皆さんの問題用紙や解答用紙を見ていて、モヤモヤすることがある。この方はいったい、診断士は何をする人なのか?考えたことがあるだろうか?こう考えてモヤモヤするのだ。弁護士でも税理士でもなんでも、資格試験はその資格を持つに相応しい知識とスキルを試すに決まってい
AAS名古屋で中小企業診断士育成20年!設問分解、要約練習を創った鷺山はるこが2次のノウハウ真実を毎日更新中!
中小企業診断士試験の合格を目指す方は必見です。 診断士2次受験専門校AAS名古屋の代表 鷺山はるこ(中小企業診断士)が、合格の秘訣や学習のヒントを語り、受験生を応援しています。 ブログタイトルの「Si. Eccolo!」とは「はい、ここにあります。」という意味です。 学習に行き詰まった時や、モチベーションの維持にお悩みの方が、ここに来ればヒントが見つかります。
皆さんの問題用紙や解答用紙を見ていて、モヤモヤすることがある。この方はいったい、診断士は何をする人なのか?考えたことがあるだろうか?こう考えてモヤモヤするのだ。弁護士でも税理士でもなんでも、資格試験はその資格を持つに相応しい知識とスキルを試すに決まってい
合格する人、しない人。同じように勉強しているようでも最後には違いが出る。この違いをもたらす「違い」はどこにあるのか?これを考えたことはあるだろうか?実は、合格者と自分と何が違うのか?その違いはどこから生まれたものか?これを熱心に考える人は通りやすい。言い
ただ問題を解くだけで合格は難しい。合格を確実にするには、科目別に必要な知恵やスキルを知り鍛えることが重要だ。例えば、事例Ⅰには戦略論を活用する力が必要だ。事例Ⅱには白書の知識を活用する力も要る。事例Ⅲでは診断士に求められる現場改善の知識や知恵が要る。事例
もう1年は越しているかもしれない。私が探し続けているもの、それは「趣味」だ。周辺の社長さんたちにもいる。「趣味は仕事かなあ、それ以外に無いなあ。」なんて方が。若いうちはいいが、この年になるとこういうのも淋しい。「趣味」を持つ良さは、生活にメリハリができる
最近、断捨離をしていて思うことがある。物を捨てる際に、重要なのは、「捨てる」ことではなく、「持つ」ことだと。何を持つか?それは、「これからのビジョン」だ。どんな生き方をしたいのか?何に喜びを感じたいのか?自分のこれからの人生の「イメージ」を持つのだ。若い
資源は使えば減る。だが使えば使うほど増えるものもある。それは無形の資源だ。たとえば製造業やサービス業も有形の資源を使って、物を作ったり、提供する度に、技術やスキル、ノウハウといった無形資源を増やしていく。つまり経験値が上がることで強い企業体になっていく。
先日、医療をテーマとしたドラマを見ていた。その中で、患者さんのわずかな症状を見落した若い医者が先輩から怒鳴られる場面があった。『ほんの僅かな違和感にも気づくのが 医者だ!見逃すな!』医者は「診断」を行う。実は私たちも「診断」を行っている。診断士、と言うく
今日は「設問分解」についてお話する。「設問分解」とは受験時代、設問のヒントに気づくための仮説思考の方法として、約27年ほど前に私が創った手法だ。与件を読む前に、何をどう書くべきか、見つける方法だ。・戦略レイヤー・題意・わざわざ表現などの制約条件・解答のゴ
先日、タクシーに乗っていた時の話だ。シトシトと降る雨に、つい愚痴ってしまった。「やだなあ、今日はこれから街中をけっこう歩かなきゃいけないんですよ。降り続けるとやだなあ。」すると年配の運転手さんがこう言った。「でも花散らしの雨でなくて良かったですね。大雨で
今日も昨日からの続きだ。事例問題にある出題者の「わざわざ表現」に気づく方法をお話したい。まず、具体的な例を知ることだ。例えば、逆説の強調、列挙、修飾語の繰り返しなど国語的な特徴に気づくことだ。具体的な方法については、また後日、読み方のオプション講座でも開
今日は昨日からの続きだ。採点者に「話のわかる奴」と思ってもらうには、事例問題の中の様々なヒントに気づくことが大事だ。このヒントに気づくには、事例問題を読む際、次の3つに気を付けたい。 ↓↓・与件を知識で読み換える・白書の方向で受け取る・わざわざ表現など
中小企業診断士試験で求められる力は、中小企業診断士としての力だ、この話を毎回、口酸っぱくお伝えしてきた。今日もその話で恐縮だ。診断士に求められるのは、経営学の知識であり、それを使った問題解決能力だ。だが最も求められるのは、クライアントとのコミュニケーショ
事例問題を解く時に、意識したいこと。それは有効なメモを書くことだ。時間が足りないから、という理由でラインを引くだけ、メモを殆ど書かない方もある。だが大丈夫だろうか?人間の記憶量には限りがある。全てを頭の中で処理するのは困難だ。だからメモを活用して、自分の
聞くだけ野暮かもしれないが、PDCAサイクルという言葉ををご存知と思う。マネジメントの品質を高めるため仮説、検証を繰り返すことだ。問題解決のためにも役立つ。これまで、事例問題においても同じようなことをお伝えしてきた。「合格には、過去問を繰り返すことが重要」と
皆さんは点数を入れづらい答案があることをご存知だろうか?講師が添削している時に、点を入れて良いかどうか悩む答案のことだ。素材は入っている、企業の何をどう改善していくのか?与件のキーワードも合っていそうなのに、素直に〇ができない答案だ。家の建築に例えるなら
皆さんは、2次学習のための体系図を作成しているだろうか?戦略フレームワークのレイヤーごとに知識を書き込んで、暗記するためのあのツールだ。AAS名古屋の教材、「実況!合格者の設問分解、 事例解法シミュレーション」では、ときたま、合格者自身が作成した戦略体系図も
もう死語になったのだろうか?「エイプリルフール」という言葉は。昨日の4月1日、誰からもどこからも聞かなかった気がする。これだけ世の中に「フェイク」がはびこるとウソをつくのが当たり前で本物のほうがかえって珍しくなる。だからあえてアナログなウソをつくこともなく
昨日は、社長は診断士に、多面的な思考を求める、というお話をした。今日はその続きだ。多面的思考が得意になるには、やはり練習が必要だ。素材は、汎用的な切り口で行う。汎用的とは、どんな話やテーマにも通じるような、抽象的な視点のことだ。以前にも幾度かご説明したが
「コンサルタントはフレームワーク思考である」とよく言われる。戦略フレームワークもそうだし、SWOTなどの環境分析もそうだし、経営理論の殆どは、なんらかの枠組みになっているからだ。これを使うのがコンサルタントだから「フレームワーク思考」をする。と言われるのだ。
私は生活費の引き落としは一つの口座に集約している。先日、その通帳を見ていて、ショックを受けた。実はクレジットカードを最近では複数使用している。カードによってはポイントが付く場所と付かない場所があるためだ。ポイントも溜めると馬鹿にならない。それで使い分ける
今日はお悩み相談に多い解答の書き方についてお話したい。結論から言うと、解答の書き方には「妥協」が必要だということだ。何を妥協するのか?それはまさに「書き方」だ。もちろん解答は「因果」を明確にして、わかりやすく書くことが大切だ。だが、わかりやすく書くことよ
中小企業診断士になって、今年で25年になる。その間、色々なことを経験させていただいた。振り返って診断士の仕事って何だろう?と考えてみる。業績向上のため、会社の成長のため、ある時は創業のため、またある時は危機を乗り越えるため。様々あったが、最も難しいのは社
最近また不合格者答案を見直している。そこで気づいたことがある。不合格者の答案に多いのは「手段」で文章が終わっているものだ。例えば、・~~の組織を作る・~~~を販売する・~~~関係を強化するなどなど、手段を書いて文章が終わっているものだ。こういう文章を書く
「分別」という文字には二通りの読み方がある。「ふんべつ」と読む時と、「ぶんべつ」と読む時は、意味が異なる。今日、なぜこの話かというと、合格するに人にはこの文字が似合うと思ったからだ。「ふんべつ」とは常識的で慎重な思考や判断のことを言う。合格者は、事例問題
2次試験は文章で解答を書く試験だ。文章というものは面白いものでその書きっぷりで、その人の色々なことがわかったりする。例えばその一つが思考の「厚み」だ。診断士試験における思考の「厚み」とは何か?具体的に言うと、経営の視点や戦略的視点を解答文から感じられるこ
「明日からは心を入れ替える!」これまでの人生の中で何百回と言ったに違いない。最近またこの言葉をよく口にする。夜遅くまで仕事をしているとどうにも小腹が空く。 ↓小腹が空くので、何か食べようか、それとも我慢しようか、と迷う ↓次にこう呟く。「今日、食べたって
2次試験で多少の失点があっても合格するためにはいったい、何が鍵となるのか?採点者の評価が高いものは何か?一番は、事例企業の戦略と課題が明確になっていることだ。つまり、事例企業の強みを使った成長ストーリーとそれを達成するための課題(出題者が強調するポイント
最近は「まさか」と思わず絶句する出来事が多い。大谷選手の通訳の問題も「まさか」だった。このニュースに驚いていると、私のすぐ近くでも「まさか」が。空港線の電車でパンタグラフが突然、全て無くなって、電車が橋の上で動けなくなったと。強風のせいらしいが、「まさか
このところ「断捨離」にハマっている。片付け始めると呆れるほどモノが出てきて、気づいたことがある。私は何でも集めたい人なのだと。CDやDVDだけではない。MDや昔のVHSのビデオテープまで。市販のモノというより、自分が好きな音楽や映像を集めて、それもご丁寧にタイトル
昨日は目の前の小学校の卒業式だった。この日には、いつもと違う景色が見られる。集団登校の列に、小学生に混ざって中学生、いや中学の制服を着た卒業生が混ざる。まだ入学式も迎えていないのに、中学の制服を纏った子たちは、急にお兄さん、お姉さんになっていく。背筋を伸
今年も我が家のヒヤシンスが開花した。この「紫色」が大好きだ。先代の犬(コロ)のお墓の上に植えた球根が毎年毎年、律儀に咲いてくれる。まるで「私のこと忘れないでね」とコロの声が聞こえるようだ。この花が咲く度に「絶えない」大切さを学ぶのだ。私が受験生の方たちか
経営者が持つ意識について、今日は昨日に続き、もうひとつ補足したい。それは「投資」への意識だ。次の成長を得るために、いつも次への投資を模索し、意識しているということだ。だから事例問題も、「成長戦略」が必ず出題される。次にどんな商品を作るべきか?とか、どんな
今日は昨日からの続き。「どうすれば確実な合格になるのか」だ。評価点数の50点台を繰り返し、「惜しい!」落ち方はもう止めたい。そのためのお話だ。もちろん答えは、「出題者が設定した事例テーマを正しく把握できること」だ。だが、事例テーマが把握できてもそれでも「
昨日も書いたように、最近の試験では「問題解決思考」を深く問われる。「深く」とここで言ったのには意味がある。平成時代の試験では、与件文をそのまま活用すればそれで解答を書ける問題も多かったのだが、最近は違う。与件の情報はちょい見せのヒントであることが多く、そ
どうやったら合格力が高まるのか?四半世紀以上の私の課題だ。永年の指導経験からいくつかの仮説も持っている。そのひとつが、「問題解決思考を習慣化できている人は合格力が高い」ということだ。問題解決思考が高い人とは、端的に言うと、「なぜ合格できないのか?」これに
最近になって、ふと気になることができた。それはR5年事例Ⅰの第2問の設問文についてだ。設問文が、今改めて読み直すと気になるのだ。「A社の現経営者は、」と読点で区切り、「先代経営者と比べてどのような戦略上の差別化を行ってきたか」と続くのだが、この差別化の対象
「合格」とは何か?真剣になって考えたことがあるだろうか?特に、この試験勉強にやる気を無くしつつある皆さんへお尋ねしたい。あなたが「合格」後に得られる価値はなんだろうか?すぐに独立する人、そうでない人、このスキルを会社の中で活かせる人そうでない人。様々なパ
どのくらい経てば、以前と同な生活に戻るのだろうか?昨日のTV番組では、多くの震災被害者の皆さんたちが訴えていた。ご高齢になればなるほど、その想いは強いようだ。震災経験の有無に関わらず、ところで「昔は良かった」と思う高齢者は多いと聞く。昔だけでなく、今だって
昨日お話した、「お金の話」についてもう少し補足しておきたい。受験生の皆さんが合格答案を書ききれない理由がここにあると思っている。合格するには、出題者が納得する解答が必要だが、この納得感のひとつが「お金の意識」にある。昨日も書いたように、従業員という人も資
2次試験のお悩みでよくあるのは、「与件を読んでいても、何も気づかない」ということだ。「気づく」べきことは何か?SWOTの情報くらいでは足りない。もちろん社長の想いも大事だが、それだけでも足りない。答えはお金にまつわる話だ。ただ売上が下がったとか、利益率が下が
中村獅童さんという歌舞伎役者をご存知の方は多いと思う。古い伝統芸能という歌舞伎を現代人に馴染むものに大きく変化させた人だ。近くは、初音ミクとのコラボでも話題になった。少し前になるが、昨年亡くなられた市川猿翁さんも思い出す。伝統芸能を「スーパー歌舞伎」に発
ちょっと聞いていただきたい。昨日の話だ。犬の💩を踏んでしまった。それも家の中で、靴下でぶにゅっと。(ショック。。。)我が家の高齢犬が半介護状態になってから朝は戦争だ。起きた途端に犬の下の世話が待っている。くしくも昨日は、私の〇〇回目の誕生日。人生の節目と
合格に最も必要なものは何か?考えたことがあるだろうか?それは基礎力だ。まずは経営についての基本がわかっていることだ。これがわかっていないとどんな解答になるか?例えば、・絵に描いた餅・お金の匂いがしない解答になる。つまり、社長が喜ばない解答(診断・助言)に
今日は、「問題解決思考」を持って事例問題に取り組めている人かどうか、これがわかる言葉についてお話したい。それは、「過去問を繰り返しやっても答えを覚えるので意味が無い」という言葉だ。もし、同じように考えている方があれば要注意、てか、大問題だ。この手の方は、
皆さんは2次試験にどう取り組むのか?正しく理解しているだろうか?特定の中小企業さんの話を読ませて何を試そうとしているのか?それは、実務の疑似体験をしてもらうためであり、「問題解決」の力を試すためだ。なのに、受験生の皆さんは合格答案を作るための、解法テクニ
大阪・関西万博のニュースが流れた。いくつかの国から、工期が間に合いません、と連絡があったそうな。『いやいや、そりゃマズイっしょ。』思わず心でつぶやく。不思議なもので、「間に合いそうにない」と聞くと、急にモチベーションが下がる気がする。いつも思うのだが、夏
桃の節句の3月3日は、娘の誕生日だ。実は私の曾祖母も義理の姉も3月3日生まれ。3人も揃うと、3月3日生まれの人の「傾向」が表れるのでは?と考えてしまう。3人の共通点は、とにかく丈夫なことだ。殆ど熱も出さない。「皆勤賞」タイプだ。曾祖母も義理の姉も長生きだ
今日は、昨日からの続きのお話。正しいロジックで述べられるようになるために何を鍛えれば良いか?R4年の事例Ⅰで出題された「帰属意識を高める方法」について、どうすれば正しいロジックで解答を作れるのか?考えてみられただろうか?それは、「国語辞典」を引き、言葉につ
昨日は、合格には「読み換えや言い換え」の力が必要だとお話したが、これができるようになるためにもうひとつ「力」が必要だ。それは1次知識や国語のロジックが正確であること。つまり正しいロジックで述べる力だ。最近の過去問で見て見よう。R4年の事例Ⅰで「帰属意識」を
このところ、もう何回、口ずさんだかしれない。「春は名のみの風の寒さや~♪」早春賦の一節だ。「クソ寒い!」と愚痴でも吐き捨てたいところだが、悪い言葉は悪い運気しか呼ばない。そう思って、さらりと歌でごまかす。良い言葉に言い換えるのだ。ところで、私が診断士試験
何の試験でもそうかもしれない。合格を邪魔するものはいつも傍にある。大人が受験するケースが多い診断士試験では、「仕事」がその最たるものかもしれない。この仕事を充実させ、より良く生きようとするための手段が診断士試験だ。なのに、「仕事」が忙しいせいで勉強に身が
先日、袋戸棚を片付けていたら30年以上前の古いアルバムが出てきた。開いて驚愕した。自分の変化に。人はこうも変わるものか・・・。完全に別人だ。衝撃だ!若さだけではない、ヘアースタイルやメイクも当時を物語る。可笑しくもあり、大いに悲しくもあり。微妙な心境にな
今日は、昨日からの続き。業務に門外漢の社長が後継したケースをR4年の事例Ⅰでご説明したい。農業生産法人の話だった。この会社の強みは、農業法人豊富な従業員が連携することで生み出す新品種の生産能力だ。一方、弱みは、この専門性の高い世界や働き方が規格化されていな
もし、目の前に門外漢社長がいたら、というお話をしている。昨日は、ある程度「継ぐ準備」ができる社長の話だった。今日は「そんな気も無かったのに」継いでしまった社長についてだ。会社の経営は、事業を行うことだけではない。取引先や金融機関とのやりとりなど、周辺業務
中小企業さんのコンサルで最も多く出くわすのは、「コミュニケーション問題」だ。特に、後継者がトップとなりこれまでの従業員との軋轢が起こることも多い。意見の相違も発端はこんなところから起こる。・社長は経営者として「経営」をやろうとする・従業員は自分たちの「親
今日も「強み(S)」についてお話する。しつこいと思われるだろうが、この正しい理解があるかどうか?が合否の分かれ目、大切な話だからだ。「強み(S)」をコアコンピタンスと言ったり、持続的競争優位と表したりするが、早い話が、「お客様が買ってくれるもの(理由)」
この数年、とても気になるのは、「強み」のとらえ方を間違っている方が本当に多いということだ。しょっちゅう、「強み」については苦言を呈しているのだが、それでもなお減らない、「強み」を理解できていない例が。なんでこうなるのかなあ、本当に不思議でたまらない。「強
今日は昨日からの続き。出題者ニーズとは何か?についてもうひとつの観点をお話したい。実務の場合、私たちに求められていることは何か?それは、・社長が求めていることに合った診断、助言であること、だ。社長の一番のニーズは何か?それが「売上向上」にあれば全ての診断
人にわかりやすく説明できることが診断士には必要なスキルだが、そのために必要なことは何だろう?それは①相手のニーズやレベルに合った内容、伝え方であること②短時間で理解できるボリュームであること③論理(因果)が成り立った内容であること②と③は、ロジカルシンキ
近所に、ちょっとした有名人がいる。いつも眉間にシワを寄せて気難しそうに犬の散歩をしている方だ。こちらが声掛けしても一切無視!「あの人いつも無視よね。」ご近所さんからも噂になる50代くらいの女性だ。それがどうだ。なんとこの週末、その方と親しくお話してしまっ
私にはちょっとあこがれていることがある。「晴耕雨読」で表されるような、心穏やかな暮らしだ。診断士になってから幾度となくさざ波のように訪れる。この「晴耕雨読」への気持ちが。実はその度に買ってしまうものがある。それは園芸の本だ。実は今、自宅の断捨離をしている
少しだけ前に作った教材だが、今年も「これだけで合格しました!」という方があった。「合格エスコートノート」というPDF教材だ。ちょっとだけウザイ教材でもある。ノート君が解き方をお話するというスタイルで話が進むからだ。ちょっと癖のある教材だ。だが、事例問題の解き
私は今、渡辺真知子の歌が頭の中でリフレインしている。「現在・過去・未来~♪」おそらく、個別指導の皆さんへ宿題を出したせいだろう。事例企業の、過去、現在、未来の姿について私にシンプルに説明してください、と。よく「診断士思考」のお話をするが、これがまさにそう
実務補修5日間を終了した卒業生からメールが来た。「何か世界が広がった感じがしています。」と。なんて嬉しい言葉だろう、そう思った。これこそ、卒業生の皆さんに感じていただきたかったことだったからだ。このメールをくれた合格者の、満面の笑みが浮かぶようだ。本当に
AAS名古屋では「2次試験に合格するには 戦略的アプローチがある。」とお話している。ただ闇雲に勉強しても、無駄な努力になりかねない。合格するには合格するなりのやり方があるのだ。(詳しくは、AAS名古屋の本科テキスト「新・合格指南書」をお読みいただきたい。
こんな話をすると笑われるかもしれない。昨夜ボールがいきなり飛んだ。直径30センチほど、空気を入れて膨らませるゴムボールだ。たまに室内での運動に使っている黄色いボールだ。転がらないように、敷物を敷いて窪みを作り、キャビネットの上に置いていた。夜中1時過ぎだ
昨日は、合格するには「事例問題を、強みを中心に構造化する力」が必須だというお話をした。これを具体的に言うと、事例企業のあるべき姿や成長した姿をイメージする力だ。「描く力」と言ってもいい。この力を付けるのに合格者がやった勉強法は事例問題を戦略体系図で描写す
隣の5歳の女の子が最近、縄跳びにはまっている。2週間ほど前には「1回でも飛べること」が目標だったはずだが、遂に昨日、2回連続飛びを達成した。この子がすごいのはその熱心さだ。やりたいことができるようになるまで同じ動作をどれほどでも続ける。そうして遂には達成
経営者には「鳥の目」「虫の目」「魚の目」が必要だと言われている。具体的に言うと、鳥のように高い目線から全体を俯瞰でき、虫のように細かい違和感にも気がつき、変化する環境変化の流れの中で、必死に泳ぎながらどこへ進めばいいのか魚のように流れを読む、こんな力が必
以前も書いたことがあるが、本試験採点経験者の言葉に「採点基準はロジカルなこと」というものがある。解答を読んで、論理的であることが全ての科目に共通する採点基準だ。論理的であると判断される対象には、大きく2つある。①1次知識の論理性が守られていること (知識
昨日は、合格するには「戦略的思考」を早めに身に着けたほうがよい、というお話をした。「戦略的思考」を持っているかどうかは、この試験の重要な命綱だ。今日はもうひとつの命綱についてお話したい。それは「現実味」がある内容かどうか、だ。実現可能性のある解答を書ける
「手段を目的化していました。」不合格者の反省の弁によく聞く言葉だ。積み上げ式に一生懸命勉強するのは良いけれど。ゴールが見えていない方が多い。「何のために、今これをやっているのか?」忘れてしまって、一次試験の問題演習ばかり繰り返したりする。それはまるで、作
昨日、うちの犬がひとりで立っていた!今年でもう15歳になる。薬の影響と高齢化で右足に力が入らず、歩けなくなっていたのに。歪んではいるものの、ダメだった右足を使って明らかに立っていた。そして少しだが歩きもした。驚いて、それはそれは、嬉しい瞬間だった。実は、獣
私の「ワンオンワンレッスン」でよく使う言葉がある。それは、「私にはそうは見えません」という言葉だ。このレッスンでは受講生の方に、まずは自己評価をしていただく。再現答案の評価と内容を見て、何が失点の理由だったのか?具体的にどこがダメだったのか?ご自身の判断
昨日は、「設問分解」や「与件分解」をやっているのにも関わらず合格できない方がある、とお話した。そんな方にはある共通の傾向がある、と。大きく言うと2つある。①「設問分解」と「与件分解」の 深みが足りない。「設問分解」「与件分解」は中小企業診断士としての思考
毎度お話していることがある。「2次の事例問題には、 具体的な解き方がある。」この解き方をご存知ない、もしくは曖昧に理解していたりするといつまでも合格できない。なぜなら、基本が理解されていないから出題者意図を正しく捉えることができず、点数も安定しないからだ
昨日書いた我が家の停電問題は、いつも無意識に作業している時に起こる。ブレーカーが落ちて停電する電化製品の使い方を意識していれば、防げる問題だ。だが、人はいつも強い意識を持てるわけではない。気も抜くし油断もするのが、「人」という生き物なのだ。試験も同様だ。
やってしまった。食洗器と電子レンジと湯沸かしポットを同時にスイッチオン!その途端ブレーカーが落ちた。停電だ。慌ててブレーカーのところへ飛んでいき、なんとか戻そうとするが戻らない。『いつもならこれで回復するのに・・、やばい』1時間後には個別指導のレッスン時
これから実務補修に参加される方もあろう。実務補修で得られる経験のうち、最も大切なことは何だろう?もちろん実際の企業さんの診断や助言は得難い経験だ。これまで経験したことが無い業種や規模の企業に出会えるのも嬉しい。だが、最も大切なことは人とのコミュニケーショ
先の答案分析会での気づきについて補足したい。合格する人は「見えない努力」をしているという話だ。水鳥が優雅に泳いでいるように見えて、実は水面下で足をバタバタ、必死に水かきをして泳いでいるという話を聞かれたことがあるだろう。それと同じだ。合格者たちも、実は見
合格答案分析会を終了した。合格者が自己答案について、解説し、受験生からの質疑応答を受ける、創業以来続けているイベントだ。毎年こう思う。「合格者は共通している。」それは・戦略フレームワークの知識を使い、 事例ストーリーを重視して考えること・設問分解を愚直且
「ミス日本」の受賞者について今、賛否両論が起こっている。大会関係者は「心の日本人らしさ」を感じたとも。ネット上では「日本人とは何か?」にまで論争が起こっているようだ。街を見ると、金髪に染めた日本人も多いし、アイドルの世界では隣国の方かと思えるようなメイク
昨日は、運動能力が高ければ反応が早く、転んでも大事にならないことが多い、というお話をした。では診断士試験の運動能力とは何か?それは、設問文や与件を読んで、たとえそれが初めて読む問題でも瞬時に考え、反応し、アウトプットできる力のことだ。この力はどうやればつ
毎朝、自転車で疾走していく男子高校生がいる。気がつくといつも後ろ姿だ。藍色の制服に白いリュックが光る。気がつかないうちに現れ、私を追い越していく。疾風のごとく去っていく後ろ姿は、いかにもスポーツマンだ。鍛えられた筋肉が制服の上からでもわかる。特にカーブの
幸福論や幸せについて語る時に共通の言葉がある。「自分がワクワクすることをやる」物事に迷ったりして、進むべき道を悩んだら、まずは素直に自分の気持ちに問いかけて、その先に進んだら気持ちが「ワクワク」と上がるな、と思える方を選ぶのだ。かの、お片付けのプロ、「こ
最近、なんでも倍速で見聞きする癖がついたように思う。録画したドラマを見る時、何かのセミナーを聴く時も、やっぱり速度を上げてしまう。かいつまんで要領よく、内容を把握しようとする。じっくり考えながら、観たり聞いたりすることが、かなり減ったように思う。コロナ禍
240点にわずかに届かず悔しい思いをした皆さん。今どんなお気持ちだろうか?『あと少し頑張れば来年はきっとイケる!』そうお思いの方もあろう。もう長く、受験生の評価結果とその後の傾向を見てきて気づくことがある。それは、「Bは曲者」だということだ。採点は一時点の答
「今日は私にとって、残りの人生の中の一番若い日! だから今日の私は若手なの。 最も若手だから元気もあるの。」いつか姉が言っていた。こんな言葉を思い出したのは、うちの犬の下の世話をしていた時だ。高齢化と薬のせいで、漏らしてしまうのだ。オムツがズレることも多
「目から鱗が落ちる」というたとえの意味は辞書では「何かがきっかけになって、急に物事の実態などがよく見え、理解できるようになること。」とある。私は学習相談の中で、毎年この言葉を聞いている。うちの指導内容をお話すると、殆どの方がこの言葉を使い驚かれる。しかも
今日も昨日からの続きのお話だ。合格に一番近いやり方は、基本の知識を確実に理解し、それを繰り返し使う練習をすることで、身に染ませる方法だ。入れる知識は、できるだけ基本的なものに絞る。まずこれが大事だ。具体的には「戦略フレームワーク」や「戦略論」だ。次に、絞
昨日、自分を「通る人」にするためには繰り返し練習で自分の身に思考力とスピード力をつけること、とお話した。今日はその続きだ。繰り返し練習とは具体的にどうするのか?まず皆さんに多い、勘違いについてお話したい。それは「ただ量を追う」勉強は効果が薄いということだ
人は油断するとすぐに醜態をさらしてしまう。例えば電車の中で。しっかり足を閉じて座っていたはずが、うたた寝してふと目を覚ますと、大股を広げていたり。もちろん、そうでない方もある。どんな無意識の時でも行儀よくしている方もある。そんな方を見ると、さぞ日頃も行儀
2次試験の評価が届き、がっかりしているみなさんへお伝えしたい。複数年度受験している方はもうお気づきかもしれないが、前年度惜しかったとしても翌年には大きく点数が下がる時がある。そんな時はきっと、大きく落胆されることだろう。だが、落胆の前に、問題の真因をよく
これから口述試験に向かう皆さん、また残念な結果となり、試験の振り返りをしたいみなさんへ。今日は有効な方法をお話したい。それは模範解答を使って、「模範解答作成者の思考を類推する」ことだ。※模範解答はこちらからダウンロード。https://www.aas-clover.com/nagoya/n
ある精神科医からこんな話を聞いた。「病気を治すも悪くするも、結局は自分次第。いくら医者がアドバイスしてもなかなか改善していかない人の特徴はネガティブな自分を信じていることだ。」なんだか複雑でわかりにくい話なのだが噛み砕くとこうだ。人は結局、信じているのは
突然だが、あなたはマニュアル車を運転したことがあるだろうか?自動運転の車も増えてきた時代にご存じない方もあるかもしれない。ギアチェンジが必要な車のことだ。今でもトラックなどでは多いのではないか?先日、坂道を走っている時だった。前を走る大きなトラックが、止
これから口述対策をする皆さんへ。準備で何よりも重要なことは、次の2点だ。1.事例問題を隅から隅までよく暗記していくこと2.1次知識、特に戦略論をよく復習していくことこの2点があれば、どんな質問が来ても戦略的観点で回答できるから、そこそこ恰好のつく回答がで
予期せぬところで転ぶととてもビックリする。衝撃が大きくて、しばらく立てないこともある。身体が痛いというより、心の痛みのほうが大きくてそのショックで立てないのだ。だからしばらく、その場に倒れこんだまま固まってしまう。人生でも同じような経験はある。きっと今、
いよいよ発表の日となった。今日いかなる結果であっても、次へのスタートの日だ。どんな状況下においても、このブログをお読みいただく皆さんには、いつも明るく、力強い人でいてほしい。さて、口述へお進みの皆さんは、昨日もお話したように事例問題の読み込みをしておこう
いちおうお伝えしておきたい。明日は合格発表日だ。なぜお伝えするかというと、過去にこんな例があったのだ。合格しているのに怖いから、どうせダメだからと発表を見なかった。というか発表の日まで忘れていた。そのうえさらに災難が。届いた合格通知だが、本人が知らない間
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皆さんの問題用紙や解答用紙を見ていて、モヤモヤすることがある。この方はいったい、診断士は何をする人なのか?考えたことがあるだろうか?こう考えてモヤモヤするのだ。弁護士でも税理士でもなんでも、資格試験はその資格を持つに相応しい知識とスキルを試すに決まってい
合格する人、しない人。同じように勉強しているようでも最後には違いが出る。この違いをもたらす「違い」はどこにあるのか?これを考えたことはあるだろうか?実は、合格者と自分と何が違うのか?その違いはどこから生まれたものか?これを熱心に考える人は通りやすい。言い
ただ問題を解くだけで合格は難しい。合格を確実にするには、科目別に必要な知恵やスキルを知り鍛えることが重要だ。例えば、事例Ⅰには戦略論を活用する力が必要だ。事例Ⅱには白書の知識を活用する力も要る。事例Ⅲでは診断士に求められる現場改善の知識や知恵が要る。事例
もう1年は越しているかもしれない。私が探し続けているもの、それは「趣味」だ。周辺の社長さんたちにもいる。「趣味は仕事かなあ、それ以外に無いなあ。」なんて方が。若いうちはいいが、この年になるとこういうのも淋しい。「趣味」を持つ良さは、生活にメリハリができる
最近、断捨離をしていて思うことがある。物を捨てる際に、重要なのは、「捨てる」ことではなく、「持つ」ことだと。何を持つか?それは、「これからのビジョン」だ。どんな生き方をしたいのか?何に喜びを感じたいのか?自分のこれからの人生の「イメージ」を持つのだ。若い
資源は使えば減る。だが使えば使うほど増えるものもある。それは無形の資源だ。たとえば製造業やサービス業も有形の資源を使って、物を作ったり、提供する度に、技術やスキル、ノウハウといった無形資源を増やしていく。つまり経験値が上がることで強い企業体になっていく。
先日、医療をテーマとしたドラマを見ていた。その中で、患者さんのわずかな症状を見落した若い医者が先輩から怒鳴られる場面があった。『ほんの僅かな違和感にも気づくのが 医者だ!見逃すな!』医者は「診断」を行う。実は私たちも「診断」を行っている。診断士、と言うく
今日は「設問分解」についてお話する。「設問分解」とは受験時代、設問のヒントに気づくための仮説思考の方法として、約27年ほど前に私が創った手法だ。与件を読む前に、何をどう書くべきか、見つける方法だ。・戦略レイヤー・題意・わざわざ表現などの制約条件・解答のゴ
先日、タクシーに乗っていた時の話だ。シトシトと降る雨に、つい愚痴ってしまった。「やだなあ、今日はこれから街中をけっこう歩かなきゃいけないんですよ。降り続けるとやだなあ。」すると年配の運転手さんがこう言った。「でも花散らしの雨でなくて良かったですね。大雨で
今日も昨日からの続きだ。事例問題にある出題者の「わざわざ表現」に気づく方法をお話したい。まず、具体的な例を知ることだ。例えば、逆説の強調、列挙、修飾語の繰り返しなど国語的な特徴に気づくことだ。具体的な方法については、また後日、読み方のオプション講座でも開
今日は昨日からの続きだ。採点者に「話のわかる奴」と思ってもらうには、事例問題の中の様々なヒントに気づくことが大事だ。このヒントに気づくには、事例問題を読む際、次の3つに気を付けたい。 ↓↓・与件を知識で読み換える・白書の方向で受け取る・わざわざ表現など
中小企業診断士試験で求められる力は、中小企業診断士としての力だ、この話を毎回、口酸っぱくお伝えしてきた。今日もその話で恐縮だ。診断士に求められるのは、経営学の知識であり、それを使った問題解決能力だ。だが最も求められるのは、クライアントとのコミュニケーショ
事例問題を解く時に、意識したいこと。それは有効なメモを書くことだ。時間が足りないから、という理由でラインを引くだけ、メモを殆ど書かない方もある。だが大丈夫だろうか?人間の記憶量には限りがある。全てを頭の中で処理するのは困難だ。だからメモを活用して、自分の
聞くだけ野暮かもしれないが、PDCAサイクルという言葉ををご存知と思う。マネジメントの品質を高めるため仮説、検証を繰り返すことだ。問題解決のためにも役立つ。これまで、事例問題においても同じようなことをお伝えしてきた。「合格には、過去問を繰り返すことが重要」と
皆さんは点数を入れづらい答案があることをご存知だろうか?講師が添削している時に、点を入れて良いかどうか悩む答案のことだ。素材は入っている、企業の何をどう改善していくのか?与件のキーワードも合っていそうなのに、素直に〇ができない答案だ。家の建築に例えるなら
皆さんは、2次学習のための体系図を作成しているだろうか?戦略フレームワークのレイヤーごとに知識を書き込んで、暗記するためのあのツールだ。AAS名古屋の教材、「実況!合格者の設問分解、 事例解法シミュレーション」では、ときたま、合格者自身が作成した戦略体系図も
もう死語になったのだろうか?「エイプリルフール」という言葉は。昨日の4月1日、誰からもどこからも聞かなかった気がする。これだけ世の中に「フェイク」がはびこるとウソをつくのが当たり前で本物のほうがかえって珍しくなる。だからあえてアナログなウソをつくこともなく
昨日は、社長は診断士に、多面的な思考を求める、というお話をした。今日はその続きだ。多面的思考が得意になるには、やはり練習が必要だ。素材は、汎用的な切り口で行う。汎用的とは、どんな話やテーマにも通じるような、抽象的な視点のことだ。以前にも幾度かご説明したが
「コンサルタントはフレームワーク思考である」とよく言われる。戦略フレームワークもそうだし、SWOTなどの環境分析もそうだし、経営理論の殆どは、なんらかの枠組みになっているからだ。これを使うのがコンサルタントだから「フレームワーク思考」をする。と言われるのだ。
私は生活費の引き落としは一つの口座に集約している。先日、その通帳を見ていて、ショックを受けた。実はクレジットカードを最近では複数使用している。カードによってはポイントが付く場所と付かない場所があるためだ。ポイントも溜めると馬鹿にならない。それで使い分ける
私の苦手なことに山登り(ハイキング)がある。苦手とはいっても、実は経験が無いのだがきっと苦手に決まっていると思っている。そのため、これまで幾度か、「行きませんか?」と誘われた経験はあるものの、いつも丁重にお断りしてきたのだ。なぜ苦手だと思うのか?もちろん
2次試験は「問われたことに問われたように答える」試験だ。考えれば当たり前のことなのだが、実は奥の深い話なのだ設問分解で題意や制約条件を注意して読むのは、「問われたことに問われたように答える」ための基本だ。例えば、次の2つはどう違うか、考えたことがあるだろ
2次試験に合格するために、何をゴールとして勉強すれば良いか、決めたいと思わないか?どこまでできればよいのか?不安ではないか?私のお勧めは、まず、解答骨子を作り上げるまでをゴールとすることだ。解答骨子とは、解答用紙に書き出す前の文章の骨組みを書いたもののこ
以前もこのテーマは書いた気がする。答案にはお金の匂いが必要だという話を。まあ、毎年言っているのだが、特にマーケティング・流通事例ではこれが必須だ。お金の匂い、とわざと書いたのは「臭い」と書くより、雰囲気が良いからだ。ところで「お金の匂い」とは何か?具体的
合格者、それも高得点で合格する人は、事例問題を解く際の「判断基準」が明確で、しかも解答を決める際の決断が早い。だが、受験時代の私は、解答を決めるのが遅く、迷ったりループしたりしていた。そんな私がこの問題点をどう解決したのか?今日はそんなお話しだ。まず、試
昨日はこんなお話しをした。合格者、それも高得点で合格する人は、事例問題を解く際の「判断基準」が明確で、しかも解答を決める際の決断が早い。今日は、この「判断基準」とは何か?というお話しだ。この判断基準には大きく2つある。ひとつ目は、「科目別の解き方の重点ポ
中小企業診断士に必要な力とは何か?それは「診断・助言」する能力だ。すぐに答えられた方もあるだろう。だが、「診断・助言」するにはどんな力が必要か?これに答えられるだろうか?1次知識や白書知識をインプットしておき、これらの知識で、読み替えができればまずは、「
「設問分解」という方法を、四半世紀前に作った時私はこう思った。絶対に落ちない、得点できる方法が、2次試験にもあるはずだ、と。そう思って、過去問を10年分、分析して、編み出したのが「設問分解」だ。だが、実は、財務事例には、もっと詳細なコツと方法論があった。
受験指導を始めて24年。その間、2次試験も数々の変遷をたどってきた。もちろんそれは、いつも言うように、経産省の施策に沿っての変遷だ。具体的に言うと、施策によって変わってきたのは、ストーリーや中小企業への考え方だ。合格すれば、すぐに支援の場に立たねばならな
このところ、少し恐れていることがある。「衰え」だ。年齢からくる「衰え」はもちろんだが、全てをPCやスマホ、果ては簡単なアプリで済ませてしまうようになって、明らかに「読む力」「書く力」「考える力」が衰えていると感じるのだ。先日、別の方面の勉強をしようと思い
自分の中にも周辺にも、打つためのリソースが見当たらない。そんな戦略で勝てるだろうか?いや、そもそもそんな戦略が打てるだろうか?こう聞けば皆さんは、「無理でしょ!」と即答するに違いない。だが、2次試験で皆さんが、実際に書いた答案には、「無理でしょ!」の内容
今日は、「事例問題を読むことが苦手」そう悩む皆さんへ向けお話ししたい。この悩みを持つ方の殆どが、勘違いをしていると思うのだ。特に多いお悩みが、「読み逃し」だ。合格者であれば気づくであろうことを自分は気づかずスルーして読んでいる、そう悩まれるのだが、これが
「下足痕」(げそこん)という言葉をご存じだろうか?刑事ドラマで良く出てくる、犯罪現場に残る足跡のことだ。この足跡を分析することで犯人の手掛かりを掴む。この「下足痕」からは、犯人のサイズだけでなく様々な情報がわかる。どんな靴か?それはどこでどのように売られ
「危ねぇっ!」ビックリして思わず叫びそうになった。背後からスゴイ勢いで私を追い越し、しかも目の前に急に割り込んできたのだ。轢かれるかと思った。歩道を猛スピードで蛇行して私に迫り、これ見よがしに自転車をこいでいたのは小学校2年生くらいの男の子だった。いくら
我が家にも桜の花びらが降り注ぐ季節となった。季節が過ぎるのは早いものだ。先日美容院に行くと、妙に明るい店になった気がした。マスクが無くなり、スタッフの表情がしっかり見えるようになったからだ。やっぱり表情って大事だなあとつくづく感じる。だって、気持ちだけで
皆さんにまずお伺いしたい。科目別に得手不得手があるだろうか?また、「ここがいつも苦手」という超えたくても越えられない壁があるだろうか?例えば、組織事例。ストーリーが読みづらい、もやっとしている。おかげで解答に何を書けば良いのか?これももやっとしている、と
今日は昨日からの続きだ。与件文を読んで、一晩考えていただけただろうか?令和3年事例Ⅰの第1問で、「印刷機、印刷工場を順次売却し、印刷工場を持たない~」会社へなっていこうとしたのはなぜか?社長は何を考えていたのかだ。ヒントは、次の2つだった。・該当箇所以前
昔から2次試験に通るには「感受性」が必要だ、と言われる。それはなぜか?今日はこれについてお話ししたい。「感受性」にも色々ある。だが診断士試験では、なんでもかんでも敏感に感じることを求めているわけではない。私は、2次試験合格のための「感受性」には2つあると
先般のWBCでは、キャッチャーの前に四角碁盤の目のようなものが表示されていた。覚えておられるだろうか?おかげで私のようなあまり知らない者でも今のボールがストライクだったか?ボールだったのか?がわかった。ピッチャーの動きだけ見ていると、外れているように見え
ここ数日、心地よい小春日和が続いている。私の周辺では、まさに桜が満開だ。先日は土筆も見つけた。着実に季節は進んでいる。こんな時は、うちの犬もクン活で忙しい。土の匂い、草の匂いから何を見つけようとしているのか?50cm進むのに、2~3分かかったりする。嗅ぎた