺されてます。 拡大してみて驚きました。 118回、119回、そして120回の下に空白があります。 竹刀には令和4年に50万本達成と刻まれています。 先生は今後もここに刻まれる文字がさらに増えるようにこれからも生涯かけて稽古されていくと思います。 健康に気をつけて目標を達成し、我々のよき道標になって下さい!!