バンド活動停止前、最後の盤 1980年のロッド・プライスの脱退後、シングル曲「サード・タイム・ラッキー」が成功した後の彼らの道のりは決して順調ではなかった。バンドの新たな方向性を模索しようとするも結
ロック、ジャズ、ポップス、ラテンなど、名盤や名曲を紹介する独り言です。
フォガット 『ジグ・ザグ・ウォーク(Zig Zag Walk)』
バンド活動停止前、最後の盤 1980年のロッド・プライスの脱退後、シングル曲「サード・タイム・ラッキー」が成功した後の彼らの道のりは決して順調ではなかった。バンドの新たな方向性を模索しようとするも結
アイアン・メイデン 『パワースレイヴ~死界の王、オシリスの謎(Powerslave)』
世界的バンドへ飛躍した時期の力作 アイアン・メイデン(Iron Maiden)は1970年代後半に形成され、1980年にデビュー盤を発表した。その後、セカンド作の後にヴォーカルの交替もあったものの、毎年のようにア
ジェフ・ベック・グループ 『ラフ・アンド・レディ(Rough and Ready)』
新メンバーで臨んだ盤 ジェフ・ベックが主導したバンドであるジェフ・ベック・グループ(The Jeff Beck Group)は、一般に“第1期”と“第2期”に分けて語られる。前者は1967~69年の期間で、ロッド・スチュワー
スティーヴィー・サラス・カラーコード 『スティーヴィー・サラス・カラーコード(Stevie Salas Colorcode)』
多彩な演奏を見せるギタリストのデビュー盤 スティーヴィー・サラス(Stevie Salas)は、1964年、カリフォルニア州サン・ディエゴの出身で、ネイティヴ・アメリカンの血をひくギタリスト。1980年代から活動し
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メタリカ 『メタル・ジャスティス(…And Justice for All)』
社会的テーマを中心にした意欲作 メタリカ(Metallica)が1988年に発表した第4作が、本盤『メタル・ジャスティス(…And Justice for All)』である。交通事故で死去したクリフ・バートンに代わってジェイソン
ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ 『サヴァイヴァル(Survival)』
アフリカをテーマにした盤 『カヤ』のリリース翌年に当たる1979年にボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ(Bob Marley &The Wailers)が発表した作品が、この『サヴァイヴァル(Survival)』である。ボブ・マー
エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ 『トラスト(Trust)』
コステロ、変化の兆候 1977年に『マイ・エイム・イズ・トゥルー』でデビューしたエルヴィス・コステロ(Elvis Costello)は、当初はパンク調の曲を演じる“怒れる若者”、ニューウェーヴのミュージシャンといっ
マイケル・シェンカー・グループ 『神(帰ってきたフライングアロウ)(The Michael Schenker Group)』
完成度の高い好盤 マイケル・シェンカー(Michael Schenker)は、1955年、西ドイツ出身のギタリスト。彼は、1973~78年にUFOのメンバーとして、このバンドの成功に貢献した。そして、UFOを脱退した後は、自身
ジョ・ジョ・ガン 『ジョ・ジョ・ガン(Jo Jo Gunne)』
力強いロックを聴かせる好盤 1971年、スピリットを脱退したジェイ・ファーガソン(Jay Ferguson)とマーク・アンデス(Mark Andes)がロサンゼルスで結成したのが、ジョ・ジョ・ガン(Jo Jo Gunne)というバ
ジューダス・プリースト 『ブリティッシュ・スティール(British Steel)』
新時代への移行を代表するお勧め盤 ハードロックとヘヴィメタルというのは、その境界線が時に不明瞭で、国やら時代やら、あげくの果てには評論家によって定義が大きく異なったりする。1979年にイギリスの音楽
ドッケン 『トゥース・アンド・ネイル(Tooth and Nail)』
出世作となったセカンド盤 ドッケン(Dokken)は、1980年代に活躍したヘヴィメタルのバンド。ドン・ドッケンを中心に構成され、ギタリストのジョージ・リンチが在籍したことでも知られる。このバンドは、1970
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ミゲル・リオス 「サバド・エン・ラ・ノチェ(Sábado en la noche)」
スペイン語ロック曲選・PART 5(その5) 締めくくりの今回は、スペインのアーティストです。ミゲル・リオス(Miguel Ríos)は、1944年、スペイン南部のグラナダ出身のシンガーソングライター。1960年代から
セシリア・トゥーサン 「コラソン・デ・カクト(Corazón de cacto)」
スペイン語ロック曲選・PART 5(その4) メキシコのアーティストが続きますが、今回は女性シンガーで女優としても活躍してきたセシリア・トゥーサン(Cecilia Toussaint)です。1980年代にソロ・デビューし
スペイン語ロック曲選・PART 5(その3) リラン・ロール(Lira N’ Roll)は、アントニオ・リラ(Antonio Lira,愛称はトーニョ・リラToño Lira)をフロントマンとするメキシコのロック・バンド。1990年代か
スペイン語ロック曲選・PART 5(その2) ソエー(Zoé)はメキシコのオルタナ・ロックのバンドで、本ブログではこれまでにも何度か取り上げています。今回は、「アルージョ・デ・エストレージャス」と並び、2
スペイン語ロック曲選・PART 5(その1) 通算5度目となるスペイン語ロック曲選です。これまでと同じように、5回にわけてスペイン語圏のアーティストによるロック・ナンバーを取り上げていきたいと思います。
ポール・ウィリアムズ 『サムデイ・マン(Someday Man)』
古き良きアメリカン・ポップスの残響 ポール・ウィリアムズ(Paul Williams)は、1940年生まれの米国のシンガーソングライター、俳優。2009年からはASCAP(米国作曲家作詞家出版者協会)の会長も務めている人
デヴィッド・ギルモア 『狂気のプロフィール(About Face)』
自然と体内に入ってくるギルモア・サウンド 個人的には“腑に落ちる”盤である。もちろん、こういう言い方をしてしまうとツボは人それぞれに違うのだから十人十色ということになってしまうわけだけれど、デヴィ
ハノイ・ロックス 『ミステリー・シティ(Back to Mystery City)』
勢いに乗る第4作 ハノイ・ロックス(Hanoi Rocks)は、フィンランドのバンドで、地元で人気を得た後に全米進出を目指そうという段階で、メンバー(ドラマーのラズル)の自動車事故死によりそれが叶わなくなっ
大ヒット曲に続くセカンド作 アメリカ(America)は、コーラスワークを生かしたシンプルなサウンドで1970年代に一世を風靡したバンド。結成されたのはイギリスのロンドンだったが、3人のメンバー(ジェリー・
ガンズ・アンド・ローゼズ 『アペタイト・フォー・ディストラクション(Appetite for Destruction)』
GN'Rデビュー盤の圧倒的存在感 ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)は、L.A.ガンズのメンバーとハリウッド・ローズのメンバーが融合するところから誕生した。そのため、前身バンドの名を組み合わせた
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カーティス・フラー 『ボス・オブ・ザ・ソウル・ストリーム・トロンボーン(Boss of the Soul-Stream Trombone)』
マイナー・レーベルに残された絶頂期の名作 カーティス・フラー(Curtis Fuller)の作品として最良の作品はどれか。そう訊かれて、『ブルースエット』や『サウス・アメリカン・クッキン』を挙げる人も多いこ
ジョージ・アダムス/ドン・ピューレン・カルテット 『シティ・ゲイツ(City Gates)』
熱く燃焼するインプロヴィゼーション演奏盤 ジョージ・アダムス(George Adams)は、1940年、ジョージア州生まれのテナーサックス、フルート、バス・クラリネット奏者。ドン・プーレン(Don Pullen, ドン・ピ
イングヴェイ・マルムスティーン 『イングヴェイ・マルムスティーンズ・ライジング・フォース(Yngwie Malmsteen's Rising Force)』
早弾き・ネオクラシカルの最高峰 イングヴェイ・マルムスティーンは、1963年スウェーデン生まれのギタリスト。グラハム・ボネット率いるアルカトラスでの活躍(参考過去記事)で名声を得たのち、自身のバンド
ロッド・スチュワート 『ネヴァー・ア・ダル・モーメント(Never A Dull Moment)』
勢いに乗る第4作 ロッド・スチュワート(Rod Stewart)は、ジェフ・ベック・グループに参加したのち、フェイセズおよびソロで成功を重ねていった。1970年代前半は、フェイセズというバンドでの活動とソロ・ア
E.L.O. & オリビア・ニュートン=ジョン 『ザナドゥ(Xanadu)』
映画はともかくアルバムは大ヒット 1980年、人気絶頂のオリビア・ニュートン=ジョン(Olivia Newton-John)主演の映画が封切られた。このミュージカル・ファンタジー映画『ザナドゥ』は、興行的に成功せず、
ホワイトスネイク 『スリップ・オブ・ザ・タング(Slip of the Tongue)』
“代役ギタリスト”が際立つ1980年代最後の盤 デイヴィッド・カヴァデール率いるホワイトスネイク(Whitesnake)は、1970年代後半に登場し、1980年代いっぱいまで大きな人気を集めた。このいわば最盛期にあたる
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メタリカ 『血染めの鉄槌[キル・エム・オール](Kill 'Em All)』
スラッシュ・メタルの夜明け メタリカ(Metallica)は、1980年代初頭にアメリカ西海岸で形成され、スラッシュ・メタルを牽引して大きな成功を収めたバンドである。そんな彼らのデビュー盤となったのが、1982
ゲイリー・ムーア 『ワイルド・フロンティア(Wild Frontier)』
ギター・ヒーローのカッコよさ満載の推奨盤 ゲイリー・ムーア(Gary Moore)は、1952年北アイルランドはベルファスト出身のロック・ギタリストで、2011年に心臓発作により58歳で没している。1960年代末のスキ
アルカトラス 『アルカトラス(No Parole from Rock’n’Roll)』
グラハム・ボネットとイングヴェイ・マルムスティーン アルカトラス(Alcatrazz)は、レインボーでも活躍し、その後、マイケル・シェンカー・グループを短期間で去ることになったグラハム・ボネット(Graham
ロイ・ブキャナン 『レスポールとの遭遇(You’re Not Alone)』
レスポールを使用した異色作 テレキャスターの名手として知られるロイ・ブキャナン(Roy Buchanan)が、あろうことかレスポールを演奏してしまったというのが、1978年発表の『レスポールとの遭遇(You’re Not
ボブ・ディラン 『武道館(Bob Dylan at Budokan)』(1/2)
日本武道館の名を冠した2枚組ライヴ盤(前編) 1978年、ボブ・ディラン(Bob Dylan)はワールド・ツアーの日本公演を行った。2月28日~3月1日の日本武道館での公演の音源をアルバム化したのが、本盤『武道館
ボブ・ディラン 『武道館(Bob Dylan at Budokan)』(2/2)
日本武道館の名を冠した2枚組ライヴ盤(後編) (前編からの続き) さて、2枚組の本盤の2枚目(LPではC面に6曲、D面に5曲)を見ていきたい。最初のII-1.「風に吹かれて」は、前回記事にも書いたように、元の
ピーター・ガブリエル 『ピーター・ガブリエル1(Peter Gabriel)』
ジェネシスを脱退し、ソロとなった第1作 本盤は、一般には『ピーター・ガブリエル1』と呼ばれ、ピーター・ガブリエル(Peter Gabriel)のセルフタイトルのソロ第1作である。ちなみに、彼のソロ作は第1作から
新年早々、大きな地震に航空機事故と決して明るいとは言えないニュースが続いています。新しい年を景気よく始めたいと思っていたのですが、ひとまずは応援ソングということで、中島みゆきの「ファイト!」です。
新年あけましておめでとうございます。 慌ただしい師走を過ごしていたせいか、気がついたら年が明けていたような状態です。とはいえ、新たな年を迎え、気分も新たに本ブログもマイペースながら無理のない範囲で更
長らくそのままになっていたINDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。ここ2か月ほどの記事へのリンクを追加しています。 INDEXページへは、下のリンク、もしくは本ブログのト
マライア・キャリー「オー・ホーリー・ナイト(O Holy Night)」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その30) 900万アクセス記念の”いま聴きたい曲”の30回目で、かつ今年(2023年)のクリスマス曲の締めくくりは、マライア・キャリー(Mariah Carey)です。彼
U2 「クリスマス(ベイビー・プリーズ・カム・ホーム)(Christmas (Baby Please Come Home))」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その29) 次なるクリスマス・ソングはU2によるものです。言わずと知れたアイルランド出身の世界的なトップバンドで、1980年のデビュー以来、現在まで活動を
ミハーレス 「クリスマス・メドレー(Popurrí Navideño de Canciones Americanas/Popurrí de Villancicos Españoles)」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その28) メキシコのポップ界の大物シンガー、ミハーレス(ミハレス,Mijares)は、2020年に『フェリス・ナビダー』というクリスマス・アルバムを発表しまし
浜田省吾 「MIDNIGHT FLIGHT-ひとりぼっちのクリスマス・イブ」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その27) 今回も日本の楽曲を取り上げたいと思います。浜田省吾は1970年代から活躍しているシンガーソングライターで、ライヴ活動やCD制作に力を入れ、テレ
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その26) さて、再び趣向を変えて、あらためて本邦のクリスマス・ソングです。谷村新司が1991年に発表したアルバムに収録されていたナンバーで、「Christmas
布袋寅泰 「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)(Happy Xmas (War Is Over))」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その25) 前回に続き、クリスマス向けのコンピレーション盤からの1曲です。1997年、スティーヴ・ヴァイの呼び掛けで、ロック・ギタリストによるクリスマス曲
ジェフ・スコット・ソト、ブルース・キューリックほか 「クリスマスおめでとう(We Wish You a Metal Xmas)」ほか
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その24) さて、がらりと趣向を変えて、今回はヘヴィメタルのクリスマス・ナンバーです。といっても、曲そのものはお馴染みのクリスマス・ナンバーで「クリ
ダニエラ・ロモ 「ブランカ・ナビダー(Blanca Navidad)」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その22) 前回に続き、今回も「ホワイト・クリスマス」です。スペイン語で歌われていますので、表題は「ブランカ・ナビダー(Blanca Navidad)」(文字通り“
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その23) きわめて個人的な話で恐縮ですが、都内でよく行く定食屋さんに、いかにも昭和の趣といった場所があります。そして、そこで流れているBGMが、いつ行
エリック・クラプトン 「ホワイト・クリスマス(White Christmas)」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その21) 今回は、エリック・クラプトン(Eric Clapton)によるクリスマス・ナンバーです。クラプトンは、2018年に『ハッピー・クリスマス』というクリスマ
サウスサイド・ジョニー「プリーズ・カム・ホーム・フォー・クリスマス(Please Come Home for Christmas)」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その20) サウスサイド・ジョニー(Southside Johnny)ことジョン・ライオン(John Lyon)は、ニュージャージー出身のロック・アーティスト。1990年公開の映
KUWATA BAND 「MERRY X'MAS IN SUMMER」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その19) 再び、日本の楽曲です。1986年、サザンオールスターズの原由子が産休に入るタイミングで期間限定で活動したのが、KUWATA BANDでした。桑田佳祐が率
クイーン 「サンク・ゴッド・イッツ・クリスマス(Thank God It's Christmas)」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その18) 続いては、伝説的バンド、クイーン(Queen)によるクリスマス・ナンバーです。1984年のクリスマス・シーズンにシングル曲として発売され、年末年始
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その17) 気がつくと12月も1週間ほどが過ぎました。今年もあとわずか。クリスマスも近づき、街中ではクリスマス・ソングをよく耳にするようになりました。そ
ヒブリア 「ディファイング・ザ・ルールズ(Defying the Rules)」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その16) 今回は、比較的最近になってから知り、個人的に割と”はまった”かもと感じているバンドの楽曲です。ヒブリア(Hibria, ポルトガル語での発音はイブ
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その15) さて、今回はがらりと趣向が変わり、1970年代のヒットチャートを賑わせた異色曲です。スペイン北部(バスク地方)出身のグループで、1967年に結成
ハノイ・ロックス 「ブールヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス(Boulevard of Broken Dreams)」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その14) ハノイ・ロックス(Hanoi Rocks)のお気に入りナンバーの一つを取り上げたいと思います。1984年にリリースされたアルバム『トゥー・ステップス・フ
ガンズ・アンド・ローゼズ 「ドント・クライ(Don’t Cry)」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その13) ハードロック系のバンドには、“パワー・バラード”と称される楽曲がしばしば伴います。ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)のこの曲もそうし
ザ・ローリング・ストーンズ 「ホンキー・トンク・ウィメン(Honky Tonk Women)」/「カントリー・ホンク(Country Honk)」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その12) さて、今回は、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)です。「サティスファクション」などをはじめとする彼らの代表的ヒットの一つに数え
ニルス・ロフグレン 「シルヴァー・ライニング(Silver Lining)」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その11) 今回は、筆者のお気に入りギタリスト、ニルス・ロフグレン(Nils Lofgren)の1990年代のアルバムに収録された楽曲です。1991年発表の『シルヴァー
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その10) 去る2023年11月12日にKANが亡くなられたと報道されました。1962年生まれ、本名は木村和(きむら かん)。難病による闘病の末、61歳の若さでの逝
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その9) 続いては、メキシコのロック・バンド、リラン・ロール(Lira N'Roll)の1曲です。アントニオ・リラ(Antonio Lira)を中心とするブルース、ロックに
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その8) 今回はスペイン・ポップスのナンバーです。2000年から2010年まで活動したラ・キンタ・エスタシオン(La Quinta Estación)というポップ・グループが
グロリア・トレビ&アレハンドラ・グスマン 「マス・ブエナ(Más buena)」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その7) 今回はラテン系のポップ・ナンバーです。もう5年以上前のことになりますが、メキシコの大物女性シンガー2人が一緒にアルバム(『べルスス(Versus)
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その6) さて、一気に趣向が変わります。日本のシンガーソングライター、SION(シオン、本名:藤野秀樹)の若い頃の、筆者の特にお気に入りのナンバーです。S
ヨーロッパ 「プリズナーズ・イン・パラダイス(Prisoners in Paradise)」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その5) もう1曲、今回もHR/HM系バンドのナンバーです。ヨーロッパ(Europe)は、スウェーデンのバンドで、1980年代に人気を博しました。彼らの人気絶頂期と
レインボー 「キル・ザ・キング(Kill The King)」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その4) ハードロック系のナンバーを続けます。ディープ・パープルを脱退したリッチー・ブラックモアが立ち上げたレインボー(Rainbow)のアルバムの中で、特
ゲイリー・ムーア 「ワイルド・フロンティア(Wild Frontier)」
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その3) ゲイリー・ムーア(Gary Moore)は、北アイルランド出身で、スキッド・ロウやシン・リジイ、そしてソロでも活躍し、2011年に58歳で亡くなったギタリス
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その2) もんたよしのり追悼ということで、前回は「ダンシング・オールナイト」などを取り上げましたが、どこか名残惜しく、もう少しこの人の歌唱をと思う次
もんたよしのり(もんた&ブラザーズ)「ダンシング・オールナイト」ほか
900万アクセス記念~いま聴きたいあのナンバー(その1) 900万アクセスということで、これまでと同様、“いま聴きたい曲”をテーマに、30回の予定で動画とともに曲をピックアップしていきます。お時間のある方
本ブログの累計アクセス数が900万件を超えました。 この場を借りて、ご覧いただいている皆さんにあらためて御礼を申し上げます。 気がつけば、本ブログを開設してから15年近くが経ちました。忙しくてアップデ
リッチー・ブラックモアズ・レインボー 『銀嶺の覇者(Ritchie Blackmore’s Rainbow)』
ディープ・パープルを抜け、ソロ・プロジェクトでの始動 レインボー(Rainbow)の最初のアルバムと位置づけられる本作『銀嶺の覇者(Ritchie Blackmore’s Rainbow)』は、厳密にはリッチー・ブラックモアの
ハノイ・ロックス 『燃えるロンドン・ナイト(All Those Wasted Years)』
バンドの勢いが魅力の白熱ライヴ ハノイ・ロックス(Hanoi Rocks)は、ともにフィンランド出身のマイケル・モンローとアンディ・マッコイの邂逅から、1970年代末に形成されたバンド。1981年にデビュー盤『
イングヴェイ・マルムスティーンズ・ライジング・フォース 『マーチング・アウト(Marching Out)』
バンド形式の演奏で展開されるインギーの世界 イングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen)がソロ・プロジェクトでの活動を始めて2枚目の作品となったのが、この『マーチング・アウト(Marching Out
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カーティス・フラー・セクステット 『スライディング・イージー(Sliding Easy)』
豪華ハード・バップの面々との吹込みによる名トロンボーン奏者の1枚 カーティス・フラー(Curtis Fuller)は、1934年にデトロイトで生まれたトロンボーン奏者で、2021年に86歳で没している(追悼過去記事(1)
J・J・ジョンソン 『ダイアルJ.J.5(Dial J.J.5)』
トロンボーン奏者率いるクインテット演奏の代表盤 J・J・ジョンソン(J. J. Johnson,1924年生れ2001年没)は、モダン・ジャズを代表するトロンボーン奏者。彼の大評判として知られ、彼が率いたクインテッ
セロニアス・モンク 『モンクス・ドリーム(Monk’s Dream)』
不調和が調和する瞬間 ブルーノート、プレスティジ、リバーサイドと所属を変えていった後にセロニアス・モンク(Thelonious Monk)が行きついたのはコロンビア・レコードで、キャリア後期のかなりの期間・
ニルス・ロフグレン 『ナイト・フェイズ・アウェイ(Night Fades Away)』
ギター小僧のその先へ、幅が広がり始めた1枚 ニルス・ロフグレン(Nils Lofgren)は、グリンというバンドでメジャーデビューし、1970年代、地味ながら着実にソロ活動を繰り広げていった。この間の活動で、“ギ
ジョニー・ウィンター・アンド 『ジョニー・ウィンター・アンド(Johnny Winter And)』
ロック色を強めた好盤 “100万ドルのギタリスト”と言われたジョニー・ウィンター(Johnny Winter)がコロンビアと契約してから、メジャーデビュー盤、セカンド作(過去記事)に続いて、3枚目のリリースとな
輝かしきバンドのデビュー盤 1970年代後半、デヴィッド・ペイチ(キーボード)とジェフ・ポーカロ(ドラム)を中心にスタジオ・ミュージシャンたちから成るバンドが動き始めた。これら2人以外のメンバーは
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70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その10) 今回の名曲選、最後は1970年代末のスティクス(Styx)のヒット・ナンバーです。1970年代後半に人気を獲得していき、1979年にシングル1位を獲得したのが、
サンタナ 「シーズ・ノット・ゼア(She’s Not There)」
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その9) 続いては、サンタナ(Santana)の1977年のシングル曲で、「シーズ・ノット・ゼア(She’s Not There)」です。イギリスで11位、アメリカではビルボード27位
10㏄ 「アイム・ノット・イン・ラヴ(I’m Not In Love)」
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その8) 今回は、これ抜きに1970年代を語ることはできないといった名曲です。10㏄(テン・シーシー)はイギリスのバンドで、1975年にレーベルを移籍してリリースし
ニール・ヤング 「今宵その夜(Tonight’s the Night)」
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その7) 一転して、ヒット・シングルとは一線を画す選曲です。ニール・ヤング(Neil Young)の1975年作『今宵その夜』は、筆者のお気に入りの盤の一つですが、今回
リンダ・ロンシュタット 「悪いあなた(You're No Good)」
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その6) リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)は、1960年代からバンド活動をしていたものの、広く知られるようになったのは、1970年代にソロ・シンガーとして
エルトン・ジョン&キキ・ディー 「恋のデュエット(Don’t Go Breaking My Heart)」
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その5) 1970年代半ば、1976年のデュエット・ナンバーです。華々しいスター街道を歩んでいたエルトン・ジョン(Elton John)が、同じくイギリス出身の女性シンガー
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その4) 再び1970年代初頭のナンバーを取り上げます。ブレッド(Bread)というのは、デヴィッド・ゲイツ、ジェイムス・グリフィン、ロブ・ロイヤー(ロイヤーは1971
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その3) 今回は、クールな感じの美曲をと思い、有名アーティストによる少しマイナーなナンバーです。ビリー・ジョエル(Billy Joel)の代表的なアルバム『ストレン
ハート 「クレイジー・オン・ユー(Crazy On You)」
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その2) ハート(Heart)は、1975年にデビュー盤『ドッグ&バタフライ』を発表した。同作には「マジック・マン」というヒット曲も含まれていましたが、同じくこのア
ザ・ローリング・ストーンズ 「ロックス・オフ(Rocks Off)」
70年代ロック&ポップス名曲選~Part 8(その1) 少し前に1980年代名曲選をやりましたが、こちらはさらに久方ぶりです。1970年代のロックやポップの名曲選、たぶん2年ぶりくらい(?)なのですが、よろしけ
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ガンズ・アンド・ローゼズ 『GN’Rライズ(GN'R Lies)』
デビュー当時の勢いと人気が高まる中でのライヴ演奏 ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N’Roses)は、1986年にゲフィン・レコードと契約し、翌87年にデビュー盤『アペタイト・フォー・ディストラクション』を
ソウル・アサイラム 『キャンディー・フロム・ア・ストレンジャー(Candy From A Stranger)』
高い質を誇り、聴き続けられるに値する90年代の好盤 ソウル・アサイラム(Soul Asylum)は1980年代に米国ミネソタ州ミネアポリスで形成されたバンドで、1990年代に入ってからのヒットでスターダムにのし上が
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 『ヴェルヴェット・アンダーグラウンドIII(The Velvet Underground)』
セールスは奮わずとも後に残る好盤 ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground)は、1960年代、ルー・リードがウェールズ出身でニューヨークに来ていたジョン・ケイルと意気投合して形
フォガット 『ロックンロール・アウトロー(Rock and Roll Outlaws)』
ブギー・ロックというスタイルの確立 1971年に結成され、『フォガット』(1972年)、『ロックン・ロール』(1973年)、『電撃のフォガット』(1974年)とアルバム・リリースを重ねていったフォガット(Fogh
ザ・ブルース・プロジェクト 『プロジェクションズ(Projections)』
半世紀以上前の音楽的胎動 “1966年×ブルース・ロック”と訊かれて、“ジョン・メイオールとエリック・クラプトン”と答えられるのは、よほどのブルース・ロック好きの人かもしれない。さらに前後を見れば、前
リッキー・リー・ジョーンズ 『浪漫(Rickie Lee Jones)』
個性の強さと時代の先取り リッキー・リー・ジョーンズ(Rickie Lee Jones)は、シカゴ生まれのシンガーソングライター。家出の末、19歳からロサンゼルスに暮らし、トム・ウェイツと同棲していたこともある(
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バンド活動停止前、最後の盤 1980年のロッド・プライスの脱退後、シングル曲「サード・タイム・ラッキー」が成功した後の彼らの道のりは決して順調ではなかった。バンドの新たな方向性を模索しようとするも結
世界的バンドへ飛躍した時期の力作 アイアン・メイデン(Iron Maiden)は1970年代後半に形成され、1980年にデビュー盤を発表した。その後、セカンド作の後にヴォーカルの交替もあったものの、毎年のようにア
新メンバーで臨んだ盤 ジェフ・ベックが主導したバンドであるジェフ・ベック・グループ(The Jeff Beck Group)は、一般に“第1期”と“第2期”に分けて語られる。前者は1967~69年の期間で、ロッド・スチュワー
多彩な演奏を見せるギタリストのデビュー盤 スティーヴィー・サラス(Stevie Salas)は、1964年、カリフォルニア州サン・ディエゴの出身で、ネイティヴ・アメリカンの血をひくギタリスト。1980年代から活動し
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社会的テーマを中心にした意欲作 メタリカ(Metallica)が1988年に発表した第4作が、本盤『メタル・ジャスティス(…And Justice for All)』である。交通事故で死去したクリフ・バートンに代わってジェイソン
アフリカをテーマにした盤 『カヤ』のリリース翌年に当たる1979年にボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ(Bob Marley &The Wailers)が発表した作品が、この『サヴァイヴァル(Survival)』である。ボブ・マー
コステロ、変化の兆候 1977年に『マイ・エイム・イズ・トゥルー』でデビューしたエルヴィス・コステロ(Elvis Costello)は、当初はパンク調の曲を演じる“怒れる若者”、ニューウェーヴのミュージシャンといっ
完成度の高い好盤 マイケル・シェンカー(Michael Schenker)は、1955年、西ドイツ出身のギタリスト。彼は、1973~78年にUFOのメンバーとして、このバンドの成功に貢献した。そして、UFOを脱退した後は、自身
力強いロックを聴かせる好盤 1971年、スピリットを脱退したジェイ・ファーガソン(Jay Ferguson)とマーク・アンデス(Mark Andes)がロサンゼルスで結成したのが、ジョ・ジョ・ガン(Jo Jo Gunne)というバ
新時代への移行を代表するお勧め盤 ハードロックとヘヴィメタルというのは、その境界線が時に不明瞭で、国やら時代やら、あげくの果てには評論家によって定義が大きく異なったりする。1979年にイギリスの音楽
出世作となったセカンド盤 ドッケン(Dokken)は、1980年代に活躍したヘヴィメタルのバンド。ドン・ドッケンを中心に構成され、ギタリストのジョージ・リンチが在籍したことでも知られる。このバンドは、1970
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スペイン語ロック曲選・PART 5(その5) 締めくくりの今回は、スペインのアーティストです。ミゲル・リオス(Miguel Ríos)は、1944年、スペイン南部のグラナダ出身のシンガーソングライター。1960年代から
スペイン語ロック曲選・PART 5(その4) メキシコのアーティストが続きますが、今回は女性シンガーで女優としても活躍してきたセシリア・トゥーサン(Cecilia Toussaint)です。1980年代にソロ・デビューし
スペイン語ロック曲選・PART 5(その3) リラン・ロール(Lira N’ Roll)は、アントニオ・リラ(Antonio Lira,愛称はトーニョ・リラToño Lira)をフロントマンとするメキシコのロック・バンド。1990年代か
スペイン語ロック曲選・PART 5(その2) ソエー(Zoé)はメキシコのオルタナ・ロックのバンドで、本ブログではこれまでにも何度か取り上げています。今回は、「アルージョ・デ・エストレージャス」と並び、2
スペイン語ロック曲選・PART 5(その1) 通算5度目となるスペイン語ロック曲選です。これまでと同じように、5回にわけてスペイン語圏のアーティストによるロック・ナンバーを取り上げていきたいと思います。
古き良きアメリカン・ポップスの残響 ポール・ウィリアムズ(Paul Williams)は、1940年生まれの米国のシンガーソングライター、俳優。2009年からはASCAP(米国作曲家作詞家出版者協会)の会長も務めている人
自然と体内に入ってくるギルモア・サウンド 個人的には“腑に落ちる”盤である。もちろん、こういう言い方をしてしまうとツボは人それぞれに違うのだから十人十色ということになってしまうわけだけれど、デヴィ
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一聴の価値ありの一枚 バンド名が“目玉焼き”(片面焼きではなく両面焼きにしたもの)、アルバム表題が“うまくて安い”、ジャケットが食堂の絵というのは、第一印象としては、ふざけているとしか思えない。だが
短いながらも魅力の伝わる好ライヴ作 エディ・マネー(Eddie Money)は、1970年代後半から1980年代にかけて人気を博したアメリカ人のロック・ヴォーカリストで、2019年に70歳で没している。生涯で11枚のスタ
アルゼンチン人ロッカーによる円熟の好ライヴ盤 ミゲル・マテオス(Miguel Mateos)は、1954年ブエノスアイレス出身のアーティストで、“スペイン語ロック界のボス”とも呼ばれる。1970年代末から1980年代に
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坂本龍一、追悼 日本を代表するアーティストの一人、坂本龍一の死去が報道されました。がんの闘病が続いていましたが、1952年生まれの71歳、3月28日に亡くなったとの発表で、早すぎる死が惜しまれます。YMO(
異色アーティストの経歴の中での異色作 ドクター・ジョン(Dr. John,1941年ニューオーリンズ生まれ、2019年に77歳で死去)は、若い頃に手を負傷し、ギタリストからピアニストへと鞍替えしたという過去を持
ギターを堪能できる好盤 ロイ・ブキャナン(Roy Buchanan)は、1939年生まれのアメリカのギタリスト。一般にはあまり名前を知られておらず、マイナー・アーティストであるかのように扱われてしまうことが多い
“最も売れなかった盤”の実態は 1975年のデビュー盤『ドリームボート・アニー』以降、1980年代にかけて、ハート(Heart)というバンドは2度の成功を手にした。最初の成功は1970年代後半(シーンへの登場以降
アイドルからの脱皮(その2) 前回に続き、もう一つ、森川美穂のシングル曲を取り上げます。「おんなになあれ」に続くシングル曲は同じ1987年後半にリリースされた「PRIDE」(アルバムとしては同年発表で、
アイドルからの脱皮(その1) ずっと前(かなり昔の話です)、森川美穂の『ヌード・ヴォイス』というアルバムを取り上げて、“アイドルからヴォーカリストへ”という路線変更の例としての話を書きました。厳密
新ラインアップで臨んだ東京でのライヴ盤 1974年の『461 オーシャン・ブールヴァード』から1978年の『バックレス』まで、エリック・クラプトンのバンド・メンバーは固定されていた。しかし、『バックレス』制
バンド絶頂期における、オーケストラとの共演ライヴ盤 EL TRI(エル・トリ)は、現代メキシカン・ロックの草分け的存在で、1980年代以降、現在に至るまでメキシコのロック・シーンに君臨してきた現役バンドで
晩年の2枚組ライヴ盤 ルイス・エドゥアルド・アウテ(Luis Eduardo Aute)は、スペイン人のシンガーソングライター、作曲家で、画家や映画監督としても活躍した。スペイン出身の両親のもと、1943年にフィリピ
グラミー受賞につながったソロ作 記憶に間違いがなければ、筆者がカルロス・サンタナ(Carlos Santana)のソロ作で最初に聴いたのが、本盤『サルバドールにブルースを(Blues for Salvador)』だった。詳しい
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脇道からフルアルバムへの結実 ザ・ラヴモンガーズ(The Lovemongers)は、アメリカのロック・バンド、ハートの中心人物であるアンとナンシー(ウィルソン姉妹)が、1990年代、サイド・プロジェクト的に作り
夫婦名義での最初のアルバム ジョン・マーティン(John Martyn)は、1948年イギリス生まれのシンガーソングライター。フォークやジャズなどジャンル横断的な間口の広い作風のアーティストで、多くの作品を残
1978年発表のサード作 ジョン・ライオン(John Lyon)ことサウスサイド・ジョニー(Southside Johnny)率いるバンド、サウスサイド・ジョニー&アズベリー・ジュークス(Southside Johnny & the Asbury Jukes
“ビッグ・オー”の名曲 続編(その5) ロイ・オービソン(Roy Orbison)の名曲集の続編と銘打って全5回を目指してきましたが、これで5回目の区切りとなります。彼の名曲と言うと、絶対に外せない1曲というこ